JP3155846B2 - 液晶表示装置、該表示装置を有するビューファインダー及び該ビューファインダーを有する電子カメラ - Google Patents

液晶表示装置、該表示装置を有するビューファインダー及び該ビューファインダーを有する電子カメラ

Info

Publication number
JP3155846B2
JP3155846B2 JP34787392A JP34787392A JP3155846B2 JP 3155846 B2 JP3155846 B2 JP 3155846B2 JP 34787392 A JP34787392 A JP 34787392A JP 34787392 A JP34787392 A JP 34787392A JP 3155846 B2 JP3155846 B2 JP 3155846B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor
liquid crystal
photoelectric conversion
substrate
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34787392A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06205342A (ja
Inventor
俊輔 井上
守 宮脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP34787392A priority Critical patent/JP3155846B2/ja
Priority to DE69330709T priority patent/DE69330709T2/de
Priority to EP93310577A priority patent/EP0605246B1/en
Publication of JPH06205342A publication Critical patent/JPH06205342A/ja
Priority to US08/955,279 priority patent/US5873003A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3155846B2 publication Critical patent/JP3155846B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2213/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B2213/02Viewfinders
    • G03B2213/025Sightline detection

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置、該装置を
有するビューフアインダー及び該ビューフアインダーを
有する電子カメラに関し、更に詳しくは、液晶材料を利
用して画像表示を行う液晶表示装置に観察者の視線位置
を検出するのに使用し得る手段を有する液晶表示装置、
該装置を有するビデオカメラ、スチルビデオカメラ等の
電子カメラに使用し得るビューフアインダー及び該ビュ
ーフアインダーを有する電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置はもっぱら画像表示
のみを行うために使用されており、図2の模式的構成図
に示される様に、液晶を用いた液晶表示領域502であ
る画像表示部及び、その周辺部の少なくとも一部に設け
られたこれを駆動する回路が形成された駆動回路領域5
01より構成されていた。最近では、液晶表示装置はノ
ートブック型コンピュータの表示画面、機器のモニター
部、ビデオカムコーダーのビューファインダー等あらゆ
る電子機器に使用される様になった。この様な背景に
は、液晶表示装置の画質の向上、画面の大型化、低コス
ト量産技術等、技術的に著しい進歩があった。しかし、
この間の進歩はもっぱら、表示性能の向上にあり、液晶
表示装置に更に付加的な機能を設ける例はほとんどなか
った。
【0003】一方、製品を使用する側の要請で、上記の
事務機器、記録機器にも多くの新しい機能が要求されは
じめている。その中で、装置の使用者(以降、観察者と
呼ぶ)が、どの位置を注視しているかを検知し、その検
知信号をシステムの制御に利用する方法が数多く提案さ
れている。例えば、カメラの合焦信号として、この検知
信号を利用する具体的方法が特公平1−241511号
公報に記載されている。
【0004】図3を用いて合焦システムの概要を説明す
る。図3は一眼レフカメラの構成を模式的に示した模式
的断面図である。被写体(不図示)からの光は、非撮影
時においては対物レンズ701を通じて主ミラー702
で屈曲反射されフィルムのような感光部材705に対応
して配置されたピント板707に結像される。ピント板
707に結ばれた像は、ペンタ・ダハプリズム708内
の光路を通って接眼レンズ709を通して観察者眼71
5に入射される。図3では、701は対物レンズで、便
宜上、1枚レンで示したが、実際は多数枚のレンズから
構成されていることは周知の通りである。702は主ミ
ラーで、観察状態(非撮影時)と撮影状態に応じて撮影
光路へ斜設され、あるいは退去される。703はサブミ
ラーで主ミラー702を透過した光束をカメラ・ボディ
の下方へ向けて反射させ、焦点検出装置706aに入射
させる。704aはシャッター、704bは対物レンズ
701内に配された絞り、704cはフォーカシングの
ために対物レンズ701を光軸方向へ移動させる駆動機
構である。705は感光部材であり、銀塩を用いたフィ
ルムあるいはCCDやMOS型トランジスタ等を利用し
た固体撮像素子、あるいはビジィコン等の撮像管であ
る。706aは焦点検出装置であり、撮影視線の複数位
置に対して焦点検出を可能とする。706bは露出値検
出ユニットで、結像レンズと分割測光が可能な受光器を
具える。結像レンズはペンタ・プリズム708内の光路
を介して対物レンズ1の予定結像面に配されたピント板
707と受光器を共後に関係付けている。受光器の出力
はマイクロプロセッサmpに入力されて、複数個の中心
点を中心とした測光感度分布を持つ様に重み付けを変更
できるものとする。
【0005】次にファインダー光路変更用のペンタ・ダ
ハプリズム708の射出面後方には接眼レンズ709が
配され、観察者眼715によるピント板707の観察に
使用される。710は光分割器で、例えば赤外光を反射
するダイクロイックミラーを使用し、ここでは接眼レン
ズ709中に設けられる。711は集光レンズ、712
はハーフミラーの様な光分割器、713はLEDの様な
照明光源で、好ましくは赤外光(および近赤外光)を発
光する。赤外照明光源713を発した光束は集光レンズ
711及び接眼レンズ709の後面(観察者側面)のパ
ワーで例えば平行光としてファインダー光路に沿って射
出する。714は光電変換器で、観察者が接眼レンズ7
09を適正に覗いた時に接眼レンズ709の後面と集光
レンズ711に関して観察者眼の前眼部、詳しくは瞳孔
近傍と共後に配置する。即ち、ファインダー光学系(7
08・709)のアポイント近傍と光電変換器714を
共役に配置するのが一法であって、結像倍率は1以下が
好ましい。
【0006】以上の構成で、対物レンズ701を通過し
た結像光束は部分透過、主ミラー702に於て、ファイ
ンダー光束と焦点検出光束とに分割される。焦点検出光
束は、主ミラー702を透過した後、サブミラー703
により反射され、焦点検出位置706aに入射する。撮
影時には主ミラー702は上へはね上げられサブミラー
703は、主ミラー上に積層して折りたたまれ、シャッ
ター羽根704aが開閉されることによりフィルム70
5が所定時間露光される。
【0007】一方、ファインダー光束はピント板707
を経て、ペンタ・ダハプリズム708に入射する。但し
ピント板と一体あるいは別体のフレネルレンズ等が70
8の近傍に配設されていることもある。光束は視度調接
眼レンズ709によりピント板707上の被写体像を、
拡大投影しつつ観察者眼715に入射する。
【0008】視線検出系の光路は次の通りである。赤外
照明源713を発した照明光はハーフミラー712を経
て、レンズ711によりある程度コリメートされ、ミラ
ー710で反射を受けてファインダー光路に入射する。
光分割器710が被写体から来る可視域のファインダー
光を透過し、赤外領域の照明光は反射するダイクロイッ
クミラーであることが、ファインダーの明るさの点から
も視線検出系の照明効率の点からも望ましい。但し十分
輝度の高い赤外光源を用いるならば、照明効率が低下す
ることを見込んで設計し、NDハーフミラーで代用する
ことは可能である。ファインダー光路に導入された赤外
照明光は接眼レンズ709の後面を通過して観察者眼球
を照明する。観察者眼の位置が変動しても、照明条件が
維持される様、照明光は眼球入射時において略平行光束
するのが一法である。これは先のレンズ711のパワー
と、接眼レンズ709の後面のパワーの全体で実現され
る様、各部のパワー配置を調整することで実現できる。
【0009】観察者による反射光は逆の経路をたどり、
ミラー710、レンズ711を経てハーフミラー712
により反射され光電変換器714にて受光される。反射
光がファインダー光路から分離され、光電変換器に受射
されるまでの光路中に可視カット、赤外透過フィルター
が挿入されていることが望ましい。ファインダー像可視
光による角膜反射光をカットし、光信号として意味のあ
る赤外照明光の反射のみを光電変換するためである。光
電面はレンズ711と接眼レンズ709後面の全パワー
で、観察者眼の水晶体前面付近すなわち瞳孔付近が結像
される様な位置に置かれている。これにより、ブルキン
エの第1・第2・第4像が結像された状態で受光され、
反射光量としては必ずしも弱くない、第3像はデフォー
カスして光が拡散しているため、あまり光電変換信号に
寄与しない。
【0010】この様なシステムを液晶表示装置を画像表
示装置として使用した場合に実現するためには、光電変
換装置を液晶表示装置の一部に集積することにより、部
品点数、装置全体の大きさを増大させることなく、視線
検知機能を具備させることが重要である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アクティブ方式の液晶表示装置は、液晶の駆動のために
TFTを用いているが、従来、TFTはポリシリコン、
アモルファスシリコン、又は単結晶シリコンで作られ、
その膜厚は数百Å〜1μm程度であった。一方、赤外光
の光電変換を効率良く行うためには、ポリシリコン、ア
モルファスシリコンでも、数μm程度は必要であり、単
結晶シリコンに至っては、最低5μmの厚みが必要であ
る。視線検知に用いられる光が極めて微弱な信号である
ことも考慮すると、液晶表示体と光電変換部の一体化は
事実上不可能であった。
【0012】すなわち、従来の液晶表示装置を用いてい
る限りにおいては、同一基板上に可視光を透過させTF
T(Thin Film Transistor)を動
作させることのできる画像表示領域と、光を充分吸収し
視線検知のための光電変換を行う光電変換領域の両者を
有し、できるだけ簡便な製造プロセスで作製することは
難しかった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
み成されたものであり、一対の基板と、該一対の基板間
に封入された液晶材料とを有する液晶表示装置におい
て、該液晶表示装置を駆動するための半導体素子と、該
半導体素子とは別に配された光電変換素子とを有するこ
とを特徴とする液晶表示素子、該液晶表示素子を有する
ビューフアインダー及び該ビューフアインダーを有する
電子カメラである。
【0014】これによって、光電変換効率に優れた光電
変換部を液晶表示装置に持たせたため、スペース効率良
く表示機能と視線検知機能をおさめることができる。
【0015】又、ビューフアインダーの使用において
は、視線に合わせて表示を合焦させることができるた
め、長時間の使用に際しても疲労感を低減することがで
きる。
【0016】更に、本発明のビューフアインダーを用い
たビデオカメラ等の電子カメラによれば確実に撮りたい
個所を合焦させて撮ることが可能であり、極めて優れた
記録を行うことができる。
【0017】又、本発明の液晶表示装置は光電変換部を
一体にしているため一層の小型化を計ることができ、ビ
ューフアインダー、電子カメラのより一層の小型化、高
機能化を計ることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を好適な具体例を用いて説明す
る。
【0019】図1は、本発明の液晶表示装置の平面概略
図であり、1はパネルの外形、2は駆動回路領域、3は
表示部、4は光電変換領域である。図4は、上記液晶表
示装置の表示部及び駆動回路の一部を示した回路図であ
り、駆動回路である水平シフトレジスタ5、垂直シフト
レジスタ6、及び各画素のTFT9、液晶10、補助容
量11を有している。画像の同期信号(図示せず)によ
り駆動される水平シフトレジスタ5は、画像信号を信号
線7a、7bに送り、やはり同期信号により駆動される
垂直シフトレジスタ6から走査線8a、8b上に出力さ
れる走査信号により開閉するTFT9を通して、画像信
号を液晶10に印加する。補助容量11は、液晶10に
印加される電圧が信号線7aや、走査線8aの変動によ
りふられにくくするために設けてある。
【0020】図5は、光電変換部の回路図を示してお
り、バイポーラ増幅型センサーを2次元に配置したBA
SIS(Base Store−type Image
Sensor)エリアセンサーで構成されている。本
エリアセンサーの詳細な動作は例えば1989IEEE
固体回路コンファレンス テクニカルダイジェストP9
6〜97に記載されている。上記の記述では、可視光を
検知するセンサーを提供しているが、後に述べる様にセ
ンサーの構造を若干変更すれば、赤外光にも適したセン
サーを得ることは容易である。図5で、センサー部21
は、垂直シフトレジスタ24によって読出しパルスが与
えられ、読出し回路22、25に光電変換信号を出力す
る。出力された信号は、水平シフトレジスタ23、26
により、順次読出される。なお、25に示す通り、本回
路は光電変換のノイズ成分N1と信号成分S1の差分を
最終信号とする、固定パターンノイズ自動抑制回路が内
蔵されている。また、2つの読出し回路22、25及び
2つの水平シフトレジスタ23、26を有する理由は、
水平シフトレジスタの駆動周波数を下げるためであり、
微細加工により、高速化すれば必ずしも2つ必要でな
い。
【0021】図6に本発明の液晶表示装置により、視線
検知システムを構成した場合の光学系の模式図を示す。
バックライト1011より出た可視光は液晶表示パネル
1012の画像を投影し、表示パネル凸レンズを通し、
眼球1015に入射する。一方、視線検知のための赤外
光源1014aは集光レンズ1014bにより集光され
て、角膜面1016a、或いは角膜後面1016bに反
射されて、光電変換集光凸レンズ1013bに入射す
る。入射光が、液晶表示パネル1012面上の光電変換
部に結像する様に凸レンズ1013bの形状が決められ
る。
【0022】以上の通り、本発明においては、液晶表示
装置に視線検知システムに使用し得る光電変換部を設け
ることによって、システム全体の小型化、高性能化を達
成することができる。
【0023】以下、本発明の液晶表示装置を具体的実施
例により詳述する。
【0024】〈実施例1〉図7(a)は、シリコン基板
上に集積した表示部122とその駆動回路121及び光
電変換部120の模式的断面図を示す。本実施例は、画
素のTFTの活性層としてポリシリコンを用い、駆動回
路をCMOS構成、光電変換部としてバイポーラ増幅型
センサーを用いて構成している。
【0025】光電変換部120は、コレクターとなるエ
ピタキシャル層104、ベース領域106、エシッタ領
域116より構成されるバイポーラトランジスタ、及び
ポリシリコン107aとベース領域106の容量結合に
より構成される読出し容量より成る。エピタキシャル層
104は赤外光を効率よく光電変換するために5〜20
μmの厚さが適当である。また、埋込み層103はコレ
クター抵抗を下げると同時に、シリコン基板101がエ
ピタキシャル層と同型の場合に生ずる基板からの拡散電
流を抑制し、暗電流を低減している。駆動回路121は
CMOSであり、Pウエル105内に作られたNMO
S、エピタキシャル層104内に作られたPMOSによ
って構成されている。表示部はn型の又はp型のポリシ
リコンチャネルのTFTで構成されている。ポリシリコ
ンチャネル112の厚さは、数百Å〜数千Åが可能であ
るが、TFTのリーク電流の大きさと、ソース・ドレイ
ンの抵抗を鑑みて、適当な厚さに決められる。くりぬき
部102は、シリコン基板101及びエピタキシャル層
104の一部を例えばKOH(水酸化カリウム)テトラ
メチル−アンモニウム−ハイドロオキサイド(TMA
H)2.38wt%等の水溶液でウェットエッチングす
ることで形成される。この様に可視光に対して不透明な
シリコン層を除去することにより、表示部を透明化し
た。
【0026】本発明の構造を実現するため製造プロセス
を図7(b)〜(d)の模式的断面図を用いて説明す
る。先ず、シリコン基板101上に埋込み層103を形
成した後、Siのエピタキシャル層104を5〜20μ
m堆積する。次に、エピタキシャル層の表面にSiO2
及びシリコン窒化膜を成長しパターンニングした後、L
OCOS法により、LOCOS酸化膜108を形成す
る。この酸化膜が駆動回路及び、光電変換部の素子分離
及び表示部のくりぬきエッチングストッパーとなる。そ
の後、Pウェル領域105、ベース領域106を形成
し、図7(b)となる。次に、ノンドープのポリシリコ
ン層により分離領域109を形成した後、ポリシリコン
123を堆積し、活性層を形成する(図7(c))。そ
の後、再びポリシリコンを堆積して、読出し容量107
a、CMOSのゲート107b、TFTのゲート113
を形成する。続いて、イオン注入により、エミッタ11
6、NMOSのソースドレイン117、TFTのリース
・ドレイン110、111を形成する(図7(d))。
その後、層間絶縁膜114を堆積した後、アルミニウム
で電極を形成して図7(a)の構成となる。
【0027】以上のように本実施例では、ポリシリコン
プロセスとLOCOS酸化技術を用いることにより、高
品質のシリコン基板上に、光電変換部と駆動回路及びT
FTを集積している。
【0028】このような構成の本実施例により、高感度
の光電変換部と駆動回路及び液晶表示部を同一シリコン
上に集積化することが可能となり、視線検知機能等を有
する液晶表示パネルが安価で小型化することができる。
特に、本実施例においては、表示部のTFTを高価で扱
いにくいガラス基板上に形成する必要がないので、基板
の価格も安く、従来の集積回路製造プロセスがそのまま
使用できる。
【0029】〈実施例2〉図8(a)は本発明の第2の
実施例を説明するための液晶パネルの模式的断面図であ
る。光電変換部220は、コレクターとなるエピタキシ
ャル層204、ベース領域206、エミッタ領域216
より構成されるバイポーラトランジスタ、及びポリシリ
コン207aとベース領域206の容量結合により構成
される読出し容量より成る。駆動回路221はCMOS
であり、Pウエル205内に作られたNMOS、エピタ
キシャル層204内につくられたPMOSによって構成
されている。本実施例の特徴は表示部のTFTの活性層
が単結晶シリコンである点である。TFTは埋込まれた
絶縁膜203上にあり、駆動回路部と同じプロセスでN
MOSのチャネル領域211、ソース・ドレイン領域2
10が形成されている。
【0030】本実施例では、第1の実施例と同じく、表
示部のシリコン基板はエッチング除去(くりぬき)によ
り透明化され、エッチングの際、埋込絶縁膜203がス
トッパーとなっている。
【0031】本発明の構造を実現するための製造プロセ
スの一例を、図8(b)、(c)に示される模式的断面
図を用いて説明する。
【0032】先ず、埋込絶縁膜203を形成するため
に、エピタキシャル層204の表面のうち、表示部以外
を熱酸化膜224及び気相成長による酸化膜225で覆
う。次に、大電流イオン注入装置を用いて、酸化イオン
を150〜300KeOで、4E17〜2.4E18
(個/cm2)注入する。酸化イオン注入後、1100
〜1250℃の温度で2〜20時間のアニーリングを行
うことにより、厚さ2000〜5000Åの埋込絶縁膜
(酸化膜)203を形成する(図8(b))。
【0033】次に、駆動回路のPウエル205TFTの
チャネル領域211、光電変換部のベース領域206を
形成し、ポリシリコンの堆積とパターニングにより、光
電変換部の読出し容量電極207a、駆動回路のゲート
電極207b、TFTのゲート電極213を形成する
(図8(c))。
【0034】イオン注入により、エシッタ216、CM
OSのソースドレイン217、218、TFTのソース
ドレイン210を形成し、層間絶縁膜214を堆積した
後に、アルミニウムで電極を形成して図8(a)の構成
となる。
【0035】本実施例において、TFTの活性領域が単
結晶シリコンであるために、リーク電流が小さく、駆動
能力の大きなTFTが容易に得ることができる。実験に
よると、リーク電流は一画素当り10(fA)以下、T
FTの電流駆動能力もポリシリコンTFTの10倍以上
となっているが故に、液晶表示の白〜黒で64階調以上
の階調が出すことが可能である。また、TFTのゲート
幅は3μm以下でも充分な駆動能力が得られるために、
画素の開口率を増大させることが出来、30万画素以上
の画素を有する液晶パネルを実現できる。また、光電変
換部、駆動回路も実施例1と同等の性能を有するため、
本実施例により、視線検知機能は高階調・高精細の液晶
表示パネルがはじめて実現できる様になった。
【0036】〈実施例3〉図9(a)は本発明の第3の
実施例を説明するための液晶パネルの模式的断面図であ
る。光電変換部320は、コレクターとなるエピタキシ
ャル層304、ベース領域306、エミッタ領域316
より構成されるバイポーラトランジスタ、及びポリシリ
コン307aとベース領域306の容量結合により構成
される読出し容量より成る。駆動回路321はCMOS
であり、Pウエル305内に作られたNMOS、エピタ
キシャル層304内に作られたPMOSによって構成さ
れている。本実施例の特徴は表示部のTFTの活性層が
単結晶シリコンであると同時に、基板は高価な大電流イ
オン注入を用いない貼合わせ基板を用いて、コストも下
げている点にある。TFTは、貼合わせによって得られ
た、絶縁基板上にあると同時に、駆動回路及び光電変換
部は、上記絶縁基板の薄いシリコン層323、及び絶縁
層330を除去したエピタキシャル単結晶シリコン30
4内に作られている。第1、第2の実施例と同じく、表
示部のシリコン基板はエッチング除去(くりぬき)によ
り透明化され、エッチングの際、埋込絶縁膜330がス
トッパーとなっている。
【0037】本発明の構造を実現するための製造プロセ
スは、基板の作製方法を除いて、実施例2と同様である
ので、図9(b)〜(d)の模式的断面図を用いて、絶
縁基板の加工について詳説する。
【0038】図9(b)は、絶縁性基板の断面図を示し
ており、323は薄膜シリコン層、330は絶縁層、3
04はエピタキシャル層、301はシリコン基板であ
る。この構造は、例えば表面にエピタキシャル層を形成
した第1のシリコンウエハと、表面に絶縁膜を形成した
第2のシリコンウエハを互いに向かい合わせて、貼り合
わせた後、グラインダーにより第2のシリコンウエハ側
を研磨除去し所望の厚さの薄膜シリコン層を形成するこ
とにより実現できる。無論、絶縁されたシリコン基板上
に薄膜化された単結晶シリコン層が存在していればよ
く、作製方法は上記限りではない。
【0039】次に、この基板のうち、駆動回路及び光電
変換部となるシリコン表面の薄膜シリコン層と絶縁層3
30を除去する(図9(c))。その後、実施例2と同
じ製造プロセスを経て、図9(a)の構造が実現でき
る。
【0040】図9(c)では、表示部とそれ以外の間に
〜1μmの段差が生じている。このため、フォトリソグ
ラフィーによるパターン焼付けの際、焦点深度がとれな
いために、段差の上と下でパターン寸法が異なってくる
恐れがある。この問題点を解消する方法として、例えば
図9(d)に示すとおり、段差の低い領域にのみシリコ
ン単結晶を埋めもどす方法がある。例えば、画素部のみ
を絶縁膜で被覆した後、選択エピタキシャル成長を行う
方法、或いは、2周波バイアススパッタリングによる単
結晶成長法などを用いることができる。図9(d)の場
合も、以降の製造プロセスは、図9(c)の場合と変わ
らない。
【0041】本実施例によれば、貼合わせにより作製さ
れた絶縁性基板を用いることで、安価な方法で高階調、
高精細の視線検知機能付液晶表示パネルが提供できる。
【0042】実施例2と同様、画素TFTのリーク電流
は10(fA)以下、駆動能力もポリシリコンTFTの
10倍以上となっているが故に、液晶表示の白〜黒で6
4階調以上の階調が出すことができる。
【0043】更に、高価で結晶欠陥の入りやすい大電流
イオン注入プロセスを用いないので、製造コストが安
く、歩留りもより一層高い液晶表示パネルを提供でき
る。
【0044】〈実施例4〉次に本発明の実施例4につい
て、図10及び図11を用いて説明する。図10は本発
明の光電変換装置付液晶表示装置の模式的断面図で、そ
の装置を作製する上での基板の代表的な作り方を図11
の模式的断面図に示す。
【0045】図10に示すように、401は光電変換装
置領域で、402はp型単結晶領域、403はn型単結
晶領域で、402、403でフォトダイオードを構成し
ている。その他の構造は、例えば、第1〜第3実施例と
同様なので説明を省略する。404は、液晶表示部のス
イッチングトランジスタ部で、408は信号線、409
は走査線、410は画素電極である。405は液晶層、
407はカラーフィルター等が設けられた透明電極、4
06はそれらを設けた基板である。400、400′に
示すように、液晶表示部のTFT用半導体層厚は、光電
変換部の半導体層よりも薄く両者で最適なものになって
いる。
【0046】本実施例は、光電変換部、液晶表示部とも
に絶縁基板上設けられた単結晶層から成り、厚さが異な
る。これは、通常のSOI基板において、液晶表示部の
領域を所望の厚さ(数100Å〜数1000Å)まで薄
くするためにエッチングするか又は、光電変換部のみS
OI基板に対して選択的にエピタキシャル成長をほどこ
し、単結晶層を厚くすることで達成される。
【0047】更に、このような新たな工程を用いずと
も、上記構造の基板が作製できる方式について、図11
を用いて説明する。
【0048】図11(a)において、通常の高濃度p型
基板411において、その液晶表示領域が形成される予
定の領域を412に示すように多孔質化する。これは、
49%HFにアルコールを添加した水液中に数Aの電流
を流すことにより形成できる。多孔質層を形成しない領
域は、上記液が侵入しないようにシールしておけば良
い。多孔質層の厚さは20μmとした。
【0049】次に、図11の(b)に示すように、この
図11の(a)の表面にLP−CVDで413に示すエ
ピを3μm形成した。その後、上記基板とは、別に酸化
層414を形成した基板415を用意し(図11
(c))、図11の(b)のエピ表面と416に示す如
く、貼合わせる。N2 もしくはO2 雰囲気中で貼合わ
せ、1000℃1b熱処理することにより密着した。
【0050】次に、エピを形成した側の基板の裏面を多
孔質層が露出するまで、417に示すように研磨機等で
けずった(図11(d))。
【0051】最後に、図11の(e)に示す如く、この
ウエハをHF+H22 (1:5)液にいれると多孔質
層のみ418に示すように選択的に除去される。これに
より単結晶Si層の薄い領域420、厚い領域419が
形成できた。この方法により、複雑な工程なく簡単に次
の工程に進むことができた。
【0052】なお、本発明においては、光電変換部をC
CD型(電荷結合デバイス)として良く、駆動回路を単
チャネル構造、或いはバイポーラーMOS混載構造と
し、TFTを活性層としてa−Siを用いること或い
は、PMOS構成とすることも可能であり、本発明の要
旨の範囲内で変形可能である。
【0053】〈実施例5〉本発明の液晶表示装置をビデ
オカメラに用いた場合について説明する。
【0054】図12はビデオカメラの構成を説明するた
めの模式的ブロック図である。
【0055】図12において、601はレンズ、絞り等
を有する光学系、602はCCD等の撮像素子である。
不図示の被写体からの光はレンズ601を通って撮像素
子602上に結像及び/又は入力され光電変換されて電
気信号となりサンプリング回路603に入力され、続い
て光電変換出力をオートゲインコントロール604で調
整されてプロセス回路605に入力される。プロセス回
路605では前記光電変換された信号に基づく信号を処
理してR、G、Bの各信号として出力する。プロセス回
路605から出力されたR、G、Bの各信号はビューフ
アインダー615のための表示回路606と処理回路6
07に夫々入力される。表示回路606に入力された
R、G、Bの各信号はビューフアインダー615内の表
示素子である液晶表示装置614用に調整され液晶表示
装置614に入力される。又、液晶表示装置614には
ドライバー609からの信号が入力され画像表示が成さ
れる。処理回路607に入力されたR、G、Bの各信号
からR−Y、B−Y、Yの信号を夫々作製して出力す
る。R−Y、B−Yの各信号はFM変調608に入力さ
れFM変調され、複号器612に入力される。尚、FM
変調器608には制御回路611からのサブキャリアが
入力される。処理回路607からのY信号もまた複号器
612に入力される。撮像素子602、サンプリング回
路603、プロセス回路605、ドライバー609、複
号器612には、夫々パルス発生器610から制御回路
611へ入力されたパルスに基づくパルスが入力されて
シンクロされて信号の入出力が調整される。そして複号
器612から出力された信号は複合テレビジョン信号と
して端子613から出力される。
【0056】尚、該複合テレビジョン信号を記録する場
合には、通常のビデオ記録装置にこの信号を出力すれば
良い。
【0057】このような構成のビデオカメラのビューフ
アインダーに本発明の実施例1〜4において説明される
液晶表示装置を用いて駆動したところ、観察者の視線に
追随して焦点が合い、常に見ている方向に対して合焦し
た表示を見ることができた。しかも、注視している方向
に常に合焦するため、操作の煩雑さもないものであっ
た。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば光
電変換効率に優れた光電変換部を液晶表示装置に持たせ
たため、スペース効率良く表示機能と視線検知機能をお
さめることができる。
【0059】又、ビューフアインダーの使用において
は、視線に合わせて表示を合焦させることができるため
長時間の使用に際しても疲労感を低減することができ
る。
【0060】更に、本発明のビューフアインダーを用い
たビデオカメラ等の電子カメラによれば確実に撮りたい
個所を合焦させて撮ることが可能であり、極めて優れた
記録を行うことができる。
【0061】又、本発明の液晶表示装置は光電変換部を
一体にしているため一層の小型化を計ることができ、ビ
ューフアインダー、電子カメラのより一層の小型化、高
機能化を計ることができる。
【0062】尚、本発明によれば、光電変換素子を視線
検知用として説明したが、液晶表示装置周囲の明るさ或
いはバックライト光源の明るさ測定のために用いること
ができるのはもちろんである。この場合、光電変換素子
は複数設けることは必ずしも必要でなく、必要な個所に
少なくとも1つ設けることによって達成される。
【0063】又、本発明は、本発明の主旨の範囲内で適
宜変形することができるのは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置を説明するための平面概
略図である。
【図2】従来の液晶表示装置の模式的構成図である。
【図3】視線検知のための構成を説明する模式的断面図
である。
【図4】液晶表示装置の表示部及び駆動部を説明する回
路図である。
【図5】光電変換部の回路図である。
【図6】視線検知システムの光学系を説明する模式図で
ある。
【図7】(a)は実施例1で説明す液晶表示装置の基板
を(b)〜(d)はその作製工程を説明するための模式
的断面図である。
【図8】(a)は実施例2で説明する液晶表示装置の基
板を、(b)及び(c)はその作製工程を説明するため
の模式的断面図である。
【図9】(a)は実施例3で説明する液晶表示装置の基
板を、(b)〜(d)はその作製工程を説明するための
模式的断面図である。
【図10】本発明の液晶表示装置の模式的断面図であ
る。
【図11】(a)〜(e)は本発明に用いられる半導体
基板の作製方法を説明するための模式的断面図である。
【図12】電子カメラの構成を説明するための模式的構
成図である。
【符号の説明】
1 パネル外形 2 駆動回路領域 3 表示部 4 光電変換領域 101 シリコン基板 102 くり抜き部 103 埋込層 104 エピタキシャル層 105 P型ウエル 106 ベース領域 107a 読出し容量ポリシリコン電極 107b ポリシリコンゲート 108 LOCOS酸化膜 109 画素分離膜 110 画素TFTソース領域 111 画素TFTドレイン領域 112 画素TFTチャネル領域 113 画素TFTゲートポリシリコン 114 層間絶縁膜 115a エミッタ電極 115b 駆動回路CMOSソース・ドレイン電極 115c 画素TFTソース・ドレイン電極 116 エミッタ領域 117 CMOSn+ 型ソース・ドレイン領域 118 CMOSp+ 型ソース・ドレイン領域
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−101829(JP,A) 特開 昭60−10676(JP,A) 特開 昭64−6927(JP,A) 特開 平4−264724(JP,A) 特開 平4−46472(JP,A) 特開 昭58−117584(JP,A) 特開 昭57−210657(JP,A) 特開 昭59−45486(JP,A) 特開 平4−322296(JP,A) 特開 昭56−85792(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/136 G02F 1/1335

Claims (37)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配列された信号線および
    走査線、該信号線および走査線の交点に設けられた半導
    体素子及び該半導体素子に電気的に接続された画素電極
    を有する一方の基板と、前記画素電極に対応して設けら
    れた電極を有する他方の基板と、の間に液晶材料を封入
    して構成される液晶表示装置において、前記一方の基板
    には、前記半導体素子とは別に光電変換素子が設けられ
    ており、前記光電変換素子を構成する半導体層の層厚
    が、前記半導体素子を構成する半導体層よりも厚いこと
    を特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体素子を駆動するための回路を
    更に有する請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記回路はシフトレジスタである請求項
    に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記回路は前記半導体素子が設けられて
    いる半導体基体に設けられている請求項2に記載の液晶
    表示装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体素子は薄膜トランジスタであ
    請求項1に記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記光電変換素子がシリコン単結晶、
    記半導体素子がポリシリコン又はアモルファスシリコン
    を用いて構成された請求項1に記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記光電変換素子及び前記半導体素子
    単結晶シリコンを用いて構成され、これらの素子の直下
    には絶縁層が設けられている請求項1に記載の液晶表示
    装置。
  8. 【請求項8】 前記一方の基板は、表面に絶縁膜を有す
    る第1の半導体基板又は石英基板と第2の半導体基板を
    有する請求項1に記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記光電変換素子を構成する半導体層
    直下に酸素のイオン注入により形成された絶縁層を有す
    請求項1に記載の液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 前記光電変換素子を構成する半導体層
    の直下に基板表面の選択酸化により形成された絶縁層を
    有する請求項1に記載の液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 (a)マトリクス状に配列された信号
    線および走査線、該 信号線および走査線の交点に設けら
    れた半導体素子及び該半導体素子に電気的に接続された
    画素電極を有する一方の基板と、前記画素電極に対応し
    て設けられた電極を有する他方の基板と、の間に液晶材
    料を封入して構成される液晶表示装置と、(b)前記液晶
    表示装置に対向して設けられた接眼レンズと、を有する
    ビューファインダーにおいて、前記一方の基板には、前
    記半導体素子とは別に光電変換素子が設けられており、
    前記光電変換素子を構成する半導体層の層厚が、前記半
    導体素子を構成する半導体層よりも厚いことを特徴とす
    るビューファインダー。
  12. 【請求項12】 前記半導体素子を駆動するための回路
    を更に有する請求項11に記載のビューファインダー。
  13. 【請求項13】 前記回路はシフトレジスタである請求
    項12に記載のビューファインダー。
  14. 【請求項14】 前記回路は前記半導体素子が設けられ
    ている半導体基体に設けられている請求項12に記載の
    ビューファインダー。
  15. 【請求項15】 前記半導体素子は薄膜トランジスタで
    ある請求項11に記載のビューファインダー。
  16. 【請求項16】 前記光電変換素子がシリコン単結晶、
    前記半導体素子がポリシリコン又はアモルファスシリコ
    を用いて構成された請求項11に記載のビューファイ
    ンダー。
  17. 【請求項17】 前記光電変換素子及び前記半導体素子
    は単結晶シリコンを用いて構成され、これらの素子の
    下には絶縁層が設けられている請求項11に記載のビュ
    ーファインダー。
  18. 【請求項18】 前記一方の基板は、表面に絶縁膜を有
    する第1の半導体基板又は石英基板と第2の半導体基板
    を有する請求項11に記載のビューファインダー。
  19. 【請求項19】 前記光電変換素子を構成する半導体層
    の直下に酸素のイオン注入により形成された絶縁層を有
    する請求項11に記載のビューファインダー。
  20. 【請求項20】 前記光電変換素子を構成する半導体層
    の直下に基板表面の選択酸化により形成された絶縁層を
    有する請求項11に記載のビューファインダー。
  21. 【請求項21】 更に、前記接眼レンズとは別に前記光
    電変換素子に光を入射するための光学系を有する請求項
    11に記載のビューフアインダー。
  22. 【請求項22】 更に、前記光の発光源を有する請求項
    21に記載のビューフアインダー。
  23. 【請求項23】 (a)マトリクス状に配列された信号
    線および走査線、該信号線および走査線の交点に設けら
    れた半導体素子及び該半導体素子に電気的に接続された
    画素電極を有する一方の基板と、前記画素電極に対応し
    て設けられた電極を有する他方の基板と、の間に液晶材
    料を封入して構成される液晶表示装置と、(b)前記液晶
    表示装置に対向して設けられた接眼レンズと、を有する
    ビューファインダー、並びに(c) 前記液晶表示装置に表
    示する画像を読み取るための撮像素子、を備えた電子カ
    メラにおいて、前記一方の基板には、前記半導体素子と
    は別に光電変換素子が設けられており、前記光電変換素
    子を構成する半導体層の層厚が、前記半導体素子を構成
    する半導体層よりも厚いことを特徴とする電子カメラ。
  24. 【請求項24】 前記半導体素子を駆動するための回路
    を更に有する請求項23に記載の電子カメラ。
  25. 【請求項25】 前記回路はシフトレジスタである請求
    項24に記載の電子カメラ。
  26. 【請求項26】 前記回路は前記半導体素子が設けられ
    ている半導体基体に設けられている請求項24に記載の
    電子カメラ。
  27. 【請求項27】 前記半導体素子は薄膜トランジスタで
    ある請求項23に記載の電子カメラ。
  28. 【請求項28】 前記光電変換素子がシリコン単結晶、
    前記半導体素子がポリシリコン又はアモルファスシリコ
    を用いて構成された請求項23に記載の電子カメラ。
  29. 【請求項29】 前記光電変換素子及び前記半導体素子
    は単結晶シリコンを用いて構成され、これらの素子の
    下には絶縁層が設けられている請求項23に記載の電子
    カメラ。
  30. 【請求項30】 前記一方の基板は、表面に絶縁膜を有
    する第1の半導体基板又は石英基板と第2の半導体基板
    を有する請求項23に記載の電子カメラ。
  31. 【請求項31】 前記光電変換素子を構成する半導体層
    の直下に酸素のイオン注入により形成された絶縁層を有
    する請求項23に記載の電子カメラ。
  32. 【請求項32】 前記光電変換素子を構成する半導体層
    の直下に基板表面の選択酸化により形成された絶縁層を
    有する請求項23に記載の電子カメラ。
  33. 【請求項33】 更に、前記接眼レンズとは別に前記光
    電変換素子に光を入射するための光学系を有する請求項
    23に記載の電子カメラ。
  34. 【請求項34】 更に、前記光の発光源を有する請求項
    33に記載の電子カメラ。
  35. 【請求項35】 前記光は観察眼で反射された光である
    請求項33に記載の電子カメラ。
  36. 【請求項36】 更に、前記撮像素子に入力される情報
    を該撮像素子に結像するための光学系を有し、該光学系
    の合焦は、前記光電変換素子に入力される光情報によっ
    て成される請求項23に記載の電子カメラ。
  37. 【請求項37】 該光電変換部が受光する光は、該表示
    装置を観察する人物の眼球の視線方向を決定する情報を
    含み、該光電変換部の出力する電気信号により視線方向
    を計測する手段を更に有することを特徴とする請求項2
    に記載の電子カメラ。
JP34787392A 1992-12-28 1992-12-28 液晶表示装置、該表示装置を有するビューファインダー及び該ビューファインダーを有する電子カメラ Expired - Fee Related JP3155846B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34787392A JP3155846B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 液晶表示装置、該表示装置を有するビューファインダー及び該ビューファインダーを有する電子カメラ
DE69330709T DE69330709T2 (de) 1992-12-28 1993-12-24 Blickrichtungsdetektor und Kamera mit diesem Detektor
EP93310577A EP0605246B1 (en) 1992-12-28 1993-12-24 Sight line detector and camera with the detector
US08/955,279 US5873003A (en) 1992-12-28 1997-10-21 Sight line detector, display unit, view finder and unit and camera with the same display unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34787392A JP3155846B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 液晶表示装置、該表示装置を有するビューファインダー及び該ビューファインダーを有する電子カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06205342A JPH06205342A (ja) 1994-07-22
JP3155846B2 true JP3155846B2 (ja) 2001-04-16

Family

ID=18393178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34787392A Expired - Fee Related JP3155846B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 液晶表示装置、該表示装置を有するビューファインダー及び該ビューファインダーを有する電子カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3155846B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4027465B2 (ja) 1997-07-01 2007-12-26 株式会社半導体エネルギー研究所 アクティブマトリクス型表示装置およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06205342A (ja) 1994-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5873003A (en) Sight line detector, display unit, view finder and unit and camera with the same display unit
EP0602895B1 (en) Image display device having line-of-sight detecting means
US6104431A (en) Visual axis detecting apparatus and method including scanning light source, and image device using same
CN101637017B (zh) 具有光学取景器的摄像设备
JP3697256B2 (ja) 撮像装置およびレンズ装置
JP5076416B2 (ja) 撮像素子および撮像装置
JPH0712210B2 (ja) 撮像表示装置
CN103533217B (zh) 摄像装置、摄像方法
JP4834394B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
US9560244B2 (en) Image pickup device and image display method
JP2005295577A (ja) 撮像装置
JP2006340126A (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP3155846B2 (ja) 液晶表示装置、該表示装置を有するビューファインダー及び該ビューファインダーを有する電子カメラ
JP3382300B2 (ja) 画像表示装置
JP2006032713A (ja) 固体撮像素子
JP3281991B2 (ja) 液晶表示装置
JPH11122544A (ja) 撮像装置
JP4143622B2 (ja) 撮像装置
JP4194577B2 (ja) 撮像装置
JP2744419B2 (ja) 視線検出手段を備えたカメラ
JP4194542B2 (ja) 撮像装置
JPH10213786A (ja) 光学素子の重ね合わせ方法および装置
JP2002023245A (ja) カメラ
JPH08304754A (ja) 画像入出力装置
JP2010016615A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010116

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080202

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090202

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees