JP3155801U - 後頭部保護具 - Google Patents

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JP3155801U JP2009006654U JP2009006654U JP3155801U JP 3155801 U JP3155801 U JP 3155801U JP 2009006654 U JP2009006654 U JP 2009006654U JP 2009006654 U JP2009006654 U JP 2009006654U JP 3155801 U JP3155801 U JP 3155801U
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憲二 佐藤
憲二 佐藤
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憲二 佐藤
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Abstract

【課題】乳幼児等が転倒により後頭部を怪我するのを防止するための後頭部保護具を提供する。【解決手段】後頭部保護具1は、一枚の板状のクッション部材を切り抜いて、頭部2、胴部3及び胴部3の両脇に深い切り込み5を介して設けられた両腕部4、4とを形成する。胴部3を乳幼児の着衣の襟首の内側、両腕部4,4を着衣の襟首の外側になるように挿入して頭部保護部材1を着衣に固定する。この後頭部保護具1は、乳幼児が転倒してもクッション部材によって後頭部を保護すると共に、極めて簡単に着脱することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、後頭部保護具に関し、具体的には乳幼児が転倒した場合、後頭部の打撃や損
傷を回避するための後頭部保護具に関する。
乳幼児用の後頭部保護具は今までに多数提案されている。いずれも頭及び背中にかけて
クッション材を後ろからあてがい紐又はベルトで体に固定するものである。その代表的な
ものとして特開2002−204736号公報に記載された乳幼児用の後頭部保護クッシ
ョンを挙げる。
特開2002−204736号公報
上記特許文献1の特開2002−204736号公報に記載された乳幼児用の後頭部保
護クッションは乳幼児に背負わせ、クッション材に取り付けられた肩ひもを乳幼児の両腕
に通して固定するものである。このように両腕に通して背負わせると両腕が自由に動かせ
なくなり、かえって危険であるばかりでなく、乳幼児もその装着をいやがる傾向がある。
また、冬季には保護クッションを装着した上に外套を重ね着するので、保護クッション
を取り外すには一々外套を脱がせなければならないという不便がある。
本考案は、装着が極めて簡単にできると共に、冬季に外套を重ね着した場合でも、外套
を脱がなくとも保護クッションを着脱できる後頭部保護具を提供することを目的とするも
のである。
本考案の後頭部保護具は、頭部、該頭部に続く胴部及び該胴部の両脇に深い切り込みを
介して設けられた両腕部を板状のクッション部材で形成してなることを特徴とする。
上記クッション部材としては硬質又は半硬質のプラスチック材料、例えば、ビニル樹脂
、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂等の板状に成型されたものが
用いられる。
好ましいクッション部材としては発泡プラスチック樹脂例えば、発泡ポリエチレン、発
泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリウレタン等の板状の素材である。これら
の発泡プラスチック樹脂板は、クッション部材として適度の弾性と強度を有し、裁断によ
る加工がしやすく、かつ、表面の摩擦係数が大きいので、着衣に装着した時、脱落しにく
いという効果もある。
本考案の後頭部保護具を製作するには、一枚の板状のクッション部材を切り抜いて、頭
部、該頭部に続く胴部及び該胴部の両脇に切り込みを介して設けられた両腕部とを一体的
に形成した後、頭部と胴部の折れ線に沿って切り込みを入れ、三角柱のストリップを挟み
込んで接着して、頭部を胴部に対して傾斜して成形する。
熱可塑性のプラスチック材料の場合は、頭部と胴部の折れ線に沿って加熱して、頭部を
胴部に対して傾斜して成形することもできる。
また、金型を用いる発泡成形法によって一体的に成形することもできる。
さらに、収納をコンパクトにするために、胴部と頭部又は両腕部を切り離して、マジッ
クテープ(登録商標)等で着脱自在になるように接合しても良い。
上記クッション部材として、空気によって膨らませる風船状の板状部材を使用すること
もできる。この場合、表裏に頭部、胴部及び両腕部を有する人形型のやや厚めで比較的伸
縮性に乏しいビニル樹脂を使用し、それらを重ねあわせて風船状に膨らませるものである
が、風船のように表裏が丸みを持たず、板状に膨らむように、重なりあった表裏のビニル
樹脂の頭部、胴部及び両腕部それぞれの中央付近に数箇所点状に結合させ、内部にできた
空隙部に空気を吹き込めば、風船状の後頭部保護具を形成することができる。この場合は
、当然、空気吹き込み口を設ける必要がある。
この頭部保護部材を乳幼児に装着するには、胴部又は両腕部の何れか一方を乳幼児の着
衣の襟首の内側に、その他方を着衣の襟首の外側になるように、上記胴部及び上記両腕部
を衣服の襟首に挿入して着衣に固定する。
本考案の後頭部保護具は、一枚の板状のクッション部材を切り抜いて、頭部、該頭部に
続く胴部及び該胴部の両脇に深い切り込みを介して設けられた両腕部とを形成しているの
で、極めて簡単に且つ安価に製造することができる。
本考案の後頭部保護具のクッション部材は硬質又は半硬質のプラスチック材料、特に発
泡プラスチック材料より形成されているので、極めて軽量で、しかも、クッション性が良
好で、乳幼児の後頭部を安全に保護することができる。
本考案の後頭部保護具は、胴部又は両腕部の何れか一方を乳幼児の着衣の襟首の内側に
、その他方を着衣の襟首の外側になるように、上記胴部及び上記両腕部を衣服の襟首に挿
入するので、襟首は深い切り込みを境として胴部と両腕部によって挟み込まれて、後頭部
保護具は着衣に強固に取り付けられる。このように、装着に一切紐やベルトを使用しない
ので、乳幼児にストレスを与えること無く装着できると共に、乳幼児の体を束縛すること
がなく、乳幼児は自由に運動ができるようになる。
本考案の後頭部保護具は、胴部又は両腕部の何れか一方を乳幼児の着衣の襟首の内側に
、その他方を着衣の襟首の外側になるように衣服の襟首に挿入して固定するように構成さ
れているので、着脱が容易であるばかりでなく、冬季に外套等をその上に着込んでいる場
合でも外套を脱がずに後頭部保護具を着脱することができる。
本考案の後頭部保護具の正面図。 図1の側面図。 本考案の後頭部保護具を乳幼児に装着した時の背面図。 図3の側面図。
本考案の最良の実施形態を次の実施例によって説明する。
この実施例の後頭部保護具1は、図1に示すように、一枚の硬質の発泡ポリエチレンよ
りなる板状のクッション部材を切り抜いて、頭部2、該頭部2に続く胴部3及び該胴部3
の両脇に深い切り込み5を介して設けられた両腕部4,4とを形成したものである。
図2に示されるように頭部2は胴部3に対して若干傾斜して設けられている。両者を傾
斜して設けるためには、折れ線に沿って切り込みを入れ、この切り込みに三角柱状のスト
リップ9を挿入して接着剤で接着すればよい。
熱可塑性の材料の場合は折れ線に沿って加熱して屈曲させることもできる。
この後頭部保護具1を装着するには、図3、図4に示すように、乳幼児8の着衣6の襟
首7の内側に胴部3を挿入し、同時に両腕部4,4は着衣6の外側になるように挿入する
。すると襟首7部は深い切り込み5を境として胴部3と両腕部4,4によって挟み込まれ
て、後頭部保護具1は着衣6に強固に取り付けられる。
なお、胴部3を襟首7部の外側に、両腕部4,4を襟首7の内側に挿入しても、後頭部保
護具1を乳幼児の着衣6に装着することができる。
本考案の後頭部保護具は介護老人等に着用することにより、転倒による後頭部殴打事故
を防止することができる。
1 後頭部保護具
2 頭部
3 胴部
4 両腕部
5 深い切り込み

Claims (4)

  1. 頭部、該頭部に続く胴部及び該胴部の両脇に深い切り込みを介して設けられた両腕部を
    板状のクッション部材で形成してなることを特徴とする頭部保護部材。
  2. 上記頭部を胴部に対して若干傾斜して設けたことを特徴とする請求項1に記載の頭部保
    護部材。
  3. 上記クッション部材は硬質又は半硬質のプラスチック材料よりなることを特徴とする請
    求項1に記載の頭部保護部材。
  4. 上記胴部又は上記両腕部の何れか一方を着衣の襟首の内側に、その他方を着衣の襟首の
    外側になるように、上記胴部及び上記両腕部を衣服の襟首に挿入して、上記頭部保護部材
    を着衣に固定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の頭部保護部材
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016536484A (ja) * 2013-09-17 2016-11-24 チョイ、チュン・ホ 首の反り返り防止機能及び後頭部保護機能を有する乳児用衣類

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016536484A (ja) * 2013-09-17 2016-11-24 チョイ、チュン・ホ 首の反り返り防止機能及び後頭部保護機能を有する乳児用衣類

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