JP3155767U - サイズ調整幅測定用補助具 - Google Patents

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久和 安食
久和 安食
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Abstract

【課題】ズボンなどを身に付けている状態でサイズ直しの寸法を測定するサイズ調整幅測定用補助具を提供する。【解決手段】背面側4と表面側3とを有する板体2からなり、長手方向に直交する複数本の掛止溝71等が隣接する掛止溝同士の間に間隔L1を空けて形成する。背面側の一方の端部に第一の掛止部8を、他方の端部から長手方向において所定の間隔L3の位置に第二の掛止部12を形成する。最も一方の端部側の掛止溝は第一の掛止部から所定の間隔L2の位置に、最も他方の端部側の掛止溝は第二の掛止部から所定の間隔L4の位置に形成する。板体の表面の掛止溝に対応する位置に、最も一方の端部側の掛止溝に対応する位置を第一の起点として他方の端部側に延びる第一の目盛り17と、最も他方の端部側の掛止溝に対応する位置を第二の起点として一方の端部側に延びる第二の目盛り18が表示する。【選択図】図1

Description

本考案はズボンやスカートなどの衣服のサイズを調整する際にサイズ調整幅を測定することに用いられるサイズ調整幅測定用補助具に関する。
ズボンやスカートなどの売り場においては、ズボンやスカートの幅を大きくしたり、逆に小さくする等のサイズの調整(サイズ直し)を購入者から要請されることがある。このような場合、従来は、メジャーなどによって購入者のウエストサイズを測定し、これに基づいてサイズ直しを行うのが一般的であった。
そこで、従来からウエストサイズを測定する器具に関しては種々の提案が行われている(例えば、特許文献1、2)。
実開昭61−24423号公報 実用新案登録第3045899号公報
従来から提案されているウエストサイズ測定器具はウエストサイズそのものの測定を目的にしているのが一般的であり、サイズ直しを要請されているズボンやスカートなどの現状のウエストサイズからどの程度大きくすればよいか、あるいはどの程度狭めればよいかを直接測定できるサイズ調整幅測定用補助具は提案されていなかった。
そこで、この考案は、サイズ直しを要請されているズボンやスカートなどの現状のウエストサイズからどの程度サイズを調整すればよいのか直接測定できるサイズ調整幅測定用補助具を提案することを目的にしている。
特に、サイズ直しを要請している商品購入者がズボンやスカート等を身に付けている状態、すなわち、仕上がり後の形態に近い状態で幅を広げる、あるいは幅を狭めるといったサイズ直しの寸法を直接測定できるサイズ調整幅測定用補助具を提案することを目的にしている。
請求項1記載の考案は、
背面側と表面側とを有する板体からなり、
当該板体の一方の端部の側から他方の端部の側に向かう長手方向に直交して延びる複数本の掛止溝が当該長手方向に隣接する掛止溝同士の間に第一の所定の間隔(L)を空けて形成されていると共に、
前記板体の背面側の一方の端部に第一の掛止部が、
前記板体の背面側の他方の端部から前記長手方向において第三の所定の間隔(L)の位置に第二の掛止部がそれぞれ形成されており、
前記複数の掛止溝の中で最も前記一方の端部側の掛止溝は、前記長手方向において前記第一の掛止部から第二の所定の間隔(L)の位置に形成され、
前記複数の掛止溝の中で最も前記他方の端部側の掛止溝は、前記長手方向において前記第二の掛止部から第四の所定の間隔(L)の位置に形成され、
前記板体の表面の前記複数の掛止溝に対応する位置に
前記複数の掛止溝の中で最も前記一方の端部側の掛止溝に対応する位置を第一の起点として前記他方の端部側に延びる第一の目盛りと、
前記複数の掛止溝の中で最も前記他方の端部側の掛止溝に対応する位置を第二の起点として前記一方の端部側に延びる第二の目盛りと
が表示されている
ことを特徴とするサイズ調整幅測定用補助具
である。
請求項2記載の考案は、
前記第一の目盛りの第一の起点に表示される数字は前記第二の所定の間隔(L)を表す数字であり、前記第二の目盛りの第二の起点に表示される数字は前記第四の所定の間隔(L)を表す数字であることを特徴とする請求項1記載のサイズ調整幅測定用補助具
である。
請求項3記載の考案は、
前記第四の所定の間隔(L)が0(ゼロ)であることを特徴とする請求項3記載のサイズ調整幅測定用補助具
である。
請求項4記載の考案は、
前記各掛止溝の前記長手方向の溝幅は同一であって、
前記第一の目盛り及び第二の目盛りが前記板体の表面に表示される前記複数の掛止溝に対応する位置が各掛止溝における前記長手方向の中間の位置で、
前記第一の目盛り及び第二の目盛りにおける前記長手方向に隣接する目盛り同士の間隔が5mmになるように前記第一の所定の間隔(L)が定められている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のサイズ調整幅測定用補助具
である。
請求項5記載の考案は、
前記板体の前記隣接する掛止溝同士の間の部分は、前記他方の端部側が前記一方の端部側から前記背面側に向けて傾斜している案内板になっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載のサイズ調整幅測定用補助具
である。
請求項6記載の考案は、
前記板体は、背面側から表面側に向けて凸湾していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載のサイズ調整幅測定用補助具
である。
この考案によれば、サイズ直しを要請されているズボンやスカートなどの現状のウエストサイズからどの程度サイズを調整すればよいのか直接測定することができる。また、サイズ直しを要請している商品購入者がズボンやスカート等を身に付けている状態、すなわち、仕上がり後の形態に近い状態でサイズ直しの寸法を直接測定できるサイズ調整幅測定用補助具を提供することができる。
本考案のサイズ調整幅測定用補助具の一例を表す図であって、(a)は表面側を表す正面図、(b)は背面側を表す背面図。 本考案のサイズ調整幅測定用補助具の一例を表す図であって、(a)は図1(a)中A−A端面図、(b)は図1(b)中B−B端面図。 幅を大きくするサイズ直しにおける本考案のサイズ調整幅測定用補助具の使用方法を説明する図であって、(a)は上側から見た状態を表す一部を省略した平面図、(b)は表面側から見た状態を表す一部を省略した正面図。 幅を小さくするサイズ直しにおける本考案のサイズ調整幅測定用補助具の使用方法を説明する図であって、(a)は上側から見た状態を表す一部を省略した平面図、(b)は表面側から見た状態を表す一部を省略した正面図。 本考案のサイズ調整幅測定用補助具の他の一例を表す図であって、(a)は背面側から見た斜視図、(b)は平面図、(c)は背面側を表す背面図。
以下、添付図面を参照して本考案の好ましい実施形態を説明する。
本考案のサイズ調整幅測定用補助具1、1aは金属製の板体2から形成されている。
この場合、図2(a)、(b)図示のように、背面側4から表面側3に向けて凸湾している金属製の板体2から形成されている形態、図5(a)、(b)図示のように平板な金属製の板体2から形成されている形態のいずれも採用可能である。
板体2には複数本の掛止溝7、7、7、・・・、7n−1、7(以下、掛止溝を総称して掛止溝7と表すことがある)が形成されている。掛止溝7は、図1(a)、(b)図示のように、板体2の一方の端部5の側から他方の端部6の側に向かう長手方向に直交して延びるように形成されている。また、掛止溝7は長手方向に隣接する掛止溝7n−1、7同士の間に間隔L(図1(a)、(b))を空けて形成されている。
板体2の隣接する掛止溝7〜7同士の間の部分は、図1(a)、(b)、図2(a)、(b)図示のように、当該部分の端部6側が端部5側から背面側4に向けて傾斜している案内板16にすることができる。
なお、サイズ調整幅測定用補助具1aが平板な金属製の板体2から形成されている場合、掛止溝7の隣接する掛止溝7〜7同士の間の部分を、平板な板体2の一部である平板な区画壁16a(図5(a))にすることもできる。
本考案のサイズ調整幅測定用補助具1、1aを構成する板体2の表面には第一の目盛り17と、第二の目盛り18が表示されている(図1(a))。
一方、板体2の背面側4の一方の端部5には第一の掛止部8が、他方の端部6には第二の掛止部12がそれぞれ形成されている。
第二の掛止部12は、図1(b)、図2(a)、(b)図示のように、板体2の背面側4の他方の端部6から長手方向において間隔Lの位置に形成されている。
第一の掛止部8、第二の掛止部12は図示の実施形態では、図2(a)、(b)図示のように、それぞれ次のようにして形成されている。
第一の掛止部8は、一枚の金属製の板体が中間部で折り曲げられて取付片部9、屈曲部10、掛止片部11に形成され、取付片部9が板体2の背面側4の一方の端部5に取り付けられて形成されている。第二の掛止部12も、一枚の金属製の板体が中間部で折り曲げられて取付片部13、屈曲部14、掛止片部15に形成され、取付片部13が板体2の背面側4の他方の端部6に取り付けられて形成されている。
第一の目盛り17、第二の目盛り18は、図1(a)図示のように、いずれも板体2の表面の掛止溝7に対応する位置に形成されている。
そして、図1(a)図示のように、第一の目盛り17は、掛止溝7の中で最も一方の端部5側の掛止溝7に対応する位置を起点にして他方の端部6側に向かって延びており、第二の目盛り18は、掛止溝7の中で最も他方の端部6側の掛止溝7に対応する位置を起点にして一方の端部5側に向かって延びている。
図示の実施形態では、各掛止溝7〜7の長手方向の溝幅は図1(a)、(b)図示のようにそれぞれ同一になっている。そして、第一の目盛り17及び第二の目盛り18が板体2の表面に表示される掛止溝7に対応する位置は、各掛止溝7〜7における長手方向の中間の位置になっている。
掛止溝7の中で最も一方の端部5側の掛止溝7は、長手方向において第一の掛止部8から間隔Lの位置に形成されている(図1、図2)。すなわち、第一の掛止部8の屈曲部10の内面(図2(a)中、右側面)から、掛止溝7の端部5側の縁までの距離がLになっている。
一方、図1(b)、図2(a)、(b)図示のように、掛止溝7の中で最も他方の端部6側の掛止溝7は、長手方向において第二の掛止部12から間隔Lの位置に形成されている。
図5(c)図示の実施形態では、間隔Lは5mm程度の長さになっているが、図1、図2図示の実施形態では、掛止溝7の中で最も他方の端部6側の掛止溝7は、第二の掛止部12が形成されている位置における前記一方の端部5側に形成されている。そこで、掛止溝7と第二の掛止部12を構成する屈曲部14の内面(図2(a)中、右側の面)との間の長手方向における間隔である、掛止溝7と第二の掛止部12との間の間隔Lは、ほぼ0(ゼロ)になっている。
本考案のサイズ調整幅測定用補助具1、1aにおいて、第一の目盛り17の起点に表示される数字は、掛止溝7の中で最も一方の端部5側の掛止溝7と第一の掛止部8との間の長手方向における間隔Lを表す数字になっている。図示の実施形態では、Lを1cmに設定していることから、図1(a)図示のように、第一の目盛り17の起点に表示される数字は数字1になっている。
一方、第二の目盛り18の起点に表示される数字は、掛止溝7の中で最も他方の端部6側の掛止溝7と第二の掛止部12との間の長手方向における間隔Lを表す数字になっている。
例えば、図1、図2図示の実施形態の場合、第二の目盛り18の起点に表示される数字は図1(a)図示のように0(ゼロ)になっている。これは、掛止溝7の中で最も他方の端部6側の掛止溝7は第二の掛止部12が形成されている位置における一方の端部5側に形成されていることから、掛止溝7と第二の掛止部12を構成する屈曲部14の内面(図2(a)中、右側の面)との間の長手方向における間隔Lがほぼ0(ゼロ)であることに対応している。
図示の実施形態では、上述したように、各掛止溝7〜7の長手方向の溝幅をそれぞれ同一にし、第一の目盛り17及び第二の目盛り18が板体2の表面に表示される掛止溝7に対応する位置を各掛止溝7〜7における長手方向の中間の位置にしているが、これに加えて、第一の目盛り17及び第二の目盛り18における長手方向に隣接する目盛り同士の間隔を5mmに設定している。
そして、掛止溝7の隣接する掛止溝7n−1、7同士の間の長手方向における間隔L(図1(a)、(b))は、このような条件を満たす大きさに設定している。
なお、第二の掛止部12が形成される、板体2の背面側4の他方の端部6から長手方向における間隔Lの大きさは適宜設定することができる。例えば、図1(a)図示のように、第一の目盛り17、第二の目盛り18とも5〜6cm程度の長さを測定することができる、あるいは、これよりも少し長い、9〜10cm程度を測定することができるようにサイズ調整幅測定用補助具1の大きさを設定した場合、Lの大きさは、1〜2cm程度の間で適宜調整できる。
(幅を大きくするサイズ直し)
図3(a)、(b)を参照して、幅を大きくするサイズ直しにおける本考案のサイズ調整幅測定用補助具1の使用方法を説明する。図3(a)は上側から見た状態を表す一部を省略した平面図で、図3(b)は表面側から見た状態を表す一部を省略した正面図である。
まず、サイズ直しを要請している人にズボンをはいてもらう。幅を大きくするサイズ直しが必要な場合には、身体の前面側で、符号20で示されているズボンの右側の前面に取り付けられている掛止金具22に、符号21で示されているズボンの左側の背面に取り付けられている掛止金具片23を掛止しようとしても、図3(a)図示のように掛止金具片23が掛止金具22に届かない。
そこで、図3図示のようにサイズ調整幅測定用補助具1の表面側4を前面に向けて、ズボンの右側20の前面に取り付けられている掛止金具22にサイズ調整幅測定用補助具1の第一の掛止部8の掛止片部11を掛止する。そして、サイズ調整幅測定用補助具1の背面側4をサイズ直しを要請している人の腹部前面に沿わせ、図3(a)、(b)のように、サイズ調整幅測定用補助具1の他方の端部6をサイズ直しを要請している人の腹部左側方向に向けて延ばす。
この際、サイズ調整幅測定用補助具1を形成する板体2が、図2(a)、(b)図示のように、背面側4から表面側3に向けて凸湾していると、サイズ直しを要請している人の腹部前面にサイズ調整幅測定用補助具1の背面側4を沿わせるのに有利である。ただし、図1(a)図示のように、第一の目盛り17、第二の目盛り18とも5〜6cm程度の長さを測定する程度のものであれば、板体2が平板なものであっても特に不都合は生じない。
次いで、ズボンの左側21の背面に取り付けられている掛止金具片23を、ズボンをはいている人がちょうどよいと感じるウエスト長さになるサイズ調整幅測定用補助具1の掛止溝7に挿入する。
例えば、図3(b)で、ズボンの右側20の前面に取り付けられている掛止金具2にサイズ調整幅測定用補助具1の第一の掛止部8を掛止した後、ズボンの左側21の背面に取り付けられている掛止金具片23をサイズ調整幅測定用補助具1の掛止溝7に挿入したところ、ズボンをはいてサイズ直しを要請している人にとって適切なウエストサイズであったとする。この場合、第一の目盛り17の掛止溝7の位置に振られている目盛り4に相当する4cm、ウエストサイズを拡げればよいことが分かる。しかも、ウエストのサイズ直しを要請されている店員などが、ウエストのサイズ直しを要請している人の前に立って、サイズ調整幅測定用補助具1の表面側4に表示されている第一の目盛り17を読むことによって大きくする幅のサイズを目視できる。
サイズ調整幅測定用補助具1の第一の掛止部8と掛止溝7との間の間隔は1cm、第一の目盛り17における長手方向に隣接する目盛り同士の間隔は5mmに設定されている。そこで、掛止溝7の位置に振られている目盛り4により、ズボンの右側20の前面に取り付けられている掛止金具22の位置(すなわち、サイズ調整幅測定用補助具1の第一の掛止部8の位置)から、ズボンの左側21の背面に取り付けられている掛止金具片23がサイズ調整幅測定用補助具1の掛止溝7に掛止された位置までの距離が4cmであることが前面から把握できる。
これによって、サイズ直しを要請されているズボンの現状のウエストサイズからどの程度サイズを調整すればよいのか直接測定することができる。また、サイズ直しを要請している人がズボンを身に付けている状態で、すなわち、仕上がり後の形態に近い状態でサイズ直しの寸法を直接測定することができる。
なお、サイズ調整幅測定用補助具1の掛止溝7と7との間、掛止溝7と7との間は、端部6側が端部5側から背面側4に向けて傾斜している案内板16になっている。そこで、ズボンの右側20の前面に取り付けられている掛止金具2にサイズ調整幅測定用補助具1の第一の掛止部8を掛止した後、ズボンの左側21の背面に取り付けられている掛止金具片23をサイズ調整幅測定用補助具1の掛止溝7に挿入する際、スムーズに挿入することができる。
(幅を小さくするサイズ直し)
図4(a)、(b)を参照して、幅を小さくするサイズ直しにおける本考案のサイズ調整幅測定用補助具1の使用方法を説明する。図4(a)は上側から見た状態を表す一部を省略した平面図で、図4(b)は表面側から見た状態を表す一部を省略した正面図である。
まず、サイズ直しを要請している人にズボンをはいてもらう。幅を小さくするサイズ直しが必要な場合には、身体の前面側で、符号21で示されているズボンの左側の背面に取り付けられている掛止金具片23を、符号20で示されているズボンの右側の前面に取り付けられている掛止金具22に掛止しようとすると、掛止金具片23が図4(a)中、右側の方にまで延びてしまう。
そこで、ズボンの右側20の前面に取り付けられている掛止金具22にサイズ調整幅測定用補助具1の第二の掛止部12の掛止片部15を掛止する。そして、サイズ調整幅測定用補助具1の背面側4をサイズ直しを要請している人の腹部前面に沿わせ、図4(a)、(b)のように、サイズ調整幅測定用補助具1の一方の端部5をサイズ直しを要請している人の腹部右側方向に向けて延ばす。
次いで、ズボンの左側21の背面に取り付けられている掛止金具片23を、ズボンをはいている人がちょうどよいと感じるウエスト長さになる掛止溝7に挿入する。
例えば、図4(b)で、ズボンの右側20の前面に取り付けられている掛止金具2にサイズ調整幅測定用補助具1の第二の掛止部12を掛止した後、ズボンの左側21の背面に取り付けられている掛止金具片23をサイズ調整幅測定用補助具1の掛止溝7n-4に挿入したところ、ズボンをはいてサイズ直しを要請している人にとって適切なウエストサイズであったとする。この場合、第二の目盛り18の掛止溝7n-4の位置に振られている目盛り2に相当する2cm、ウエストサイズを小さくすればよいことが分かる。しかも、ウエストのサイズ直しを要請されている店員などが、ウエストのサイズ直しを要請している人の前に立って、サイズ調整幅測定用補助具1の表面側4に表示されている第二の目盛り18を読むことによって小さくする幅のサイズを目視できる。
サイズ調整幅測定用補助具1の第二の掛止部12と掛止溝7との間の間隔は0cm、第二の目盛り18における長手方向に隣接する目盛り同士の間隔は5mmに設定されているので、掛止溝7n-4の位置に振られている目盛り2により、ズボンの右側20の前面に取り付けられている掛止金具22の位置(すなわち、サイズ調整幅測定用補助具1の第二の掛止部12の位置)から、ズボンの左側21の背面に取り付けられている掛止金具片23がサイズ調整幅測定用補助具1の掛止溝7に掛止された位置までの距離が2cmであることが前面から把握できる。
これによって、サイズ直しを要請されているズボンの現状のウエストサイズからどの程度サイズを調整すればよいのか直接測定することができる。また、サイズ直しを要請している人がズボンを身に付けている状態で、すなわち、仕上がり後の形態に近い状態でサイズ直しの寸法を直接測定することができる。
なお、この場合にも、サイズ調整幅測定用補助具1の長手方向に隣接する掛止溝同士の間は、端部6側が端部5側から背面側4に向けて傾斜している案内板16になっているので、ズボンの右側20の前面に取り付けられている掛止金具2にサイズ調整幅測定用補助具1の第一の掛止部8を掛止した後、ズボンの左側21の背面に取り付けられている掛止金具片23をサイズ調整幅測定用補助具1の掛止溝7n-4に挿入する際、スムーズに挿入することができる。
図5(a)〜(c)を用いて本考案の他の実施例を説明する。
図5図示の本考案のサイズ調整幅測定用補助具1aは、表面側3、背面側4を有する金属製の平板な板体2から形成されている点が、背面側4から表面側3に向けて凸湾している金属製の板体2から形成されていたサイズ調整幅測定用補助具1と相違している。
また、サイズ調整幅測定用補助具1では板体2に形成されている掛止溝7の隣接する掛止溝7〜7同士の間の部分は、図1(a)、(b)、図2(a)、(b)図示のように、当該部分の端部6側が端部5側から背面側4に向けて傾斜している案内板16になっていたが、図5図示のサイズ調整幅測定用補助具1aでは、掛止溝7の隣接する掛止溝7〜7同士の間の部分が、平板な板体2の一部である平板な区画壁16a(図5(a))になっている。
更に、図1〜図4を用いて説明したサイズ調整幅測定用補助具1では、掛止溝7の中で最も他方の端部6側の掛止溝7が、第二の掛止部12が形成されている位置における一方の端部5側に形成されていることから、掛止溝7と第二の掛止部12を構成する屈曲部14の内面(図2(a)中、右側の面)との間の長手方向における間隔Lがほぼ0(ゼロ)で、これに対応して、第二の目盛り18の起点に表示される数字が0(ゼロ)であた(図1(a))。
これに対して、図5図示のサイズ調整幅測定用補助具1aでは、Lが5mm程度の大きさを有することから、これに対応して、第二の目盛り18の起点に表示される数字がLを表す数字0.5である点(不図示)が図1〜図4を用いて説明したサイズ調整幅測定用補助具1と相違している。
以上の3点以外は、図1〜図4を用いて説明したサイズ調整幅測定用補助具1と同一であり、また、サイズ調整幅測定用補助具1aの使用方法も、実施例1、2で説明したサイズ調整幅測定用補助具1の使用方法と同一であるので、図1〜図4を用いて説明したサイズ調整幅測定用補助具1と共通する部分には共通する符号を付けてその説明を省略する。
この実施例のサイズ調整幅測定用補助具1aによっても、図1〜図4を用いて説明したサイズ調整幅測定用補助具1と同じように、サイズ直しを要請されているズボンの現状のウエストサイズからどの程度サイズを調整すればよいのか直接測定することができる。また、サイズ直しを要請している人がズボンを身に付けている状態で、すなわち、仕上がり後の形態に近い状態でサイズ直しの寸法を直接測定することができる。
以上、添付図面を参照して本考案の好ましい実施形態、実施例を説明したが、本考案はこれらに限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々の形態に変更可能である。
例えば、前記では、板体2及び、これに取り付けられる第一の掛止部8、第二の掛止部12を金属製にしていた。しかし、上述したように、サイズ直しを希望している人がサイズ直しを行うズボンやスカートをはいている状態で、サイズ調整幅測定用補助具1、1aの第一の掛止部8、あるいは第二の掛止部12をズボンなどの右側20の前面に取り付けられている掛止金具22に掛止し、その後、ズボンなどの左側21の背面に取り付けられている掛止金具片23をサイズ調整幅測定用補助具1の掛止溝7に挿入して幅を広げる大きさ、幅を狭める大きさを測定する際に必要な耐力を発揮できる材質であれば、板体2、第一の掛止部8、第二の掛止部12は、金属以外の材質、例えば、合成樹脂などでも形成することができる。
1、1a サイズ調整幅測定用補助具
2 板体
3 表面側
4 背面側
5 板体の一方の端部
6 板体の他方の端部
7(7、7、7、・・・、7n−1、7 掛止溝
8 第一の掛止部
12 第二の掛止部
16 案内板
17 第一の目盛り
18 第二の目盛り

Claims (6)


  1. 背面側と表面側とを有する板体からなり、
    当該板体の一方の端部の側から他方の端部の側に向かう長手方向に直交して延びる複数本の掛止溝が当該長手方向に隣接する掛止溝同士の間に第一の所定の間隔(L)を空けて形成されていると共に、
    前記板体の背面側の一方の端部に第一の掛止部が、
    前記板体の背面側の他方の端部から前記長手方向において第三の所定の間隔(L)の位置に第二の掛止部がそれぞれ形成されており、
    前記複数の掛止溝の中で最も前記一方の端部側の掛止溝は、前記長手方向において前記第一の掛止部から第二の所定の間隔(L)の位置に形成され、
    前記複数の掛止溝の中で最も前記他方の端部側の掛止溝は、前記長手方向において前記第二の掛止部から第四の所定の間隔(L)の位置に形成され、
    前記板体の表面の前記複数の掛止溝に対応する位置に
    前記複数の掛止溝の中で最も前記一方の端部側の掛止溝に対応する位置を第一の起点として前記他方の端部側に延びる第一の目盛りと、
    前記複数の掛止溝の中で最も前記他方の端部側の掛止溝に対応する位置を第二の起点として前記一方の端部側に延びる第二の目盛りと
    が表示されている
    ことを特徴とするサイズ調整幅測定用補助具。
  2. 前記第一の目盛りの第一の起点に表示される数字は前記第二の所定の間隔(L)を表す数字であり、前記第二の目盛りの第二の起点に表示される数字は前記第四の所定の間隔(L)を表す数字であることを特徴とする請求項1記載のサイズ調整幅測定用補助具。
  3. 前記第四の所定の間隔(L)が0(ゼロ)であることを特徴とする請求項3記載のサイズ調整幅測定用補助具。
  4. 前記各掛止溝の前記長手方向の溝幅は同一であって、
    前記第一の目盛り及び第二の目盛りが前記板体の表面に表示される前記複数の掛止溝に対応する位置が各掛止溝における前記長手方向の中間の位置で、
    前記第一の目盛り及び第二の目盛りにおける前記長手方向に隣接する目盛り同士の間隔が5mmになるように前記第一の所定の間隔(L)が定められている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のサイズ調整幅測定用補助具。
  5. 前記板体の前記隣接する掛止溝同士の間の部分は、前記他方の端部側が前記一方の端部側から前記背面側に向けて傾斜している案内板になっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載のサイズ調整幅測定用補助具。
  6. 前記板体は、背面側から表面側に向けて凸湾していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載のサイズ調整幅測定用補助具。
JP2009006267U 2009-09-02 2009-09-02 サイズ調整幅測定用補助具 Expired - Lifetime JP3155767U (ja)

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