JP3155558U - 救命服 - Google Patents

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誠 萩原
誠 萩原
謙吉 前垣内
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Abstract

【課題】浮力体をより確実に保持できる救命服を提供する。【解決手段】吊りズボン型の救命服1は、インナー5と、アウター6と、吊りバンド2と、浮力体とを含む。インナー5は、ズボン部5a、ならびにズボン部5aに繋がる胸当て部5bおよび背当て部5cを有する。アウター6は、インナー5の外側全体を覆うようにインナー5に結合されている。吊りバンド2は、インナー5およびアウター6に結合されている。浮力体は、前側浮力体と、後側浮力体とを有する。前側浮力体は、インナー5の前側部分に収容され、少なくとも胸当て部5bからズボン部5aの膝部の下までの範囲に配置されている。後側浮力体は、インナー5の後側部分に収容され、少なくとも背当て部5cに配置されている。【選択図】図1

Description

この考案は、たとえば海、川、湖や水辺などで使用される救命服に関する。
ライフジャケットなどの衣服型の救命具が知られている。例えば特許文献1には、浮力体が収容された吊りズボン型の衣服が開示されている。この吊りズボン型の衣服は、ズボン部と、このズボン部に繋がる胸当て部および背当て部とを含む。浮力体は、ズボン部、胸当て部および背当て部の内部にそれぞれ収容されている。
特開2003−239116号公報
特許文献1に係る衣服では、浮力体は、ズボン部、胸当て部および背当て部の内部にそれぞれ収容されている。したがって、ズボン部、胸当て部、および背当て部の何れかが破れると、その部分の浮力体が衣服の外に出て外れてしまうおそれがある。むろん、一部の浮力体が外れても救命具としての基本機能が損なわれるわけではないけれども、浮力体の離脱をより確実に防止できれば好ましい。
そこで、この考案の目的は、浮力体をより確実に保持できる救命服を提供することである。
前記目的を達成するための請求項1記載の考案は、ズボン部、ならびに前記ズボン部に繋がる胸当て部および背当て部を有するインナーと、前記インナーの外側全体を覆うように前記インナーに結合されたアウターと、前記インナーおよびアウターに結合された吊りバンドと、前記インナーの前側部分に収容され、少なくとも前記胸当て部から前記ズボン部の膝部の下までの範囲に配置された前側浮力体、および前記インナーの後側部分に収容され、少なくとも前記背当て部に配置された後側浮力体を有する浮力体とを含む、吊りズボン型の救命服である。
この構成によれば、救命服が、インナーおよびアウターによって二重構造に形成されている。着用者に肩に掛けられる吊りバンドは、インナーおよびアウターに結合されている。また、前側浮力体および後側浮力体を有する浮力体は、インナーに収容されている。したがって、たとえばアウターが破れたとしても、浮力体が外に出ることはない。そのため、アウターが破れた場合でも、水中にいる救命服の着用者に大きな浮力を与えることができる。
また、前側浮力体は、少なくともインナーの胸当て部からインナーのズボン部の膝部の下までの範囲に配置されている。すなわち、前側浮力体がインナーの広い範囲に配置されているので、前側浮力体の体積が十分に確保されている。したがって、一定値以上の浮力を前側浮力体に確保しつつ、前側浮力体の厚みを低減することができる。これにより、着用者の着膨れを抑制して、着用者の動きが救命服によって妨げられることを抑制することができる。さらに、前側浮力体がインナーのズボン部の膝部の下まで配置されているから、着用者が膝をつく場合には前側浮力体がクッションとなる。したがって、着用者の膝を保護することができる。
請求項2記載の考案は、前記前側浮力体および後側浮力体は、前記前側浮力体の方が前記後側浮力体よりも浮力が大きくなるように形成されている、請求項1記載の吊りズボン型の救命服である。
この構成によれば、救命服は、水中にいる着用者に対して、当該着用者が仰向け姿勢になるように浮力を与えることができる。これにより、着用者の気道を確保できる。
請求項3記載の考案は、前記浮力体は、前記胸当て部および背当て部に収容された部分の方が、前記ズボン部に収容された部分よりも浮力が大きくなるように形成されている、請求項1または2記載の吊りズボン型の救命服である。
この構成によれば、救命服は、水中にいる着用者に対して、当該着用者の頭が上になるように浮力を与えることができる。したがって、請求項2記載の考案のように、前記前側浮力体および後側浮力体は、前記前側浮力体の方が前記後側浮力体よりも浮力が大きくなるように形成されている場合には、救命服は、水中にいる着用者に対して、仰向け姿勢で当該着用者の頭が上になるように浮力を与えることができる。これにより、着用者の気道を確保できる。
請求項4記載の考案は、前記前側浮力体および後側浮力体は、それぞれ、複数枚のシート材により形成されている、請求項1〜3の何れか一項に記載の吊りズボン型の救命服である。
この構成によれば、シート材の枚数を変更することにより、前側浮力体および後側浮力体の浮力を調整することができる。したがって、浮力の調整が容易である。
請求項5記載の考案は、前記インナーおよびアウターの上端縁は、互いの間が密閉されるように結合されており、前記インナーおよびアウターの裾は、互いの間を流体が流通できるように結合されている、請求項1〜4の何れか一項に記載の吊りズボン型の救命服である。
この構成によれば、インナーおよびアウターの上端縁は、互いの間が密閉されるように結合されている。したがって、たとえば救命服の着用者が水中に落下したとしても、インナーおよびアウターの上部の間から直ぐには空気が排出されず、この空間に空気が保持される。そのため、浮力体からの浮力に加えて、この空気からの浮力が着用者に与えられる。これにより、大きな浮力が保たれる。
一方、インナーおよびアウターの裾は、互いの間を流体が流通できるように結合されている。したがって、たとえば着用者が水中に落下したときには、インナーおよびアウターの上部の間に空気が保持される一方で、インナーおよびアウターの下部の間の空気が、両者の裾の間を通って排出される。そのため、水中にいる着用者には、インナーおよびアウターの上部が上になるような浮力が与えられる。これにより、救命服は、水中にいる着用者に対して、当該着用者の頭が上になるように浮力を与えることができる。また、救命服の着用者が水中から陸に上がると、インナーおよびアウターの裾の間から速やかに排水される。すなわち、救命服の着用者が陸にいるときには、インナーおよびアウターの裾の間から排水されるので、救命服の内部に水が溜まりにくい。
請求項6記載の考案は、前記インナーは、撥水性を有する生地によって形成されており、前記アウターは、防水性および通気性を有する生地によって形成されている、請求項1〜5の何れか一項に記載の吊りズボン型の救命服である。
この構成によれば、アウターによって防水されるので、救命服の着用者およびインナーが濡れることを防止することができる。また、アウターとインナーとの間に水が浸入したとしても、この水は、撥水性を有するインナーによってはじかれるので、着用者が濡れることを防止できる。さらに、アウターとインナーとの間に残ったわずかな水は、着用者の体温によって温められて水蒸気になり、通気性を有するアウターを通して外側に放出される。したがって、アウターとインナーとの間に残った水の表面張力によってアウターとインナーとが密着しないため、着用者が動きにくくなることはない。このように、救命服は、撥水性を有するインナーならびに防水性および通気性を有するアウターによって二重構造に形成されているから、着用者が濡れることを確実に防止することができ、着用者の動きが救命服によって妨げられることを抑制することができる。
請求項7記載の考案は、前記前側浮力体は、前記胸当て部から前記ズボン部の膝部の下まで連続し、前記インナーに結合された前側連続体と、前記胸当て部に形成された袋状の前側収容部に収容された胸用浮力体とを含む、請求項1〜6の何れか一項に記載の吊りズボン型の救命服である。
この構成によれば、前側連続体がインナーに結合されているから、前側連続体が、インナーに対してずれることを防止することができる。また、胸用浮力体が、インナーの胸当て部に形成された袋状の前側収容部に収容されているから、胸用浮力体が、インナーに対して大きくずれることを防止することができる。これにより、救命服から着用者に与えられる浮力のバランスを維持することができる。また、胸用浮力体の体積を変更することにより、水中にいる着用者に対して、当該着用者の頭が上になるような浮力を容易に与えることができる。
請求項8記載の考案は、前記後側浮力体は、少なくとも前記背当て部から前記ズボン部の臀部までの範囲に配置されている、請求項1〜7の何れか一項に記載の吊りズボン型の救命服である。
この構成によれば、後側浮力体がインナーの広い範囲に配置されている。そのため、後側浮力体の体積が十分に確保されている。したがって、一定値以上の浮力を後側浮力体に確保しつつ、後側浮力体の厚みを低減することができる。これにより、着用者の着膨れを抑制して、着用者の動きが救命服によって妨げられることを抑制することができる。さらに、後側浮力体が、インナーのズボン部の臀部に配置されているから、救命服の着用者が座った場合に後側浮力体がクッションとなる。これにより、着用者の臀部を保護することができる。
請求項9記載の考案は、前記後側浮力体は、前記背当て部から前記ズボン部の臀部まで連続し、前記インナーに結合された後側連続体と、前記背当て部に形成された袋状の後側収容部に収容された背中用浮力体とを含む、請求項8記載の吊りズボン型の救命服である。
この構成によれば、後側連続体がインナーに結合されているから、後側連続体が、インナーに対してずれることを防止することができる。また、背中用浮力体が、インナーの背当て部に形成された袋状の後側収容部に収容されているから、背中用浮力体が、インナーに対して大きくずれることを防止することができる。これにより、救命服から着用者に与えられる浮力のバランスを維持することができる。また、背中用浮力体の体積を変更することにより、水中にいる着用者に対して、当該着用者の頭が上になるような浮力を容易に与えることができる。
本考案の一実施形態に係る救命服の概略構成を説明するための図である。 本考案の一実施形態に係る救命服に備えられたアウターの外観図である。 本考案の一実施形態に係る救命服に備えられたインナーの外観図である。 本考案の一実施形態に係る救命服に備えられた浮力体の構成を説明するためのインナーの透視図である。 図1に示すV−V線に沿う救命服の断面を模式的に表した図である。 本考案の他の実施形態に係る浮力体の構成を説明するためのインナーの透視図である。 本考案の他の実施形態に係る浮力体の構成を説明するためのインナーの透視図である。
以下では、本考案の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案の一実施形態に係る救命服1の概略構成を説明するための図である。図1(a)は、救命服1を前から見た図であり、図1(b)は、救命服1を3つに分離した図である。
救命服1は、防寒着および防水着としても使用できる吊りズボン型の衣服である。救命服1は、たとえば、乗船者や、釣り人などに着用されるものである。救命服1は、ハイウエストのズボン部1aと、ズボン部1aに繋がる胸当て部1bおよび背当て部1cと、一対の吊りバンド2とを備えている。胸当て部1bおよび背当て部1cは、それぞれ、たとえば台形状に形成されている。各吊りバンド2は、胸当て部1bおよび背当て部1cに結合されている。各吊りバンド2は、長手方向に伸縮可能な伸縮ベルト3と、結合および分離可能な一対のジョイント部材4とを含む。各伸縮ベルト3の一端は、一対のジョイント部材4を介して胸当て部1bの上端部に結合されている。また、各伸縮ベルト3の他端は、背当て部1cの上端部に結合されている。ズボン部1aを穿いた着用者の肩に一対の吊りバンド2が掛けられることにより、ズボン部1aが吊り下げられた状態で救命服1が着用される。
また、救命服1は、二重構造に形成されている。より具体的には、救命服1は、筒状のインナー5およびアウター6を備えている。インナー5は、ハイウエストのズボン部5aと、ズボン部5aに繋がる台形状の胸当て部5bおよび背当て部5cとを備えている。同様に、アウター6は、ハイウエストのズボン部6aと、ズボン部6aに繋がる台形状の胸当て部6bおよび背当て部6cとを備えている。インナー5およびアウター6は、概ね同じ形状に形成されている。インナー5の外側は、アウター6によって全体が覆われている。後述するように、インナー5の内部には、浮力体21(図4参照)が収容されている。浮力体21は、水中にいる救命服1の着用者に浮力を与える。
図2は、アウター6の外観図である。図2(a)は、アウター6を前から見た図であり、図2(b)は、アウター6を後ろから見た図である。
アウター6は、防水性および通気性を有する複数枚の生地によって形成されている。この実施形態では、アウター6は、たとえば、ポリウレタンによって内面がコーティングされたナイロン製の複数枚の生地によって形成されている。アウター6は、背当て部6cに設けられたアウタースリット7と、ズボン部6aに設けられた2つのポケット8とを含む。アウタースリット7は、背当て部6cを左右に等分割する位置に配置されており、上下に延びている。アウタースリット7は、背当て部6cを貫通している。
また、2つのポケット8は、アウター6の腰部に左右対称に配置されている。図示はしないが、各ポケット8は、複数枚の生地を重ねて縫合することにより形成されている。各ポケット8の入口8aは、対応するポケット8の右上部または左上部に配置されている。各ポケット8の内部は、各ポケット8の下部に形成された2つの水抜き孔9を介してポケット8の外部に連通している。各ポケット8内に浸入した水は、2つの水抜き孔9から排出される。
また、図示はしないが、アウター6の前側部分は、胸当て部6bの上端からズボン部6aの上部にかけて左右に切り離されている。この切り離された部分には、上下に延びる前立て10が取り付けられている。前立て10の内面と、アウター6の外面のうち前立て10が重なる部分とには、たとえば、ファスナ(線ファスナ)、ボタン、および面ファスナの何れかが取り付けられている。この実施形態では、面ファスナが取り付けられている。これにより、アウター6の前側部分を左右に開いたり、閉じたりすることができる。
また、アウター6には、反射テープ11と、2つのウエスト調整ベルト12と、2つの裾巾調整ベルト13が取り付けられている。反射テープ11は、胸当て部6bの上端部に沿って取り付けられている。2つのウエスト調整ベルト12は、それぞれ、アウター6の左右の側部に取り付けられている。救命服1のウエストは、2つのウエスト調整ベルト12によって調整される。また、2つの裾巾調整ベルト13の一端は、それぞれ、アウター6の左右の裾6gの前側部分に縫合されている。各裾巾調整ベルト13の一端を除く部分は、たとえば面ファスナによって、アウター6の裾6gに着脱できるように形成されている。救命服1の裾巾は、アウター6に対する各裾巾調整ベルト13の着脱位置によって調整される。
図3は、インナー5の外観図である。図3(a)は、インナー5を前から見た図であり、図3(b)は、インナー5を後ろから見た図である。
インナー5は、撥水性を有する複数枚の生地によって形成されている。この実施形態では、インナー5は、たとえば、ナイロン製の複数枚の生地によって形成されている。インナー5は、インナー5の前側部分を形成する前側分割体17と、インナー5の後側部分を形成する後側分割体18とを含む。前側分割体17および後側分割体18は、それぞれ、輪郭形状が概ね等しいシート状に形成されている。前側分割体17および後側分割体18は、互いの縁部が重なり合うように配置されている。前側分割体17および後側分割体18の縁部は、上端縁および下端縁を除き、互いに縫合されている。これにより、筒状のインナー5が形成されている。
前側分割体17の上部中央部(左右方向に関する中央部)は、左右に切り離されている。この切り離された部分は、ファスナ(線ファスナ)19によって結合されている。ファスナ19は、前側分割体17の上部を左右に等分割する位置に配置されており、上下に延びている。インナー5における胸当て部5bの上端からズボン部5aの上部までの部分は、ファスナ19が開かれることにより左右に分離される。
また、後側分割体18の上部には、インナースリット20が形成されている。インナースリット20は、後側分割体18の上部を左右に等分割する位置に配置されており、上下に延びている。インナースリット20は、後側分割体18を貫通している。インナースリット20は、アウタースリット7と概ね等しい形状に形成されている。インナースリット20およびアウタースリット7は、前後に重なるように配置されている。インナー5の内部は、インナースリット20およびアウタースリット7を介して、救命服1の外部に連通している。これにより、救命服1の通気性が高められている。
図4は、浮力体21の構成を説明するためのインナー5の透視図である。図4(a)は、インナー5を前から見た図であり、図4(b)は、インナー5を後ろから見た図である。
救命服1は、インナー5に収容された浮力体21を備えている。浮力体21は、インナー5の前側部分である前側分割体17に収容された前側浮力体22と、インナー5の後側部分である後側分割体18に収容された後側浮力体23とを含む。前側浮力体22は、胸当て部5bからズボン部5aの膝部5dの下までの範囲に配置されている。また、後側浮力体23は、背当て部5cからズボン部5aの臀部5eまでの範囲に配置されている。
前側浮力体22は、胸当て部5bからズボン部5aの膝部5dの下まで連続する2つの前側連続体24と、胸当て部5bに収容された2つの胸用浮力体25とを含む。2つの前側連続体24は、ファスナ19を間に挟んで左右対称に配置されている。同様に、2つの胸用浮力体25は、ファスナ19を間に挟んで左右対称に配置されている。各前側連続体24は、胸当て部5bからズボン部5aの膝部5dの下までの範囲が2つの前側連続体24によって概ね埋まるように形成されている。また、各胸用浮力体25は、胸当て部5bが2つの胸用浮力体25によって概ね埋まるように形成されている。
また、後側浮力体23は、背当て部5cからズボン部5aの臀部5eまで連続する後側連続体26と、背当て部5cに収容された2つの背中用浮力体27とを含む。2つの背中用浮力体27は、インナースリット20を間に挟んで左右対称に配置されている。各背中用浮力体27は、背当て部5cが2つの背中用浮力体27によって概ね埋まるように形成されている。また、後側連続体26は、背当て部5cからズボン部5aの臀部5eまでの範囲が後側連続体26によって概ね埋まるように形成されている。
前側連続体24、胸用浮力体25、後側連続体26、および背中用浮力体27は、それぞれ、可撓性を有する複数枚のシート材28(図5参照)によって形成されている。各シート材28は、たとえば、発泡材や多孔質材によって形成される。この実施形態では、各シート材28は、たとえば、発砲ポリエチレンによって形成される。各シート材28の厚みは、たとえば2mmである。前側連続体24、胸用浮力体25、後側連続体26、および背中用浮力体27の厚みは、シート材28の枚数によって調整される。シート材28の枚数は、たとえば、前側連続体24が2枚、胸用浮力体25が13枚、後側連続体26が2枚、背中用浮力体27が7枚である。これらの枚数は、必要とされる浮力の大きさや、浮力のバランス等に応じて適宜調整される。このように、シート材28の枚数を変更することにより、前側連続体24、胸用浮力体25、後側連続体26、および背中用浮力体27の浮力を容易に調整することができる。
前側浮力体22および後側浮力体23は、前側浮力体22の方が後側浮力体23よりも浮力が大きくなるように形成されている。さらに、浮力体21は、胸当て部5bおよび背当て部5cに収容された部分の方が、ズボン部5aに収容された部分よりも浮力が大きくなるように形成されている。より具体的には、このような浮力のバランスになるように、シート材28の面積および枚数が設定されている。また、このように浮力のバランスが設定されることにより、救命服1は、水中にいる着用者を仰向け姿勢で頭が上になるように浮遊させることができる。これにより、着用者の気道を確保することができる。
図5は、図1に示すV−V線に沿う救命服1の断面を模式的に表した図である。
インナー5の前側分割体17は、前側分割体17と同じ輪郭形状に形成された2枚の前側ベース生地29を有している。2枚の前側ベース生地29は、互いの縁部が重なり合うように配置されている。2枚の前側ベース生地29は、縁部同士が縫合されて袋状に形成されている。前側浮力体22に設けられた2つの前側連続体24は、2枚の前側ベース生地29の間に配置されている。さらに、2つの前側連続体24は、上下に間隔を空けた複数箇所で、糸30によって2枚の前側ベース生地29に縫合されている(図3および図5を併せて参照)。したがって、2つの前側連続体24は、袋状に結合された2つの前側ベース生地29内に収容された状態で、2枚の前側ベース生地29に結合されている。
また、後側分割体18は、後側分割体18と同じ輪郭形状に形成された2枚の後側ベース生地31を有している。図示はしないが、各後側ベース生地31には、インナースリット20(図3参照)を形成するための貫通孔が形成されている。2枚の後側ベース生地31は、互いの縁部が重なり合うように配置されている。2枚の後側ベース生地31は、縁部同士が縫合されて袋状に形成されている。後側浮力体23に設けられた後側連続体26は、2枚の後側ベース生地31の間に配置されている。さらに、後側連続体26は、上下に間隔を空けた複数箇所で、糸32によって2枚の後側ベース生地31に縫合されている(図3および図5を併せて参照)。したがって、後側連続体26は、袋状に結合された2つの後側ベース生地31内に収容された状態で、2枚の後側ベース生地31に結合されている。
また、前側分割体17は、2枚の前側ベース生地29の上部に結合された胸用生地33をさらに有している。この実施形態では、胸用生地33がたとえば2枚設けられている(図3参照)。2枚の胸用生地33は、ファスナ19を間に挟んで左右対称に配置されている。各胸用生地33の縁部は、外側の前側ベース生地29の上部に縫合されている。各胸用生地33は、外側の前側ベース生地29と協働して袋状の前側収容部34を形成している。前側浮力体22に設けられた2つ胸用浮力体25は、それぞれ、2つの前側収容部34に収容されている。各前側収容部34は、胸用浮力体25が殆ど隙間なく収容されるように形成されている。
また、後側分割体18は、2枚の後側ベース生地31の上部に結合された背中用生地35をさらに有している。この実施形態では、背中用生地35の中央部には、インナースリット20を形成するための貫通孔が形成されている(図3参照)。背中用生地35の縁部は、外側の後側ベース生地31の上部に縫合されている。背中用生地35は、外側の後側ベース生地31と協働して袋状の後側収容部36を形成している。後側浮力体23に設けられた2つ背中用浮力体27は、後側収容部36に収容されている。後側収容部36は、2つ背中用浮力体27が殆ど隙間なく収容されるように形成されている。
アウター6は、インナー5の外側全体を覆っている。インナー5およびアウター6の上端縁5f、6fは、互いの間が密閉されるように縫合されている。また、インナー5およびアウター6の裾5g、6gは、互いの間を流体が流通できるように結合されている。この実施形態では、たとえば、メッシュ37が、インナー5およびアウター6の裾5g、6gに結合されている。インナー5およびアウター6の裾5g、6gは、メッシュ37を介して結合されている。水や空気などの流体は、メッシュ37を介して、インナー5およびアウター6の裾5g、6gの間を流通できる。
以上のように本実施形態では、防寒機能および防水機能が救命服1に備えられている。したがって、救命服1を着用すれば、たとえば、防寒着および救命胴衣の両方を着用する必要がない。そのため、着用者の着膨れを抑制することができる。これにより、着用者の動きが妨げられることを防止することができる。したがって、防寒着および救命胴衣の両方を着用している場合に比べて、着用者の作業効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、救命服1は、インナー5およびアウター6によって二重構造に形成されている。浮力体21は、インナー5に収容されている。したがって、たとえばアウター6が破れたとしても、浮力体21が外に出ることはない。そのため、アウター6が破れた場合でも、救命服1は、水中にいる着用者に確実に大きな浮力を与えることができる。しかも、救命服1が二重構造に形成されているから、高い防寒機能および防水機能が救命服1に備えられている。
また、本実施形態では、前側浮力体22が、胸当て部5bからズボン部5aの膝部5dの下までの範囲に配置されている。すなわち、前側浮力体22がインナー5の広い範囲に配置されているので、前側浮力体22の体積が十分に確保されている。したがって、一定値以上の浮力を前側浮力体22に確保しつつ、前側浮力体22の厚みを低減することができる。これにより、着用者の着膨れを抑制して、着用者の動きが妨げられることを抑制することができる。さらに、前側浮力体22がズボン部5aの膝部5dの下まで配置されているから、着用者が膝をつく場合には前側浮力体22がクッションとなる。したがって、着用者の膝を保護することができる。
また、本実施形態では、後側浮力体23は、背当て部5cからズボン部5aの臀部5eまでの範囲に配置されている。すなわち、後側浮力体23がインナー5の広い範囲に配置されており、後側浮力体23の体積が十分に確保されている。したがって、一定値以上の浮力を後側浮力体23に確保しつつ、後側浮力体23の厚みを低減することができる。これにより、着用者の着膨れを抑制して、着用者の動きが妨げられることを抑制することができる。さらに、後側浮力体23が、ズボン部5aの臀部5eに配置されているから、救命服1の着用者が座る場合に後側浮力体23がクッションとなる。これにより、着用者の臀部を保護することができる。具体的には、たとえば、救命服1を着用した釣り人が磯などの凹凸のある地面に座る場合でも、着用者の臀部が痛くなることを防止することができる。さらに、救命服1の着用者は、後側浮力体23を介して座るから、冬場などの気温が低い場合でも着用者の臀部が冷えることを防止することができる。
また、本実施形態では、インナー5およびアウター6の上端縁5f、6fは、互いの間が密閉されるように結合されている。したがって、たとえば救命服1の着用者が水中に落下したとしても、インナー5およびアウター6の上部の間から直ぐには空気が排出されず、この空間に空気が保持される。そのため、浮力体21からの浮力に加えて、この空気からの浮力が着用者に与えられる。これにより、大きな浮力が保たれる。
また、本実施形態では、インナー5およびアウター6の裾5g、6gは、互いの間を流体が流通できるように結合されている。したがって、たとえば着用者が水中に落下したときには、インナー5およびアウター6の上部の間に空気が保持される一方で、インナー5およびアウター6の下部の間の空気が、両者の裾5g、6gの間を通って排出される。そのため、水中にいる着用者には、インナー5およびアウター6の上部が上になるような浮力が与えられる。これにより、救命服1は、水中にいる着用者に対して、着用者の頭が上になるように浮力を与えることができる。したがって、着用者の気道の確保が容易になる。さらに、救命服1の着用者が水中から陸に上がると、インナー5およびアウター6の裾5g、6gの間から速やかに排水される。すなわち、救命服1の着用者が陸にいるときには、インナー5およびアウター6の裾5g、6gの間から排水されるので、救命服1の内部に水が溜まった状態にならない。
また、本実施形態では、インナー5は、撥水性を有する生地によって形成されており、アウター6は、防水性および通気性を有する生地によって形成されている。したがって、救命服1の着用者およびインナー5は、アウター6によって防水されて濡れることが防止される。また、アウター6とインナー5との間に水が浸入したとしても、この水は、撥水性を有するインナー5によってはじかれるので、着用者が濡れることが防止される。さらに、アウター6とインナー5との間に残ったわずかな水は、着用者の体温によって温められて水蒸気になり、通気性を有するアウター6を通して外側に放出される。したがって、アウター6とインナー5との間に残った水の表面張力によってアウター6とインナー5とが密着しないため、着用者が動きにくくなることはない。このように、救命服1は、撥水性を有するインナー5ならびに防水性および通気性を有するアウター6とによって二重構造に形成されているから、着用者が濡れることを確実に防止することができ、着用者の動きが救命服1によって妨げられることを抑制することができる。
また、本実施形態では、前側浮力体22に設けられた2つの前側連続体24がインナー5に結合されている。したがって、各前側連続体24が、インナー5に対してずれることを防止することができる。また、前側浮力体22に設けられた2つの胸用浮力体25が、胸当て部5bに形成された袋状の前側収容部34に収容されている。したがって、各胸用浮力体25が、インナー5に対して大きくずれることを防止することができる。これにより、救命服1から着用者に与えられる浮力のバランスを維持することができる。また、胸用浮力体25の体積を変更することにより、水中にいる着用者に対して、当該着用者の頭が上になるような浮力を容易に与えることができる。
同様に、本実施形態では、後側浮力体23に設けられた後側連続体26がインナー5に結合されている。したがって、後側連続体26が、インナー5に対してずれることを防止することができる。また、後側浮力体23に設けられた2つの背中用浮力体27が、背当て部5cに形成された袋状の後側収容部36に収容されている。したがって、各背中用浮力体27が、インナー5に対して大きくずれることを防止することができる。これにより、救命服1から着用者に与えられる浮力のバランスを維持することができる。また、背中用浮力体27の体積を変更することにより、水中にいる着用者に対して、当該着用者の頭が上になるような浮力を容易に与えることができる。
また、本実施形態では、救命服1の背当て部1cに、背当て部1cを貫通するスリット(インナースリット20およびアウタースリット7)が形成されている。したがって、たとえば救命服1の着用者が前屈みになった場合には、着用者の姿勢に合わせて背当て部1cの中央部が左右に広がる。そのため、背当て部1cが着用者の動きを妨げることが抑制されている。さらに、各吊りバンド2には、伸縮性が備えられている。したがって、各吊りバンド2は、着用者の動きに応じて伸縮する。そのため、各吊りバンド2が着用者の動きを妨げることが抑制されている。これにより、救命服1の着用者は、救命服1によって動きを妨げられることなく効率的に作業を行うことができる。
この考案の実施の形態の説明は以上であるが、この考案は、前述の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。たとえば、前述の実施形態では、インナー5およびアウター6が縫合されて容易に分離できないように結合されている場合について説明した。しかし、インナー5およびアウター6は、たとえば、ファスナ(線ファスナ)、ボタン、面ファスナによって容易に分離できるように結合されていてもよい。この場合、アウター6をインナー5から取り外して洗濯することができるので、救命服1全体を洗濯する場合に比べて、アウター6の洗濯が楽である。
また、前述の実施形態では、インナー5の胸当て部5bからズボン部5aの膝部5dの下まで連続する2つの前側連続体24が前側浮力体22に設けられている場合について説明した。しかし、前側浮力体22は、胸当て部5bからズボン部5aの膝部5dの下までの範囲に配置されていればよい。すなわち、2つの前側連続体24に代えて、複数の分割体が胸当て部5bからズボン部5aの膝部5dの下までの範囲に配置されていてもよい。具体的には、たとえば図6に示すように、前側分割体17の縫い目17aに合わせて上下に分割された複数の前側分割浮力体38が、左右に二列で並んで、胸当て部5bからズボン部5aの膝部5dの下の範囲に配置されていてもよい。
同様に、前述の実施形態では、インナー5の背当て部5cからズボン部5aの臀部5eまで連続する後側連続体26が後側浮力体23に設けられている場合について説明した。しかし、後側浮力体23は、背当て部5cからズボン部5aの臀部5eまでの範囲に配置されていればよい。すなわち、2つの後側連続体26に代えて、複数の分割体が背当て部5cからズボン部5aの臀部5eまでの範囲に配置されていてもよい。具体的には、たとえば図7に示すように、後側分割体18の縫い目18aに合わせて分割された複数の後側分割浮力体39が、背当て部5cからズボン部5aの臀部5eまでの範囲に配置されていてもよい。
また、前述の実施形態では、インナー5の前側部分が、ファスナ19によって容易に分離できるように結合されている場合について説明した。しかし、インナー5の前側部分は、ファスナ19に限らず、ボタンや面ファスナなどのその他の手段によって容易に分離できるように結合されていてもよい。同様に、救命服1において面ファスナによって結合されている部分は、ボタンやファスナ(線ファスナ)などのその他の手段によって容易に分離できるように結合されていてもよい。また、救命服1において縫合により結合されている部分は、接着などのその他の方法により結合されていてもよい。
その他、実用新案登録請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 救命服
2 吊りバンド
5 インナー
5a ズボン部
5b 胸当て部
5c 背当て部
5d インナーの膝部
5e インナーの臀部
5f インナーの上端縁
5g インナーの裾
6 アウター
6f アウターの上端縁
6g アウターの裾
17 前側分割体(インナーの前側部分)
18 後側分割体(インナーの後側部分)
21 浮力体
22 前側浮力体
23 後側浮力体
24 前側連続体
25 胸用浮力体
26 後側連続体
27 背中用浮力体
28 シート材
34 前側収容部
36 後側収容部

Claims (9)

  1. ズボン部、ならびに前記ズボン部に繋がる胸当て部および背当て部を有するインナーと、
    前記インナーの外側全体を覆うように前記インナーに結合されたアウターと、
    前記インナーおよびアウターに結合された吊りバンドと、
    前記インナーの前側部分に収容され、少なくとも前記胸当て部から前記ズボン部の膝部の下までの範囲に配置された前側浮力体、および前記インナーの後側部分に収容され、少なくとも前記背当て部に配置された後側浮力体を有する浮力体とを含む、吊りズボン型の救命服。
  2. 前記前側浮力体および後側浮力体は、前記前側浮力体の方が前記後側浮力体よりも浮力が大きくなるように形成されている、請求項1記載の吊りズボン型の救命服。
  3. 前記浮力体は、前記胸当て部および背当て部に収容された部分の方が、前記ズボン部に収容された部分よりも浮力が大きくなるように形成されている、請求項1または2記載の吊りズボン型の救命服。
  4. 前記前側浮力体および後側浮力体は、それぞれ、複数枚のシート材により形成されている、請求項1〜3の何れか一項に記載の吊りズボン型の救命服。
  5. 前記インナーおよびアウターの上端縁は、互いの間が密閉されるように結合されており、
    前記インナーおよびアウターの裾は、互いの間を流体が流通できるように結合されている、請求項1〜4の何れか一項に記載の吊りズボン型の救命服。
  6. 前記インナーは、撥水性を有する生地によって形成されており、
    前記アウターは、防水性および通気性を有する生地によって形成されている、請求項1〜5の何れか一項に記載の吊りズボン型の救命服。
  7. 前記前側浮力体は、前記胸当て部から前記ズボン部の膝部の下まで連続し、前記インナーに結合された前側連続体と、前記胸当て部に形成された袋状の前側収容部に収容された胸用浮力体とを含む、請求項1〜6の何れか一項に記載の吊りズボン型の救命服。
  8. 前記後側浮力体は、少なくとも前記背当て部から前記ズボン部の臀部までの範囲に配置されている、請求項1〜7の何れか一項に記載の吊りズボン型の救命服。
  9. 前記後側浮力体は、前記背当て部から前記ズボン部の臀部まで連続し、前記インナーに結合された後側連続体と、前記背当て部に形成された袋状の後側収容部に収容された背中用浮力体とを含む、請求項8記載の吊りズボン型の救命服。
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