JP3155324B2 - サイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ、その製造法、およびその酵素をコードする遺伝子 - Google Patents

サイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ、その製造法、およびその酵素をコードする遺伝子

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JP3155324B2 JP4799392A JP4799392A JP3155324B2 JP 3155324 B2 JP3155324 B2 JP 3155324B2 JP 4799392 A JP4799392 A JP 4799392A JP 4799392 A JP4799392 A JP 4799392A JP 3155324 B2 JP3155324 B2 JP 3155324B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイクロデキストリン
グルカノトランスフェラーゼ、その製造法、およびその
サイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼをコ
ードする遺伝子に関する。
【0002】
【従来の技術】サイクロデキストリン(以下、CDとい
う。)はグルコース分子が環状に連なった非還元性のマ
ルトオリゴ糖で、グルコース分子の数により、α(6
個)、β(7個)およびγ(8個)の3種が存在する。
CDはバチルス属(Bacillus)をはじめとする多くの微
生物が生産するCD生産酵素によりデンプンから生産さ
れる。
【0003】CDは、その分子構造により各種有機化合
物を分子空洞内に取り込んで優れた物性を持つ安定した
包接化合物を形成することが知られており、そのような
特性から、揮発性物質の安定化、酸化性・光分解性物質
の保護、溶解度や色、味などの性質の変化、水不溶性物
質の乳化などに広く用いられている物質であり、食品、
医薬品、香料などをはじめとする種々の分野でのCDの
需要が急速に高まりつつある。特に、γ−CDは、その
溶解度や生分解性において優れている他、分子内空洞が
最も大きいために多種類の物質を包接できる点で利用価
値が大きいが、3種のCDのうちでは最も生産量が少な
い。
【0004】サイクロデキストリングルカノトランスフ
ェラーゼ(以下、CGTaseという。)は、デンプン
を基質として直鎖状のデキストリンを生成すると同時
に、転移反応により上記3種のCDの混合物を生成する
転移酵素であり、同一の酵素分子が多種類の反応を触媒
する代表的な多機能酵素である。CGTaseは、表1
に示すようにバチルス属をはじめとする多くの微生物か
ら産生されることが知られており、これらは反応初期に
αまたはβ−CDを主として生成するが、反応の進行と
ともに主生産物以外のCDも生成してくる。
【0005】
【表1】
【0006】CGTaseは酵素反応の主産物の相違に
より、α−CD生産型、β−CD生産型の2グループに
大別される。γ−CD生産型酵素についてはバチルス・
スブチリス(Bacillus subtilis) No.313 が生産する
CGTaseが知られているだけであり、通常γ−CD
はデンプンからα−CD、あるいはβ−CDを生産する
ときの副産物として少量生産されるにすぎない。バチル
ス・スブチリス(Bacillus subtilis) No.313 CGT
aseの場合でも、デンプンからのγ−CDの生産量は
対糖収率で2〜3%にすぎない状態であり、この値はα
−CD生産型やβ−CD生産型の酵素が副産物として生
産するγ−CDの量以下である。
【0007】一方、好アルカリ性細菌の1種であるバチ
ルス・オーベンシス(Bacillus ohbensis) C-1400 株
より生産されるCGTaseは、デンプンを基質として
β−CDを生産し、実際に工業的レベルでβ−CDの生
産に利用されている酵素である。そのアミノ酸配列およ
びそのDNA配列は本発明者らによって解明されてお
り、その遺伝子を大腸菌等に導入してそれらの発現系を
用いることによる大量生産も可能になった(特開平3-21
6191号)。この酵素は、通常の反応条件下ではαーCD
をほとんど生産しないことや、他のβ−CGTaseに
比べて比較的大量にγ−CDを生産するという特徴を持
っているが、β−CDとγ−CDとの混合物を分離する
際、HPLCを用いなければならず、コストの面で大き
な問題となっている。
【0008】このように、γ−CDはその用途が最も多
いにもかかわらず、生産量が少なく高価であるのが現状
である。一方、遺伝子操作技術の普及とともに、CGT
ase遺伝子のクローン化が続々となされており、これ
までのCGTaseの構造と機能の相関の研究ととも
に、遺伝子を改変することにより酵素蛋白質を改良する
試みも行われている。例えば、木村らは、デンプンから
β−CDを主に生産する好アルカリ性バチルス(Bacill
us) 1011 CGTaseのC末端側の10個あるいは1
3個のアミノ酸を欠失させると、β−CD以外に相当量
のグルコース、マルトオリゴ糖およびα−CDを生産す
るようになることを示した(Biochemical and Biophysi
cal Research Communications, 161, 1273(1989)および
日本農芸化学大会講演要旨, 65, 286(1991) 参照)。し
かし、γ−CDを大量に得ることを目的として行なわれ
た報告例は今だにない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
はバチルス・オーベンシス(Bacillus ohb
ensis等により生産されるCGTaseの遺伝子
操作技術によってγ−CD生産性に優れたCGTas
e、その製造法、およびそのCGTaseをコードする
遺伝子を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、バチルス
・オーベンシス(Bacillus ohbensi
)C−1400株より生産されるCGTaseα−
CDを主に生産するCGTaseとβ−CDを主に生産
するCGTaseの構造を比較検討した結果、酵素特異
性に関与すると考えられるが存在することを確認し
た。そして、バチルス・オーべンシス(Bacillu
ohbensis)C−1400株より生産され
るCGTaseの特定部位を他のアミノ酸に改変するこ
とにより、デンプンから従来よりも高い収率でγ−CD
を生産できることを見出し、本発明に至った。
【0011】すなわち、本発明は、以下の構成からなる
サイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ(C
GTase)、これをコードする遺伝子、およびこのC
GTaseを製造する方法を提供するものである。 1)活性中心近傍に配列番号7のアミノ酸配列を有する
サイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼにお
いて、当該配列中のチロシンがアラニン、セリンまたは
トリプトファンに改変され、改変前に比較してより大き
なγ−サイクロデキストリン/β−サイクロデキストリ
ン生成比を有することを特徴とするサイクロデキストリ
ングルカノトランスフェラーゼ。 2)活性中心近傍に配列番号7のアミノ酸配列を有する
前記サイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ
がバチルス属により産生されるものである請求項1に記
載のサイクロデキストリングルカノトランスフェラー
ゼ。 3)バチルス・オーベンシス・エスピー・ノブ・C−1
400(Bacillus ohbensis sp.
nov.C−1400)に由来する配列番号1のアミノ
酸配列において188番目のチロシンがアラニン、セリ
ンまたはトリプトファンに改変されてなる請求項2に記
載のサイクロデキストリングルカノトランスフェラー
ゼ。 4)活性中心近傍に配列番号7のアミノ酸配列を有する
サイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼをコ
ードする遺伝子において、当該アミノ酸配列中のチロシ
ンに対応するコドンが”GCT”、”GCC”、”GC
A”、”GCG”、”TCT”、”TCC”、”TC
A”、”TCG”、”AGT”、”AGC”または”T
GG”に改変されたことを特徴とするサイクロデキスト
リングルカノトランスフェラーゼ遺伝子。 5)活性中心近傍に配列番号7のアミノ酸配列を有する
サイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼをコ
ードする前記遺伝子がバチルス属に由来するものである
請求項4に記載のサイクロデキストリングルカノトラン
スフェラーゼ遺伝子。 6)バチルス・オーベンシス・エスピー・ノブ・C−1
400(Bacillus ohbensis sp.
nov.C−1400)のDNAにおける配列番号1の
塩基配列を含む遺伝子において1756〜1758番目
の”TAT”が、”GCT”、”GCC”、”GC
A”、”GCG”、”TCT”、”TCC”、”TC
A”、”TCG”、”AGT”、”AGC”または”T
GG”に改変された請求項5に記載のサイクロデキスト
リングルカノトランスフェラーゼ遺伝子。 7)請求項4〜6のいずれかに記載の遺伝子を導入した
形質転換微生物を培養し、培養液からサイクロデキスト
リングルカノトランスフェラーゼを取得することを特徴
とするサイクロデキストリングルカノトランスフェラー
ゼの製造方法。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。本発明者
らは、まずα−CD生産型の代表的酵素としてバチルス
・マセランス(Bacillus macerans) CGTase、
β−CD生産型の代表的酵素としてバチルス・ステアロ
テルモフィルス(Bacillus stearothermophilus) C
GTaseを用いて、バチルス・オーベンシス(Bacill
us ohbensis) C-1400 CGTaseと比較した。
【0013】バチルス・ステアロテルモフィルス(Ba
cillus stearothermophilu
)CGTaseは、β−CD生産型の代表的酵素とし
て知られており、X線結晶解析による立体構造が解明さ
れている(Kubota,M.,Mikami,B.,
Tsujisaka,Y.,&Morita,Y.,:
J.Biochem.,104,12(1988)およ
び久保田倫夫,松浦良樹,堺修造,勝部幸輝:日本農芸
化学大会講演要旨,65,671(1991)参照)数
少ないCGTaseのひとつである。その立体構造にお
ける活性中心近傍には、生成するCDの種類の決定に関
与すると考えられる構造上の特徴が認められる。特に、
生成したCDの空洞部にはフェニルアラニン191が存
在すると推定され、この部位のアミノ酸残基が空間的に
大きいものになると、小さなCDの生成が困難になるも
のと考えられる。同様な構造部位は、他の菌種に由来す
るCGTaseにも存在する。具体的には、バチルス・
ステアロテルモフィルス(Bacillus stea
rothermophilus)CGTaseのフェニ
ルアラニン191の相当部としては、バチルス・マセラ
ンス(Bacillus macerans)CGTa
seではチロシン195、バチルス・オーベンシス(
acillus ohbensis)C−1400 C
GTaseではチロシン188残基であることがわかっ
た。そこで、バチルス・オーベンシス(Bacillu
ohbensis)C−1400 CGTaseに
おけるチロシン188残基を、バチルス・ステアロテル
モフィルス(Bacillus stearother
mophilus)型のフェニルアラニンより空間的に
大きいトリプトファンの他、ヒスチジン、アラニンおよ
びセリンへと置換した場合の酵素特性を調べたところ、
アラニンおよびセリン置換体ではβ−CDとγ−CDが
ほぼ同率で生成し、またトリプトファンへ置換したとき
はγ−CDの生産量が対糖収率で15%になることが確
認され、この知見に基づき本発明に至ったものである。
【0014】本発明において用いる、アミノ酸あるいは
塩基の置換を起こさせる方法としては、目的とするアミ
ノ酸または塩基の置換を起こさせることができるもので
あれば如何なる方法を用いてもよい。高頻度で変異を起
こさせる方法の一つに部位特異的変異法が挙げられる。
これは、2本鎖DNAプラスミドに組み込んだ遺伝子を
鋳型として、目的変異部位に置換塩基を有するオリゴヌ
クレオチドを変異源として用いる方法(M.J.Zoller, M.S
mith, "Method in Enzymology", vol.100, R.Wu, L.Gro
ssmann, K.Moldave ed., P468, Academic Press (198
3))で、Kunkel法(Kunkel,T.A. (1985) Proc. Natl. Ac
ad. Sci. USA.,82, 488.) やGrapped duplex法(Karmer,
W. et al.(1984)Nucl. AcidsRes.,12, 9441) などいく
つかの改良法があるが、そのいずれを用いて改変を行な
ってもよい。
【0015】また、アミノ酸の置換を起こさせる方法に
は、部位特異的変異法に限らず、ポリメラーゼチェーン
リアクション(PCR)を用いる方法(Mullis,K., Falo
ona,F.,Scharf, S.,Saiki, R/.Horn,G., and Erlich,
H.,(1986) Cold Spring Harber Symp. 51:263) や、カ
セットミュータジェネシス法(J.H.Richards, Nature, 3
23, 187 (1986)) などがあり、これらの方法を用いるこ
とも可能である。
【0016】本発明において用いる、変異の鋳型として
の野生型CGTase遺伝子は、バチルス・オーベンシ
ス・エスピー・ノブ・C−1400(Bacillus
ohbensis sp.nov.C−1400)
おけるように、活性中心近傍に配列番号7のアミノ酸配
列を有するサイクロデキストリングルカノトランスフェ
ラーゼをコードする遺伝子よりクローンしたDNA断片
である。通常の反応条件下ではα−CDをほとんど生産
しないことや、他のβ−CGTaseに比べて比較的大
量にγ−CDを生産するという特徴を有するバチルス・
オーベンシス(Bacillus ohbensis)
C−1400株由来のCGTase遺伝子が特に好まし
い。クローニングは、公知の方法、例えば、特開平3−
216191号に示された方法で行なうことができる
が、その他の方法を用いても構わない。このDNA断片
中には、少なくともプレプロ体部分を含む構造遺伝子が
コードされている部分が含まれていれば、そのDNAの
長さや両端の制限酵素切断部位には特に制限はなく如何
なるものであってもよい。また、実際に変異操作を行な
う際には、必ずしもDNA断片の全てを用いる必要はな
く、変異を行なう部分を含んだ一部のDNA断片のみを
変異操作に用い、その後他の部分と結合し、その後の操
作に用いてもよい。本発明における改変したCGTas
eは、変異を起こさせた遺伝子を微生物中に導入し、そ
の微生物を培地中に培養することにより生産させ、培養
液からCGTaseを回収することによって取得でき
る。
【0017】この際、用いるDNAとしては、もとの遺
伝子の発現生産に関与する部分を全て含んでいるCGT
ase遺伝子を用いてもよいし、CGTaseの構造遺
伝子部分に別のプロモーター領域や、シグナル配列、タ
ーミネーター領域等を結合したDNA断片を用いること
も可能である。この際用いるプロモーター領域や、シグ
ナル配列、ターミネーター領域等は、遺伝子を導入する
宿主菌中でCGTaseを発現、生産することができれ
ばどのようなものを用いてもよい。
【0018】宿主菌としては、改変したCGTase遺
伝子を導入でき、発現・生産可能なものであればよい
が、生産した改変CGTaseを菌体外に分泌すること
から、工業的生産にはバチルス属細菌を用いることが望
ましい。さらに、バチルス・スブチリス(Bacillus su
btilis)207−21(Otozaki,K., et. al., J. Gen.
Appl. Microbial.,30,15(1984) )あるいはその変異株
を用いると、より好適に実施できる。
【0019】宿主菌の形質転換は通常の方法で可能であ
る。例えば、バチルス属細菌では、コンピーテントセル
法(J.Spizizen, Proc. Natl. Sci. USA,44, 1072 (195
8))、プロトプラスト法(Chang,S., S.N.Cohen, Molec.
Gen. Genet. 168, 111 (1979)) 等で実施できるが、こ
れらの方法に限られない。導入した変異CGTase遺
伝子は、プラスミド等を用いて、染色体外に存在、複製
する方法で安定に維持させてもよいし、染色体中に組み
込む(インテグレーション)方法でもよい。染色体外に
存在、複製する方法の場合には、宿主菌中で複製可能な
ベクターを用いる。例えば、バチルス属細菌を宿主とし
て用いる場合、pUB110、pUP110、pC19
4、pE194、pTP5、pSD3501など公知の
枯草菌用プラスミドや、上記の枯草菌プラスミドと大腸
菌プラスミドとのシャトルベクターなどを用いることが
できるが、宿主菌内で複製可能であれば、これに限られ
ない。
【0020】一方、染色体中に組み込む方法では、ベク
ターを用いないか、あるいは宿主菌内で複製しないもの
を用いることが望ましく、例えば、大腸菌プラスミドp
BR322、pUC18、pHSG396、pSD31
65、pACYC184、等を用いることができる。形
質転換株の選択は、導入遺伝子に結合した遺伝子マーカ
ーの発現等により行なうことができる。
【0021】上記のようにして得た形質転換株を培養す
る培地としては特に制限はなく、該形質転換株が生育す
るものであればどのような培地でも用いることができ
る。培養液からのCGTaseの分離精製は、一般的な
蛋白質の分離精製法に従って行なうことができる。例え
ば、コーンスターチのようなデンプンを添加して吸着・
沈殿させてから緩衝液に酵素を溶出させることにより可
能であるが、これに限らず他の方法でも可能である。
【0022】本発明においては、CGTaseの活性は
以下に示すようにblue value法により測定し
た。すなわち、可溶性デンプン(potato starch,シグマ
社製)を、50mM Na2 CO3 −NaHCO3 緩衝
液(pH10.0)に、可溶性デンプン(potato starch,シ
グマ社製)が0.025 %になるように溶かしたものを基質
溶液とした。基質溶液2.5 mlに対して酵素溶液0.2 m
lを加え、40℃で10分間反応させた後に、0.6 N
HCl 2mlを加えて反応を停止させ、0.1 % KI
−0.01%I2 1mlを加え、660nmでの吸光度を測
定した。酵素1単位は上記の条件下、660nmでの吸
光度を1.0 減少させる量とした。
【0023】
【実施例】以下に本発明について代表的な例を示し、さ
らに具体的に説明する。ただし、これらは単なる例示で
あり、本発明はこれらのみに限られるものではない。 実施例1:改変CGTase遺伝子の構築 改変CGTase遺伝子を図1(1) 〜(5) に示すように
構築した。
【0024】 バチルス・オーベンシス・エスピー・ノ
ブ・C−1400(Bacillus ohbensi
s sp.nov.C−1400)からクローニングさ
れた野生型CGTase遺伝子を保持するpUC19C
GT5A(Sin,K.−A.et.al.,App
l.Microbiol.Biotechnol.,3
5,600−605(1991))をSphIとHin
dIIIで部分消化することにより約2.5KbのDN
A断片を切り出し、これをプラスミドpUP110BS
CsacQ(Nakamura A.et.al.,A
gric.Biol.Chem.,55(9),236
7−2374(1991)のSphI・HindIII
消化物と混合し、T4ファージDNAリガーゼ処理して
連結した。このプラスミドをpUP110Ce−CGT
とした。さらに、CGTase遺伝子の発現量を増加さ
せるために、バチルス・スブチリス セルラーゼ遺伝子
の発現量を上昇させることが知られているsacQ遺伝
子を、プラスミド上のHindIII−SphIの間に
組み込んだ。こうして得られたプラスミドをpUP11
0CeCGTsacQとする。このDNAを用い、バチ
ルス・スブチリス(Bacillus subtili
s)207−21の形質転換を行ない、カナマイシン
耐性の形質転換体を選択した。この形質転換体より、常
法によりプラスミドDNAを抽出、精製し、分析したと
ころ、野生型プラスミドDNApUP110CeCGT
sacQを保有していた。
【0025】部位特異的変異は、以下のようにKunk
el法に従って行なった。プラスミドpUP110Ce
CGTsacQを大腸菌CJ236に形質転換し、プラ
スミドpUP110CeCGTsacQをもつ大腸菌C
J236を得る。この大腸菌から、Messing らの方法(V
ieira,J. and Messing,J. (1987) Methodin Enzymolog
y, 153, 3)に従い1本鎖DNAを調整しDNA中のデオ
キシチアミン(dT)の一部がデオキシウラシル(d
U)に置き代わった1本鎖DNAを得る。配列番号2〜
6に示したオリゴヌクレオチドを各々化学合成し、T4
ポリヌクレオチドキナーゼにより5′末端をリン酸化す
る。
【0026】このオリゴヌクレオチドを用いて上記の1
本鎖DNAをアニーリングバッファー(200mM T
ris−HCl,pH 8.0,100mM MgCl2
500mM NaCl,10mM DTT)中で混合
し、65℃で15分間静置後、さらに37℃で15分間
静置し、オリゴヌクレオチドを変異の目的部位にアニー
リングさせた。次に、このDNA混合液に 2.5倍量のエ
クステンションバッファー(50mMTris−HC
l,pH 8.0,60mM 酢酸アンモニウム,5mM
MgCl2 ,5mM DTT,1mM NAD, 0.5m
M dNTP(A,C,G,T))を加え、さらにE.
coli DNAリガーゼとT4DNAポリメラーゼを
加えて25℃で2時間静置して相補鎖の合成を行なっ
た。その後、このDNAを大腸菌BMH71−18 m
utSに常法に従い形質転換しアンピシリン耐性の形質
転換株を選択した。得られた形質転換株のいくつかか
ら、常法に従い1本鎖DNAを調製し、Sangerら
によるジデオキシ法により塩基配列を決定し、チロシン
188をコードする遺伝子の塩基である“TAT”が
“TGG”、“GCT”、“TCT”、“TTT”およ
び“CAT”に改変されているプラスミドDNApUP
110CeCGTsacQ−Y188W、pUP110
CeCGTsacQ−Y188A、pUP110CeC
GTsacQ−Y188S、pUP110CeCGTs
acQ−Y188FおよびpUP110CeCGTsa
cQ−Y188Hを取得した。
【0027】実施例2:バチルス・スブチリス(Bacill
us subtilis)207−21による改変CGTaseの
生産 実施例1で得られた野生型プラスミドDNApUP11
0CeCGTsacQおよび改変プラスミドDNApU
P110CeCGTsacQ−Y188W、pUP11
0CeCGTsacQ−Y188A、pUP110Ce
CGTsacQ−Y188S、pUP110CeCGT
sacQ−Y188F、およびpUP110CeCGT
sacQ−Y188Hを用い、バチルス・スブチリス
Bacillussubtilis)207−21をプロトプラスト法
により形質転換し、カナマイシン耐性の形質転換体を選
択した。これらの形質転換体より、常法によりプラスミ
ドDNAを抽出、精製し、分析したところ、いずれも、
野生型プラスミドDNApUP110CeCGTsac
Qおよび改変プラスミドDNApUP110CeCGT
sacQ−Y188W、pUP110CeCGTsac
Q−Y188A、pUP110CeCGTsacQ−Y
188S、pUP110CeCGTsacQ−Y188
F、およびpUP110CeCGTsacQ−Y188
Hを保有していた。該形質転換株を、終濃度で10μg
/mlのカナマイシンを含有するL−broth10m
l中で37℃、36時間振盪培養し、培地中に改変酵素
を生産させた。この培養液を、4℃、15000rpmで遠心分
離し、菌体を除去して、上清をとり、粗酵素液を調製し
た。なお、プラスミドDNApUP110CeCGTs
acQ−Y188Wを組入れた微生物であるバチルス・
スブチリス(Bacillus subtilis)207−21(pU
P110CeCGTasesacQ(Y188W))は
微生物工業技術研究所に受託番号微工研菌寄第12720 号
(FERM P−12720 )で1992年1月22日に寄託さ
れている。
【0028】実施例3:改変CGTaseの精製 実施例2により得られた各種粗酵素液に対して、デンプ
ンを2%になるように加え、4℃で1時間撹拌して酵素
を吸着させた。遠心分離(4℃、7000rpm)に
デンプンを集め、50mMリン酸ナトリウム緩衝液
(pH 6.8)で洗浄後、同じ緩衝液に懸濁し、40
℃で2時間撹拌することにより酵素を溶出させた。遠心
分離によりデンプンを除去し、その上清を精製酵素標品
とした。必要によりセントリプレップ−30(アミコン
社製)を用いて限外ろ過を行ない、酵素溶液の濃縮を行
なう。なお、精製過程はSDS−PAGEにより確認し
た。
【0029】実施例4:改変CGTaseの酵素特性 実施例3により得られた酵素液を用いて、各変異酵素の
特性を野生型酵素と比較することによって調べた。 (1)分子量の測定 実施例3で得られた各種変異酵素の分子量をSDS−P
AGEにより調べ、野生型のCGTaseと比較したと
ころ、分子量はすべて約80,000ダルトンであることがわ
かった。SDS−PAGEによるゲル上のバンドの様子
を図2に示す。
【0030】(2)至適pHの測定 可溶性デンプンを基質として、40℃で10分間反応さ
せ、各種変異酵素のpHによる活性を調べた。最大活性
に対する相対活性の測定結果を図3に示す。野生型CG
TaseがpH5.0 とpH10.0の2つの活性領域を有す
るのに対して、アラニン、ヒスチジン、セリン置換体変
異CGTaseでは、その至適pHがpH6.0 付近に変
化していた。
【0031】(3)酵素反応生産物の分析 デンプンを基質として、各種変異酵素の加水分解能を経
時的に調べた。生産物であるCDの分析はHPLCによ
り行なった。100mM McIlvaine緩衝液
(pH6.0 )に可溶性デンプンが6%になるように溶か
した基質溶液2.5 mlに対して、15単位の酵素溶液を
各々0.5 ml加え、50℃で1〜24時間反応させた後
に、10分間の煮沸で酵素反応を停止し、分析に用い
た。NH2 −1251−N(4.6 ×250mm、センシュー
科学社製)カラムに反応液20μlを添加し、65%ア
セトニトリルを用いて、1.5 ml/minの流速で溶出
させ、屈折率検出機(ERC−7510、Erma Opt
ical Works社製)で生産物であるCDを検出
した。
【0032】各変異酵素の反応生成物の経時的変化を図
4に示す。なお、図4において、○および△は、それぞ
れ野生型CGTaseにおけるβ−CD生産量、γ−C
D生産量を表わし、黒丸および黒三角は、それぞれチロ
シン188変異酵素野生型CGTaseにおけるβ−C
D生産量、γ−CD生産量を表わす。図4からもわかる
ように、野生型CGTaseにおけるチロシン188置
換体変異酵素において、アラニン、セリンおよびトリプ
トファン置換体変異酵素は、野生型CGTaseと比べ
てβ−CDに対するγ−CDの相対生産量が増大してい
ることがわかる。特に、アラニン、セリン置換体変異酵
素ではβ−CDとγ−CDがほぼ同率で生成された。ま
た、トリプトファン置換体変異酵素はγ−CDの生産量
が対糖収率で15%に達した。
【0033】
【発明の効果】活性中心近傍に配列番号7のアミノ酸配
列を有するサイクロデキストリングルカノトランスフェ
ラーゼにおいて、当該配列中のチロシン〔バチルス・オ
ーベンシス・エスピー・ノブ・C−1400(Baci
llus ohbensissp.nov.C−140
0)由来の配列番号1のアミノ酸配列において、188
番目のチロシンを他のアミノ酸に置換することによ
り、産生される酵素の性質や、その酵素と基質との相互
作用に大きな影響を及ぼす。具体的には、チロシン残基
をより空間的に大きな他のアミノ酸であるトリプトファ
に置換した場合、あるいは、アラニン、セリンに置換
した場合、その置換変異CGTaseのデンプンから生
産するCDは、野生型CGTaseと比べてβ−CDに
対するγ−CDの相対生産量が増大する。アラニン、セ
リン置換体変異酵素ではβ−CDとγ−CDがほぼ同率
で生成され、トリプトファン置換体変異酵素はγ−CD
の生産量が対糖収率で15%に達したことから、公知で
ある分野への応用に限らず、従来困難であったγ−CD
の大量生産に利用できる。
【0034】
【配列表】
【0035】配列番号:1 配列の長さ:4785 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 起源:バチルス・オーベンシス・エスピー・ノブ・C-14
00(Bacillus ohbensissp. nov. C-1400 ) 配列の特徴 特徴を表わす記号:mat peptide 存在位置:1195..3219 特徴を決定した方法:S 配列 GAGCTCGCCG CCTTCGTAAG CGCCTTCATT ATTTAAACCA ACATCCTCCG TATCATATTC 60 CCCTACATCA CCGCCAAAAA TATAGGCACC GTAATTTTTG AGGAAAGGAA AAGCAAAATA 120 GAGATCATTA GGTCTCATCA GAAATCCATA TTGATCAGCT GATGCATCCG TATTTTCTTC 180 AAGAATCGTT CTTAAATCTT CGATCGTCTC TGGTGCTTCT GGTACAATTT CTTTATTGTA 240 GAATATTCCA TATGTTTCGA TAACAGCTGG AACTCCATAA ATATCCGTTT CTCCTTCGAA 300 CTCATAGGTG ACCGCATCTA TAGAGGAACT AGCATAATTG CTTAACTCGT CATCTGATAG 360 AGTAAGAGGA TCAGCTAATC CTTGTGCCAC AATATTTCCG ATCTGGTCAT GTGGCTGGAA 420 AAATAAATCG GGACCATTCC CTTCTGGACC TGCTAATGAC AATTCCTGCA ATTGGTCCAT 480 CATCGGCTTT GTCTCAACCT TCACGTTAAT TCCCGTTTGC TCTGTATAAT CGTTGCTATT 540 TTTTCAATCG CCTCTAATTG CTCTTCTCTA TCATTTGCCC AGATGGGTTA ATTCTTCAGG 600 TTGATCCGCT TCCCCACCAT TTGTATCCGT GGTTACTGCC TCTTCTTCCC GTTCAGGTGC 660 ACATGCCGCT AAGAGAATAA TCATTAAAAA CATGGTAATC AGTGATAATA ATGAAAAACC 720 TTTTTTCATT TCATTTCCCC CCTGAAAAAA TTATATTAAT CTAGTAAATG TTGAGCTACC 780 TTTACATAAA GGAAAGTAAC GCAAACGTTT GCACTAGATT AGATACAACA ATCATACATG 840 GCAATTCAAT TTTTTGCAAT CGTTTACAGT AAAGAATTTT TTGAATTTTT ATTTAGTTAC 900 AATTACCTAT TTACAAATGA AATGTCTATG AGATAAAAAT AAATTAACAA CTATGAATGT 960 TCATATTCTC AATACGAGGG CAATGCTTTT GTTTTTTACA AACAACCCCG TCTTTTATTC 1020 CATTAAAAGG CGGGGTTATT TTATTGGATA AGGAGGGTTG TATTGCTTGT TCATACGATT 1080 CATTTTTAAT GTATAGGGGG AGTATTT TTG AAA AAT TTA ACG GTT TTA TTG AAA 1134 Met Lys Asn Leu Thr Val Leu Leu Lys -25 ACG ATT CCA TTA GCT CTG TTA CTT TTC ATC CTT CTT TCT TTA CCA ACA 1182 Thr Ile Pro Leu Ala Leu Leu Leu Phe Ile Leu Leu Ser Leu Pro Thr -20 -15 -10 -5 GCG GCT CAG GCT GAC GTT ACA AAT AAG GTT AAT TAT ACA AGA GAT GTT 1230 Ala Ala Gln Ala Asp Val Thr Asn Lys Val Asn Tyr Thr Arg Asp Val 1 5 10 ATT TAT CAA ATT GTG ACC GAC CGT TTT TCT GAT GGA GAT CCA TCC AAC 1278 Ile Tyr Gln Ile Val Thr Asp Arg Phe Ser Asp Gly Asp Pro Ser Asn 15 20 25 AAC CCA ACG GGG GCG ATT TAT AGT CAG GAT TGT AGC GAC CTT CAT AAA 1326 Asn Pro Thr Gly Ala Ile Tyr Ser Gln Asp Cys Ser Asp Leu His Lys 30 35 40 TAT TGT GGG GGC GAC TGG CAA GGA ATT ATC GAC AAA ATC AAT GAC GGG 1374 Tyr Cys Gly Gly Asp Trp Gln Gly Ile Ile Asp Lys Ile Asn Asp Gly 45 50 55 60 TAT TTA ACC GAT TTA GGA ATT ACA GCG ATT TGG ATT TCA CAG CCT GTA 1422 Tyr Leu Thr Asp Leu Gly Ile Thr Ala Ile Trp Ile Ser Gln Pro Val 65 70 75 GAA AAT GTC TAT GCT CTT CAT CCG AGT GGT TAT ACC TCT TAT CAC GGG 1470 Glu Asn Val Tyr Ala Leu His Pro Ser Gly Tyr Thr Ser Tyr His Gly 80 85 90 TAT TGG GCA AGA GAT TAT AAA AGA ACG AAC CCT TTT TAT GGC GAT TTC 1518 Tyr Trp Ala Arg Asp Tyr Lys Arg Thr Asn Pro Phe Tyr Gly Asp Phe 95 100 105 TCT GAC TTT GAC CGG TTA ATG GAT ACT GCA CAT AGT AAT GGC ATT AAG 1566 Ser Asp Phe Asp Arg Leu Met Asp Thr Ala His Ser Asn Gly Ile Lys 110 115 120 GTA ATC ATG GAC TTT ACG CCC AAC CAT TCA TCA CCA GCT CTT GAA ACC 1614 Val Ile Met Asp Phe Thr Pro Asn His Ser Ser Pro Ala Leu Glu Thr 125 130 135 140 GAT CCA AGC TAT GCC GAG AAC GGA GCG GTT TAT AAT GAT GGC GTA TTA 1662 Asp Pro Ser Tyr Ala Glu Asn Gly Ala Val Tyr Asn Asp Gly Val Leu 145 150 155 ATA GGC AAT TAT TCT AAC GAC CCT AAC AAC CTC TTT CAC CAT AAT GGT 1710 Ile Gly Asn Tyr Ser Asn Asp Pro Asn Asn Leu Phe His His Asn Gly 160 165 170 GGG ACA GAT TTT TCA TCC TAT GAA GAT AGC ATT TAT CGA AAT CTA TAT 1758 Gly Thr Asp Phe Ser Ser Tyr Glu Asp Ser Ile Tyr Arg Asn Leu Tyr 175 180 185 GAT TTA GCC GAC TAT GAT TTA AAC AAT ACT GTA ATG GAC CAA TAT TTA 1806 Asp Leu Ala Asp Tyr Asp Leu Asn Asn Thr Val Met Asp Gln Tyr Leu 190 195 200 AAA GAA AGT ATA AAG CTT TGG TTA GAT AAA GGA ATT GAT GGG ATT CGA 1854 Lys Glu Ser Ile Lys Leu Trp Leu Asp Lys Gly Ile Asp Gly Ile Arg 205 210 215 220 GTC GAT GCG GTC AAA CAT ATG TCC GAG GGC TGG CAA ACC TCC TTA ATG 1902 Val Asp Ala Val Lys His Met Ser Glu Gly Trp Gln Thr Ser Leu Met 225 230 235 AGT GAT ATT TAT GCA CAC GAG CCT GTC TTT ACA TTT GGC GAA TGG TTT 1950 Ser Asp Ile Tyr Ala His Glu Pro Val Phe Thr Phe Gly Glu Trp Phe 240 245 250 TTA GGA TCA GGG GAA GTC GAC CCA CAA AAT CAT CAC TTT GCC AAT GAA 1998 Leu Gly Ser Gly Glu Val Asp Pro Gln Asn His His Phe Ala Asn Glu 255 260 265 AGT GGT ATG AGC TTA CTA GAC TTT CAG TTT GGT CAA ACG ATT AGA GAT 2046 Ser Gly Met Ser Leu Leu Asp Phe Gln Phe Gly Gln Thr Ile Arg Asp 270 275 280 GTA TTA ATG GAC GGT AGC AGC AAT TGG TAT GAC TTT AAT GAG ATG ATT 2094 Val Leu Met Asp Gly Ser Ser Asn Trp Tyr Asp Phe Asn Glu Met Ile 285 290 295 300 GCA AGC ACC GAA GAG GAT TAT GAC GAA GTG ATT GAT CAG GTT ACG TTT 2142 Ala Ser Thr Glu Glu Asp Tyr Asp Glu Val Ile Asp Gln Val Thr Phe 305 310 315 ATT GAT AAT CAT GAC ATG AGC CGT TTT TCC TTT GAA CAA TCT TCA AAC 2190 Ile Asp Asn His Asp Met Ser Arg Phe Ser Phe Glu Gln Ser Ser Asn 320 325 330 CGC CAT ACA GAC ATT GCT TTA GCT GTC CTG TTA ACC TCT CGT GGA GTT 2238 Arg His Thr Asp Ile Ala Leu Ala Val Leu Leu Thr Ser Arg Gly Val 335 340 345 CCG ACT ATA TAT TAC GGT ACA GAG CAA TAT TTA ACA GGA GGC AAC GAC 2286 Pro Thr Ile Tyr Tyr Gly Thr Glu Gln Tyr Leu Thr Gly Gly Asn Asp 350 355 360 CCT GAA AAC CGC AAG CCG ATG AGC GAT TTT GAC CGT ACG ACA AAT TCT 2334 Pro Glu Asn Arg Lys Pro Met Ser Asp Phe Asp Arg Thr Thr Asn Ser 365 370 375 380 TAT CAA ATT ATT AGT ACG CTT GCT TCC TTA AGA CAA AAC AAC CCG GCA 2382 Tyr Gln Ile Ile Ser Thr Leu Ala Ser Leu Arg Gln Asn Asn Pro Ala 385 390 395 TTA GGC TAT GGA AAT ACA AGC GAA CGA TGG ATT AAC TCC GAC GTT TAT 2430 Leu Gly Tyr Gly Asn Thr Ser Glu Arg Trp Ile Asn Ser Asp Val Tyr 400 405 410 ATT TAT GAA CGA TCC TTC GGA GAC AGT GTC GTG CTT ACT GCT GTT AAC 2478 Ile Tyr Glu Arg Ser Phe Gly Asp Ser Val Val Leu Thr Ala Val Asn 415 420 425 AGT GGC GAT ACT AGT TAC ACG ATT AAT AAC TTA AAT ACC TCG TTA CCT 2526 Ser Gly Asp Thr Ser Tyr Thr Ile Asn Asn Leu Asn Thr Ser Leu Pro 430 435 440 CAA GGT CAA TAT ACA GAT GAG CTT CAG CAG CTT TTG GAT GGA AAT GAG 2574 Gln Gly Gln Tyr Thr Asp Glu Leu Gln Gln Leu Leu Asp Gly Asn Glu 445 450 455 460 ATT ACA GTC AAT AGC AAT GGA GCT GTA GAC TCG TTC CAG CTA AGT GCA 2622 Ile Thr Val Asn Ser Asn Gly Ala Val Asp Ser Phe Gln Leu Ser Ala 465 470 475 AAT GGA GTA TCC GTG TGG CAA ATA ACC GAA GAG CAT GCT TCT CCT CTA 2670 Asn Gly Val Ser Val Trp Gln Ile Thr Glu Glu His Ala Ser Pro Leu 480 485 490 ATC GGC CAT GTA GGA CCA ATG ATG GGT AAA CAC GGA AAT ACT GTC ACT 2718 Ile Gly His Val Gly Pro Met Met Gly Lys His Gly Asn Thr Val Thr 495 500 505 ATA ACG GGA GAA GGC TTT GGT GAC AAT GAG GGA AGT GTT CTC TTT GAT 2766 Ile Thr Gly Glu Gly Phe Gly Asp Asn Glu Gly Ser Val Leu Phe Asp 510 515 520 TCT GAT TTC TCT GAT GTC CTT TCT TGG TCT GAC ACG AAA ATA GAA GTA 2814 Ser Asp Phe Ser Asp Val Leu Ser Trp Ser Asp Thr Lys Ile Glu Val 525 530 535 540 AGC GTT CCG GAT GTA ACA GCT GGT CAC TAT GAT ATT AGC GTT GTA AAT 2862 Ser Val Pro Asp Val Thr Ala Gly His Tyr Asp Ile Ser Val Val Asn 545 550 555 GCT GGA GAC AGC CAA AGT CCA ACG TAT GAT AAG TTT GAA GTA TTA ACC 2910 Ala Gly Asp Ser Gln Ser Pro Thr Tyr Asp Lys Phe Glu Val Leu Thr 560 565 570 GGT GAC CAA GTT AGT ATC CGT TTT GCT GTT AAT AAT GCG ACC ACT AGC 2958 Gly Asp Gln Val Ser Ile Arg Phe Ala Val Asn Asn Ala Thr Thr Ser 575 580 585 CTT GGT ACC AAT CTG TAT ATG GTT GGA AAT GTG AAT GAG CTT GGA AAT 3006 Leu Gly Thr Asn Leu Tyr Met Val Gly Asn Val Asn Glu Leu Gly Asn 590 595 600 TGG GAC CCT GAT CAA GCG ATT GGG CCG ATG TTT AAT CAA GTG ATG TAT 3054 Trp Asp Pro Asp Gln Ala Ile Gly Pro Met Phe Asn Gln Val Met Tyr 605 610 615 620 CAA TAC CCA ACC TGG TAC TAT GAT ATA AGT GTT CCT GCC GAG GAA AAT 3102 Gln Tyr Pro Thr Trp Tyr Tyr Asp Ile Ser Val Pro Ala Glu Glu Asn 625 630 635 CTT GAA TAT AAA TTT ATT AAA AAG GAC AGC AGC GGA AAC GTC GTT TGG 3150 Leu Glu Tyr Lys Phe Ile Lys Lys Asp Ser Ser Gly Asn Val Val Trp 640 645 650 GAA AGT GGA AAT AAC CAT ACG TAT ACA ACA CCT GCA ACT GGA ACC GAT 3198 Glu Ser Gly Asn Asn His Thr Tyr Thr Thr Pro Ala Thr Gly Thr Asp 655 660 665 ACA GTC CTC GTC GAC TGG CAA TAACACAAAA TACACATCAA CTTAAGGGCT 3249 Thr Val Leu Val Asp Trp Gln 670 675 ATGCATTGTG ATCATACACA ACAACCCCAT TTTCCAAGAT TGGAAATAGG GGTTGTTTTA 3309 TAATGAAAGG GGAATTTTCC TATGTTAAAA GAAGCGATTT ATCACCGACC AAAAAATAAT 3369 TATGCGTACG CCTATTCAAA GGATACGCTA CACATTCGTC TACGCACCAA AAAGAATGAT 3429 CTCACGCAAG TCGAGCTTCT CTATGCTGAT CCTTACAATT GGAATGAAGA TGGTTGGCTC 3489 TATGAGCAAA AAGCGATGCG TTTAGAGGCT TCTGACCACT TATTTGACTA TTGGATGATT 3549 GATGTTACCG TCCCATACCG TCGACTCCGC TATGGCTTTA AGCTTACAAG TGATGATGAA 3609 ACGTTATATT ATACGGAAAA AGGCTTTTAT GAAACAGCAC CTACCGATGA TACGGCTTAC 3669 TATTTTTGTT TTCCCTTTAT CAATCCTGTT GATATCTTTC AAGCTCCTGA ATGGGTCAAA 3729 AAGACCGTTT GGTATCAAAT CTTCCCGGAG CGTTTTGCCA ATGGTGACTC GAGCATTAAT 3789 CCAGCCTCAA CCCTCCCTTG GGGAAGTACA GAAGCTACAC CAACTAATTT TTTCGGTGGA 3849 GATTTCGAGG GAATACTTAA TCATTTAGAT TATTTAGTTG ATTAGGCATT AATGGCATTT 3909 ACTTTACTCG ATTTTTAAAG CTAAATCAAA CCATAAGTAC GATACGATTG ATTATATGGA 3969 AATGATCCAC AGTTTGGAGA TAAAGAAACC TTCCGGAAGC TCGTTAATGC CTGTCATGAA 4029 AAAGGGATAA AAATCATGCT TGATGCTGTA TTTAATCATA GTGGCTATTA TTTCGAAGCG 4089 TTTCAGGATG TCCTGAAGCA TCAGGAGCAA TCGAAGTATA AAGATTGGTT TCATATACGC 4149 GACTTTCCAG TCACTCCTGG TCCTAAGCCT AATTATGATA CATTTGGGTT TGTTGAATAT 4209 ATGCCGAAGT TAAATACGGA AAACCAAGAG GTGAAGGATT ATTTATTAAA AGTGGCGCGC 4269 TACTGGATCG AGGAATTTAA TATCGATGGC TGGCGTCTTG ATGTCGCCAA TGAAGTCGAC 4329 CATCAATTTT GGAGAGATTT TAGAAGAGAA GTAAAAGCGA TTAACCCCGA TGTTTATATC 4389 TTAGGTGAGA TATGGCATGA CTCGATGCCG TGGCTGCAGG GCGATCAGTT CGATGCCGTC 4449 ATGAATTATC CTTTTACGGT AGCGGCTCTC GATTATATTG CGAAGGATAA GATTAATGCC 4509 GAAGAGTTTG CTCATCAGCT GACCGATGTT CTTTGCTCGT ATCCAGCCAA TATTCATGAA 4569 GTGACCTTTA ACCTGCTTGG CAGTCATGAC ACTGCACGAG TCCTGACCGT ATGTAAGGAC 4629 AACAAAGAAA AAACGAAGCT ACTTTATTTA CTATTGTTAT CATCTAAAGG AAGTCCTTGC 4689 ATTTTTTATG GCGAGGAAAT CGGCATGGCC GGTGAAAACG ATCCAGGCTG CAGAGACTGC 4749 ATGATTTGGG AGGAAGACCA ACAAGACCTC GAATTC 4785
【0036】配列番号:2 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 TCGAAATCTA TGGGATTTAG CCGA 24
【0037】配列番号:3 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 ATCGAAATCT AGCTGATTTA GCCG 24
【0038】配列番号:4 配列の長さ:19 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 GAAATCTATC TGATTTAGC 19
【0039】配列番号:5 配列の長さ:19 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 GAAATCTATT TGATTTAGC 19
【0040】配列番号:6 配列の長さ:19 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 CGAAATCTAC ATGATTTAG 19
【0041】配列番号:7 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Asn Leu Tyr Asp Leu 1 5
【図面の簡単な説明】
【図1】(1) 〜(5) は本発明の改変CGTase遺伝子
の構築を示す。
【図2】野生型CGTaseおよび各種チロシン188
変異CGTaseのSDS−PAGEにおけるゲル上の
バンドを示す図である。
【図3】野生型CGTaseおよび各種チロシン188
変異CGTaseのpHによる相対活性の変化を示すグ
ラフである。
【図4】野生型CGTaseおよび各種チロシン188
変異CGTaseにおける、デンプンを基質とした場合
の反応生成物であるCDの経時的変化を示すグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−41985(JP,A) 特開 平1−228476(JP,A) 特開 平2−286080(JP,A) 特開 平3−216191(JP,A) 国際公開91/14770(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12N 15/54 C12N 9/10 BIOSIS(DIALOG) JICSTファイル(JOIS) MEDLINE(STN) WPI(DIALOG)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性中心近傍に配列番号7のアミノ酸配
    列を有するサイクロデキストリングルカノトランスフェ
    ラーゼにおいて、当該配列中のチロシンがアラニン、セ
    リンまたはトリプトファンに改変され、改変前に比較し
    てより大きなγ−サイクロデキストリン/β−サイクロ
    デキストリン生成比を有することを特徴とするサイクロ
    デキストリングルカノトランスフェラーゼ。
  2. 【請求項2】 活性中心近傍に配列番号7のアミノ酸配
    列を有する前記サイクロデキストリングルカノトランス
    フェラーゼがバチルス属により産生されるものである請
    求項1に記載のサイクロデキストリングルカノトランス
    フェラーゼ。
  3. 【請求項3】 バチルス・オーベンシス・エスピー・ノ
    ブ・C−1400(Bacillus ohbensi
    s sp.nov.C−1400)に由来する配列番号
    1のアミノ酸配列において188番目のチロシンがアラ
    ニン、セリンまたはトリプトファンに改変されてなる請
    求項2に記載のサイクロデキストリングルカノトランス
    フェラーゼ。
  4. 【請求項4】 活性中心近傍に配列番号7のアミノ酸配
    列を有するサイクロデキストリングルカノトランスフェ
    ラーゼをコードする遺伝子において、当該アミノ酸配列
    中のチロシンに対応するコドンが、”GCT”、”GC
    C”、”GCA”、”GCG”、”TCT”、”TC
    C”、”TCA”、”TCG”、”AGT”、”AG
    C”または”TGG”に改変されたことを特徴とするサ
    イクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ遺伝
    子。
  5. 【請求項5】 活性中心近傍に配列番号7のアミノ酸配
    列を有するサイクロデキストリングルカノトランスフェ
    ラーゼをコードする前記遺伝子がバチルス属に由来する
    ものである請求項4に記載のサイクロデキストリングル
    カノトランスフェラーゼ遺伝子。
  6. 【請求項6】 バチルス・オーベンシス・エスピー・ノ
    ブ・C−1400(Bacillus ohbensi
    s sp.nov.C−1400)のDNAにおける配
    列番号1の塩基配列を含む遺伝子において1756〜1
    758番目の”TAT”が、”GCT”、”GC
    C”、”GCA”、”GCG”、”TCT”、”TC
    C”、”TCA”、”TCG”、”AGT”、”AG
    C”または”TGG”に改変された請求項5に記載のサ
    イクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ遺伝
    子。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれかに記載の遺伝子
    を導入した形質転換微生物を培養し、培養液からサイク
    ロデキストリングルカノトランスフェラーゼを取得する
    ことを特徴とするサイクロデキストリングルカノトラン
    スフェラーゼの製造方法。
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