JP3155075B2 - 薬注装置 - Google Patents

薬注装置

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JP3155075B2
JP3155075B2 JP21645092A JP21645092A JP3155075B2 JP 3155075 B2 JP3155075 B2 JP 3155075B2 JP 21645092 A JP21645092 A JP 21645092A JP 21645092 A JP21645092 A JP 21645092A JP 3155075 B2 JP3155075 B2 JP 3155075B2
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chemical
mixing tank
tanks
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Inventor
克己 八幡
Original Assignee
旭テック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薬注装置に係わり、特
に、簡単な構成で、複数の薬液を混合して所望の性質の
混合薬液を得ることができるものに関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に、特願平3−35101
4号で、母型砂を用いて中子用生砂を得ることを提案し
た。この中子用生砂を得るには、中子の成形性及び得ら
れた中子の耐日性(中子を保管しておくことのできる日
数)等から、原料の母型砂に添加するソルビット(ソル
ビトール又はグルシトールと称されるときもある。CH
2 OH・(CHOH)4 CH2 OH)と水分(本発明で
は、水分も薬液の一つにしている)の量は厳密に決めら
れている。
【0003】例えば、中子用生砂のCB値(コンタクタ
ビリティ)が、40%±1.0%となるように水分が添
加され、またソルビットの添加量は中子用生砂に対し、
1.0%(重量比。以下同じ)となるように添加され
る。
【0004】これら薬品の添加は、先ず、原料の母型砂
の重量と水分とが精密に測定され、この原料砂が上述の
値となるようにソルビットの添加量と水の添加量とが算
出される。そして、算出された量のソルビットと水とを
混合して混合液を作り、この混合液と原料砂とを混練機
で混合撹拌して中子用生砂を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記薬
品の添加は、原料砂の性質を基に薬液の濃度調整及び添
加量調整を人手によって行っているので、作業性に劣る
という欠点があった。
【0006】殊に、原料砂の重量及び水分測定は、本出
願人か、先に特願平3−351874号で提案したよう
に自動化されているので、薬品添加も自動化されること
が望まれていた。
【0007】そこで、本発明は、上述の中子用生砂の製
造に適用できるだけでなく、2種以上の薬液を混合して
所望の混合薬液を簡単に得ることのできる薬注装置を提
供することを目的としている。
【0008】本発明に係わる薬注装置は、上記目的を達
成するために、複数の薬液をそれぞれ貯留する複数の薬
液槽と、それら複数の薬液槽を加圧下に保持する加圧手
段と、前記複数の薬液槽の下部にそれぞれに設けられた
電磁弁を有する排液管と、前記電磁弁が開かれたときの
各排液管からの薬液を受け入れて混合する混合槽と、そ
の混合槽内における所望の混合薬液の性質に合わせて、
前記各電磁弁の開時間を制御する制御手段と、前記混合
槽から混合薬液を排出する排出手段と、を有することを
特徴としている。
【0009】
【作用】上記構成において、制御手段により各電磁弁が
所定時間それぞれ開かれると、その開時間に対応した薬
液量が各薬液槽から混合槽内にそれぞれ注入される。注
入された薬液は、混合槽内で混合されて所望の混合薬液
となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は一実施例装置の概略構成を示すフローチャ
ートであって、ここでは2種類の薬液(ソルビットと
水)を混合して所望の混合薬液を得る例が示されてい
る。
【0011】密閉された2つの薬液槽1a 1b には、ソ
ルビット及び水がそれぞれ貯留されている。各薬液槽1
a 、1b にソルビット及び水をそれぞれ注入するには、
各薬液槽1a 、1b の上部にそれぞれ設けられている排
気弁V1 ,V2 を開にするとともに、各薬液供給管2a
,2b にそれぞれ設けられている電磁弁V3,V4 を開
にして行う。
【0012】そして、各薬液槽1a,1b 内に所定量の薬
液が注入されたことがレベルスイッチL1,L2 でそれぞ
れ検出されると、上記各弁V1,V2 ,V3,V4 が閉じら
れて薬液槽1a,1b 内への薬液注入が終了する。なお、
各薬液槽1a,1b 内の薬液量が所定以下になったこと
が、各レベルスイッチL1,L2 でそれぞれ検出されたと
き、上述に従って薬液の注入が再開される。また、上記
各弁V1 〜V4 及びレベルスイッチL1,L2 は、後述す
る制御器Cに接続されていて、その制御器Cによって制
御されるように構成されている。
【0013】混合槽3は、上記各薬液槽1a,1b と同様
に密閉容器からなり、そして、混合槽3には、それら各
薬液槽1a,1b の下部にそれぞれ接続され、かつ電磁弁
V5,V6 をそれぞれ介在させている排液管4a,4b が接
続されている。なお、各排液管4a,4b の各薬液槽1a,
1b へのそれぞれの取付位置は、各薬液槽1a,1b の底
壁としているが、これを側壁下部としてもよい。要する
に、各薬液槽1a,1b内の薬液が排出できる取付位置で
あればよく、したがって、本発明で「薬液槽の下部に設
けられた排液管」というときは、このように側壁下部に
設けることも含んでいる。
【0014】混合槽3の上部には、排気弁V7 が、ま
た、その下部には電磁弁V8 を介在させ、排出端が混練
機6に開放された排出管6が設けられている。
【0015】上記各槽1a,1b,3の上部には、それぞれ
電磁弁V9 ,V10, V11を介在して所定の一定圧力の圧
縮気体が供給できるように構成されている。使用される
気体としては、薬液が酸化等の化学変化の影響を受けな
い場合は空気が用いられる。が、酸化等の化学変化を受
ける場合は、チッ素ガスやアルゴンガス等の不活性ガス
が用いられる。
【0016】制御器Cは、マイクロコンピュータを内蔵
して構成されたプログラマブルコントローラからなり、
所定のプログラムに従って、上述の各弁をシーケンシャ
ルに制御できるように構成されている。すなわち、ここ
では、図示しない原料砂計量槽からの信号を入力して、
その入力信号をワーキングデータとし、かつ内部のシス
テムプログラムに従って演算処理を行い、各弁を開閉制
御するとともに、後述のモータを駆動制御するように構
成されている。
【0017】図中、M1,M2 は、混合槽3及び混練機5
にそれぞれ設けられた撹拌機の駆動モータである。な
お、混合槽3の撹拌機は、各排液管4a,4b からの注入
される薬液の流速によって混合できる場合は省略しても
よい。
【0018】次に、本実施例装置の制御動作について説
明する。なお、各薬液槽1a,1b には、ソルビットと水
とがそれぞれ十分に貯留されているとともに、加圧下に
保持されているものとし、また、混合槽3及び混練機5
は空の状態とする。
【0019】先ず、図示しない原料砂計量槽で混練機5
に投入すべき原料砂の水分と重量とが計測された後、ベ
ルトコンベア(図示せず)を介して混練機5に投入され
る。
【0020】原料砂計量槽で計量された計測値が制御器
Cに入力されると、制御器Cは演算処理を行って、添加
すべきソルビット量及び水量とを演算して算出する。演
算の一例を示すと、原料砂が25Kgで水分量が2.2%
の場合、中子用生砂のCB値が43%、ソルビットを1
%及び水分を3.0%とする時、混合槽3に供給すべき
ソルビット量は250ccで、水は125ccとなる。
【0021】電磁弁V5,V6 の開時間に対する各薬液の
添加量は既知で、既に制御器Cに入力されているので、
各電磁V5,V6 は制御器Cによってそれぞれの薬液が上
述の添加量となるように開制御される。なお、この場
合、電磁弁V11は閉、排気弁V7 は開に制御される。
【0022】上述のようにして混合槽3内に両薬液が注
入されると、その混合槽3内の混合液は、上述の中子用
生砂を得るのに好適なものとなる。
【0023】混合槽3内の混合薬液は、電磁弁V5,V6
及び排気弁V7 が閉に、かつ電子弁V8,V11が開に制御
されて、混練機5内に排出管6を介して供給される。そ
して、混練機5内では、原料砂と混合薬液とが混合撹拌
されて中子用生砂が生成される。生成された中子用生砂
は、図示しない中子成形機へ送られて、中子成形に用い
られる。
【0024】以上のように、本実施例装置は、2つの薬
液槽1a,1b が加圧下に保たれているので、両電磁弁V
5,V6 を開閉制御するだけで、混合槽3内で所望の混合
薬液を得ることが可能となる。
【0025】なお、上述の実施例では、混合薬液は、中
子用生砂の製造のために、ソルビットを含む2液の混合
薬液としたが、薬液槽を3個以上とし、各薬液槽に所定
の薬液をそれぞれ注入しておき、所望の混合薬液を得る
ようにしてもよいことはもちろんである。
【0026】
【発明の効果】本発明に係わる薬注装置は、複数の薬液
をそれぞれ貯留する複数の薬液槽と、それら、複数の薬
液槽を加圧下に保持する加圧手段と、前記複数の薬液槽
の下部にそれぞれに設けられた電磁弁を有する排液管
と、前記電磁弁が開かれたときの各排液管からの薬液を
受け入れて混合する混合槽と、その混合槽内における所
望の混合薬液の性質に合わせて、前記各電磁弁の開時間
を制御する制御手段と、前記混合槽から混合薬液を排出
する排出手段とからなるので、電磁弁を制御するだけ
で、混合槽内に所望の混合薬液をを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を中子用生砂製造装置に適用したときの
概略構成を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1a,1b 薬液槽 3 混合槽 4a,4b 排液管 6 排出管(排出手段) C 制御器(制御手段) V5,V6 電磁弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の薬液をそれぞれ貯留する複数の薬
    液槽と、 前記複数の薬液槽を加圧下に保持する加圧手段と、 前記複数の薬液槽の下部にそれぞれに設けられた電磁弁
    を有する排液管と、 前記電磁弁が開かれたときの各排液管からの薬液を受け
    入れて混合する混合槽と、 前記混合槽内における所望の混合薬液の性質に合わせ
    て、前記各電磁弁の開時間を制御する制御手段と、 前記混合槽から混合薬液を排出する排出手段と、 を有することを特徴とする薬注装置。
JP21645092A 1992-07-22 1992-07-22 薬注装置 Expired - Lifetime JP3155075B2 (ja)

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JP2021069533A (ja) * 2019-10-30 2021-05-06 一般社団法人笑壺研 薬茶などの飲食物を調合するシステム及び薬草を調合した飲食物の作り方

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