JP3154628B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
部材を像担持体に接触させて帯電を行う画像形成装置に
関するものである。
すような構成となっている。すなわち、この画像形成装
置は、図示を省略した駆動手段によって図示矢印方向に
回転駆動される像担持体である感光ドラム1と、感光ド
ラム1に帯電を行う接触方式帯電部材である接触方式帯
電ローラ2と、上記感光ドラム1に形成された潜像を現
像剤によって可視像化する現像装置3と、この現像装置
3によって現像されたトナー像を転写紙7上に転写する
転写帯電器5と、転写紙7に転写されたトナー像を加
熱、加圧して溶融固着し、画像を得る定着装置6とを備
えたもので、上記感光ドラム1はアルミシリンダの外周
面に有機半導体(OPC)、A−Si、CdS、Seな
どからなる光導電体を塗布して構成され、画像模様に従
ったレーザ露光8の照射により上記感光ドラム1に潜像
が形成される。また、上記感光ドラム1上の転写残トナ
ーは公知のブレード手段のクリーニング装置4によって
清掃されるように構成されている。
2は、従来のコロナ帯電器に比べて人体に有害なオゾン
の発生が極めて少ない長所を有しているので、近年実用
化されるようになってきている。上記帯電ローラ2は、
芯金2a上に導電性のゴム2bおよび高抵抗表面層2c
が設けられている。この高抵抗表面層2cは感光ドラム
1にピンホールなどの低耐圧欠陥部が生じた場合、この
部分に帯電電流が集中し、帯電ローラ2の表面電位が降
下して横筋の帯電不良が発生することを防ぐために施さ
れている。また、上記感光ドラム1を略−700Vに均
一に帯電させるために、上記芯金2aには−700Vの
直流電圧に、定電流に制御された交流電圧が重畳された
電圧を印加する。この場合、上記交流電圧は、交流帯電
による微小な電位ムラと画像パターンの干渉により生じ
る濃度ムラ(モアレ)とを防止する周波数に定める必要
がある。この周波数は、画像形成装置のプロセススピー
ドと画像1ドットの大きさによって決定し、例えばプロ
セススピードが100mm/sec で600dpi の画像形成
装置では、略1000Hzが好ましい。
cは環境変化、特に湿度の影響を受けやすく、低湿度環
境下では抵抗の増加および誘電率の減少によりインピー
ダンスが増加し、逆に高湿度環境下では抵抗の減少およ
び誘電率の増加によりインピーダンスが減少する。その
ため、上記帯電ローラ2の交流電圧を定電圧制御しよう
としても、高抵抗表面層2cのインピーダンス変動によ
って、帯電部における電圧を一定にすることができな
い。したがって、上記帯電ローラ2に印加される交流電
圧は、特開平1−267667号公報に詳述されている
ように一般に定電流制御されている。
感光ドラム1を均一に帯電させるためには、特開昭61
−298419号公報に開示されているように帯電ロー
ラ2の印加バイアスは感光ドラム1の表面電位に相当す
る直流電圧に帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧
(Vpp)を有する交流電圧を重畳印加するのが一般的で
あり、上記定電流値はこの条件を満たし、かつ感光ドラ
ム1へのトナー融着、帯電音などを抑えるべく最小の値
に定める必要がある。
て、定電流値を一定値に固定したままでは、温度・湿度
などの環境変化、特に湿度変動が生じる時、最適な値の
上記交流電圧のVppでないと、帯電不良が発生する。
境、および15℃の低温で、10%の低湿度環境の2条
件で、各環境とも同一の帯電ローラ2を使用し、また上
記2条件の環境内に帯電ローラ2を放置して十分に外気
と接触させた状態で、帯電ローラ2への印加電圧の交流
成分のVppを変動させて帯電条件を変化させた時の帯電
性(帯電不良)について観察をしたところ、以下のよう
な結果が得られた。
を変化させ、帯電性の良否を観察したところ、交流電圧
のVppが1150V以上に達した時、安定した帯電を得
ることができた。これに対して、交流電圧のVppが11
50Vに満たない時、画像上には帯電不良による黒点が
確認された。なお、この場合の交流電流は、640μA
であった。
でVppを変化させ、帯電性の良否を観察したところ、交
流電圧のVppが1840V以上に達した時、安定した帯
電を得ることができた。これに対して、交流電圧のVpp
が1840Vに満たない時、画像上には帯電不良による
黒点が確認された。なお、この場合の交流電流は、76
0μAであった。
必要な交流電流値が環境により異なるとき、従来はより
高い方の電流値に、定電流値を決定することが一般的
で、上述の結果の場合は760μAを定電流値としてい
た。
画像形成装置では、高温高湿度環境下で定電流値を76
0μAに定めたときの交流電圧のVppは1300Vとな
り、高温高湿度環境下で安定した帯電を得るために必要
とする交流電圧のVppに比べかなり高い値になるので、
感光ドラム1へのトナー融着が発生するという問題があ
る。
方式において、定電流値を大きくするにつれ、高電圧の
Vppでは、トナー融着の発生は増加する傾向にあり、特
にトナー融着が発生しやすい高温高湿度環境下ではVpp
をできる限り低くする必要がある。実際に、定電流値を
760μAに固定し高温高湿度環境下で、6000枚印
字の間欠耐久試験を行った結果、感光ドラム1上にトナ
ー融着が発生してしまった。また、定電流値を640μ
Aに定め同条件で耐久試験を行った感光ドラム1にはト
ナー融着の発生はなかった。
装置は、高画質化の要望が強く、解像度で言えば、60
0dpi や800dpi 、さらにはパルス幅変調(PWM)
などの画像処理を行った多値画像化といった方向に進ん
できているため、感光ドラム1上の軽微なトナー融着で
も画像上に現われてしまう。さらに、カラー化も進んで
おり、一般にカラー画像形成装置では白黒画像形成装置
と比べ低融点のトナーが使用されているので、トナー融
着がより発生しやすい。このため、トナー融着の発生を
抑える目的で定電流値を640μAに定めると、低温低
湿度環境で帯電不良が発生してしまうという問題が生じ
る。
が環境により異なる原因としては、以下のように考える
ことができる。上記帯電ローラ2の表面抵抗は、場所に
よって微小なばらつきがあり、この表面抵抗のばらつき
は帯電ローラの水分量が増加するにつれて少なくなる。
一方、定電流制御では帯電ローラ2全体のインピーダン
ス変動を打ち消すものの、表面抵抗の微小なばらつきま
でを減少できず、そのため帯電ローラ2内の水分量が少
なくなる低温低湿度環境下で均一な帯電を得るために電
流を幾分大きく設定しなければならない。
Vppの関係を表わしている。上記絶対水分量は、乾燥空
気1あたりの水分重量を表わす。上記従来例で説明した
画像形成装置では図7中の曲線Aより下側の領域では帯
電不良が発生し、曲線Bより上側の領域ではトナー融着
が発生する。また曲線Cは低温低湿度環境(15℃、1
0%、絶対水分量11×10-4kg/kg)の均一な帯
電が得られる最低限の電流値で、定電流制御を行ったと
きのVppを表わす。この電流値では、水分量が175×
10-4kg/kg以上のとき、曲線Bを越えるため、ト
ナー融着が発生してしまう。
ためになされたもので、帯電の安定と像担持体へのトナ
ー融着の防止とを両立させるようにした画像形成装置を
提供することを目的とする。
するため、この発明に係る画像形成装置では、像担持体
表面に接触すると共に、外部より交流成分と直流成分と
を重畳した電圧を印加して帯電を行う帯電部材と、装置
本体内の温度、湿度の少なくともいずれか一方を検知す
る検知手段とを有し、上記交流成分を所定の電流値に定
電流制御するものであって、上記検知手段の検知結果に
応じて環境条件を複数のエリアに分割し、帯電部材への
印加バイアスを各エリア毎に定められた電流値により定
電流制御させる制御手段を備えたことを特徴とする。
段による温度・湿度の少なくともいずれか一方の検知よ
り一定時間後にその結果に応じて上記電流値を変化させ
るものである。
知手段によって温度・湿度の少なくともいずれか一方の
検知を一定時間間隔で複数回行い、その検知結果の平均
値に応じて上記電流値を変化させるものである。
検知手段によって温度・湿度の少なくともいずれか一方
の検知を一定時間間隔で複数回行い、その検知結果H
1、H2、…、Hnにあらかじめ定めた重み係数α1、
α2、…、αnを乗算し、その値に応じて上記電流値を
変化させるものである。
知手段によって温度・湿度の少なくともいずれか一方の
検知を特定の時間間隔tで行い、以下の計算式 Hn-1 +α(Hn −Hn-1 )・exp(−β・t) ただし、α,β:定数、Hn :今回の検知結果、H
n-1 :前回の検知結果、により求まる値に応じて上記電
流値を変化させるものである。
・湿度の値に応じて環境条件を複数のエリアに分割し、
制御手段により帯電部材への印加バイアスを各エリア毎
に定められた電流値により定電流制御することによっ
て、帯電の安定と像担持体へのトナー融着の防止とを両
立する。
ても、温度・湿度の少なくともいずれか一方の検知より
一定時間後に、帯電部材の水分量を予想することにより
適切な帯電バイアスを定め、定められた電流値により定
電流制御する。
行ってその検知結果の平均値により、帯電部材の水分量
を予想することにより適切な帯電バイアスを定め、定め
られた電流値により定電流制御する。
上記検知結果との積の和により、帯電部材の水分量を予
想することにより適切な帯電バイアスを定め、定められ
た電流値により定電流制御する。
的に変化する帯電ローラ内の水分量を近似式によって求
め、この式によって求めた値に応じて電流値を変化させ
て帯電バイアスを定め、定められた電流値により定電流
制御する。
明する。 〈実施例1〉図1は、第1実施例に係る一次バイアス制
御を示し、環境の絶対水分量とピーク間電圧Vppとの関
係を表わしている。上記絶対水分量は、乾燥空気1kg
あたりの水分重量を表わす。図1中の曲線Aより下の領
域では帯電不良が発生し、曲線Bより上の領域ではトナ
ー融着が発生する。曲線Cは15℃の低温、10%の低
湿度、絶対水分量11×10-4kg/kgの環境で均一
な帯電が得られる最低限の電流値760μAにより定電
流制御を行ったときのVppを表わす。この電流値では、
水分量が175×10-4kg/kg以上のとき、トナー
融着が発生してしまう。また、曲線Dは電流値700μ
Aで定電流制御を行ったときのVppを表わす。この定電
流値では水分量が150×10-4kg/kg以上のと
き、均一な帯電が得られ、かつトナー融着も発生しな
い。そこで、あらかじめ装置本体に温度および湿度を検
知する検知手段としてのセンサを設けておき、このセン
サの検知結果より環境の絶対水分量を制御手段により計
算し、水分量が150×10-4kg/kg未満の時、定
電流値は760μAに定め、水分量が150×10-4k
g/kg以上の時は定電流値を700μAに設定するこ
とによって、全環境下で均一な帯電が得られ、かつトナ
ー融着も防止できる。
のエリアに分けたが、3つ以上に分ければ、より効果的
であることは言うまでもない。
て複数のエリアに分割し、帯電ローラへの印加バイアス
を各エリア毎に定められた電流値により制御手段で定電
流制御することによって、帯電の安定と像担持体として
の感光ドラムへのトナー融着防止とを両立させることが
できる。 〈実施例2〉第2実施例では、急激な環境変動が生じた
場合においても、帯電ローラの水分量を予想することに
より、帯電ローラへの帯電バイアスを定め、帯電の安定
と感光ドラムへのトナー融着の防止とを両立させるよう
にしている。
が温度・湿度により変化するのは、外気の水分量変動に
伴い、帯電ローラ内の水分量も変化し、その結果表面抵
抗のばらつきが変わるためであることはすでに説明した
とおりである。しかしながら、急激な環境変化が生じた
場合、帯電ローラの水分量変化は外気の水分量変化に追
従しきれない。例えば、この発明に使用された帯電ロー
ラの場合、環境を低温低湿度環境(15℃、10%、1
1×10-4kg/kg)から高温高湿度環境(30℃、
80%、215×10-4kg/kg)へ急激に変化させ
たとき、帯電ローラの水分量が一定になるまで約48時
間が必要である。さらに、帯電ローラの水分量を直接測
定することは技術的に困難である。したがって、急激な
環境変動が生じた場合においても、適切な帯電バイアス
を印加するためには、環境の水分量変化により、帯電ロ
ーラの水分量を予想する必要がある。
10%、11×10-4kg/kg)から高温高湿度環境
(30℃、80%、215×10-4kg/kg)へ変化
したときの絶対水分量を表わしている。第1実施例では
水分量の閾値を150×10-4kg/kgに定めたが、
図2中においては、時間T1で水分量が閾値に達してい
る。しかしながら、時間T1の時点で定電流値を変化さ
せると、帯電ローラの水分量変化が追従しきれなくて帯
電不良を生じてしまう恐れがある。そこで制御手段によ
り閾値を越えたときの時間T1より一定時間(帯電ロー
ラの水分量が十分に追従する時間)後のT2の時点に定
電流値を変化させる。第2実施例では、この時間を例え
ば8時間に定めることにより、一般的に起こりうる環境
変化に対応できた。
量が閾値に達してから一定時間後に定電流値を変化する
ことにより、急激な環境変動が生じた場合においても、
帯電の安定と感光ドラムへのトナー融着の防止とを両立
させることができる。 〈実施例3〉第3実施例では、急激な環境変動が生じた
場合においても、帯電ローラの水分量を予想することに
より、より短時間で適切な帯電バイアスを定め、帯電の
安定と感光ドラムへのトナー融着の防止とを両立させる
ようにしている。
10%、11×10-4kg/kg)から高温高湿度環境
(30℃、80%、215×10-4kg/kg)へ変化
したときの絶対水分量を表わしている。
置本体内に取り付けてある温度・湿度センサを用い、一
定時間おきに環境の絶対水分量を測定する。図3中、現
在の水分量測定時刻がT1で、その時の水分量がH1で
あるとし、また前回の水分量測定時刻がT2で、その時
の水分量がH2であるとする。ここで制御手段は、水分
量H1とH2との平均値(H1+H2)/2の値が水分
量の閾値を越えた時点(図3中T1)で定電流値を変化
させる。第3実施例では、水分量の測定間隔を3時間に
定めることにより、一般的に起こりうる環境変化に対応
できた。
り水分量を一定の時間間隔で2回測定し、その平均値が
水分量の閾値を越えた時点で制御手段により定電流値を
変化させることにより、急激な環境変動が生じた場合に
おいても、帯電の安定と感光ドラムへのトナー融着の防
止とを両立させることができる。 〈実施例4〉第4実施例では、複雑な環境変動が生じた
場合においても、帯電ローラの水分量を予想することに
より、より短時間で適切な帯電バイアスを定め、帯電の
安定と感光ドラムへのトナー融着の防止とを両立させる
ようにしている。
10%、11×10-4kg/kg)から高温高湿度環境
(30℃、80%、215×10-4kg/kg)へ変化
したときの絶対水分量を表している。
置本体内に取り付けてある温度・湿度センサを用い、一
定時間おきに環境の絶対水分量をn回測定する。図4
中、現在の水分量の測定時刻をT1、また前回の水分量
測定時刻をT2とし、それより前の時刻を順次遡ってT
3、T4、T5、…、Tnとし、各時刻における水分量
をH1、H2、H3、H4、H5、…、Hnとし、各時
刻における重み係数α1、α2、α3、α4、α5、
…、αnの和が1になるように定める。そして、制御手
段は、各時刻における重み係数と水分量との積α1・H
1+α2・H2+α3・H3+α4・H4+α5・H5
+…+αn・Hnの値が水分量の閾値を越えた時点(図
4中T1)で定電流値を変化させている。第4実施例で
は、水分量の測定間隔を1時間、測定回数nを5、重み
係数をα1=16/31、α2=8/31、α3=4/
31、α4=2/31、α5=1/31、に定めること
により、一般的に起こりうる環境変化に対応できた。
た場合においても、帯電ローラの水分量を予想すること
により、より短時間で適切な帯電バイアスを定め、帯電
の安定と感光ドラムへのトナー融着の防止とを両立させ
ることができる。 〈実施例5〉帯電ローラ内の水分量は、外気の水分量変
化に対して指数関数的に変化する。そこであらかじめ定
数αおよびβを定め、特定の時間間隔tで温度・湿度の
検知を行う。そして、今回の検知結果をHn 、前回の検
知結果をHn-1 とするとき、帯電ローラ内の水分量は、
制御手段によりHn-1 +α(Hn −Hn-1 )・exp
(−β・t)で近似的に求めることができる。上記式に
より求められた値に応じて上記電流値を変化させること
により、より短時間で適切な帯電バイアスを定め、帯電
の安定と感光ドラムへのトナー融着の防止とを両立させ
ることができる。第5実施例によると、αを0.45、
βを0.01、また時間間隔tを3時間と定めたとき、
環境変化に対応できた。
によれば、検知手段が検知した温度・湿度の少なくとも
いずれか一方の値に応じて環境条件を複数のエリアに分
割し、帯電部材への印加バイアスを各エリア毎に定めら
れた電流値により定電流制御するようにしたので、帯電
の安定と像担持体へのトナー融着の防止とを両立させる
ことができる。
ても、温度・湿度の少なくともいずれか一方の検知より
一定時間後に、帯電部材の水分量を予想することにより
適切な帯電バイアスを定め、定められた電流値により定
電流制御するようにしたので、帯電の安定と像担持体へ
のトナー融着の防止とを両立させることができる。
行ってその検知結果の平均値により、帯電部材の水分量
を予想することにより適切な帯電バイアスを定め、定め
られた電流値により定電流制御するようにしたので、帯
電の安定と像担持体へのトナー融着の防止とを両立させ
ることができる。
上記検知結果との積により、帯電部材の水分量を予想す
ることにより適切な帯電バイアスを定め、定められた電
流値により定電流制御するようにしたので、帯電の安定
と像担持体へのトナー融着の防止とを両立させることが
できる。
的に変化する帯電ローラ内の水分量を近似式によって求
め、この式によって求めた値に応じて電流値を変化させ
て帯電バイアスを定め、定められた電流値により定電流
制御するようにしたので、帯電の安定と像担持体へのト
ナー融着の防止とを両立させることができる。
次バイアス制御を示す特性図である。
特性図である。
特性図である。
特性図である。
である。
を示す特性図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 像担持体表面に接触すると共に、外部よ
り交流成分と直流成分とを重畳した電圧を印加して帯電
を行う帯電部材と、装置本体内の温度、湿度の少なくと
もいずれか一方を検知する検知手段とを有し、上記交流
成分を所定の電流値に定電流制御する画像形成装置にお
いて、 上記検知手段の検知結果に応じて環境条件を複数のエリ
アに分割し、帯電部材への印加バイアスを各エリア毎に
定められた電流値により定電流制御させる制御手段を備
えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 上記制御手段は、上記検知手段による温
度・湿度の少なくともいずれか一方の検知より一定時間
後に、その検知結果に応じて上記電流値を変化させるも
のであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 上記制御手段は、上記検知手段によって
温度・湿度の少なくともいずれか一方の検知を一定時間
間隔で複数回行い、その検知結果の平均値に応じて上記
電流値を変化させるものであることを特徴とする請求項
1記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 上記制御手段は、上記検知手段によって
温度・湿度の少なくともいずれか一方の検知を一定時間
間隔で複数回行い、その検知結果H1、H2、…、Hn
にあらかじめ定めた重み係数α1、α2、…、αnを乗
算し、その値に応じて上記電流値を変化させるものであ
ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 上記制御手段は、上記検知手段によって
温度・湿度の少なくともいずれか一方の検知を特定の時
間間隔tで行い、以下の計算式 Hn-1 +α(Hn −Hn-1 )・exp(−β・t) ただし、α,β:定数、Hn :今回の検知結果、H
n-1 :前回の検知結果、 により求まる値に応じて上記電流値を変化させるもので
あることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28266394A JP3154628B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28266394A JP3154628B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08123152A JPH08123152A (ja) | 1996-05-17 |
JP3154628B2 true JP3154628B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=17655443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28266394A Expired - Lifetime JP3154628B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3154628B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7027747B2 (en) | 2002-07-31 | 2006-04-11 | Ricoh Company, Limited | Method of and apparatus for forming image using a Non-Contact Charger |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3279152B2 (ja) * | 1995-10-04 | 2002-04-30 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置の制御方法 |
JP3403105B2 (ja) * | 1998-12-15 | 2003-05-06 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2007279382A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Fuji Xerox Co Ltd | カラー画像形成装置 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP28266394A patent/JP3154628B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
JPH08123152A (ja) | 1996-05-17 |
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