JP3154616U - 紙パック - Google Patents

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Abstract

【課題】注ぎ口を形成するため接合をうまく剥がし易く、紙資源の無駄が少なく、複雑な谷折り辺や山折り辺を必要としない紙パックを提供する。【解決手段】紙パック1の上端側面13において、二等辺三角形をなす三角谷折り辺15の左右上部に存在する直角三角形部25は、接合状態で庇状に突出している。この庇状の部分27を指でつまんで左右に拡げる。すると、接合部分17の折返し部21が、その裏側23が接着されていないので、つまみ部29として突出する。このつまみ部29を指でつまんで引き出すと、容易に庇状の部分27の接合部分17が剥がれ、三角形の注ぎ口が出現する。このとき、拡げた2つの庇状の部分27を、左右から指で挟むと、庇状の部分27の接合部分17は、折返し部21によって腰が強くなっており、更に容易に、剥がれる。【選択図】図1

Description

この考案は、牛乳パックやジュースなどの紙パックに関する。
図5に示すように、牛乳パックやジュースのパックのように全体が四角柱形状の紙パック101は、上端部の接合を剥がすことで、注ぎ口103を形成する。
すなわち、上端部が接合された状態(図示せず)において、二等辺三角形の部分105をなす谷折り辺107の左右上部に存在する直角三角形部109は、庇状に突出している。この庇状の部分111を指でつまんで左右に拡げ、拡げた2つの庇状の部分111を、左右から指で挟むと、庇状の部分111の接合部分は、剥がれる。剥がれることで、二等辺三角形の部分105が手前に引き出され、谷折り辺107が、山折り辺となって三角形の注ぎ口103が出現する(図5)。
しかし、接合の度合いが強いと、うまく剥がれず、注ぎ口103が壊れてしまう。
この問題に対応するために、下記特許文献1では、接合部分につまみを延長して形成する。このつまみを指でつまんで手前に引き出すと、容易に、接合部分が剥がれることを意図する。また、特許文献2では、二等辺三角形の部分を工夫して、複雑な谷折り辺や山折り辺を設け、延長部分なしで、つまみを形成する。
実開昭63-52728 実開平05-034121
しかしながら、特許文献1では、つまみを延長して形成するため、紙パックの型紙は、大きな原紙を必要とし、つまみを形成するために、つまみの周囲に、切り取って捨てる部分が多くなり、紙資源の無駄を生じる。
また、特許文献2では、紙資源の無駄は少ないものの、複雑な谷折り辺や山折り辺が必要となり、よって折たたみ工程が複雑になり、比較的に小さなつまみしか形成できない。
この考案は、以上の問題点を解決するために、注ぎ口を形成するため接合を剥がし易く、紙資源の無駄が少なく、複雑な谷折り辺や山折り辺を必要としない紙パックを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、第一考案は、全体が四角柱形状の紙パックであって、上端部の接合構成が、上端部の開口縁を形成する4つの縁辺と、この縁辺に平行に前記紙パックの側面周囲に形成される4つの周囲山折り辺と、前記各縁辺と各周囲山折り辺の間に形成される上端側面と、対向する一対の前記上端側面に各々形成され前記周囲山折り辺を底辺として二等辺三角形をなす2つの三角谷折り辺と、前記周囲山折り辺と三角谷折り辺により折られることで互いに接する前記縁辺に沿って形成される接合部分と、を有して構成される前記紙パックにおいて、前記接合部分の左右に形成された一対の切込み部と、この切込み部により折り返された折返し部と、を有することを特徴とする紙パックである。
第二考案は、更に、前記折返し部は、外側に折り返され、裏側が接着されずに、つまみ部として突出することを特徴とするパックである。
第一、又は第二考案によれば、接合部分に折返し部を形成することで、左右から指で挟むことで接合を剥がす際に、接合部分が折返し部によって腰が強くなっており、容易に、剥がれる。接合部分の一部を折り返すだけであり、よって紙資源の無駄が少なく、また、複雑な谷折り辺や山折り辺を必要としない。
第二考案によれば、更に、接合部分の折返し部が、その裏側が接着されていないので、つまみ部として突出するため、このつまみ部を指でつまんで引き出すと、より容易に、接合部分が剥がれる。
この考案の一実施形態にかかる紙パックの作用を示す斜視図である。 (A)は図1の紙パックの接合を剥がす前の状態を示す斜視図、(B)は接合を剥がす途中の状態を示す斜視図である。 図1の紙パックの展開図である。 この考案の他の実施形態にかかる紙パックの作用を示す斜視図である。 従来の紙パックの作用を示す斜視図である。
この考案の実施形態を、図1〜図3に示す。
この紙パック1は、牛乳パックやジュースのパックのように全体が四角柱形状である。上下端部が接合され密閉されて運搬などが行なわれる。
上端部3の接合構成は、注ぎ口5を形成するように構成される。すなわち、上端部3の開口縁7(図3参照)を形成する4つの縁辺9に平行に、紙パック1の側面周囲に4つの周囲山折り辺11が形成される。これにより、各縁辺9と各周囲山折り辺11の間に上端側面13が形成される。
上端側面13は4つ形成され、これらのうち対向する(図1,図2参照)一対の上端側面13に、周囲山折り辺11を底辺として二等辺三角形をなす2つの三角谷折り辺15が、各々形成される。
このようにして形成される周囲山折り辺11と三角谷折り辺15により、紙パック1の上端部3は折られ、上端の開口縁7の縁辺9が互いに接する。紙パック周囲のこれら縁辺9に沿って上下一定幅で接合部分17が形成される。
そして、三角谷折り辺15が形成される上端側面13において、接合部分17の左右に一対の切込み部19が形成される。この切込み部19により、外側に折り返された折返し部21は、その裏側23が接着されない状態にされる。
更に、接合部分17によって、縁辺9を互いに接合することで、上端部3は接合される(図2(A))。
[注ぎ口の形成]
このようにして接合された上端部3の接合構成は、以下のように接合を剥がすことで、注ぎ口5を形成する。
すなわち図2(A)に示すように、上端側面13において、二等辺三角形をなす三角谷折り辺15の左右上部に存在する直角三角形部25(図1,図2(B),図3参照)は、接合状態で庇状に突出している。この庇状の部分27を指でつまんで左右に拡げる(図2(B)の矢印F0)。すると、接合部分17の折返し部21が、その裏側23が接着されていないので、つまみ部29として突出する。このつまみ部29を指30でつまんで引き出す(図1中の矢印F1)と、容易に、庇状の部分27の接合部分17が剥がれる。よって、二等辺三角形の部分31が引き出され、三角谷折り辺15が逆に山折り辺となって、三角形の注ぎ口5が出現する。
このとき、従来と同様に、拡げた2つの庇状の部分27を、左右から指で挟む(図1中の矢印F2)と、庇状の部分27の接合部分17は、折返し部21によって腰が強くなっており、更に容易に、剥がれる。
[展開図]
図3の展開図に示すように、接合部分17の一部を折り返すだけであり、紙資源の無駄が少ない。
すなわち、全体が四角柱形状を形成するために、4本の平行な側山折り辺32が、展開図の縦方向に形成され、4つの側面33と、一つの接合代35が形成される。
上端部3の開口縁7を形成する縁辺9に平行に、横方向に連続する4つの周囲山折り辺11が形成される。これにより、各縁辺9と各周囲山折り辺11の間に上端側面13が形成される。
一対の上端側面13には、周囲山折り辺11を底辺として二等辺三角形をなす2つの三角谷折り辺15が、各々形成される。
上端部3の縁辺9に沿って上下一定幅で接合部分17が形成される。これらの接合部分17のうち、注ぎ口が形成される接合部分17の左右に、一対の切込み部19が形成され、これら切込み部19により、外側に折り返され折返し部21を形成するために、折り曲げ線が設けられる。折返し部21の裏側23は接着されない。
[実施形態の効果]
以上の実施形態によれば、接合部分17に折返し部21を形成することで、左右から指で挟んで(図1中の矢印F2)接合を剥がす際に、接合部分17が折返し部21によって腰が強くなっており、従来に比べ容易に、剥がれる。接合部分21の一部を折り返すだけであり、よって、従来のようにつまみを延長して形成するため、残りの切り取って捨てるなどの無駄がなく、紙資源の無駄が少ない。また、複雑な谷折り辺や山折り辺を必要としない。
更に、接合部分17の折返し部21は、その裏側23が接着されていないので、つまみ部29として突出するため、このつまみ部29を指でつまんで引き出す(図1中の矢印F1)と、より容易に、接合部分が剥がれる。
「他の実施形態」
以上の実施形態では、接合部分17の折返し部21は、その裏側23が接着されていないので、つまみ部29として突出するものであったが、他の実施形態では、図4に示すように、裏側23が接着され、突出しないものでも良い。この接着によって、接合部分17は、折返し部21によってより腰が強くなっており、更に容易に、剥がれる。
1…紙パック、3…上端部、5…口、7…開口縁、9…縁辺、11…周囲山折り辺、13…上端側面、15…三角谷折り辺、17…接合部分、19…切込み部、21…折返し部、23…裏側、25…直角三角形部、27…庇状の部分、29…つまみ部、31…二等辺三角形の部分、33…側面、35…接合代、101…紙パック、103…注ぎ口、105…二等辺三角形の部分、107…谷折り辺、109…直角三角形部、111…庇状の部分。

Claims (2)

  1. 全体が四角柱形状の紙パックであって、上端部の接合構成が、上端部の開口縁を形成する4つの縁辺と、この縁辺に平行に前記紙パックの側面周囲に形成される4つの周囲山折り辺と、前記各縁辺と各周囲山折り辺の間に形成される上端側面と、対向する一対の前記上端側面に各々形成され前記周囲山折り辺を底辺として二等辺三角形をなす2つの三角谷折り辺と、前記周囲山折り辺と三角谷折り辺により折られることで互いに接する前記縁辺に沿って形成される接合部分と、を有して構成される前記紙パックにおいて、前記接合部分の左右に形成された一対の切込み部と、この切込み部により折り返された折返し部と、を有することを特徴とする紙パック。
  2. 前記折返し部は、外側に折り返され、裏側が接着されずに、つまみ部として突出することを特徴とする請求項1に記載の紙パック。
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