JP3153996U - 円錐状筒状体使用による育苗移植用陥没孔の掘削器具 - Google Patents

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【課題】育苗を鉢植え状態の土付きで栽培の土壌に移植するため、土壌のフイルムに円形孔を空け土壌に陥没孔を形成する掘削具を提供する。【解決手段】適宜長さの支柱1の頂部付近に支柱1と十字状をなす把手2がある。支柱1の下端に三本に分かれて接合した支持片4が筒状体3の上縁を吊り下げて固定し、筒状体3は下縁が鋸の刃状に連続する山型になっていて、円錐状に上方が拡開する。支柱1の下端と筒状体3の上縁との間隔を筒状体3の側面の高さと同程度にしてある。支柱1にはその直下に筒状体3の下縁面に達する長さの細棒5が接続している。土壌排除片5と一体の湾曲腕10を二組に分離して全体をバネ体9で支持し、支柱1下端付近の支軸7を中心に土壌排除片5が所定範囲を回動するよう、支柱1に沿い位置する作動棹8を湾曲腕10に連結してある。【選択図】図1

Description

本考案は野菜類など鉢植えの苗を土付きで耕した土壌に移植する際表面のフイルムを円形に切断し、陥没孔を形成する育苗移植用の掘削器具に関する。
最近、野菜類などを畑で栽培する場合、あらかじめ当該野菜の苗を植木鉢状の薄肉の軟質合成樹脂容器内で育成し、所定に生育した育苗を適宜畑の土壌に移植することが広くおこなわれている。この際、育苗を受け入れる土壌は予め耕したあと、あらかじめ黒色の軟質フイルムを被覆して土壌の保温等をはかるようにしているので、生育した育苗を畑の土壌に没入させるために、育苗1個ごとに土壌の軟質フイルムを削除するとともに土壌に陥没孔を形成しなければならないが、この作業が煩雑であり、改善が望まれている。このような作業を改善するものとして、特許文献1によれば、育苗トレイを載置して苗取り工程毎に苗送りする苗載台を装備し、開閉可能な開孔爪内に摺動可能な保持針を設けて苗取・植付爪を形成し、該苗取・植付爪は苗載に対向した位置と畝上の間を揺動して移動できると共に、苗載台に対向した位置で開孔爪を開いて保持針にてプラグ苗を刺して開口爪内に引き込み、畝上でプラグ苗を放出するようにしたものや、特許文献2によれば、育苗を育苗箱から連続状態を維持しながら引き出して植え付けることのできる地上走行型の連続集合鉢体苗移植機が紹介されているが、いずれも大掛かりなもので、小規模の農作業には適さない。
実開平7ー18508 実開平7ー39320
本考案は野菜類などの育苗を耕した土壌に移植する際、毛根を痛めることなく移植毎に育苗を受け入れる土壌に陥没孔を形成するための持ち運び容易な育苗移植用の掘削器具を提供せんとするものである。
ここにおいて本考案者はイ)適宜長さの支柱1の頂部付近に支柱1と十字状をなす把手2があり、ロ)支柱1の下端に三本に分かれて接合した支持片4が筒状体3の上縁を吊り下げて固定し、筒状体3は下縁が鋸の刃状に連続する山型になっていて、円錐状に上方が拡開し、ハ)支柱1の下端と筒状体3の上縁との間隔を筒状体3の側面の高さと同程度にしてあり、ニ)支柱1にはその直下に筒状体3の下縁面に達する長さの細棒5が接続していて、ホ)土壌排除片5と一体の湾曲腕10を二組に分離して全体をバネ体9で支持し、支柱1下端付近の支軸7を中心に土壌排除片5が所定範囲を回動するよう支柱1に沿い位置する作動棹8を湾曲腕10に連結してある育苗移植用陥没孔を形成するための掘削器具を見出すに至った。
本考案による育苗を栽培用の土壌に移植するための陥没孔の掘削器具を使用することにより、筒状体3の下縁の形状で土壌面のフイルムを所望の形状に切断することができ、しかも切断したフイルムを細棒5で捕集し、纏めて排除できるようにした。なお、筒状体3内に土壌が導入されるようにするため、筒状体の形状として円筒体では困難であり、本考案による形状の、円錐状に上方が拡開した筒状体3が好適であることを確認するに至った。すなわち、器具の押し下げにより土壌が容易に筒状体3内に上昇し、導入された土壌は移動しても落下しないことを確認することができた。このような工夫から、栽培土壌に毛根を痛めることなく極めて簡単に育苗を移植することができることを見出し、本考案を構成するに至った。
実施例の育苗移植用陥没孔を形成するための掘削器具を縦位置で横方向から見た説明用の図である。
本考案の育苗移植用陥没孔を形成する掘削器具は、その構成として、把手2付き支柱1の下端に接続している三本の支持片4が、円錐状に上方が適宜拡開している筒状体3の上縁に接続して筒状体3を吊り下げ固定しており、筒状体3の下縁が鋸の刃状に連続する山型になっていて、支柱1の下端と筒状体3の上縁との間隔を筒状体3の側面の高さとほぼ同等にしてあり、支柱1の直下には筒状体3の下縁面より若干突出するように位置決めを兼ねる細棒5が接続している。
さらに、土壌排除片5と一体の湾曲腕10を二組に分離し、全体をバネ体9で支持してあり、湾曲腕10の端部に連結し支柱1に沿い位置する作動棹8のレバーを持ち上げて、土壌排除片5が支柱1下端付近の支軸7を中心に所定範囲を回動するようにしてある。本考案の器具を押し下げ、筒状体3の上縁まで導入された土壌が再使用で支柱1の下端まで隆起してくるので、それを排除する必要から土壌排除片5を使用するのである。土壌排除片5を回動した場合、支持片4ならびに細棒5に当接しないようにする工夫が必要になる。支持片4は支柱1の下端に三本が接続してあるので、土壌は2本の支持片4間から飛散させることができるが、その場合、土壌排除片5が他の1本の支持片4と細棒5に当接するので、それを避けるため土壌排除片5を湾曲腕10とともに二組に分離してある。なお、本考案の掘削器具は金属製であることが望ましい。
本考案における筒状体3の汎用例を示せば,薄肉で上縁の径が10cm,下縁の径が9cm,高さ10cmのものが適当である。使用方法を説明すれば、掘削器具を押し下げて、土壌のフイルムを切り取り、土壌を筒状体3の上縁まで導入し、当該器具を持ち上げることにより陥没孔が形成される。一方、筒状体3内に導入された土壌は器具の移動により落下することなく、他位置での再使用により、再び、土壌を筒状体3の上縁まで導入すると、今度は筒状体3の上縁から上方に土壌が隆起し支柱1の下端に達するので、これを排除するため、支柱1に沿い支持されている作動棹8頂部のレバーを上方に移動させることにより、バネ体9を介し、支柱1の下端付近の支軸7を中心にして土壌排除片5を回転移動させ、筒状体3の上方に隆起した土壌を所望の位置で2本の支持片4間から排除し、これを繰り返して移植作業をおこなう。なお、土壌を排除する際、その過度な距離に飛散するのを防止するため、対向位置に飛散防止板を置くことも可能である。
なお、移植先土壌のフイルムを円形に切断すると、円形フイルムが位置決め用の細棒5に刺さり、繰り返せば細棒5に何枚も貯まるので、適時取り外すことになる。
小規模の農作業の効率化のために必要な作業器具として量産が望まれ、その生産で産業が活性化するものと思われる。
1 支柱
2 把手
3 筒状体
4 支持片
5 位置決め用細棒
6 土壌排除片
7 支軸
8 作業棹
9 バネ体
10 湾曲腕

Claims (1)

  1. イ)適宜長さの支柱1の頂部付近に支柱1と十字状をなす把手2があり、ロ)支柱1の下端に三本に分かれて接合した支持片4が筒状体3の上縁を吊り下げて固定し、筒状体3は下縁が鋸の刃状に連続する山型になっていて、円錐状に上方が拡開し、ハ)支柱1の下端と筒状体3の上縁との間隙を筒状体3の側面の高さと同程度にしてあり、ニ)支柱1にはその直下に筒状体3の下縁面に達する長さの細棒5が接続していて、ホ)土壌排除片5と一体の湾曲腕10を二組に分離して全体をバネ体9で支持し、支柱1下端付近の支軸7を中心に土壌排除片5が所定範囲を回動するよう、支柱1に沿い位置する作動棹8を湾曲腕10に連結してある育苗移植用陥没孔を形成するための掘削具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113748808A (zh) * 2021-09-29 2021-12-07 江西环境工程职业学院 一种茄子树种植用林木辅助种植装置
CN115989733A (zh) * 2023-03-23 2023-04-21 云南洪尧园林绿化工程有限公司 一种苗木种植设备

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