JP3153863B2 - フィールドにデータ・オブジェクトをリンクさせる方法及びシステム - Google Patents

フィールドにデータ・オブジェクトをリンクさせる方法及びシステム

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JP3153863B2
JP3153863B2 JP00004697A JP4697A JP3153863B2 JP 3153863 B2 JP3153863 B2 JP 3153863B2 JP 00004697 A JP00004697 A JP 00004697A JP 4697 A JP4697 A JP 4697A JP 3153863 B2 JP3153863 B2 JP 3153863B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ処理方法に関
するものであり、より詳しくは、オペレータ入力によっ
て定義されたフィールドとデータ・オブジェクトとのリ
ンクを確立する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ハードコピーに印刷された帳
票のイメージを入力し、これにパーソナルコンピュータ
(PC)から入力した文字等を組合せて印刷するフォー
ム印刷ソフトが存在している。従来のフォーム印刷ソフ
トにおいては、イメージに組合せる入力データの種類ご
とに、取り込んだ帳票イメージをディスプレイ上に表示
し、オペレータが文字や数字の入力を希望する矩形をマ
ウスのポイント&ドラッグで指定し、文字等の入力を行
う操作を繰り返す必要があり、イメージに組合せる入力
データの種類が多い場合、オペレータの労力は多大なも
のとなっていた。
【0003】このような従来技術の問題点を解決するた
めに、現在いくつかの技術が提案されている。一例をあ
げると、翼システム社の「Visual Formad
e」(「Visual Formade」は翼システム
社の商標)のように、APIのモジュール(DLLな
ど)の呼び出しを経由してデータを渡す方法がある。し
かし、このような方法は、どの表セルの文字列をどの位
置に存在するフィールドにセットするかの命令を書かな
ければならなかったため、ユーザはプログラミングの知
識を必要とされ、一般ユーザが行うのは困難であった。
【0004】また、ビジネス・ワン社の「写楽々」
(「写楽々」はビジネス・ワン社の商標)のように、C
SV(Comma Separated Value)
と呼ばれるデータ形式で、アプリケーションから出力し
た複数のテキストデータをフォーム印刷ソフトにまとめ
て渡し、フォーム上の文字入力位置に振られた番号で対
応付けする方式も存在する。しかし、この方法はフォー
ムに組合せる場所に対応する配置でCSVデータを作成
する必要があり、印刷領域に所望のデータを割り付ける
のは煩雑な操作が必要となっていた。
【0005】さらに、本願発明に関連する技術として、
特開平8−87495号公報が存在する。ここでは、形
式化されていないテキスト表示データをOCRにより認
識し、これをCSV形式のデータに変換し、スプレッド
シートに貼り付ける技術が開示されている。しかし、こ
の技術は貼り付けを行うための技術であり、表示データ
とそれに対応するスプレッドシートのデータとにリンク
情報が存在しない。したがって、テキスト表示データと
スプレッドシートのデータのうち、何れか一方のデータ
に変更または変化があった場合、再度貼り付けの処理を
行う必要性がある。
【0006】また、特開平8−6740号公報には、既
に印刷されている印刷内容示す規定印刷フォームデータ
と、印刷位置を指定されて入力された編集データとを識
別可能に表示し、これを印刷する技術が開示されてい
る。しかし、この技術は、オペレータの位置指定入力に
よって定義されたフィールドに対してデータ・オブジェ
クトをリンクさせる本発明の構成に関しては何等記載が
ない。
【0007】さらに、特開平8−137976号公報
は、表計算ソフトの複数のセルに他のセルの属性情報を
一括して複写する技術が開示されている。特開平8−6
928号公報は、表計算ソフトの複数のセルに一括して
編集処理を施す技術が開示されている。しかし、これら
の技術は、予め定義されている表計算ソフトのセルに対
して行う処理であり、オペレータの位置指定入力によっ
て定義されたフィールドに対して行う処理に関しては何
等記載がない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、オペ
レータが所望の位置に定義したフィールドに所望のデー
タ・オブジェクトを行えるデータ処理システムを提供す
ることにある。
【0009】本発明の他の目的は、これまで煩雑であっ
たフォームへのデータの結び付けをエンドユーザが簡単
に、かつ直感的に把握できる態様で行えるデータ処理シ
ステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の典型的な一態様
においては、表示画面に、ビットマップの帳票イメージ
を表示するイメージ・ウインドウと表データを表示する
表ウインドウが表示される。オペレータが、イメージ・
ウインドウ上で位置を指定する入力を行うことにより、
矩形枠が指定される。その後、オペレータは、表ウイン
ドウ上の表セルを指定し、指定された表セルをイメージ
・ウインドウのフィールドにドロップすると、フィール
ドと表セルが関連付けられ、フィールドの位置情報と表
セルの位置情報を関連付ける情報が格納される。
【0011】本発明の他の一態様においては、表示画面
に、複数の連続する矩形枠の情報を含むビットマップの
帳票イメージを表示する段階と、表示画面に各々が対応
する位置情報及びデータ・オブジェクトにリンクしてい
る複数の表セルを含む表データを表示する段階と、帳票
イメージに含まれる複数の連続する矩形枠を選択するオ
ペレータ入力を検出する段階と、選択された複数の連続
する矩形枠に対応した複数のフィールドの位置情報を検
出する段階と、複数のフィールドを識別表示する段階
と、複数の表セルにおいて、複数の表セルを含む選択領
域が特定されたことを認識する段階と、表示画面上で、
選択領域と複数のフィールドを対応付けるオペレータ入
力を検出する段階と、複数のフィールドの位置情報と選
択領域に含まれる複数の表セルの位置情報に基づいて、
複数のフィールドのうちの1つのフィールドの位置情報
と選択領域に含まれる複数の表セルのうちの1つの表セ
ルの位置情報を関連付ける段階と、複数のフィールドの
うちの1つのフィールドに複数の表セルのうちの1つの
表セルに対応するデータ・オブジェクトに対応するデー
タ・オブジェクトを表示する段階と、1つの表セルに対
応するデータ・オブジェクトに変更が加えられたことを
認識する段階と、1つのフィールドに1つの表セルに対
応する変更の加えられたデータ・オブジェクトに対応す
るデータ・オブジェクトを表示する段階とを含むデータ
・オブジェクトのリンク方法が提供される。
【0012】本願明細書の特許請求の範囲において、
「複数の連続する矩形枠」は、2次元的に連続する矩形
枠のみならず、1次元で連続する矩形枠等を含む概念で
ある。本願明細書の特許請求の範囲において、「フィー
ルドの位置情報」は、フィールドの存在する座標情報
等、フィールドの位置を特定するために使用される情報
を含むものである。本願明細書の特許請求の範囲におい
て、「表セルの位置情報」は、表の基準点から何行何列
目といった情報に限らず、表セルの存在する座標情報
等、表セルの位置を特定するために使用される情報を含
むものである。本願明細書の特許請求の範囲において、
「対応するデータ・オブジェクト」とは、例えば、デー
タ・オブジェクトの一部分(先頭の文字列等)やデータ
・オブジェクトを象徴するデータ(例えば、データ・オ
ブジェクトが音声データであった場合、そのデータの種
類や内容を示す表示等)を含む概念である。
【0013】本発明の他の一態様においては、表示画面
に、複数の連続する矩形枠の情報を含むビットマップの
帳票イメージを表示する段階と、表示画面に各々が対応
する位置情報及びデータ・オブジェクトにリンクしてい
る複数の表セルを含む表データを表示する段階と、帳票
イメージに含まれる複数の連続する矩形枠を選択するオ
ペレータ入力を検出する段階と、選択された複数の連続
する矩形枠に対応した複数のフィールドの位置情報を検
出する段階と、複数のフィールドを識別表示する段階
と、複数の表セルにおいて、複数の表セルを含む選択領
域が特定されたことを認識する段階と、表示画面上で、
選択領域と複数のフィールドを対応付けるオペレータ入
力を検出する段階と、複数のフィールドの位置情報と選
択領域に含まれる複数の表セルの位置情報に基づいて、
複数のフィールドのうちの1つのフィールドの位置情報
の選択領域に含まれる複数の表セルのうちの1つの表セ
ルの位置情報を関連付ける段階と、複数のフィールドの
うちの1つのフィールドに複数の表セルのうちの1つの
表セルに対応するデータ・オブジェクトを表示する段階
とを含むデータ・オブジェクトのリンク方法が提供され
る。
【0014】本発明の他の一態様においては、表示画面
に、矩形枠の情報を含むビットマップの帳票イメージを
表示する段階と、表示画面に各々が対応する位置情報及
びデータ・オブジェクトにリンクしている複数の表セル
を含む表データを表示する段階と、帳票イメージに含ま
れる矩形枠を選択するオペレータ入力を検出する段階
と、矩形枠に対応したフィールドの位置を特定する位置
情報を検出する段階と、複数の表セルのうちの1つの表
セルが選択されたことを認識する段階と、表示画面上で
表セルとフィールドを対応付けるオペレータ入力を検出
する段階と、フィールドの位置情報と選択された表セル
の位置情報を関連付ける段階と、フィール内に選択され
た表セルに対応するデータ・オブジェクトを表示する段
階とを含むデータ・オブジェクトのリンク方法が提供さ
れる。
【0015】本発明の他の一態様においては、表示画面
にビットマップ・イメージを表示する段階と、表示画面
に表セルを含む表を表示する段階と、ビットマップ・イ
メージの位置に対応付けられたフィールドが定義された
ことを認識する段階と、表セルと、フィールドとのリン
ク情報を格納する段階とを含むデータ・オブジェクトの
リンク方法が提供される。
【0016】本発明の他の一態様においては、イメージ
を前記イメージ上の位置に対応付けられたフィールドと
ともに表示画面に表示する段階と、表示画面上のイメー
ジと異なる位置にデータ・オブジェクトを表示する段階
と、データ・オブジェクトと、フィールドとのリンク情
報を格納する段階とを含むデータ・オブジェクトのリン
ク方法が提供される。
【0017】本発明の他の一態様においては、データ・
オブジェクトを表示画面上に表示する段階と、オペレー
タのフィールド位置指定入力に基づいて、表示画面上の
データ・オブジェクトとは異なる位置にフィールドが定
義されたことを認識する段階と、データ・オブジェクト
と定義されたフィールドを対応付けるオペレータ入力を
検出する段階と、データ・オブジェクトを特定する情報
とフィールドを特定する情報とをリンクして格納する段
階とを含むデータ・オブジェクトのリンク方法が提供さ
れる。
【0018】本願明細書の特許請求の範囲において、
「オペレータのフィールド位置指定入力」は、オペレー
タがマウス等のポインティングデバイスのポインタを利
用して指定した矩形枠や、帳票イメージに含まれるビッ
トマップの矩形イメージのよううな、オペレータの指定
した図形を認識することによって得られたフィールド等
を含む。またフィールドの形状は、矩形に限定されず、
円形等の種々の形状を含む。さらに、本願明細書の特許
請求の範囲において、「表示画面上のデータ・オブジェ
クトとは異なる位置」は、必ずしも異なるウインドウ内
に存在する訳ではなく、同一のウインドウ内に存在して
もよい。本願明細書の特許請求の範囲において、「デー
タ・オブジェクトと定義されたフィールドを対応付ける
オペレータ入力」は、データ・オブジェクトをドラッグ
し、定義されたフィールドにドロップする操作には限定
されず、定義されたフィールドをドラッグし、データ・
オブジェクトにドロップしてよい。また、ドラッグ&ド
ロップ操作だけではなく、両者を関連付けるために行わ
れるオペレータ入力であればよい。
【0019】本発明の他の一態様においては、データ・
オブジェクトを表示画面上に表示する段階と、オペレー
タのフィールド位置指定入力に基づいて、表示画面上の
データ・オブジェクトとは異なる位置に定義され、デー
タ・オブジェクトを特定する情報にリンクするフィール
ドを表示画面上に表示する段階と、フィールド内にデー
タ・オブジェクトに対応した情報を表示する段階と、デ
ータ・オブジェクトに対応した情報がオペレータによっ
て選択されたことを検出する段階と、表示画面上におい
て、データ・オブジェクトを識別表示する段階とを含む
データ・オブジェクトの表示方法が提供される。
【0020】本発明の他の一態様においては、データ処
理システムにビットマップ・イメージを入力するための
イメージ・ファイル処理部と、表示装置の表示画面にビ
ットマップ・イメージを表示する画像表示部と、データ
処理システムに表データを入力するための表データ処理
部と、表示画面に表セルを含む表を表示する表データ表
示部と、ビットマップ・イメージの位置に対応付けられ
たフィールドが定義されたことを認識するユーザ入力部
と、表セルと、フィールドとのリンク情報を格納するフ
ィールド情報格納部とを含むデータ処理システムが提供
される。
【0021】本願明細書の特許請求の範囲において、
「イメージ・ファイル処理部」は、本願明細書の実施例
において説明する「スキャナ装置処理部」や「イメージ
ファイル処理部」等を含む概念である。
【0022】本発明の他の一態様においては、データ・
オブジェクトを表示画面上に表示するデータ・オブジェ
クト表示部と、オペレータのフィールド位置指定入力に
基づいて、表示画面上のデータ・オブジェクトとは異な
る位置にフィールドが定義されたことを認識するフィー
ルド定義部と、データ・オブジェクトと定義されたフィ
ールドを対応付けるオペレータ入力を検出するユーザ入
力部と、データ・オブジェクトを特定する情報とフィー
ルドを特定する情報とをリンクして格納するフィールド
情報格納部とを含むデータ処理システムが提供される。
【0023】本願明細書の特許請求の範囲において、
「データ・オブジェクト表示部」は、本願明細書の実施
例において説明する「表データ表示部」を含む概念であ
る。
【0024】本発明の他の一態様においては、データ・
オブジェクトを表示画面上に表示するデータ・オブジェ
クト表示部と、オペレータのフィールド位置指定入力に
基づいて、表示画面上のデータ・オブジェクトとは異な
る位置に定義され、データ・オブジェクトを特定する情
報にリンクするフィールドを表示画面上に表示するとと
もに、フィールド内にデータ・オブジェクトに対応した
情報を表示する画像表示部と、データ・オブジェクトに
対応した情報がオペレータによって選択されたことを検
出するユーザ入力部とを含み、データ・オブジェクト表
示部が、ユーザ入力部の選択の検出に応答して、表示画
面上において、データ・オブジェクトを識別表示するデ
ータ処理システムが提供される。
【0025】本発明の他の一態様においては、イメージ
へアクセスするための情報とともに前記イメージ上の位
置に対応付けられたフィールドへアクセスする情報を格
納するテンプレート格納部と、イメージを前記フィール
ドとともに表示画面に表示する画像表示部と、表示画面
上のイメージと異なる位置にデータ・オブジェクトを表
示するデータ・オブジェクト表示部と、表示画面上でデ
ータ・オブジェクトと、フィールドとを関連付けるオペ
レータ入力を検出するユーザ入力部と、データ・オブジ
ェクトと、フィールドとのリンク情報を格納するフィー
ルド情報格納部とを含むデータ処理システムが提供され
る。
【0026】本発明の他の一態様においては、表示画面
にビットマップ・イメージを表示することをコンピュー
タに指示するプログラムコード手段と、表示画面に表セ
ルを含む表を表示することをコンピュータに指示するプ
ログラムコード手段と、ビットマップ・イメージの位置
に対応付けられたフィールドが定義されたことを認識す
ることをコンピュータに指示するプログラムコード手段
と、表セルと、フィールドとのリンク情報を格納するこ
とをコンピュータに指示するプログラムコード手段とを
含むデータ・オブジェクトのリンク情報を認識するプロ
グラムを格納するコンピュータによって読み取り可能な
記憶媒体が提供される。本願明細書の特許請求の範囲に
おける「プログラムコード手段」には、コンピュータが
直接認識できるオブジェクトコードのみならずソースコ
ード等の何らかの変換を加えた後、コンピュータが認識
できる命令群等も含む概念である。
【0027】本発明の他の一態様においては、データ・
オブジェクトを表示画面上に表示することをコンピュー
タに指示するプログラムコード手段と、オペレータのフ
ィールド位置指定入力に基づいて、表示画面上のデータ
・オブジェクトとは異なる位置にフィールドが定義され
たことを認識することをコンピュータに指示するプログ
ラムコード手段と、データ・オブジェクトと定義された
フィールドを対応付けるオペレータ入力を検出すること
をコンピュータに指示するプログラムコード手段と、デ
ータ・オブジェクトを特定する情報とフィールドを特定
する情報とをリンクして格納することをコンピュータに
指示するプログラムコード手段とを含むデータ・オブジ
ェクトのリンク情報を認識するプログラムを格納するコ
ンピュータによって読み取り可能な記憶媒体が提供され
る。
【0028】本発明の他の一態様においては、データ・
オブジェクトを表示画面上に表示することをコンピュー
タに指示するプログラムコード手段と、オペレータのフ
ィールド位置指定入力に基づいて、表示画面上のデータ
・オブジェクトとは異なる位置に定義され、データ・オ
ブジェクトを特定する情報にリンクするフィールドを表
示画面上に表示することをコンピュータに指示するプロ
グラムコード手段と、フィールド内にデータ・オブジェ
クトに対応した情報を表示することをコンピュータに指
示するプログラムコード手段と、データ・オブジェクト
に対応した情報がオペレータによって選択されたことを
検出することをコンピュータに指示するプログラムコー
ド手段と、表示画面上において、データ・オブジェクト
を識別表示することをコンピュータに指示するプログラ
ムコード手段とを含むデータ・オブジェクトを表示する
プログラムを格納するコンピュータによって読み取り可
能な記憶媒体が提供される。
【0029】本発明の他の一態様においては、表示画面
にイメージをイメージ上の位置に対応付けられたフィー
ルドとともに表示することをコンピュータに指示するプ
ログラムコード手段と、表示画面上のイメージと異なる
位置にデータ・オブジェクトを表示することをコンピュ
ータに指示するプログラムコード手段と、データ・オブ
ジェクトと、フィールドとのリンク情報を格納すること
をコンピュータに指示するプログラムコード手段とを含
むデータ・オブジェクトのリンク情報を認識するプログ
ラムを格納するコンピュータによって読み取り可能な記
憶媒体が提供される。
【0030】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1を参照すると、本発明のデータ処理システム
を実施するためのハードウェア構成の概観図が示されて
いる。データ処理システム100は、中央処理装置(C
PU)1とメモリ4とを含んでいる。CPU1とメモリ
4は、バス2を介して、補助記憶装置としてのハードデ
ィスク装置13とを接続してある。フロッピーディスク
装置(またはMO、CD−ROM等の媒体駆動装置)2
0はフロッピーディスクコントローラ19を介してバス
2へ接続されている。
【0031】フロッピーディスク装置(またはMO、C
D−ROM等の媒体駆動装置)20には、フロッピーデ
ィスク24(またはMO、CD−ROM等の媒体)が挿
入され、このフロッピーディスク等やハードディスク装
置13、ROM14には、オペレーティングシステムと
協働してCPU等に命令を与え、本発明を実施するため
のコンピュータ・プログラムのコードを記録することが
でき、メモリ4にロードされることによって実行され
る。このコンピュータ・プログラムのコードは圧縮し、
または、複数に分割して、複数の媒体にまたがって記録
することもできる。
【0032】データ処理システム100は更に、ユーザ
・インターフェース・ハードウェアを備えたシステムと
することができ、ユーザ・インターフェース・ハードウ
ェアとしては、例えば、画面位置情報を入力をするため
のポインティング・デバイス(マウス、ジョイスティッ
ク、トラックボール等)7またはキーボード6や、画像
データをユーザに提示するためのディスプレイ12があ
る。また、スピーカ23は、オーディオ・コントローラ
21から音声信号を、アンプ22を介して受領し、音声
として出力する。
【0033】本発明のデータ処理システム100の入力
となる画像データは、好適にはスキャナ26によって作
成され、パラレルポート16を介して本データ処理シス
テム100に入力される。ただし、スキャナ101によ
って作成された画像データは、パラレルポート16では
なくSCSIインターフェースや他のインターフェース
を介して本データ処理システム100に入力されてもよ
い。また、シリアルポート15およびモデムまたは、ト
ークンリングや通信アダプタ18等を介して他のコンピ
ュータ等と通信を行い、画像データを受領することや、
フロッピーディスク装置等の他の入力手段からも可能で
ある。
【0034】このように、本発明は、通常のパーソナル
コンピュータ(PC)やワークステーション、携帯情報
端末(PDA)、ネットワークコンピュータ(NC)や
OCR、又はこれらの組合せによって実施可能であるこ
とを容易に理解できるであろう。ただし、これらの構成
要素は例示であり、その全ての構成成要素が本発明の必
須の構成要素となるわけではない。特に、本発明は、オ
ペレータを視覚的にサポートするものであるため、シリ
アルポート15、通信アダプタカード18、オーディオ
・コントローラ21、アンプ22、スピーカ23等の構
成要素は必須ではない。
【0035】オペレーティング・システムとしては、W
indowsNT(マイクロソフトの商標)、Wind
ows95(マイクロソフトの商標)、Windows
3.x(マイクロソフトの商標)、WindowsCE
(マイクロソフトの商標)、OS/2(IBMの商
標)、AIX(IBMの商標)上のX−WINDOWシ
ステム(MITの商標)などの、標準でGUIマルチウ
インドウ環境をサポートするものが望ましいが、本発明
は、異なるウインドウ間のデータリンクには限定される
ものではないため、PC−DOS(IBMの商標)、M
S−DOS(マイクロソフトの商標)などのキャラクタ
・ベース環境のものでも実現可能である。さらに、OS
/Open(IBMの商標)VxWorks(Wind
RiverSystems, Inc.の商標)等の
リアルタイムOSでも実現可能であり、特定のオペレー
ティング・システム環境に限定されるものではない。
【0036】また、図1は、スタンド・アロン環境のシ
ステムを示しているが、クライアント/サーバ・システ
ムとして本発明を実現し、クライアント・マシンは、サ
ーバ・マシンに対して、イーサネット、トークン・リン
グなどでLAN接続し、クライアント・マシン側には、
後述するユーザ入力部と、画像表示部と、表データ表示
部のみを配置し、その他の機能をサーバ・マシン側に配
置してもよい。このように、サーバ・マシン側とクライ
アント・マシン側にどのような機能を配置するかは設計
に際し自由に変更できる事項であり、複数のマシンを組
合せ、それらにどのような機能を配分し、実施するか等
の種々の変更は本発明の思想に包含される概念である。
【0037】次に、図2のブロック図を参照して、本発
明のシステム構成について説明する。本発明の好適な実
施例においては、データ処理システム100は、スキャ
ナ装置処理部105、イメージファイル処理部107、
ユーザ入力部109、制御部111、画像表示部11
3、表データ表示部115、CSVデータ処理部12
1、タブ区切りデータ処理部123、フィールド定義部
125、フィールドデータ格納部127、印刷処理部1
31及び、表データ格納部135によって構成される。
【0038】本発明の好適な実施例において、入力とな
る帳票のイメージデータは、スキャナ101からまた
は、直接イメージファイル103から入力される。スキ
ャナ101から入力された帳票イメージのデータもイメ
ージファイル103から入力された帳票イメージのデー
タも、スキャナ処理部105、イメージファイル処理部
107によって制御部111が両者を区別なく扱うこと
ができるフォーマットに変換を行う。本発明の好適な実
施例においては、イメージファイル処理部107は、圧
縮された画像データを伸長する機能を有している。スキ
ャナ処理部105、イメージファイル処理部107で処
理されたイメージデータは、イメージデータ格納部10
8に格納される。
【0039】ユーザ入力部109は、処理の開始・終了
の命令の入力や、ポインティングデバイスを使用した画
面上の座標値の入力等のオペレータからの入力信号を受
領し、制御部111へ伝達する機能を有する。制御部1
11は、図2に示す各種機能ブロックを制御し、データ
の受渡しの制御等を行う。画像表示部113は、イメー
ジデータ格納部108に格納された帳票のイメージデー
タと、フィールドデータ格納部127に格納されたフィ
ールド情報を合成して、表示装置11に表示する。ま
た、画像表示部113は、読み込まれたテンプレートフ
ァイル129に含まれる帳票のイメージデータと、フィ
ールド情報を合成して、表示装置11に表示することも
できる。
【0040】表データ表示部115は、表データ格納部
135に格納されている表のリスト構造体のデータから
表データを2次元的に表示装置11に表示する。本発明
の好適な実施例においては、表データは、CSVファイ
ル117またはクリップボードデータ119としてデー
タ処理システム100に入力される。CSVデータ処理
部121は、CSVファイル117を解析して、後述す
る表のリスト構造体に変換する。タブ区切りデータ処理
部123も同様に、クリップボードデータ119を解析
して、後述する表のリスト構造体に変換する。表のリス
ト構造体は、表データ格納部135に格納される。
【0041】本発明の好適な実施例においてフィールド
定義部125は、スキャナ処理部105、イメージファ
イル処理部107によって変換されたイメージデータを
一旦表示装置11に表示し、この表示された帳票イメー
ジの中でオペレータによって指定された矩形枠に含まれ
る直線をスキャンし、フィールドの検出を行う。そし
て、フィールドの存在する上下左右の位置関係を解析
し、後述するフィールドのリスト構造体を作成し、フィ
ールド情報格納部127に格納する。
【0042】テンプレートファイル129は、一旦表示
装置11に表示された帳票イメージと、この帳票イメー
ジに対応付けられたフィールドの位置情報を格納したフ
ァイルである。この具体的内容は後に詳述する。印刷処
理部131は、イメージデータ格納部108に格納され
た帳票イメージとフィールド情報格納部127に格納さ
れたフィールドのデータを受領し、印刷出力に適したデ
ータに変換し、印刷部133に渡す。以上説明した各機
能ブロックの詳しい機能については後に詳述する。
【0043】図2に示す各機能ブロックを説明したが、
これらの機能ブロックは、論理的機能ブロックであり、
各々1つのまとまりを持ったハードウエアやソフトウエ
アによって実現されることを意味するのではなく、複合
し、または共通したハードウエアやソフトウエアによっ
て実現可能である。特に、制御部111は、その機能が
イメージ・ファイルやそれに関連付けられるフィールド
の処理を制御する部分と、表に関する処理を制御する部
分とに大きく分れるので、別々のブロックとしてインプ
リメントすることも可能である。
【0044】図3は、本発明の好適な実施例におけるフ
ィールドのリスト構造の概念図である。本発明の好適な
実施例において、フィールドのリスト構造は、複数のフ
ィールド・データ構造301、303、305、307
によって構成されている。各フィールド・データ構造は
次のフィールド・データ構造をポイントするポインタ3
11、313、315、317を有している。
【0045】図4は、各フィールド・データ構造の概念
図である。図5に示すように、各フィールド・データ構
造は、表フィールドに含まれるセル・フィールド単位に
作成され、ID201、矩形枠の座標情報203、矩形
枠の線の種類205、矩形枠の線色207、矩形枠の背
景色209、文字列211、文字の色213、表フィー
ルドID215、表フィールドのセル座標217、リン
クしている表セルの座標219、その他属性221、次
のフィールドデータへのポインタ223によって構成さ
れている。
【0046】ID201は、システムによって自動的に
割りふられるそのフィールド・データ構造に固有の数字
である。矩形枠の座標情報203は、ユーザが帳票イメ
ージ上に定義したフィールドに含まれるセル・フィール
ドを構成する矩形枠の位置を特定するための情報であ
る。
【0047】文字列211は、このフィールドに入力さ
れる文字列である。表フィールドID215は、表フィ
ールド単位に割りふられる数字である。表フィールドに
は、複数のセル・フィールドによって形成される複数セ
ル表フィールドと1つのセル・フィールドから形成され
る単数セル表フィールドが存在する。
【0048】表フィールドのセル座標217はそのセル
の存在する表フィールド内の位置を示すものであり、行
番号と列番号の情報を管理している。リンクしている表
セルの座標219は、このフィールド・データ構造に対
応するセル・フィールド(イメージ側)がリンクする表
セル(表側)の位置情報を管理する。次のフィールドデ
ータへのポインタ223は、次のフィールドデータの先
頭をポイントするアドレス値を管理している。新たなフ
ィールドデータが追加されるときに、現在最終のフィー
ルドデータの次のフィールドデータへのポインタ223
のエントリにシステムが自動的に次のフィールドデータ
の先頭をポイントするアドレス値をセットする。新たに
追加されたフィールドデータの次のフィールドデータへ
のポインタ223には、次のフィールドデータが存在し
ないことを示す情報がセットされる。
【0049】その他、各フィールド・データ構造は、矩
形枠の線色207、矩形枠の背景色209、文字の色2
13、その他属性221(フォント、センタリング情報
等)等の各種属性を管理することも可能である。
【0050】以上、本発明の好適な実施例におけるフィ
ールドのデータ構造の管理項目を説明したが、これは単
なる一実施例にすぎず、この全ての項目が本発明の必須
の構成要素となるわけではなく、フィールドを構成する
セル・フィールドの位置を特定するための情報と、その
セル・フィールドにリンクする表セルの情報が管理され
ていればよい。また、本発明の好適な実施例では、線形
リストを用いてフィールドのデータ構造を管理している
が、テーブルによる管理等種々の手法を用いてこれらの
情報を管理することも可能であり、それらは、本発明の
思想に包含される概念である。
【0051】図5は、本発明の好適な実施例における表
のリスト構造の概念図である。各表のデータ構造37
1、373、375...387は、表に含まれる表セ
ル単位に作成される。また、表データ構造を管理するた
めの表の管理データ構造341、343、345が作成
される。図6に示すように、各表データ構造は、ID2
31、矩形枠の背景色233、文字列235、表セル座
標237、その他属性239、次の表データへのポイン
タ241によって構成されている。
【0052】ID231は、システムによって自動的に
割りふられるその表データ構造に固有の数字である。文
字列235は、この表セルに入力される文字列である。
表セルの座標237は、その表セルの存在する位置を示
すものであり、行番号と列番号の情報を管理している。
次の表データへのポインタ223は、次の表データの先
頭をポイントするアドレス値を管理している。新たなフ
ィールドデータが追加されるときに、現在最終の表デー
タの次の表データへのポインタ241のエントリにシス
テムが自動的に次のフィールドデータの先頭をポイント
するアドレス値をセットする。新たに追加されたフィー
ルドデータの次のフィールドデータへのポインタ223
には、次のフィールドデータが存在しないことを示す情
報がセットされる。
【0053】その他、表データ構造においては、矩形枠
の背景色233、その他属性235等の各種属性を管理
することも可能である。
【0054】本発明の好適な実施例における表管理デー
タの構造250は、図7に示すように、次の表管理デー
タへのポインタ253、表データのリストの先頭へのポ
インタ255によって構成されている。
【0055】以上、本発明の好適な実施例における表の
データ構造の管理項目を説明したが、これは単なる一実
施例にすぎず、この全ての項目が本発明の必須の構成要
素となるわけではなく、表セルの位置を特定するための
情報と、その内容となる文字列の情報が管理されていれ
ばよい。また、表セルの位置を特定するための情報はフ
ィールドのデータ構造によって管理してもよい。本発明
の好適な実施例では、リスト構造体を用いて表のデータ
構造を管理しているが、テーブルによる管理等種々の手
法を用いてこれらの情報を管理することも可能であり、
それらは、本発明の思想に包含される概念である。
【0056】図8乃至図10は、本発明のユーザインタ
ーフェースの一実施例を示す図である。図8において、
表示画面700上のウインドウ500には、スキャナ装
置処理部105又はイメージファイル処理部107から
出力された帳票イメージを表示している。
【0057】図9を参照すると、ウインドウ500に表
示されている帳票イメージに含まれる表の部分(表フィ
ールド)510を定義するため、オペレータはマウスポ
インタで点591をクリックし、そのまま点593まで
マウスポインタをドラッグすることによりこの表を囲む
矩形枠を指定する。オペレータによって矩形枠が指定さ
れると、フィールド定義部125によって、直線の走査
が行われ、各セル・フィールドの位置情報が検出され
る。
【0058】具体的には、直線走査プログラムにより、
垂直方向、水平方向の直線の方程式(x座標値またはy
座標値)が検出され、これにより、各セル・フィールド
を構成する矩形枠の頂点の座標値(垂直方向の直線と水
平方向の直線の交点の座標値)を算出することが可能で
あり、これにより、データ処理システム100(フィー
ルド定義部125)は、各セル・フィールドの位置情報
を把握することができる。このようなオペレータの指定
した矩形枠に含まれるフィールドを認識する手法は当業
者において広く知られた手法であるため、詳細な説明は
省略する。
【0059】このような、表示された帳票イメージの位
置に対応したフィールドやセル・フィールドを定義する
手法は種々存在し、当業者は自由にその手法を選択する
ことができる。例えば、直線検出は行わず、オペレータ
がマウスポインタでポイント&ドラッグで特定した矩形
枠をフィールドまたはセル・フィールドとして認識する
ことも可能であるし、セル・フィールド511とセル・
フィールド575の内部をマウスでクリックし、クリッ
クされた2点から左右上下にイメージを走査し黒枠内壁
を検出し、さらに2つの文字枠間に長方形を設定してヒ
ストグラムをとり、フィールド内の文字枠数や文字枠間
の黒線の太さ等を自動検出することによりフィールド及
びセル・フィールドを定義する方法も存在する。
【0060】セル・フィールドが認識されると、フィー
ルド定義部125は、各セル・フィールドに対応したフ
ィールドのデータ構造体200の位置情報を作成する。
図9に示す例においては、12個の構造体が作成され
る。例えば、セル・フィールド553の場合、ID20
1には、「7」(この例では、上段側から左から右にI
D番号が振られる)が、矩形枠の座標情報203には、
「0290050803300528」(左上頂点のx
座標値及びy座標値と、右下頂点のx座標値及びy座標
値のdot数、共に4桁)、表フィールドID215に
は「01」(オペレータの定義した最初の表フィールド
を示す)、表フィールドのセル座標217に「020
3」(表フィールド中におけるセルの存在する行及び
列、共に2桁)、次のフィールドデータへのポインタ2
23に「00000800」(セル583をポイントす
るためのアドレス値)がセットされる。矩形を定義する
情報は、左上頂点のx座標値及びy座標値と、左上頂点
のx座標値及びy座標値ではなく、右下頂点のx座標値
及びy座標値と、セル・フィールド幅と高さの情報等で
あってもよい。
【0061】また、矩形枠の線の種類205、矩形枠の
線色207、矩形枠の背景色209、文字列211、文
字の色213、リンクしている表セルの座標219、そ
の他属性221の値が初期設定される。図3に示すよう
なフィールドのリスト構造体が作成されると、その情報
は、フィールド情報格納部127に格納される。
【0062】この一方、ウインドウ600には、CSV
ファイル処理部121によって処理されたCSVファイ
ル117または、タブ区切りデータ処理部123によっ
て処理されたクリップボードの表データが表示されてい
る。本発明の好適な実施例においては、図11に示すC
SV形式のファイルを入力ファイルとしている。図に示
すように、CSV形式ファイルは、文字列の中のカンマ
(,)毎にセルの区切りとして認識している。また、各
改行毎に、表の次の行として認識している。この形式の
テキスト・ファイルは、現在市場に流通している多くの
アプリケーションが共通して使用することができる形式
のファイルである。
【0063】本発明の好適な実施例においては、このC
SV形式のファイルが、CSVデータ処理部123で図
5に説明した表のリスト構造体に変換され、表データ格
納部135に格納され、表データ表示部115によって
表示装置11に出力される。
【0064】具体的には、CSVデータ処理部123に
CSV形式ファイルが入力されると、まず、CSVデー
タ処理部123は、図5に示す表の管理データ構造34
1を作成する。このとき、図7に示すID251に
「1」をセットし、次の表管理データへのポインタ25
3、表データのリストの先頭へのポインタ255には、
次の構造体が存在していないことを示す情報をセットす
る。
【0065】次に、CSV形式ファイルを読み、ファイ
ルの終わりでなければ、表のデータ構造体371を作成
し、表の管理データ構造体341の、表データのリスト
の先頭へのポインタ255(図5においては「36
1」)には、表データ構造体371をポイントするアド
レス値をセットする。また、表のデータ構造体371に
おいて、図6に示すID231に「0101」をセット
し、文字列235に、次のカンマまでに存在する文字列
(「"」に挟まれるカンマを除く)をセットし、表セル
の座標237に「0101」(行番号列)をセットす
る。ID231にセットされる値は。「01」等、表デ
ータ構造を一意に指定できる値であればよい。次の表へ
のポインタ241には、次の構造体が存在していないこ
とを示す情報をセットする。
【0066】この操作を、行の終わりまで繰り返すこと
により、表データ構造体373、375を作成する。行
の終わりが検出され、次の行が存在する場合には、表の
管理データ構造体343が作成され、表の管理データ構
造体341の次の表の管理データへのポインタ351に
は、表の管理データ構造体343をポイントするアドレ
ス値がセットされる。このような手順により、図5に示
す表のリスト構造体が作成される。
【0067】本発明の好適な実施例においては、CSV
形式のファイルを例に説明を行っているがクリップボー
ドやワードプロセッサの表データ、イメージ上に定義さ
れたフィールドに含まれるデータ、各種アプリケーショ
ンの管理する表データであっても容易に表のリスト構造
体を作成することができるため、本発明を適用すること
ができる。また、本発明の好適な実施例においては、C
SV形式のファイルという2次元の配列を例に説明した
が、本発明はこれに限定されず、データの構成単位(デ
ータ同士の区切り)が明確なデータ群であれば、それら
の位置関係またはデータ相互間の対応関係を定義するこ
とができるので、1次元はもとより、多次元の配列を有
するデータに対しても適用することができる。
【0068】また、本発明の好適な実施例では、表デー
タを文字列として説明しているが、文字データに限ら
ず、静止画像データ、動画像データ、音声データ、符号
化や圧縮されたデータや属性情報等の付属的情報等種々
のデータに適用し、本発明を実施することも可能であ
る。また、必ずしも表で形式で表示されているデータで
なくてもよい。
【0069】次に、オペレータは、図10に示すウイン
ドウ600において、選択領域610の選択を行う。本
発明の好適な実施例においては、表フィールドの選択と
同様に、点621の近傍がマウスポインタによってポイ
ントされ、点623の近傍までドラッグされることによ
って、選択領域が選択される。本発明の好適な実施例で
は、表データ構造において、各表セルの座標値が管理さ
れており、この座標値と点621、623の座標値が比
較され、選択領域が決定される。このようなオペレータ
の指定した矩形枠に含まれる表セルを認識する手法は当
業者において広く知られているため、詳細な説明は省略
する。
【0070】なお、表セルの指定方法は、表フィールド
の指定と場合と同様に、選択するセルを1つずつクリッ
クしていく方法や、表セル611、617の内部をクリ
ックすることにより、表セル611、613、615、
617を一度に指定する方法等種々存在する。
【0071】本発明の好適な実施例において、選択領域
610は、図12に示す情報により管理されている。こ
の情報により、行755以上行757以下の行情報を有
し、列759以上列761以下の列情報を有する表セル
を選択領域に含まれる表セルとして特定することができ
る。この例では、表セル611、613、615、61
7がこの条件に一致する。
【0072】オペレータがマウスポインタによって、表
ウインドウ600上の選択された表領域をポイントし、
イメージ・ウインドウ500のセル511にドロップす
ると、セル511と表セル611、セル513と表セル
613、セル531と表セル615、セル533と表セ
ル617が関連付けられる。本発明の好適な実施例にお
いては、ドラッグ&ドロップの操作によって、一方をク
リックし、リンクを示すアイコンをクリックし、その
後、他方をクリックしたり、フィールド側から表側にド
ラッグ&ドロップの操作を行う等、両者の結び付け行っ
ているが本発明の思想における「リンク操作」はこれに
限定されるものではなく、両者を対応付けるすべてのオ
ペレータ操作を含む概念である。
【0073】本発明の好適な実施例における「関連付
け」の手順をより具体的に説明すると、まず、選択領域
に含まれる全ての表セルの行と列の値から、左上端の行
と列の値が減算される。この一方、全てのセル・フィー
ルドの行と列の値からドロップされたセル・フィールド
の行と列の値が減算される。そして、両者の値が一致し
たもの同士が関連付けられることとなる。
【0074】したがって、図13、14に示すように、
表フィールドに含まれるセル・フィールドの数と選択領
域に含まれる表セルの数が一致した場合に限らず、図1
5、16に示すように、表フィールドに含まれるセル・
フィールドの数と選択領域に含まれる表セルの数が一致
しない場合にも対応することができる。さらに、図示し
ないが、行と列の何れか一方の数が表側とフィールド側
で一致しない場合でも対応することができる。そして、
一旦表セルとセル・フィールドの関連付けか確立すると
(図4の結合している表セルの座標219がセットされ
ると)、矩形の座標情報203を変化させても関連付け
の情報は保持されるので、セル・フィールド単位で表フ
ィールドから引き離し、所望の位置に移動させることも
できる。
【0075】セル・フィールドと表セルの関連付けは、
図4に示す結合している表セルの座標値に行と列の値が
セットされることによってなされる。ただし、本発明の
思想はこれに限定されたものではなく、両者を関連付け
る情報を管理するのであればテーブルのようなものであ
ってもよい。
【0076】また、表セルの文字列235がセル・フィ
ールドの文字列211にセットされる。そして、その他
属性239等のデータも対応するエントリにセットされ
ることとなる。したがって、表セルのフォント等の種々
の属性情報を簡単な操作でセル・フィールド側に反映さ
せることができる。
【0077】表セルの文字列235をセル・フィールド
の文字列211にセットするに際しては、表セルの文字
列235そのままをセル・フィールドの文字列211に
セットしなければならない訳ではない。例えば、表セル
の文字列がセル・フィールドの入力可能なレングスを越
える場合は、文字列の先セットしてもよい。また、表セ
ルの文字列そのものではなく、表セルの文字列に何らか
の変換を施したデータをセル・フィールドの文字列のエ
ントリにセットしてもよい。
【0078】本発明の他の好適な実施例においては、表
セルとセル・フィールドがこのようなリンク情報を有し
ているため、例えば、図10のセル・フィールド531
をクリックすると、これに対応する表セル615が異な
る色で表示される。
【0079】これは、制御部111がセル・フィールド
531に対応する構造体200の結合している表セルの
座標値219にアクセスし、その値を有する表のデータ
構造体を探索することにより、表セルの特定を行ってい
る。本発明の好適な実施例においては、セル・フィール
ドのデータ・オブジェクトに対応するセル・フィールド
のデータ・オブジェクトを色彩を変えることによって識
別表示しているが、例えば、輝度を変更する、反転表示
する、ブリンクさせる、フォントを変更する、下線や網
掛けを使用する等種々の識別表示を行う手段は種々存在
し、これらは、すべて本発明でいう識別表示に包括され
るものである。
【0080】本発明の追加の機能として、イメージデー
タと、これに対応付けられたフィールド情報をテンプレ
ートとして保存しておくことができる。図17は、表示
画面に表示されたイメージ・ウインドウ500の概観図
である。図において、イメージ861に対し複数のフィ
ールド863、865、867が対応付けられている。
【0081】オペレータは、このイメージとフィールド
を関連付けて保存することをプルダウンメニューによっ
て指示し、テンプレート名称を付けてテンプレート・フ
ァイル格納部129に保存することができる。そして次
回利用するときに、テンプレートの名称を指定して呼び
出すことができる。オペレータによるイメージとフィー
ルドを関連付けて保存する指示は、システムがコマンド
と認識し得る態様であれば、種々変更して実施可能であ
る。例えば、テンプレート保存用のアイコン用意し、こ
れがクリックされることによって、コマンドを生成し、
現在表示されているイメージとフィールドを関連付けて
保存することや、オペレータによるキーボード入力を可
能にするコマンド入力エントリからテンプレートの保存
を指示するオペレータ入力を受付ける等が存在する。
【0082】図18は、本発明の好適な実施例における
テンプレートのデータ構造の概念図である。図に示すよ
うに、本発明の好適な実施例におけるテンプレート85
0は、イメージデータへのポインタ851とともに図4
に説明したフィールドのリストにアクセスするためのポ
インタ853を管理している。このため、テンプレート
を呼び出した後、即座に表の選択領域をドロップするだ
けで、フィールドと表のリンクを確立することができ
る。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オペレータが所望の位置に定義したフィールドに所望の
データ・オブジェクトを行えるデータ処理システムを提
供することができる。また、これまで煩雑であったフォ
ームへのデータの結び付けをエンドユーザが簡単に、か
つ直感的に把握できる態様で行うことができる。
【0084】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施例におけるハードウェア
構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の好適な実施例における処理要素(構
成要素)のブロック図である。
【図3】 本発明の好適な実施例におけるフィールドの
リスト構造の概念図である。
【図4】 本発明の好適な実施例におけるフィールド・
データ構造の概念図である。
【図5】 本発明の好適な実施例における表のリスト構
造の概念図である。
【図6】 本発明の好適な実施例における表データ構造
の概念図である。
【図7】 本発明の好適な実施例における表管理データ
の構造の概念図である。
【図8】 本発明のユーザインターフェースの一実施例
を示す図である。
【図9】 本発明のユーザインターフェースの一実施例
を示す図である。
【図10】 本発明のユーザインターフェースの一実施
例を示す図である。
【図11】 本発明のCSV形式ファイルの一実施例を
示す図である。
【図12】 本発明の選択領域の一態様を示す図であ
る。
【図13】 本発明のデータリンクの一態様を示す図で
ある。
【図14】 本発明のデータリンクの一態様を示す図で
ある。
【図15】 本発明のデータリンクの一態様を示す図で
ある。
【図16】 本発明のデータリンクの一態様を示す図で
ある。
【図17】 本発明の好適な実施例におけるテンプレー
トの概観図である。
【図18】 本発明の好適な実施例におけるテンプレー
トのデータ構造の概念図である。
【0085】
【符号の説明】
100 データ処理システム 101 スキャナ 103 イメージファイル 105 スキャナ装置処理部 107 イメージファイル処理部 109 ユーザ入力部 111 制御部 113 画像表示部 115 表データ表示部 117 CSVファイル 119 クリップボードデータ 121 CSVデータ処理部 123 タブ区切りデータ処理部 125 フィールド定義部 127 フィールド情報格納部 129 テンプレートファイル 131 印刷処理部 133 印刷部 135 表データ格納部 200 フィールド・データの構造体 230 表データの構造体 250 表管理データの構造体 300 フィールドのリスト構造体 330 表のリスト構造体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−296084(JP,A) 特開 平7−175818(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 19/00 G06F 3/14 G06F 17/21 - 17/27

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)表示画面に、複数の連続する矩形枠
    の情報を含むビットマップの帳票イメージを表示する段
    階と、 (b)前記表示画面に各々が対応する位置情報及びデー
    タ・オブジェクトにリンクしている複数の表セルを含む
    表データを表示する段階と、 (c)前記帳票イメージに含まれる複数の連続する矩形
    枠を選択するオペレータ入力を検出する段階と、 (d)前記選択された複数の連続する矩形枠に対応した
    複数のフィールドの位置情報を検出する段階と、 (e)前記複数のフィールドを識別表示する段階と、 (f)前記複数の表セルにおいて、複数の表セルを含む
    選択領域が特定されたことを認識する段階と、 (g)前記表示画面上において、前記選択領域と前記複
    数のフィールドを対応付けるオペレータ入力を検出する
    段階と、 (h)前記複数のフィールドの位置情報と前記選択領域
    に含まれる複数の表セルの位置情報に基づいて、前記複
    数のフィールドのうちの1つのフィールドの位置情報と
    前記選択領域に含まれる複数の表セルのうちの1つの表
    セルの位置情報を関連付ける段階と、 (i)前記複数のフィールドのうちの1つのフィールド
    に前記複数の表セルのうちの1つの表セルに対応するデ
    ータ・オブジェクトに対応するデータ・オブジェクトを
    表示する段階と、 (j)前記1つの表セルに対応するデータ・オブジェク
    トに変更が加えられたことを認識する段階と、 (k)前記1つのフィールドに前記1つの表セルに対応
    する変更の加えられたデータ・オブジェクトに対応する
    データ・オブジェクトを表示する段階と、 を含むデータ・オブジェクトのリンク方法。
  2. 【請求項2】(a)表示画面に、複数の連続する矩形枠
    の情報を含むビットマップの帳票イメージを表示する段
    階と、 (b)前記表示画面に各々が対応する位置情報及びデー
    タ・オブジェクトにリンクしている複数の表セルを含む
    表データを表示する段階と、 (c)前記帳票イメージに含まれる複数の連続する矩形
    枠を選択するオペレータ入力を検出する段階と、 (d)前記選択された複数の連続する矩形枠に対応した
    複数のフィールドの位置情報を検出する段階と、 (e)前記複数のフィールドを識別表示する段階と、 (f)前記複数の表セルにおいて、複数の表セルを含む
    選択領域が特定されたことを認識する段階と、 (g)前記表示画面上において、前記選択領域と前記複
    数のフィールドを対応付けるオペレータ入力を検出する
    段階と、 (h)前記複数のフィールドの位置情報と前記選択領域
    に含まれる複数の表セルの位置情報に基づいて、前記複
    数のフィールドのうちの1つのフィールドの位置情報と
    前記選択領域に含まれる複数の表セルのうちの1つの表
    セルの位置情報を関連付ける段階と、 (i)前記複数のフィールドのうちの1つのフィールド
    に前記複数の表セルのうちの1つの表セルに対応するデ
    ータ・オブジェクトを表示する段階と、 を含むデータ・オブジェクトのリンク方法。
  3. 【請求項3】(a)表示画面に、矩形枠の情報を含むビ
    ットマップの帳票イメージを表示する段階と、 (b)前記表示画面に各々が対応する位置情報及びデー
    タ・オブジェクトにリンクしている複数の表セルを含む
    表データを表示する段階と、 (c)前記帳票イメージに含まれる矩形枠を選択するオ
    ペレータ入力を検出する段階と、 (d)前記矩形枠に対応したフィールドの位置を特定す
    る位置情報を検出する段階と、 (e)前記複数の表セルのうちの1つの表セルが選択さ
    れたことを認識する段階と、 (f)前記表セルと前記フィールドを対応付ける前記表
    示画面上でのオペレータ入力を検出する段階と、 (g)前記フィールドの位置情報と選択された表セルの
    位置情報を関連付ける段階と、 (h)前記フィールドに前記選択された表セルに対応す
    るデータ・オブジェクトを表示する段階と、 を含むデータ・オブジェクトのリンク方法。
  4. 【請求項4】(a)データ・オブジェクトを表示画面上
    に表示する段階と、 (b)オペレータのフィールド位置指定入力に基づい
    て、前記表示画面上の前記データ・オブジェクトとは異
    なる位置にフィールドが定義されたことを認識する段階
    と、 (c)前記データ・オブジェクトと前記定義されたフィ
    ールドを対応付けるオペレータ入力を検出する段階と、 (d)前記データ・オブジェクトを特定する情報と前記
    フィールドを特定する情報とをリンクして格納する段階
    と、 を含むデータ・オブジェクトのリンク方法。
  5. 【請求項5】(a)データ・オブジェクトを表示画面上
    に表示する段階と、 (b)オペレータのフィールド位置指定入力に基づい
    て、前記表示画面上の前記データ・オブジェクトとは異
    なる位置に定義され、前記データ・オブジェクトを特定
    する情報にリンクするフィールドを前記表示画面上に表
    示する段階と、 (c)前記フィールド内に前記データ・オブジェクトに
    対応した情報を表示する段階と、 (d)前記データ・オブジェクトに対応した情報がオペ
    レータによって選択されたことを検出する段階と、 (e)前記表示画面上において、前記データ・オブジェ
    クトを識別表示する段階と、 を含むデータ・オブジェクトの表示方法。
  6. 【請求項6】(a)データ処理システムにビットマップ
    ・イメージを入力するためのイメージ・ファイル処理部
    と、 (b)前記表示装置の表示画面にビットマップ・イメー
    ジを表示する画像表示部と、 (c)前記データ処理システムに表データを入力するた
    めの表データ処理部と、 (d)前記表示画面に表セルを含む表を表示する表デー
    タ表示部と、 (e)前記ビットマップ・イメージの位置に対応付けら
    れたフィールドが定義されたことを認識するユーザ入力
    部と、 (f)前記表セルと、前記フィールドとのリンク情報を
    格納するフィールド情報格納部と、 を含むデータ処理システム。
  7. 【請求項7】(a)データ・オブジェクトを表示画面上
    に表示するデータ・オブジェクト表示部と、 (b)オペレータのフィールド位置指定入力に基づい
    て、前記表示画面上の前記データ・オブジェクトとは異
    なる位置にフィールドが定義されたことを認識するフィ
    ールド定義部と、 (c)前記データ・オブジェクトと前記定義されたフィ
    ールドを対応付けるオペレータ入力を検出するユーザ入
    力部と、 (d)前記データ・オブジェクトを特定する情報と前記
    フィールドを特定する情報とをリンクして格納するフィ
    ールド情報格納部と、 を含むデータ処理システム。
  8. 【請求項8】(a)データ・オブジェクトを表示画面上
    に表示するデータ・オブジェクト表示部と、 (b)オペレータのフィールド位置指定入力に基づい
    て、前記表示画面上の前記データ・オブジェクトとは異
    なる位置に定義され、前記データ・オブジェクトを特定
    する情報にリンクするフィールドを前記表示画面上に表
    示するとともに、前記フィールド内に前記データ・オブ
    ジェクトに対応した情報を表示する画像表示部と、 (d)前記データ・オブジェクトに対応した情報がオペ
    レータによって選択されたことを検出するユーザ入力部
    とを含み、 (e)前記データ・オブジェクト表示部が、前記ユーザ
    入力部の選択の検出に応答して、前記表示画面上におい
    て、前記データ・オブジェクトを識別表示する、 データ処理システム。
  9. 【請求項9】(a)イメージへアクセスするための情報
    とともに前記イメージ上の位置に対応付けられたフィー
    ルドへアクセスする情報を格納するテンプレート格納部
    と、 (b)前記イメージを前記フィールドとともに表示画面
    に表示する画像表示部と、 (c)前記表示画面上の前記イメージと異なる位置にデ
    ータ・オブジェクトを表示するデータ・オブジェクト表
    示部と、 (d)前記表示画面上で前記データ・オブジェクトと、
    前記フィールドとを関連付けるオペレータ入力を検出す
    るユーザ入力部と、 (e)前記データ・オブジェクトと、前記フィールドと
    のリンク情報を格納するフィールド情報格納部と、 を含むデータ処理システム。
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