JP3153398B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JP3153398B2 JP26586793A JP26586793A JP3153398B2 JP 3153398 B2 JP3153398 B2 JP 3153398B2 JP 26586793 A JP26586793 A JP 26586793A JP 26586793 A JP26586793 A JP 26586793A JP 3153398 B2 JP3153398 B2 JP 3153398B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマ処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体ウエハ(以下、「ウエハ」
という)にプラズマによってエッチング処理を施すよう
に構成されたプラズマエッチング装置を例にとって説明
すると、このようなプラズマエッチング装置において
は、プラズマ処理終点の検出を行ったり、その他処理中
のプラズマ状態を観察するために、特開平2−2243
30号公報、特開平3−236483号公報、特開平3
−75389号公報などにおいて開示されているよう
に、気密に構成された処理室の側壁に貫通開口部を形成
し、この貫通開口部に例えば石英ガラスなどによって構
成される光透過部材を設けている。またこれら光透過部
材には、エッチングの際に発生する反応生成物の付着を
抑制するために、適宜の加熱装置が設けられている場合
もある。
【0003】そして前記光透過部材の側壁への固定構成
については、前記貫通開口部の開口面よりも大きい平板
状の光透過部材を、外方(大気側)から適宜の取付部材
によって、この貫通開口部周辺部に対して押圧固定する
ように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記処理室内
は、例えば10-6Torrという高い真空度に保つ必要
があるため、前記処理室は例えばアルマイト処理された
厚みのアルミニウムによって堅牢に構成されている。そ
のため前出従来技術のように、平板状の光透過部材を、
単に貫通開口部周辺部に対して外方から固定すると、前
記処理室内側における前記貫通開口部周縁部が角部を形
成したままそのまま残ってしまう。換言すれば、ちょう
ど処理室内周壁に凹部が形成された状態となっている。
【0005】しかしながらそのように処理室内周壁に前
記した凹部が形成されていると、処理室内部に発生した
プラズマ状態に偏りが発生しやすくなり、また前記角部
への異常放電の可能性もあり、所定のエッチング処理が
行えないおそれがある。
【0006】さらにプラズマ状態を観察したり、プラズ
マ発光によってプラズマ処理終点を検出するためには、
処理室内の載置台上に載置されたウエハが臨める位置
に、前記光透過部材を設ける必要があり、しかもプラズ
マ処理終点の検出精度を高めるため、透過光の屈折等に
鑑みて、前記光透過部材は、プラズマ発光の外部への光
軸と直角になるような位置に取り付ける必要があるが、
前記した平板状の光透過部材を使用している限りは、必
然的に前記貫通開口部並びに光透過部材の位置が、処理
室側壁のほぼ中央部に限られてしまう。そのため例えば
終点検出器の受光部、その他バルブなどの各種機器、部
材のレイアウトが制限されてしまっていた。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、光透過部材を処理室側壁に形成した貫通開口部に
設けてあっても、処理室内のプラズマ状態に影響を与え
ず、安定したプラズマ処理が行え、しかもこの光透過部
材の取付位置の自由度が大きいプラズマ処理装置を提供
して、前記した問題の解決を図ることを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め,請求項1によれば,処理室内でプラズマを発生させ
て,この処理室内に設けられた載置台上の被処理体にプ
ラズマ処理を施す如く構成され,かつ前記処理室の側壁
に形成した貫通開口部に,前記載置台の上部空間に臨ん
で前記処理室外方から光透過部材が設けられた処理装置
において,前記光透過部材は,前記貫通開口部に嵌め入
れられる形態であって,前記光透過部材における前記嵌
め入れられる部分の処理室内側の面が,前記処理室側壁
内周面と同一面を形成するように成形され,さらに前記
光透過部材は前記貫通開口部に嵌め入れられる嵌入部
と,処理室外壁に係止される係止部とを有し,当該係止
部はシール材を介して処理室外壁に係止され,さらに前
記嵌入部における内面側に,加熱手段が設けられている
ことを特徴とする,プラズマ処理装置が提供される。
【0009】この場合,請求項2に記載したように,
記嵌入部の温度を検出する温度センサと,この温度セン
サの検出信号に基づいて前記加熱手段を制御する温度制
御装置とを有するようにしてもよい。
【0010】
【作用】請求項1のプラズマ処理装置によれば、処理室
内のプラズマ発光を外部へ透過させるための光透過部材
の処理室内側の面が、この処理室の側壁内周面と同一面
を形成するように成形されているので、処理室内周壁に
凹部を形成させない。従ってこの処理室内に発生したプ
ラズマ状態に影響を与えることなく、プラズマ処理の終
点の検出を行うことが可能である。
【0011】しかもそのように光透過部材の処理室内側
の面が,この処理室の側壁内周面と同一面を形成するよ
うに成形されているので,例えば処理室内周壁が円形の
場合であっても,その全周囲に渡るどの位置において
も,その半径方向に貫通開口部を形成してプラズマ発光
の外部への光軸と直角になるような位置に前記光透過部
材を設けることが可能となる。従って,かかる光透過部
材の取付箇所を処理室の側壁周囲の任意の場所に設定で
き,それに伴って前記光透過部材に臨んで設置される終
点検出器などの配置場所の自由度も大きくなる。そして
前記光透過部材は前記貫通開口部に嵌め入れられる嵌入
部と,処理室外壁に係止される係止部とを有し,当該係
止部はシール材を介して処理室外壁に係止され,さらに
前記嵌入部における内面側に,反応生成物の付着を抑制
する加熱手段が設けられているので,シール材と加熱手
段との間の距離を大きくとることができ,加熱手段によ
るシール材への熱の影響を抑えることが可能である。従
って,熱によるシール材の変形等を抑制して処理室内の
機密性を損なうことを防止できる。
【0012】
【0013】また処理室側壁の任意の場所に光透過部材
を設けることが可能であるから、プラズマ状態観察用の
モニタや処理装置に必要なその他の各種機器のレイアウ
トの自由度も向上する。
【0014】
【実施例】以下、本発明をエッチング処理装置に適用し
た実施例を図に基づいて説明すれば、図1はこのエッチ
ング処理装置1の側面断面を模式的に示しており、この
エッチング処理装置1はいわゆる平行平板型のエッチン
グ処理装置であって、気密に閉塞自在に構成された処理
室2は、例えば表面がアルマイト処理されたアルミニウ
ム等によって、平面外形が略方形、内周が円形の形状を
なすように構成されている。
【0015】前記処理室2内の下部には、セラミックな
どで構成される断面略凹形の絶縁部材3が設けられてお
り、この絶縁部材3の内部に、サセプタ支持台4が収納
されている。このサセプタ支持台4の内部には、例えば
冷却ジャケットなどの冷却室5が形成されており、さら
にこの冷却室5には、前記処理室2の底部に設けられた
冷媒導入管6から導入され、かつ冷媒排出管7から排出
される冷却冷媒が循環するように構成されている。
【0016】前記サセプタ支持台4の上面には、例えば
表面がアルマイト処理されたアルミニウム等の材質から
なり下部電極を構成するサセプタ8が設けられており、
さらにこのサセプタ8の上面には、被処理体である半導
体ウエハ(以下、「ウエハ」という)Wが載置、保持さ
れる静電チャック9が設けられている。
【0017】前記サセプタ8の内部には、ガス導入管1
0と通ずるガス流路11が形成されており、別設のガス
供給装置(図示せず)によって例えばHeガスをこのガ
ス導入管10に供給すると、このHeガスには前出冷却
冷媒によって所定温度に冷却された前記サセプタ支持台
4の冷熱が熱伝導される。そしてそのようにして冷却さ
れたHeガスにより、前記静電チャック9上に載置、保
持された半導体ウエハWが所定の温度に維持されるよう
に構成されている。
【0018】前記サセプタ8は、処理室2外部にて、ブ
ロッキングコンデンサ12、マッチング回路13を介し
て高周波電源14と接続されており、この高周波電源1
4によって、前記サセプタ8には、例えば周波数が1
3.56MHzの高周波電力が印加されるように構成さ
れている。
【0019】前出静電チャック9は、例えば電界箔銅か
らなる導電層15が上下両側からポリイミド・フィルム
等の絶縁体で挟持された構成を有し、この導電層15は
さらに供給リード線16を介して処理室1外部の高圧直
流電源17に接続されている。そしてこの高圧直流電源
17によって、例えば2kvの直流電圧が前記導電層1
5に印加されると、その際に発生するクーロン力によっ
て前記ウエハWは前記静電チャック9に吸引保持される
ように構成されている。
【0020】また前記処理室2内の底部近傍には、排気
管21が設けられており、さらにこの排気管21は、例
えば真空ポンプなどの排気手段22に接続されている。
そして前記排気手段22の作動によって、前記処理室2
内は、真空引きされて所定の減圧雰囲気、例えば0.5
Torrに維持できるように構成されている。
【0021】一方前記処理室2内の上部には、接地線3
1によって接地された上部電極32が設けられている。
この上部電極32は中空部33を有しており、また前記
サセプタ8との対向面34は、例えばアモルファス・カ
ーボンなどの材質で構成されている。そして前記中空部
33に通ずる多数の吐出口35がこの対向面34に設け
られ、また一方前記上部電極32の上部には、前記中空
部33に通ずるガス導入口36が設けられている。従っ
て、別設の処理ガス供給装置(図示せず)からエッチン
グ反応ガスをこのガス導入口36に供給すると、当該エ
ッチング反応ガスは、前記多数の吐出口35から、前記
サセプタ8に向けて均一に吐出される構成となってい
る。
【0022】そして前記処理室2の一側の側壁2aに
は、図2に示したような窓部41が設けられており、そ
の構成について詳述すると、まず前記側壁2aにこの側
壁2aを貫通した、開口面が略長楕円形状の貫通開口部
42が形成され、さらにこの貫通開口部42の外方に前
記貫通開口部42より大きい凹部43が形成されてい
る。そしてこの凹部43における処理室2側壁面におけ
る前記貫通開口部42の周囲に、嵌め込み溝44が形成
され、この嵌め込み溝44内にOリング45がはめ込ま
れ、さらに前記貫通開口部42内に、光透過部材50の
嵌入部51が嵌め込まれ、その係止部52を前記凹部4
3内に係止させて、最後にこの係止部52の外方から、
適宜の取付部材46がボルト47によって前記側壁2a
に押圧固定されている。
【0023】前記光透過部材50は、図3、図4、図5
に示した形態を有しており、これら各図からわかるよう
に、前記係止部52とこの係止部52から直角に突出し
た前記嵌入部51とによって全体の外形が構成され、そ
の材質は、例えば石英ガラスによって構成されている。
【0024】そして前記嵌入部51における処理室2側
の端面51aは、図5に示したように、この処理室2の
側壁2aの内周面2bと同一の曲率をもった湾曲面に成
形されており、この嵌入部51を前記貫通開口部42内
に嵌入した際に、前記端面51aと前記側壁2aの内周
面2bとが同一面を形成するように構成されている。
【0025】前記嵌入部51における内面には、その上
下に夫々係止ピン53、54が適宜数、例えば4本ずつ
各々対向するようにかつ、嵌入部51の端壁51bに沿
って所定の間隔をもって設けられている。そして前記端
壁51bとこれら各係止ピン53、54との間に位置す
るように、夫々にテープ状のヒータ55が前記端壁51
b内面に貼り付けられ、さらにその上から、シリコンラ
バー56、例えばステンレスの薄板からなる押え板57
が、各々各係止ピン53、54との間に圧入されるよう
にして、設けられている。各ヒータ55はこのようにし
て光透過部材50に設けられているため、位置ズレする
ことはない。
【0026】また嵌入部51の前記端壁51bには、図
4に示したように、非貫通の孔58が設けられ、この孔
58に温度センサ59が設けられている。そしてこの温
度センサ59の検出信号は、温度制御装置60に入力さ
れ、それに基づいてこの温度制御装置60は前記ヒータ
55を制御して、前記光透過部材50における嵌入部5
1の端壁51bを、例えば+100゜C〜+300゜C
までの間の任意の値に設定、維持することが可能なよう
に構成されている。
【0027】以上のような構成が施された光透過部材5
0を有する前出窓部41の外方には、図1、図6にに示
したように、前記の光透過部材50の嵌入部51の端壁
51bを通じて、処理室2内の処理空間S、即ちサセプ
タ8と上部電極32との間の空間を臨んで、この処理空
間Sに発生するプラズマ発光を受光するための受光部6
1を具備した終点検出器62が配置されている。本実施
例では図6に示したように、受光部61の受光軸がちょ
うど前記処理空間Sの中央に位置するように、即ちウエ
ハWの半径の延長線上に受光部61が位置するように、
前記終点検出器62が配置されている。
【0028】本実施例にかかるエッチング処理装置は以
上のように構成されており、次にその動作について説明
すると、まず処理室2の側面に設けられたゲートバルブ
(図示せず)が開かれ、搬送アームなどの搬送装置(図
示せず)によって、ウエハWがこの処理室2内に搬入さ
れて静電チャック9上の所定の位置に載置され、前記搬
送装置が処理室9外へ待避した後、高圧直流電源17か
らの直流電圧の印加によって、前記ウエハWはこの静電
チャック8上に吸着保持される。
【0029】そして別設の処理ガス供給装置から供給さ
れるエッチング反応ガス、例えばCF4ガスが、ガス導
入口36から上部電極32の吐出口35を通じて、前記
ウエハWに向かって吐出され、それと同時に排気手段2
2が作動してこの処理室2内の圧力は例えば0.5To
rrに維持される。次いで高周波電源14によって、例
えば周波数が13.56MHz、電力が1kwに夫々設
定された高周波電力を前出サセプタ8に印加させると、
上部電極32とサセプタ8との間にプラズマが発生し、
前記ウエハWに対して所定のエッチング処理がなされ
る。
【0030】このときのプラズマ発光は前記光透過部材
50の嵌入部51の端壁51bを通じて前記終点検出器
62の受光部61で受光されて、例えばプラズマ定常状
態における発光強度を100とした場合、これが60に
低下した時点がプラズマ処理終点として判断される。
【0031】そしてそのようにプラズマ発光を受光して
プラズマ処理終点を検出するために、処理室2の側壁2
aに設けられた前記光透過部材50の嵌入部51の端面
51aは、既述の如く側壁2aの内周面2bと同一面を
形成するように成形されているので、エッチング処理を
行うために発生させたプラズマ状態に影響を及ぼすこと
はなく、所期のエッチング処理をウエハWに対して行う
ことが可能である。
【0032】しかも図6に示したように、前記光透過部
材50は処理室2の側壁2aの中央部に設けられていな
くとも、プラズマ発光の光軸は前記光透過部材50の嵌
入部51の端壁51bを直角に通過するので、光の屈折
等が起こらず、プラズマ処理終点の検出精度が低下する
ことはない。従って、従来よりも光透過部材50や終点
検出器62の配置場所の自由度が向上し、その分エッチ
ング処理装置1全体の設計や各種機器のレイアウトが容
易となっている。
【0033】一方、前述のエッチング処理の間は、前記
光透過部材50における嵌入部51の端面51aに反応
生成物が付着しないように、前記ヒータ55によって前
記端壁51bは例えば200゜Cまで加熱されている
が、そのときの熱は、前記光透過部材50の係止部52
と処理室2の側壁2aとの間に設けられているOリング
45にも熱伝導される。
【0034】しかしながら前記端壁51bを加熱してい
るヒータ55は、前記係止部52から突出した嵌入部5
1の先端部にあるため、前記Oリング45と接触してい
る前記係止部52までの距離は、図5に示したように、
当該突出部分を形成する嵌入部51の側壁51c、51
dによって大きく隔てられている。もともとこの光透過
部材50の材質である石英ガラス自体は熱伝導率が低い
ものであるから、そのように側壁51c、51dによっ
て隔てられていると、これら側壁51c、51dがいわ
ば伝熱隔離壁となって、Oリング45への熱伝導は大幅
に抑えられる。
【0035】例えば前記端壁51b自体の温度が200
゜Cであっても、前記係止部52の温度を100゜C程
度に抑えることが可能である。それゆえこのOリング4
5の温度はさほど上昇することなく、熱変形も起こさな
い。またOリング45の耐久性も向上する。従ってヒー
タ55によって光透過部材50を加熱しても処理室2の
側壁1aの気密性が損なわれることはなく、処理室2内
の気密性は良好に維持され、所定のエッチング処理を行
うことが可能である。
【0036】なお前記実施例における光透過部材50に
おける嵌入部51は、係止部52から直角に突出する形
態であったが、これに代えて、例えば図7に示したよう
に、係止部71から所定の角度をもって突出させて、そ
の端壁72aが処理空間Sの略中央部を臨むようにして
嵌入部72を構成した光透過部材73を用いてもよい。
かかる場合には、光透過部材73をさらに側壁2aの端
に寄せて取り付けることが可能であり、しかもプラズマ
処理終点の検出精度は、前記実施例で使用した光透過部
材50の場合と変わらない。またそのような光透過部材
73を用いれば、前記実施例よりもさらにエッチング処
理装置1全体の設計や各種機器のレイアウトが容易とな
る。
【0037】なお前記実施例は、エッチング処理装置に
適用した例であったが、これに限らず例えばアッシング
装置やCVD装置など、本発明は処理室内にプラズマを
発生させる他のプラズマ処理装置に対しても適用するこ
とが可能である。
【0038】
【発明の効果】請求項1、2のプラズマ処理装置によれ
ば、処理中のプラズマ状態を外部からモニタすることが
可能であると同時に、処理室内周壁に凹部が形成されて
いないので、処理室内のプラズマ状態が影響を受けるこ
とはなく、所定のプラズマ処理を被処理体に施すことが
可能であり、歩留まりが向上する。しかも装置設計上の
自由度が大きいものである。
【0039】さらに処理室の気密性を良好に維持しつ
つ,光透過部材への反応生成物の付着を抑制できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるエッチング処理装置の
断面を模式的に示した説明図である。
【図2】本発明の実施例の構成を示すための、前記エッ
チング処理装置の要部拡大断面図である。
【図3】本発明の実施例における光透過部材の斜視図で
ある。
【図4】本発明の実施例における光透過部材の正面図で
ある。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】本発明の実施例の作用を示すための前記エッチ
ング処理装置の平面断面の様子を示す説明図である。
【図7】他の光透過部材の例を用いた場合の作用を示す
ための前記エッチング処理装置の平面断面の様子を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 エッチング処理装置 2 処理室 2a 側壁 2c 内周面 8 サセプタ 14 高周波電源 32 上部電極 41 窓部 42 貫通開口部 50 光透過部材、 51 嵌入部 51a 端面 61 受光部 62 終点検出器 W ウエハ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理室内でプラズマを発生させて,この
    処理室内に設けられた載置台上の被処理体にプラズマ処
    理を施す如く構成され,かつ前記処理室の側壁に形成し
    た貫通開口部に,前記載置台の上部空間に臨んで前記処
    理室外方から光透過部材が設けられた処理装置におい
    て, 前記光透過部材は,前記貫通開口部に嵌め入れられる形
    態であって, 前記光透過部材における前記嵌め入れられる部分の処理
    室内側の面が,前記処理室側壁内周面と同一面を形成す
    るように成形され,さらに前記光透過部材は前記貫通開口部に嵌め入れられ
    る嵌入部と,処理室外壁に係止される係止部とを有し,
    当該係止部はシール材を介して処理室外壁に係止され,
    さらに前記嵌入部における内面側に,加熱手段が設けら
    れている ことを特徴とする,プラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記嵌入部の温度を検出する温度センサ
    と,この温度センサの検出信号に基づいて前記加熱手段
    を制御する温度制御装置とを有することを特徴とする,
    請求項1に記載のプラズマ処理装置。
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