JP3153015B2 - 4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボキサミド誘導体 - Google Patents
4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボキサミド誘導体Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消化管運動亢進作用を
有する新規な4−(アミノメチル)シクロヘキサンカル
ボキサミド誘導体及びその酸付加塩に関する。
有する新規な4−(アミノメチル)シクロヘキサンカル
ボキサミド誘導体及びその酸付加塩に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭64-56661号公報には、抗高血圧作
用及び冠脳循環器改善作用を有するアミノピリジン誘導
体の一つとして4−(アミノメチル)シクロヘキサンカ
ルボキサミド誘導体が記載されている。また特開昭62-5
4 号公報には、抗潰瘍作用を有するN−(O−カルボキ
シまたはアルコキシカルボニル置換フェニル)−トラン
ス−4−グアニジノメチルシクロヘキサンカルボキサミ
ド誘導体が記載されている。消化管運動亢進作用を有す
る薬物としては、N−(3−ヒドロキシ−4−ピペリジ
ニル)ベンズアミド誘導体(特開昭58-90552号公報参
照)、N−置換されたベンズアミド類(特開昭64-50883
号公報参照)等が知られている。
用及び冠脳循環器改善作用を有するアミノピリジン誘導
体の一つとして4−(アミノメチル)シクロヘキサンカ
ルボキサミド誘導体が記載されている。また特開昭62-5
4 号公報には、抗潰瘍作用を有するN−(O−カルボキ
シまたはアルコキシカルボニル置換フェニル)−トラン
ス−4−グアニジノメチルシクロヘキサンカルボキサミ
ド誘導体が記載されている。消化管運動亢進作用を有す
る薬物としては、N−(3−ヒドロキシ−4−ピペリジ
ニル)ベンズアミド誘導体(特開昭58-90552号公報参
照)、N−置換されたベンズアミド類(特開昭64-50883
号公報参照)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、消化管
機能低下による上部消化管不定愁訴症状改善、開腹手術
後の消化管機能回復または食欲増進等のため、消化管運
動亢進作用を有し、安全性に優れた新規な薬物の開発を
目的とし、鋭意検討を行った。
機能低下による上部消化管不定愁訴症状改善、開腹手術
後の消化管機能回復または食欲増進等のため、消化管運
動亢進作用を有し、安全性に優れた新規な薬物の開発を
目的とし、鋭意検討を行った。
【0004】
【課題を解決するための手段】その結果、本発明者ら
は、新規な4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボ
キサミド誘導体及びその酸付加塩が、消化管運動亢進作
用を有し、しかも急性毒性の低いことを見い出し、本発
明を完成するに至った。
は、新規な4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボ
キサミド誘導体及びその酸付加塩が、消化管運動亢進作
用を有し、しかも急性毒性の低いことを見い出し、本発
明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明に従えば、下記式(1)
で表される4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボ
キサミド誘導体及びその酸付加塩が提供される。
で表される4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボ
キサミド誘導体及びその酸付加塩が提供される。
【0006】
【化4】
【0007】(式中、R1 は、水素または式:R5 −X
m −CO−(ここでmは0〜1の整数、Xは-CH2- または
-CH=CH- を示し、R5 は(イ)水素、(ロ)ハロゲン;
低級アルキル;低級アルコキシ;低級アルキル基を有し
ていてもよいアミノ基;水酸基;メチレンジオキシ基;
又はエトキシカルボニルアミノ基で置換されていてもよ
いフェニル、(ハ)ハロゲン;低級アルキル;低級アル
コキシ;低級アルキル基を有していてもよいアミノ基;
水酸基;又はメチレンジオキシ基で置換されていてもよ
いナフチル、(ニ)ハロゲン;低級アルキル;低級アル
コキシ;低級アルキル基を有していてもよいアミノ基;
水酸基;メチレンジオキシ基;又はオキソで置換されて
いてもよい、ピリジル;ピペリジル;インドリル;ピラ
ジニル;キノリル;イソキノリル;イミダゾリル;ピロ
リル;ピロリジニル;モルホリル;ピペラジニル;下記
式(A)の環;下記式(B)の環;ピラニル;又はチエ
ニルのヘテロ環の一価基、(ホ)低級アルコキシ置換し
たアルキルまたはシクロアルキルを示す)を示し、R2
は、水素を示すか、またはR1 とR2 は一緒になってホ
モフタロイルを示し、R3 は、式-(CH2)n-R6(ここでn
は1〜3の整数、R6 は(イ)水素、(ロ)低級アルキ
ル、(ハ)ハロゲン;低級アルキル;低級アルコキシ;
低級アルキル基を有していてもよいアミノ基;水酸基又
はメチレンジオキシ基で置換されていてもよいフェニ
ル、(ニ)低級アルキル置換基を有してもよいアミノ
基、(ホ)シアノ基、(ヘ)低級アルキル置換基を有し
てもよいチオール、(ト)低級アルコキシ、(チ)カル
バモイルまたは(リ)下記式(2)(式中、pは0〜1
の整数、qは0〜2の整数、R7 はハロゲン;低級アル
キル;低級アルコキシ;低級アルキル基を有していても
よいアミノ基;水酸基;メチレンジオキシ基;フェニル
基;ヒドロキシメチル基;又はカルバモイル基を有して
いてもよい、ピリジル;ピペリジル;インドリル;ピラ
ジニル;キノリル;イソキノリル;イミダゾリル;ピロ
リル;ピロリジニル;モルホリル;ピペラジニル;下記
式(A)の環;下記式(B)の環;ピラニル又はチエニ
ルのヘテロ環の一価基を示す)を示す)を示し、R4
は、水素を示し、またはR3 とR4 は、結合している窒
素とともにメチル、フェニル、カルバモイル、ピリジル
もしくはピリミジニルを有していてもよいピロリジニ
ル、ピペリジル又はピペラジニル基から選ばれる5〜6
員環を形成する基を示すが、ただし、R1 とR4 がとも
に水素原子であるときは、R3 は、メチル基、n−ブチ
ル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、フェニルメチ
ル基およびジメチルアミノエチル基ではなく、R1 が水
素原子であるときは、R3 とR4 は、結合している窒素
とともにピペリジル基を形成しないものとする。)
m −CO−(ここでmは0〜1の整数、Xは-CH2- または
-CH=CH- を示し、R5 は(イ)水素、(ロ)ハロゲン;
低級アルキル;低級アルコキシ;低級アルキル基を有し
ていてもよいアミノ基;水酸基;メチレンジオキシ基;
又はエトキシカルボニルアミノ基で置換されていてもよ
いフェニル、(ハ)ハロゲン;低級アルキル;低級アル
コキシ;低級アルキル基を有していてもよいアミノ基;
水酸基;又はメチレンジオキシ基で置換されていてもよ
いナフチル、(ニ)ハロゲン;低級アルキル;低級アル
コキシ;低級アルキル基を有していてもよいアミノ基;
水酸基;メチレンジオキシ基;又はオキソで置換されて
いてもよい、ピリジル;ピペリジル;インドリル;ピラ
ジニル;キノリル;イソキノリル;イミダゾリル;ピロ
リル;ピロリジニル;モルホリル;ピペラジニル;下記
式(A)の環;下記式(B)の環;ピラニル;又はチエ
ニルのヘテロ環の一価基、(ホ)低級アルコキシ置換し
たアルキルまたはシクロアルキルを示す)を示し、R2
は、水素を示すか、またはR1 とR2 は一緒になってホ
モフタロイルを示し、R3 は、式-(CH2)n-R6(ここでn
は1〜3の整数、R6 は(イ)水素、(ロ)低級アルキ
ル、(ハ)ハロゲン;低級アルキル;低級アルコキシ;
低級アルキル基を有していてもよいアミノ基;水酸基又
はメチレンジオキシ基で置換されていてもよいフェニ
ル、(ニ)低級アルキル置換基を有してもよいアミノ
基、(ホ)シアノ基、(ヘ)低級アルキル置換基を有し
てもよいチオール、(ト)低級アルコキシ、(チ)カル
バモイルまたは(リ)下記式(2)(式中、pは0〜1
の整数、qは0〜2の整数、R7 はハロゲン;低級アル
キル;低級アルコキシ;低級アルキル基を有していても
よいアミノ基;水酸基;メチレンジオキシ基;フェニル
基;ヒドロキシメチル基;又はカルバモイル基を有して
いてもよい、ピリジル;ピペリジル;インドリル;ピラ
ジニル;キノリル;イソキノリル;イミダゾリル;ピロ
リル;ピロリジニル;モルホリル;ピペラジニル;下記
式(A)の環;下記式(B)の環;ピラニル又はチエニ
ルのヘテロ環の一価基を示す)を示す)を示し、R4
は、水素を示し、またはR3 とR4 は、結合している窒
素とともにメチル、フェニル、カルバモイル、ピリジル
もしくはピリミジニルを有していてもよいピロリジニ
ル、ピペリジル又はピペラジニル基から選ばれる5〜6
員環を形成する基を示すが、ただし、R1 とR4 がとも
に水素原子であるときは、R3 は、メチル基、n−ブチ
ル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、フェニルメチ
ル基およびジメチルアミノエチル基ではなく、R1 が水
素原子であるときは、R3 とR4 は、結合している窒素
とともにピペリジル基を形成しないものとする。)
【0008】
【化5】
【0009】
【化6】
【0010】本発明に従えば、前記式(1)において、
R1 が前記式:R5 −Xm −CO−で示される基である前
記4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボキサミド
誘導体及びその酸付加塩が提供される。
R1 が前記式:R5 −Xm −CO−で示される基である前
記4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボキサミド
誘導体及びその酸付加塩が提供される。
【0011】本発明に従えば、更に下記式(4)、式
(5)、式(6)および式(7)で表される化合物から
なる群れから選ばれる4−(アミノメチル)シクロヘキ
サンカルボキサミド誘導体及びその酸付加塩が提供され
る。
(5)、式(6)および式(7)で表される化合物から
なる群れから選ばれる4−(アミノメチル)シクロヘキ
サンカルボキサミド誘導体及びその酸付加塩が提供され
る。
【0012】
【0013】本発明において、ヘテロ環の一価基とは、
ピリジル、ピペリジル、インドリル、ピラジニル、キノ
リル、イソキノリル、イミダゾリル、ピロリル、ピロリ
ジニル、モルホリル、ピペラジニル、
ピリジル、ピペリジル、インドリル、ピラジニル、キノ
リル、イソキノリル、イミダゾリル、ピロリル、ピロリ
ジニル、モルホリル、ピペラジニル、
【0014】
【化7】
【0015】ピラニル、チエニルなどを示し、シクロア
ルキルとは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペ
ンチル、シクロヘキシルなどを、窒素原子とともに5〜
6員環を形成する基とは、ピロリジニル、ピペリジル、
ピペラジニルなどをそれぞれ示す。
ルキルとは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペ
ンチル、シクロヘキシルなどを、窒素原子とともに5〜
6員環を形成する基とは、ピロリジニル、ピペリジル、
ピペラジニルなどをそれぞれ示す。
【0016】また、式(1)の各基のうち、有してもよ
い置換基とは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲ
ン、低級アルキル、低級アルコキシ、又は低級アルキル
基を有してもよいアミノ基、水酸基、メチレンジオキシ
などを示す。
い置換基とは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲ
ン、低級アルキル、低級アルコキシ、又は低級アルキル
基を有してもよいアミノ基、水酸基、メチレンジオキシ
などを示す。
【0017】本発明において低級アルキルとは、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、三級ブチル、ペンチル、ヘキシルなどの炭素数1
〜6のアルキル基をいい、低級アルコキシとは、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシなどの炭素数1〜
6のアルコキシ基をいう。
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、三級ブチル、ペンチル、ヘキシルなどの炭素数1
〜6のアルキル基をいい、低級アルコキシとは、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシなどの炭素数1〜
6のアルコキシ基をいう。
【0018】本発明の式(1)の化合物に不斉炭素が存
在する場合には、光学異性体、そのラセミ体などが存在
しうるが、本発明はこれらすべてを包合するものであ
る。これらの異性体は常法により単離するか、各異性体
原料を用いることによって製造することができる。
在する場合には、光学異性体、そのラセミ体などが存在
しうるが、本発明はこれらすべてを包合するものであ
る。これらの異性体は常法により単離するか、各異性体
原料を用いることによって製造することができる。
【0019】本発明によって提供される化合物は、以下
の(ア)及び(イ)の2通りの方法によって製造するこ
とができる。 (ア)市販の trans−4−(アミノメチル)シクロヘキ
サンカルボン酸を常法によりメチルエステル化し、得ら
れたエステルとカルボン酸(R1-OH;R1は前記定義の通り
である)を縮合剤(1−エチル−3−(3−ジメチルア
ミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩、以下WSCI・HCl
と表す)を用いて縮合させる。またはカルボン酸より導
かれる混合酸無水物、あるいは酸クロリドを合成しこれ
を得られたエステルと縮合させる。そして、このエステ
ルを通常の方法を用いて加水分解し、以下の式(2)に
示した化合物を得、さらにアミン
の(ア)及び(イ)の2通りの方法によって製造するこ
とができる。 (ア)市販の trans−4−(アミノメチル)シクロヘキ
サンカルボン酸を常法によりメチルエステル化し、得ら
れたエステルとカルボン酸(R1-OH;R1は前記定義の通り
である)を縮合剤(1−エチル−3−(3−ジメチルア
ミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩、以下WSCI・HCl
と表す)を用いて縮合させる。またはカルボン酸より導
かれる混合酸無水物、あるいは酸クロリドを合成しこれ
を得られたエステルと縮合させる。そして、このエステ
ルを通常の方法を用いて加水分解し、以下の式(2)に
示した化合物を得、さらにアミン
【0020】
【化8】 と、前記と同様に縮合させる。
【0021】
【化9】
【0022】(イ)市販の trans−4−(アミノメチ
ル)シクロヘキサンカルボン酸を常法によりアミノ基を
tert−ブトキシカルボニルで保護し、アミン
ル)シクロヘキサンカルボン酸を常法によりアミノ基を
tert−ブトキシカルボニルで保護し、アミン
【0023】
【化10】
【0024】と縮合し、酸を用いてtert−ブトキシカル
ボニルを脱離させ、式(3)に示した化合物の塩酸塩を
得た後、カルボン酸(R1-OH;R1は前記と同様である)と
縮合剤(WSCI・HCl)を用いるか、または、カルボン酸よ
り混合酸無水物あるいは酸クロリドへ導いて縮合させ
る。
ボニルを脱離させ、式(3)に示した化合物の塩酸塩を
得た後、カルボン酸(R1-OH;R1は前記と同様である)と
縮合剤(WSCI・HCl)を用いるか、または、カルボン酸よ
り混合酸無水物あるいは酸クロリドへ導いて縮合させ
る。
【0025】
【化11】
【0026】また、本発明に係る化合物のアミノ基を有
する化合物は、酸付加塩とすることができる。そのよう
な酸付加塩としては、薬理学的に許容される塩、例えば
塩酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、酒石酸塩、マレイ
ン酸塩、フマル酸塩、シュウ酸塩等が例示される。
する化合物は、酸付加塩とすることができる。そのよう
な酸付加塩としては、薬理学的に許容される塩、例えば
塩酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、酒石酸塩、マレイ
ン酸塩、フマル酸塩、シュウ酸塩等が例示される。
【0027】以上の方法で得られた化合物は、既知の消
化管運動亢進薬より強い活性を有するものもあり、以下
の式(4)(5)(6)(7)に示した化合物は、毒性
などを考慮し、消化管運動亢進薬として優れている化合
物の例である。
化管運動亢進薬より強い活性を有するものもあり、以下
の式(4)(5)(6)(7)に示した化合物は、毒性
などを考慮し、消化管運動亢進薬として優れている化合
物の例である。
【0028】
【化12】
【0029】以上述べたように、本発明に係る化合物
は、有用な消化管運動亢進薬であり、上部消化管不定愁
訴改善、開腹手術後の消化管機能回復または食欲増進等
の医療用薬物として優れている。
は、有用な消化管運動亢進薬であり、上部消化管不定愁
訴改善、開腹手術後の消化管機能回復または食欲増進等
の医療用薬物として優れている。
【0030】本発明の化合物を医薬として用いる場合に
は、薬理学上許容される適宜の賦形剤、担体、希釈剤な
どの医薬製剤用添加物と混合して、錠剤、顆粒、粉末、
カプセル剤、注射剤、軟膏および坐剤などの形態で、経
口または非経口的に投与することができる。投与量は、
患者の年齢、体重、症状などにより変化し得るが、通常
成人1日当り、経口投与として、1〜1,000mg 、好まし
くは10〜100mg 程度であり、これを1回または数回に分
けて投与することができる。
は、薬理学上許容される適宜の賦形剤、担体、希釈剤な
どの医薬製剤用添加物と混合して、錠剤、顆粒、粉末、
カプセル剤、注射剤、軟膏および坐剤などの形態で、経
口または非経口的に投与することができる。投与量は、
患者の年齢、体重、症状などにより変化し得るが、通常
成人1日当り、経口投与として、1〜1,000mg 、好まし
くは10〜100mg 程度であり、これを1回または数回に分
けて投与することができる。
【0031】
【実施例】以下に実施例と消化管運動亢進作用を示し、
本発明を更に具体的に説明する。
本発明を更に具体的に説明する。
【0032】実施例1 4−(ベンズアミドメチル)−N−(3−ピリジル)メ
チル−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
チル−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0033】
【化13】
【0034】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジル)メチル−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.0g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、安息香酸
0.34g(2.78ミリモル)、トリエチルアミン1ml、WSCI・HC
l 1.05g(5.48ミリモル)、水1mlを加え、室温で一昼夜攪
拌した。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホルムで
抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:n
−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶 500mg(1.42ミリ
モル)を得た(収率46%)。 融点: 180〜183 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98(2H m), 1.44-1.72(3H m), 1.87-2.03(4H m), 2.03
-2.17(1H m),3.33(2H t J=6.6Hz), 4.45(2H d J=5.9),
5.87-6.01(1H br),6.16-6.27(1H br), 7.24-7.31(1H
m), 7.39-7.57(3H m),7.61(1H d J=7.9Hz), 7.75(2H d
J=6.6Hz), 8.51(2H d J=2.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3297, 2928, 1642, 1547
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.0g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、安息香酸
0.34g(2.78ミリモル)、トリエチルアミン1ml、WSCI・HC
l 1.05g(5.48ミリモル)、水1mlを加え、室温で一昼夜攪
拌した。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホルムで
抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:n
−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶 500mg(1.42ミリ
モル)を得た(収率46%)。 融点: 180〜183 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98(2H m), 1.44-1.72(3H m), 1.87-2.03(4H m), 2.03
-2.17(1H m),3.33(2H t J=6.6Hz), 4.45(2H d J=5.9),
5.87-6.01(1H br),6.16-6.27(1H br), 7.24-7.31(1H
m), 7.39-7.57(3H m),7.61(1H d J=7.9Hz), 7.75(2H d
J=6.6Hz), 8.51(2H d J=2.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3297, 2928, 1642, 1547
【0035】実施例2 4−(2−メトキシベンズアミドメチル)−N−(3−
ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド
ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド
【0036】
【化14】
【0037】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.0g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、o−アニ
ス酸 0.475g(3.12ミリモル)、WSCI・HCl 0.9g(4.69ミリ
モル)、トリエチルアミン1ml、水1mlを加え、室温で一
昼夜攪拌した。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホ
ルムで抽出、乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノー
ル:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶 500mg
(1.31ミリモル)を得た(収率42%)。 融点: 160〜162 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.18(2H m), 1.43-1.81(3H m), 1.87-2.05(4H m),
2.06-2.19(1H m),3.32(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.97(3
H s), 4.45(2H d J=5.9Hz),5.91-6.06(1H br), 6.98(1H
d J=7.9Hz), 7.07(1H dd J=7.3Hz,7.9Hz),7.23-7.29(1
H br), 7.41-7.49 (1H br), 7.61(1H dd J=2.0Hz,7.9H
z),7.83-7.97(1H br), 8.18(1H dd J= 2.0 Hz,6.6Hz),
8.51 (2H d J=2.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3315, 2935, 1638, 1530
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.0g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、o−アニ
ス酸 0.475g(3.12ミリモル)、WSCI・HCl 0.9g(4.69ミリ
モル)、トリエチルアミン1ml、水1mlを加え、室温で一
昼夜攪拌した。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホ
ルムで抽出、乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノー
ル:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶 500mg
(1.31ミリモル)を得た(収率42%)。 融点: 160〜162 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.18(2H m), 1.43-1.81(3H m), 1.87-2.05(4H m),
2.06-2.19(1H m),3.32(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.97(3
H s), 4.45(2H d J=5.9Hz),5.91-6.06(1H br), 6.98(1H
d J=7.9Hz), 7.07(1H dd J=7.3Hz,7.9Hz),7.23-7.29(1
H br), 7.41-7.49 (1H br), 7.61(1H dd J=2.0Hz,7.9H
z),7.83-7.97(1H br), 8.18(1H dd J= 2.0 Hz,6.6Hz),
8.51 (2H d J=2.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3315, 2935, 1638, 1530
【0038】実施例3 4−(3−メトキシベンズアミドメチル)−N−(3−
ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド
ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド
【0039】
【化15】
【0040】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.0g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、m−アニ
ス酸 0.475g(3.12ミリモル)、WSCI・HCl 1.19g(4.69ミリ
モル)、トリエチルアミン1ml、水1mlを加え一昼夜攪拌
した。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホルムで抽
出、乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:n−ヘ
キサンより再結晶し、無色プリズム結晶 900mg(2.35ミリ
モル)を得た(収率76%)。 融点: 158〜159 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.96-1.11(2H m), 1.42-1.68(3H m), 1.78-1.99(4H m),
2.06-2.19(1H m),3.29(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.81(3
H s), 4.41(2H d J=5.9Hz),6.41-6.54(2H m), 6.99-7.0
4(1H m), 7.19-7.36(4H m), 7.54-7.61(1H m),8.48-8.5
3(2H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3301, 2932, 1642, 1586, 1549, 1489, 1448, 1424, 13
19, 1248, 1234,1206
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.0g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、m−アニ
ス酸 0.475g(3.12ミリモル)、WSCI・HCl 1.19g(4.69ミリ
モル)、トリエチルアミン1ml、水1mlを加え一昼夜攪拌
した。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホルムで抽
出、乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:n−ヘ
キサンより再結晶し、無色プリズム結晶 900mg(2.35ミリ
モル)を得た(収率76%)。 融点: 158〜159 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.96-1.11(2H m), 1.42-1.68(3H m), 1.78-1.99(4H m),
2.06-2.19(1H m),3.29(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.81(3
H s), 4.41(2H d J=5.9Hz),6.41-6.54(2H m), 6.99-7.0
4(1H m), 7.19-7.36(4H m), 7.54-7.61(1H m),8.48-8.5
3(2H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3301, 2932, 1642, 1586, 1549, 1489, 1448, 1424, 13
19, 1248, 1234,1206
【0041】実施例4 4−(4−メトキシベンズアミドメチル)−N−(3−
ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド
ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド
【0042】
【化16】
【0043】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.0g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、p−アニ
ス酸 0.475g(3.12ミリモル)、WSCI・HCl 1.19g(4.69ミリ
モル)、トリエチルアミン1ml、水1mlを一昼夜攪拌し
た。減圧留去後、水を加えクロロホルムで抽出、乾燥濾
過後、溶媒を留去した。エタノール:n−ヘキサンより
再結晶し、無色プリズム結晶 940mg(2.46ミリモル)を得た
(収率79%)。 融点: 182〜183 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.96-1.16(2H m), 1.44-1.72(3H m), 1.86-2.03(4H m),
2.04-2.20(1H m),3.31(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.85(3
H s), 4.45(2H d J=5.9Hz),5.91-6.03(1H br), 6.06-6.
20(1H br), 6.87-6.96(2H m), 7.24-7.34(1H m),7.56-
7.65(1H m), 7.69-7.78(2H m), 8.51(2H d J=2.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3274, 2932, 1656, 1629, 1606, 1557, 1508, 1255
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.0g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、p−アニ
ス酸 0.475g(3.12ミリモル)、WSCI・HCl 1.19g(4.69ミリ
モル)、トリエチルアミン1ml、水1mlを一昼夜攪拌し
た。減圧留去後、水を加えクロロホルムで抽出、乾燥濾
過後、溶媒を留去した。エタノール:n−ヘキサンより
再結晶し、無色プリズム結晶 940mg(2.46ミリモル)を得た
(収率79%)。 融点: 182〜183 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.96-1.16(2H m), 1.44-1.72(3H m), 1.86-2.03(4H m),
2.04-2.20(1H m),3.31(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.85(3
H s), 4.45(2H d J=5.9Hz),5.91-6.03(1H br), 6.06-6.
20(1H br), 6.87-6.96(2H m), 7.24-7.34(1H m),7.56-
7.65(1H m), 7.69-7.78(2H m), 8.51(2H d J=2.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3274, 2932, 1656, 1629, 1606, 1557, 1508, 1255
【0044】実施例5 4−(2,3−ジメトキシベンズアミドメチル)−N−
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
【0045】
【化17】
【0046】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.5g(4.68ミリモル)をピリジン 100mlに溶かし、2,3
−ジメトキシ安息香酸0.90g(4.94ミリモル)、WSCI・HCl
3.00g(15.64ミリモル)、水1mlを加え、室温で八昼夜攪
拌した。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホルムで
抽出、乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:エー
テルより再結晶し、無色プリズム結晶 200mg(0.49ミリモ
ル)を得た(収率10%)。 融点: 146.7〜147.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.01-1.16(2H m), 1.47-1.60(3H m), 1.90-2.04(4H m),
2.06-2.15(1H m),3.34(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.896
(3H s), 3.903(3H s),4.46(2H d J=5.9Hz), 5.87(1H b
r), 7.04(1H dd J=2.0Hz,7.9Hz),7.15(1H t J=7.9Hz),
7.27(1H br), 7.61(1H d J=7.9Hz),7.68(1H dd J=2.0H
z,7.9Hz), 8.02(1H br), 8.52(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3358, 3302, 2928, 1665, 1638, 1476, 1550, 1474, 14
25, 1266 質量分析スペクトル FAB M/e 412, 321, 276, 217
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.5g(4.68ミリモル)をピリジン 100mlに溶かし、2,3
−ジメトキシ安息香酸0.90g(4.94ミリモル)、WSCI・HCl
3.00g(15.64ミリモル)、水1mlを加え、室温で八昼夜攪
拌した。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホルムで
抽出、乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:エー
テルより再結晶し、無色プリズム結晶 200mg(0.49ミリモ
ル)を得た(収率10%)。 融点: 146.7〜147.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.01-1.16(2H m), 1.47-1.60(3H m), 1.90-2.04(4H m),
2.06-2.15(1H m),3.34(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.896
(3H s), 3.903(3H s),4.46(2H d J=5.9Hz), 5.87(1H b
r), 7.04(1H dd J=2.0Hz,7.9Hz),7.15(1H t J=7.9Hz),
7.27(1H br), 7.61(1H d J=7.9Hz),7.68(1H dd J=2.0H
z,7.9Hz), 8.02(1H br), 8.52(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3358, 3302, 2928, 1665, 1638, 1476, 1550, 1474, 14
25, 1266 質量分析スペクトル FAB M/e 412, 321, 276, 217
【0047】実施例6 4−(2,4−ジメトキシベンズアミドメチル)−N−
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
【0048】
【化18】
【0049】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.0g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、2,4−
ジメトキシ安息香酸0.57g(3.13ミリモル)、WSCI・HCl 1.
20g(6.26ミリモル)、水1mlを加え、室温で一昼夜攪拌し
た。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホルムで抽
出、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホルム:n−
ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶 1.0g(2.43
ミリモル)を得た(収率78%)。 融点: 160〜162 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.18(2H m), 1.44-1.70(3H m), 1.88-2.03(4H m),
2.05-2.19(1H m),3.32(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.85(3
H s), 3.94(3H s), 4.45(2H d J=5.9Hz),5.91-6.03(1H
br), 6.48(1H d J=2.6Hz), 6.59(1H dd J=2.0Hz,8.6H
z),7.23-7.31(1H m), 7.57-7.64(1H m), 7.82(1H br),
8.15(1H d J=8.6Hz),8.52(2H d J=3.3Hz), 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3314, 2934, 1638, 1610, 1546, 1504, 1311, 1280, 12
12
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.0g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、2,4−
ジメトキシ安息香酸0.57g(3.13ミリモル)、WSCI・HCl 1.
20g(6.26ミリモル)、水1mlを加え、室温で一昼夜攪拌し
た。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホルムで抽
出、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホルム:n−
ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶 1.0g(2.43
ミリモル)を得た(収率78%)。 融点: 160〜162 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.18(2H m), 1.44-1.70(3H m), 1.88-2.03(4H m),
2.05-2.19(1H m),3.32(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.85(3
H s), 3.94(3H s), 4.45(2H d J=5.9Hz),5.91-6.03(1H
br), 6.48(1H d J=2.6Hz), 6.59(1H dd J=2.0Hz,8.6H
z),7.23-7.31(1H m), 7.57-7.64(1H m), 7.82(1H br),
8.15(1H d J=8.6Hz),8.52(2H d J=3.3Hz), 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3314, 2934, 1638, 1610, 1546, 1504, 1311, 1280, 12
12
【0050】実施例7 4−(2,5−ジメトキシベンズアミドメチル)−N−
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
【0051】
【化19】
【0052】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.0g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、2,4−
ジメトキシ安息香酸0.57g(3.13ミリモル)、WSCI・HCl 1.
20g(6.26ミリモル)、水1mlを加え、室温で一昼夜攪拌し
た。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホルムで抽
出、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホルム:n−
ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶 870mg(2.11
ミリモル)を得た(収率68%)。 融点: 166〜167 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.19(2H m), 1.42-1.73(3H m), 1.87-2.04(4H m),
2.05-2.19(1H m),3.30-3.39(2H m), 3.81(3H s), 3.92
(3H s), 4.45(2H d J=5.9Hz),5.89-6.02(1H m), 6.86-
7.02(2H m), 7.21-7.31(2H m), 7.55-7.66(1H m),7.75
(1H d J=3.3Hz), 8.01-8.11(1H m), 8.51(2H d J=3.3H
z), 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3323, 2935, 1639, 1553, 1529, 1500, 1226
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.0g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、2,4−
ジメトキシ安息香酸0.57g(3.13ミリモル)、WSCI・HCl 1.
20g(6.26ミリモル)、水1mlを加え、室温で一昼夜攪拌し
た。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホルムで抽
出、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホルム:n−
ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶 870mg(2.11
ミリモル)を得た(収率68%)。 融点: 166〜167 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.19(2H m), 1.42-1.73(3H m), 1.87-2.04(4H m),
2.05-2.19(1H m),3.30-3.39(2H m), 3.81(3H s), 3.92
(3H s), 4.45(2H d J=5.9Hz),5.89-6.02(1H m), 6.86-
7.02(2H m), 7.21-7.31(2H m), 7.55-7.66(1H m),7.75
(1H d J=3.3Hz), 8.01-8.11(1H m), 8.51(2H d J=3.3H
z), 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3323, 2935, 1639, 1553, 1529, 1500, 1226
【0053】実施例8 4−(3,4−ジメトキシベンズアミドメチル)−N−
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
【0054】
【化20】
【0055】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.5g(4.68ミリモル)をピリジン 100mlに溶かし、3,4
−ジメトキシ安息香酸1.00g(5.49ミリモル)、WSCI・HCl
3.00g(15.65ミリモル)、水1mlを加え、室温で二昼夜攪
拌した。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホルムで
抽出、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホルム:n
−ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶 870mg(2.
11ミリモル)を得た(収率68%)。 融点: 202〜204 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.99-1.13(2H m), 1.48-1.56(3H m), 1.91-1.99(4H m),
2.06-2.15(1H m),3.33(2H t J=6.6Hz), 3.92(3H s),
3.94(3H s), 4.46(2H d J=5.9Hz),5.79(1H br), 6.09(1
H br), 6.86(1H d J=7.9Hz), 7.23(2H d J=2.0Hz),7.42
(1H d J=7.3Hz), 7.60(1H d J=7.3Hz), 8.52(2H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3313, 3278, 2932, 1641, 1624, 1583, 1543, 1512, 15
00, 1315, 1273,1238, 1186, 1146, 1108, 1024 質量分析スペクトル FAB M/e 412, 369, 321, 277, 217
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.5g(4.68ミリモル)をピリジン 100mlに溶かし、3,4
−ジメトキシ安息香酸1.00g(5.49ミリモル)、WSCI・HCl
3.00g(15.65ミリモル)、水1mlを加え、室温で二昼夜攪
拌した。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホルムで
抽出、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホルム:n
−ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶 870mg(2.
11ミリモル)を得た(収率68%)。 融点: 202〜204 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.99-1.13(2H m), 1.48-1.56(3H m), 1.91-1.99(4H m),
2.06-2.15(1H m),3.33(2H t J=6.6Hz), 3.92(3H s),
3.94(3H s), 4.46(2H d J=5.9Hz),5.79(1H br), 6.09(1
H br), 6.86(1H d J=7.9Hz), 7.23(2H d J=2.0Hz),7.42
(1H d J=7.3Hz), 7.60(1H d J=7.3Hz), 8.52(2H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3313, 3278, 2932, 1641, 1624, 1583, 1543, 1512, 15
00, 1315, 1273,1238, 1186, 1146, 1108, 1024 質量分析スペクトル FAB M/e 412, 369, 321, 277, 217
【0056】実施例9 4−(3,4,5−トリメトキシベンズアミドメチル)
−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
【0057】
【化21】
【0058】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.50g(4.68ミリモル)、3,4,5−トリメトキシ安息香
酸 0.461g(4.27ミリモル)をピリジン80mlに溶かし、WSCI
・HCl 1.80g(9.39ミリモル)、水1ml、トリエチルアミン
1mlを加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧留去
し、水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥後濾過し、溶
媒を留去した。エタノール:n−ヘキサンより再結晶
し、無色プリズム結晶1.02g(2.31ミリモル)を得た(収率
49%)。 融点: 189〜190 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.98-1.18(2H m), 1.42-1.75(3H m), 1.84-1.97(4H m),
2.14-2.29(1H m),3.29(2H d J=7.3Hz), 3.82(3H s),
3.90(6H s), 4.39(2H s), 7.17(2H s),7.36-7.41(1H
m), 7.74(1H dd J=2.0Hz,5.9Hz), 8.46(1H d J=2.0Hz), 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2932, 1941, 1584, 1537, 1502, 1431, 1342, 12
38, 1139, 1120
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.50g(4.68ミリモル)、3,4,5−トリメトキシ安息香
酸 0.461g(4.27ミリモル)をピリジン80mlに溶かし、WSCI
・HCl 1.80g(9.39ミリモル)、水1ml、トリエチルアミン
1mlを加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧留去
し、水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥後濾過し、溶
媒を留去した。エタノール:n−ヘキサンより再結晶
し、無色プリズム結晶1.02g(2.31ミリモル)を得た(収率
49%)。 融点: 189〜190 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.98-1.18(2H m), 1.42-1.75(3H m), 1.84-1.97(4H m),
2.14-2.29(1H m),3.29(2H d J=7.3Hz), 3.82(3H s),
3.90(6H s), 4.39(2H s), 7.17(2H s),7.36-7.41(1H
m), 7.74(1H dd J=2.0Hz,5.9Hz), 8.46(1H d J=2.0Hz), 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2932, 1941, 1584, 1537, 1502, 1431, 1342, 12
38, 1139, 1120
【0059】実施例10 4−(2,3,4−トリメトキシベンズアミドメチル)
−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
【0060】
【化22】
【0061】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
0.76g(2.37ミリモル)、3,4,5−トリメトキシ安息香
酸0.50g(2.36ミリモル)をピリジン80mlに溶かし、WSCI・
HCl 0.59g(3.08ミリモル)、トリエチルアミン 0.7g(6.
92ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧
留去し、水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥後濾過
し、溶媒を留去した。クロロホルム:エーテルより再結
晶し、無色プリズム結晶0.77g(1.74ミリモル)を得た(収
率74%)。 融点: 156〜157 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.18(2H m), 1.42-1.76(3H m), 1.88-2.04(4H m),
2.04-2.19(1H m),3.31(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.88(3
H s), 3.90(3H s), 3.96(3H s),4.46(2H d J=5.9Hz),
5.79-5.89(1H br), 6.77(1H d J=9.2Hz),7.24-7.28(1H
m), 7.61(1H dd J=2.0Hz,7.9Hz), 7.89(1H d J=9.2Hz),
7.95-8.04(1H br), 8.52(2H d J=2.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3384, 3286, 2925, 1662, 1633, 1535, 1490, 1460, 12
93, 1096
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
0.76g(2.37ミリモル)、3,4,5−トリメトキシ安息香
酸0.50g(2.36ミリモル)をピリジン80mlに溶かし、WSCI・
HCl 0.59g(3.08ミリモル)、トリエチルアミン 0.7g(6.
92ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧
留去し、水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥後濾過
し、溶媒を留去した。クロロホルム:エーテルより再結
晶し、無色プリズム結晶0.77g(1.74ミリモル)を得た(収
率74%)。 融点: 156〜157 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.18(2H m), 1.42-1.76(3H m), 1.88-2.04(4H m),
2.04-2.19(1H m),3.31(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.88(3
H s), 3.90(3H s), 3.96(3H s),4.46(2H d J=5.9Hz),
5.79-5.89(1H br), 6.77(1H d J=9.2Hz),7.24-7.28(1H
m), 7.61(1H dd J=2.0Hz,7.9Hz), 7.89(1H d J=9.2Hz),
7.95-8.04(1H br), 8.52(2H d J=2.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3384, 3286, 2925, 1662, 1633, 1535, 1490, 1460, 12
93, 1096
【0062】実施例11 N−(3−ピリジル)メチル−4−(2,4,5−トリ
メトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
メトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
【0063】
【化23】
【0064】製法 4−(2,4,5−トリメトキシベンズアミドメチル)
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g(4.
27ミリモル)、3−アミノメチルピリジン 0.461g(4.27ミリ
モル)をクロロホルム50mlに溶かし、WSCI・HCl 1.23g
(6.40ミリモル)を加え、室温で三時間攪拌した。反応液を
水で洗い、乾燥後濾過し、溶媒を留去した。クロロホル
ム:n−ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶1.70
g(3.85ミリモル)を得た(収率90%)。 融点: 194〜195 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.00-1.14(2H m), 1.45-1.61(3H m), 1.90-1.99(4H m),
2.04-2.15(1H m),3.33(2H t J=6.6Hz), 3.90(3H s),
3.94(3H s), 3.96(3H s),4.46(2H d J=5.9Hz), 5.84(1H
br), 6.53(1H s), 7.26(1H m),7.61(1H d J=7.9Hz),
7.75(1H s), 7.93(1H br), 8.52(2H d J=2.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3313, 2934, 2920, 1639, 1621, 1606, 1552, 1530, 15
15, 1281, 1216,1028
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g(4.
27ミリモル)、3−アミノメチルピリジン 0.461g(4.27ミリ
モル)をクロロホルム50mlに溶かし、WSCI・HCl 1.23g
(6.40ミリモル)を加え、室温で三時間攪拌した。反応液を
水で洗い、乾燥後濾過し、溶媒を留去した。クロロホル
ム:n−ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶1.70
g(3.85ミリモル)を得た(収率90%)。 融点: 194〜195 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.00-1.14(2H m), 1.45-1.61(3H m), 1.90-1.99(4H m),
2.04-2.15(1H m),3.33(2H t J=6.6Hz), 3.90(3H s),
3.94(3H s), 3.96(3H s),4.46(2H d J=5.9Hz), 5.84(1H
br), 6.53(1H s), 7.26(1H m),7.61(1H d J=7.9Hz),
7.75(1H s), 7.93(1H br), 8.52(2H d J=2.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3313, 2934, 2920, 1639, 1621, 1606, 1552, 1530, 15
15, 1281, 1216,1028
【0065】実施例12 4−(4−フルオロベンズアミドメチル)−N−(3−
ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド
ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド
【0066】
【化24】
【0067】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.14g(3.57ミリモル)をピリジン20mlに溶かし、4−フル
オロ安息香酸0.50g(3.57ミリモル)、トリエチルアミン0.
909ml(8.92ミリモル)、WSCI・HCl 1.029 g(5.35ミリモル)を
加え、室温で三時間攪拌した。反応液を減圧留去後、水
を加えクロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去
した。クロロホルム:n−ヘキサンより再結晶し、無色
針状結晶0.54g(1.46ミリモル)を得た。(収率41%) 融点: 212〜214 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.08(2H m), 1.45-1.59(3H m), 1.90-1.98(4H m),
2.04-2.16(1H m),3.32(2H t J=6.6Hz), 4.45(2H d J=
5.3Hz), 5.84(1H br), 6.14(1H br),7.11(2H dd J=8.6H
z,9.6Hz), 7.26(1H m), 7.60(1H d J=7.9Hz),7.75(2H d
d J=5.9Hz,8.6Hz), 8.51(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2926, 1641, 1604, 1551, 1505, 1229
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.14g(3.57ミリモル)をピリジン20mlに溶かし、4−フル
オロ安息香酸0.50g(3.57ミリモル)、トリエチルアミン0.
909ml(8.92ミリモル)、WSCI・HCl 1.029 g(5.35ミリモル)を
加え、室温で三時間攪拌した。反応液を減圧留去後、水
を加えクロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去
した。クロロホルム:n−ヘキサンより再結晶し、無色
針状結晶0.54g(1.46ミリモル)を得た。(収率41%) 融点: 212〜214 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.08(2H m), 1.45-1.59(3H m), 1.90-1.98(4H m),
2.04-2.16(1H m),3.32(2H t J=6.6Hz), 4.45(2H d J=
5.3Hz), 5.84(1H br), 6.14(1H br),7.11(2H dd J=8.6H
z,9.6Hz), 7.26(1H m), 7.60(1H d J=7.9Hz),7.75(2H d
d J=5.9Hz,8.6Hz), 8.51(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2926, 1641, 1604, 1551, 1505, 1229
【0068】実施例13 4−(4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンズア
ミドメチル)−N−(3−ピリジル)メチル−trans −
シクロヘキサン−1−カルボキサミド
ミドメチル)−N−(3−ピリジル)メチル−trans −
シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0069】
【化25】
【0070】製法 4−(4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンズア
ミドメチル)−trans−シクロヘキサンカルボン酸0.80
g(2.62ミリモル)をピリジン60mlに溶かし、3−(アミノ
メチル)ピリジン0.34g(3.14ミリモル)、WSCI・HCl 0.76
g(3.96ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液
を減圧留去後、水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥濾
過後、溶媒を留去した。メタノールより再結晶し、無色
プリズム結晶0.55g(1.28ミリモル)を得た(収率44%)。 融点: 248(分解)℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.98-1.19(2H m), 1.41-1.71(3H m), 1.81-1.96(4H m),
2.13-2.27(1H m),3.33(2H d J=1.3Hz), 3.93(3H s),
4.38(2H s), 6.50(1H s),7.35-7.42(m 1H), 7.72-7.75
(1H m), 7.78(1H s), 8.39-8.44(1H m),8.46(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2926, 1641, 1604, 1551, 1505, 1229
ミドメチル)−trans−シクロヘキサンカルボン酸0.80
g(2.62ミリモル)をピリジン60mlに溶かし、3−(アミノ
メチル)ピリジン0.34g(3.14ミリモル)、WSCI・HCl 0.76
g(3.96ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液
を減圧留去後、水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥濾
過後、溶媒を留去した。メタノールより再結晶し、無色
プリズム結晶0.55g(1.28ミリモル)を得た(収率44%)。 融点: 248(分解)℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.98-1.19(2H m), 1.41-1.71(3H m), 1.81-1.96(4H m),
2.13-2.27(1H m),3.33(2H d J=1.3Hz), 3.93(3H s),
4.38(2H s), 6.50(1H s),7.35-7.42(m 1H), 7.72-7.75
(1H m), 7.78(1H s), 8.39-8.44(1H m),8.46(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2926, 1641, 1604, 1551, 1505, 1229
【0071】実施例14 4−(4−アミノ−3−メトキシベンズアミドメチル)
−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
【0072】
【化26】
【0073】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、4−アミ
ノ−3−メトキシ安息香酸0.52g(3.11ミリモル)、水1m
l、WSCI・HCl 1.19g(5.74ミリモル)を加え、室温で一夜
攪拌した。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホルム
で抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホル
ム:エーテルより再結晶し、無色針状結晶0.64g(1.73
ミリモル)を得た(収率52%)。 融点: 186〜188 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.16(2H m), 1.41-1.67(3H m), 1.86-2.03(4H m),
2.03-2.19(1H m),3.30(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.90(3
H s), 4.06-4.15(1H br),4.45(2H d J=5.9Hz), 5.79-5.
91(1H br), 6.02-6.12(1H br), 6.65(1H br),7.10(1H d
d J=2.0Hz,7.9Hz), 7.21-7.31(1H m), 7.36(1H d J=2.0
Hz),7.59-7.65(1H m), 8.52(2H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3286, 2922, 1648, 1619, 1548, 1512, 1308, 1228
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、4−アミ
ノ−3−メトキシ安息香酸0.52g(3.11ミリモル)、水1m
l、WSCI・HCl 1.19g(5.74ミリモル)を加え、室温で一夜
攪拌した。反応液を減圧留去後、水を加えクロロホルム
で抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホル
ム:エーテルより再結晶し、無色針状結晶0.64g(1.73
ミリモル)を得た(収率52%)。 融点: 186〜188 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.16(2H m), 1.41-1.67(3H m), 1.86-2.03(4H m),
2.03-2.19(1H m),3.30(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.90(3
H s), 4.06-4.15(1H br),4.45(2H d J=5.9Hz), 5.79-5.
91(1H br), 6.02-6.12(1H br), 6.65(1H br),7.10(1H d
d J=2.0Hz,7.9Hz), 7.21-7.31(1H m), 7.36(1H d J=2.0
Hz),7.59-7.65(1H m), 8.52(2H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3286, 2922, 1648, 1619, 1548, 1512, 1308, 1228
【0074】実施例15 4−(4−アミノ−2−メトキシベンズアミドメチル)
−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
【0075】
【化27】
【0076】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、4−アミ
ノ−2−メトキシ安息香酸0.46g(2.75ミリモル)、水1m
l、WSCI・HCl 1.19g(5.74ミリモル)、トリエチルアミン
1mlを加え、室温で一夜攪拌した。反応液を減圧留去
後、水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒
を留去した。エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、
淡褐色針状結晶0.59g(1.60ミリモル)を得た(収率52
%)。 融点: 200〜202 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98(2H m), 1.43-1.70(3H m), 1.81-1.99(4H m), 2.14
-2.30(1H m),3.24-3.39(2H m), 3.92(3H s), 4.39(2H
s), 4.72-4.91(2H m),6.29-6.39(2H m), 7.36-7.43(1H
m), 7.72-7.83(3H m), 8.00-8.22(1H br),8.46(1H d J=
2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3400, 3368, 3190, 2926, 1664, 1629, 1603, 1560, 15
08, 1288, 1280,1213, 1028
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、4−アミ
ノ−2−メトキシ安息香酸0.46g(2.75ミリモル)、水1m
l、WSCI・HCl 1.19g(5.74ミリモル)、トリエチルアミン
1mlを加え、室温で一夜攪拌した。反応液を減圧留去
後、水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒
を留去した。エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、
淡褐色針状結晶0.59g(1.60ミリモル)を得た(収率52
%)。 融点: 200〜202 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98(2H m), 1.43-1.70(3H m), 1.81-1.99(4H m), 2.14
-2.30(1H m),3.24-3.39(2H m), 3.92(3H s), 4.39(2H
s), 4.72-4.91(2H m),6.29-6.39(2H m), 7.36-7.43(1H
m), 7.72-7.83(3H m), 8.00-8.22(1H br),8.46(1H d J=
2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3400, 3368, 3190, 2926, 1664, 1629, 1603, 1560, 15
08, 1288, 1280,1213, 1028
【0077】実施例16 4−(2−ジメチルアミノベンズアミドメチル)−N−
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
【0078】
【化28】
【0079】製法 2−ジメチルアミノ安息香酸0.86g(5.21ミリモル)を塩化
メチレン5mlに溶かし、塩化オキサリン25mlを氷冷下で
ゆっくり加え、室温で四時間攪拌した。反応液を減圧留
去し、残渣を塩化メチレン 200mlに溶かし、4−(アミ
ノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−trans −シ
クロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩 1.7g(5.
31ミリモル)、トリエチルアミン 2.5ml、炭酸カリウム 2.5
gを加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を水で洗い、
乾燥濾過後、溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(200g酢酸エチル:n−ヘキサン=9:1)
で精製し、エタノール:エーテルより再結晶し、淡黄色
針状結晶0.91g(2.31ミリモル)を得た(収率44%)。 融点: 171.1〜171.8 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.08(2H dq J=3.3Hz,11.9Hz), 1.56(3H m J=3.3Hz,11.9
Hz),1.95(4H m J=3.3Hz,11.9Hz,13.9Hz), 2.11(1H tt J
=3.3Hz,11.9Hz),2.73(6H s), 3.34(2H d J=5.9Hz), 4.4
6(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz),5.90(1H br t J=5.3Hz), 7.42
(1H m J=1.3Hz, 8.6Hz), 7.61(1H d J=7.9Hz),8.13(1H
dd J=1.3Hz,7.9Hz), 8.52(2H d J=2.6Hz), 9.77(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3240, 2919, 1642, 1544, 1499, 1448, 1436, 1424, 13
38, 1273, 1209,748, 711 質量分析スペクトル FAB M/e 395, 377, 304, 287
メチレン5mlに溶かし、塩化オキサリン25mlを氷冷下で
ゆっくり加え、室温で四時間攪拌した。反応液を減圧留
去し、残渣を塩化メチレン 200mlに溶かし、4−(アミ
ノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−trans −シ
クロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩 1.7g(5.
31ミリモル)、トリエチルアミン 2.5ml、炭酸カリウム 2.5
gを加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を水で洗い、
乾燥濾過後、溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(200g酢酸エチル:n−ヘキサン=9:1)
で精製し、エタノール:エーテルより再結晶し、淡黄色
針状結晶0.91g(2.31ミリモル)を得た(収率44%)。 融点: 171.1〜171.8 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.08(2H dq J=3.3Hz,11.9Hz), 1.56(3H m J=3.3Hz,11.9
Hz),1.95(4H m J=3.3Hz,11.9Hz,13.9Hz), 2.11(1H tt J
=3.3Hz,11.9Hz),2.73(6H s), 3.34(2H d J=5.9Hz), 4.4
6(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz),5.90(1H br t J=5.3Hz), 7.42
(1H m J=1.3Hz, 8.6Hz), 7.61(1H d J=7.9Hz),8.13(1H
dd J=1.3Hz,7.9Hz), 8.52(2H d J=2.6Hz), 9.77(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3240, 2919, 1642, 1544, 1499, 1448, 1436, 1424, 13
38, 1273, 1209,748, 711 質量分析スペクトル FAB M/e 395, 377, 304, 287
【0080】実施例17 N−(3−ピリジル)メチル−4−(2,4,5−トリ
メトキシシンナムアミドメチル)−trans −シクロヘキ
サン−1−カルボキサミド
メトキシシンナムアミドメチル)−trans −シクロヘキ
サン−1−カルボキサミド
【0081】
【化29】
【0082】製法 室温下、4−(2,4,5−トリメトキシシンナムアミ
ドメチル)−trans −シクロヘキサンカルボン酸1.00g
(2.65ミリモル)、3−(アミノメチル)ピリジン0.286 g
(2.65ミリモル)、WSCI・HCl 0.761 g(3.97ミリモル)をピリ
ジン20ml中で三時間攪拌した。反応液を減圧留去し、水
を加え、生成した結晶を濾取し、クロロホルム:n−ヘ
キサンより再結晶し、無色針状結晶1.22g(2.52ミリモル)
を得た(収率95%)。 融点: 212〜213 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.96-1.11(2H m), 1.43-1.61(3H m), 1.87-1.98(4H m),
2.04-2.14(1H m),3.26(2H t J=6.6Hz), 3.85(3H s),
3.86(3H s), 3.92(3H s),4.45(2H d J=5.9Hz), 5.66(1H
br t J=5.9Hz),5.95(1H br dd J=6.6Hz,5.9Hz), 6.39
(1H d J=15.8Hz), 6.50(1H s),6.98(1H s), 7.27(1H m
J=7.3Hz), 7.61(1H dd J=7.3Hz,1.3Hz) 7.80(1H d J=15.8Hz), 8.52(2H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3294, 3277, 2930, 1641, 1605, 1547, 1517, 1468, 12
99, 1233, 1209,1190, 1042, 1028
ドメチル)−trans −シクロヘキサンカルボン酸1.00g
(2.65ミリモル)、3−(アミノメチル)ピリジン0.286 g
(2.65ミリモル)、WSCI・HCl 0.761 g(3.97ミリモル)をピリ
ジン20ml中で三時間攪拌した。反応液を減圧留去し、水
を加え、生成した結晶を濾取し、クロロホルム:n−ヘ
キサンより再結晶し、無色針状結晶1.22g(2.52ミリモル)
を得た(収率95%)。 融点: 212〜213 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.96-1.11(2H m), 1.43-1.61(3H m), 1.87-1.98(4H m),
2.04-2.14(1H m),3.26(2H t J=6.6Hz), 3.85(3H s),
3.86(3H s), 3.92(3H s),4.45(2H d J=5.9Hz), 5.66(1H
br t J=5.9Hz),5.95(1H br dd J=6.6Hz,5.9Hz), 6.39
(1H d J=15.8Hz), 6.50(1H s),6.98(1H s), 7.27(1H m
J=7.3Hz), 7.61(1H dd J=7.3Hz,1.3Hz) 7.80(1H d J=15.8Hz), 8.52(2H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3294, 3277, 2930, 1641, 1605, 1547, 1517, 1468, 12
99, 1233, 1209,1190, 1042, 1028
【0083】実施例18 4−(3,4−メチレンジオキシベンズアミドメチル)
−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
【0084】
【化30】
【0085】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.43g(4.47ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、3,4−
メチレンジオキシ安息香酸1.00g(6.02ミリモル)、WSCI・
HCl 2.30g(12.00ミリモル)、トリエチルアミン1.83g(18.
08ミリモル)を加え、室温で二時間攪拌した。反応液を濃縮
し、水を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、メ
タノール:クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、無
色プリズム結晶1.48g(3.74ミリモル)を得た(収率84
%)。 融点: 202〜205 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.98-1.16(2H m), 1.41-1.72(3H m), 1.79-1.95(4H m),
2.14-2.27(1H m),3.21(2H d J=6.6Hz), 4.39(2H s),
6.02(2H s), 6.85(1H d J=8.6Hz),7.29(1H d J=2.0Hz),
7.39(2H dd J=2.0Hz,5.3Hz), 7.72-7.77(1H m),8.42(1
H dd J=2.0Hz,5.3Hz), 8.46(1H d J=1.3Hz), 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2926, 2916, 1642, 1540, 1506, 1485, 1441, 14
30, 1316, 1263,1040
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.43g(4.47ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、3,4−
メチレンジオキシ安息香酸1.00g(6.02ミリモル)、WSCI・
HCl 2.30g(12.00ミリモル)、トリエチルアミン1.83g(18.
08ミリモル)を加え、室温で二時間攪拌した。反応液を濃縮
し、水を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、メ
タノール:クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、無
色プリズム結晶1.48g(3.74ミリモル)を得た(収率84
%)。 融点: 202〜205 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.98-1.16(2H m), 1.41-1.72(3H m), 1.79-1.95(4H m),
2.14-2.27(1H m),3.21(2H d J=6.6Hz), 4.39(2H s),
6.02(2H s), 6.85(1H d J=8.6Hz),7.29(1H d J=2.0Hz),
7.39(2H dd J=2.0Hz,5.3Hz), 7.72-7.77(1H m),8.42(1
H dd J=2.0Hz,5.3Hz), 8.46(1H d J=1.3Hz), 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2926, 2916, 1642, 1540, 1506, 1485, 1441, 14
30, 1316, 1263,1040
【0086】実施例19 4−(2−メトキシ−4,5−メチレンジオキシベンズ
アミドメチル)−N−(3−ピリジル)メチル−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
アミドメチル)−N−(3−ピリジル)メチル−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0087】
【化31】
【0088】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.10g(3.46ミリモル)をピリジン200ml に溶かし、2−メ
トキシ−4,5−メチレンジオキシ安息香酸0.60g(3.
06ミリモル)、WSCI・HCl 2.00g(10.43ミリモル)、水2mlを加
え、室温で三日間攪拌した。反応液を濃縮し、水を加え
塩化メチレンで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し
た。エタノール:n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結
晶0.70g(1.65ミリモル)を得た(収率54%)。 融点: 190.8〜191.1 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.06(2H m J=12.5Hz), 1.51(3H m), 1.89(4H m J=12.5H
z),2.10(1H m J=11.9Hz), 3.31(2H d J=5.9Hz), 3.91(3
H s),4.46(2H d J=5.9Hz), 5.81(1H br), 5.99(2H s),
6.56(1H s), 7.26(1H m),7.61(1H dt J=2.2Hz,7.9Hz),
7.67(1H s), 7.87(1H br) 8.52(2H d J=2.2Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3320, 2934, 2851, 1639, 1611, 1552, 1506, 1485, 14
64, 1448, 1426,1273, 1201, 1180, 1045, 927, 715 質量分析スペクトル FAB M/e 426, 369, 335, 290, 277
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.10g(3.46ミリモル)をピリジン200ml に溶かし、2−メ
トキシ−4,5−メチレンジオキシ安息香酸0.60g(3.
06ミリモル)、WSCI・HCl 2.00g(10.43ミリモル)、水2mlを加
え、室温で三日間攪拌した。反応液を濃縮し、水を加え
塩化メチレンで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し
た。エタノール:n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結
晶0.70g(1.65ミリモル)を得た(収率54%)。 融点: 190.8〜191.1 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.06(2H m J=12.5Hz), 1.51(3H m), 1.89(4H m J=12.5H
z),2.10(1H m J=11.9Hz), 3.31(2H d J=5.9Hz), 3.91(3
H s),4.46(2H d J=5.9Hz), 5.81(1H br), 5.99(2H s),
6.56(1H s), 7.26(1H m),7.61(1H dt J=2.2Hz,7.9Hz),
7.67(1H s), 7.87(1H br) 8.52(2H d J=2.2Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3320, 2934, 2851, 1639, 1611, 1552, 1506, 1485, 14
64, 1448, 1426,1273, 1201, 1180, 1045, 927, 715 質量分析スペクトル FAB M/e 426, 369, 335, 290, 277
【0089】実施例20 4−(2−ジメチルアミノ−4,5−メチレンジオキシ
ベンズアミドメチル)−N−(3−ピリジル)メチル−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
ベンズアミドメチル)−N−(3−ピリジル)メチル−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0090】
【化32】
【0091】製法 2−ジメチルアミノ−4,5−メチレンジオキシ安息香
酸0.50g(2.39ミリモル)に氷冷下塩化オキサリル25mlをゆ
っくり加え、室温で40分間攪拌した。過剰の塩化オキサ
リルを減圧留去し、残渣を塩化メチレン50mlに溶かし、
4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
0.80g(2.50ミリモル)、トリエチルアミン 2.0ml、炭酸カ
リウム2.0 gを加え、室温で二日間攪拌した。反応液を
水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール結
晶化すると、淡黄色針状結晶0.34g(0.78ミリモル)を得た
(収率32%)。 融点: 172.2〜174.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.05-1.14(2H m), 1.47-1.57(3H m), 1.89-2.10(5H m),
2.66(6H s),3.31(2H t J=5.9Hz), 4.46(2H d J=5.9H
z), 5.82(1H br), 5.99(2H s),6.80(1H s), 7.26(1H
m), 7.61(1H d J=7.9Hz), 7.70(1H s), 8.51(2H m),10.
34(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3271, 2932, 2849, 1638, 1522, 1508, 1482, 1241, 12
02, 1042, 1038 質量分析スペクトル FAB M/e 439, 421, 303
酸0.50g(2.39ミリモル)に氷冷下塩化オキサリル25mlをゆ
っくり加え、室温で40分間攪拌した。過剰の塩化オキサ
リルを減圧留去し、残渣を塩化メチレン50mlに溶かし、
4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
0.80g(2.50ミリモル)、トリエチルアミン 2.0ml、炭酸カ
リウム2.0 gを加え、室温で二日間攪拌した。反応液を
水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール結
晶化すると、淡黄色針状結晶0.34g(0.78ミリモル)を得た
(収率32%)。 融点: 172.2〜174.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.05-1.14(2H m), 1.47-1.57(3H m), 1.89-2.10(5H m),
2.66(6H s),3.31(2H t J=5.9Hz), 4.46(2H d J=5.9H
z), 5.82(1H br), 5.99(2H s),6.80(1H s), 7.26(1H
m), 7.61(1H d J=7.9Hz), 7.70(1H s), 8.51(2H m),10.
34(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3271, 2932, 2849, 1638, 1522, 1508, 1482, 1241, 12
02, 1042, 1038 質量分析スペクトル FAB M/e 439, 421, 303
【0092】実施例21 4−(1−メトキシ−2−ナフタミドメチル)−N−
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
【0093】
【化33】
【0094】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
0.80g(2.50ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、1−メト
キシ−2−ナフトエ酸0.50g(2.47ミリモル)、WSCI・HCl
1.50g(7.82ミリモル) 、水1mlを加え、室温で一昼夜攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで
抽出した。抽出液を飽和炭酸水素ナトリウム水で洗い、
乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:n−ヘキサ
ンより再結晶し、無色針状結晶0.13g(0.30ミリモル)を得
た(収率12%)。 融点: 169〜170 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.11-1.25(2H m), 1.45-1.54(3H m), 1.99(4H br d J=1
1.2Hz),2.12(1H br d J=12.5Hz), 3.42(2H t J=6.6Hz),
4.00(3H s),4.47(2H d J=5.9Hz), 5.83(1H br), 7.27
(1H d J=7.3Hz), 7.54-7.63(3H m),7.69(1H d J=8.6H
z), 7.88(1H m J=6.6Hz), 8.02(1H br),8.10(1H d J=8.
6Hz), 8.16(1H dd J=3.3Hz,6.6Hz), 8.52(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3304, 2936, 1638, 1534, 1432, 1370, 1206
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
0.80g(2.50ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、1−メト
キシ−2−ナフトエ酸0.50g(2.47ミリモル)、WSCI・HCl
1.50g(7.82ミリモル) 、水1mlを加え、室温で一昼夜攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで
抽出した。抽出液を飽和炭酸水素ナトリウム水で洗い、
乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:n−ヘキサ
ンより再結晶し、無色針状結晶0.13g(0.30ミリモル)を得
た(収率12%)。 融点: 169〜170 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.11-1.25(2H m), 1.45-1.54(3H m), 1.99(4H br d J=1
1.2Hz),2.12(1H br d J=12.5Hz), 3.42(2H t J=6.6Hz),
4.00(3H s),4.47(2H d J=5.9Hz), 5.83(1H br), 7.27
(1H d J=7.3Hz), 7.54-7.63(3H m),7.69(1H d J=8.6H
z), 7.88(1H m J=6.6Hz), 8.02(1H br),8.10(1H d J=8.
6Hz), 8.16(1H dd J=3.3Hz,6.6Hz), 8.52(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3304, 2936, 1638, 1534, 1432, 1370, 1206
【0095】実施例22 N−(3−ピリジルメチル)−4−[(1,2,3,4
−テトラヒドロ−1,3−ジオキソ−2−キノリル)メ
チル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
−テトラヒドロ−1,3−ジオキソ−2−キノリル)メ
チル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0096】
【化34】
【0097】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.975g(6.17ミリモル)をN,N−ジメチルホルムアミド
50mlに溶かし、ホモフタル酸無水物1.00g(6.17ミリモル)、
トリエチルアミン2ml(14.35ミリモル)を加え、 150℃で 1
50分間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水を加え、ク
ロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エ
タノール:n−ヘキサンより再結晶し、淡黄色針状結晶
0.10g(0.26ミリモル)を得た(収率4.1%)。 融点: 213〜216 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.85-0.94(2H m), 1.32-1.35(3H m), 1.75(4H br d J=1
0.6Hz),2.09(1H m), 2.91(2H dd J=6.6Hz,5.3Hz), 3.82
(2H s), 4.27(2H d J=5.9Hz),7.26-7.33(2H m), 7.43(1
H d J=7.3Hz), 7.60(1H d J=7.9Hz),7.80(1H d J=7.9H
z), 8.01(1H br), 8.26(1H m), 8.44(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3289, 2929, 1710, 1646, 1556, 1448, 1264, 1251
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.975g(6.17ミリモル)をN,N−ジメチルホルムアミド
50mlに溶かし、ホモフタル酸無水物1.00g(6.17ミリモル)、
トリエチルアミン2ml(14.35ミリモル)を加え、 150℃で 1
50分間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水を加え、ク
ロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エ
タノール:n−ヘキサンより再結晶し、淡黄色針状結晶
0.10g(0.26ミリモル)を得た(収率4.1%)。 融点: 213〜216 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.85-0.94(2H m), 1.32-1.35(3H m), 1.75(4H br d J=1
0.6Hz),2.09(1H m), 2.91(2H dd J=6.6Hz,5.3Hz), 3.82
(2H s), 4.27(2H d J=5.9Hz),7.26-7.33(2H m), 7.43(1
H d J=7.3Hz), 7.60(1H d J=7.9Hz),7.80(1H d J=7.9H
z), 8.01(1H br), 8.26(1H m), 8.44(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3289, 2929, 1710, 1646, 1556, 1448, 1264, 1251
【0098】実施例23 4−[2−(エトキシカルボニルアミノ)ベンズアミド
メチル]−N−(2−ピリジルメチル)−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド
メチル]−N−(2−ピリジルメチル)−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド
【0099】
【化35】
【0100】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
3.17g(15.15ミリモル)をピリジン 100mlに溶かし、2−
(エトキシカルボニルアミノ)安息香酸5.00g(15.62ミリ
モル)、WSCI・HCl5.00g(26.08ミリモル) 、水1mlを加え、
室温で5日間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水を加
え、クロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去
し、エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状
結晶0.35g(0.80ミリモル)を得た(収率 5.3%)。 融点: 194〜195 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.94(2H m), 1.25(3H t J=7.3Hz), 1.17-1.57(3H m),
1.78-1.82(4H m),2.14(1H m), 3.12(2H t J=5.9Hz), 4.
13(2H q J=7.3Hz),4.27(2H d J=5.3Hz), 7.07(1H t J=
7.9Hz), 7.31(1H dd J=4.6Hz,7.9Hz),7.46(1H dd J=7.3
Hz,8.6Hz), 7.60(1H dd J=2.0Hz,7.9Hz),7.73(1H d J=
7.9Hz), 8.21(1H d J=8.6Hz), 8.26-8.29(1H m), 8.44
(2H m),8.70(1H m), 10.88(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3298, 2928, 1732, 1637, 1592, 1526, 1450, 1219, 10
63, 766, 754 質量分析スペクトル FAB M/e 439, 421, 393, 365, 294, 274, 248, 217, 192
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
3.17g(15.15ミリモル)をピリジン 100mlに溶かし、2−
(エトキシカルボニルアミノ)安息香酸5.00g(15.62ミリ
モル)、WSCI・HCl5.00g(26.08ミリモル) 、水1mlを加え、
室温で5日間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水を加
え、クロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去
し、エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状
結晶0.35g(0.80ミリモル)を得た(収率 5.3%)。 融点: 194〜195 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.94(2H m), 1.25(3H t J=7.3Hz), 1.17-1.57(3H m),
1.78-1.82(4H m),2.14(1H m), 3.12(2H t J=5.9Hz), 4.
13(2H q J=7.3Hz),4.27(2H d J=5.3Hz), 7.07(1H t J=
7.9Hz), 7.31(1H dd J=4.6Hz,7.9Hz),7.46(1H dd J=7.3
Hz,8.6Hz), 7.60(1H dd J=2.0Hz,7.9Hz),7.73(1H d J=
7.9Hz), 8.21(1H d J=8.6Hz), 8.26-8.29(1H m), 8.44
(2H m),8.70(1H m), 10.88(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3298, 2928, 1732, 1637, 1592, 1526, 1450, 1219, 10
63, 766, 754 質量分析スペクトル FAB M/e 439, 421, 393, 365, 294, 274, 248, 217, 192
【0101】実施例24 4−[(ピラジン−2−カルボキサミド)メチル]−N
−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
【0102】
【化36】
【0103】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン −1−カルボキサミド二塩酸
塩0.52g(4.20ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、ピラジ
ン−2−カルボン酸0.52g(4.19ミリモル)、WSCI・HCl 1.
60g(8.35ミリモル)、トリエチルアミン1.30g(9.33ミリモル)
を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下留去
し、残渣に水を加え、クロロホルムで抽出した。乾燥濾
過後、クロロホルム:エーテルで再結晶し、無色プリズ
ム結晶1.07g(3.03ミリモル)を得た(収率72%)。 融点: 214〜215 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.29(2H m), 1.45-1.72(3H m), 1.86-2.02(4H m),
2.03-2.19(1H m),3.37(2H t J=6.6Hz), 4.46(2H d J=
5.9Hz), 5.79-5.90(1H br),7.23-7.31(1H m), 7.61(1H
dd J=2.0Hz,7.9Hz), 7.83-7.93(1H m),8.52(3H dd J=1.
3Hz,2.6Hz), 8.75(1H d J=2.6Hz), 9.40(1H d J=1.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3296, 2922, 1659, 1639, 1538, 1426, 1203, 1022, 71
3
trans −シクロヘキサン −1−カルボキサミド二塩酸
塩0.52g(4.20ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、ピラジ
ン−2−カルボン酸0.52g(4.19ミリモル)、WSCI・HCl 1.
60g(8.35ミリモル)、トリエチルアミン1.30g(9.33ミリモル)
を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下留去
し、残渣に水を加え、クロロホルムで抽出した。乾燥濾
過後、クロロホルム:エーテルで再結晶し、無色プリズ
ム結晶1.07g(3.03ミリモル)を得た(収率72%)。 融点: 214〜215 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.29(2H m), 1.45-1.72(3H m), 1.86-2.02(4H m),
2.03-2.19(1H m),3.37(2H t J=6.6Hz), 4.46(2H d J=
5.9Hz), 5.79-5.90(1H br),7.23-7.31(1H m), 7.61(1H
dd J=2.0Hz,7.9Hz), 7.83-7.93(1H m),8.52(3H dd J=1.
3Hz,2.6Hz), 8.75(1H d J=2.6Hz), 9.40(1H d J=1.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3296, 2922, 1659, 1639, 1538, 1426, 1203, 1022, 71
3
【0104】実施例25 N−(3−ピリジル)メチル−4−[(キノリン−4−
カルボキサミド)メチル]−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
カルボキサミド)メチル]−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
【0105】
【化37】
【0106】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
0.65g(2.03ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、キノリン
−3−カルボン酸0.30g(2.02ミリモル)、WSCI・HCl 1.50
g(7.83ミリモル)、水 1.0mlを加え、室温で一夜攪拌した。
反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加えクロロホルムで
抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:
エーテルより再結晶し、無色針状結晶0.36g(0.86ミリモ
ル)を得た(収率44%)。 融点: 213〜214 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO) 0.98-1.06(2H m), 1.39-1.59(3H m), 1.89(4H br t J=1
3.2Hz),2.11-2.15(1H m), 3.21(2H t J=6.6Hz), 4.27(2
H d J=5.9Hz),7.32(1H dd J=4.6Hz,7.9Hz), 7.63(1H dd
J=7.3Hz,9.2Hz),7.70(1H d J=7.9Hz), 7.85(1H t J=7.
9Hz), 8.08(2H d J=8.6Hz),8.29(1H m), 8.45(2H br),
8.77-8.81(2H m), 9.27(1H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3284, 2916, 1642, 1547, 1431, 1302, 1208, 786, 712
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
0.65g(2.03ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、キノリン
−3−カルボン酸0.30g(2.02ミリモル)、WSCI・HCl 1.50
g(7.83ミリモル)、水 1.0mlを加え、室温で一夜攪拌した。
反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加えクロロホルムで
抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:
エーテルより再結晶し、無色針状結晶0.36g(0.86ミリモ
ル)を得た(収率44%)。 融点: 213〜214 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO) 0.98-1.06(2H m), 1.39-1.59(3H m), 1.89(4H br t J=1
3.2Hz),2.11-2.15(1H m), 3.21(2H t J=6.6Hz), 4.27(2
H d J=5.9Hz),7.32(1H dd J=4.6Hz,7.9Hz), 7.63(1H dd
J=7.3Hz,9.2Hz),7.70(1H d J=7.9Hz), 7.85(1H t J=7.
9Hz), 8.08(2H d J=8.6Hz),8.29(1H m), 8.45(2H br),
8.77-8.81(2H m), 9.27(1H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3284, 2916, 1642, 1547, 1431, 1302, 1208, 786, 712
【0107】実施例26 N−(3−ピリジル)メチル−4−[(キノリン−4−
カルボキサミド)メチル]−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
カルボキサミド)メチル]−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
【0108】
【化38】
【0109】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、キノリン
−4−カルボン酸0.54g(3.12ミリモル)、WSCI・HCl 1.05
g(5.48ミリモル)、トリエチルアミン 1.0ml、水 1.0mlを加
え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残
渣に水を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶
媒を留去し、クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、
淡黄色針状結晶0.34g(0.84ミリモル)を得た(収率27
%)。 融点: 200〜202 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.02-1.20(2H m), 1.45-1.74(3H m), 1.89-2.05(4H m),
2.05-2.19(1H m),3.43(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 4.45(2
H d J=5.9Hz), 5.81-5.90(1H br),6.10-6.19(1H br),
7.21-7.29(1H m), 7.43(1H d J=4.0Hz),7.57-7.66(2H
m), 7.74-7.81(1H m), 8.13-8.23(2H m), 8.51(2H br),
9.84(1H d J=4.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3302, 2926, 1638, 1582, 1541, 1508, 1426, 1312, 12
06, 762, 712
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、キノリン
−4−カルボン酸0.54g(3.12ミリモル)、WSCI・HCl 1.05
g(5.48ミリモル)、トリエチルアミン 1.0ml、水 1.0mlを加
え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残
渣に水を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶
媒を留去し、クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、
淡黄色針状結晶0.34g(0.84ミリモル)を得た(収率27
%)。 融点: 200〜202 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.02-1.20(2H m), 1.45-1.74(3H m), 1.89-2.05(4H m),
2.05-2.19(1H m),3.43(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 4.45(2
H d J=5.9Hz), 5.81-5.90(1H br),6.10-6.19(1H br),
7.21-7.29(1H m), 7.43(1H d J=4.0Hz),7.57-7.66(2H
m), 7.74-7.81(1H m), 8.13-8.23(2H m), 8.51(2H br),
9.84(1H d J=4.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3302, 2926, 1638, 1582, 1541, 1508, 1426, 1312, 12
06, 762, 712
【0110】実施例27 N−(3−ピリジル)メチル−4−[(キノリン−2−
カルボキサミド)メチル]−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
カルボキサミド)メチル]−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
【0111】
【化39】
【0112】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、キノリン
−2−カルボン酸0.54g(3.12ミリモル)、WSCI・HCl 1.20
g(6.26ミリモル)、トリエチルアミン 2.0ml、水 1.0mlを加
え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残
渣に水を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶
媒を留去し、クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、
淡緑色針状結晶0.51g(0.84ミリモル)を得た(収率41
%)。 融点: 156〜159 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.12-1.21(2H m), 1.46-2.05(7H m), 2.06-2.21(1H m),
3.41(2H t J=6.6Hz), 4.45(2H d J=5.3Hz), 5.95-6.04
(1H br),7.21-7.29(1H m), 7.57-7.76(2H m), 7.77(1H
t J=8.6Hz),7.78(1H d J=9.2Hz), 8.11(1H d J=8.6Hz),
8.25-8.42(3H m), 8.51(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3297, 2935, 1646, 1552, 1506, 1425, 1238, 838, 77
9, 714
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、キノリン
−2−カルボン酸0.54g(3.12ミリモル)、WSCI・HCl 1.20
g(6.26ミリモル)、トリエチルアミン 2.0ml、水 1.0mlを加
え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残
渣に水を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶
媒を留去し、クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、
淡緑色針状結晶0.51g(0.84ミリモル)を得た(収率41
%)。 融点: 156〜159 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.12-1.21(2H m), 1.46-2.05(7H m), 2.06-2.21(1H m),
3.41(2H t J=6.6Hz), 4.45(2H d J=5.3Hz), 5.95-6.04
(1H br),7.21-7.29(1H m), 7.57-7.76(2H m), 7.77(1H
t J=8.6Hz),7.78(1H d J=9.2Hz), 8.11(1H d J=8.6Hz),
8.25-8.42(3H m), 8.51(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3297, 2935, 1646, 1552, 1506, 1425, 1238, 838, 77
9, 714
【0113】実施例28 4−[(2H−ピラン−2−オン−5−カルボキサミ
ド)メチル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −
シクロヘキサン−1−カルボキサミド
ド)メチル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −
シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0114】
【化40】
【0115】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
0.65g(2.03ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、クマリン
酸0.30g(2.14ミリモル)、WSCI・HCl 1.50g(7.83ミリモル)、
水 1.0mlを加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧
下濃縮し、残渣に水を加えクロロホルムで抽出した。乾
燥濾過後、溶媒を留去し、エーテルを加え析出した結晶
をエタノール:n−ヘキサンで再結晶し、赤紫色針状結
晶0.23g(0.62ミリモル)を得た(収率31%)。 融点: 214〜215 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.99(2H br q J=12.5Hz), 1.37(2H br q J=13.2Hz), 1.
56(1H m),1.76(4H br t J=13.2Hz), 2.11(1H m), 3.29
(2H s), 4.26(2H d J=5.9Hz),5.50(1H d J=9.2Hz), 7.3
3(1H dd J=4.9Hz,7.9Hz), 7.47(1H d J=9.2Hz),7.60(1H
d J=7.3Hz), 7.98(1H d J=14.5Hz), 8.30(1H m), 8.43
(2H m),9.71(1H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3286, 2923, 1717, 1672, 1637, 1618, 1687, 1552, 13
29, 1203, 796
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
0.65g(2.03ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、クマリン
酸0.30g(2.14ミリモル)、WSCI・HCl 1.50g(7.83ミリモル)、
水 1.0mlを加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧
下濃縮し、残渣に水を加えクロロホルムで抽出した。乾
燥濾過後、溶媒を留去し、エーテルを加え析出した結晶
をエタノール:n−ヘキサンで再結晶し、赤紫色針状結
晶0.23g(0.62ミリモル)を得た(収率31%)。 融点: 214〜215 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.99(2H br q J=12.5Hz), 1.37(2H br q J=13.2Hz), 1.
56(1H m),1.76(4H br t J=13.2Hz), 2.11(1H m), 3.29
(2H s), 4.26(2H d J=5.9Hz),5.50(1H d J=9.2Hz), 7.3
3(1H dd J=4.9Hz,7.9Hz), 7.47(1H d J=9.2Hz),7.60(1H
d J=7.3Hz), 7.98(1H d J=14.5Hz), 8.30(1H m), 8.43
(2H m),9.71(1H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3286, 2923, 1717, 1672, 1637, 1618, 1687, 1552, 13
29, 1203, 796
【0116】実施例29 4−[(インドール−5−カルボキサミド)メチル]−
N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン
−1−カルボキサミド
N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン
−1−カルボキサミド
【0117】
【化41】
【0118】製法 4−[(インドール−5−カルボキサミド)メチル]−
trans −シクロヘキサンカルボン酸0.80g(2.66ミリモル)
をピリジン50mlに溶かし、3−(アミノメチル)ピリジ
ン0.31g(2.87ミリモル)、WSCI・HCl 0.76g(3.96ミリモル)を
加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、
残渣にクロロホルムを加え、析出した結晶を濾取し、メ
タノール:エーテルで再結晶し、無色プリズム結晶0.83
g(2.13ミリモル)を得た(収率80%)。 融点: 196〜198 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.99-1.21(2H m), 1.41-1.78(3H m), 1.81-2.01(4H m),
2.12-2.29(1H m),3.17-3.43(2H m), 4.39(2H s), 4.66
-4.91(2H m), 6.55(1H d J=3.3Hz),7.36(1H d J=5.3H
z), 7.36-7.45(2H m), 7.61(1H dd J=2.0Hz,8.6Hz),7.7
3(1H d J=8.6Hz), 7.77(1H s), 8.10(1H s), 8.15-8.2
6(1H m),8.41(1H dd J=1.3Hz,5.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2932, 1646, 1541, 1432, 1322
trans −シクロヘキサンカルボン酸0.80g(2.66ミリモル)
をピリジン50mlに溶かし、3−(アミノメチル)ピリジ
ン0.31g(2.87ミリモル)、WSCI・HCl 0.76g(3.96ミリモル)を
加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、
残渣にクロロホルムを加え、析出した結晶を濾取し、メ
タノール:エーテルで再結晶し、無色プリズム結晶0.83
g(2.13ミリモル)を得た(収率80%)。 融点: 196〜198 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.99-1.21(2H m), 1.41-1.78(3H m), 1.81-2.01(4H m),
2.12-2.29(1H m),3.17-3.43(2H m), 4.39(2H s), 4.66
-4.91(2H m), 6.55(1H d J=3.3Hz),7.36(1H d J=5.3H
z), 7.36-7.45(2H m), 7.61(1H dd J=2.0Hz,8.6Hz),7.7
3(1H d J=8.6Hz), 7.77(1H s), 8.10(1H s), 8.15-8.2
6(1H m),8.41(1H dd J=1.3Hz,5.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2932, 1646, 1541, 1432, 1322
【0119】実施例30 4−[(インドール−3−カルボキサミド)メチル]−
N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン
−1−カルボキサミド
N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン
−1−カルボキサミド
【0120】
【化42】
【0121】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.60g(5.00ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、インドー
ル−3−カルボン酸0.80g(4.96ミリモル)、WSCI・HCl 1.
24g(6.47ミリモル)、トリエチルアミン1.50g(15.82ミリモル)
を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮
し、残渣に水、クロロホルムを加え、析出した結晶を濾
取し、メタノール:エーテルで再結晶し、無色プリズム
結晶0.47g(1.20ミリモル)を得た(収率24%)。 融点: 220〜222 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.98-1.18(2H m), 1.42-1.76(3H m), 1.79-2.03(4H m),
2.15-2.29(1H m),3.20-3.30(2H m), 4.38(2H s), 7.11
-7.22(2H m), 7.36-7.45(2H m),7.71-7.75(1H m), 7.86
(1H s), 8.06-8.11(1H m),8.41(1H dd J=2.0Hz,4.6Hz),
8.45(1H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3388, 3321, 3283, 2942, 2930, 1633, 1615, 1552, 14
56, 1425, 1243, 1204, 1096, 762, 712
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.60g(5.00ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、インドー
ル−3−カルボン酸0.80g(4.96ミリモル)、WSCI・HCl 1.
24g(6.47ミリモル)、トリエチルアミン1.50g(15.82ミリモル)
を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮
し、残渣に水、クロロホルムを加え、析出した結晶を濾
取し、メタノール:エーテルで再結晶し、無色プリズム
結晶0.47g(1.20ミリモル)を得た(収率24%)。 融点: 220〜222 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.98-1.18(2H m), 1.42-1.76(3H m), 1.79-2.03(4H m),
2.15-2.29(1H m),3.20-3.30(2H m), 4.38(2H s), 7.11
-7.22(2H m), 7.36-7.45(2H m),7.71-7.75(1H m), 7.86
(1H s), 8.06-8.11(1H m),8.41(1H dd J=2.0Hz,4.6Hz),
8.45(1H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3388, 3321, 3283, 2942, 2930, 1633, 1615, 1552, 14
56, 1425, 1243, 1204, 1096, 762, 712
【0122】実施例31 4−[(6−メトキシインドール−5−カルボキサミ
ド)メチル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −
シクロヘキサン−1−カルボキサミド
ド)メチル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −
シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0123】
【化43】
【0124】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
0.23g(0.72ミリモル)をピリジン20mlに溶かし、6−メト
キシインドール−5−カルボン酸0.13g(0.68ミリモル)、
WSCI・HCl 0.52g(2.71ミリモル)、トリエチルアミン1mlを
加え、室温で一夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残
渣に水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒
を留去した。メタノール:エーテルで再結晶し、淡黄色
針状結晶0.15g(0.36ミリモル)を得た(収率52%)。 融点: 183〜186 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.96-1.17(2H m), 1.32-1.51(3H m), 1.79-1.84(4H m),
2.09-2.18(1H m),3.14(2H dd J=5.3Hz,5.9Hz), 3.92(3
H s), 4.27(2H d J=5.3Hz),6.42(1H br), 7.00(1H s),
7.23-7.25(1H m), 7.29-7.34(1H m),7.61(1H d J=7.3H
z), 8.06-8.12(2H m), 8.26-8.31(2H m), 8.42-8.46(2H
m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3318, 2934, 1634, 1615, 1555, 1523, 1316, 1204, 71
8 質量分析スペクトル FAB M/e 421, 393, 369, 347, 330, 321, 277
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
0.23g(0.72ミリモル)をピリジン20mlに溶かし、6−メト
キシインドール−5−カルボン酸0.13g(0.68ミリモル)、
WSCI・HCl 0.52g(2.71ミリモル)、トリエチルアミン1mlを
加え、室温で一夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残
渣に水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒
を留去した。メタノール:エーテルで再結晶し、淡黄色
針状結晶0.15g(0.36ミリモル)を得た(収率52%)。 融点: 183〜186 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.96-1.17(2H m), 1.32-1.51(3H m), 1.79-1.84(4H m),
2.09-2.18(1H m),3.14(2H dd J=5.3Hz,5.9Hz), 3.92(3
H s), 4.27(2H d J=5.3Hz),6.42(1H br), 7.00(1H s),
7.23-7.25(1H m), 7.29-7.34(1H m),7.61(1H d J=7.3H
z), 8.06-8.12(2H m), 8.26-8.31(2H m), 8.42-8.46(2H
m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3318, 2934, 1634, 1615, 1555, 1523, 1316, 1204, 71
8 質量分析スペクトル FAB M/e 421, 393, 369, 347, 330, 321, 277
【0125】実施例32 4−[(イソキノリン−3−カルボキサミド)メチル]
−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
【0126】
【化44】
【0127】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.09g(3.40ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、イソキノ
リン−3−カルボン酸0.62g(3.58ミリモル)、WSCI・HCl
2.50g(13.04ミリモル) 、水1mlを加え、室温で一昼夜攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加え、クロロ
ホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去した。メタノ
ール:n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結晶0.15g
(0.37ミリモル)を得た(収率10%)。 融点: 191〜193 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.05-1.19(2H m), 1.48-1.66(3H m), 1.98(4H br d J=1
1.2Hz),2.06-2.17(1H m), 3.41(2H t J=6.6Hz), 4.46(2
H d J=5.9Hz), 5.84(1H br),7.26(1H m), 7.61(1H d J=
7.9Hz), 7.68-7.81(2H m), 7.99(1H d J=7.9Hz),8.04(1
H d J=7.9Hz), 8.34(1H br), 8.52(2H d J=3.3Hz), 8.6
1(1H s),9.16(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3299, 2919, 1639, 1534, 1425, 1201
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.09g(3.40ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、イソキノ
リン−3−カルボン酸0.62g(3.58ミリモル)、WSCI・HCl
2.50g(13.04ミリモル) 、水1mlを加え、室温で一昼夜攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加え、クロロ
ホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去した。メタノ
ール:n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結晶0.15g
(0.37ミリモル)を得た(収率10%)。 融点: 191〜193 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.05-1.19(2H m), 1.48-1.66(3H m), 1.98(4H br d J=1
1.2Hz),2.06-2.17(1H m), 3.41(2H t J=6.6Hz), 4.46(2
H d J=5.9Hz), 5.84(1H br),7.26(1H m), 7.61(1H d J=
7.9Hz), 7.68-7.81(2H m), 7.99(1H d J=7.9Hz),8.04(1
H d J=7.9Hz), 8.34(1H br), 8.52(2H d J=3.3Hz), 8.6
1(1H s),9.16(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3299, 2919, 1639, 1534, 1425, 1201
【0128】実施例33 4−[(イソキノリン−1−カルボキサミド)メチル]
−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
【0129】
【化45】
【0130】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、イソキノ
リン−1−カルボン酸0.80g(4.62ミリモル)、WSCI・HCl
3.00g(15.65ミリモル) 、水1mlを加え、室温で一昼夜攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで
抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタノール:n
−ヘキサンより再結晶し、褐色針状結晶0.25g(0.62ミリ
モル)を得た(収率20%)。 融点: 156〜159 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.06-1.23(2H m), 1.48-1.77(3H m), 1.99(4H br d J=1
1.2Hz),2.01-2.17(1H m), 3.40(2H t J=6.6Hz), 4.46(2
H d J=5.9Hz), 5.78(1H br),7.25(1H m), 7.60-7.88(5H
m), 8.31(1H br), 8.46(1H d J=5.3Hz),8.52(2H d J=
2.6Hz), 9.61(1H d J=8.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3315, 2926, 1646, 1549, 1429, 1292, 1206
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、イソキノ
リン−1−カルボン酸0.80g(4.62ミリモル)、WSCI・HCl
3.00g(15.65ミリモル) 、水1mlを加え、室温で一昼夜攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで
抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタノール:n
−ヘキサンより再結晶し、褐色針状結晶0.25g(0.62ミリ
モル)を得た(収率20%)。 融点: 156〜159 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.06-1.23(2H m), 1.48-1.77(3H m), 1.99(4H br d J=1
1.2Hz),2.01-2.17(1H m), 3.40(2H t J=6.6Hz), 4.46(2
H d J=5.9Hz), 5.78(1H br),7.25(1H m), 7.60-7.88(5H
m), 8.31(1H br), 8.46(1H d J=5.3Hz),8.52(2H d J=
2.6Hz), 9.61(1H d J=8.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3315, 2926, 1646, 1549, 1429, 1292, 1206
【0131】実施例34 N−(3−ピリジル)メチル−4−[(チオフェン−2
−カルボキサミド)メチル]−trans −シクロヘキサン
−1−カルボキサミド
−カルボキサミド)メチル]−trans −シクロヘキサン
−1−カルボキサミド
【0132】
【化46】
【0133】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
2.50g(7.81ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、チオフェ
ニン−2−カルボン酸1.00g(7.80ミリモル)、WSCI・HCl
2.00g(10.43ミリモル) 、水 1.0mlを加え、室温で二日間攪
拌した。さらに、WSCI・HCl 2.20g(11.48ミリモル) 、水
1.0mlを加え、室温で四日間攪拌した。反応液を減圧下
濃縮し、水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、
溶媒を留去した。エタノール:n−ヘキサンより再結晶
し、無色針状結晶0.32g(0.90ミリモル)を得た(収率11
%)。 融点: 179〜180 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.03-1.11(2H m), 1.46-1.64(3H m), 1.86-1.98(4H m),
2.06-2.16(1H m),3.30(2H t J=6.6Hz), 4.45(2H d J=
5.9Hz), 5.99(1H br), 6.10(1H br),7.05-7.08(1H m),
7.26(1H m), 7.45-7.50(2H m), 7.61(1H d J=7.2Hz),8.
52(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3276, 3084, 2917, 2847, 1652, 1622, 1558, 1421, 13
54, 1311, 1274,1236, 1211, 722, 711
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
2.50g(7.81ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、チオフェ
ニン−2−カルボン酸1.00g(7.80ミリモル)、WSCI・HCl
2.00g(10.43ミリモル) 、水 1.0mlを加え、室温で二日間攪
拌した。さらに、WSCI・HCl 2.20g(11.48ミリモル) 、水
1.0mlを加え、室温で四日間攪拌した。反応液を減圧下
濃縮し、水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、
溶媒を留去した。エタノール:n−ヘキサンより再結晶
し、無色針状結晶0.32g(0.90ミリモル)を得た(収率11
%)。 融点: 179〜180 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.03-1.11(2H m), 1.46-1.64(3H m), 1.86-1.98(4H m),
2.06-2.16(1H m),3.30(2H t J=6.6Hz), 4.45(2H d J=
5.9Hz), 5.99(1H br), 6.10(1H br),7.05-7.08(1H m),
7.26(1H m), 7.45-7.50(2H m), 7.61(1H d J=7.2Hz),8.
52(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3276, 3084, 2917, 2847, 1652, 1622, 1558, 1421, 13
54, 1311, 1274,1236, 1211, 722, 711
【0134】実施例35 4−[(ピリジン−3−カルボキサミド)メチル]−N
−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
【0135】
【化47】
【0136】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、ピコリン
酸0.52g(4.23ミリモル)、WSCI・HCl 1.20g(6.23ミリモル)、
水1ml、トリエチルアミン1.30gを加え、室温で一昼夜
攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加え、ク
ロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去した。ク
ロロホルム:エーテルで再結晶し、無色プリズム結晶0.
35g(0.99ミリモル)を得た(収率32%)。 融点: 186〜187 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.94-1.03(2H m), 1.33-1.38(2H m), 1.52-1.54(1H m),
1.77-1.82(4H m),2.10-2.14(1H m), 3.14(2H dd J=5.9
Hz,6.6Hz), 4.26(2H d J=5.9Hz),7.32(1H dd J=5.3Hz,
7.9Hz), 7.48(1H dd J=5.3Hz,7.9Hz),7.61(1H d J=7.9H
z), 8.17(1H dt J=7.9Hz,2.0Hz), 8.27-8.31(1H m),8.4
2-8.44(2H m), 8.59-8.63(1H m), 8.68(1H dd J=4.6Hz,
1.3Hz),8.99(1H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3300, 2962, 1638, 1592, 1552, 1448, 1426, 1322, 12
30, 1206, 1028, 712
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、ピコリン
酸0.52g(4.23ミリモル)、WSCI・HCl 1.20g(6.23ミリモル)、
水1ml、トリエチルアミン1.30gを加え、室温で一昼夜
攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加え、ク
ロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去した。ク
ロロホルム:エーテルで再結晶し、無色プリズム結晶0.
35g(0.99ミリモル)を得た(収率32%)。 融点: 186〜187 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.94-1.03(2H m), 1.33-1.38(2H m), 1.52-1.54(1H m),
1.77-1.82(4H m),2.10-2.14(1H m), 3.14(2H dd J=5.9
Hz,6.6Hz), 4.26(2H d J=5.9Hz),7.32(1H dd J=5.3Hz,
7.9Hz), 7.48(1H dd J=5.3Hz,7.9Hz),7.61(1H d J=7.9H
z), 8.17(1H dt J=7.9Hz,2.0Hz), 8.27-8.31(1H m),8.4
2-8.44(2H m), 8.59-8.63(1H m), 8.68(1H dd J=4.6Hz,
1.3Hz),8.99(1H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3300, 2962, 1638, 1592, 1552, 1448, 1426, 1322, 12
30, 1206, 1028, 712
【0137】実施例36 4−[(ピリジン−2−カルボキサミド)メチル]−N
−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
【0138】
【化48】
【0139】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、ピコリン
酸0.34g(2.76ミリモル)、WSCI・HCl 1.05g(5.48ミリモル)、
水2mlを加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下
濃縮し、残渣に水を溶かし、クロロホルムで抽出した。
乾燥濾過後、溶媒で留去し、クロロホルム:n−ヘキサ
ンより再結晶し、紫色針状結晶0.34g(0.96ミリモル)を得
た(収率35%)。 融点: 144〜146 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.05-1.16(2H m), 1.46-1.69(3H m), 1.95(4H br d J=1
0.6Hz),2.04-2.15(1H m), 3.35(2H dd J=5.9Hz,7.3Hz),
4.46(2H d J=5.9Hz),5.81(1H br), 7.23-7.27(1H m),
7.42(1H ddd J=1.3Hz,5.3Hz,7.9Hz),7.61(1H dd J=1.3H
z,5.3Hz), 7.85(1H dt J=1.3Hz,7.9Hz), 8.14(1H br),
8.19(1H d J=7.9Hz), 8.52-8.56(3H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3297, 2927, 1667, 1642, 1534, 1426 質量分析スペクトル FAB M/e 353, 217, 185
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、ピコリン
酸0.34g(2.76ミリモル)、WSCI・HCl 1.05g(5.48ミリモル)、
水2mlを加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下
濃縮し、残渣に水を溶かし、クロロホルムで抽出した。
乾燥濾過後、溶媒で留去し、クロロホルム:n−ヘキサ
ンより再結晶し、紫色針状結晶0.34g(0.96ミリモル)を得
た(収率35%)。 融点: 144〜146 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.05-1.16(2H m), 1.46-1.69(3H m), 1.95(4H br d J=1
0.6Hz),2.04-2.15(1H m), 3.35(2H dd J=5.9Hz,7.3Hz),
4.46(2H d J=5.9Hz),5.81(1H br), 7.23-7.27(1H m),
7.42(1H ddd J=1.3Hz,5.3Hz,7.9Hz),7.61(1H dd J=1.3H
z,5.3Hz), 7.85(1H dt J=1.3Hz,7.9Hz), 8.14(1H br),
8.19(1H d J=7.9Hz), 8.52-8.56(3H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3297, 2927, 1667, 1642, 1534, 1426 質量分析スペクトル FAB M/e 353, 217, 185
【0140】実施例37 4−[(ピリジン−4−カルボキサミド)メチル]−N
−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
【0141】
【化49】
【0142】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、イソニコ
チン酸0.34g(2.76ミリモル)、WSCI・HCl 1.05g(5.48ミリモ
ル)、水2ml、トリエチルアミン2mlを加え、室温で一昼
夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加えク
ロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、ク
ロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、淡黄色針状結晶
0.22g(0.62ミリモル)を得た(収率22%)。 融点: 178〜180 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.98(2H dq J=2.0Hz,12.5Hz), 1.36(2H dq J=2.0Hz,12.
5Hz), 1.54(1H m),1.80(4H d J=11.2Hz), 2.13(1H br t
J=11.9Hz), 3.14(2H t J=5.3Hz),4.27(2H d J=4.0Hz),
7.31(1H dd J=5.3Hz,7.9Hz), 7.60(1H d J=7.9Hz),7.7
4(2H d J=5.3Hz), 8.28(1H d J=5.3Hz), 8.43(2H d J=
5.9Hz),8.69(3H d J=5.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3306, 2928, 2860, 1642, 1543, 1445, 1426, 1322, 12
29, 1204 質量分析スペクトル FAB M/e 353, 313, 291, 248, 235
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、イソニコ
チン酸0.34g(2.76ミリモル)、WSCI・HCl 1.05g(5.48ミリモ
ル)、水2ml、トリエチルアミン2mlを加え、室温で一昼
夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加えク
ロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、ク
ロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、淡黄色針状結晶
0.22g(0.62ミリモル)を得た(収率22%)。 融点: 178〜180 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.98(2H dq J=2.0Hz,12.5Hz), 1.36(2H dq J=2.0Hz,12.
5Hz), 1.54(1H m),1.80(4H d J=11.2Hz), 2.13(1H br t
J=11.9Hz), 3.14(2H t J=5.3Hz),4.27(2H d J=4.0Hz),
7.31(1H dd J=5.3Hz,7.9Hz), 7.60(1H d J=7.9Hz),7.7
4(2H d J=5.3Hz), 8.28(1H d J=5.3Hz), 8.43(2H d J=
5.9Hz),8.69(3H d J=5.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3306, 2928, 2860, 1642, 1543, 1445, 1426, 1322, 12
29, 1204 質量分析スペクトル FAB M/e 353, 313, 291, 248, 235
【0143】実施例38 4−[(2−アミノピリジン−3−カルボキサミド)メ
チル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロ
ヘキサン−1−カルボキサミド
チル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロ
ヘキサン−1−カルボキサミド
【0144】
【化50】
【0145】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、2−アミ
ノニコチン酸0.38g(2.75ミリモル)、WSCI・HCl 1.05g
(5.48ミリモル)、水2ml、トリエチルアミン2mlを加え、室
温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下留去し、残渣に水
を加え、クロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を
留去し、クロロホルムで再結晶し、無色プリズム結晶0.
36g(0.98ミリモル)を得た(収率36%)。 融点: 193〜195 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.97-1.16(2H m), 1.43-1.72(3H m), 1.81-1.94(4H m),
2.15-2.29(1H m),3.20(2H d J=6.6Hz), 4.39(2H s),
6.65(1H dd J=5.3Hz,7.9Hz),7.35-7.42(1H m), 7.73(1H
d J=2.0Hz), 7.82-7.88(1H m), 8.01-8.04(1H m),8.42
(1H dd J=1.3Hz,5.3Hz), 8.46(1H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3388, 3331, 2924, 1946, 1576, 1540, 1435, 1316, 13
00, 1258
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、2−アミ
ノニコチン酸0.38g(2.75ミリモル)、WSCI・HCl 1.05g
(5.48ミリモル)、水2ml、トリエチルアミン2mlを加え、室
温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下留去し、残渣に水
を加え、クロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を
留去し、クロロホルムで再結晶し、無色プリズム結晶0.
36g(0.98ミリモル)を得た(収率36%)。 融点: 193〜195 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.97-1.16(2H m), 1.43-1.72(3H m), 1.81-1.94(4H m),
2.15-2.29(1H m),3.20(2H d J=6.6Hz), 4.39(2H s),
6.65(1H dd J=5.3Hz,7.9Hz),7.35-7.42(1H m), 7.73(1H
d J=2.0Hz), 7.82-7.88(1H m), 8.01-8.04(1H m),8.42
(1H dd J=1.3Hz,5.3Hz), 8.46(1H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3388, 3331, 2924, 1946, 1576, 1540, 1435, 1316, 13
00, 1258
【0146】実施例39 4−[(2−アミノピリジン−5−カルボキサミド)メ
チル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロ
ヘキサン−1−カルボキサミド
チル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロ
ヘキサン−1−カルボキサミド
【0147】
【化51】
【0148】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、4−アミ
ノニコチン酸0.38g(2.75ミリモル)、WSCI・HCl 1.05g
(5.48ミリモル)、水2ml、トリエチルアミン2mlを加え、室
温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下留去し、残渣に水
を加え、クロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を
留去し、エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、無色
プリズム結晶0.15g(0.41ミリモル)を得た(収率15%)。 融点: 210〜213 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.97-1.16(2H m), 1.41-1.71(3H m), 1.81-1.95(4H m),
2.14-2.26(1H m),3.20(2H d J=6.6Hz), 4.38(2H s),
6.56(1H d J=8.6Hz), 7.36-7.43(1H m),7.71-7.78(1H
m), 7.84-7.89(1H m), 8.38-8.49(3H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3302, 2929, 1636, 1606, 1549, 1505, 1339, 1316
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、4−アミ
ノニコチン酸0.38g(2.75ミリモル)、WSCI・HCl 1.05g
(5.48ミリモル)、水2ml、トリエチルアミン2mlを加え、室
温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下留去し、残渣に水
を加え、クロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を
留去し、エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、無色
プリズム結晶0.15g(0.41ミリモル)を得た(収率15%)。 融点: 210〜213 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.97-1.16(2H m), 1.41-1.71(3H m), 1.81-1.95(4H m),
2.14-2.26(1H m),3.20(2H d J=6.6Hz), 4.38(2H s),
6.56(1H d J=8.6Hz), 7.36-7.43(1H m),7.71-7.78(1H
m), 7.84-7.89(1H m), 8.38-8.49(3H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3302, 2929, 1636, 1606, 1549, 1505, 1339, 1316
【0149】実施例40 4−[(2−クロロピリジン−3−カルボキサミド)メ
チル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロ
ヘキサン−1−カルボキサミド
チル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロ
ヘキサン−1−カルボキサミド
【0150】
【化52】
【0151】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
0.60g(1.87ミリモル)をピリジン20mlに溶かし、2−クロ
ロニコチン酸0.30g(1.90ミリモル)、WSCI・HCl 0.55g
(2.88ミリモル)、水1mlを加え、室温で3日間攪拌した。反
応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加えクロロホルムで抽
出し、乾燥後溶媒を留去した。エーテルを加えると無色
針状結晶0.04g(0.10ミリモル)を得た(収率 5.5%)。 融点: 188〜191 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.95-1.00(2H m), 1.35-1.40(3H m), 1.78(4H br t J=1
1.8Hz),2.08-2.17(1H m), 3.10(2H t J=5.9Hz), 4.27(2
H d J=6.1Hz),7.32(1H dd J=4.6Hz,7.9Hz), 7.47(1H dd
J=4.6Hz,7.3Hz),7.61(1H ddd J=2.0Hz,3.8Hz,7.9Hz),
7.85(1H dd J=2.0Hz,7.3Hz),8.29-8.31(2H m), 8.42-8.
46(2H m), 8.55-8.56(1H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3301, 2934, 1642, 1634, 1582, 1560, 1542, 1432, 14
03, 1325, 1312,1209
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
0.60g(1.87ミリモル)をピリジン20mlに溶かし、2−クロ
ロニコチン酸0.30g(1.90ミリモル)、WSCI・HCl 0.55g
(2.88ミリモル)、水1mlを加え、室温で3日間攪拌した。反
応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加えクロロホルムで抽
出し、乾燥後溶媒を留去した。エーテルを加えると無色
針状結晶0.04g(0.10ミリモル)を得た(収率 5.5%)。 融点: 188〜191 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.95-1.00(2H m), 1.35-1.40(3H m), 1.78(4H br t J=1
1.8Hz),2.08-2.17(1H m), 3.10(2H t J=5.9Hz), 4.27(2
H d J=6.1Hz),7.32(1H dd J=4.6Hz,7.9Hz), 7.47(1H dd
J=4.6Hz,7.3Hz),7.61(1H ddd J=2.0Hz,3.8Hz,7.9Hz),
7.85(1H dd J=2.0Hz,7.3Hz),8.29-8.31(2H m), 8.42-8.
46(2H m), 8.55-8.56(1H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3301, 2934, 1642, 1634, 1582, 1560, 1542, 1432, 14
03, 1325, 1312,1209
【0152】実施例41 4−[(2−クロロピリジン−5−カルボキサミド)メ
チル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロ
ヘキサン−1−カルボキサミド
チル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シクロ
ヘキサン−1−カルボキサミド
【0153】
【化53】
【0154】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、4−クロ
ロニコチン酸0.43g(2.73ミリモル)、WSCI・HCl 1.05g
(5.78ミリモル)、トリエチルアミン2mlを加え、室温で一昼
夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加えク
ロロホルムで抽出し、乾燥後溶媒を留去した。クロロホ
ルム:n−ヘキサンより再結晶し、淡黄色針状結晶0.17
g(0.44ミリモル)を得た(収率16%)。 融点: 205〜207 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.17(2H m), 1.42-1.72(3H m), 1.85-2.03(4H m),
2.03-2.19(1H m),3.34(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 4.45(2
H d J=5.9Hz), 5.85-5.96(1H m),6.27-6.41(1H m), 7.2
4-7.32(1H m), 7.41(1H d J=8.6Hz), 7.57-7.65(1H m),
8.08(1H dd J=2.6Hz,7.9Hz), 8.52(2H br), 8.73(1H d
J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3290, 2926, 1640, 1590, 1548, 1458, 1107
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、4−クロ
ロニコチン酸0.43g(2.73ミリモル)、WSCI・HCl 1.05g
(5.78ミリモル)、トリエチルアミン2mlを加え、室温で一昼
夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加えク
ロロホルムで抽出し、乾燥後溶媒を留去した。クロロホ
ルム:n−ヘキサンより再結晶し、淡黄色針状結晶0.17
g(0.44ミリモル)を得た(収率16%)。 融点: 205〜207 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.17(2H m), 1.42-1.72(3H m), 1.85-2.03(4H m),
2.03-2.19(1H m),3.34(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 4.45(2
H d J=5.9Hz), 5.85-5.96(1H m),6.27-6.41(1H m), 7.2
4-7.32(1H m), 7.41(1H d J=8.6Hz), 7.57-7.65(1H m),
8.08(1H dd J=2.6Hz,7.9Hz), 8.52(2H br), 8.73(1H d
J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3290, 2926, 1640, 1590, 1548, 1458, 1107
【0155】実施例42 4−[(3−ピリジルアセトアミド)メチル]−N−
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
【0156】
【化54】
【0157】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、3−ピリ
ジル酢酸0.54g(3.11ミリモル)、WSCI・HCl 1.20g(6.26ミ
リモル)、トリエチルアミン2mlを加え、室温で一昼夜攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加えクロロホ
ルムで抽出し、乾燥後溶媒を留去した。クロロホルム:
n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶0.48g(1.31
ミリモル)を得た(収率43%)。 融点: 162〜163 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.84-1.03(2H m), 1.37-1.57(3H m), 1.64-1.97(4H m),
1.99-2.13(1H m),3.09(2H t J=6.6Hz), 3.54(2H s),
4.43(2H d J=5.9Hz), 5.62-5.75(1H m),5.98-6.09(1H
m), 7.21-7.32(2H m), 7.56-7.70(2H m), 8.48-8.56(4H
m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3291, 2926, 1640, 1558, 1428, 711
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.00g(3.12ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、3−ピリ
ジル酢酸0.54g(3.11ミリモル)、WSCI・HCl 1.20g(6.26ミ
リモル)、トリエチルアミン2mlを加え、室温で一昼夜攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加えクロロホ
ルムで抽出し、乾燥後溶媒を留去した。クロロホルム:
n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶0.48g(1.31
ミリモル)を得た(収率43%)。 融点: 162〜163 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.84-1.03(2H m), 1.37-1.57(3H m), 1.64-1.97(4H m),
1.99-2.13(1H m),3.09(2H t J=6.6Hz), 3.54(2H s),
4.43(2H d J=5.9Hz), 5.62-5.75(1H m),5.98-6.09(1H
m), 7.21-7.32(2H m), 7.56-7.70(2H m), 8.48-8.56(4H
m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3291, 2926, 1640, 1558, 1428, 711
【0158】実施例43 4−[[trans −3−(3−ピリジル)アクリルアミ
ド]メチル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −
シクロヘキサン−1−カルボキサミド
ド]メチル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −
シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0159】
【化55】
【0160】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.20g(3.75ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、trans −
3−(3−ピリジル)アクリル酸0.83g(5.56ミリモル)、
WSCI・HCl 2.50g(13.04ミリモル) 、水1mlを加え、室温で
3日間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加
えクロロホルムで抽出し、乾燥後溶媒を留去した。エタ
ノール:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶0.60
g(1.59ミリモル)を得た(収率42%)。 融点: 209〜211 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO + D2O) 0.84-1.01(2H m), 1.16-1.48(3H m), 1.78(4H br d J=1
0.6Hz),2.12(1H br t J=11.9Hz), 3.05(2H d J=2.0Hz),
4.26(2H s),6.75(1H d J=15.8Hz), 7.32(1H dd J=4.6H
z,7.9Hz), 7.41-7.47(2H m),7.61(1H br d J=7.9Hz),
7.95(1H d J=7.9Hz), 8.42-8.44(2H m),8.53(1H dd J=
2.0Hz,5.3Hz), 8.73(1H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3291, 3081, 2932, 2861, 2845, 1657, 1639, 1615, 15
52, 1476, 1442,1421, 1393, 1338, 1237, 1206, 1026,
996, 978, 803, 712
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.20g(3.75ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、trans −
3−(3−ピリジル)アクリル酸0.83g(5.56ミリモル)、
WSCI・HCl 2.50g(13.04ミリモル) 、水1mlを加え、室温で
3日間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加
えクロロホルムで抽出し、乾燥後溶媒を留去した。エタ
ノール:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶0.60
g(1.59ミリモル)を得た(収率42%)。 融点: 209〜211 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO + D2O) 0.84-1.01(2H m), 1.16-1.48(3H m), 1.78(4H br d J=1
0.6Hz),2.12(1H br t J=11.9Hz), 3.05(2H d J=2.0Hz),
4.26(2H s),6.75(1H d J=15.8Hz), 7.32(1H dd J=4.6H
z,7.9Hz), 7.41-7.47(2H m),7.61(1H br d J=7.9Hz),
7.95(1H d J=7.9Hz), 8.42-8.44(2H m),8.53(1H dd J=
2.0Hz,5.3Hz), 8.73(1H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3291, 3081, 2932, 2861, 2845, 1657, 1639, 1615, 15
52, 1476, 1442,1421, 1393, 1338, 1237, 1206, 1026,
996, 978, 803, 712
【0161】実施例44 4−[(2−メトキシピリジン−5−カルボキサミド)
メチル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド
メチル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド
【0162】
【化56】
【0163】製法 2−メトキシピリジン−5−カルボン酸エチルエステル
0.76g(4.19ミリモル)をメタノール50mlに溶かし、水酸化
カリウム2.00g(35.64ミリモル)を水30mlに溶かしたものを
加え、5時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮し、残
渣をピリジン50ml、水1mlに溶かし、4−(アミノメチ
ル)−N−(3−ピリジルメチル)−trans −シクロヘ
キサン−1−カルボキサミド二塩酸塩1.20g(3.75ミリモ
ル)、WSCI・HCl 2.50g(13.04ミリモル) を加え、室温で2
日間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加
え、クロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去し
た。エタノール:n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結
晶0.26g(0.68ミリモル)を得た(収率16%)。 融点: 233〜234 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.91-1.07(2H m), 1.17-1.50(3H m), 1.78(4H br d J=1
1.9Hz),2.12(1H m), 3.08(2H t J=5.9Hz), 3.48(3H s),
4.27(2H d J=5.9Hz),6.38(1H d J=9.2Hz), 7.31(1H dd
J=4.6Hz,7.3Hz), 7.60(1H d J=8.6Hz),7.85(1H dd J=
2.6Hz,9.9Hz), 8.12(1H br t J=5.9Hz), 8.27(1H m),8.
33(1H d J=2.6Hz), 8.43(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2927, 1665, 1642, 1540, 1315, 1300, 832
0.76g(4.19ミリモル)をメタノール50mlに溶かし、水酸化
カリウム2.00g(35.64ミリモル)を水30mlに溶かしたものを
加え、5時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮し、残
渣をピリジン50ml、水1mlに溶かし、4−(アミノメチ
ル)−N−(3−ピリジルメチル)−trans −シクロヘ
キサン−1−カルボキサミド二塩酸塩1.20g(3.75ミリモ
ル)、WSCI・HCl 2.50g(13.04ミリモル) を加え、室温で2
日間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加
え、クロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去し
た。エタノール:n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結
晶0.26g(0.68ミリモル)を得た(収率16%)。 融点: 233〜234 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.91-1.07(2H m), 1.17-1.50(3H m), 1.78(4H br d J=1
1.9Hz),2.12(1H m), 3.08(2H t J=5.9Hz), 3.48(3H s),
4.27(2H d J=5.9Hz),6.38(1H d J=9.2Hz), 7.31(1H dd
J=4.6Hz,7.3Hz), 7.60(1H d J=8.6Hz),7.85(1H dd J=
2.6Hz,9.9Hz), 8.12(1H br t J=5.9Hz), 8.27(1H m),8.
33(1H d J=2.6Hz), 8.43(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2927, 1665, 1642, 1540, 1315, 1300, 832
【0164】実施例45 4−[(5−メトキシインドール−3−アセトアミド)
メチル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド
メチル]−N−(3−ピリジル)メチル−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド
【0165】
【化57】
【0166】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.18g(3.69ミリモル)をピリジン 100mlに溶かし、5−メ
トキシインドール酢酸0.76g(3.70ミリモル)、WSCI・HCl
4.00g(20.87ミリモル) 、水1mlを加え、室温で6日間攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで
抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:
n−ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶0.48g
(1.10ミリモル)を得た(収率30%)。 融点: 174.0〜174.9 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO) 0.86(2H m J=11.9Hz), 1.31(3H m J=12.5Hz), 1.74(4H
br d J=11.2Hz),2.08(1H br t J=12.5Hz), 2.91(2H t J
=6.0Hz), 3.46(2H s), 3.74(3H s),4.26(2H d J=5.9H
z), 6.70(1H dd J=8.6Hz,2.6Hz), 7.04(1H d J=2.0Hz),
7.11(1H d J=2.6Hz), 7.21(1H d J=9.2Hz), 7.32(1H dd
J=4.6Hz,7.9Hz),7.60(1H d J=7.9Hz), 7.80(1H dd J=
5.3Hz,5.9Hz),8.26(1H dd J=4.6Hz,5.9Hz), 8.44(2H b
r), 10.03(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3298, 2943, 2928, 2863, 2844, 1636, 1540, 1492, 14
44, 1430, 1271,1214, 1177, 1044, 831, 791, 716 質量分析スペクトル FAB M/e 435, 369, 277, 185
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.18g(3.69ミリモル)をピリジン 100mlに溶かし、5−メ
トキシインドール酢酸0.76g(3.70ミリモル)、WSCI・HCl
4.00g(20.87ミリモル) 、水1mlを加え、室温で6日間攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで
抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:
n−ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶0.48g
(1.10ミリモル)を得た(収率30%)。 融点: 174.0〜174.9 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO) 0.86(2H m J=11.9Hz), 1.31(3H m J=12.5Hz), 1.74(4H
br d J=11.2Hz),2.08(1H br t J=12.5Hz), 2.91(2H t J
=6.0Hz), 3.46(2H s), 3.74(3H s),4.26(2H d J=5.9H
z), 6.70(1H dd J=8.6Hz,2.6Hz), 7.04(1H d J=2.0Hz),
7.11(1H d J=2.6Hz), 7.21(1H d J=9.2Hz), 7.32(1H dd
J=4.6Hz,7.9Hz),7.60(1H d J=7.9Hz), 7.80(1H dd J=
5.3Hz,5.9Hz),8.26(1H dd J=4.6Hz,5.9Hz), 8.44(2H b
r), 10.03(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3298, 2943, 2928, 2863, 2844, 1636, 1540, 1492, 14
44, 1430, 1271,1214, 1177, 1044, 831, 791, 716 質量分析スペクトル FAB M/e 435, 369, 277, 185
【0167】実施例46 4−(シクロヘキサンカルボキサミドメチル)−N−
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
【0168】
【化58】
【0169】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
2.00g(6.25ミリモル)を塩化メチレン 100mlに溶かし、ト
リエチルアミン10mlを加え、氷冷下で塩化シクロヘキサ
ンカルボニル0.85ml(6.35ミリモル)をゆっくり加えた。反
応液を室温で一昼夜攪拌し、水を加え、析出した結晶を
濾取した。クロロホルムで洗った後、エタノール:n−
ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶1.51g(4.11ミリモ
ル)を得た(収率66%)。 融点: 227.9〜228.1 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO) 0.79-0.95(2H m), 1.15-1.42(8H m), 1.57-1.79(9H m),
2.05-2.13(2H m),2.88(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 4.26(d
2H d J=5.9Hz),7.31(1H dd J=4.6Hz,7.9Hz), 7.55-7.6
1(2H m), 8.24-8.28(1H m),8.44(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3294, 2930, 2854, 1642, 1560, 1546 質量分析スペクトル FAB M/e 358, 248
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
2.00g(6.25ミリモル)を塩化メチレン 100mlに溶かし、ト
リエチルアミン10mlを加え、氷冷下で塩化シクロヘキサ
ンカルボニル0.85ml(6.35ミリモル)をゆっくり加えた。反
応液を室温で一昼夜攪拌し、水を加え、析出した結晶を
濾取した。クロロホルムで洗った後、エタノール:n−
ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶1.51g(4.11ミリモ
ル)を得た(収率66%)。 融点: 227.9〜228.1 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO) 0.79-0.95(2H m), 1.15-1.42(8H m), 1.57-1.79(9H m),
2.05-2.13(2H m),2.88(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 4.26(d
2H d J=5.9Hz),7.31(1H dd J=4.6Hz,7.9Hz), 7.55-7.6
1(2H m), 8.24-8.28(1H m),8.44(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3294, 2930, 2854, 1642, 1560, 1546 質量分析スペクトル FAB M/e 358, 248
【0170】実施例47 4−(ピペリジン−2−カルボキサミドメチル)−N−
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
(3−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
【0171】
【化59】
【0172】製法 BOC−dl−ピペコリン酸4.82g(21.20ミリモル)、N−
メチルモルホリン2.5ml (22.74ミリモル)をテトラヒドロフ
ラン 100mlに溶かし、氷冷下でクロロ炭酸イソブチル
2.8ml(21.59ミリモル)をゆっくり加え、30分間攪拌した。
さらに、4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメ
チル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
二塩酸塩6.90g(21.55ミリモル)、N−メチルモルホリン2.
4ml(21.83ミリモル)をN,N−ジメチルホルムアミド 100m
lに溶かしたものを加え、室温で一夜攪拌した。反応液
を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥
濾過後溶媒を留去、エタノール:n−ヘキサンより再結
晶した。得られた無色針状結晶にトリフルオロ酢酸25ml
を加え、室温で3時間攪拌し、反応液を減圧下濃縮し、
残渣をイオン交換カラム(Dowx-50x8 200-300mesh 50m
l)で精製し、メタノール:水より再結晶し無色鱗状結
晶0.12g(0.33ミリモル)を得た(収率 1.6%)。 融点: 136℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.90-1.01(8H m), 1.43-1.55(4H m), 1.84-2.07(6H m),
3.04(2H dd J=4.0Hz,5.4Hz), 3.83(2H d J=4.6Hz), 4.4
6(2H d J=5.3Hz),4.68(1H br), 5.79(1H br), 7.24-7.2
8(1H m), 7.61(1H d J=7.9Hz),8.52(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3306, 2936, 1691, 1634, 1542, 1286, 1261, 1027, 71
6
メチルモルホリン2.5ml (22.74ミリモル)をテトラヒドロフ
ラン 100mlに溶かし、氷冷下でクロロ炭酸イソブチル
2.8ml(21.59ミリモル)をゆっくり加え、30分間攪拌した。
さらに、4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメ
チル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
二塩酸塩6.90g(21.55ミリモル)、N−メチルモルホリン2.
4ml(21.83ミリモル)をN,N−ジメチルホルムアミド 100m
lに溶かしたものを加え、室温で一夜攪拌した。反応液
を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥
濾過後溶媒を留去、エタノール:n−ヘキサンより再結
晶した。得られた無色針状結晶にトリフルオロ酢酸25ml
を加え、室温で3時間攪拌し、反応液を減圧下濃縮し、
残渣をイオン交換カラム(Dowx-50x8 200-300mesh 50m
l)で精製し、メタノール:水より再結晶し無色鱗状結
晶0.12g(0.33ミリモル)を得た(収率 1.6%)。 融点: 136℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.90-1.01(8H m), 1.43-1.55(4H m), 1.84-2.07(6H m),
3.04(2H dd J=4.0Hz,5.4Hz), 3.83(2H d J=4.6Hz), 4.4
6(2H d J=5.3Hz),4.68(1H br), 5.79(1H br), 7.24-7.2
8(1H m), 7.61(1H d J=7.9Hz),8.52(2H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3306, 2936, 1691, 1634, 1542, 1286, 1261, 1027, 71
6
【0173】実施例48 4−メトキシアセトアミドメチル−N−(3−ピリジ
ル)メチル−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサ
ミド
ル)メチル−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサ
ミド
【0174】
【化60】
【0175】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−ピリジルメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.20g (3.75ミリモル)をピリジン 200mlに溶かし、メトキ
シ酢酸0.50g (5.55ミリモル)、WSCI・HCl2.5g(13.04ミリモ
ル) 、水2mlを加え、2日間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、水を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、
溶媒を留去し、エタノール:n−ヘキサンより再結晶
し、無色針状結晶0.27g(0.85ミリモル)を得た(収率23
%)。 融点: 164℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.93-1.06(2H m), 1.46-1.58(3H m), 1.84-2.13(5H m),
3.16(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.42(3H s), 3.89(2H s),
4.46(2H d J=5.9Hz),5.88(1H br), 6.56(1H br), 7.24
-7.29(1H m), 7.61(1H d J=7.9Hz),8.53(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3310, 2932, 1653, 1640, 1552, 1118, 713 質量分析スペクトル FAB M/e 320, 304, 231
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
1.20g (3.75ミリモル)をピリジン 200mlに溶かし、メトキ
シ酢酸0.50g (5.55ミリモル)、WSCI・HCl2.5g(13.04ミリモ
ル) 、水2mlを加え、2日間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、水を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、
溶媒を留去し、エタノール:n−ヘキサンより再結晶
し、無色針状結晶0.27g(0.85ミリモル)を得た(収率23
%)。 融点: 164℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.93-1.06(2H m), 1.46-1.58(3H m), 1.84-2.13(5H m),
3.16(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.42(3H s), 3.89(2H s),
4.46(2H d J=5.9Hz),5.88(1H br), 6.56(1H br), 7.24
-7.29(1H m), 7.61(1H d J=7.9Hz),8.53(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3310, 2932, 1653, 1640, 1552, 1118, 713 質量分析スペクトル FAB M/e 320, 304, 231
【0176】実施例49 4−アミノメチル−N−(3−ピリジルメチル)−tran
s −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
s −シクロヘキサン−1−カルボキサミド二塩酸塩
【0177】
【化61】
【0178】製法 4−(tert−ブトキシカルボニルアミノメチル)−N−
(3−ピリジルメチル)−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド 31.14g(89.62ミリモル)をエタノール 1
00mlに溶かし、4N塩酸ジオキサン溶液50mlを加え、室
温で5時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、エタノー
ル:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶 30.16g
(89.32ミリモル)を得た(収率定量的)。 融点: 222.4〜223.7 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.95-1.07(2H m), 1.29-1.44(3H m), 1.55-1.60(1H m),
1.84(4H br d J=11.9Hz), 2.13-2.22(1H m), 2.65(2H t
J=5.9Hz),4.45(2H d J=5.9Hz), 7.96(3H br), 8.03(1H
dd J=5.9Hz,7.9Hz),8.43(1H d J=7.9Hz), 8.64(1H t J
=5.9Hz), 8.81(1H s), 8.83(1H d J=5.9Hz) 質量分析スペクトル FAB M/e 248, 231, 217, 185
(3−ピリジルメチル)−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド 31.14g(89.62ミリモル)をエタノール 1
00mlに溶かし、4N塩酸ジオキサン溶液50mlを加え、室
温で5時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、エタノー
ル:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶 30.16g
(89.32ミリモル)を得た(収率定量的)。 融点: 222.4〜223.7 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.95-1.07(2H m), 1.29-1.44(3H m), 1.55-1.60(1H m),
1.84(4H br d J=11.9Hz), 2.13-2.22(1H m), 2.65(2H t
J=5.9Hz),4.45(2H d J=5.9Hz), 7.96(3H br), 8.03(1H
dd J=5.9Hz,7.9Hz),8.43(1H d J=7.9Hz), 8.64(1H t J
=5.9Hz), 8.81(1H s), 8.83(1H d J=5.9Hz) 質量分析スペクトル FAB M/e 248, 231, 217, 185
【0179】実施例50 N−(4−ピリジル)メチル−4−(2,4,5−トリ
メトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
メトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
【0180】
【化62】
【0181】製法 4−(2,4,5−トリメトキシベンズアミドメチル)
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g(4.
27ミリモル)をクロロホルム 100mlに溶かし、4−(アミノ
メチル)ピリジン0.46g(4.25ミリモル)、WSCI・HCl 1.23
g(6.42ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を
水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホル
ム:エーテルで再結晶し、無色プリズム結晶1.41g(3.
19ミリモル)を得た(収率75%)。 融点: 173〜176 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.97-1.25(2H m), 1.43-1.69(3H m), 1.84-2.28(5H m),
3.34(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.89(3H s), 3.93(3H s),
3.96(3H s),4.45(2H d J=5.9Hz), 5.92-5.96(1H m),
6.53(1H s), 7.16(2H d J=5.3Hz),7.74(1H s), 7.90-7.
94(1H br), 8.53-8.55(2H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3270, 2910, 1635, 1595, 1505, 1275, 1205, 1020
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g(4.
27ミリモル)をクロロホルム 100mlに溶かし、4−(アミノ
メチル)ピリジン0.46g(4.25ミリモル)、WSCI・HCl 1.23
g(6.42ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を
水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホル
ム:エーテルで再結晶し、無色プリズム結晶1.41g(3.
19ミリモル)を得た(収率75%)。 融点: 173〜176 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.97-1.25(2H m), 1.43-1.69(3H m), 1.84-2.28(5H m),
3.34(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.89(3H s), 3.93(3H s),
3.96(3H s),4.45(2H d J=5.9Hz), 5.92-5.96(1H m),
6.53(1H s), 7.16(2H d J=5.3Hz),7.74(1H s), 7.90-7.
94(1H br), 8.53-8.55(2H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3270, 2910, 1635, 1595, 1505, 1275, 1205, 1020
【0182】実施例51 N−(2−ピリジル)メチル−4−(2,4,5−トリ
メトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
メトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
【0183】
【化63】
【0184】製法 N−(2−ピリジル)メチル−4−(tert−ブトキシカ
ルボニルアミノメチル)−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド2.63g(7.56ミリモル)を4N塩酸ジオキ
サン溶液に溶かし、室温で4時間攪拌し、減圧下濃縮し
た。残渣をクロロホルム 100mlに懸濁し、2,4,5−
トリメトキシ安息香酸1.60g(7.54ミリモル)、トリエチル
アミン1.57g(15.52ミリモル)、WSCI・HCl 2.20g(11.48ミリ
モル) を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃
縮し、水を加えてクロロホルムで抽出した。乾燥濾過
後、溶媒を留去した。クロロホルム:エーテル:n−ヘ
キサンで再結晶し、無色プリズム結晶1.60g(3.62ミリモ
ル)を得た(収率48%)。 融点: 167〜169 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.97-1.23(2H m), 1.38-1.67(3H m), 1.82-2.08(4H m),
2.08-2.27(1H m),3.48(2H t J=7.3Hz), 3.90(3H s),
3.93(3H s), 3.96(3H s),4.55(2H d J=5.3Hz), 6.53(1H
s), 6.71-6.90(1H m), 7.16-7.31(2H m),7.58-7.72(1H
m), 7.76(1H s), 7.86-8.02(1H m), 8.53(1H d J=5.3H
z) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3300, 2915, 1640, 1605, 1510, 1440, 1280, 1220, 10
45
ルボニルアミノメチル)−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド2.63g(7.56ミリモル)を4N塩酸ジオキ
サン溶液に溶かし、室温で4時間攪拌し、減圧下濃縮し
た。残渣をクロロホルム 100mlに懸濁し、2,4,5−
トリメトキシ安息香酸1.60g(7.54ミリモル)、トリエチル
アミン1.57g(15.52ミリモル)、WSCI・HCl 2.20g(11.48ミリ
モル) を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃
縮し、水を加えてクロロホルムで抽出した。乾燥濾過
後、溶媒を留去した。クロロホルム:エーテル:n−ヘ
キサンで再結晶し、無色プリズム結晶1.60g(3.62ミリモ
ル)を得た(収率48%)。 融点: 167〜169 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.97-1.23(2H m), 1.38-1.67(3H m), 1.82-2.08(4H m),
2.08-2.27(1H m),3.48(2H t J=7.3Hz), 3.90(3H s),
3.93(3H s), 3.96(3H s),4.55(2H d J=5.3Hz), 6.53(1H
s), 6.71-6.90(1H m), 7.16-7.31(2H m),7.58-7.72(1H
m), 7.76(1H s), 7.86-8.02(1H m), 8.53(1H d J=5.3H
z) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3300, 2915, 1640, 1605, 1510, 1440, 1280, 1220, 10
45
【0185】実施例52 4−(3,4−ジメトキシベンズアミドメチル)−N−
(2−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
(2−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
【0186】
【化64】
【0187】製法 4−(3,4−ジメトキシベンズアミドメチル)−tran
s −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.11ミリモ
ル)をクロロホルム50mlに溶かし、2−(アミノメチ
ル)ピリジン0.34g(3.14ミリモル)、ピリジン 1.0ml、WS
CI・HCl 0.78g(4.07ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌し
た。反応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。
クロロホルム:エーテルで再結晶し、無色プリズム結晶
1.02g(2.48ミリモル)を得た(収率80%)。 融点: 209〜211 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.00-1.29(2H m), 1.45-1.76(3H m), 1.84-2.07(4H m),
2.11-2.26(1H m),3.32(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.92(3
H s), 3.93(3H s), 4.54(2H d J=4.6Hz),6.06-6.20(1H
br), 6.76-6.81(1H br), 6.86(1H d J=7.9Hz),7.17-7.3
4(3H m), 7.42(1H d J=2.0Hz), 7.62-7.70(1H m),8.53
(1H d J=4.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3250, 2900, 1625, 1500, 1310, 1265, 1220, 1125, 10
10
s −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.11ミリモ
ル)をクロロホルム50mlに溶かし、2−(アミノメチ
ル)ピリジン0.34g(3.14ミリモル)、ピリジン 1.0ml、WS
CI・HCl 0.78g(4.07ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌し
た。反応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。
クロロホルム:エーテルで再結晶し、無色プリズム結晶
1.02g(2.48ミリモル)を得た(収率80%)。 融点: 209〜211 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.00-1.29(2H m), 1.45-1.76(3H m), 1.84-2.07(4H m),
2.11-2.26(1H m),3.32(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.92(3
H s), 3.93(3H s), 4.54(2H d J=4.6Hz),6.06-6.20(1H
br), 6.76-6.81(1H br), 6.86(1H d J=7.9Hz),7.17-7.3
4(3H m), 7.42(1H d J=2.0Hz), 7.62-7.70(1H m),8.53
(1H d J=4.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3250, 2900, 1625, 1500, 1310, 1265, 1220, 1125, 10
10
【0188】実施例53 4−(2,4−ジメトキシベンズアミドメチル)−N−
(2−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
(2−ピリジル)メチル−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
【0189】
【化65】
【0190】製法 4−(2,4−ジメトキシベンズアミドメチル)−tran
s −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g(4.67ミリモ
ル)をクロロホルム70mlに溶かし、2−(アミノメチ
ル)ピリジン0.50g(4.62ミリモル)、WSCI・HCl 1.16g
(6.05ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を水
で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホルム:
n−ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶1.57g
(3.82ミリモル)を得た(収率83%)。 融点: 160〜163 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.00-1.20(2H m), 1.47-1.73(3H m), 1.86-2.27(5H m),
3.26-3.42(2H m),3.85(3H s), 3.94(3H s), 4.52-4.66
(2H m), 6.49(1H d J=2.0Hz),6.60(1H dd J=2.0Hz,8.6H
z), 6.73-6.85(1H m), 7.17-7.38(2H m),7.63-7.73(1H
m), 7.73-7.90(1H br), 8.16-8.20(1H m),8.54(1H d J=
4.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3280, 2900, 2830, 1630, 1535, 1495, 1455, 1430, 13
05, 1270, 1200,1165, 1115, 1040
s −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g(4.67ミリモ
ル)をクロロホルム70mlに溶かし、2−(アミノメチ
ル)ピリジン0.50g(4.62ミリモル)、WSCI・HCl 1.16g
(6.05ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を水
で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホルム:
n−ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶1.57g
(3.82ミリモル)を得た(収率83%)。 融点: 160〜163 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.00-1.20(2H m), 1.47-1.73(3H m), 1.86-2.27(5H m),
3.26-3.42(2H m),3.85(3H s), 3.94(3H s), 4.52-4.66
(2H m), 6.49(1H d J=2.0Hz),6.60(1H dd J=2.0Hz,8.6H
z), 6.73-6.85(1H m), 7.17-7.38(2H m),7.63-7.73(1H
m), 7.73-7.90(1H br), 8.16-8.20(1H m),8.54(1H d J=
4.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3280, 2900, 2830, 1630, 1535, 1495, 1455, 1430, 13
05, 1270, 1200,1165, 1115, 1040
【0191】実施例54 N−(2−ピリジル)メチル−4−(3,4,5−トリ
メトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
メトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
【0192】
【化66】
【0193】製法 4−(3,4,5−トリメトキシベンズアミドメチル)
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g(4.
27ミリモル)をクロロホルム70mlに溶かし、2−(アミノメ
チル)ピリジン0.45g(4.16ミリモル)、WSCI・HCl 1.18g
(6.16ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を水
で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホルム:
エーテルで再結晶し、無色プリズム結晶1.41g(3.19ミリ
モル)を得た(収率77%)。 融点: 186〜188 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.99-1.19(2H m), 1.44-1.72(3H m), 1.85-2.10(4H m),
2.10-2.29(1H m),3.33(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.88(3
H s), 3.91(6H s), 4.54(2H d J=4.6Hz),6.10-6.21(1H
br), 6.81(1H br), 6.99(2H s), 7.17-7.22(2H m),7.62
-7.69(1H m), 8.53(1H d J=5.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3250, 2915, 1640, 1580, 1440, 1500, 1415, 1335, 12
30, 1125
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g(4.
27ミリモル)をクロロホルム70mlに溶かし、2−(アミノメ
チル)ピリジン0.45g(4.16ミリモル)、WSCI・HCl 1.18g
(6.16ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を水
で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホルム:
エーテルで再結晶し、無色プリズム結晶1.41g(3.19ミリ
モル)を得た(収率77%)。 融点: 186〜188 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.99-1.19(2H m), 1.44-1.72(3H m), 1.85-2.10(4H m),
2.10-2.29(1H m),3.33(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.88(3
H s), 3.91(6H s), 4.54(2H d J=4.6Hz),6.10-6.21(1H
br), 6.81(1H br), 6.99(2H s), 7.17-7.22(2H m),7.62
-7.69(1H m), 8.53(1H d J=5.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3250, 2915, 1640, 1580, 1440, 1500, 1415, 1335, 12
30, 1125
【0194】実施例55 4−(4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンズア
ミドメチル)−N−(2−ピリジル)メチル−trans −
シクロヘキサン−1−カルボキサミド
ミドメチル)−N−(2−ピリジル)メチル−trans −
シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0195】
【化67】
【0196】製法 4−(4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンズア
ミドメチル)−trans−シクロヘキサン−1−カルボン
酸1.20g(3.52ミリモル)をクロロホルム60mlに溶かし、2
−(アミノメチル)ピリジン0.43g(3.98ミリモル)、ピリ
ジン 1.0ml、WSCI・HCl 1.13g(5.89ミリモル)を加え、室温
で2時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水を加え、
クロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し
た。クロロホルム:エーテルで再結晶し、無色プリズム
結晶1.10g(2.55ミリモル)を得た(収率64%)。 融点: 198〜201 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.16(2H m), 1.44-1.66(3H m), 1.84-2.06(4H m),
2.09-2.26(1H m),3.31(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.90(3
H s), 4.36(2H s), 4.55(2H d J=4.6Hz),6.30(1H s),
6.75-6.85(1H br), 7.17-7.27(2H m), 7.61-7.77(2H
m),8.11(1H s), 8.53(1H d J=5.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3200, 2895, 1620, 1580, 1520, 1300, 1245, 1195
ミドメチル)−trans−シクロヘキサン−1−カルボン
酸1.20g(3.52ミリモル)をクロロホルム60mlに溶かし、2
−(アミノメチル)ピリジン0.43g(3.98ミリモル)、ピリ
ジン 1.0ml、WSCI・HCl 1.13g(5.89ミリモル)を加え、室温
で2時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水を加え、
クロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し
た。クロロホルム:エーテルで再結晶し、無色プリズム
結晶1.10g(2.55ミリモル)を得た(収率64%)。 融点: 198〜201 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.16(2H m), 1.44-1.66(3H m), 1.84-2.06(4H m),
2.09-2.26(1H m),3.31(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.90(3
H s), 4.36(2H s), 4.55(2H d J=4.6Hz),6.30(1H s),
6.75-6.85(1H br), 7.17-7.27(2H m), 7.61-7.77(2H
m),8.11(1H s), 8.53(1H d J=5.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3200, 2895, 1620, 1580, 1520, 1300, 1245, 1195
【0197】実施例56 N−[2−(2−ピリジル)エチル]−4−(2,4,
5−トリメトキシベンズアミドメチル)−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド
5−トリメトキシベンズアミドメチル)−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド
【0198】
【化68】
【0199】製法 4−(2,4,5−トリメトキシベンズアミドメチル)
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(2.
85ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、2−(2−アミノエ
チル)ピリジン0.35g(2.86ミリモル)、WSCI・HCl 0.80g
(4.17ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減
圧下濃縮し、残渣に水を加えクロロホルムで抽出した。
乾燥濾過後、溶媒を留去し、クロロホルム:n−ヘキサ
ンで再結晶し、無色プリズム結晶1.20g(2.63ミリモル)を
得た(収率92%)。 融点: 181〜184 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.97-1.15(2H m), 1.32-1.72(3H m), 1.81-2.12(5H m),
2.94-3.01(2H m),3.28-3.36(2H m), 3.59-3.72(2H m),
3.90(3H s), 3.94(3H s), 3.96(3H s),6.46-6.58(2H
br), 7.15-7.18(2H m), 7.59-7.66(1H m), 7.75(1H s),
7.87-8.00(1H br), 8.51-8.54(1H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3320, 2928, 1640, 1609, 1552, 1520, 1469, 1282, 12
17, 1029
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(2.
85ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、2−(2−アミノエ
チル)ピリジン0.35g(2.86ミリモル)、WSCI・HCl 0.80g
(4.17ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減
圧下濃縮し、残渣に水を加えクロロホルムで抽出した。
乾燥濾過後、溶媒を留去し、クロロホルム:n−ヘキサ
ンで再結晶し、無色プリズム結晶1.20g(2.63ミリモル)を
得た(収率92%)。 融点: 181〜184 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.97-1.15(2H m), 1.32-1.72(3H m), 1.81-2.12(5H m),
2.94-3.01(2H m),3.28-3.36(2H m), 3.59-3.72(2H m),
3.90(3H s), 3.94(3H s), 3.96(3H s),6.46-6.58(2H
br), 7.15-7.18(2H m), 7.59-7.66(1H m), 7.75(1H s),
7.87-8.00(1H br), 8.51-8.54(1H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3320, 2928, 1640, 1609, 1552, 1520, 1469, 1282, 12
17, 1029
【0200】実施例57 N−(2−ピラジニルメチル)−4−[(2,4,5−
トリメトキシベンズアミド)メチル]−trans −シクロ
ヘキサン−1−カルボキサミド
トリメトキシベンズアミド)メチル]−trans −シクロ
ヘキサン−1−カルボキサミド
【0201】
【化69】
【0202】製法 4−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸0.38g
(1.08ミリモル)をピリジン20mlに溶かし、2−(アミノメ
チル)ピリジン0.12g(1.10ミリモル)、WSCI・HCl 0.32g
(1.67ミリモル)を加え、室温で2時間攪拌した。反応液を減
圧下濃縮後、水を加え、クロロホルムで抽出した。乾燥
濾過後、溶媒を濃縮し、クロロホルム:エーテルで再結
晶し、無色プリズム結晶0.40g(0.90ミリモル)を得た(収
率84%)。 融点: 182〜184 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.19(2H m), 1.45-1.73(3H m), 1.83-2.08(4H m),
2.11-2.38(1H m),3.33(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.90(3
H s), 3.94(3H s), 3.96(3H s),4.61(2H d J=5.3Hz),
6.50-6.61(2H m), 7.26-7.31(1H m), 7.55(1H s),7.94
(1H br), 8.49-8.54(1H m), 8.59-8.46(1H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2930, 2855, 1643, 1608, 1560, 1520, 1472, 14
39, 1405, 1281,1217, 1028
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸0.38g
(1.08ミリモル)をピリジン20mlに溶かし、2−(アミノメ
チル)ピリジン0.12g(1.10ミリモル)、WSCI・HCl 0.32g
(1.67ミリモル)を加え、室温で2時間攪拌した。反応液を減
圧下濃縮後、水を加え、クロロホルムで抽出した。乾燥
濾過後、溶媒を濃縮し、クロロホルム:エーテルで再結
晶し、無色プリズム結晶0.40g(0.90ミリモル)を得た(収
率84%)。 融点: 182〜184 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.19(2H m), 1.45-1.73(3H m), 1.83-2.08(4H m),
2.11-2.38(1H m),3.33(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.90(3
H s), 3.94(3H s), 3.96(3H s),4.61(2H d J=5.3Hz),
6.50-6.61(2H m), 7.26-7.31(1H m), 7.55(1H s),7.94
(1H br), 8.49-8.54(1H m), 8.59-8.46(1H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2930, 2855, 1643, 1608, 1560, 1520, 1472, 14
39, 1405, 1281,1217, 1028
【0203】実施例58 N−[3−(1−イミダゾリル)プロピル]−4−
[(ピリジン−2−カルボキサミド)メチル]−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
[(ピリジン−2−カルボキサミド)メチル]−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0204】
【化70】
【0205】製法 4−[(ピリジン−2−カルボキサミド)メチル]−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.81ミリ
モル)をピリジン50mlに溶かし、1−(3−アミノプロピ
ル)イミダゾール0.48g(3.83ミリモル)、WSCI・HCl 0.95
g(4.96ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を
減圧下濃縮し、残渣に水を加え、クロロホルムで抽出し
た。乾燥濾過後、溶媒を留去し、クロロホルム:n−ヘ
キサンで再結晶し、無色針状結晶0.95g(2.57ミリモル)を
得た(収率67%)。 融点: 128〜130 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.16(2H m), 1.37-1.78(3H m), 1.82-2.09(7H m),
3.27(2H q J=6.6Hz), 3.34(2H t J=6.6Hz), 3.98(2H dd
J=6.6Hz,7.3Hz),5.56-5.70(1H br), 6.94(1H s), 7.06
(1H s), 7.39-7.50(2H m),7.80-7.90(1H m), 8.06-8.18
(1H br), 8.19(1H d J=7.3Hz),8.55(1H dd J=2.0Hz,4.0
Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3282, 2946, 2920, 1855, 1578, 1568, 1539, 1511, 14
50, 1238, 1082
ans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.81ミリ
モル)をピリジン50mlに溶かし、1−(3−アミノプロピ
ル)イミダゾール0.48g(3.83ミリモル)、WSCI・HCl 0.95
g(4.96ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を
減圧下濃縮し、残渣に水を加え、クロロホルムで抽出し
た。乾燥濾過後、溶媒を留去し、クロロホルム:n−ヘ
キサンで再結晶し、無色針状結晶0.95g(2.57ミリモル)を
得た(収率67%)。 融点: 128〜130 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.16(2H m), 1.37-1.78(3H m), 1.82-2.09(7H m),
3.27(2H q J=6.6Hz), 3.34(2H t J=6.6Hz), 3.98(2H dd
J=6.6Hz,7.3Hz),5.56-5.70(1H br), 6.94(1H s), 7.06
(1H s), 7.39-7.50(2H m),7.80-7.90(1H m), 8.06-8.18
(1H br), 8.19(1H d J=7.3Hz),8.55(1H dd J=2.0Hz,4.0
Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3282, 2946, 2920, 1855, 1578, 1568, 1539, 1511, 14
50, 1238, 1082
【0206】実施例59 N−[3−(1−イミダゾリル)プロピル]−4−
[(ピリジン−4−カルボキサミド)メチル]−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
[(ピリジン−4−カルボキサミド)メチル]−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0207】
【化71】
【0208】製法 4−[(ピリジン−4−カルボキサミド)メチル]−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.81ミリ
モル)をピリジン50mlに溶かし、1−(3−アミノプロピ
ル)イミダゾール0.48g(3.83ミリモル)、WSCI・HCl 0.95
g(4.96ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を
減圧下濃縮し、残渣に水を加え、クロロホルムで抽出し
た。乾燥濾過後、溶媒を留去し、クロロホルム:n−ヘ
キサンで再結晶し、無色針状結晶0.43g(1.16ミリモル)を
得た(収率31%)。 融点: 144〜145 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.99-1.17(2H m), 1.39-1.74(3H m), 1.80-2.05(6H m),
2.09-2.21(1H m),3.17(2H dd J=6.6Hz,7.3Hz), 3.26(2
H d J=7.3Hz),4.03(2H dd J=6.6Hz,7.3Hz), 6.69(1H
s), 7.12(1H s), 7.64(1H s),7.75-7.80(2H m), 8.68(2
H dd J=1.3Hz,4.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3261, 2941, 2927, 2901, 2864, 1667, 1645, 1558, 15
09, 1306
ans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.81ミリ
モル)をピリジン50mlに溶かし、1−(3−アミノプロピ
ル)イミダゾール0.48g(3.83ミリモル)、WSCI・HCl 0.95
g(4.96ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を
減圧下濃縮し、残渣に水を加え、クロロホルムで抽出し
た。乾燥濾過後、溶媒を留去し、クロロホルム:n−ヘ
キサンで再結晶し、無色針状結晶0.43g(1.16ミリモル)を
得た(収率31%)。 融点: 144〜145 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.99-1.17(2H m), 1.39-1.74(3H m), 1.80-2.05(6H m),
2.09-2.21(1H m),3.17(2H dd J=6.6Hz,7.3Hz), 3.26(2
H d J=7.3Hz),4.03(2H dd J=6.6Hz,7.3Hz), 6.69(1H
s), 7.12(1H s), 7.64(1H s),7.75-7.80(2H m), 8.68(2
H dd J=1.3Hz,4.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3261, 2941, 2927, 2901, 2864, 1667, 1645, 1558, 15
09, 1306
【0209】実施例60 N−[2−(1−メチル−2−ピロリル)エチル]−4
−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0210】
【化72】
【0211】製法 4−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g
(2.85ミリモル)を塩化メチレン 100mlに溶かし、2−アミ
ノメチル−1−メチルピロール0.36g(2.90ミリモル)、ト
リエチルアミン1.0ml(7.17ミリモル)、WSCI・HCl 1.00g
(5.22ミリモル)を加え、室温で3日間攪拌した。反応液を水
で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。残渣をエタノー
ル:n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結晶0.45g(0.
98ミリモル)を得た(収率35%)。 融点: 180.5〜182.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.01-1.06(2H m), 1.44-1.56(4H m), 1.88-2.00(5H m),
2.77(2H t J=6.6Hz), 3.32(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz),3.48
(2H dd J=6.6Hz,7.3Hz), 3.56(3H s), 3.90(3H s), 3.9
4(3H s),3.96(3H s), 5.62(1H br), 5.90(1H dd J=1.3H
z,3.3Hz),6.06(1H dd J=2.6Hz,3.3Hz), 6.52(1H s), 6.
57(1H dd J=2.6Hz,1.8Hz),7.75(1H s), 7.92(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3307, 2928, 1638, 1608, 1552, 1519, 1282, 1218, 10
28
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g
(2.85ミリモル)を塩化メチレン 100mlに溶かし、2−アミ
ノメチル−1−メチルピロール0.36g(2.90ミリモル)、ト
リエチルアミン1.0ml(7.17ミリモル)、WSCI・HCl 1.00g
(5.22ミリモル)を加え、室温で3日間攪拌した。反応液を水
で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。残渣をエタノー
ル:n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結晶0.45g(0.
98ミリモル)を得た(収率35%)。 融点: 180.5〜182.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.01-1.06(2H m), 1.44-1.56(4H m), 1.88-2.00(5H m),
2.77(2H t J=6.6Hz), 3.32(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz),3.48
(2H dd J=6.6Hz,7.3Hz), 3.56(3H s), 3.90(3H s), 3.9
4(3H s),3.96(3H s), 5.62(1H br), 5.90(1H dd J=1.3H
z,3.3Hz),6.06(1H dd J=2.6Hz,3.3Hz), 6.52(1H s), 6.
57(1H dd J=2.6Hz,1.8Hz),7.75(1H s), 7.92(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3307, 2928, 1638, 1608, 1552, 1519, 1282, 1218, 10
28
【0212】実施例61 N−[2−(1−メチル−2−ピロリル)エチル]−4
−[(ピリジン−2−カルボキサミド)メチル]−tran
s −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
−[(ピリジン−2−カルボキサミド)メチル]−tran
s −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0213】
【化73】
【0214】製法 4−[(ピリジン−2−カルボキサミド)メチル]−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.81ミリ
モル)をピリジン50mlに溶かし、2−(2−アミノエチ
ル)−1−メチルピロール0.47g(3.78ミリモル)、WSCI・
HCl 0.95g(4.96ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。
反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加え、クロロホルム
で抽出した。乾燥濾過後溶媒を留去し、クロロホルム:
n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結晶0.56g(1.52ミリ
モル)を得た(収率40%)。 融点: 114〜116 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.12(2H m), 1.38-1.74(3H m), 1.84-2.07(5H m),
2.72-2.82(2H m),3.28-3.40(2H m), 3.42-3.55(2H m),
3.56(3H s), 5.59-5.70(1H br),5.91(1H br), 6.05-6.
10(1H m), 6.57(1H s), 7.40-7.50(1H m),7.81-7.92(1H
m), 8.06-8.19(1H br), 8.22(1H d J=4.0Hz),8.55(1H
d J=4.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3374, 3360, 1668, 1655, 1540, 1529
ans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.81ミリ
モル)をピリジン50mlに溶かし、2−(2−アミノエチ
ル)−1−メチルピロール0.47g(3.78ミリモル)、WSCI・
HCl 0.95g(4.96ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。
反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加え、クロロホルム
で抽出した。乾燥濾過後溶媒を留去し、クロロホルム:
n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結晶0.56g(1.52ミリ
モル)を得た(収率40%)。 融点: 114〜116 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.12(2H m), 1.38-1.74(3H m), 1.84-2.07(5H m),
2.72-2.82(2H m),3.28-3.40(2H m), 3.42-3.55(2H m),
3.56(3H s), 5.59-5.70(1H br),5.91(1H br), 6.05-6.
10(1H m), 6.57(1H s), 7.40-7.50(1H m),7.81-7.92(1H
m), 8.06-8.19(1H br), 8.22(1H d J=4.0Hz),8.55(1H
d J=4.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3374, 3360, 1668, 1655, 1540, 1529
【0215】実施例62 N−[2−(1−メチル−2−ピロリル)エチル]−4
−[(ピリジン−4−カルボキサミド)メチル]−tran
s −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
−[(ピリジン−4−カルボキサミド)メチル]−tran
s −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0216】
【化74】
【0217】製法 4−[(ピリジン−4−カルボキサミド)メチル]−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.81ミリ
モル)をピリジン50mlに溶かし、2−(2−アミノエチ
ル)−1−メチルピロール0.47g(3.78ミリモル)、WSCI・
HCl 0.95g(4.96ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。
反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加え、クロロホルム
で抽出した。乾燥濾過後溶媒を留去し、クロロホルム:
n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結晶1.20g(3.26ミリ
モル)を得た(収率85%)。 融点: 188〜189 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.96-1.15(2H m), 1.44-1.69(3H m), 1.78-2.08(5H m),
2.77(2H dd J=4.0Hz,6.6Hz), 3.32(2H t J=4.0Hz),3.48
(2H dd J=6.6Hz,7.3Hz), 3.56(3H s), 5.58-5.68(1H b
r),5.88-5.95(1H br), 6.04-6.10(1H m), 6.18-6.28(1H
br), 6.57-6.57(1H m),7.58-7.61(2H m), 8.73-8.77(2
H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3302, 2932, 1639, 1552
ans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.81ミリ
モル)をピリジン50mlに溶かし、2−(2−アミノエチ
ル)−1−メチルピロール0.47g(3.78ミリモル)、WSCI・
HCl 0.95g(4.96ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。
反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加え、クロロホルム
で抽出した。乾燥濾過後溶媒を留去し、クロロホルム:
n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結晶1.20g(3.26ミリ
モル)を得た(収率85%)。 融点: 188〜189 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.96-1.15(2H m), 1.44-1.69(3H m), 1.78-2.08(5H m),
2.77(2H dd J=4.0Hz,6.6Hz), 3.32(2H t J=4.0Hz),3.48
(2H dd J=6.6Hz,7.3Hz), 3.56(3H s), 5.58-5.68(1H b
r),5.88-5.95(1H br), 6.04-6.10(1H m), 6.18-6.28(1H
br), 6.57-6.57(1H m),7.58-7.61(2H m), 8.73-8.77(2
H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3302, 2932, 1639, 1552
【0218】実施例63 N−[(1−エチル−2−ピロリジニル)メチル]−4
−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0219】
【化75】
【0220】製法 4−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g
(2.85ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、2−アミノ
−1−エチルピロリジン0.37g(2.89ミリモル)、トリエチ
ルアミン0.8ml(5.74ミリモル)、WSCI・HCl 1.00g(5.22ミリ
モル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を水で洗
い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。残渣をエタノール:
n−ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶0.71g
(1.54ミリモル)を得た(収率54%)。 融点: 148〜149 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.06-1.17(5H m), 1.43-1.98(12H m), 2.10-2.25(3H
m), 2.57-2.88(2H m),3.27-3.31(2H m), 3.33(2H t J=
5.9Hz), 3.50-3.52(1H m), 3.90(3H s),3.94(3H s), 3.
96(3H s), 6.53(1H s), 7.76(1H s), 7.94(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3306, 2930, 1654, 1637, 1560, 1555, 1535, 1518, 15
08, 1459, 1438,1280, 1217, 1026
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g
(2.85ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、2−アミノ
−1−エチルピロリジン0.37g(2.89ミリモル)、トリエチ
ルアミン0.8ml(5.74ミリモル)、WSCI・HCl 1.00g(5.22ミリ
モル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を水で洗
い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。残渣をエタノール:
n−ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶0.71g
(1.54ミリモル)を得た(収率54%)。 融点: 148〜149 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.06-1.17(5H m), 1.43-1.98(12H m), 2.10-2.25(3H
m), 2.57-2.88(2H m),3.27-3.31(2H m), 3.33(2H t J=
5.9Hz), 3.50-3.52(1H m), 3.90(3H s),3.94(3H s), 3.
96(3H s), 6.53(1H s), 7.76(1H s), 7.94(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3306, 2930, 1654, 1637, 1560, 1555, 1535, 1518, 15
08, 1459, 1438,1280, 1217, 1026
【0221】実施例64 N−[(1−エチル−2−ピロリジニル)メチル]−4
−[(ピリジン−2−カルボキサミド)メチル]−tran
s −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
−[(ピリジン−2−カルボキサミド)メチル]−tran
s −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0222】
【化76】
【0223】製法 4−[(ピリジン−2−カルボキサミド)メチル]−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボン酸0.60g(2.29ミリ
モル)をピリジン50mlに溶かし、2−アミノメチル−1−
エチルピロリジン0.30g(2.34ミリモル)、WSCI・HCl 0.66
g(3.44ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を
減圧下濃縮し、残渣に水を加え、クロロホルムで抽出し
た。乾燥濾過後、溶媒を留去し、クロロホルム:n−ヘ
キサンで再結晶し、淡黄色針状結晶0.36g(0.97ミリモル)
を得た(収率42%)。 融点: 102〜105 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.99-1.24(5H m), 1.32-2.03(11H m), 2.03-2.45(3H
m), 2.68-2.95(2H m),3.13-3.40(4H m), 3.48-3.62(1H
m), 6.36-6.61(1H br), 7.39-7.49(1H m),7.79-7.91(1H
m), 8.14-8.21(2H m), 8.54-8.56(1H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2926, 1655, 1642, 1536
ans −シクロヘキサン−1−カルボン酸0.60g(2.29ミリ
モル)をピリジン50mlに溶かし、2−アミノメチル−1−
エチルピロリジン0.30g(2.34ミリモル)、WSCI・HCl 0.66
g(3.44ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を
減圧下濃縮し、残渣に水を加え、クロロホルムで抽出し
た。乾燥濾過後、溶媒を留去し、クロロホルム:n−ヘ
キサンで再結晶し、淡黄色針状結晶0.36g(0.97ミリモル)
を得た(収率42%)。 融点: 102〜105 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.99-1.24(5H m), 1.32-2.03(11H m), 2.03-2.45(3H
m), 2.68-2.95(2H m),3.13-3.40(4H m), 3.48-3.62(1H
m), 6.36-6.61(1H br), 7.39-7.49(1H m),7.79-7.91(1H
m), 8.14-8.21(2H m), 8.54-8.56(1H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3303, 2926, 1655, 1642, 1536
【0224】実施例65 4−[(3,4−ジメトキシベンズアミド)メチル]−
N−[(1−エチル−2−ピロリジニル)メチル]−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
N−[(1−エチル−2−ピロリジニル)メチル]−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0225】
【化77】
【0226】製法 4−[(3,4−ジメトキシベンズアミド)メチル]−
trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.11
ミリモル)をクロロホルム50mlに溶かし、ピリジン1ml、2
−アミノメチル−1−エチルピロリジン0.40g(3.12ミリ
モル)、WSCI・HCl 0.78g(4.07ミリモル)を加え、室温で一昼
夜攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留
去した。クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、無色
プリズム結晶1.00g(2.32ミリモル)を得た(収率74%)。 融点: 145〜147 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.19(5H m), 1.38-2.29(14H m), 2.49-2.63(1H b
r),2.66-2.85(1H m), 3.02-3.18(2H m), 3.32(2H dd J=
5.9Hz,6.6Hz),3.92(3H s), 3.93(3H s), 6.02-6.24(2H
m), 6.86(2H d J=8.6Hz),7.24-7.26(1H m), 7.43(1H d
J=1.3Hz)
trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.11
ミリモル)をクロロホルム50mlに溶かし、ピリジン1ml、2
−アミノメチル−1−エチルピロリジン0.40g(3.12ミリ
モル)、WSCI・HCl 0.78g(4.07ミリモル)を加え、室温で一昼
夜攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留
去した。クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、無色
プリズム結晶1.00g(2.32ミリモル)を得た(収率74%)。 融点: 145〜147 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.19(5H m), 1.38-2.29(14H m), 2.49-2.63(1H b
r),2.66-2.85(1H m), 3.02-3.18(2H m), 3.32(2H dd J=
5.9Hz,6.6Hz),3.92(3H s), 3.93(3H s), 6.02-6.24(2H
m), 6.86(2H d J=8.6Hz),7.24-7.26(1H m), 7.43(1H d
J=1.3Hz)
【0227】実施例66 4−[(2,4−ジメトキシベンズアミド)メチル]−
N−[(1−エチル−2−ピロリジニル)メチル]−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
N−[(1−エチル−2−ピロリジニル)メチル]−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0228】
【化78】
【0229】製法 4−[(2,4−ジメトキシベンズアミド)メチル]−
trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g(4.67
ミリモル)をクロロホルム70mlに溶かし、2−アミノメチル
−1−エチルピロリジン0.60g(4.68ミリモル)、WSCI・HC
l 1.16g(6.05ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反
応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロ
ホルム:n−ヘキサンで再結晶し、無色プリズム結晶1.
18g(2.73ミリモル)を得た(収率59%)。 融点: 149〜151 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.97-1.17(5H m), 1.39-2.28(14H m), 2.49-2.62(1H b
r),2.69-2.86(1H m), 3.01-3.21(2H m), 3.27-3.38(2H
m), 3.46-3.58(1H m),3.85(3H s), 3.94(3H s), 5.99-
6.14(1H br), 6.49(1H d J=2.6Hz),6.56-6.66(1H m),
7.73-7.86(1H br), 8.18(1H d J=8.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3260, 2910, 1632, 1604, 1550, 1500, 1450, 1268, 12
04, 1100, 1028
trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g(4.67
ミリモル)をクロロホルム70mlに溶かし、2−アミノメチル
−1−エチルピロリジン0.60g(4.68ミリモル)、WSCI・HC
l 1.16g(6.05ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反
応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロ
ホルム:n−ヘキサンで再結晶し、無色プリズム結晶1.
18g(2.73ミリモル)を得た(収率59%)。 融点: 149〜151 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.97-1.17(5H m), 1.39-2.28(14H m), 2.49-2.62(1H b
r),2.69-2.86(1H m), 3.01-3.21(2H m), 3.27-3.38(2H
m), 3.46-3.58(1H m),3.85(3H s), 3.94(3H s), 5.99-
6.14(1H br), 6.49(1H d J=2.6Hz),6.56-6.66(1H m),
7.73-7.86(1H br), 8.18(1H d J=8.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3260, 2910, 1632, 1604, 1550, 1500, 1450, 1268, 12
04, 1100, 1028
【0230】実施例67 N−[(1−エチル−2−ピロリジニル)メチル]−4
−[(3,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
−[(3,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0231】
【化79】
【0232】製法 4−[(3,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g
(4.27ミリモル)を塩化メチレン50ml、ピリジン2mlに溶か
し、2−アミノメチル−1−エチルピロリジン0.53g
(4.13ミリモル)、WSCI・HCl 1.18g(6.16ミリモル)を加え、室
温で一昼夜攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥濾過後、
溶媒を留去した。クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶
し、無色プリズム結晶1.68g(3.64ミリモル)を得た(収率
88%)。 融点: 190〜193 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.97-1.18(5H m), 1.39-2.30(12H m), 2.51-2.63(1H b
r),2.68-2.85(1H m), 3.01-3.21(2H m), 3.32(2H d J=
6.6Hz), 3.46-3.58(1H m),3.88(3H s), 3.91(6H s), 6.
01-6.21(2H br), 6.99(2H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3300, 2920, 1632, 1580, 1440, 1410, 1336, 1228, 11
24
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g
(4.27ミリモル)を塩化メチレン50ml、ピリジン2mlに溶か
し、2−アミノメチル−1−エチルピロリジン0.53g
(4.13ミリモル)、WSCI・HCl 1.18g(6.16ミリモル)を加え、室
温で一昼夜攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥濾過後、
溶媒を留去した。クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶
し、無色プリズム結晶1.68g(3.64ミリモル)を得た(収率
88%)。 融点: 190〜193 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.97-1.18(5H m), 1.39-2.30(12H m), 2.51-2.63(1H b
r),2.68-2.85(1H m), 3.01-3.21(2H m), 3.32(2H d J=
6.6Hz), 3.46-3.58(1H m),3.88(3H s), 3.91(6H s), 6.
01-6.21(2H br), 6.99(2H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3300, 2920, 1632, 1580, 1440, 1410, 1336, 1228, 11
24
【0233】実施例68 4−[(4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンズ
アミド)メチル]−N−[(1−エチル−2−ピロリジ
ニル)メチル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボ
キサミド
アミド)メチル]−N−[(1−エチル−2−ピロリジ
ニル)メチル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボ
キサミド
【0234】
【化80】
【0235】製法 4−[(4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンズ
アミド)メチル]−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボン酸1.21g(3.55ミリモル)をクロロホルム60mlに溶か
し、2−アミノメチル−1−エチルピロリジン0.50g
(3.90ミリモル)、WSCI・HCl 1.00g(5.22ミリモル)、ピリジン
1.0mlを加え、室温で2時間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、残渣に水を加え、クロロホルムで抽出した。乾燥
濾過後、溶媒を留去し、クロロホルム:n−ヘキサンで
再結晶し、無色プリズム結晶0.80g(1.77ミリモル)を得た
(収率50%)。 融点: 158〜160 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.96-1.15(5H m), 1.39-2.00(11H m), 2.00-2.27(3H
m), 2.49-2.60(1H m),2.69-2.85(1H m), 3.01-3.19(2H
m), 3.30(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz),3.46-3.57(1H m), 3.9
0(3H s), 4.38(2H s), 6.06-6.30(1H br), 6.30(1H s),
7.70-7.73(1H br), 8.11(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3300, 2930, 1640, 1590, 1540, 1452, 1320, 1260, 12
10
アミド)メチル]−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボン酸1.21g(3.55ミリモル)をクロロホルム60mlに溶か
し、2−アミノメチル−1−エチルピロリジン0.50g
(3.90ミリモル)、WSCI・HCl 1.00g(5.22ミリモル)、ピリジン
1.0mlを加え、室温で2時間攪拌した。反応液を減圧濃
縮し、残渣に水を加え、クロロホルムで抽出した。乾燥
濾過後、溶媒を留去し、クロロホルム:n−ヘキサンで
再結晶し、無色プリズム結晶0.80g(1.77ミリモル)を得た
(収率50%)。 融点: 158〜160 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.96-1.15(5H m), 1.39-2.00(11H m), 2.00-2.27(3H
m), 2.49-2.60(1H m),2.69-2.85(1H m), 3.01-3.19(2H
m), 3.30(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz),3.46-3.57(1H m), 3.9
0(3H s), 4.38(2H s), 6.06-6.30(1H br), 6.30(1H s),
7.70-7.73(1H br), 8.11(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3300, 2930, 1640, 1590, 1540, 1452, 1320, 1260, 12
10
【0236】実施例69 N−[(1−メチル−2−ピロリジニル)エチル]−4
−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0237】
【化81】
【0238】製法 4−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g
(2.85ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、トリエチル
アミン 1.1ml(7.89ミリモル)、2−(2−アミノエチル)
−1−メチルピロリジン0.40g(3.12ミリモル)、WSCI・HC
l 1.50g(7.82ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反
応液を水で洗い、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(100g,酢酸エチル)で精製し、エタノール:n−ヘキ
サンで再結晶し、無色プリズム結晶0.40g(0.87ミリモル)
を得た(収率30%)。 融点: 165.1〜166.5 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.04-1.14(m 2H), 1.36-1.77(m 9H), 1.85-2.02(m 5H),
2.16-2.29(m 2H),2.32(s 3H), 3.03-3.10(m 1H), 3.19
-3.26(m 1H),3.33(dd 2H J=5.9Hz,6.6Hz), 3.47(dd 1H
J=5.9Hz,13.2Hz), 3.90(s 3H),3.94(s 3H), 3.96(s 3
H), 6.53(s 1H), 6.96(br 1H), 7.76(br 1H),7.95(br 1
H) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3300, 2932, 1638, 1564, 1542, 1519, 1442, 1280, 12
14, 1026 質量分析スペクトル FAB M/e 462, 306, 284
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g
(2.85ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、トリエチル
アミン 1.1ml(7.89ミリモル)、2−(2−アミノエチル)
−1−メチルピロリジン0.40g(3.12ミリモル)、WSCI・HC
l 1.50g(7.82ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反
応液を水で洗い、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(100g,酢酸エチル)で精製し、エタノール:n−ヘキ
サンで再結晶し、無色プリズム結晶0.40g(0.87ミリモル)
を得た(収率30%)。 融点: 165.1〜166.5 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.04-1.14(m 2H), 1.36-1.77(m 9H), 1.85-2.02(m 5H),
2.16-2.29(m 2H),2.32(s 3H), 3.03-3.10(m 1H), 3.19
-3.26(m 1H),3.33(dd 2H J=5.9Hz,6.6Hz), 3.47(dd 1H
J=5.9Hz,13.2Hz), 3.90(s 3H),3.94(s 3H), 3.96(s 3
H), 6.53(s 1H), 6.96(br 1H), 7.76(br 1H),7.95(br 1
H) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3300, 2932, 1638, 1564, 1542, 1519, 1442, 1280, 12
14, 1026 質量分析スペクトル FAB M/e 462, 306, 284
【0239】実施例70 N−[3−(1−モルホリノ)プロピル]−4−[(ピ
リジン−2−カルボキサミド)メチル]−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド
リジン−2−カルボキサミド)メチル]−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド
【0240】
【化82】
【0241】製法 4−[(ピリジン−2−カルボキサミド)メチル]−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.81ミリ
モル)をピリジン50mlに溶かし、1−(3−アミノプロピ
ル)モルホリン0.55g(3.81ミリモル)、WSCI・HCl 1.10g
(5.74ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減
圧下濃縮し残渣に水を加え、クロロホルムで抽出した。
クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結晶
0.95g(2.45ミリモル)を得た(収率64%)。 融点: 150〜153 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.92-1.18(2H m), 1.35-1.74(5H m), 1.75-2.10(5H m),
2.32-2.54(6H m),3.21-3.40(4H m), 3.55-3.74(4H m),
6.67-6.81(1H br), 7.39-7.45(1H m),7.80-7.89(1H
m), 8.09-8.23(1H br), 8.20(1H d J=7.9Hz),8.55(1H d
J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3328, 2934, 1649, 1699, 1539, 1119
ans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.81ミリ
モル)をピリジン50mlに溶かし、1−(3−アミノプロピ
ル)モルホリン0.55g(3.81ミリモル)、WSCI・HCl 1.10g
(5.74ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減
圧下濃縮し残渣に水を加え、クロロホルムで抽出した。
クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結晶
0.95g(2.45ミリモル)を得た(収率64%)。 融点: 150〜153 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.92-1.18(2H m), 1.35-1.74(5H m), 1.75-2.10(5H m),
2.32-2.54(6H m),3.21-3.40(4H m), 3.55-3.74(4H m),
6.67-6.81(1H br), 7.39-7.45(1H m),7.80-7.89(1H
m), 8.09-8.23(1H br), 8.20(1H d J=7.9Hz),8.55(1H d
J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3328, 2934, 1649, 1699, 1539, 1119
【0242】実施例71 N−[2−(1−モルホリノ)エチル]−4−[(2,
4,5−トリメトキシベンズアミド)メチル]−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
4,5−トリメトキシベンズアミド)メチル]−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0243】
【化83】
【0244】製法 4−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g
(2.85ミリモル)をクロロホルム50mlに溶かし、1−(2−
アミノエチル)モルホリン0.37g(2.84ミリモル)、WSCI・
HCl 0.8 g(4.17ミリモル)を加え、室温で2日間攪拌した。
反応液を水、3%炭酸水素ナトリウム水で洗い、乾燥濾
過後、溶媒を留去した。シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(100 g,クロロホルム:メタノール=50:1)
で精製し、クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、無
色プリズム結晶0.90g(1.94ミリモル)を得た(収率68
%)。 融点: 179〜180 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.99-1.20(2H m), 1.37-1.64(3H m), 1.91-2.12(5H m),
3.24-3.42(4H m),3.70(4H t J=4.6Hz), 3.94(3H s),
3.96(3H s), 3.98(3H s),5.94-6.10(1H br), 6.53(1H
s), 7.76(1H s), 7.85-8.02(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3190, 2930, 1850, 1636, 1604, 1540, 1510, 1445, 14
00, 1340, 1280,1208, 1120, 1024, 866
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g
(2.85ミリモル)をクロロホルム50mlに溶かし、1−(2−
アミノエチル)モルホリン0.37g(2.84ミリモル)、WSCI・
HCl 0.8 g(4.17ミリモル)を加え、室温で2日間攪拌した。
反応液を水、3%炭酸水素ナトリウム水で洗い、乾燥濾
過後、溶媒を留去した。シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(100 g,クロロホルム:メタノール=50:1)
で精製し、クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、無
色プリズム結晶0.90g(1.94ミリモル)を得た(収率68
%)。 融点: 179〜180 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.99-1.20(2H m), 1.37-1.64(3H m), 1.91-2.12(5H m),
3.24-3.42(4H m),3.70(4H t J=4.6Hz), 3.94(3H s),
3.96(3H s), 3.98(3H s),5.94-6.10(1H br), 6.53(1H
s), 7.76(1H s), 7.85-8.02(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3190, 2930, 1850, 1636, 1604, 1540, 1510, 1445, 14
00, 1340, 1280,1208, 1120, 1024, 866
【0245】実施例72 N−[2−(4−フェニルピペラジノ)エチル]−4−
[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチル]
−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチル]
−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0246】
【化84】
【0247】製法 N−[2−(4−フェニルピペラジノ)エチル]−4−
(アミノメチル)−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド二塩酸塩0.65g(1.56ミリモル)をピリジン40ml
に溶かし、2,4,5−トリメトキシ安息香酸0.36g
(1.70ミリモル)、WSCI・HCl 0.90g(4.69ミリモル)を加え、室
温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水
を加え塩化メチレンで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留
去し、エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、無色結
晶0.50g(0.93ミリモル)を得た(収率60%)。 融点: 183〜186 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.01-2.31(16H m), 2.51-2.67(3H m), 3.14(2H d J=10.
6Hz),3.34(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.44(2H dd J=5.3H
z,5.9Hz), 3.91(3H s),3.94(3H s), 3.96(3H s), 6.53
(1H s), 6.56(1H br), 7.19-7.35(5H m),7.76(1H s),
7.95(1H t J=5.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3309, 2931, 2856, 1639, 1609, 1556, 1520, 1468, 14
51, 1440, 1404,1343, 1283, 1215, 1088, 1029
(アミノメチル)−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド二塩酸塩0.65g(1.56ミリモル)をピリジン40ml
に溶かし、2,4,5−トリメトキシ安息香酸0.36g
(1.70ミリモル)、WSCI・HCl 0.90g(4.69ミリモル)を加え、室
温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水
を加え塩化メチレンで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留
去し、エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、無色結
晶0.50g(0.93ミリモル)を得た(収率60%)。 融点: 183〜186 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.01-2.31(16H m), 2.51-2.67(3H m), 3.14(2H d J=10.
6Hz),3.34(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.44(2H dd J=5.3H
z,5.9Hz), 3.91(3H s),3.94(3H s), 3.96(3H s), 6.53
(1H s), 6.56(1H br), 7.19-7.35(5H m),7.76(1H s),
7.95(1H t J=5.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3309, 2931, 2856, 1639, 1609, 1556, 1520, 1468, 14
51, 1440, 1404,1343, 1283, 1215, 1088, 1029
【0248】実施例73 N−[2−(4−フェニルピペラジノ)エチル]−4−
[(ピリジン−2−カルボキサミド)メチル]−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
[(ピリジン−2−カルボキサミド)メチル]−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0249】
【化85】
【0250】製法 N−[2−(4−フェニルピペラジノ)エチル]−4−
(アミノメチル)−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド二塩酸塩0.65g(1.56ミリモル)をピリジン40ml
に溶かし、ピコリン酸0.23g(1.87ミリモル)、WSCI・HCl
0.90g(4.69ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応
液を減圧下濃縮し、残渣に水を加え塩化メチレンで抽出
した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エーテルで結晶化
し、無色結晶0.45g(1.00ミリモル)を得た(収率64%)。 融点: 182〜185.5 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.03-1.97(12H m), 2.03-2.22(4H m), 2.48-2.58(3H
m),3.05(2H d J=11.2Hz), 3.33-3.42(4H m), 6.30(1H b
r), 7.18-7.34(5H m),7.40-7.45(1H m), 7.82-7.88(1H
m), 8.15(1H br), 8.19(1H d J=7.9Hz),8.55(1H d J=4.
6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3325, 2927, 2849, 1660, 1642, 1530, 1446, 1436
(アミノメチル)−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド二塩酸塩0.65g(1.56ミリモル)をピリジン40ml
に溶かし、ピコリン酸0.23g(1.87ミリモル)、WSCI・HCl
0.90g(4.69ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応
液を減圧下濃縮し、残渣に水を加え塩化メチレンで抽出
した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エーテルで結晶化
し、無色結晶0.45g(1.00ミリモル)を得た(収率64%)。 融点: 182〜185.5 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.03-1.97(12H m), 2.03-2.22(4H m), 2.48-2.58(3H
m),3.05(2H d J=11.2Hz), 3.33-3.42(4H m), 6.30(1H b
r), 7.18-7.34(5H m),7.40-7.45(1H m), 7.82-7.88(1H
m), 8.15(1H br), 8.19(1H d J=7.9Hz),8.55(1H d J=4.
6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3325, 2927, 2849, 1660, 1642, 1530, 1446, 1436
【0251】実施例74 N−[2−(4−フェニルピペラジノ)エチル]−4−
[(ピリジン−4−カルボキサミド)メチル]−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
[(ピリジン−4−カルボキサミド)メチル]−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0252】
【化86】
【0253】製法 イソニコチン酸0.23g(1.87ミリモル)をテトラヒドロフラ
ン15mlに懸濁し、N−メチルモルホリン0.20ml(1.87ミリ
モル)を加え、さらに、氷冷下でクロロ炭酸イソブチル0.
24ml(1.87ミリモル)を滴下し、さらに、N−[2−(4−
フェニルピペラジノ)エチル]−4−(アミノメチル)
−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド0.65g
(1.56ミリモル)、N−メチルモルホリン0.34ml(3.12ミリモ
ル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃
縮し、水を加え、酢酸エチルで抽出し、水層は20%水酸
化ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。抽
出液をあわせ、乾燥濾過後、溶媒を留去し、エーテルで
結晶化し、無色結晶0.54g(1.20ミリモル)を得た(収率76
%)。 融点: 222〜225 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.01-1.99(13H m), 2.02-2.25(3H m), 2.48-2.59(3H
m),3.03(2H d J=11.9Hz), 3.33-3.44(4H m), 6.29(1H b
r), 6.39(1H br),7.19-7.37(5H m), 7.63(2H d J=5.9H
z), 8.75(2H d J=5.9Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3308, 2932, 2850, 1641, 1601, 1545, 1494, 1448, 14
09, 1314, 1207
ン15mlに懸濁し、N−メチルモルホリン0.20ml(1.87ミリ
モル)を加え、さらに、氷冷下でクロロ炭酸イソブチル0.
24ml(1.87ミリモル)を滴下し、さらに、N−[2−(4−
フェニルピペラジノ)エチル]−4−(アミノメチル)
−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド0.65g
(1.56ミリモル)、N−メチルモルホリン0.34ml(3.12ミリモ
ル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃
縮し、水を加え、酢酸エチルで抽出し、水層は20%水酸
化ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。抽
出液をあわせ、乾燥濾過後、溶媒を留去し、エーテルで
結晶化し、無色結晶0.54g(1.20ミリモル)を得た(収率76
%)。 融点: 222〜225 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.01-1.99(13H m), 2.02-2.25(3H m), 2.48-2.59(3H
m),3.03(2H d J=11.9Hz), 3.33-3.44(4H m), 6.29(1H b
r), 6.39(1H br),7.19-7.37(5H m), 7.63(2H d J=5.9H
z), 8.75(2H d J=5.9Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3308, 2932, 2850, 1641, 1601, 1545, 1494, 1448, 14
09, 1314, 1207
【0254】実施例75 N−[3−(4−フェニルピペラジノ)プロピル]−4
−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0255】
【化87】
【0256】製法 4−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g
(2.85ミリモル)をピリジン 100mlに溶かし、1−(3−ア
ミノプロピル)−4−フェニルピペリジン0.80g(2.75
ミリモル)、WSCI・HCl 3.00g(15.65ミリモル) を加え、室温で
3日間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加
え塩化メチレンで抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去し
た。エタノール:n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結
晶1.03g(1.87ミリモル)を得た(収率68%)。 融点: 164.7〜166.1 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.01-1.16(2H m), 1.24-2.12(16H m), 2.52(2H dd J=6.
6Hz,5.9Hz),3.11(2H br d J=11.9Hz), 3.32-3.40(4H
m), 3.90(3H s), 3.91(3H s),3.94(3H s), 3.95(1H b
r), 6.51(1H s), 7.13-7.34(6H m), 7.76(1H s),7.93(1
H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3322, 2935, 1644, 1634, 1608, 1552, 1518, 1464, 14
43, 1402, 1282,1264, 1217, 1038 質量分析スペクトル FAB M/e 552, 538, 391, 352, 327
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g
(2.85ミリモル)をピリジン 100mlに溶かし、1−(3−ア
ミノプロピル)−4−フェニルピペリジン0.80g(2.75
ミリモル)、WSCI・HCl 3.00g(15.65ミリモル) を加え、室温で
3日間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加
え塩化メチレンで抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去し
た。エタノール:n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結
晶1.03g(1.87ミリモル)を得た(収率68%)。 融点: 164.7〜166.1 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.01-1.16(2H m), 1.24-2.12(16H m), 2.52(2H dd J=6.
6Hz,5.9Hz),3.11(2H br d J=11.9Hz), 3.32-3.40(4H
m), 3.90(3H s), 3.91(3H s),3.94(3H s), 3.95(1H b
r), 6.51(1H s), 7.13-7.34(6H m), 7.76(1H s),7.93(1
H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3322, 2935, 1644, 1634, 1608, 1552, 1518, 1464, 14
43, 1402, 1282,1264, 1217, 1038 質量分析スペクトル FAB M/e 552, 538, 391, 352, 327
【0257】実施例76 N−[3−(4−フェニルピペラジノ)プロピル]−4
−[(ピリジン−2−カルボキサミド)メチル]−tran
s −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
−[(ピリジン−2−カルボキサミド)メチル]−tran
s −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0258】
【化88】
【0259】製法 4−[(tert−ブトキシカルボニルアミノ)メチル]−
N−[3−(4−フェニルピペラジノ)プロピル]−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド0.84g(1.
84ミリモル)をエタノール50mlに溶かし、4N塩酸ジオキサ
ン溶液50mlを加え、室温で3日間攪拌した。反応液を減
圧下濃縮し、残渣をピリジン 150mlに溶かし、ピコリン
酸0.30g(2.44ミリモル)、WSCI・HCl 1.00g(5.22ミリモル)を
加え、室温で2日間攪拌した。反応液を再び減圧濃縮
後、水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒
を留去した。エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、
無色針状結晶0.24g(0.52ミリモル)を得た(収率28%)。 融点: 158.6〜160.9 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.02-1.17(2H m), 1.43-2.12(17H m), 2.51(2H t J=5.9
Hz), 2.55(1H m),3.10(2H br d J=11.9Hz), 3.30-3.42
(4H m), 7.14-7.36(5H m),7.41-7.47(1H m), 7.86(1H d
t J=1.3Hz,7.9Hz), 8.14(1H br),8.21(1H d J=7.9Hz),
8.55(1H d J=4.6Hz) 質量分析スペクトル FAB M/e 463, 358, 327, 302, 273, 245
N−[3−(4−フェニルピペラジノ)プロピル]−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド0.84g(1.
84ミリモル)をエタノール50mlに溶かし、4N塩酸ジオキサ
ン溶液50mlを加え、室温で3日間攪拌した。反応液を減
圧下濃縮し、残渣をピリジン 150mlに溶かし、ピコリン
酸0.30g(2.44ミリモル)、WSCI・HCl 1.00g(5.22ミリモル)を
加え、室温で2日間攪拌した。反応液を再び減圧濃縮
後、水を加えクロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒
を留去した。エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、
無色針状結晶0.24g(0.52ミリモル)を得た(収率28%)。 融点: 158.6〜160.9 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.02-1.17(2H m), 1.43-2.12(17H m), 2.51(2H t J=5.9
Hz), 2.55(1H m),3.10(2H br d J=11.9Hz), 3.30-3.42
(4H m), 7.14-7.36(5H m),7.41-7.47(1H m), 7.86(1H d
t J=1.3Hz,7.9Hz), 8.14(1H br),8.21(1H d J=7.9Hz),
8.55(1H d J=4.6Hz) 質量分析スペクトル FAB M/e 463, 358, 327, 302, 273, 245
【0260】実施例77 N−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−4−[(2,
4,5−トリメトキシベンズアミド)メチル]−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
4,5−トリメトキシベンズアミド)メチル]−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0261】
【化89】
【0262】製法 4−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g
(4.27ミリモル)を、クロロホルム40mlに溶かし、N,N−
ジエチルエチレンジアミン0.50g(4.30ミリモル)、WSCI・
HCl 1.06g(5.53ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。
反応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。シリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(100g,クロロホル
ム:メタノール=20:1)で精製し、クロロホルム:n
−ヘキサンで再結晶し、無色プリズム結晶1.05g(2.34
ミリモル)を得た(収率55%)。 融点: 149〜151 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.92-1.20(8H m), 1.33-2.18(8H m), 2.48-3.66(6H m),
3.28-3.36(4H m),3.90(3H s), 3.93(3H s), 3.96(3H
s), 6.32-6.51(1H br), 6.53(1H s),7.76(1H s), 7.86-
8.03(1H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3250, 2820, 1638, 1602, 1560, 1510, 1450, 1278, 12
16
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g
(4.27ミリモル)を、クロロホルム40mlに溶かし、N,N−
ジエチルエチレンジアミン0.50g(4.30ミリモル)、WSCI・
HCl 1.06g(5.53ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。
反応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。シリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(100g,クロロホル
ム:メタノール=20:1)で精製し、クロロホルム:n
−ヘキサンで再結晶し、無色プリズム結晶1.05g(2.34
ミリモル)を得た(収率55%)。 融点: 149〜151 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.92-1.20(8H m), 1.33-2.18(8H m), 2.48-3.66(6H m),
3.28-3.36(4H m),3.90(3H s), 3.93(3H s), 3.96(3H
s), 6.32-6.51(1H br), 6.53(1H s),7.76(1H s), 7.86-
8.03(1H m) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3250, 2820, 1638, 1602, 1560, 1510, 1450, 1278, 12
16
【0263】実施例78 4−[(3,4−ジメトキシベンズアミド)メチル]−
N−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド
N−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド
【0264】
【化90】
【0265】製法 4−[(3,4−トリメトキシベンズアミド)メチル]
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.
11ミリモル)を、クロロホルム50mlに溶かし、N,N−ジエ
チルエチレンジアミン0.36g(3.10ミリモル)、WSCI・HCl
0.78g(4.07ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応
液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホ
ルム:エーテルで再結晶し、無色プリズム結晶0.98g
(2.34ミリモル)を得た(収率75%)。 融点: 169〜171 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.95-1.16(8H m), 1.38-1.72(3H m), 1.765-2.14(5H
m), 2.47-2.58(6H m),3.23-3.34(4H m), 3.92(3H s),
3.93(3H s), 6.16-6.23(2H br),6.85(1H d J=8.6Hz),
7.24-7.28(1H m), 7.43(1H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3270, 2920, 1630, 1600, 1580, 1540, 1500, 1440, 13
06, 1264, 1224,1200, 1176, 1126, 1018
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(3.
11ミリモル)を、クロロホルム50mlに溶かし、N,N−ジエ
チルエチレンジアミン0.36g(3.10ミリモル)、WSCI・HCl
0.78g(4.07ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応
液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホ
ルム:エーテルで再結晶し、無色プリズム結晶0.98g
(2.34ミリモル)を得た(収率75%)。 融点: 169〜171 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.95-1.16(8H m), 1.38-1.72(3H m), 1.765-2.14(5H
m), 2.47-2.58(6H m),3.23-3.34(4H m), 3.92(3H s),
3.93(3H s), 6.16-6.23(2H br),6.85(1H d J=8.6Hz),
7.24-7.28(1H m), 7.43(1H d J=2.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3270, 2920, 1630, 1600, 1580, 1540, 1500, 1440, 13
06, 1264, 1224,1200, 1176, 1126, 1018
【0266】実施例79 4−[(2,4−ジメトキシベンズアミド)メチル]−
N−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド
N−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド
【0267】
【化91】
【0268】製法 4−[(2,4−トリメトキシベンズアミド)メチル]
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g(4.
67ミリモル)をクロロホルム70mlに溶かし、N,N−ジエチ
ルエチレンジアミン0.54g(4.65ミリモル)、WSCI・HCl 1.
16g(6.05ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液
を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホル
ム:n−ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶1.67
g(3.98ミリモル)を得た(収率85%)。 融点: 117〜120 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.83-1.34(8H m), 1.36-1.81(4H m), 1.82-2.14(4H m),
2.15-2.41(2H m),2.44-2.59(4H m), 3.21-3.38(4H m),
3.85(3H s), 3.94(3H s),6.09-6.24(1H br), 6.49(1H
d J=2.6Hz), 6.60(1H dd J=2.0Hz,8.6Hz),7.73-7.88(1H
br), 8.18(1H d J=9.2Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3270, 2900, 1620, 1530, 1492, 1440, 1302, 1270, 12
00, 1160, 1110,1022
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g(4.
67ミリモル)をクロロホルム70mlに溶かし、N,N−ジエチ
ルエチレンジアミン0.54g(4.65ミリモル)、WSCI・HCl 1.
16g(6.05ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液
を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロホル
ム:n−ヘキサンより再結晶し、無色プリズム結晶1.67
g(3.98ミリモル)を得た(収率85%)。 融点: 117〜120 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.83-1.34(8H m), 1.36-1.81(4H m), 1.82-2.14(4H m),
2.15-2.41(2H m),2.44-2.59(4H m), 3.21-3.38(4H m),
3.85(3H s), 3.94(3H s),6.09-6.24(1H br), 6.49(1H
d J=2.6Hz), 6.60(1H dd J=2.0Hz,8.6Hz),7.73-7.88(1H
br), 8.18(1H d J=9.2Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3270, 2900, 1620, 1530, 1492, 1440, 1302, 1270, 12
00, 1160, 1110,1022
【0269】実施例80 N−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−4−[(3,
4,5−トリメトキシベンズアミド)メチル]−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
4,5−トリメトキシベンズアミド)メチル]−trans
−シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0270】
【化92】
【0271】製法 4−[(3,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g
(4.27ミリモル)をクロロホルム70mlに溶かし、N,N−ジ
エチルエチレンジアミン0.48g(4.13ミリモル)、WSCI・HC
l 1.18g(6.16ミリモル)、ピリジン 1.0mlを加え、室温で一
昼夜攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を
留去した。クロロホルム:エーテルで再結晶し、無色プ
リズム結晶1.52g(3.38ミリモル)を得た(収率82%)。 融点: 181〜182 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.95-1.18(8H m), 1.35-2.15(8H m), 2.44-2.64(6H m),
3.20-3.40(4H m),3.88(3H s), 3.91(6H s), 6.12-6.31
(2H m), 7.00(2H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3270, 2910, 1636, 1580, 1540, 1450, 1410, 1350, 13
36, 1232, 1124
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g
(4.27ミリモル)をクロロホルム70mlに溶かし、N,N−ジ
エチルエチレンジアミン0.48g(4.13ミリモル)、WSCI・HC
l 1.18g(6.16ミリモル)、ピリジン 1.0mlを加え、室温で一
昼夜攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を
留去した。クロロホルム:エーテルで再結晶し、無色プ
リズム結晶1.52g(3.38ミリモル)を得た(収率82%)。 融点: 181〜182 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.95-1.18(8H m), 1.35-2.15(8H m), 2.44-2.64(6H m),
3.20-3.40(4H m),3.88(3H s), 3.91(6H s), 6.12-6.31
(2H m), 7.00(2H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3270, 2910, 1636, 1580, 1540, 1450, 1410, 1350, 13
36, 1232, 1124
【0272】実施例81 4−[(4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンズ
アミド)メチル]−N−[2−(ジエチルアミノ)エチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
アミド)メチル]−N−[2−(ジエチルアミノ)エチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0273】
【化93】
【0274】製法 4−[(4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンズ
アミド)メチル]−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボン酸1.20g(3.58ミリモル)をクロロホルム50mlに溶か
し、N,N−ジエチルエチレンジアミン0.42g(3.58ミリ
モル)、トリエチルアミン 1.0ml(7.17ミリモル)、WSCI・HC
l 1.03g(5.38ミリモル)を加え、室温で6時間攪拌した。反
応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロ
ホルム:n−ヘキサンで再結晶し、無色プリズム結晶1.
21g(2.76ミリモル)を得た(収率77%)。 融点: 144〜146 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.95-1.13(2H m), 1.00(6H t J=7.3Hz), 1.38-1.64(3H
m),1.86-2.10(5H m), 2.47-2.55(6H m), 3.30-3.32(4H
m), 4.37(3H s),4.37(2H s), 6.15(1H br), 6.30(1H
s), 7.72(1H br), 8.11(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3300, 2940, 1624, 1598, 1474, 1460, 1322, 1234, 12
08
アミド)メチル]−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボン酸1.20g(3.58ミリモル)をクロロホルム50mlに溶か
し、N,N−ジエチルエチレンジアミン0.42g(3.58ミリ
モル)、トリエチルアミン 1.0ml(7.17ミリモル)、WSCI・HC
l 1.03g(5.38ミリモル)を加え、室温で6時間攪拌した。反
応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。クロロ
ホルム:n−ヘキサンで再結晶し、無色プリズム結晶1.
21g(2.76ミリモル)を得た(収率77%)。 融点: 144〜146 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.95-1.13(2H m), 1.00(6H t J=7.3Hz), 1.38-1.64(3H
m),1.86-2.10(5H m), 2.47-2.55(6H m), 3.30-3.32(4H
m), 4.37(3H s),4.37(2H s), 6.15(1H br), 6.30(1H
s), 7.72(1H br), 8.11(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3300, 2940, 1624, 1598, 1474, 1460, 1322, 1234, 12
08
【0275】実施例82 N−[(2−メチルピペリジン−1−イル)プロピル]
−4−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メ
チル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
−4−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メ
チル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0276】
【化94】
【0277】製法 4−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.44g
(4.10ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、N−(3−アミ
ノプロピル)−2−メチルピペリジン0.75g(4.80ミリモ
ル)、WSCI・HCl2.50g(13.04ミリモル) を加え、室温で5日
間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加え、
クロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、
エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、淡褐色プリズ
ム結晶1.38g(2.82ミリモル)を得た(収率69%)。 融点: 144〜146 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.04-1.13(5H m), 1.25(1H m), 1.35-1.53(5H m), 1.65
-1.76(6H m),1.86-2.02(6H m), 2.37(1H m), 2.93(2H
m), 3.24(1H m),3.34(2H t J=6.3Hz), 3.42(1H m), 3.9
0(3H s), 3.94(3H s), 3.96(3H s),6.53(1H s), 7.37(1
H br), 7.76(1H s), 7.93(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3308, 3090, 2927, 2854, 2790, 1937, 1608, 1560, 15
19, 1462, 1404,1342, 1278, 1217, 1208, 1185, 1047,
1025 質量分析スペクトル FAB M/e 490, 474, 460, 391, 377, 361, 312
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.44g
(4.10ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、N−(3−アミ
ノプロピル)−2−メチルピペリジン0.75g(4.80ミリモ
ル)、WSCI・HCl2.50g(13.04ミリモル) を加え、室温で5日
間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加え、
クロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、
エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、淡褐色プリズ
ム結晶1.38g(2.82ミリモル)を得た(収率69%)。 融点: 144〜146 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.04-1.13(5H m), 1.25(1H m), 1.35-1.53(5H m), 1.65
-1.76(6H m),1.86-2.02(6H m), 2.37(1H m), 2.93(2H
m), 3.24(1H m),3.34(2H t J=6.3Hz), 3.42(1H m), 3.9
0(3H s), 3.94(3H s), 3.96(3H s),6.53(1H s), 7.37(1
H br), 7.76(1H s), 7.93(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3308, 3090, 2927, 2854, 2790, 1937, 1608, 1560, 15
19, 1462, 1404,1342, 1278, 1217, 1208, 1185, 1047,
1025 質量分析スペクトル FAB M/e 490, 474, 460, 391, 377, 361, 312
【0278】実施例83 2,4,5−トリメトキシ−N−[trans −[4−(4
−メチルピペラジン−1−カルボニル)シクロヘキサン
−1−イル]メチル]ベンザミド
−メチルピペラジン−1−カルボニル)シクロヘキサン
−1−イル]メチル]ベンザミド
【0279】
【化95】
【0280】製法 4−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g
(4.27ミリモル)をクロロホルム50mlに溶かし、N−メチル
ピペラジン0.43g(4.29ミリモル)、WSCI・HCl 0.98g(5.1
1ミリモル)を加え、室温で6時間攪拌した。反応液を水で洗
い、クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、無色プリ
ズム結晶1.33g(3.07ミリモル)を得た(収率72%)。 融点: 77 〜 80 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.00-1.18(2H m), 1.51-1.61(3H m), 1.78-1.94(5H m),
2.31(3H s),2.39-2.48(4H m), 3.34(2H dd J=5.9Hz,6.
6Hz), 3.47-3.52(2H m),3.58-3.85(2H m), 3.90(3H s),
3.94(3H s), 3.96(3H s), 6.53(1H s),7.76(1H s), 7.
93(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3360, 2920, 1630, 1600, 1500, 1440, 1280, 1250, 12
05, 1170, 1136,1020
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g
(4.27ミリモル)をクロロホルム50mlに溶かし、N−メチル
ピペラジン0.43g(4.29ミリモル)、WSCI・HCl 0.98g(5.1
1ミリモル)を加え、室温で6時間攪拌した。反応液を水で洗
い、クロロホルム:n−ヘキサンで再結晶し、無色プリ
ズム結晶1.33g(3.07ミリモル)を得た(収率72%)。 融点: 77 〜 80 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.00-1.18(2H m), 1.51-1.61(3H m), 1.78-1.94(5H m),
2.31(3H s),2.39-2.48(4H m), 3.34(2H dd J=5.9Hz,6.
6Hz), 3.47-3.52(2H m),3.58-3.85(2H m), 3.90(3H s),
3.94(3H s), 3.96(3H s), 6.53(1H s),7.76(1H s), 7.
93(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3360, 2920, 1630, 1600, 1500, 1440, 1280, 1250, 12
05, 1170, 1136,1020
【0281】実施例84 2,4,5−トリメトキシ−N−[trans −[4−(4
−フェニルピペラジン−1−カルボニル)シクロヘキサ
ン−1−イル]メチル]ベンザミド
−フェニルピペラジン−1−カルボニル)シクロヘキサ
ン−1−イル]メチル]ベンザミド
【0282】
【化96】
【0283】製法 N−[trans −[4−(4−フェニルピペラジン)カル
ボニル]シクロヘキサン1.50g(4.01ミリモル)を塩化メチ
レン50mlに溶かし、2,4,5−トリメトキシ安息香酸
0.85g(4.01ミリモル)、トリエチルアミン 3.0ml(21.52ミリ
モル)、WSCI・HCl 1.15g(6.00ミリモル)を加え、室温で2日
間攪拌した。反応液を水、5%炭酸水素ナトリウム水で
洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(100g,酢酸エチル:n−ヘキサン
=2:1)で精製し、エタノール:n−ヘキサンで再結
晶し、無色針状結晶0.37g(7.47ミリモル)を得た(収率19
%)。 融点: 156.6〜157.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.07-1.13(2H m), 1.55-1.68(3H m), 1.80-1.97(4H m),
2.49(1H m),3.17(4H m), 3.35(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz),
3.66(2H m), 3.78(2H m),3.90(3H s), 3.93(3H s), 3.
96(3H s), 6.53(1H s), 6.91-6.94(3H m),7.26-7.31(2H
m), 7.76(1H s), 7.93(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3588, 3476, 3384, 2917, 2848, 2812, 1634, 1599, 15
40, 1509, 1441,1276, 1255 1228 1216 1013 質量分析スペクトル FAB M/e 496, 270
ボニル]シクロヘキサン1.50g(4.01ミリモル)を塩化メチ
レン50mlに溶かし、2,4,5−トリメトキシ安息香酸
0.85g(4.01ミリモル)、トリエチルアミン 3.0ml(21.52ミリ
モル)、WSCI・HCl 1.15g(6.00ミリモル)を加え、室温で2日
間攪拌した。反応液を水、5%炭酸水素ナトリウム水で
洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(100g,酢酸エチル:n−ヘキサン
=2:1)で精製し、エタノール:n−ヘキサンで再結
晶し、無色針状結晶0.37g(7.47ミリモル)を得た(収率19
%)。 融点: 156.6〜157.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.07-1.13(2H m), 1.55-1.68(3H m), 1.80-1.97(4H m),
2.49(1H m),3.17(4H m), 3.35(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz),
3.66(2H m), 3.78(2H m),3.90(3H s), 3.93(3H s), 3.
96(3H s), 6.53(1H s), 6.91-6.94(3H m),7.26-7.31(2H
m), 7.76(1H s), 7.93(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3588, 3476, 3384, 2917, 2848, 2812, 1634, 1599, 15
40, 1509, 1441,1276, 1255 1228 1216 1013 質量分析スペクトル FAB M/e 496, 270
【0284】実施例85 4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシ−N−[trans
−[4−(4−フェニルピペラジン−1−カルボニル)
シクロヘキサン−1−イル]メチル]ベンザミド
−[4−(4−フェニルピペラジン−1−カルボニル)
シクロヘキサン−1−イル]メチル]ベンザミド
【0285】
【化97】
【0286】製法 N−[trans −[4−(4−フェニルピペラジン)カル
ボニル]シクロヘキサン2.51g(6.70ミリモル)をピリジン
200ml、水2mlに溶かし、4−アミノ−5−クロロ−2
−メトキシ安息香酸1.30g(6.45ミリモル)、WSCI・HCl 1.
60g(8.35ミリモル)を加え、室温で3日間攪拌した。反応液
を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで抽出した。エ
タノール:n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結晶0.52
g(1.07ミリモル)を得た(収率17%)。 融点: 204.9〜205.3 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.01-1.16(2H m), 1.54-1.68(3H m), 1.80-1.93(4H m),
2.43-2.54(1H m),3.16(4H m), 3.32(2H dd J=5.9Hz,6.
6Hz), 3.65(2H m), 3.71(2H m),3.91(3H s), 4.38(2H
s), 6.30(1H s), 6.88-6.94(3H m), 7.26-7.31(2H m),
7.70(1H br), 8.12(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3472, 3410, 3310, 3202, 2928, 2848, 1635, 1595, 15
40, 1500, 1447,1416, 1311, 1263, 1249, 1231, 1211,
1176, 1151, 992 質量分析スペクトル FAB M/e 485, 277
ボニル]シクロヘキサン2.51g(6.70ミリモル)をピリジン
200ml、水2mlに溶かし、4−アミノ−5−クロロ−2
−メトキシ安息香酸1.30g(6.45ミリモル)、WSCI・HCl 1.
60g(8.35ミリモル)を加え、室温で3日間攪拌した。反応液
を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで抽出した。エ
タノール:n−ヘキサンで再結晶し、無色針状結晶0.52
g(1.07ミリモル)を得た(収率17%)。 融点: 204.9〜205.3 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.01-1.16(2H m), 1.54-1.68(3H m), 1.80-1.93(4H m),
2.43-2.54(1H m),3.16(4H m), 3.32(2H dd J=5.9Hz,6.
6Hz), 3.65(2H m), 3.71(2H m),3.91(3H s), 4.38(2H
s), 6.30(1H s), 6.88-6.94(3H m), 7.26-7.31(2H m),
7.70(1H br), 8.12(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3472, 3410, 3310, 3202, 2928, 2848, 1635, 1595, 15
40, 1500, 1447,1416, 1311, 1263, 1249, 1231, 1211,
1176, 1151, 992 質量分析スペクトル FAB M/e 485, 277
【0287】実施例86 2,4,5−トリメトキシ−N−[trans −[4−[4
−(2−ピリジル)ピペラジン−1−カルボニル)シク
ロヘキサン−1−イル]メチル]ベンザミド
−(2−ピリジル)ピペラジン−1−カルボニル)シク
ロヘキサン−1−イル]メチル]ベンザミド
【0288】
【化98】
【0289】製法 2,4,5−トリメトキシ安息香酸0.90g(4.24ミリモ
ル)、トリエチルアミン0.62ml(4.45ミリモル)をテトラヒ
ドロフラン 100mlに溶かし、氷冷下、クロロ炭酸イソブ
チル0.56ml(4.32ミリモル)をゆっくり加え、さらに氷冷下
で、1−[4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボ
ニル]−4−(2−ピリジル)ピペラジン三塩酸塩1.66
g(4.03ミリモル)を塩化メチレン 100ml、トリエチルアミ
ン 1.8mlに懸濁したものを滴下した。反応液を減圧濃縮
し、水を加え塩化メチレンで抽出した。乾燥濾過後、溶
媒を留去し、エタノール:n−ヘキサンで再結晶し、無
色針状結晶1.64g(3.30ミリモル)を得た(収率82%)。 融点: 205.2〜205.9 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.08-1.14(2H m), 1.59-1.69(3H M), 1.81-1.96(4H m),
2.50(1H m),3.36(2H dd J=6.6Hz,5.9Hz), 3.48(2H m),
3.61(4H m), 3.75(2H m),3.91(3H s), 3.94(3H s), 3.
96(3H s), 6.53(1H s),6.64(1H dd J=2.0Hz,9.2Hz), 6.
67(1H dd J=5.3Hz,7.3Hz),7.51(1H ddd J=2.0Hz,7.3Hz,
9.2Hz), 7.77(1H s), 7.93(1H s),8.21(1H d J=5.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3384, 2926, 2844, 1635, 1603, 1515, 1482, 1458, 14
34, 1282, 1264,1243, 1217, 1208, 1030 質量分析スペクトル FAB M/e 497, 403, 380, 306, 277
ル)、トリエチルアミン0.62ml(4.45ミリモル)をテトラヒ
ドロフラン 100mlに溶かし、氷冷下、クロロ炭酸イソブ
チル0.56ml(4.32ミリモル)をゆっくり加え、さらに氷冷下
で、1−[4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボ
ニル]−4−(2−ピリジル)ピペラジン三塩酸塩1.66
g(4.03ミリモル)を塩化メチレン 100ml、トリエチルアミ
ン 1.8mlに懸濁したものを滴下した。反応液を減圧濃縮
し、水を加え塩化メチレンで抽出した。乾燥濾過後、溶
媒を留去し、エタノール:n−ヘキサンで再結晶し、無
色針状結晶1.64g(3.30ミリモル)を得た(収率82%)。 融点: 205.2〜205.9 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.08-1.14(2H m), 1.59-1.69(3H M), 1.81-1.96(4H m),
2.50(1H m),3.36(2H dd J=6.6Hz,5.9Hz), 3.48(2H m),
3.61(4H m), 3.75(2H m),3.91(3H s), 3.94(3H s), 3.
96(3H s), 6.53(1H s),6.64(1H dd J=2.0Hz,9.2Hz), 6.
67(1H dd J=5.3Hz,7.3Hz),7.51(1H ddd J=2.0Hz,7.3Hz,
9.2Hz), 7.77(1H s), 7.93(1H s),8.21(1H d J=5.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3384, 2926, 2844, 1635, 1603, 1515, 1482, 1458, 14
34, 1282, 1264,1243, 1217, 1208, 1030 質量分析スペクトル FAB M/e 497, 403, 380, 306, 277
【0290】実施例87 2,4,5−トリメトキシ−N−[trans −[4−[4
−(2−ピリミジニル)ピペラジン−1−カルボニル]
シクロヘキサン−1−イル]メチル]ベンザミド
−(2−ピリミジニル)ピペラジン−1−カルボニル]
シクロヘキサン−1−イル]メチル]ベンザミド
【0291】
【化99】
【0292】製法 4−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g
(2.85ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、N−ピリミ
ジニルピペラジン0.70g(4.26ミリモル)、トリエチルアミ
ン 2.0ml(14.35ミリモル)、WSCI・HCl 1.50g(7.82ミリモル)を
加え、室温で3日間攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥
濾過後、溶媒を留去した。エタノール:n−ヘキサンよ
り再結晶し、無色針状結晶0.52g(1.05ミリモル)を得た
(収率37%)。 融点: 176.2〜177.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.08-1.22(2H m), 1.52-1.65(3H m), 1.80-1.97(4H m),
2.45-2.59(1H m),3.36(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.56-
3.59(2H m), 3.68-3.71(2H m),3.80-3.87(4H m), 3.91
(3H s), 3.94(3H s), 3.97(3H s), 6.53(1H s),6.54(1H
t J=4.6Hz), 7.77(1H s), 7.92(1H br), 8.33(2H d J=
4.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3358, 2922, 2858, 1638, 1607, 1589, 1563, 1542, 15
20, 1451, 1278,1265, 1217, 1025 質量分析スペクトル FAB M/e 498
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g
(2.85ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、N−ピリミ
ジニルピペラジン0.70g(4.26ミリモル)、トリエチルアミ
ン 2.0ml(14.35ミリモル)、WSCI・HCl 1.50g(7.82ミリモル)を
加え、室温で3日間攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥
濾過後、溶媒を留去した。エタノール:n−ヘキサンよ
り再結晶し、無色針状結晶0.52g(1.05ミリモル)を得た
(収率37%)。 融点: 176.2〜177.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.08-1.22(2H m), 1.52-1.65(3H m), 1.80-1.97(4H m),
2.45-2.59(1H m),3.36(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.56-
3.59(2H m), 3.68-3.71(2H m),3.80-3.87(4H m), 3.91
(3H s), 3.94(3H s), 3.97(3H s), 6.53(1H s),6.54(1H
t J=4.6Hz), 7.77(1H s), 7.92(1H br), 8.33(2H d J=
4.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3358, 2922, 2858, 1638, 1607, 1589, 1563, 1542, 15
20, 1451, 1278,1265, 1217, 1025 質量分析スペクトル FAB M/e 498
【0293】実施例88 N−[3−(1−アザビシクロ[3.3.0]オクタ−
5−イル)プロピル]−4−[(2,4,5−トリメト
キシベンズアミド)メチル]−trans −シクロヘキサン
−1−カルボキサミド
5−イル)プロピル]−4−[(2,4,5−トリメト
キシベンズアミド)メチル]−trans −シクロヘキサン
−1−カルボキサミド
【0294】
【化100】
【0295】製法 4−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸0.35g
(1.00ミリモル)を塩化メチレン20mlに溶かし、5−(3−
アミノプロピル)−1−アザビシクロ[3.3.0]オ
クタン0.16g(1.04ミリモル)、トリエチルアミン0.5ml(3.
59ミリモル)、WSCI・HCl 0.40g(2.07ミリモル)を加え、室温で
2日間攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒
を留去した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(100
g,クロロホルム:メタノール:トリエチルアミン=1
5:1:0.1 →10:1:0.1)で精製し、無色針状結晶0.1
1g(0.23ミリモル)を得た(収率23%)。 融点: 117.8〜118.9 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.05-1.13(2H m), 1.34-1.48(3H m), 1.63-2.04(15H
m), 2.79-2.67(2H m),3.00-3.06(2H m), 3.30-3.38(4H
m), 3.90(3H s), 3.94(3H s), 3.96(3H s),6.53(1H s),
7.76(1H s), 7.95(1H br), 8.32(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3382, 3346, 2926, 2853, 1643, 1608, 1540, 1516, 14
58, 1268, 1218,1208, 1026 質量分析スペクトル FAB M/e 488, 458, 263
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸0.35g
(1.00ミリモル)を塩化メチレン20mlに溶かし、5−(3−
アミノプロピル)−1−アザビシクロ[3.3.0]オ
クタン0.16g(1.04ミリモル)、トリエチルアミン0.5ml(3.
59ミリモル)、WSCI・HCl 0.40g(2.07ミリモル)を加え、室温で
2日間攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒
を留去した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(100
g,クロロホルム:メタノール:トリエチルアミン=1
5:1:0.1 →10:1:0.1)で精製し、無色針状結晶0.1
1g(0.23ミリモル)を得た(収率23%)。 融点: 117.8〜118.9 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.05-1.13(2H m), 1.34-1.48(3H m), 1.63-2.04(15H
m), 2.79-2.67(2H m),3.00-3.06(2H m), 3.30-3.38(4H
m), 3.90(3H s), 3.94(3H s), 3.96(3H s),6.53(1H s),
7.76(1H s), 7.95(1H br), 8.32(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3382, 3346, 2926, 2853, 1643, 1608, 1540, 1516, 14
58, 1268, 1218,1208, 1026 質量分析スペクトル FAB M/e 488, 458, 263
【0296】実施例89 N−[2−(3−アザビシクロ[3.2.2]ノナ−3
−イル)エチル]−4−[(2,4,5−トリメトキシ
ベンズアミド)メチル]−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
−イル)エチル]−4−[(2,4,5−トリメトキシ
ベンズアミド)メチル]−trans −シクロヘキサン−1
−カルボキサミド
【0297】
【化101】
【0298】製法 4−[(2,4,5−トリメトキシベンズアミド)メチ
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g
(4.27ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、3−(2−
アミノエチル)−3−アザビシクロ[3.2.2]ノナ
ン二塩酸塩1.00g(4.15ミリモル)、トリエチルアミン1.50
ml(10.76ミリモル)、WSCI・HCl 1.50g(7.82ミリモル)を加え、
室温で4日間攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥濾過
後、溶媒を留去した。エタノール:n−ヘキサンより再
結晶し、無色針状結晶1.34g(2.67ミリモル)を得た(収率
64%)。 融点: 161.1〜162.6 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.03-1.17(2H m), 1.39-1.76(11H m), 1.90-2.08(7H
m),2.50(2H t J=5.9Hz), 2.54(2H d J=4.6Hz), 3.27-3.
37(4H m), 3.90(3H s),3.94(3H s), 3.96(3H s), 6.30
(1H br), 6.52(1H s), 7.76(1H s),7.95(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3404, 3266, 2928, 2858, 1651, 1642, 1607, 1553, 15
19, 1464, 1456,1438, 1280, 1266, 1219, 1181, 1025 質量分析スペクトル FAB M/e 502
ル]−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.50g
(4.27ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、3−(2−
アミノエチル)−3−アザビシクロ[3.2.2]ノナ
ン二塩酸塩1.00g(4.15ミリモル)、トリエチルアミン1.50
ml(10.76ミリモル)、WSCI・HCl 1.50g(7.82ミリモル)を加え、
室温で4日間攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥濾過
後、溶媒を留去した。エタノール:n−ヘキサンより再
結晶し、無色針状結晶1.34g(2.67ミリモル)を得た(収率
64%)。 融点: 161.1〜162.6 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.03-1.17(2H m), 1.39-1.76(11H m), 1.90-2.08(7H
m),2.50(2H t J=5.9Hz), 2.54(2H d J=4.6Hz), 3.27-3.
37(4H m), 3.90(3H s),3.94(3H s), 3.96(3H s), 6.30
(1H br), 6.52(1H s), 7.76(1H s),7.95(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3404, 3266, 2928, 2858, 1651, 1642, 1607, 1553, 15
19, 1464, 1456,1438, 1280, 1266, 1219, 1181, 1025 質量分析スペクトル FAB M/e 502
【0299】実施例90 4−[(4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンズ
アミド)メチル]−N−[2−(3−アザビシクロ
[3.2.2]ノナ−3−イル)エチル]−trans−シ
クロヘキサン−1−カルボキサミド
アミド)メチル]−N−[2−(3−アザビシクロ
[3.2.2]ノナ−3−イル)エチル]−trans−シ
クロヘキサン−1−カルボキサミド
【0300】
【化102】
【0301】製法 4−[(4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンズ
アミド)メチル]−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボン酸1.82g(5.34ミリモル)をピリジン80ml、塩化メチレ
ン20mlに溶かし、3−(2−アミノエチル)−3−アザ
ビシクロ[3.2.2]ノナン二塩酸塩1.30g(5.39ミリ
モル)、WSCI・HCl 2.00g(10.43ミリモル) を加え、室温で2
日間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水を加え、塩化
メチレンで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタ
ノール:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶1.40
g(2.85ミリモル)を得た(収率53%)。 融点: 190.0〜192.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.04-1.13(2H m), 1.42-1.74(11H m), 1.87-2.07(7H
m), 2.51-2.58(6H m),3.31-3.50(4H m), 3.91(3H s),
4.36(3H s), 6.30(1H s), 6.31(1H br),7.72(1H br),
8.12(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3410, 3322, 2926, 1638, 1597, 1542, 1503, 1451, 13
14, 1250, 1205
アミド)メチル]−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボン酸1.82g(5.34ミリモル)をピリジン80ml、塩化メチレ
ン20mlに溶かし、3−(2−アミノエチル)−3−アザ
ビシクロ[3.2.2]ノナン二塩酸塩1.30g(5.39ミリ
モル)、WSCI・HCl 2.00g(10.43ミリモル) を加え、室温で2
日間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水を加え、塩化
メチレンで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタ
ノール:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶1.40
g(2.85ミリモル)を得た(収率53%)。 融点: 190.0〜192.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.04-1.13(2H m), 1.42-1.74(11H m), 1.87-2.07(7H
m), 2.51-2.58(6H m),3.31-3.50(4H m), 3.91(3H s),
4.36(3H s), 6.30(1H s), 6.31(1H br),7.72(1H br),
8.12(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3410, 3322, 2926, 1638, 1597, 1542, 1503, 1451, 13
14, 1250, 1205
【0302】実施例91 N−ベンジル−4−(2,4,5−トリメトキシベンズ
アミドメチル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボ
キサミド
アミドメチル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボ
キサミド
【0303】
【化103】
【0304】製法 4−(2,4,5−トリメトキシベンズアミドメチル)
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(2.
85ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、トリエチルアミ
ン 2.0ml(14.35ミリモル)、ベンジルアミン0.40g(3.73ミリ
モル)、WSCI・HCl 1.20g(6.26ミリモル)を加え、室温で一昼
夜攪拌した。反応液を水、5%炭酸水素ナトリウム水で
洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:n−
ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶0.30g(0.68ミリモ
ル)を得た(収率24%)。 融点: 188.0〜190.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.03-1.17(2H m), 1.50-1.57(3H m), 1.89-2.08(5H m),
3.33(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.90(3H s), 3.93(3H
s), 3.95(3H s),4.44(1H d J =5.3Hz), 5.71(1H br),
6.52(1H s), 7.25-7.34(5H m),7.75(1H s), 7.92(1H b
r) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3306, 2928, 2848, 1638, 1608, 1552, 1522, 1464, 14
57, 1433, 1283,1218, 1030
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(2.
85ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、トリエチルアミ
ン 2.0ml(14.35ミリモル)、ベンジルアミン0.40g(3.73ミリ
モル)、WSCI・HCl 1.20g(6.26ミリモル)を加え、室温で一昼
夜攪拌した。反応液を水、5%炭酸水素ナトリウム水で
洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:n−
ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶0.30g(0.68ミリモ
ル)を得た(収率24%)。 融点: 188.0〜190.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.03-1.17(2H m), 1.50-1.57(3H m), 1.89-2.08(5H m),
3.33(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.90(3H s), 3.93(3H
s), 3.95(3H s),4.44(1H d J =5.3Hz), 5.71(1H br),
6.52(1H s), 7.25-7.34(5H m),7.75(1H s), 7.92(1H b
r) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3306, 2928, 2848, 1638, 1608, 1552, 1522, 1464, 14
57, 1433, 1283,1218, 1030
【0305】実施例92 N−ベンジル−4−(ピリジン−2−カルボキサミドメ
チル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
チル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0306】
【化104】
【0307】製法 N−ベンジル−4−(アミノメチル)−trans −シクロ
ヘキサン−1−カルボン酸1.75g(6.19ミリモル)をピリジ
ン50mlに溶かし、ピコリン酸0.80g(6.50ミリモル)、WSCI
・HCl 1.60g(8.35ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、水を加え、クロロホルムで
抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタノール:n
−ヘキサンより再結晶し、淡褐色針状結晶0.75g(2.13
ミリモル)を得た(収率34%)。 融点: 163〜164 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.06-1.14(2H m), 1.47-1.57(3H m), 1.95-2.09(5H m),
3.34(2H t J=6.6Hz), 4.44(2H d J =5.9Hz), 5.69(1H
br),7.29-7.44(6H m), 7.84(1H dd J =7.9Hz,5.9Hz),
8.12(1H br),8.19(1H d =7.9Hz), 8.55(1H d =3.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3297, 2920, 2848, 1672, 1658, 1640, 1537
ヘキサン−1−カルボン酸1.75g(6.19ミリモル)をピリジ
ン50mlに溶かし、ピコリン酸0.80g(6.50ミリモル)、WSCI
・HCl 1.60g(8.35ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、水を加え、クロロホルムで
抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタノール:n
−ヘキサンより再結晶し、淡褐色針状結晶0.75g(2.13
ミリモル)を得た(収率34%)。 融点: 163〜164 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.06-1.14(2H m), 1.47-1.57(3H m), 1.95-2.09(5H m),
3.34(2H t J=6.6Hz), 4.44(2H d J =5.9Hz), 5.69(1H
br),7.29-7.44(6H m), 7.84(1H dd J =7.9Hz,5.9Hz),
8.12(1H br),8.19(1H d =7.9Hz), 8.55(1H d =3.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3297, 2920, 2848, 1672, 1658, 1640, 1537
【0308】実施例93 N−ベンジル−4−(ピリジン−4−カルボキサミドメ
チル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
チル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0309】
【化105】
【0310】製法 N−ベンジル−4−(アミノメチル)−trans −シクロ
ヘキサン−1−カルボン酸1.44g(5.09ミリモル)をピリジ
ン 100mlに溶かし、イソニコチン酸0.65g(5.28ミリモ
ル)、WSCI・HCl 1.10g(5.74ミリモル)を加え、室温で一昼
夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水を加えクロロホ
ルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタノー
ル:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶0.85g
(2.33ミリモル)を得た(収率46%)。 融点: 222〜224 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.05-1.13(2H m), 1.48-1.63(3H m), 1.89-2.09(5H m),
3.35(2H t J=6.6Hz), 4.44(2H d J =5.9Hz), 5.70(1H
br), 6.21(1H br),7.22-7.36(5H m), 7.58(2H dd J =
5.9Hz), 8.75(2H d J=5.9Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3311, 3273, 2933, 1644, 1552
ヘキサン−1−カルボン酸1.44g(5.09ミリモル)をピリジ
ン 100mlに溶かし、イソニコチン酸0.65g(5.28ミリモ
ル)、WSCI・HCl 1.10g(5.74ミリモル)を加え、室温で一昼
夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水を加えクロロホ
ルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタノー
ル:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶0.85g
(2.33ミリモル)を得た(収率46%)。 融点: 222〜224 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.05-1.13(2H m), 1.48-1.63(3H m), 1.89-2.09(5H m),
3.35(2H t J=6.6Hz), 4.44(2H d J =5.9Hz), 5.70(1H
br), 6.21(1H br),7.22-7.36(5H m), 7.58(2H dd J =
5.9Hz), 8.75(2H d J=5.9Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3311, 3273, 2933, 1644, 1552
【0311】実施例94 N−(3−メチルチオプロピル)−4−(2,4,5−
トリメトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘ
キサン−1−カルボキサミド
トリメトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘ
キサン−1−カルボキサミド
【0312】
【化106】
【0313】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−メチルチオプロピ
ル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド塩
酸塩1.13g(4.03ミリモル)をピリジン50ml、塩化メチレン
5ml、水1mlに溶かし、2,4,5−トリメトキシ安息
香酸0.90g(4.24ミリモル)、WSCI・HCl 2.0 g(10.43ミリモ
ル) を加え、室温で5日間攪拌した。反応液を減圧下濃
縮し、水を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、
溶媒を留去し、エタノール:n−ヘキサンで再結晶し、
無色プリズム結晶0.59g(1.35ミリモル)を得た(収率33
%)。 融点: 164℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.14(2H m), 1.40-1.60(3H m), 1.76-2.08(7H m),
2.10(3H s),2.53(2H t J=7.3Hz), 3.33-3.41(4H m),
3.90(3H s), 3.94(3H s),3.96(3H s), 5.71(1H br), 6.
53(1H s), 7.76(1H s), 7.94(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3307, 3270, 2927, 2854, 1636, 1607, 1568, 1520, 14
62, 1438, 1277,1217, 1208, 1025 質量分析スペクトル FAB M/e 439, 306, 277
ル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド塩
酸塩1.13g(4.03ミリモル)をピリジン50ml、塩化メチレン
5ml、水1mlに溶かし、2,4,5−トリメトキシ安息
香酸0.90g(4.24ミリモル)、WSCI・HCl 2.0 g(10.43ミリモ
ル) を加え、室温で5日間攪拌した。反応液を減圧下濃
縮し、水を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、
溶媒を留去し、エタノール:n−ヘキサンで再結晶し、
無色プリズム結晶0.59g(1.35ミリモル)を得た(収率33
%)。 融点: 164℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.14(2H m), 1.40-1.60(3H m), 1.76-2.08(7H m),
2.10(3H s),2.53(2H t J=7.3Hz), 3.33-3.41(4H m),
3.90(3H s), 3.94(3H s),3.96(3H s), 5.71(1H br), 6.
53(1H s), 7.76(1H s), 7.94(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3307, 3270, 2927, 2854, 1636, 1607, 1568, 1520, 14
62, 1438, 1277,1217, 1208, 1025 質量分析スペクトル FAB M/e 439, 306, 277
【0314】実施例95 N−(3−メチルチオプロピル)−4−(ピリジン−2
−カルボキサミドメチル)−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
−カルボキサミドメチル)−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
【0315】
【化107】
【0316】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−メチルチオプロピ
ル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド塩
酸塩1.72g(6.13ミリモル)をピリジン50ml、水1mlに溶か
し、ピコリン酸0.80g(6.50ミリモル)、WSCI・HCl 2.50g
(13.04ミリモル) を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を
減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで抽出した。乾燥
濾過後、溶媒を留去し、エタノール:n−ヘキサンで再
結晶し、無色針状結晶0.50g(1.43ミリモル)を得た(収率
23%)。 融点: 150〜151 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.01-1.14(2H m), 1.42-2.04(10H m), 2.10(3H s), 2.5
3(2H t J=7.3Hz),3.32-3.39(4H m), 5.67(1H br), 7.42
(1H ddd J=1.3Hz,5.3Hz,7.9Hz),7.85(1H dt J=1.3Hz,7.
9Hz), 8.13(1H br), 8.20(1H d J=7.9Hz),8.55(1H d J=
5.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3287, 2923, 1652, 1537, 1428, 1364, 1205
ル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド塩
酸塩1.72g(6.13ミリモル)をピリジン50ml、水1mlに溶か
し、ピコリン酸0.80g(6.50ミリモル)、WSCI・HCl 2.50g
(13.04ミリモル) を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を
減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで抽出した。乾燥
濾過後、溶媒を留去し、エタノール:n−ヘキサンで再
結晶し、無色針状結晶0.50g(1.43ミリモル)を得た(収率
23%)。 融点: 150〜151 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.01-1.14(2H m), 1.42-2.04(10H m), 2.10(3H s), 2.5
3(2H t J=7.3Hz),3.32-3.39(4H m), 5.67(1H br), 7.42
(1H ddd J=1.3Hz,5.3Hz,7.9Hz),7.85(1H dt J=1.3Hz,7.
9Hz), 8.13(1H br), 8.20(1H d J=7.9Hz),8.55(1H d J=
5.3Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3287, 2923, 1652, 1537, 1428, 1364, 1205
【0317】実施例96 N−(3−メチルチオプロピル)−4−(ピリジン−4
−カルボキサミドメチル)−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
−カルボキサミドメチル)−trans −シクロヘキサン−
1−カルボキサミド
【0318】
【化108】
【0319】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−メチルチオプロピ
ル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド塩
酸塩2.21g(7.88ミリモル)をピリジン50ml、水1mlに溶か
し、イソニコチン酸1.00g(8.12ミリモル)、WSCI・HCl 1.
90g(9.96ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液
を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで抽出した。乾
燥濾過後、溶媒を留去し、エタノール:n−ヘキサンで
再結晶し、無色針状結晶0.77g(2.20ミリモル)を得た(収
率28%)。 融点: 176〜177 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.00-1.13(2H m), 1.48-2.04(10H m), 2.10(3H s), 2.5
2(2H t J=7.3Hz),3.32-3.39(4H m), 5.74(1H br), 6.37
(1H br), 7.61(2H d J=5.9Hz),8.74(2H d J=5.9Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3306, 2926, 1640, 1556
ル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド塩
酸塩2.21g(7.88ミリモル)をピリジン50ml、水1mlに溶か
し、イソニコチン酸1.00g(8.12ミリモル)、WSCI・HCl 1.
90g(9.96ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液
を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで抽出した。乾
燥濾過後、溶媒を留去し、エタノール:n−ヘキサンで
再結晶し、無色針状結晶0.77g(2.20ミリモル)を得た(収
率28%)。 融点: 176〜177 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.00-1.13(2H m), 1.48-2.04(10H m), 2.10(3H s), 2.5
2(2H t J=7.3Hz),3.32-3.39(4H m), 5.74(1H br), 6.37
(1H br), 7.61(2H d J=5.9Hz),8.74(2H d J=5.9Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3306, 2926, 1640, 1556
【0320】実施例97 N−(2−シアノエチル)−4−(2,4,5−トリメ
トキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキサン
−1−カルボキサミド
トキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキサン
−1−カルボキサミド
【0321】
【化109】
【0322】製法 4−(アミノメチル)−N−(2−シアノエチル)−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド塩酸塩1.41
g(5.74ミリモル)をピリジン50ml、水1mlに溶かし、2,
4,5−トリメトキシ安息香酸1.22g(5.75ミリモル)、WS
CI・HCl 2.00g(10.43ミリモル) を加え、室温で5日間攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで
抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタノール:n
−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶1.56g(3.87ミリ
モル)を得た(収率67%)。 融点: 145〜147 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.99-1.13(2H m), 1.42-1.65(3H m), 1.87-2.09(5H m),
2.64(2H t J=5.9Hz), 3.34(2H t J=5.9Hz), 3.50(2H q
J=5.9Hz),3.91(3H s), 3.94(3H s), 3.96(3H s), 5.93
(1H br), 6.53(1H s),7.76(1H s), 7.94(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3308, 2932, 2854, 1626, 1608, 1568, 1520, 1463, 14
39, 1278, 1214,1025
ans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド塩酸塩1.41
g(5.74ミリモル)をピリジン50ml、水1mlに溶かし、2,
4,5−トリメトキシ安息香酸1.22g(5.75ミリモル)、WS
CI・HCl 2.00g(10.43ミリモル) を加え、室温で5日間攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで
抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタノール:n
−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶1.56g(3.87ミリ
モル)を得た(収率67%)。 融点: 145〜147 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.99-1.13(2H m), 1.42-1.65(3H m), 1.87-2.09(5H m),
2.64(2H t J=5.9Hz), 3.34(2H t J=5.9Hz), 3.50(2H q
J=5.9Hz),3.91(3H s), 3.94(3H s), 3.96(3H s), 5.93
(1H br), 6.53(1H s),7.76(1H s), 7.94(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3308, 2932, 2854, 1626, 1608, 1568, 1520, 1463, 14
39, 1278, 1214,1025
【0323】実施例98 N−(2−シアノエチル)−4−(ピリジン−2−カル
ボキサミドメチル)−trans −シクロヘキサン−1−カ
ルボキサミド
ボキサミドメチル)−trans −シクロヘキサン−1−カ
ルボキサミド
【0324】
【化110】
【0325】製法 4−(アミノメチル)−N−(2−シアノエチル)−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド塩酸塩1.19
g(5.05ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、ピコリン酸0.
70g(5.69ミリモル)、WSCI・HCl 2.80g(14.61ミリモル) を加
え、室温で6日間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水
を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留
去し、エタノール:n−ヘキサンで再結晶し、褐色針状
結晶0.58g(1.84ミリモル)を得た(収率39%)。 融点: 161〜163 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.06-1.10(2H m), 1.43-1.51(3H m), 1.93-2.10(5H m),
2.63(2H t J=6.6Hz), 3.36(2H t J=6.6Hz), 3.50(2H q
J=6.6Hz),5.98(1H br), 7.43(1H ddd J=1.3Hz,4.0Hz,7.
9Hz),7.84(1H dt J=1.3Hz,7.9Hz), 8.16(1H br), 8.20
(1H d J=7.9Hz),8.55(1H d J=4.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3330, 2937, 2853, 1648, 1536, 1444, 1372, 1203
ans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド塩酸塩1.19
g(5.05ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、ピコリン酸0.
70g(5.69ミリモル)、WSCI・HCl 2.80g(14.61ミリモル) を加
え、室温で6日間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水
を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留
去し、エタノール:n−ヘキサンで再結晶し、褐色針状
結晶0.58g(1.84ミリモル)を得た(収率39%)。 融点: 161〜163 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.06-1.10(2H m), 1.43-1.51(3H m), 1.93-2.10(5H m),
2.63(2H t J=6.6Hz), 3.36(2H t J=6.6Hz), 3.50(2H q
J=6.6Hz),5.98(1H br), 7.43(1H ddd J=1.3Hz,4.0Hz,7.
9Hz),7.84(1H dt J=1.3Hz,7.9Hz), 8.16(1H br), 8.20
(1H d J=7.9Hz),8.55(1H d J=4.0Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3330, 2937, 2853, 1648, 1536, 1444, 1372, 1203
【0326】実施例99 N−(3−エトキシプロピル)−4−(2,4,5−ト
リメトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキ
サン−1−カルボキサミド
リメトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキ
サン−1−カルボキサミド
【0327】
【化111】
【0328】製法 4−(アミノメチル)−N−(3−エトキシプロピル)
−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド塩酸塩
1.01g(3.62ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、2,4,
5−トリメトキシ安息香酸0.80g(3.77ミリモル)、WSCI・
HCl 1.50g(7.82ミリモル)を加え、室温で3日間攪拌した。
反応液を減圧下濃縮し、水を加え塩化メチレンで抽出し
た。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタノール:n−ヘキ
サンより再結晶し、褐色針状結晶1.14g(2.61ミリモル)を
得た(収率72%)。 融点: 158.4〜159.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.00-1.13(2H m), 1.18-1.24(3H m), 1.38-1.54(3H m),
1.72-1.81(2H quint. J=5.9Hz), 1.89-2.06(5H m), 3.3
3(2H t J=5.9Hz),3.36(2H q J=5.9Hz), 3.44-3.55(4H
m), 3.90(3H s), 3.94(3H s),3.96(3H s), 6.20(1H b
r), 6.53(1H s), 7.76(1H s), 7.93(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3284, 2931, 2862, 1636, 1606, 1560, 1519, 1463, 12
80, 1218, 1116 質量分析スペクトル FAB M/e 437, 423, 391, 306
−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド塩酸塩
1.01g(3.62ミリモル)をピリジン50mlに溶かし、2,4,
5−トリメトキシ安息香酸0.80g(3.77ミリモル)、WSCI・
HCl 1.50g(7.82ミリモル)を加え、室温で3日間攪拌した。
反応液を減圧下濃縮し、水を加え塩化メチレンで抽出し
た。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタノール:n−ヘキ
サンより再結晶し、褐色針状結晶1.14g(2.61ミリモル)を
得た(収率72%)。 融点: 158.4〜159.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.00-1.13(2H m), 1.18-1.24(3H m), 1.38-1.54(3H m),
1.72-1.81(2H quint. J=5.9Hz), 1.89-2.06(5H m), 3.3
3(2H t J=5.9Hz),3.36(2H q J=5.9Hz), 3.44-3.55(4H
m), 3.90(3H s), 3.94(3H s),3.96(3H s), 6.20(1H b
r), 6.53(1H s), 7.76(1H s), 7.93(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3284, 2931, 2862, 1636, 1606, 1560, 1519, 1463, 12
80, 1218, 1116 質量分析スペクトル FAB M/e 437, 423, 391, 306
【0329】実施例100 N−[2−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]−4−
(2,4,5−トリメトキシベンズアミドメチル)−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
(2,4,5−トリメトキシベンズアミドメチル)−tr
ans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0330】
【化112】
【0331】製法 4−(アミノメチル)−N−[2−(4−ヒドロキシフ
ェニル)エチル]−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド塩酸塩0.50g(1.60ミリモル)をピリジン50ml、
水1mlに溶かし、2,4,5−トリメトキシ安息香酸0.
35g(1.65ミリモル)、WSCI・HCl 1.00g(5.22ミリモル)を加
え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水
を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留
去し、エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、無色針
状結晶0.44g(0.94ミリモル)を得た(収率59%)。 融点: 221.3〜224.1 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.93-1.09(2H m), 1.24-1.46(3H m), 1.68-1.77(4H m),
2.01(1H m),2.57(2H d J=6.6Hz), 3.16(4H m), 3.73(3
H s), 3.86(3H s), 3.93(3H s),6.66(2H d J=7.9Hz),
6.75(1H s), 6.96(2H d J=7.9Hz), 7.43(1H s),7.68(1H
t J=5.3Hz), 8.04(1H td J=5.3Hz,5.9Hz), 9.11(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3468, 3322, 2929, 2852, 1639, 1610, 1552, 1516, 14
67, 1439, 1404,1283, 1210, 1182, 1193, 1031 質量分析スペクトル FAB M/e 471, 457, 369, 351, 334, 306, 277
ェニル)エチル]−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド塩酸塩0.50g(1.60ミリモル)をピリジン50ml、
水1mlに溶かし、2,4,5−トリメトキシ安息香酸0.
35g(1.65ミリモル)、WSCI・HCl 1.00g(5.22ミリモル)を加
え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水
を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留
去し、エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、無色針
状結晶0.44g(0.94ミリモル)を得た(収率59%)。 融点: 221.3〜224.1 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.93-1.09(2H m), 1.24-1.46(3H m), 1.68-1.77(4H m),
2.01(1H m),2.57(2H d J=6.6Hz), 3.16(4H m), 3.73(3
H s), 3.86(3H s), 3.93(3H s),6.66(2H d J=7.9Hz),
6.75(1H s), 6.96(2H d J=7.9Hz), 7.43(1H s),7.68(1H
t J=5.3Hz), 8.04(1H td J=5.3Hz,5.9Hz), 9.11(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3468, 3322, 2929, 2852, 1639, 1610, 1552, 1516, 14
67, 1439, 1404,1283, 1210, 1182, 1193, 1031 質量分析スペクトル FAB M/e 471, 457, 369, 351, 334, 306, 277
【0332】実施例101 N−[2−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]−4−
(ピリジン−4−カルボキサミドメチル)−trans −シ
クロヘキサン−1−カルボキサミド
(ピリジン−4−カルボキサミドメチル)−trans −シ
クロヘキサン−1−カルボキサミド
【0333】
【化113】
【0334】製法 4−(アミノメチル)−N−[2−(4−ヒドロキシフ
ェニル)エチル]−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド塩酸塩1.10g(3.52ミリモル)をピリジン 100m
l、水1mlに溶かし、イソニコチン酸1.00g(8.12ミリモ
ル)、WSCI・HCl 4.00g(20.87ミリモル) を加え、室温で一
昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水を加え塩化メ
チレンで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタノ
ール:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶0.55g
(1.44ミリモル)を得た(収率41%)。 融点: 271.7〜272.0 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.86-1.09(2H m), 1.25-1.38(2H m), 1.52(1H m), 1.69
-1.80(4H m),1.98-2.06(1H m), 2.58(2H d J=7.3Hz),
3.11-3.29(4H m),6.65(2H d J=7.9Hz), 6.95(2H d J=7.
9Hz), 7.67(1H br),7.74(2H d J=5.9Hz), 8.69(2H d J=
5.9Hz), 8.70(1H br), 9.08(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3309, 2932, 1643, 1556, 1515, 1451, 1234 質量分析スペクトル FAB M/e 382, 369, 277
ェニル)エチル]−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド塩酸塩1.10g(3.52ミリモル)をピリジン 100m
l、水1mlに溶かし、イソニコチン酸1.00g(8.12ミリモ
ル)、WSCI・HCl 4.00g(20.87ミリモル) を加え、室温で一
昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水を加え塩化メ
チレンで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタノ
ール:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶0.55g
(1.44ミリモル)を得た(収率41%)。 融点: 271.7〜272.0 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.86-1.09(2H m), 1.25-1.38(2H m), 1.52(1H m), 1.69
-1.80(4H m),1.98-2.06(1H m), 2.58(2H d J=7.3Hz),
3.11-3.29(4H m),6.65(2H d J=7.9Hz), 6.95(2H d J=7.
9Hz), 7.67(1H br),7.74(2H d J=5.9Hz), 8.69(2H d J=
5.9Hz), 8.70(1H br), 9.08(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3309, 2932, 1643, 1556, 1515, 1451, 1234 質量分析スペクトル FAB M/e 382, 369, 277
【0335】実施例102 N−ピペロニル−4−(2,4,5−トリメトキシベン
ズアミドメチル)−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド
ズアミドメチル)−trans −シクロヘキサン−1−カル
ボキサミド
【0336】
【化114】
【0337】製法 4−(アミノメチル)−N−ピペロニル−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド塩酸塩1.30g(3.98ミリ
モル)をピリジン 100ml、水 1.0mlに溶かし、2,4,5
−トリメトキシ安息香酸0.80g(3.77ミリモル)、WSCI・HC
l 1.20g(6.26ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反
応液を減圧下濃縮し、水を加え、クロロホルム:エタノ
ール=10:2で抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去した。
エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶
1.47g(3.03ミリモル)を得た(収率76%)。 融点: 224.6〜226.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.96-1.16(2H m), 1.44-1.58(3H m), 1.88-2.12(5H m),
3.33(2H t J=6.6Hz), 3.90(3H s), 3.94(3H s), 3.95(3
H s),4.33(2H d J=5.3Hz), 5.66(1H br), 5.94(2H s),
6.53(1H s),6.73-6.75(3H m), 7.75(1H s), 7.92(1H b
r) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3307, 2930, 1640, 1608, 1548, 1520, 1491, 1468, 14
45, 1283, 1253,1215, 1030 質量分析スペクトル FAB M/e 485, 461, 437, 369, 277
ロヘキサン−1−カルボキサミド塩酸塩1.30g(3.98ミリ
モル)をピリジン 100ml、水 1.0mlに溶かし、2,4,5
−トリメトキシ安息香酸0.80g(3.77ミリモル)、WSCI・HC
l 1.20g(6.26ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反
応液を減圧下濃縮し、水を加え、クロロホルム:エタノ
ール=10:2で抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去した。
エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、無色針状結晶
1.47g(3.03ミリモル)を得た(収率76%)。 融点: 224.6〜226.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.96-1.16(2H m), 1.44-1.58(3H m), 1.88-2.12(5H m),
3.33(2H t J=6.6Hz), 3.90(3H s), 3.94(3H s), 3.95(3
H s),4.33(2H d J=5.3Hz), 5.66(1H br), 5.94(2H s),
6.53(1H s),6.73-6.75(3H m), 7.75(1H s), 7.92(1H b
r) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3307, 2930, 1640, 1608, 1548, 1520, 1491, 1468, 14
45, 1283, 1253,1215, 1030 質量分析スペクトル FAB M/e 485, 461, 437, 369, 277
【0338】実施例103 N−ピペロニル−4−(ピリジン−4−カルボキサミド
メチル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミ
ド
メチル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミ
ド
【0339】
【化115】
【0340】製法 4−(アミノメチル)−N−ピペロニル−trans −シク
ロヘキサン−1−カルボキサミド塩酸塩1.50g(4.59ミリ
モル)をピリジン 100ml、水 1.0mlに溶かし、イソニコチ
ン酸0.60g(4.87ミリモル)、WSCI・HCl 1.50g(7.82ミリモル)
を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮
し、水を加え、クロロホルム:エタノール=10:1で抽
出し、乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタノール:n−ヘ
キサンより再結晶し、無色針状結晶1.46g(3.69ミリモル)
を得た(収率80%)。 融点: 221.2〜221.3 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.93-0.98(2H m), 1.34-1.56(3H m), 1.76-1.83(4H m),
2.11(1H m),3.14(2H t J=5.9Hz), 4.15(2H d J=5.9H
z), 5.95(2H s),6.68(1H d J=7.9Hz), 6.75(1H s), 6.8
9(1H d J=7.9Hz),7.74(2H d J=7.9Hz), 8.11(1H br),
8.67(1H br) 8.69(2H d J=7.9Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3299, 2933, 1641, 1548, 1504, 1491, 1247, 1042 質量分析スペクトル FAB M/e 396, 277
ロヘキサン−1−カルボキサミド塩酸塩1.50g(4.59ミリ
モル)をピリジン 100ml、水 1.0mlに溶かし、イソニコチ
ン酸0.60g(4.87ミリモル)、WSCI・HCl 1.50g(7.82ミリモル)
を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮
し、水を加え、クロロホルム:エタノール=10:1で抽
出し、乾燥濾過後、溶媒を留去し、エタノール:n−ヘ
キサンより再結晶し、無色針状結晶1.46g(3.69ミリモル)
を得た(収率80%)。 融点: 221.2〜221.3 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 0.93-0.98(2H m), 1.34-1.56(3H m), 1.76-1.83(4H m),
2.11(1H m),3.14(2H t J=5.9Hz), 4.15(2H d J=5.9H
z), 5.95(2H s),6.68(1H d J=7.9Hz), 6.75(1H s), 6.8
9(1H d J=7.9Hz),7.74(2H d J=7.9Hz), 8.11(1H br),
8.67(1H br) 8.69(2H d J=7.9Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3299, 2933, 1641, 1548, 1504, 1491, 1247, 1042 質量分析スペクトル FAB M/e 396, 277
【0341】実施例104 N−[4−(2S−カルバモイル−1−ピロリジニルカ
ルボニル)−trans −1−シクロヘキシル]メチル−
2,4,5−トリメトキシベンズアミド
ルボニル)−trans −1−シクロヘキシル]メチル−
2,4,5−トリメトキシベンズアミド
【0342】
【化116】
【0343】製法 4−(2,4,5−トリメトキシベンズアミドメチル)
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.67g(4.
75ミリモル)をピリジン80mlに溶かし、L−プロリンアミド
0.55g(4.82ミリモル)、WSCI・HCl 1.90g(9.91ミリモル)を加
え、室温で3日間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水
を加えクロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去
した。メタノール:エーテルより再結晶し、無色プリズ
ム結晶1.50g(3.35ミリモル)を得た(収率71%)。 融点: 85 〜 90 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.06-1.18(3H m), 1.53-2.43(11H m), 3.35(2H t J=6.6
Hz),3.47-3.60(2H m), 3.90(3H s), 3.94(3H s), 3.96
(3H s),4.61(1H d J=7.9Hz), 5.26(1H br), 6.53(1H
s), 7.02(1H br), 7.94(1H br),7.95(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3402, 2934, 2856, 1693, 1639, 1607, 1543, 1512, 14
39, 1401, 1353,1264, 1217, 1180, 1025 質量分析スペクトル FAB M/e 448, 436, 334, 306, 253, 225, 211
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.67g(4.
75ミリモル)をピリジン80mlに溶かし、L−プロリンアミド
0.55g(4.82ミリモル)、WSCI・HCl 1.90g(9.91ミリモル)を加
え、室温で3日間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水
を加えクロロホルムで抽出し、乾燥濾過後、溶媒を留去
した。メタノール:エーテルより再結晶し、無色プリズ
ム結晶1.50g(3.35ミリモル)を得た(収率71%)。 融点: 85 〜 90 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.06-1.18(3H m), 1.53-2.43(11H m), 3.35(2H t J=6.6
Hz),3.47-3.60(2H m), 3.90(3H s), 3.94(3H s), 3.96
(3H s),4.61(1H d J=7.9Hz), 5.26(1H br), 6.53(1H
s), 7.02(1H br), 7.94(1H br),7.95(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3402, 2934, 2856, 1693, 1639, 1607, 1543, 1512, 14
39, 1401, 1353,1264, 1217, 1180, 1025 質量分析スペクトル FAB M/e 448, 436, 334, 306, 253, 225, 211
【0344】実施例105 Nalpha −[[4−(2S−カルバモイル−1−ピロリ
ジニルカルボニル)−trans −1−シクロヘキシル]メ
チル]ピリジン−4−カルボキサミド p−トルエンス
ルホン酸塩
ジニルカルボニル)−trans −1−シクロヘキシル]メ
チル]ピリジン−4−カルボキサミド p−トルエンス
ルホン酸塩
【0345】
【化117】
【0346】製法 1−(アミノメチル)−4−(2S−カルバモイル−1
−ピロリジニル)−trans −シクロヘキサン塩酸塩1.03
g(3.35ミリモル)をピリジン 100ml、水 1.0mlに溶かし、
イソニコチン酸0.50g(4.06ミリモル)、WSCI・HCl 1.20g
(6.26ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減
圧下濃縮した。残渣に水を加え塩化メチレンで抽出し、
乾燥濾過後、溶媒を留去した。シリカゲルカラムクロマ
トグラフイー (200g,酢酸エチル:メタノール=10:
1)で精製し、無色液体0.38g(1.06ミリモル)を得たこれ
をメタノール50mlに溶かし、p−トルエンスルホン酸0.
197g(1.06ミリモル)を加え、10分間攪拌後、減圧下濃縮
し、エタノール:エーテルより再結晶し、無色針状結晶
0.42g(0.79ミリモル)を得た(収率24%)。 融点: 159.6〜160.6 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 1.00-1.70(5H m), 1.71-1.94(7H m), 2.20-2.28(1H m),
2.29(3H s),2.40-2.45(1H m), 3.14-3.18(2H m), 3.55
-3.60(2H m), 4.02-4.26(5H m),7.11(2H d J=7.9Hz),
7.49(2H d J=7.9Hz), 7.93(2H d J=5.9Hz),8.82(2H d J
=5.9Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3292, 2928, 2590, 1736, 1676, 1634, 1552, 1504, 14
34, 1308, 1234,1205, 1180, 1166, 1146, 1122, 1029,
1004, 850, 820, 686
−ピロリジニル)−trans −シクロヘキサン塩酸塩1.03
g(3.35ミリモル)をピリジン 100ml、水 1.0mlに溶かし、
イソニコチン酸0.50g(4.06ミリモル)、WSCI・HCl 1.20g
(6.26ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減
圧下濃縮した。残渣に水を加え塩化メチレンで抽出し、
乾燥濾過後、溶媒を留去した。シリカゲルカラムクロマ
トグラフイー (200g,酢酸エチル:メタノール=10:
1)で精製し、無色液体0.38g(1.06ミリモル)を得たこれ
をメタノール50mlに溶かし、p−トルエンスルホン酸0.
197g(1.06ミリモル)を加え、10分間攪拌後、減圧下濃縮
し、エタノール:エーテルより再結晶し、無色針状結晶
0.42g(0.79ミリモル)を得た(収率24%)。 融点: 159.6〜160.6 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 DMSO ) 1.00-1.70(5H m), 1.71-1.94(7H m), 2.20-2.28(1H m),
2.29(3H s),2.40-2.45(1H m), 3.14-3.18(2H m), 3.55
-3.60(2H m), 4.02-4.26(5H m),7.11(2H d J=7.9Hz),
7.49(2H d J=7.9Hz), 7.93(2H d J=5.9Hz),8.82(2H d J
=5.9Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3292, 2928, 2590, 1736, 1676, 1634, 1552, 1504, 14
34, 1308, 1234,1205, 1180, 1166, 1146, 1122, 1029,
1004, 850, 820, 686
【0347】実施例106 N−[2−(1−ピロリジニルカルボニル)エチル]−
4−(2,4,5−トリメトキシベンズアミドメチル)
−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
4−(2,4,5−トリメトキシベンズアミドメチル)
−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【0348】
【化118】
【0349】製法 3−[4−(2,4,5−トリメトキシベンズアミドメ
チル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミ
ド]プロピオン酸0.90g(2.13ミリモル)をピリジン50mlに
溶かし、ピロリジン0.16g(2.25ミリモル)、WSCI・HCl 0.
53g(2.76ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液
を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで抽出した。乾
燥濾過後、溶媒を留去し、クロロホルム:エーテルで再
結晶し、無色プリズム結晶0.88g(1.85ミリモル)を得た
(収率87%)。 融点: 138〜140 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.95-1.16(2H m), 1.37-1.72(3H m), 1.78-2.11(9H m),
2.39-2.52(2H m),3.24-3.63(8H m), 3.90(3H s), 3.94
(3H s), 3.96(3H s), 6.53(1H s),6.58-6.69(1H br),
7.75(1H s), 7.89-7.99(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3316, 2930, 1637, 1608, 1561, 1519, 1218
チル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミ
ド]プロピオン酸0.90g(2.13ミリモル)をピリジン50mlに
溶かし、ピロリジン0.16g(2.25ミリモル)、WSCI・HCl 0.
53g(2.76ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液
を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで抽出した。乾
燥濾過後、溶媒を留去し、クロロホルム:エーテルで再
結晶し、無色プリズム結晶0.88g(1.85ミリモル)を得た
(収率87%)。 融点: 138〜140 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.95-1.16(2H m), 1.37-1.72(3H m), 1.78-2.11(9H m),
2.39-2.52(2H m),3.24-3.63(8H m), 3.90(3H s), 3.94
(3H s), 3.96(3H s), 6.53(1H s),6.58-6.69(1H br),
7.75(1H s), 7.89-7.99(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3316, 2930, 1637, 1608, 1561, 1519, 1218
【0350】実施例107 N−[2−[[2S−(ヒドロキシメチル)−1−ピロ
リジニル]カルボニル]エチル]−4−(2,4,5−
トリメトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘ
キサン−1−カルボキサミド
リジニル]カルボニル]エチル]−4−(2,4,5−
トリメトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘ
キサン−1−カルボキサミド
【0351】
【化119】
【0352】製法 3−[4−(2,4,5−トリメトキシベンズアミドメ
チル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミ
ド]プロピオン酸0.90g(2.13ミリモル)をピリジン50mlに
溶かし、2S−ヒドロキシピロリジン0.24g(2.37ミリモ
ル)、WSCI・HCl 0.53g(2.76ミリモル)を加え、室温で一昼
夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水を加えクロロホ
ルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、クロロホ
ルム:エーテルで再結晶し、無色プリズム結晶0.78g
(1.54ミリモル)を得た(収率72%)。 融点: 156〜159 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.14(2H m), 1.38-1.78(3H m), 1.79-2.14(9H m),
2.46-2.58(2H m),3.27-3.38(2H m), 3.38-3.62(5H m),
3.63-3.76(1H m), 3.90(3H s),3.94(3H s), 3.96(3H
s), 4.16-4.28(1H m), 4.88(1H br),6.38-6.48(1H br),
6.53(1H s), 7.75(1H s), 7.88-7.95(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3455, 3334, 3294, 2932, 1639, 1610, 1544, 1519, 14
56, 1220, 1208
チル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミ
ド]プロピオン酸0.90g(2.13ミリモル)をピリジン50mlに
溶かし、2S−ヒドロキシピロリジン0.24g(2.37ミリモ
ル)、WSCI・HCl 0.53g(2.76ミリモル)を加え、室温で一昼
夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、水を加えクロロホ
ルムで抽出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、クロロホ
ルム:エーテルで再結晶し、無色プリズム結晶0.78g
(1.54ミリモル)を得た(収率72%)。 融点: 156〜159 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.14(2H m), 1.38-1.78(3H m), 1.79-2.14(9H m),
2.46-2.58(2H m),3.27-3.38(2H m), 3.38-3.62(5H m),
3.63-3.76(1H m), 3.90(3H s),3.94(3H s), 3.96(3H
s), 4.16-4.28(1H m), 4.88(1H br),6.38-6.48(1H br),
6.53(1H s), 7.75(1H s), 7.88-7.95(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3455, 3334, 3294, 2932, 1639, 1610, 1544, 1519, 14
56, 1220, 1208
【0353】実施例108 N−[2−[(2S−カルバモイル−1−ピロリジニ
ル]カルボニル]エチル]−4−(2,4,5−トリメ
トキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキサン
−1−カルボキサミド
ル]カルボニル]エチル]−4−(2,4,5−トリメ
トキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキサン
−1−カルボキサミド
【0354】
【化120】
【0355】製法 3−[4−(2,4,5−トリメトキシベンズアミドメ
チル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミ
ド]プロピオン酸0.90g(2.13ミリモル)をピリジン50mlに
溶かし、L−プロリンアミド0.27g(2.37ミリモル)、WSCI
・HCl 0.53g(2.76ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで抽
出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、クロロホルム:エ
ーテルで再結晶し、無色プリズム結晶0.52g(1.00ミリモ
ル)を得た(収率47%)。 融点: 236〜240 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.99-1.21(2H m), 1.39-1.71(3H m), 1.81-2.24(9H m),
2.50-2.64(2H m),3.38-3.70(6H m), 3.83(3H s), 3.93
(3H s), 3.99(3H s), 4.36-4.44(1H m),6.73(1H s), 7.
56(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3407, 3312, 3216, 2933, 2847, 1671, 1655, 1637, 16
09, 1549, 1519,1437, 1280, 1217, 1206, 1038
チル)−trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミ
ド]プロピオン酸0.90g(2.13ミリモル)をピリジン50mlに
溶かし、L−プロリンアミド0.27g(2.37ミリモル)、WSCI
・HCl 0.53g(2.76ミリモル)を加え、室温で一昼夜攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、水を加えクロロホルムで抽
出した。乾燥濾過後、溶媒を留去し、クロロホルム:エ
ーテルで再結晶し、無色プリズム結晶0.52g(1.00ミリモ
ル)を得た(収率47%)。 融点: 236〜240 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CD3OD) 0.99-1.21(2H m), 1.39-1.71(3H m), 1.81-2.24(9H m),
2.50-2.64(2H m),3.38-3.70(6H m), 3.83(3H s), 3.93
(3H s), 3.99(3H s), 4.36-4.44(1H m),6.73(1H s), 7.
56(1H s) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3407, 3312, 3216, 2933, 2847, 1671, 1655, 1637, 16
09, 1549, 1519,1437, 1280, 1217, 1206, 1038
【0356】実施例109 3−[4−(ピリジン−2−カルボキサミドメチル)−
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド]プロピ
ル=(4−フェニルピペラジン−1−イル)グリオキシ
ラート
trans −シクロヘキサン−1−カルボキサミド]プロピ
ル=(4−フェニルピペラジン−1−イル)グリオキシ
ラート
【0357】
【化121】
【0358】製法 3−[4−(アミノメチル)−trans −シクロヘキサン
−1−カルボキサミド]プロピル=(4−フェニルピペ
ラジン−1−イル)グリオキシラート0.47g(1.09ミリモ
ル)を塩化メチレン20ml、ピリジン10mlに溶かし、ピコ
リン酸0.20g(1.62ミリモル)、WSCI・HCl 0.50g(2.61ミリモ
ル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮
し、水を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶
媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(200
g,酢酸エチル:n−ヘキサン=2:1)で精製し、無
色飴状液体0.36g(0.67ミリモル)を得た(収率62%)。 H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.02-1.15(2H m), 1.38-1.53(3H m), 1.62-2.04(10H
m),2.29(1H tt J=3.3Hz,12.5Hz), 2.79(2H dd J=11.2H
z,11.9Hz),3.14(1H dt J=2.6Hz,12.5Hz), 3.37(4H quin
t. J=6.6Hz),4.15(2H t J=5.9Hz), 4.69(1H br.d 1H J=
13.9Hz), 5.13(1H br.d J=13.2Hz),7.19-7.45(7H m),
7.85(1H dt J=1.3Hz,7.9Hz), 8.14(1H br),8.20(1H d J
=7.9Hz), 8.54(1H d J=4.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3399, 3026, 3008, 2939, 2864, 1725, 1674, 1633, 15
30, 1466, 1452,1266, 1237, 1202, 1177
−1−カルボキサミド]プロピル=(4−フェニルピペ
ラジン−1−イル)グリオキシラート0.47g(1.09ミリモ
ル)を塩化メチレン20ml、ピリジン10mlに溶かし、ピコ
リン酸0.20g(1.62ミリモル)、WSCI・HCl 0.50g(2.61ミリモ
ル)を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮
し、水を加えクロロホルムで抽出した。乾燥濾過後、溶
媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(200
g,酢酸エチル:n−ヘキサン=2:1)で精製し、無
色飴状液体0.36g(0.67ミリモル)を得た(収率62%)。 H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.02-1.15(2H m), 1.38-1.53(3H m), 1.62-2.04(10H
m),2.29(1H tt J=3.3Hz,12.5Hz), 2.79(2H dd J=11.2H
z,11.9Hz),3.14(1H dt J=2.6Hz,12.5Hz), 3.37(4H quin
t. J=6.6Hz),4.15(2H t J=5.9Hz), 4.69(1H br.d 1H J=
13.9Hz), 5.13(1H br.d J=13.2Hz),7.19-7.45(7H m),
7.85(1H dt J=1.3Hz,7.9Hz), 8.14(1H br),8.20(1H d J
=7.9Hz), 8.54(1H d J=4.6Hz) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3399, 3026, 3008, 2939, 2864, 1725, 1674, 1633, 15
30, 1466, 1452,1266, 1237, 1202, 1177
【0359】実施例110 N−メチル−4−(2,4,5−トリメトキシベンズア
ミドメチル)−trans−シクロヘキサン−1−カルボキ
サミド
ミドメチル)−trans−シクロヘキサン−1−カルボキ
サミド
【0360】
【化122】
【0361】製法 4−(2,4,5−トリメトキシベンズアミドメチル)
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(2.
85ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、メチルアミン塩
酸塩0.50g(7.41ミリモル)、トリエチルアミン 1.0ml(7.
17ミリモル)、WSCI・HCl 1.00g(5.22ミリモル)を加え、室温で
4日間攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒
を留去した。エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、
無色針状結晶0.36g(0.99ミリモル)を得た(収率35%)。 融点: 193.1〜195.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.03-1.08(2H m), 1.46-1.60(3H m), 1.89-2.04(5H m),
2.80(3H d J=4.6Hz), 3.33(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.9
0(3H s), 3.94(3H s),3.96(3H s), 5.44(1H br), 6.53
(1H s), 7.76(1H br), 7.93(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3312, 3263, 2931, 1636, 1570, 1519, 1218, 1025 質量分析スペクトル FAB M/e 462, 306, 284
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(2.
85ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、メチルアミン塩
酸塩0.50g(7.41ミリモル)、トリエチルアミン 1.0ml(7.
17ミリモル)、WSCI・HCl 1.00g(5.22ミリモル)を加え、室温で
4日間攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥濾過後、溶媒
を留去した。エタノール:n−ヘキサンより再結晶し、
無色針状結晶0.36g(0.99ミリモル)を得た(収率35%)。 融点: 193.1〜195.2 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 1.03-1.08(2H m), 1.46-1.60(3H m), 1.89-2.04(5H m),
2.80(3H d J=4.6Hz), 3.33(2H dd J=5.9Hz,6.6Hz), 3.9
0(3H s), 3.94(3H s),3.96(3H s), 5.44(1H br), 6.53
(1H s), 7.76(1H br), 7.93(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3312, 3263, 2931, 1636, 1570, 1519, 1218, 1025 質量分析スペクトル FAB M/e 462, 306, 284
【0362】実施例111 N−エチル−4−(2,4,5−トリメトキシベンズア
ミドメチル)−trans−シクロヘキサン−1−カルボキ
サミド
ミドメチル)−trans−シクロヘキサン−1−カルボキ
サミド
【0363】
【化123】
【0364】製法 4−(2,4,5−トリメトキシベンズアミドメチル)
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.30g(3.
70ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、エチルアミン塩
酸塩0.50g(6.13ミリモル)、トリエチルアミン 0.9ml(6.
46ミリモル)、WSCI・HCl 1.20g(6.13ミリモル)を加え、室温で
一昼夜攪拌した。反応液を水、5%炭酸水素ナトリウム
水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:
エーテルより再結晶し、無色針状結晶0.43g(1.14ミリモ
ル)を得た(収率31%)。 融点: 198.4〜198.6 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.09(5H m), 1.43-1.61(3H m), 1.89-2.03(5H m),
3.23-3.36(4H m),3.90(3H s), 3.94(3H s), 3.96(3H
s), 5.39(1H br), 6.53(1H s),7.75(1H s), 7.93(1H b
r) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3364, 3316, 1643, 1608, 1539, 1512, 1212 質量分析スペクトル FAB M/e 379, 306
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.30g(3.
70ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、エチルアミン塩
酸塩0.50g(6.13ミリモル)、トリエチルアミン 0.9ml(6.
46ミリモル)、WSCI・HCl 1.20g(6.13ミリモル)を加え、室温で
一昼夜攪拌した。反応液を水、5%炭酸水素ナトリウム
水で洗い、乾燥濾過後、溶媒を留去した。エタノール:
エーテルより再結晶し、無色針状結晶0.43g(1.14ミリモ
ル)を得た(収率31%)。 融点: 198.4〜198.6 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.98-1.09(5H m), 1.43-1.61(3H m), 1.89-2.03(5H m),
3.23-3.36(4H m),3.90(3H s), 3.94(3H s), 3.96(3H
s), 5.39(1H br), 6.53(1H s),7.75(1H s), 7.93(1H b
r) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3364, 3316, 1643, 1608, 1539, 1512, 1212 質量分析スペクトル FAB M/e 379, 306
【0365】実施例112 N−(カルバモイルメチル)−4−(2,4,5−トリ
メトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
メトキシベンズアミドメチル)−trans −シクロヘキサ
ン−1−カルボキサミド
【0366】
【化124】
【0367】製法 4−(2,4,5−トリメトキシベンズアミドメチル)
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(2.
85ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、グリシンアミド
塩酸塩0.35g(3.17ミリモル)、トリエチルアミン 0.8ml
(5.74ミリモル)、WSCI・HCl 1.00g(5.22ミリモル)を加え、室
温で4日間攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥濾過後、
溶媒を留去した。エタノール:n−ヘキサンより再結晶
し、無色針状結晶0.22g(0.54ミリモル)を得た(収率19
%)。 融点: 202.5〜203.9 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.94-1.00(2H m), 1.30-1.36(3H m), 1.75-1.81(4H m),
2.13(1H m),3.17(2H t J=5.9Hz), 3.60(2H d J=5.9H
z), 3.73(3H s), 3.86(3H s),3.93(3H s), 6.74(1H s),
6.96(1H br), 7.19(1H br), 7.44(1H br),7.82(1H b
r), 8.04(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3425, 3310, 1681, 1639, 1608, 1537, 1519, 1218, 12
04, 1032 質量分析スペクトル FAB M/e 408, 351
−trans −シクロヘキサン−1−カルボン酸1.00g(2.
85ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶かし、グリシンアミド
塩酸塩0.35g(3.17ミリモル)、トリエチルアミン 0.8ml
(5.74ミリモル)、WSCI・HCl 1.00g(5.22ミリモル)を加え、室
温で4日間攪拌した。反応液を水で洗い、乾燥濾過後、
溶媒を留去した。エタノール:n−ヘキサンより再結晶
し、無色針状結晶0.22g(0.54ミリモル)を得た(収率19
%)。 融点: 202.5〜203.9 ℃ H−核磁気共鳴(δ)(溶媒 CDCl3) 0.94-1.00(2H m), 1.30-1.36(3H m), 1.75-1.81(4H m),
2.13(1H m),3.17(2H t J=5.9Hz), 3.60(2H d J=5.9H
z), 3.73(3H s), 3.86(3H s),3.93(3H s), 6.74(1H s),
6.96(1H br), 7.19(1H br), 7.44(1H br),7.82(1H b
r), 8.04(1H br) 赤外吸収スペクトル(cm-1)(測定方法 KBr-tab.) 3425, 3310, 1681, 1639, 1608, 1537, 1519, 1218, 12
04, 1032 質量分析スペクトル FAB M/e 408, 351
【0368】上の各実施例で得られた代表的な化合物の
消化管運動亢進作用を以下の方法で評価した。検体を6
mg/ml濃度に 0.5%CMCに溶解または懸濁し、これを
1晩絶食したラットに30mg/kgまたは10mg/kgで経口投
与し、その30分後、フードーミクスチャー(2.5%CM
C、10%粉末飼料(60メッシュを通過したもの)、 0.5
%エバンスブルー)をラット一匹あたり 2.2ml投与し、
さらに30分後、開腹し摘出した胃の重量(g)を測定す
る。これを4〜5匹のラットで行い、その平均値と標準
偏差を求め、コントロール値(g)と比較し、その変化
率(%)を求めた。結果を表1〜表15に示す。
消化管運動亢進作用を以下の方法で評価した。検体を6
mg/ml濃度に 0.5%CMCに溶解または懸濁し、これを
1晩絶食したラットに30mg/kgまたは10mg/kgで経口投
与し、その30分後、フードーミクスチャー(2.5%CM
C、10%粉末飼料(60メッシュを通過したもの)、 0.5
%エバンスブルー)をラット一匹あたり 2.2ml投与し、
さらに30分後、開腹し摘出した胃の重量(g)を測定す
る。これを4〜5匹のラットで行い、その平均値と標準
偏差を求め、コントロール値(g)と比較し、その変化
率(%)を求めた。結果を表1〜表15に示す。
【0369】
【表1】
【0370】
【表2】
【0371】
【表3】
【0372】
【表4】
【0373】
【表5】
【0374】
【表6】
【0375】
【表7】
【0376】
【表8】
【0377】
【表9】
【0378】
【表10】
【0379】
【表11】
【0380】
【表12】
【0381】
【表13】
【0382】
【表14】
【0383】
【表15】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C07C 237/22 C07C 237/22 255/24 255/24 259/08 259/08 271/28 271/28 323/59 323/59 C07D 213/40 C07D 213/40 213/81 213/81 (56)参考文献 特開 平6−25285(JP,A) 特開 昭61−22075(JP,A) J.Med.Chem.,Vol. 15,No.3(1972)p.247−p.255 Acta.Pharm.Suecic a,Vol.7,No.4(1970)p. 441−p.448 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)
Claims (6)
- 【請求項1】 下記式(1)(式中、R1 は、水素また
は式:R5 −Xm −CO−(ここでmは0〜1の整数、X
は-CH2- または-CH=CH- を示し、R5 は(イ)水素、
(ロ)ハロゲン;低級アルキル;低級アルコキシ;低級
アルキル基を有していてもよいアミノ基;水酸基;メチ
レンジオキシ基;又はエトキシカルボニルアミノ基で置
換されていてもよいフェニル、(ハ)ハロゲン;低級ア
ルキル;低級アルコキシ;低級アルキル基を有していて
もよいアミノ基;水酸基;又はメチレンジオキシ基で置
換されていてもよいナフチル、(ニ)ハロゲン;低級ア
ルキル;低級アルコキシ;低級アルキル基を有していて
もよいアミノ基;水酸基;メチレンジオキシ基;又はオ
キソで置換されていてもよい、ピリジル;ピペリジル;
インドリル;ピラジニル;キノリル;イソキノリル;イ
ミダゾリル;ピロリル;ピロリジニル;モルホリル;ピ
ペラジニル;下記式(A)の環;下記式(B)の環;ピ
ラニル;又はチエニルのヘテロ環の一価基、(ホ)低級
アルコキシ置換したアルキルまたはシクロアルキルを示
す)を示し、 R2 は、水素を示すか、またはR1 とR2 は一緒になっ
てホモフタロイルを示し、 R3 は、式-(CH2)n-R6(ここでnは1〜3の整数、R6
は(イ)水素、(ロ)低級アルキル、(ハ)ハロゲン;
低級アルキル;低級アルコキシ;低級アルキル基を有し
ていてもよいアミノ基;水酸基又はメチレンジオキシ基
で置換されていてもよいフェニル、(ニ)低級アルキル
置換基を有してもよいアミノ基、(ホ)シアノ基、
(ヘ)低級アルキル置換基を有してもよいチオール、
(ト)低級アルコキシ、(チ)カルバモイルまたは
(リ)下記式(2)(式中、pは0〜1の整数、qは0
〜2の整数、R7 はハロゲン;低級アルキル;低級アル
コキシ;低級アルキル基を有していてもよいアミノ基;
水酸基;メチレンジオキシ基;フェニル基;ヒドロキシ
メチル基;又はカルバモイル基を有していてもよい、ピ
リジル;ピペリジル;インドリル;ピラジニル;キノリ
ル;イソキノリル;イミダゾリル;ピロリル;ピロリジ
ニル;モルホリル;ピペラジニル;下記式(A)の環;
下記式(B)の環;ピラニル又はチエニルのヘテロ環の
一価基を示す)を示す)を示し、 R4 は、水素を示し、またはR3 とR4 は、結合してい
る窒素とともにメチル、フェニル、カルバモイル、ピリ
ジルもしくはピリミジニルを有していてもよいピロリジ
ニル、ピペリジル又はピペラジニル基から選ばれる5〜
6員環を形成する基を示すが、ただし、R1 とR4 がと
もに水素原子であるときは、R3 は、メチル基、n−ブ
チル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、フェニルメ
チル基およびジメチルアミノエチル基ではなく、R1 が
水素原子であるときは、R3 とR4 は、結合している窒
素とともにピペリジル基を形成しないものとする)で表
される4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボキサ
ミド誘導体及びその酸付加塩。 【化1】 【化2】 - 【請求項2】 前記式(1)において、R1 が前記式:
R5 −Xm −CO−で示される基である請求項1に記載の
4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボキサミド誘
導体及びその酸付加塩。 - 【請求項3】 式(4)、式(5)、式(6)および式
(7): 【化3】 で表される化合物からなる群れから選ばれる4−(アミ
ノメチル)シクロヘキサンカルボキサミド誘導体及びそ
の酸付加塩。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の4
−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボキサミド誘導
体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分とする
消化管運動亢進作用を有する医薬組成物。 - 【請求項5】 経口投与用である請求項4に記載の医薬
組成物。 - 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の4
−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボキサミド誘導
体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分とする
消化管運動亢進薬。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23838592A JP3153015B2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボキサミド誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23838592A JP3153015B2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボキサミド誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0687810A JPH0687810A (ja) | 1994-03-29 |
JP3153015B2 true JP3153015B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17029411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23838592A Expired - Fee Related JP3153015B2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボキサミド誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3153015B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995026953A1 (fr) * | 1994-03-30 | 1995-10-12 | Yoshitomi Pharmaceutical Industries, Ltd. | Compose d'acide benzoïque et son utilisation comme medicament |
AU2004274155A1 (en) | 2003-09-22 | 2005-03-31 | F. Hoffmann-La Roche Ag | Aminoalkylamide substituted cyclohexyl derivatives |
WO2012044046A2 (en) | 2010-09-29 | 2012-04-05 | Sk Biopharmaceuticals Co., Ltd. | Novel methylcyclohexane derivatives and uses thereof |
CA3058190A1 (en) * | 2017-03-29 | 2018-10-04 | Minerva Biotechnologies Corporation | Agents for differentiating stem cells and treating cancer |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP23838592A patent/JP3153015B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
Acta.Pharm.Suecica,Vol.7,No.4(1970)p.441−p.448 |
J.Med.Chem.,Vol.15,No.3(1972)p.247−p.255 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0687810A (ja) | 1994-03-29 |
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