JP3152794U - テーブルキャスター構造体 - Google Patents

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佐藤 健治
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Abstract

【課題】キャスター付きの移動式テーブルを移動する場合にガタツキが発生しないようにすることが可能なテーブルキャスター構造体を提供する。【解決手段】テーブルの脚一組に取り付けられ、そのテーブル自体の荷重により、それぞれのアジャスター内部の粘弾性体0112が個々の状況に応じ圧縮伸長変型する自動調節テーブルアジャスター0110と、前記自動調節テーブルアジャスターに取り付けられるテーブルキャスターとを有するテーブルキャスター構造体であって、前記自動調節テーブルアジャスターは、前記粘弾性体と、自身をテーブル脚に固定するためのボルト0111と、が摩擦や衝撃に耐える円環状の樹脂製キャップ0113にはめ込まれて耐久性を高めると共に簡単に交換ができる様になり、前記粘弾性体は前記ボルトの下側に配置してテーブルキャスター構造体を構成する。【選択図】図1

Description

本件考案は、自動調節テーブルアジャスターと、当該自動調節テーブルアジャスターに取り付けられるテーブルキャスターと、を有するテーブルキャスター構造体に関する。
テーブルのガタツキや水平を保つため、通常、テーブルの脚下にはアジャスターが設置されている。しかし従来の多くのアジャスターは脚側のナット部分にアジャスター側のボルトを回しながらテーブルの高さやガタツキ調節を行っていたため、テーブルを移動したりすることで徐々にボルト部分が回転しガタツキが発生するといった問題があった。また、床全体が水平に設計されているところは少なく、通常は場所によりテーブルの脚それぞれのガタツキが発生し、また、ガタツキを修正する場合も人による床面に合わせながらの細かい調節作業が必要となるといった問題もあった。
さらに、テーブルの脚下に設置されるアジャスターに粘弾性体を用いることで、粘弾性体の性質により自動的に脚の長さを調整するアジャスターも存在する(特許文献1参照)が、従前のものは、粘弾性体が直接床面に接していたため、テーブルなどを移動した際に、粘弾性体が削れ、ガタツキが修正できなくなるおそれや、粘弾性体が粘性を有するためテーブル移動時に外れてしまうおそれがあった。
実用新案登録第3116289号
そこで、本件考案の考案者は、このような従前からの問題を解決するため、テーブル脚一組に取り付けられるアジャスターについて、そのテーブル自体の荷重により、それぞれのアジャスター内部の粘弾性体が個々の状況に応じ圧縮伸長変型する自動調節テーブルアジャスターをすでに発明したところである。当該発明は、特許第4266026号として、すでに権利化されている。この自動調節テーブルアジャスターにより、少なくとも固定式のテーブルについては、テーブルのガタツキが自動的に解消され、テーブルの移動をスムーズに行うことが可能となった。
しかしながら、キャスター付きの移動式テーブルについては、この自動調節テーブルアジャスターを取り付けるための技術がこれまで見出されていなかったため、依然として
テーブルを移動することでガタツキが発生するといった問題が解消されずに残っていた。
そこで、本件考案の解決すべき課題は、キャスター付きの移動式テーブルを移動する場合にガタツキが発生しないようにすることが可能なテーブルキャスター構造体を提供することにある。
以上の課題を解決するため、第一の考案は、テーブルの脚一組に取り付けられ、そのテーブル自体の荷重により、それぞれのアジャスター内部の粘弾性体が個々の状況に応じ圧縮伸長変型する自動調節テーブルアジャスターと、前記自動調節テーブルアジャスターに取り付けられるテーブルキャスターとを有するテーブルキャスター構造体であって、前記自動調節テーブルアジャスターは、前記粘弾性体と、自身をテーブル脚に固定するためのボルトと、が摩擦や衝撃に耐える円環状の樹脂製キャップにはめ込まれて耐久性を高めると共に簡単に交換ができ、前記粘弾性体は前記ボルトの下側に配置されていることを特徴とするテーブルキャスター構造体を提供する。
また、第二の考案は、第一の考案を基礎として、前記テーブルキャスターは、自在キャスターであるテーブルキャスター構造体を提供する。
また、第三の考案は、第一または第二の考案を基礎として、前記粘弾性体は、前記ボルトとの摩擦が比較的小さいフィルムを前記ボルトとの間に貼り付けたものであるテーブルキャスター構造体を提供する。
また、第四の考案は、第三の考案を基礎として、前記粘弾性体は、前記テーブルキャスターとの摩擦が比較的小さいフィルムを前記テーブルキャスターとの間に貼り付けた自動調節テーブルアジャスターを提供する。
また、第五の考案は、第一から第四のいずれか一の考案を基礎として、前記樹脂製キャップは、内底面を有し前記粘弾性体は、内底面上に配置されるテーブルキャスター構造体を提供する。
また、第六の考案は、第一から第四のいずれか一の考案を基礎として、前記テーブルキャスターは、テーブル脚側軸上端に前記ボルトと対向して前記樹脂製キャップ内で前記粘弾性体を挟み込む上面を有するテーブルキャスター構造体を提供する。
本件考案により、キャスター付きの移動式テーブルを移動する場合にガタツキが発生しないようにすることが可能なテーブルキャスター構造体を提供することが可能となる。
本件考案に係るテーブルキャスター構造体の一例を示す概念図 本件考案におけるテーブルキャスターの構成・形状の一例を示す図 本件考案のテーブルキャスター構造体における高さ調節のしくみを説明するための図 本件考案のテーブルキャスター構造体における高さ調節のしくみを説明するための図 本件考案におけるテーブルキャスターの樹脂製キャップへの取付け構造の一例を示す図 本件考案におけるテーブルキャスターの樹脂製キャップへの取付け構造の一例を示す図 はめ込み構造におけるはめ込み要領の一例を説明するための図 本件考案におけるテーブルキャスターの樹脂製キャップへの取付け構造の一例を示す図 フィルムを配置した自動調節テーブルアジャスターの断面図
0100 テーブルキャスター構造体
0110 自動調節テーブルアジャスター
0111 ボルト
0112 粘弾性体
0113 樹脂製キャップ
0120 テーブルキャスター
0121 頂部
0121a 頂部の上面
0122 テーブル脚側軸(主軸)
0123 把持部
0124 車輪
0130 テーブルの脚
0140 床面
以下に、本件考案の実施例を説明する。実施例と請求項の相互の関係については、実施例1は主に請求項1などに関し、実施例2は主に請求項2などに関し、実施例3は主に請求項3、4などに関し、実施例4は主に請求項5などに関し、実施例5は主に請求項6などに関する。なお、本件考案はこれら実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
<概要>
本実施例のテーブルキャスター構造体は、上述の特許第4266026号に係る自動調節テーブルアジャスターを利用するとともに、これに加えて自動調節テーブルアジャスターに取り付けられるテーブルキャスターを有するテーブルキャスター構造体であって、自動調節テーブルアジャスターは、粘弾性体と自身をテーブル脚に固定するためのボルトとが摩擦や衝撃に耐える円環状の樹脂製キャップにはめ込まれて耐久性を高めると共に簡単に交換ができ、粘弾性体はボルトの下側に配置されていることを特徴とするテーブルキャスター構造体である。
<構成>
(全般)
図1は、本件考案に係るテーブルキャスター構造体の一例を示す概念図である。本図に示すように、本件考案に係るテーブルキャスター構造体0100は、テーブルの脚0130に取り付けられるものであって、自動調節テーブルアジャスター0110と、当該自動調節テーブルアジャスターに取り付けられるテーブルキャスター0120とを有する。本図は、かかるテーブルキャスター構造体が床面0140上に置かれた状態を示している。
(自動調節テーブルアジャスター)
自動調節テーブルアジャスターは、テーブルの脚一組に取り付けられるアジャスターについて、そのテーブル自体の荷重により、それぞれのアジャスター内部の粘弾性体が個々の状況に応じ圧縮伸長変型する自動調節テーブルアジャスターである。ここで、「個々の状況」とは、例えばテーブルの長さが均一でないとか、床が平たんでないといった状況をさす。
また、粘弾性体と、自動調節テーブルアジャスター自身をテーブルの脚に固定するためのボルトとが、摩擦や衝撃に耐える円環状の樹脂製キャップにはめ込まれており、これにより耐久性を高めるように構成されている。さらに、このような構成により、粘弾性体とボルトは簡単に交換ができるようになっている。なお、ここでテーブルの「脚一組」とは、テーブルのすべての脚からなる組(例えばテーブルが4本の脚を有する場合に4本すべてからなる組)であってもよいし、一部の脚からなる組(例えばテーブルが4本の脚を有する場合に隣り合う2本だけからなる組)であってもよい。また、この場合の脚の数も問わない。
かかる自動調節テーブルアジャスターとして、本件考案では、特許第4266026号にかかる自動調節テーブルアジャスターを利用する。当該自動調節テーブルアジャスターの特徴は、同特許文献において詳細に説明されているが、ここで本件考案の理解に必要な範囲でその概要を改めて説明する。
図1に示すように、自動調節テーブルアジャスター0110は、ボルト0111と粘弾性体0112とを有する。また、本図に示す例のように、自動調節テーブルアジャスターは、粘弾性体とボルトを覆う樹脂製キャップ0113を有していてもよい。
(粘弾性体)
粘弾性体は、粘弾性を有するウレタンなどにより構成されている。粘弾性体は、テーブル自体の荷重により圧縮され横方向に膨張し、高さが調整される。本件考案の特徴は、この粘弾性体がボルトの下側に配置されていることにある。かかる構成に加え、後述するように粘弾性体の下側にテーブルキャスターが樹脂製キャップに固定されて配置される構成によって、ボルトとテーブルキャスターが粘弾性体を上下から挟む形となり、テーブル自体の荷重を受けてボルトによって下方向に圧縮された粘弾性体がテーブルキャスター上で横方向に膨張し、高さが調整されるようになっている。
(ボルト)
ボルトは、自動調節テーブルアジャスター自身をテーブルの脚に固定するためのものである。テーブルと接合するためのネジが切られた部分とその逆側にはボルト頂部がある。ボルト頂部は、弾性体と接しており、テーブルからの荷重を弾性体に伝えている。ボルトは、テーブルの荷重を支え、かつテーブルと確実に接合する必要があるため、金属など十分な強度を有する素材によって構成することが望ましい。
(樹脂製キャップ)
図1の例に示す自動調節テーブルアジャスターは、粘弾性体とボルトを覆う樹脂製キャップ0113を有している。この樹脂製キャップは、ポリエチレンなどの樹脂からなり、摩擦や衝撃に耐える円環状の構造を有している。粘弾性体とボルトとは、この樹脂製キャップにはめ込まれて耐久性を高めると共に簡単に交換ができるようになっている。
この樹脂製キャップは、内底面を有していなくてもよいし、有していてもよい。換言すれば、底のない、上下が開放された筒状(管状)のものであってもよいし、底のある、上方のみ開放された容器状(杯状)のものであってもよい。前者の内底面を有する樹脂製キャップの場合は、粘弾性体は内底面上に配置され、テーブルキャスターは、内底面の裏側に配置される。このため、テーブルキャスターは粘弾性体には直接は接しない構造となる。一方、後者の内底面を有しない樹脂製キャップの場合は、テーブルキャスターが粘弾性体を載置する形で直に接し、粘弾性体の上にやはり直に接する形で配置されるボルトと共に粘弾性体を上下から挟み込む形となる。図1に示したものは、内底面を有しない例である。なお、本件考案の権利範囲には含まれないが、この樹脂性キャップの代わりに、金属製など非樹脂製のキャップを用いてもよい。即ち、本件考案は、キャップが樹脂製でないものについても適用可能である。
(テーブルキャスター)
(全般)
テーブルキャスターは、テーブルを移動するためにテーブルの脚部付近に取り付けられるものである。テーブルキャスターには、一般に車輪が車軸を中心に回転可能であるとともに車輪が旋回可能な自在キャスター(旋回キャスター)と、車輪が車軸を中心に回転可能であるが車輪が旋回することは不可能な固定キャスターとがあるが、本件考案においてはどちらのタイプであってもよい。また、テーブル使用時に車輪が回転しないようにするためのストッパーを有していてもよい。
本件考案におけるテーブルキャスター自体の構成・形状は公知の一般的なテーブルキャスターと同様である。このように、本件考案に用いられるテーブルキャスターは、既存のテーブルキャスターと同様の構成・形状のものを利用できることから、本件考案にかかるテーブルキャスター構造体のための独自の構成・形状のものをわざわざ製造する必要がなく、既存のテーブルキャスターに簡単な取付け構造を付加するだけで容易に本件考案にかかるテーブルキャスター構造体を生成することができる。
なお、本件考案におけるテーブルキャスターは、樹脂製キャップと一体に成形されたものであってもよい。
図2は、本件考案におけるテーブルキャスターの構成・形状の一例を示す図である。本図のテーブルキャスター0220は、頂部0221と、頂部に対して旋回可能に取り付けられるテーブル脚側軸(主軸)0222と、テーブル脚側軸に連結され、車輪を把持するための把持部0223と、車輪0224とからなる。本図の例のキャスターは自在キャスターの例である。
本図の例では、頂部は略矩形の平板である面形状をなしている。このように頂部は上面0221aを有していてもよい。このようにすることで樹脂製キャップ内における上面とボルトとによる粘弾性体の挟み込みを好適に行うことが可能となるが、この点については別の実施例にて後述する。
なお、頂部の形状は、本図のような略矩形のものに限られず、他のいかなる形状であってもよい。例えば略円形のものであってもよく、図1に示した例のように、樹脂製キャップ0113が内底面を有さず、テーブルキャスター0120の頂部0121が直接樹脂製キャップ内に嵌め込まれて粘弾性体を載置する構造の場合は、樹脂製キャップの内形に合わせてテーブルキャスターの頂部も略円形であることが望ましい。
本件考案のテーブルキャスターは、自動調節テーブルアジャスターに取り付けられる。具体的には、図1に示したように、テーブルキャスター0120の頂部0121が、自動調節テーブルアジャスター0110を構成する樹脂製キャップ0113に固定的に取り付けられる。
すでに述べたように、自動調節テーブルアジャスターの粘弾性体がボルトの下側に配置されるとともに粘弾性体の下側にテーブルキャスターが配置されて、ボルトとテーブルキャスターが粘弾性体を上下から直接または間接的に挟む形となる(間接的に挟む場合とは、樹脂製キャップが内底面を有する場合である)。ここで、テーブルキャスターの頂部の上面0121aは、床面からの高さが一定の高さに固定されている。そこで、本件考案のテーブルキャスター構造体を用いたテーブルの高さ調節のしくみは、次に説明するように、特許第4266026号の自動調節テーブルアジャスターを用いたテーブルの高さ調節のしくみと基本的に同様となる。
図3A、図3Bは、本件考案のテーブルキャスター構造体における高さ調節のしくみを説明するための図であって、このしくみを特許第4266026号に係る自動調節テーブルアジャスターにおける高さ調節のしくみと比較して示した図である。
図3Aに示すように、特許第4266026号に係る自動調節テーブルアジャスターにおいては、樹脂製キャップ0313が床面0340上に固定的に配置され、樹脂製キャップ内に配置された粘弾性体0312がテーブル(テーブルの脚)0330から加えられた荷重を受けたボルト0311によって床面上(厳密には樹脂製キャップ底面上)で横方向に膨張し、テーブルの高さが調整されるようになっている。本図の左側に示したものは、自動調節テーブルアジャスターがテーブルの脚に取り付けられておらず、従ってテーブルからの荷重を受けない状態であり、右側に示したものは、テーブルの脚に取り付けられてテーブルからの荷重を受けた状態である、荷重を受けると粘弾性体が横に膨張して図中の中央に矢印で示した高さhだけ粘弾性体が下につぶれた状態となり、テーブルの高さが調整される。
これと比較して、図3Bに示す本件考案のテーブルキャスター構造体の例では、樹脂製キャップ0313にテーブルキャスターの頂部0321が固定的に取り付けられ、樹脂製キャップ内に配置された粘弾性体0312がテーブル0330から加えられた荷重を受けたボルト0311によって頂部の上面上で横方向に膨張し、テーブルの高さが調整されるようになっている。即ち、この場合も粘弾性体が横に膨張して図中の中央に矢印で示した高さhだけ粘弾性体が下につぶれた状態となり、テーブルの高さが調整されるようになっている。この場合において、上面は床面0340上に配置されるテーブルキャスターの一部を構成する要素であるから、上面の床面からの高さは固定されていることになる。
従って、本件考案のテーブルキャスター構造体における高さ調節のしくみは、あたかも特許第4266026号に係る自動調節テーブルアジャスターにおける床面をテーブルキャスター(本図の例では上面)に置き換えたようなものであり、床面上もしくはテーブルキャスター(上面)上におけるテーブルの高さの調節のしくみ自体は基本的に同様となる。
(テ―ブルキャスターの取付け構造)
次に、テーブルキャスターの樹脂製キャップへの取付け構造について説明する。この取付け構造にはいくつかのバリエーションが考えられる。
(具体例(1)ねじ込み構造)
この取付け構造として、例えば、テーブルキャスター自体にねじを切ることでこれを樹脂製キャップにねじ込んで固定する構造が考えられる。
図4は、本件考案におけるテーブルキャスターの樹脂製キャップへの取付け構造の一例を示す図であって、かかるねじ込み構造の一例を示したものである。本図の例では、樹脂製キャップ0413に設けられた雌ねじ0413aに対し、雄ねじ0421aを設けたテーブルキャスターの頂部0421を矢印の方向にねじ込んで固定するようにしている。このため、本図の例におけるテーブルキャスターの頂部は円柱形状をなす。
なお、かかるテーブルキャスター構造体の寸法の好適な一例としては、樹脂製キャップの全長が70mm、外径が32mm、樹脂製キャップに設けられた雌ねじの長さが20mm、内径が14.5mmといったものが考えられる。
(具体例(2)ビス止め構造)
また、この取付け構造として、例えば、テーブルキャスターを他部材を介する等により樹脂製キャップに固定する構造が考えられる。固定手段としては、ビス止め、カシメ等が考えられる。
図5は、本件考案におけるテーブルキャスターの樹脂製キャップへの取付け構造の一例を示す図であって、かかるねじ止め構造の一例を示したものである。本図は、樹脂製キャップ0513と固定の他部材0531とテーブルキャスター0520を分離した状態で示したものである。本図に示すテーブルキャスターとの例では、テーブルキャスター0520の頂部0521が略矩形形状をなしており、その四隅にビス止め、カシメ等のための計4個の貫通孔0521aが設けられている。また、固定のための他部材として金属板0531が用いられる。この金属板にも、前述の上面0521の四隅の貫通孔0521aに見合う四隅付近の位置にビス止め、カシメ等のための貫通孔0531aが設けられている(本図の例では、この貫通孔0531aは、金属板から張り出した突起に設けられている)。そこで、この両者の貫通孔0521a、0531aを利用して、テーブルキャスターの頂部と金属板をビス止め、カシメ等により固定する。
また、本図の例では、この金属板には、四隅付近の位置にビス止め、カシメ等のための貫通孔であって、上述の貫通孔0531aとは別の計4個の貫通孔0531bも設けられている(本図の例では、この貫通孔0531bも、金属板から張り出した突起に設けられている)。この貫通孔は、金属板を樹脂製キャップに固定するためのものであって、樹脂製キャップにも計4個の貫通孔0513bが設けられており、金属板の貫通孔0531bはこれに見合う位置に設けられている。
そこで、テーブルキャスターを樹脂製キャップに取り付けるには、テーブルキャスターを貫通孔を利用して金属板に取り付けると共に、この金属板を樹脂製キャップに取り付けるようにすればよい。
なお、金属板は本図に示したように計8個の貫通孔0531a、0531bを設けた1枚の板であってもよいし、計4個の貫通孔0531aを設けた金属板と計4個の貫通孔0532aを設けた金属板を貼り合わせて一体的に形成したものなどであってもよい。
(具体例(3)はめ込み構造)
さらに、この取付け構造として、例えば、テーブルキャスターの頂部を樹脂性キャップにはめ込んで固定する構造が考えられる。具体的には、例えば、テーブルキャスターの頂部の外形を樹脂性キャップ内の凹凸形状に噛み合う凹凸形状とし、テーブルキャスターの頂部を樹脂製キャップ内にハンマー等で打ち込んで固定する構造が考えられる。あるいは、樹脂性キャップの内径をテーブルキャスターの頂部の外径をよりやや小さめに作っておき、樹脂製キャップを加熱して内径を広げた状態でテーブルキャスターの頂部を樹脂製キャップ内に下から押し込み、樹脂性キャップを冷やすことでテーブルキャスターの頂部を樹脂製キャップ内に固定する構造が考えられる。
あるいは、テーブルキャスターが樹脂製キャップに固定されない構造であっても、テーブルキャスターが樹脂製キャップから外れない構造になっていればよい。この場合には、テーブルキャスターの頂部の外径が樹脂製キャップの内径よりやや小さい構造となるが、樹脂製キャップの底面の開口部を樹脂製キャップの内径および頂部の外径よりやや狭くすることにより、テーブルキャスターの頂部が樹脂製キャップ内で上下に移動可能であっても、開口部からは外れないようになっていればよい。この場合におけるテーブルキャスター頂部の樹脂製キャップへのはめ込み要領は、前段落に述べた要領と同様でよい。
図6は、かかるはめ込み構造におけるはめ込み要領の一例を説明するための図である。本図の例は、テーブルキャスターの頂部を樹脂製キャップ内にハンマー等で打ち込んで固定する構造であって、かつ、テーブルキャスターが樹脂製キャップに固定されない構造の例である。本図(a)に示すように、テーブルキャスター0620の頂部0621を樹脂製キャップ0613内に矢印A方向にハンマー等で打ち込んで固定する。本図(b)は、打ち込んで固定した状態である。この場合、テーブルキャスターの頂部の外径は樹脂製キャップの内径l1とほぼ等しく、樹脂製キャップの底面の開口部の径l2はこれよりやや狭くなっている。このようにすることで、テーブルキャスターの頂部を樹脂製キャップ内に打ち込んだ後は、当該頂部が開口部からは外れないようになっている。
テーブルキャスターの頂部は、これを樹脂製キャップ内に直にはめ込んでもよいが、別部材として、テーブルキャスターの頂部の外径よりやや小さめの内径と樹脂製キャップの内径よりやや大きめの外径を有する樹脂製の筒状部材を設け、上に述べたテーブルキャスターの頂部を樹脂製キャップ内に直にはめ込む場合と同様の要領で、例えばまずテーブルキャスターの頂部を筒状部材にはめ込んで固定し、その上でこれらを樹脂製キャップにはめ込むようにしてもよい。
図7は、本件考案におけるテーブルキャスターの樹脂製キャップへの取付け構造の一例を示す図であって、かかるはめ込み構造の一例を断面図で示したものである。本図の例は、別部材として上述のような筒状部材を設けた例である。本図の場合、まずテーブルキャスターの頂部0721を上述の要領で筒状部材0732にはめ込んで固定し、その上でこれらを樹脂製キャップ0713にはめ込むようにすることで、テーブルキャスターを自動調節アジャスターの樹脂製キャップに取り付けることができる。
<効果>
本実施例の考案により、キャスター付きの移動式テーブルを移動する場合にガタツキが発生しないようにすることが可能なテーブルキャスター構造体を提供することが可能となる。
<概要>
本実施例のテーブルキャスター構造体は、テーブルキャスターが自在キャスターであることを特徴とするものである。
<構成>
(全般)
本実施例のテーブルキャスター構造体は、実施例1のテーブルキャスター構造体と基本的に共通するが、特に、テーブルキャスターが自在キャスターであることを特徴とするものである。
実施例1でも述べたように、本件考案におけるテーブルキャスター自体の構成・形状は公知の一般的なテーブルキャスターと同様であり、自在キャスターについても、様々な構造・形状の公知の一般的な自在キャスターを用いることができる。前出の図1、図2に示した例もキャスターが自在キャスターの場合の例である。
本件考案に係るテーブルキャスター構造体は、様々な用途のテーブルに用いることができるが、特に、本実施例のような自在キャスターを用いたテーブルキャスター構造体は、飲食店等の店舗で用いるテーブルに用いる場合に好適なものである。即ち、これらの店舗で用いるテーブルは、通例重量があり、日常的に動かすことはない反面、動かす場合は、大掃除や店舗の模様替えといった場合のように大規模に動かす場合が多く、動かす方向も一方向に限られず様々な方向に動かす蓋然性が高い。このため、自在キャスターを用いたテーブルキャスター構造体を取り付けたテーブルであれば、かかる場合の移動をスムーズに行うことが可能となる。
<効果>
本実施例の考案により、特に飲食店等の店舗で用いるテーブルのように、通例重量があり、日常的に動かすことはない反面、動かす場合は、大掃除や店舗の模様替えといった場合のように大規模に動かす場合が多く、動かす方向も一方向に限られず様々な方向に動かす蓋然性が高いテーブルの移動をスムーズに行うことが可能となる。
<概要>
本実施例のテーブルキャスター構造体は、粘弾性体が、ボルトとの摩擦が比較的小さいフィルムをボルトとの間に貼り付けたものであることを特徴とするものである。あるいは、これに加え、粘弾性体が、テーブルキャスターとの摩擦が比較的小さいフィルムをテーブルキャスターとの間に貼り付けたものであることを特徴とするものである。
<構成>
(全般)
本実施例のテーブルキャスター構造体は、実施例1または2のテーブルキャスター構造体と基本的に共通するが、粘弾性体が、ボルトとの摩擦が比較的小さいフィルムをボルトとの間に貼り付けたものであることを特徴とするものである。あるいは、これに加え、粘弾性体が、テーブルキャスターとの摩擦が比較的小さいフィルムをテーブルキャスターとの間に貼り付けたものであることを特徴とするものである。
「フィルム」は、ボルトとの摩擦が比較的小さいフィルムであって、例えばポリプロピレン(PP)やポチエチレンテレフタレート(PET)などのフィルムである。
粘弾性体は、表面に粘性を有する。このため、テーブル移動時にテーブルに横向きの力が加わった際、特にキャスターが回転してテーブルがスムーズに動き出すまでの間に、粘弾性体がボルトやテーブルキャスターに貼り付き、これらとの間に摩擦が生じてテーブルキャスターの旋回や回転を妨げてしまうおそれがある。そこで、ボルトとの摩擦が比較的小さいフィルムをボルトと粘弾性体の間に設置することで、粘弾性体の粘性を抑え、テーブルキャスターの旋回や回転を容易にすることが可能となる。
あるいは、これに加え、テーブルキャスターとの摩擦が比較的小さいフィルムをテーブルキャスターと粘弾性体の間にも設置することで、粘弾性体の粘性を抑え、テーブルキャスターの旋回や回転を容易にすることが可能となる。
図8は、フィルムを配置した自動調節テーブルアジャスターの断面図である。フィルム0814を粘弾性体0812とボルト0811の間に設置するとともに、かかるフィルム0814を粘弾性体とテーブルキャスター0820との間にも配置した例である。
なお、粘弾性体とボルトやテーブルキャスターとの間の摩擦を抑え、テーブルキャスターの旋回や回転を容易にするための構成としては、このほか、ボルトと粘弾性体の間や、粘弾性体とテーブルキャスターの間に、油や摩擦抵抗を少なくするためのパウダーを塗布したり、ベアリングなどの球体を配置したりするものでもよい。
<効果>
本実施例の考案により、ボルトに対して、粘弾性体および樹脂製キャップが独立して回転することが可能となるため、特に、テーブルキャスターが自在キャスターであって、かつ樹脂製キャップが内底面を有しない構造の場合に、テーブル移動時におけるテーブルキャスターの旋回を容易にすることが可能となる。
<概要>
本実施例のテーブルキャスター構造体は、樹脂製キャップが内底面を有し、粘弾性体は、内底面上に配置されることを特徴とするものである。
<構成>
本実施例のテーブルキャスター構造体は、実施例1から3のいずれか一のテーブルキャスター構造体と基本的に共通するが、特に、樹脂製キャップが内底面を有し、粘弾性体は、内底面上に配置されることを特徴とするものである。
「内底面」とは、樹脂製キャップが、底のある、上方のみ開放された容器状のものである場合における当該底面をいう。樹脂製キャップが内底面を有する場合には、粘弾性体は内底面上に配置され、テーブルキャスターは、内底面の裏側に配置される。このため、テーブルキャスターは粘弾性体には直接は接しない構造となる。また、テーブルキャスターが自在キャスターの場合であってテーブル移動時にテーブルキャスターが旋回したとしても、樹脂製キャップの内底面の裏側とテーブルキャスターのテーブル脚側軸が擦れ合うことはあっても、内底面自体は全く旋回しないため、粘弾性体と内底面擦れ合うといった問題は生じない。また、このような内底面上に載置されている粘弾性体が旋回しないことから、粘弾性体上に載置されているボルトと粘弾性体が擦れ合うといった問題も生じない。従って、本実施例の構成によれば、粘弾性体がテーブルキャスターの旋回を妨げてしまうといった問題は一切生じることなく、テーブルキャスターの旋回を容易にすることが可能となる。なお、本実施例の場合は、前実施例のようなフィルムの配置は不要となる。
<効果>
本実施例の考案により、テーブル移動時にテーブルキャスターが旋回したとしても、粘弾性体とボルトや内底面とが擦れ合うといった問題が生じないようにすることができ、テーブルキャスターの旋回を容易にすることが可能となる。
<概要>
本実施例のテーブルキャスター構造体は、テーブルキャスターが、テーブル脚側軸上端にボルトと対向して樹脂製キャップ内で粘弾性体を挟み込む上面を有することを特徴とするものである。
<構成>
本実施例のテーブルキャスター構造体は、実施例1から3のいずれか一のテーブルキャスター構造体と基本的に共通するが、特に、テーブルキャスターが、テーブル脚側軸上端にボルトと対向して樹脂製キャップ内で粘弾性体を挟み込む上面を有することを特徴とするものである。
前出の図2に示したテーブルキャスターは、かかるテーブル脚側軸上端にボルトと対向して樹脂製キャップ内で粘弾性体を挟み込む上面を有するテーブルキャスターの一例である。本図に示すテーブルキャスターは、テーブル脚側軸(主軸)0222の上端に頂部0221およびその上面0221aを有する。「上面」は、ボルトと対向して樹脂製キャップ内で粘弾性体を挟み込むためのものである。
前出の図1は、テーブル脚側軸上端に配置された頂部0121の上面0121aが、ボルトと対向して樹脂製キャップ内で粘弾性体を挟み込んでいる状態を示している。このように、テーブルキャスターに上面を設けることで、樹脂製キャップ内における上面とボルトとによる粘弾性体の挟み込みを好適に行うことが可能となる。
<効果>
本実施例の考案により、樹脂製キャップ内における上面とボルトとによる粘弾性体の挟み込みを好適に行うことが可能となる。

Claims (6)

  1. テーブルの脚一組に取り付けられ、そのテーブル自体の荷重により、それぞれのアジャスター内部の粘弾性体が個々の状況に応じ圧縮伸長変型する自動調節テーブルアジャスターと、
    前記自動調節テーブルアジャスターに取り付けられるテーブルキャスターと
    を有するテーブルキャスター構造体であって、
    前記自動調節テーブルアジャスターは、
    前記粘弾性体と、自身をテーブル脚に固定するためのボルトと、が摩擦や衝撃に耐える円環状の樹脂製キャップにはめ込まれて耐久性を高めると共に簡単に交換ができ、
    前記粘弾性体は前記ボルトの下側に配置されていることを特徴とするテーブルキャスター構造体。
  2. 前記テーブルキャスターは、自在キャスターである請求項1に記載のテーブルキャスター構造体。
  3. 前記粘弾性体は、前記ボルトとの摩擦が比較的小さいフィルムを前記ボルトとの間に貼り付けたものである請求項1または2に記載のテーブルキャスター構造体。
  4. 前記粘弾性体は、前記テーブルキャスターとの摩擦が比較的小さいフィルムを前記テーブルキャスターとの間に貼り付けた請求項3に記載の自動調節テーブルアジャスター。
  5. 前記樹脂製キャップは、内底面を有し前記粘弾性体は、内底面上に配置される請求項1から4のいずれか一に記載のテーブルキャスター構造体。
  6. 前記テーブルキャスターは、テーブル脚側軸上端に前記ボルトと対向して前記樹脂製キャップ内で前記粘弾性体を挟み込む上面を有する請求項1から4のいずれか一に記載のテーブルキャスター構造体。
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