JP2004244010A - キャスタ付きアジャスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型化でき、床面19を傷つける虞がなく、高さの最大調整可能量を大きくしたり、床面が傾斜していても対応可能とできるキャスタ付きアジャスタ1を提供する。
【解決手段】 接床体2を上下方向に貫通するとともに、接床体2に対して昇降可能となるように、接床体2に支軸8を支持させる。この支軸8の下端部にキャスタ13を取り付け、キャスタ13の車輪15を接床体2外に突出させることも、接床体2内に引っ込めることも可能にする。支軸8の上端側に被取付物17のねじ穴18にねじ込まれる被取付物用雄ねじ部9aを、長さ方向中間部に回転操作部10をそれぞれ設ける。あるいは、あらゆる方向に若干振れることが可能に接床体2に取り付けた軸支持ナット7に支軸8を螺合する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、各種機器、家具、陳列什器等の被取付物に取り付けられて、高さ調整を行うアジャスタに係り、特にキャスタを一体的に備えたキャスタ付きアジャスタに関する。
一般的なアジャスタは、キャスタを備えておらず、高さ調整を行うことができるのみで、被取付物の設置箇所の移動を容易にする機能は備えていない。また、従来より、アジャスタとキャスタとを一体的に備え、キャスタにより被取付物の設置箇所の移動を容易に行えるようにしたキャスター付きアジャスタ(ないしはアジャスタ付きキャスター)も種々開発はされているが、これらの多くは、床面に接触される接床体の外部にキャスタが設けられているため、装置が非常に大型化するという問題があった。
また、従来より、一部には、接床体の内部にキャスタが収容されるようにしたキャスタ付きアジャスタが開発されている(例えば、特許文献1〜8参照)。この種のキャスタ付きアジャスタは、接床体の内方においてキャスタの車輪を昇降できるようになっており、被取付物を床面上において移動させる際には、キャスタの車輪の最下部を接床体の底部より下方に突出させる一方、高さ調整を行う際には、接床体が床面に接触され、キャスタの車輪の最下部が接床体の底部より上方に引っ込んだ状態となるようにしている。このような構造のキャスタは、接床体の内部にキャスタが収容されるので、小型化することが可能である。
特開平6−255303号公報 特開平11−139105号公報 実公平4−48961号公報 実開昭56−93306号公報 実開平1−114404号公報 実開平4−112101号公報 実開平6−55809号公報 米国特許第4,800,617号明細書
しかしながら、前記従来の接床体の内部にキャスタが収容されるようにした形式のキャスタ付きアジャスタにおいては、次のような問題があった。
(a)例えば特許文献1のように、被取付物に螺合される接床体の内周にねじ軸をさらに螺合するとともに前記ねじ軸の下端部にキャスタの車輪を支持させ、接床体およびねじ軸の上端にそれぞれ設けられた工具嵌合穴にエルボーレンチ等のような工具の先端を嵌合して接床体およびねじ軸を昇降させる構造のものにおいては、被取付物のうちのアジャスタの上方となる部分に、工具の先端を挿入できる開放部が存在しない場合には使用することができない(現実には、ほとんどの場合、そのような開放部は存在しない)、
(b)接床体を床面に摺接させながら回転させることにより、高さ調整を行う構造のもの(例えば、特許文献1〜3,5,7)においては、床面が傷ついたり、接床体と床面との間の接触抵抗により、調整が行い難い、
(c)前項の欠点を解消するために、接床体のうちの床に接触する部分と回転部分との間にベアリングを介装した構造のもの(例えば、特許文献4,6)においては、接床体の構造が複雑になり、製造コストが高くなる、
(d)特許文献1〜4、7,8等のように、接床体に対するキャスタの昇降のみによって高さ調整を行うものは、接床体内におけるキャスタの昇降可能範囲(キャスタが接床体の外に突出しない範囲)に対応する量しか高さ調整を行えないので、高さの最大調整可能量が小さくなってしまう、
(e)いずれもキャスタを支持する軸(支軸)が接床体に対して全く振れることができない構造になっていたので、床面が傾斜していると、接床体が床面に均等に接触せず、偏当たりする状態となり、被取付物の水平を取りにくくなったり、または被取付物の荷重が作用する鉛直方向に対して軸が傾いた状態になり、大荷重により軸が折れてしまう虞がある。
本発明は、このような従来の事情に鑑みてなされたもので、本発明の1つの目的は、小型化することができるキャスタ付きアジャスタを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、被取付物のうちのアジャスタの上方となる部分に、工具の先端を挿入できる開放部が存在しなくても、使用することができるキャスタ付きアジャスタを提供することにある。
本発明の他の目的は、接床体を床面に摺接させながら回転させることなく高さ調整を行うことができ、しかも接床体にベアリングを装備する必要もないキャスタ付きアジャスタを提供することにある。
本発明の他の目的は、高さの最大調整可能量を大きくすることができるキャスタ付きアジャスタを提供することにある。
本発明の他の目的は、床面が傾斜していても、被取付物の水平を取り難くなったり、大荷重により軸が折れてしまう虞のないキャスタ付きアジャスタを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、以下の説明から明らかになろう。
第一の本発明によるキャスタ付きアジャスタは、
内部に空間を設けられるとともに、下方に開口部を備えていて底部を床面に接触される接床体と、前記接床体を上下方向に貫通するとともに前記接床体に対して相対的に昇降可能かつ軸回りに回転可能となるように前記接床体に支持された支軸と、この支軸の長さ方向中間部に設けられた、前記支軸を回転させる際に工具を嵌合されるかまたは手でつかまれる回転操作部と、前記支軸のうちの前記回転操作部より上端側の外周に設けられており、被取付物に設けられたねじ穴にねじ込まれる被取付物用雄ねじ部と、前記支軸の下端部に取り付けられたキャスタとを有してなり、
前記支軸は、前記接床体に対し、前記キャスタの車輪の最下部が前記接床体の底部より下方に突出することとなる位置および前記車輪の最下部が前記接床体の底部より上方に引き込まれることとなる位置との間を相対的に昇降可能であって、かつ前記2つの位置に保持可能とされているものである。
この第一の本発明のキャスタ付きアジャスタにおいては、接床体に対し支軸を下降させることにより、キャスタの車輪の最下部を接床体の開口部より下方に突出させることができる。この状態において、被取付物に設けられたねじ穴に支軸の被取付物用雄ねじ部をねじ込むことにより、被取付物に装着する(勿論、車輪の最下部が開口部より上方に引き込まれた状態で被取付物用雄ねじ部をねじ穴にねじ込んだ後、支軸に対し接床体を上昇させて、キャスタの車輪の最下部を接床体の開口部より下方に突出させることも可能である)。
上述のように車輪が接床体から突出した状態で、床面上において車輪を転動させることにより、被取付物を所望の位置へ容易に移動することができる。被取付物を所望の位置へ移動した後、高さ調整を行うときは、支軸に対し接床体を下降させ、接床体の開口部を床面に接触させ、車輪の最下部が接床体の開口部より上方に引き込まれた状態とした後、回転操作部にレンチ(スパナ)等の工具を嵌合させるか、または回転操作部を手でつかんで(指で摘んで)支軸を被取付物のねじ穴に対して回転させることにより、高さ調整を行うことができる。
また、上記のようにねじ穴に対する支軸のねじ込み深さを調整することによってのみならず、接床体に対し支軸を昇降することによっても、高さ調整を行うことができる。
この第一の本発明のキャスタ付きアジャスタは、接床体の内部にキャスタが収容されるので、小型化することができる。
また、支軸の中間部に設けられた回転操作部を操作して支軸を回転することにより高さ調整を行えるので、被取付物のうちのアジャスタの上方となる部分に、工具を挿入できる開放部が存在しない場合にも使用することができる。
また、高さ調整時、支軸を回転させても、接床体の方は回転しないので、床面を傷つけたり、接床体と床面との間の接触抵抗により、調整が行い難くくなったりすることがない。また、したがって、基本的には接床体にベアリングを装備する必要もない。
また、ねじ穴に対する支軸のねじ込み深さを調整と、接床体に対する支軸の昇降との両方によって高さ調整を行うことができるので、高さの最大調整可能量が接床体内におけるキャスタの昇降可能範囲によって制限されないため、高さの最大調整可能量を大きくすることができる。
また、支軸が接床体に対してあらゆる方向に若干振れる(傾く)ことが可能なようにしておけば、床面が傾斜していて接床体も傾斜状態になったとしても、支軸に対して接床体が相対的に角度変化して床面の傾斜を吸収するので、従来のように被取付物の水平を取り難くなったり、荷重が作用する鉛直方向に対して支軸が傾いた状態になり、大荷重により軸が折れてしまうのを防止できる。
また、第二の本発明によるキャスタ付きアジャスタは、
内部に空間を設けられるとともに、下方に開口部を備えていて底部を床面に接触される接床体と、軸方向が上下方向に向き、かつこの軸方向が前記接床体に対してあらゆる方向に若干振れることが可能、かつ前記接床体に対して軸回りに回転可能なようにして前記接床体に取り付けられた軸支持ナットと、軸支持ナット用雄ねじ部を備えていて、この軸支持ナット用雄ねじ部を前記軸支持ナットに螺合されており、かつ前記接床体を上下方向に貫通している支軸と、前記支軸の下端部に取り付けられたキャスタとを有してなり、
前記支軸は、該支軸に対し前記軸支持ナットを回転することにより、前記接床体に対し、前記キャスタの車輪の最下部が前記接床体の底部より下方に突出することとなる位置および前記車輪の最下部が前記接床体の底部より上方に引き込まれることとなる位置との間を相対的に昇降可能であるものである
この第二の本発明によるキャスタ付きアジャスタは、別途に支軸に回転操作部および被取付物用雄ねじ部を設けないと、支軸に対する軸支持ナットの回転のみによって高さ調整を行うことになるので、高さの最大調整可能量が接床体内におけるキャスタの昇降可能範囲によって制限されることになるが、他の点については前記第一の本発明によるによるキャスタ付きアジャスタと同様の作用効果を得ることができる。
本発明のキャスタ付きアジャスタにおいては、
(イ)小型化することができる、
(ロ)被取付物のうちのアジャスタの上方となる部分に、工具を挿入できる開放部が存在しない場合にも使用することができる、
(ハ)床面を傷つけたり、接床体と床面との間の接触抵抗により、調整が行い難くくなったりすることがなく、接床体にベアリングを装備する必要もない、
(ニ)回転操作部と被取付物に設けられたねじ穴にねじ込まれる被取付物用雄ねじ部とを支軸に設ければ、高さの最大調整可能量を大きくすることができる、
(ホ)支軸が接床体に対してあらゆる方向に若干振れる(傾く)ことが可能なようにしておけば、床面が傾斜していても、被取付物の水平を取り難くなったり、大荷重により軸が折れてしまうのを防止できる、
等の優れた効果を得ることができる。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1〜7は、本発明の実施例1を示している。この実施例において、キャスタ付きアジャスタ1の接床体2は金属からなり、大略ドーム状をなしていて、内部に空間3を形成されており、底部には前記内部の空間3と外部の空間とを連続させる円形の開口部4を設けられている。この開口部4の周縁(接床体2の底部の周縁)には環状のフランジ状部5が形成されている。前記接床体2の頂点部には円形の取付穴6が設けられており、この取付穴6には金属からなる軸支持ナット7がかしめられて取り付けられている。
図4は、接床体2にかしめられる前の軸支持ナット7の形状を示しており、六角ナットの下側の座面側に該ナット7の軸と同軸となるように円筒状部7aを一体的に突出して形成されている。そして、この軸支持ナット7は、図3によく示されるように、円筒状部7aを上方から取付穴6に挿通し、該円筒状部7aの先端部を外側に開き塑性変形することにより、若干遊び(ガタ)がある状態で、軸方向が上下方向に向くようにして接床体2にかしめられて取り付けられている。前記軸支持ナット7は、上述のように若干遊び(ガタ)がある状態で接床体2に取り付けられることにより、図3において一点鎖線および二点鎖線で示すように、該ナット7の軸方向が接床体2に対してあらゆる方向に若干振れる(傾く)ことが可能(例えば、接床体2の軸方向に対して1〜10度程度振れることが可能なことが好ましい)、かつ接床体2に対して軸回りに回転可能かつ軸方向に若干移動可能になっている。
金属からなる支軸8の外周部には、ほぼその全長に渡って雄ねじ部9が設けられている。また、この支軸8の長さ方向中間部には、ナットからなる回転操作部10が、雄ねじ部9に螺合された上、ピン11を該回転操作部10および支軸8に径方向に圧入されることにより固定されている。ここにおいて、前記回転操作部10は、支軸8の中間部から該支軸8の径方向に突出することにより、つば状をなしている。また、前記雄ねじ部9のうちの回転操作部10より上端側の部分は被取付物用雄ねじ部9aを構成する一方、雄ねじ部9のうちの回転操作部10より下端側の部分は軸支持ナット用雄ねじ部9bを構成している。前記支軸8の被取付物用雄ねじ部9aには、ロック用ナット12が螺合されている。
前記支軸8は、軸支持ナット用雄ねじ部9bを軸支持ナット7に螺合された状態で接床体2を上下方向に貫通している。ここにおいて、前述のように軸支持ナット7が接床体2に対してあらゆる方向に若干振れる(傾く)ことが可能になっていることにより、図2の一点鎖線で示されるように、支軸8も接床体2に対してあらゆる方向に若干振れる(傾く)ことが可能となっている。前記支軸8の下端部には、ボールキャスタ13が取り付けられている。このボールキャスタ13は、支軸8の下端部に固定されたキャスタ本体14と、球状の車輪15と、前記キャスタ本体14と車輪15との間に介装されたベアリング16とを有している。なお、キャスタ本体14と車輪15との間にベアリング16を介装する態様は必ずしも本実施例のような態様でなくてもよいし、場合によってはベアリングを介装しなくてもよい。
次に、本実施例の使用方法および作動を説明する。回転操作部10を手でつかんで(指で摘んで)軸支持ナット7に対して支軸8を回転することにより(勿論、レンチ等の工具(図示せず)を回転操作部10に嵌合して支軸8を回転させてもよい)、接床体2に対して支軸8を下降させて、図5のようにキャスタの車輪の最下部を接床体2の開口部4(底部)より下方に突出させる。この状態において、図5のように、被取付物17の底部等に設けられたねじ穴18に適当な深さだけ支軸8の被取付物用雄ねじ部9aをねじ込むことにより、被取付物17に装着する。このように支軸8を被取付物17のねじ穴18にねじ込む際には、回転操作部10にレンチ(スパナ)等の工具を嵌合させて支軸8を回転させる(勿論、手のみでねじ込める場合は、工具を用いなくてもよい)。通常は、被取付物17の底部の4隅にねじ穴18が設けられており、これらの4つのねじ穴18にそれぞれキャスタ付きアジャスタの支軸8がねじ込まれる。なお、勿論、車輪15の最下部が開口部4より上方に引き込まれた状態で被取付物用雄ねじ部9aをねじ穴18にねじ込んだ後、支軸8に対し接床体2を上昇させて、キャスタ13の車輪15の最下部を開口部4より下方に突出させることも可能である。
上述のように車輪15が接床体2から突出した状態で、図5の矢印Aで示されるように、床面19上において車輪15を転動させることにより、被取付物17を所望の位置へ容易に移動することができる。
被取付物17を所望の位置へ移動した後、高さ調整を行うときは、接床体2を手で押さえた状態で、軸支持ナット7にレンチ(スパナ)等の工具を嵌合させて支軸8に対して軸支持ナット7を回転することにより、図6のように支軸8に対し軸支持ナット7ひいては接床体2を下降させ、接床体2の開口部4を床面19に接触させ、車輪15の最下部が接床体2の開口部4より上方に引き込まれた状態とする。このとき、ねじ穴18に螺合されている支軸8は回転しないので、ねじ穴18に対する支軸8のねじ込み深さが変化することはない。また、勿論、手のみで軸支持ナット7を回転できる場合は、工具を用いなくてもよい。
しかる後に、軸支持ナット7の共回りを阻止することなく、回転操作部10にレンチ(スパナ)等の工具を嵌合させて被取付物17のねじ穴18に対して支軸8を回転させてねじ穴18に対する支軸8のねじ込み深さを調整することにより、図6の矢印Bで示されるように、高さ調整を行うことができる。この場合も、勿論、手のみで支軸8を回転できる場合は、工具を用いなくてもよい。この高さ調整完了後、図7の矢印Cで示されるようにロック用ナット12を締め付ければ、調整された高さをロックすることができる。
なお、本実施例では、上記のようにねじ穴18に対する支軸8のねじ込み深さを調整することによってのみならず、支軸8に対して軸支持ナット7を回転し、軸支持ナット7,ひいては接床体2に対し支軸8を昇降することによっても、高さ調整を行うことができる。したがって、例えば、上記ロック後に高さの微調整がさらに必要になった場合に、車輪15を開口部4から突出させることのない範囲で、支軸8に対して軸支持ナット7を回転することにより、ロック用ナット12を緩め直す手間をかけることなく、高さの微調整を行うこともできる。また、このような支軸8に対する軸支持ナット7の回転により、微調整のみならず、比較的大きな高さ調整を行うことも可能である。
このキャスタ付きアジャスタ1は、接床体2の内部にキャスタ13が収容されるので、小型化することができる。
また、支軸8の中間部に設けられた回転操作部10を操作して支軸8を回転させるかまたは接床体2に対して軸支持ナット7を回転させることにより高さ調整を行えるので、被取付物17のうちのアジャスタ1の上方となる部分に、工具を挿入できる開放部が存在しない場合にも使用することができる。
また、高さ調整時、支軸8または軸支持ナット7を回転させても、接床体2の方は回転しないので、床面19を傷つけたり、接床体2と床面19との間の接触抵抗により、調整が行い難くくなったりすることがない。したがって、基本的には接床体2にベアリングを装備する必要もない。
また、ねじ穴18に対する支軸8のねじ込み深さの調整と支軸8に対する軸支持ナット7の回転による接床体2に対する支軸8の昇降との両方によって高さ調整を行うことができるので、高さの最大調整可能量が接床体2内におけるキャスタ13の昇降可能範囲(キャスタ13が接床体2の外に突出しない範囲)によって制限されないため、高さの最大調整可能量を大きくすることができる。
また、支軸8が接床体2に対してあらゆる方向に若干振れる(傾く)ことが可能であるので、床面19が傾斜していて接床体2も傾斜状態になったとしても、支軸8に対して接床体2が相対的に角度変化して床面の傾斜を吸収するので、従来のように被取付物の水平を取り難くなったり、荷重が作用する鉛直方向に対して支軸8が傾いた状態になり、大荷重により支軸8が折れてしまうのを防止できる。
前記図1〜7の実施例1においては、キャスタ13として球状の車輪15を有するボールキャスタを用いているが、本発明においてはローラないしは円盤状の車輪を有する通常型のキャスタ等の他の種のキャスタも用いることができる。図8は、通常型のキャスタ20を用いた本発明の実施例2を示している。この実施例においては、支軸8の下端部に、ローラないしは円盤状の車輪21を有する通常型のキャスタ20が取り付けられている。他の構成は前記実施例1と同様である。本実施例においても、前記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
図9〜15は、本発明の実施例3を示している。この実施例においては、前記各実施例の軸支持ナット7の代わりに金属からなる軸支持体22が接床体2にかしめられて取り付けられている。前記軸支持体22は筒状をなしていて、下端部付近に円周方向に巡らされた環状の突起部23を設けられており、図11によく示されるように、上方から取付穴6に挿通された上、下端部22aを外側に開き塑性変形されることにより、若干遊び(ガタ)がある状態で、該軸支持体22の軸方向が上下方向に向くようにして接床体2にかしめられて取り付けられている。ここにおいて軸支持体22は、前述のように若干遊び(ガタ)がある状態で接床体2に取り付けられることにより、該軸支持体22の軸方向が接床体2に対してあらゆる方向に若干振れる(傾く)ことが可能(例えば、接床体2の軸方向に対して1〜10度程度が振れることが可能なことが好ましい)、かつ前記接床体2に対して軸回りに回転可能かつ軸方向に若干移動可能になっている。
軸支持体22の周壁には、溝穴24が設けられており、この溝穴24は上下方向に延びる上下方向部24aと、この上下方向部24aの上端から横方向(円周方向)に延びる上側横方向部24bと、前記上下方向部24aの下端から横方向(円周方向)に延びる下側横方向部24cとを備えている。
前記各実施例の場合とは異なり、支軸8のうちの回転操作部10より下方の部分には雄ねじ部9が設けられておらず、したがって軸支持ナット用雄ねじ部9bは存在しない。前記支軸8の中間部、かつ回転操作部10より下方の部分には、該支軸8から径方向に突出するようにピンからなる突起部25が圧入固定されている。前記支軸8は、軸支持体22に対して軸方向にスライド可能に該軸支持体22を貫通した状態で該軸支持体22に支持されており、これにより支軸8は接床体2をも上下方向に貫通している。なお、前述のように軸支持体22が接床体2に対してあらゆる方向に若干振れる(傾く)ことが可能になっていることにより、図10の一点鎖線で示されるように、支軸8も接床体2に対してあらゆる方向に若干振れる(傾く)ことが可能となっている。
前記突起部25は溝穴24に嵌合されており、図10,13のように溝穴24の上下方向部24a、上側横方向部24bおよび下側横方向部24cの何れにも進入でき、図13のように突起部25が下側横方向部24cに嵌合された状態になると、キャスタ13の車輪15の最下部が接床体2の開口部4より下方に突出した状態となる一方、図10,14,15のように突起部25が上側横方向部24bに嵌合された状態になると、車輪15の最下部が開口部4より上方に引き込まれた状態になるようになっている。他の構成は前記図1〜7の実施例1と同様である。
次に、本実施例の使用方法および作動を説明する。突起部25が上下方向部24aに嵌合されている状態において、支軸8に対して軸支持体22を上昇させ、図13のようにキャスタ13の車輪15の最下部を接床体2の開口部4より下方に突出させるとともに、支軸8を軸支持体22に対して相対回転して突起部25を溝穴24の下側横方向部24cに進入させることにより、車輪15の突出状態が維持されるようにする。この状態において、図13のように、被取付物17の底部等に設けられたねじ穴18に適当な深さだけ支軸8の被取付物用雄ねじ部9aをねじ込むことにより、被取付物17に装着する。このように支軸8を被取付物17のねじ穴18にねじ込む際には、回転操作部10にレンチ(スパナ)等の工具を嵌合させて支軸8を回転させる(勿論、手のみでねじ込める場合、工具を用いなくてもよい)。なお、勿論、車輪15の最下部が開口部4より上方に引き込まれた状態で被取付物用雄ねじ部9aをねじ穴18にねじ込んだ後、支軸8に対し軸支持体22ひいては接床体2を上昇させて、キャスタ13の車輪15の最下部を開口部4より下方に突出させることも可能である。
上述のように車輪15が接床体2から突出した状態で、床面19上において車輪15を転動させることにより、図13の矢印Aで示されるように、被取付物17を所望の位置へ容易に移動することができる。
被取付物17を所望の位置へ移動した後、高さ調整を行うきは、被取付物17のアジャスタ1が取り付けられている部分を持ち上げた状態で、支軸8に対して軸支持体22を回転して突起部25を下側横方向部24cから上下方向部24aに進入させた後、図14のように支軸8に対し接床体2を下降させ、車輪15の最下部が接床体2の開口部4より上方に引き込まれた状態とし、さらに突起部25を溝穴24の上側横方向部24bに進入させることにより、車輪15の引き込み状態が維持されるようした後、被取付物17を下ろして接床体2の開口部4を床面19に接触させた状態とする。しかる後に、軸支持体22の共回りを阻止することなく、回転操作部10にレンチ(スパナ)等の工具を嵌合させて被取付物17のねじ穴18に対して支軸8を回転させてねじ穴18に対する支軸8のねじ込み深さを調整することにより、図14の矢印Bで示されるように、高さ調整を行うことができる。この高さ調整完了後、図15の矢印Cで示されるようにロック用ナット12を締め付ければ、調整された高さを固定することができる。
本実施例は、キャスタ13の車輪15の出し入れを迅速に行うことができるという利点があるが、前述のように被取付物17を持ち上げる作業が必要となるので、容易に持ち上げることができる程度に被取付物17が軽量な場合に好適である。

なお、前記各実施例においては、支軸8と別体の部材(六角ナット)を支軸8に固定することにより回転操作部10を構成しているが、回転操作部10を支軸8に一体に形成してもよい。また、回転操作部10は必ずしも実施例のように六角形でなくてもよい。ただし、工具を嵌合することが予定される場合は、横断面非円形であることが好ましい。また、工具を嵌合することは予定されず、手で操作することのみが予定される場合は、それに適した形状とすることができる。
図16は、本発明の実施例4を示している。この実施例において、回転操作部10は実施例1の場合より支軸8の上端側に設けられている。また、本実施例では回転操作部10は支軸8に一体に設けられている。ロック用ナット12は設けられていない。他の構成は実施例1と同様である。
本実施例においては、実施例1の場合と同様に、ねじ穴18に対する支軸8のねじ込み深さの調整と支軸8に対する軸支持ナット7の回転との両方によって高さ調整を行うこともできるし、最初に、回転操作部10が図16のように被取付物17に当接するまで被取付物用雄ねじ部9aをねじ穴18に完全にねじ込んでおき、高さ調整は基本的には支軸8に対する軸支持ナット7の回転によって行うようにすることもできる。
図17は、本発明の実施例5を示している。この実施例において、軸支持ナット7は、プラスチックからなる把手7bと、この把手7bにインサートとして埋め込まれ、該把手7bに一体化された六角ナット7cとを有している。前記六角ナット7cは実施例1の「軸支持ナット7」に相当するもので、該六角ナット7cの軸方向が接床体2に対してあらゆる方向に若干振れる(傾く)ことが可能、かつ接床体2に対して軸回りに回転可能かつ軸方向に若干移動可能になるように接床体2に取り付けられている。したがって、把手7bをも含めた軸支持ナット7全体が接床体2に対してあらゆる方向に若干振れる(傾く)ことが可能、かつ接床体2に対して軸回りに回転可能かつ軸方向に若干移動可能となっている。他の構成は実施例4と同様である。
本実施例においては、軸支持ナット7に把手7bが設けられているため、軸支持ナット7を工具によらず手で回しやすい。
図18は、本発明の実施例6を示している。この実施例においては、被取付物用雄ねじ部9aおよび回転操作部10は設けられておらず、支軸8の上端部には取付プレート31が取り付けられている。本実施例においては、ボルト32等により取付プレート31を被取付物17に取り付けることにより、支軸8の上端部が取付プレート31を介して被取付物17に取り付けられる。他の構成は実施例4と同様である。
本実施例においては、支軸8に対する軸支持ナット7の回転のみによって高さ調整を行うことになるので、高さの最大調整可能量が接床体2内におけるキャスタ13の昇降可能範囲によって制限されることになるが、他の点については基本的に他の実施例と同様の作用効果を得ることができる。
図19は、本発明の実施例7を示している。この実施例において、キャスタ20の上端部には軸支持部33が設けられており、この軸支持部33には支軸8の下端部がキャスタ20に対して昇降可能に支持されている。軸支持部33の底部と支軸8の下端面との間、および軸支持部33の上端部と支軸8の下端付近に設けられた鍔部34との間にはゴム、エラストマー等のゴム弾性体からなる緩衝材が緩衝手段35として介装されている。他の構成は前記各実施例と同様とすることができる。
本実施例においては、支軸8とキャスタ20との間に緩衝手段35が介装されているので、被取付物17をキャスタ20により床面19上を移動させる際等において、キャスタ20から作用する衝撃や振動を緩衝手段35で吸収し、キャスタ20から支軸8を介して被取付物に17に衝撃や振動が直接的に作用しないようにすることができる。すなわち、耐衝撃機能や防振機能を得ることができる。
緩衝手段35としては、前記ゴム弾性体からなる緩衝材のみならず、ばね、空気または液体の封入物等の、同等の緩衝機能を得ることができるものも使用できる。

なお、前記各実施例においては、接床体2、軸支持ナット7、支軸8および軸支持体22等が金属により構成されているが、本発明においてはこれらの部材をプラスチック等の他の種の材料により構成してもよい。
以上のように本発明に係るキャスタ付きアジャスタは、各種機器、家具、陳列什器等の被取付物に取り付けられて高さ調整を行う装置として有用である。
本発明によるキャスタ付きアジャスタの実施例1を示す斜視図である。 前記実施例1を示す縦断面図である。 前記実施例1における接床体に対する軸支持ナットの取付部付近を示す拡大縦断面図である。 前記実施例1におけるかしめ前の軸支持ナットを示す拡大縦断面図である。 前記実施例1において被取付物の移動を行う状態を示す縦断面図である。 前記実施例1において高さ調整を行う状態を示す縦断面図である。 前記実施例1において調整された高さをロックする状態を示す縦断面図である。 本発明によるキャスタ付きアジャスタの実施例2を示す縦断面図である。 本発明によるキャスタ付きアジャスタの実施例3を示す斜視図である。 前記実施例3を示す縦断面図である。 前記実施例3における接床体に対する軸支持体の取付部付近を示す拡大縦断面図である。 図10のXII−XII線における拡大断面図である。 前記実施例3において被取付物の移動を行う状態を示す縦断面図である。 前記実施例3において高さ調整を行う状態を示す縦断面図である。 前記実施例3において調整された高さをロックする状態を示す縦断面図である。 本発明によるキャスタ付きアジャスタの実施例4を示す縦断面図である。 本発明によるキャスタ付きアジャスタの実施例5を示す縦断面図である。 本発明によるキャスタ付きアジャスタの実施例6を示す縦断面図である。 本発明によるキャスタ付きアジャスタの実施例7の要部を示す縦断面図である。
符号の説明
1 キャスタ付きアジャスタ
2 接床体
3 空間
4 開口部
7 軸支持ナット
8 支軸
9a 被取付物用雄ねじ部
9b 軸支持ナット用雄ねじ部
10 回転操作部
12 ロック用ナット
13 ボールキャスタ
15 車輪
17 被取付物
18 ねじ穴
19 床面
20 通常型のキャスタ
21 車輪
22 軸支持体
24 溝穴
24a 上下方向部
24b 上側横方向部
24c 下側横方向部
25 突起部
35 緩衝手段

Claims (11)

  1. 内部に空間を設けられるとともに、下方に開口部を備えていて底部を床面に接触される接床体と、前記接床体を上下方向に貫通するとともに前記接床体に対して相対的に昇降可能かつ軸回りに回転可能となるように前記接床体に支持された支軸と、この支軸の長さ方向中間部に設けられた、前記支軸を回転させる際に工具を嵌合されるかまたは手でつかまれる回転操作部と、前記支軸のうちの前記回転操作部より上端側の外周に設けられており、被取付物に設けられたねじ穴にねじ込まれる被取付物用雄ねじ部と、前記支軸の下端部に取り付けられたキャスタとを有してなり、
    前記支軸は、前記接床体に対し、前記キャスタの車輪の最下部が前記接床体の底部より下方に突出することとなる位置および前記車輪の最下部が前記接床体の底部より上方に引き込まれることとなる位置との間を相対的に昇降可能であって、かつ前記2つの位置に保持可能とされているキャスタ付きアジャスタ。
  2. 前記支軸は、前記接床体に対してあらゆる方向に若干振れることが可能なようにして前記接床体に支持されている請求項1記載のキャスタ付きアジャスタ。
  3. 前記支軸のうちの前記回転操作部より下端側の外周に設けられた軸支持ナット用雄ねじ部と、軸方向が上下方向に向き、かつこの軸方向が前記接床体に対してあらゆる方向に若干振れることが可能、かつ前記接床体に対して軸回りに回転可能なようにして前記接床体に取り付けられた軸支持ナットとをさらに有し、この軸支持ナットに前記軸支持ナット用雄ねじ部が螺合されている請求項2記載のキャスタ付きアジャスタ。
  4. 前記軸支持ナットは、前記接床体に取り付けられる前は、該ナットの一方の座面側に該ナットの軸と同軸となるように円筒状部を突出して形成されており、この円筒状部を前記接床体に設けられたナット装着穴に挿通した上、該円筒状部の先端部を塑性変形することにより、前記接床体に遊びがある状態でかしめられて取り付けられている請求項3記載のキャスタ付きアジャスタ。
  5. 軸方向が上下方向に向き、かつこの軸方向が前記接床体に対してあらゆる方向に若干振れることが可能、かつ前記接床体に対して軸回りに回転可能なようにして前記接床体に取り付けられた軸支持体をさらに有し、この軸支持体に前記支軸が軸方向にスライド可能に支持されている請求項2記載のキャスタ付きアジャスタ。
  6. 前記軸支持体は筒状をなしており、この軸支持体の周壁に設けられた溝穴と、前記支軸に該支軸から径方向に突出するように設けられており、前記溝穴に嵌合された突起部とをさらに有し、前記溝穴は上下方向に延びる上下方向部と、この上下方向部の上端側から横方向に延びる上側横方向部と、前記上側横方向部の下端側から横方向に延びる下側横方向部とを備えており、前記突起部は前記上下方向部、前記上側横方向部および前記下側横方向部の何れにも進入可能とされていて、前記突起部が前記下側横方向部に進入させられた状態になると、前記キャスタの車輪の最下部が前記接床体の底部より下方に突出した状態となり、前記突起部が前記上側横方向部に進入させられた状態になると、前記車輪の最下部が前記接床体の底部より上方に引き込まれた状態になる請求項5記載のキャスタ付きアジャスタ。
  7. 前記支軸の前記被取付物用雄ねじ部に螺合されたロック用ナットをさらに有する請求項1乃至6のいずれかに記載のキャスタ付きアジャスタ。
  8. 前記回転操作部は横断面六角形状をなしている請求項1乃至7のいずれかに記載のキャスタ付きアジャスタ。
  9. 内部に空間を設けられるとともに、下方に開口部を備えていて底部を床面に接触される接床体と、軸方向が上下方向に向き、かつこの軸方向が前記接床体に対してあらゆる方向に若干振れることが可能、かつ前記接床体に対して軸回りに回転可能なようにして前記接床体に取り付けられた軸支持ナットと、軸支持ナット用雄ねじ部を備えていて、この軸支持ナット用雄ねじ部を前記軸支持ナットに螺合されており、かつ前記接床体を上下方向に貫通している支軸と、前記支軸の下端部に取り付けられたキャスタとを有してなり、
    前記支軸は、該支軸に対し前記軸支持ナットを回転することにより、前記接床体に対し、前記キャスタの車輪の最下部が前記接床体の底部より下方に突出することとなる位置および前記車輪の最下部が前記接床体の底部より上方に引き込まれることとなる位置との間を相対的に昇降可能であるキャスタ付きアジャスタ。
  10. 前記軸支持ナットは、前記接床体に取り付けられる前は、該ナットの一方の座面側に該ナットの軸と同軸となるように円筒状部を突出して形成されており、この円筒状部を前記接床体に設けられたナット装着穴に挿通した上、該円筒状部の先端部を塑性変形することにより、前記接床体に遊びがある状態でかしめられて取り付けられている請求項9記載のキャスタ付きアジャスタ。
  11. 前記キャスタは前記支軸に対し一定範囲内において昇降可能に取り付けられており、かつ緩衝手段が前記キャスタと前記支軸との間に挿入されている請求項1乃至10のいずれかに記載のキャスタ付きアジャスタ。
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