JP2004244010A - キャスタ付きアジャスタ - Google Patents
キャスタ付きアジャスタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004244010A JP2004244010A JP2004011320A JP2004011320A JP2004244010A JP 2004244010 A JP2004244010 A JP 2004244010A JP 2004011320 A JP2004011320 A JP 2004011320A JP 2004011320 A JP2004011320 A JP 2004011320A JP 2004244010 A JP2004244010 A JP 2004244010A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- support
- shaft
- contact body
- caster
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Legs For Furniture In General (AREA)
Abstract
【解決手段】 接床体2を上下方向に貫通するとともに、接床体2に対して昇降可能となるように、接床体2に支軸8を支持させる。この支軸8の下端部にキャスタ13を取り付け、キャスタ13の車輪15を接床体2外に突出させることも、接床体2内に引っ込めることも可能にする。支軸8の上端側に被取付物17のねじ穴18にねじ込まれる被取付物用雄ねじ部9aを、長さ方向中間部に回転操作部10をそれぞれ設ける。あるいは、あらゆる方向に若干振れることが可能に接床体2に取り付けた軸支持ナット7に支軸8を螺合する。
【選択図】 図6
Description
(b)接床体を床面に摺接させながら回転させることにより、高さ調整を行う構造のもの(例えば、特許文献1〜3,5,7)においては、床面が傷ついたり、接床体と床面との間の接触抵抗により、調整が行い難い、
(c)前項の欠点を解消するために、接床体のうちの床に接触する部分と回転部分との間にベアリングを介装した構造のもの(例えば、特許文献4,6)においては、接床体の構造が複雑になり、製造コストが高くなる、
(d)特許文献1〜4、7,8等のように、接床体に対するキャスタの昇降のみによって高さ調整を行うものは、接床体内におけるキャスタの昇降可能範囲(キャスタが接床体の外に突出しない範囲)に対応する量しか高さ調整を行えないので、高さの最大調整可能量が小さくなってしまう、
(e)いずれもキャスタを支持する軸(支軸)が接床体に対して全く振れることができない構造になっていたので、床面が傾斜していると、接床体が床面に均等に接触せず、偏当たりする状態となり、被取付物の水平を取りにくくなったり、または被取付物の荷重が作用する鉛直方向に対して軸が傾いた状態になり、大荷重により軸が折れてしまう虞がある。
内部に空間を設けられるとともに、下方に開口部を備えていて底部を床面に接触される接床体と、前記接床体を上下方向に貫通するとともに前記接床体に対して相対的に昇降可能かつ軸回りに回転可能となるように前記接床体に支持された支軸と、この支軸の長さ方向中間部に設けられた、前記支軸を回転させる際に工具を嵌合されるかまたは手でつかまれる回転操作部と、前記支軸のうちの前記回転操作部より上端側の外周に設けられており、被取付物に設けられたねじ穴にねじ込まれる被取付物用雄ねじ部と、前記支軸の下端部に取り付けられたキャスタとを有してなり、
前記支軸は、前記接床体に対し、前記キャスタの車輪の最下部が前記接床体の底部より下方に突出することとなる位置および前記車輪の最下部が前記接床体の底部より上方に引き込まれることとなる位置との間を相対的に昇降可能であって、かつ前記2つの位置に保持可能とされているものである。
内部に空間を設けられるとともに、下方に開口部を備えていて底部を床面に接触される接床体と、軸方向が上下方向に向き、かつこの軸方向が前記接床体に対してあらゆる方向に若干振れることが可能、かつ前記接床体に対して軸回りに回転可能なようにして前記接床体に取り付けられた軸支持ナットと、軸支持ナット用雄ねじ部を備えていて、この軸支持ナット用雄ねじ部を前記軸支持ナットに螺合されており、かつ前記接床体を上下方向に貫通している支軸と、前記支軸の下端部に取り付けられたキャスタとを有してなり、
前記支軸は、該支軸に対し前記軸支持ナットを回転することにより、前記接床体に対し、前記キャスタの車輪の最下部が前記接床体の底部より下方に突出することとなる位置および前記車輪の最下部が前記接床体の底部より上方に引き込まれることとなる位置との間を相対的に昇降可能であるものである
この第二の本発明によるキャスタ付きアジャスタは、別途に支軸に回転操作部および被取付物用雄ねじ部を設けないと、支軸に対する軸支持ナットの回転のみによって高さ調整を行うことになるので、高さの最大調整可能量が接床体内におけるキャスタの昇降可能範囲によって制限されることになるが、他の点については前記第一の本発明によるによるキャスタ付きアジャスタと同様の作用効果を得ることができる。
(イ)小型化することができる、
(ロ)被取付物のうちのアジャスタの上方となる部分に、工具を挿入できる開放部が存在しない場合にも使用することができる、
(ハ)床面を傷つけたり、接床体と床面との間の接触抵抗により、調整が行い難くくなったりすることがなく、接床体にベアリングを装備する必要もない、
(ニ)回転操作部と被取付物に設けられたねじ穴にねじ込まれる被取付物用雄ねじ部とを支軸に設ければ、高さの最大調整可能量を大きくすることができる、
(ホ)支軸が接床体に対してあらゆる方向に若干振れる(傾く)ことが可能なようにしておけば、床面が傾斜していても、被取付物の水平を取り難くなったり、大荷重により軸が折れてしまうのを防止できる、
等の優れた効果を得ることができる。
なお、前記各実施例においては、支軸8と別体の部材(六角ナット)を支軸8に固定することにより回転操作部10を構成しているが、回転操作部10を支軸8に一体に形成してもよい。また、回転操作部10は必ずしも実施例のように六角形でなくてもよい。ただし、工具を嵌合することが予定される場合は、横断面非円形であることが好ましい。また、工具を嵌合することは予定されず、手で操作することのみが予定される場合は、それに適した形状とすることができる。
なお、前記各実施例においては、接床体2、軸支持ナット7、支軸8および軸支持体22等が金属により構成されているが、本発明においてはこれらの部材をプラスチック等の他の種の材料により構成してもよい。
2 接床体
3 空間
4 開口部
7 軸支持ナット
8 支軸
9a 被取付物用雄ねじ部
9b 軸支持ナット用雄ねじ部
10 回転操作部
12 ロック用ナット
13 ボールキャスタ
15 車輪
17 被取付物
18 ねじ穴
19 床面
20 通常型のキャスタ
21 車輪
22 軸支持体
24 溝穴
24a 上下方向部
24b 上側横方向部
24c 下側横方向部
25 突起部
35 緩衝手段
Claims (11)
- 内部に空間を設けられるとともに、下方に開口部を備えていて底部を床面に接触される接床体と、前記接床体を上下方向に貫通するとともに前記接床体に対して相対的に昇降可能かつ軸回りに回転可能となるように前記接床体に支持された支軸と、この支軸の長さ方向中間部に設けられた、前記支軸を回転させる際に工具を嵌合されるかまたは手でつかまれる回転操作部と、前記支軸のうちの前記回転操作部より上端側の外周に設けられており、被取付物に設けられたねじ穴にねじ込まれる被取付物用雄ねじ部と、前記支軸の下端部に取り付けられたキャスタとを有してなり、
前記支軸は、前記接床体に対し、前記キャスタの車輪の最下部が前記接床体の底部より下方に突出することとなる位置および前記車輪の最下部が前記接床体の底部より上方に引き込まれることとなる位置との間を相対的に昇降可能であって、かつ前記2つの位置に保持可能とされているキャスタ付きアジャスタ。 - 前記支軸は、前記接床体に対してあらゆる方向に若干振れることが可能なようにして前記接床体に支持されている請求項1記載のキャスタ付きアジャスタ。
- 前記支軸のうちの前記回転操作部より下端側の外周に設けられた軸支持ナット用雄ねじ部と、軸方向が上下方向に向き、かつこの軸方向が前記接床体に対してあらゆる方向に若干振れることが可能、かつ前記接床体に対して軸回りに回転可能なようにして前記接床体に取り付けられた軸支持ナットとをさらに有し、この軸支持ナットに前記軸支持ナット用雄ねじ部が螺合されている請求項2記載のキャスタ付きアジャスタ。
- 前記軸支持ナットは、前記接床体に取り付けられる前は、該ナットの一方の座面側に該ナットの軸と同軸となるように円筒状部を突出して形成されており、この円筒状部を前記接床体に設けられたナット装着穴に挿通した上、該円筒状部の先端部を塑性変形することにより、前記接床体に遊びがある状態でかしめられて取り付けられている請求項3記載のキャスタ付きアジャスタ。
- 軸方向が上下方向に向き、かつこの軸方向が前記接床体に対してあらゆる方向に若干振れることが可能、かつ前記接床体に対して軸回りに回転可能なようにして前記接床体に取り付けられた軸支持体をさらに有し、この軸支持体に前記支軸が軸方向にスライド可能に支持されている請求項2記載のキャスタ付きアジャスタ。
- 前記軸支持体は筒状をなしており、この軸支持体の周壁に設けられた溝穴と、前記支軸に該支軸から径方向に突出するように設けられており、前記溝穴に嵌合された突起部とをさらに有し、前記溝穴は上下方向に延びる上下方向部と、この上下方向部の上端側から横方向に延びる上側横方向部と、前記上側横方向部の下端側から横方向に延びる下側横方向部とを備えており、前記突起部は前記上下方向部、前記上側横方向部および前記下側横方向部の何れにも進入可能とされていて、前記突起部が前記下側横方向部に進入させられた状態になると、前記キャスタの車輪の最下部が前記接床体の底部より下方に突出した状態となり、前記突起部が前記上側横方向部に進入させられた状態になると、前記車輪の最下部が前記接床体の底部より上方に引き込まれた状態になる請求項5記載のキャスタ付きアジャスタ。
- 前記支軸の前記被取付物用雄ねじ部に螺合されたロック用ナットをさらに有する請求項1乃至6のいずれかに記載のキャスタ付きアジャスタ。
- 前記回転操作部は横断面六角形状をなしている請求項1乃至7のいずれかに記載のキャスタ付きアジャスタ。
- 内部に空間を設けられるとともに、下方に開口部を備えていて底部を床面に接触される接床体と、軸方向が上下方向に向き、かつこの軸方向が前記接床体に対してあらゆる方向に若干振れることが可能、かつ前記接床体に対して軸回りに回転可能なようにして前記接床体に取り付けられた軸支持ナットと、軸支持ナット用雄ねじ部を備えていて、この軸支持ナット用雄ねじ部を前記軸支持ナットに螺合されており、かつ前記接床体を上下方向に貫通している支軸と、前記支軸の下端部に取り付けられたキャスタとを有してなり、
前記支軸は、該支軸に対し前記軸支持ナットを回転することにより、前記接床体に対し、前記キャスタの車輪の最下部が前記接床体の底部より下方に突出することとなる位置および前記車輪の最下部が前記接床体の底部より上方に引き込まれることとなる位置との間を相対的に昇降可能であるキャスタ付きアジャスタ。 - 前記軸支持ナットは、前記接床体に取り付けられる前は、該ナットの一方の座面側に該ナットの軸と同軸となるように円筒状部を突出して形成されており、この円筒状部を前記接床体に設けられたナット装着穴に挿通した上、該円筒状部の先端部を塑性変形することにより、前記接床体に遊びがある状態でかしめられて取り付けられている請求項9記載のキャスタ付きアジャスタ。
- 前記キャスタは前記支軸に対し一定範囲内において昇降可能に取り付けられており、かつ緩衝手段が前記キャスタと前記支軸との間に挿入されている請求項1乃至10のいずれかに記載のキャスタ付きアジャスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004011320A JP2004244010A (ja) | 2003-01-22 | 2004-01-20 | キャスタ付きアジャスタ |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003013104 | 2003-01-22 | ||
JP2004011320A JP2004244010A (ja) | 2003-01-22 | 2004-01-20 | キャスタ付きアジャスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004244010A true JP2004244010A (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=33031975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004011320A Pending JP2004244010A (ja) | 2003-01-22 | 2004-01-20 | キャスタ付きアジャスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004244010A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100743563B1 (ko) * | 2005-08-05 | 2007-08-01 | 김희조 | 정치기구 일체형 캐스터 |
CN103353197A (zh) * | 2013-03-29 | 2013-10-16 | 苏州市鼎尚海珍品有限公司 | 易于移动的冰箱 |
KR20170002458U (ko) * | 2015-12-29 | 2017-07-07 | 한국남부발전 주식회사 | 회전식 로터 스탠드 |
CN107628290A (zh) * | 2017-11-08 | 2018-01-26 | 河南道骐汽车科技有限公司 | 一种润滑油灌装机 |
CN108422807A (zh) * | 2018-05-16 | 2018-08-21 | 宁波舟精密机械制造有限公司 | 脚轮结构及机柜 |
KR20190015808A (ko) * | 2017-08-07 | 2019-02-15 | 진우 이 | 물체를 이동 또는 고정가능하게 지지하는 지지체 |
CN109551966A (zh) * | 2018-12-24 | 2019-04-02 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种脚轮、底盘和用电器 |
-
2004
- 2004-01-20 JP JP2004011320A patent/JP2004244010A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100743563B1 (ko) * | 2005-08-05 | 2007-08-01 | 김희조 | 정치기구 일체형 캐스터 |
CN103353197A (zh) * | 2013-03-29 | 2013-10-16 | 苏州市鼎尚海珍品有限公司 | 易于移动的冰箱 |
KR20170002458U (ko) * | 2015-12-29 | 2017-07-07 | 한국남부발전 주식회사 | 회전식 로터 스탠드 |
KR200484102Y1 (ko) | 2015-12-29 | 2017-07-31 | 한국남부발전 주식회사 | 회전식 로터 스탠드 |
KR20190015808A (ko) * | 2017-08-07 | 2019-02-15 | 진우 이 | 물체를 이동 또는 고정가능하게 지지하는 지지체 |
KR101967542B1 (ko) | 2017-08-07 | 2019-04-09 | 진우 이 | 물체를 이동 또는 고정가능하게 지지하는 지지체 |
CN107628290A (zh) * | 2017-11-08 | 2018-01-26 | 河南道骐汽车科技有限公司 | 一种润滑油灌装机 |
CN108422807A (zh) * | 2018-05-16 | 2018-08-21 | 宁波舟精密机械制造有限公司 | 脚轮结构及机柜 |
CN108422807B (zh) * | 2018-05-16 | 2023-06-13 | 浙江一舟电子科技股份有限公司 | 脚轮结构及机柜 |
CN109551966A (zh) * | 2018-12-24 | 2019-04-02 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种脚轮、底盘和用电器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5823624A (en) | Modular height adjustable vehicle seat armrest | |
JP3755665B2 (ja) | 車高調整装置 | |
JP2007118631A (ja) | アジャスタ兼キャスタ装置、キャスタ装置およびアジャスタ装置 | |
JP2004244010A (ja) | キャスタ付きアジャスタ | |
JP5360831B2 (ja) | 高さ調整用脚金具 | |
WO2005120865A1 (ja) | アジャスタ兼キャスタ装置 | |
KR100743563B1 (ko) | 정치기구 일체형 캐스터 | |
KR101932019B1 (ko) | 캐스터형 가구 받침다리 | |
JP3129344U (ja) | アジャスター付きキャスター | |
WO2004065139A1 (ja) | キャスタ付きアジャスタ | |
KR101296087B1 (ko) | 이동체 설치용 회전바퀴 | |
US6877185B2 (en) | Caster device for movably supporting a load | |
JPH0746872Y2 (ja) | 機器類の調節脚 | |
JP2007261542A (ja) | 家具の高さ調整装置 | |
JP2009255733A (ja) | ストラット型サスペンションの車高調整装置 | |
US10308304B2 (en) | Arm rest assembly for a motorcycle and methods therefor | |
JP2003182304A (ja) | キャスタ用サスペンション機構 | |
KR200401759Y1 (ko) | 정치기구 일체형 캐스터 | |
JP6203551B2 (ja) | キャスター構造及びテーブル | |
JP2001152586A (ja) | 壁パネル固定具 | |
JP4135678B2 (ja) | ねじ締め付け方法 | |
KR20070016835A (ko) | 정치기구 일체형 캐스터 | |
WO2007145000A1 (ja) | 自動調節テーブルアジャスター | |
KR20230143815A (ko) | 높낮이 조절 및 레벨링이 용이한 캐스터 | |
JP3152794U (ja) | テーブルキャスター構造体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040426 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080930 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20081202 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090402 |