JP3152586U - 履物用中敷 - Google Patents
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Abstract
【訣題】履物用中敷にあって、その表面に足裏を刺激する突起を設ける場合に、突起が脱落しにくく、使用勝手の良好な履物用中敷を提供する。【解決手段】履物用中敷Iは、 複数の穴1a又は凹部を有する柔軟性及び弾性を有する中敷本体1と、複数の穴1a又は凹部の内壁に食い込んで係止される係止部を有すると共に、中敷本体1より突出して、足裏を刺激する複数の突出部材2とを備えているものである。【選択図】図1
Description
本考案は、履物用中敷に係り、特に、使用勝手の良好な履物用中敷に関する。
履物用中敷に複数の穴を設け、該穴に突起を適宜の位置に挿入するものがある(例えば、特許文献1参照)。
この履物用中敷にあっては、歩行中に、上記突起により利用者の足の裏を刺激すると共に、突起の位置を利用者に合わせることができる利便性を有している。
また、中敷の表面全面に平面ファスナーを貼付け、該平面ファスナーの壷位置と思われる複数箇所に大小の突起を移動および交換取り外し自在に取り付け、中敷の表面全体を布カバーで覆うようにした履物用中敷がある(例えば、特許文献2参照)。
この履物用中敷にあっては、歩行中に、上記突起により利用者の足の裏を刺激すると共に、突起の位置を利用者に合わせることができる利便性を有している。
また、中敷の表面全面に平面ファスナーを貼付け、該平面ファスナーの壷位置と思われる複数箇所に大小の突起を移動および交換取り外し自在に取り付け、中敷の表面全体を布カバーで覆うようにした履物用中敷がある(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献1記載の履物用中敷にあっては、突起を履物用中敷の裏面側から穴に挿入する構成となっているため、突起の位置を決めた履物用中敷を持って履物に入れようとすれば、履物用中敷の裏面側から突起が脱落し易く、これを防ぐには、履物用中敷の裏面側から手等で突起を支持しなければならず、利便性が良好でないという問題点が生じた。
この問題点は、特許文献2記載の履物用中敷において、改善されるが、しかし、特許文献2記載の履物用中敷にあっては、中敷の表面全体を布カバーで覆わなければならず、
作業が面倒で、使用勝手が悪いと共に、新たに、布カバーをも必要とする問題点が生じた。
この問題点は、特許文献2記載の履物用中敷において、改善されるが、しかし、特許文献2記載の履物用中敷にあっては、中敷の表面全体を布カバーで覆わなければならず、
作業が面倒で、使用勝手が悪いと共に、新たに、布カバーをも必要とする問題点が生じた。
本考案は、上記の問題点を除去するようにした履物用中敷を提供することを目的とする。
請求項1記載の履物用中敷は、複数の穴又は凹部を有する柔軟性及び弾性を有する中敷本体と、前記複数の穴又は凹部の内壁に食い込んで係止される係止部を有すると共に、前記中敷本体の表面より突出して、足裏を刺激する複数の突出部材とを備えているものである。
また、請求項2記載の履物用中敷は、請求項1記載の履物用中敷において、穴の形状は平面視略円形で、係止部は、中敷本体の表面から裏面に向かう側の先端に該先端に向かって先細りとなる傾斜面を有した円盤状であり、この円盤状の前記係止部の断面径は、前記穴の径より大きいものである。
また、請求項3記載の履物用中敷は、請求項1記載の履物用中敷において、凹部の開口の形状は平面視略円形で、前記係止部は、中敷本体の表面から裏面に向かう側の先端に該先端に向かって先細りとなる傾斜面を有した円盤状であり、この円盤状の前記係止部の断面径は、前記凹部の開口の径より大きいものである。
また、請求項4記載の履物用中敷は、請求項1記載の履物用中敷において、穴に係止された突出部材は、中敷本体の表面から裏面に向かう側の先端に該先端に向かって先細りとなる傾斜面を有した円盤状の係止部と、前記中敷本体の裏面から表面に向かう側の先端に該先端が半球状を有した円柱状部と、この円柱状部と前記円盤状の係止部との間に前記円柱状部の断面径及び前記円盤状の係止部の断面径より径小となる断面径を有する径小部とを備え、前記円柱状部の断面径及び前記円盤状の係止部の断面径は、前記穴の径より大きいものである。
また、請求項5記載の履物用中敷は、請求項1記載の履物用中敷において、凹部に係止された突出部材は、中敷本体の表面から裏面に向かう側の先端に該先端に向かって先細りとなる傾斜面を有した円盤状の係止部と、前記中敷本体の裏面から表面に向かう側の先端に該先端が半球状を有した円柱状部と、この円柱状部と前記円盤状の係止部との間に前記円柱状部の断面径及び前記円盤状の係止部の断面径より径小となる断面径を有する径小部とを備え、前記凹部の開口の形状は平面視略円形で、前記円盤状の係止部の断面径は、前記凹部の開口の径より大きいものである。
請求項1記載の履物用中敷によれば、突出部材を穴又は凹部に挿入した後は、中敷本体の弾性により、係止部は穴又は凹部の内壁に食い込んで係止されるため、突出部材は中敷本体から離脱しにくく、使用勝手の良好な足裏を刺激する「履物用中敷」を得ることができる。
また、請求項2記載の履物用中敷によれば、突出部材の先端は先細りとなる傾斜面であるため、突出部材を中敷本体の穴の内壁に挿入し易く、しかも、挿入した後は、中敷本体の弾性により、前記傾斜面は穴の内壁に食い込んで係止されるため、突出部材は中敷本体から離脱しにくく、使用勝手の良好な足裏を刺激する「履物用中敷」を得ることができる。
また、請求項3記載の履物用中敷によれば、突出部材の先端は先細りとなる傾斜面であるため、突出部材を中敷本体の凹部の内壁に挿入し易く、しかも、挿入した後は、中敷本体の弾性により、前記傾斜面は凹部の内壁に食い込んで係止されるため、突出部材は中敷本体から離脱しにくく、使用勝手の良好な足裏を刺激する「履物用中敷」を得ることができる。
また、請求項4記載の履物用中敷によれば、突出部材の先端は先細りとなる傾斜面を有した円盤状の係止部であるため、突出部材を中敷本体の穴の内壁に挿入し易く、しかも、挿入した後は、中敷本体の弾性により、傾斜面を有した円盤状の係止部は穴の内壁に食い込んで係止されるため、突出部材は中敷本体から離脱しにくく、使用勝手の良好な足裏を刺激する「履物用中敷」を得ることができ、更に、円柱状部と円盤状の係止部との間に円柱状部の断面径及び円盤状の係止部の断面径より径小となる断面径を有する径小部とを備えているため、径小部と円盤状の係止部との境界部が抵抗となり、突出部材が中敷本体からより離脱しにくい等の効果を有する。
また、請求項5記載の履物用中敷によれば、突出部材の先端は先細りとなる傾斜面を有した円盤状の係止部であるため、突出部材を中敷本体の凹部の内壁に挿入し易く、しかも、挿入した後は、中敷本体の弾性により、傾斜面を有した円盤状の係止部は凹部の内壁に食い込んで係止されるため、突出部材は中敷本体から離脱しにくく、使用勝手の良好な足裏を刺激する「履物用中敷」を得ることができ、更に、円柱状部と円盤状の係止部との間に円柱状部の断面径及び円盤状の係止部の断面径より径小となる断面径を有する径小部とを備えているため、該径小部と円盤状の係止部との境界部が抵抗となり、突出部材が中敷本体からより離脱しにくい等の効果を有する。
本考案の一実施例の履物用中敷を図面を参照して説明する。
図1に示すIは履物用中敷で、履物用中敷Iは、複数の穴1aを有する柔軟性及び弾性を有する中敷本体1を備えている。
この中敷本体1は、例えば、EVAスポンジ層11と、このEVAスポンジ層11上に積層されたPVC合成樹脂層12とを有する(図4及び図5参照)。
図1に示すIは履物用中敷で、履物用中敷Iは、複数の穴1aを有する柔軟性及び弾性を有する中敷本体1を備えている。
この中敷本体1は、例えば、EVAスポンジ層11と、このEVAスポンジ層11上に積層されたPVC合成樹脂層12とを有する(図4及び図5参照)。
2は、複数の穴1aの内、使用者が適宜の複数の穴1aの内壁に食い込んで係止される係止部を有する突出部材で、突出部材2の内、21は高さが高い方の突出部材(高さH)で、22は高さが低い方の突出部材(高さh H>h)である。高さが異なる突出部材2の識別を容易にするために、例えば、高さが高い方の突出部材21をブルー、低い方の突出部材22をピンクとしても良い。
そして、突出部材2は、中敷本体1より突出して(図3参照)、足裏を刺激するもので、複数ある。なお、穴1aの形状は平面視略円形である。
また、穴1aに係止された突出部材2は、図4及び図5に示すように、中敷本体1の表面から裏面に向かう側の先端に該先端に向かって先細りとなる傾斜面Kを有した円盤状の係止部2aと、中敷本体1の裏面から表面に向かう側の先端に該先端が半球状Sを有した円柱状部2bと、この円柱状部2bと円盤状の係止部2aとの間に円柱状部2bの断面径R2及び円盤状の係止部2aの断面径R1より径小となる断面径R3を有する径小部2cとを備えている。そして、円盤状の係止部2aの断面径R1及び円柱状部2bの断面径R2は、穴1aの径rより大きくなっている。
そして、突出部材2は、中敷本体1より突出して(図3参照)、足裏を刺激するもので、複数ある。なお、穴1aの形状は平面視略円形である。
また、穴1aに係止された突出部材2は、図4及び図5に示すように、中敷本体1の表面から裏面に向かう側の先端に該先端に向かって先細りとなる傾斜面Kを有した円盤状の係止部2aと、中敷本体1の裏面から表面に向かう側の先端に該先端が半球状Sを有した円柱状部2bと、この円柱状部2bと円盤状の係止部2aとの間に円柱状部2bの断面径R2及び円盤状の係止部2aの断面径R1より径小となる断面径R3を有する径小部2cとを備えている。そして、円盤状の係止部2aの断面径R1及び円柱状部2bの断面径R2は、穴1aの径rより大きくなっている。
従って、上述の履物用中敷Iによれば、突出部材2の先端は先細りとなる傾斜面Kを有した円盤状の係止部2aであるため、突出部材2を中敷本体1の穴1aの内壁に挿入し易く、しかも、挿入した後は、中敷本体1の弾性により、傾斜面Kを有した円盤状の係止部2aは穴1aの内壁に食い込んで係止されるため[図4(b) 図5(b)参照]、突出部材2は中敷本体1から離脱しにくく、使用勝手の良好な足裏を刺激する「履物用中敷I」を得ることができ、更に、円柱状部2bと円盤状の係止部2aとの間に円柱状部2bの断面径R2及び円盤状の係止部部2aの断面径R1より径小となる断面径R3を有する径小部2cとを備えているため、該径小部2cと円盤状の係止部2aとの境界部X[図4(a) 図5(a)参照]が抵抗となり、突出部材2が中敷本体1からより離脱しにくい等の効果を有する。
なお、上述した実施例において、突出部材2が係止するものを穴1aとしたが、本考案にあっては、これに限らず、貫通していない凹部(図示せず)にも同様に適用することができるものである。
I 履物用中敷
1 中敷本体
1a 穴
2 突出部材
2a 係止部
1 中敷本体
1a 穴
2 突出部材
2a 係止部
Claims (5)
- 複数の穴又は凹部を有する柔軟性及び弾性を有する中敷本体と、
前記複数の穴又は凹部の内壁に食い込んで係止される係止部を有すると共に、前記中敷本体の表面より突出して、足裏を刺激する複数の突出部材とを備えている
ことを特徴とする履物用中敷。 - 穴の形状は平面視略円形で、
係止部は、中敷本体の表面から裏面に向かう側の先端に該先端に向かって先細りとなる傾斜面を有した円盤状であり、
この円盤状の前記係止部の断面径は、前記穴の径より大きい
ことを特徴とする請求項1記載の履物用中敷。 - 凹部の開口の形状は平面視略円形で、
前記係止部は、中敷本体の表面から裏面に向かう側の先端に該先端に向かって先細りとなる傾斜面を有した円盤状であり、
この円盤状の前記係止部の断面径は、前記凹部の開口の径より大きい
ことを特徴とする請求項1記載の履物用中敷。 - 穴に係止された突出部材は、
中敷本体の表面から裏面に向かう側の先端に該先端に向かって先細りとなる傾斜面を有した円盤状の係止部と、
前記中敷本体の裏面から表面に向かう側の先端に該先端が半球状を有した円柱状部と、
この円柱状部と前記円盤状の係止部との間に前記円柱状部の断面径及び前記円盤状の係止部の断面径より径小となる断面径を有する径小部とを備え、
前記円柱状部の断面径及び前記円盤状の係止部の断面径は、前記穴の径より大きい
ことを特徴とする請求項1記載の履物用中敷。 - 凹部に係止された突出部材は、
中敷本体の表面から裏面に向かう側の先端に該先端に向かって先細りとなる傾斜面を有した円盤状の係止部と、
前記中敷本体の裏面から表面に向かう側の先端に該先端が半球状を有した円柱状部と、
この円柱状部と前記円盤状の係止部との間に前記円柱状部の断面径及び前記円盤状の係止部の断面径より径小となる断面径を有する径小部とを備え、
前記凹部の開口の形状は平面視略円形で、前記円盤状の係止部の断面径は、前記凹部の開口の径より大きい
ことを特徴とする請求項1記載の履物用中敷。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009003405U JP3152586U (ja) | 2009-05-25 | 2009-05-25 | 履物用中敷 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009003405U JP3152586U (ja) | 2009-05-25 | 2009-05-25 | 履物用中敷 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5001441B1 (ja) * | 2011-02-16 | 2012-08-15 | 信一 小屋野 | 振動ベルトマッサージ器 |
JP2012210399A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Rapha Shoes Internatl Co Ltd | 足のバランス装置 |
-
2009
- 2009-05-25 JP JP2009003405U patent/JP3152586U/ja not_active Expired - Fee Related
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