JP3152453B2 - 電動機の分相起動装置 - Google Patents

電動機の分相起動装置

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JP3152453B2 JP16177991A JP16177991A JP3152453B2 JP 3152453 B2 JP3152453 B2 JP 3152453B2 JP 16177991 A JP16177991 A JP 16177991A JP 16177991 A JP16177991 A JP 16177991A JP 3152453 B2 JP3152453 B2 JP 3152453B2
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上人 川島
正英 小林
博史 貝瀬
裕 平野
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H61/00Electrothermal relays
    • H01H61/002Structural combination of a time delay electrothermal relay with an electrothermal protective relay, e.g. a start relay
    • H01H2061/004PTC resistor in series with start winding, e.g. adapted for being switched off after starting for limiting power dissipation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/04Mounting complete relay or separate parts of relay on a base or inside a case
    • H01H50/047Details concerning mounting a relays
    • H01H50/048Plug-in mounting or sockets

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電動機の分相起動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動機の分相起動装置は例えば実
公昭61−11985号公報に示されているように構成
されている。ここで、この公報を参考に従来例を説明す
る。図9において、50は主巻線で、起動リレー51の
コイル52と直列に接続されている。53は補助巻線
で、コンデンサ54と直列に接続されている。このコン
デンサには正特性サーミスタ55と起動リレー51の常
開のリレー接点56との直列に接続した回路が並列に接
続されている。
【0003】この構造の電動機の分相起動装置では電動
機の起動後に起動リレー51の常開のリレー接点56を
開放し、運転時に正特性サーミスタ55に電流が流れな
いようにして運転時の正特性サーミスタ55による電力
のロスを抑えられるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電動機の分相起動装置は起動リレー51に正特性サーミ
スタ55を組み込んだ回路が示されているだけであり、
起動リレー51と正特性サーミスタ55との組立構造に
ついては何ら示されておりません。すなわち、従来の構
造においては、起動リレー51を組立た後、正特性サー
ミスタ55を取付けるのが一般的であり、起動リレー5
1のコイル52が正特性サーミスタ55の取付作業時に
キズついたり、破損したりする等の問題があった。
【0005】この発明は起動リレーと正特性サーミスタ
とを一体に組立た後、この起動リレーのコイルを最後に
巻回できるようにした電動機の分相起動装置を提供する
ことを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は主巻線と、補
助巻線と、起動リレーと、正特性サーミスタと、コンデ
ンサとを備え、前記起動リレーを前記主巻線に直列に接
続される起動リレーコイルと、このリレーコイルと並列
に補助巻線に直列に接続されるリレー接点とで形成し、
正特性サーミスタを前記リレー接点に直列に接続し、コ
ンデンサを前記リレー接点と正特性サーミスタとの直列
回路に並列に接続した電動機の分相起動装置において、
前記起動リレーを絶縁性の材料で形成されるボビンと、
このボビンの外周に巻回される起動リレーコイルと、前
記ボビン内で起動リレーコイルによって移動するプラン
ジャーと、このプランジャーによって開閉される接点と
で構成し、前記ボビンの端には正特性サーミスタを収納
するケースを一体に形成させており、このケースに前記
正特性サーミスタを収納すると共に、前記ボビンの孔に
プランジャーやリレー接点などを挿入した後、前記ボビ
ンの外周に起動リレーコイルを巻回したものである。
【0007】
【作用】この発明は上記のように構成したことにより、
起動リレーコイルを巻回するボビンの端に正特性サーミ
スタを収納するケースを一体に形成し、前記起動リレー
コイルの巻回部に正特性サーミスタが重ならないように
させ、起動リレーに正特性サーミスタを取付けた後、最
後に起動リレーコイルをボビンに巻回できるようにした
ものである。
【0008】
【実施例】以下この発明を図に示す実施例に基いて説明
する。
【0009】図1はこの発明の一実施例の密閉型圧縮機
に起動装置を取付ける状態を示す要部断面図である。図
2は同じく電動機の回路図である。図3は同じく起動装
置の正面図である。図4は同じく起動装置の平面図であ
る。図5は図4のA−A線方向に沿って切断した断面図
である。図6は起動装置の分解要部断面図である。図7
は起動装置にオーバーロードリレーを取付けた平面図で
ある。
【0010】1は密閉容器で、この容器内には単相電動
機2と圧縮要素3とが収納されている。4は密閉容器1
を貫通して取付けられた気密ターミナルで、このターミ
ナルには密閉容器1の外壁に単相電動機2を起動させる
起動装置5が取付けられている。単相電動機2は主巻線
6と補助巻線7とを並列に接続して形成されている。
【0011】起動装置5は起動リレー8と正特性サーミ
スタ9とコンデンサ10とで構成されている。起動リレ
ー8は絶縁材料で形成されたボビン11とリレー接点機
構12と起動リレーコイル13とで構成されている。
【0012】ボビン11は円筒状の第1のケース14
と、このケースの一方の端部に凹所15を有するフラン
ジ16と、このフランジの凹所15を塞ぐ蓋17と、他
方の端部に突出した突起18とで形成されている。
【0013】リレー接点機構12は第1のケース14の
孔19内を摺動するプランジャー20と、このプランジ
ャーの中央部に挿入される動軸21と、この動軸に接続
されてフランジ16の凹所15内に配置された可動接点
板22と、この可動接点板に設けられた第1の接点23
と蓋17に設けられた第2の接点24とで構成する常開
のリレー接点25と、プランジャー20と可動接点板2
2との間で動軸21に巻かれたコイルバネ26とで構成
されている。
【0014】起動リレーコイル13はフランジ16と突
起18との間の第1のケース14の外周に巻回されてい
る。
【0015】27はフランジ16と一体に形成された第
2のケースで、このケース内には正特性サーミスタ9が
収納されている。第2のケース27は起動リレーコイル
13の巻回される第1のケース14に重ならないように
している。
【0016】ボビン11にはオーバーロードリレー28
が取付けられている。
【0017】主巻線6と補助巻線7との共通線29には
オーバーロードリレー28の接点30が直列に接続され
ている。主巻線6には起動リレー8の起動リレーコイル
13が直列に接続されている。補助巻線7には運転コン
デンサ10が直列に接続されている。このコンデンサに
は正特性サーミスタ9と起動リレー8の常開のリレー接
点25との直列回路が並列に接続されている。
【0018】このように構成された電動機の分相起動装
置において、起動装置5の組立順序を説明すると、ま
ず、リレー接点機構12はボビン11の孔19内に挿入
される。そして、第2のケース27内には正特性サーミ
スタ9がセットされ、その後、蓋17を被せる。最後
に、起動リレーコイル13はボビン11のフランジ16
と突起18との間で挟まれた外周に巻回され、起動装置
5は完成する。
【0019】次に、回路の動作を説明すれば、単相電動
機2に通電すると、補助巻線7と正特性サーミスタ9、
起動リレー8の常開の接点25との回路によって電動機
2は起動する。同時に、主巻線6の回路にも通電するの
で、この回路にある起動リレーコイル13に通電され
る。そして、電動機2が起動を終了すると、主巻線6を
流れる電流によって起動リレー8の常開の接点25が切
り離され、正特性サーミスタ9には電流が流れなくな
る。また、単相電動機2はコンデンサ10によって運転
効率の高い運転が行われる。
【0020】起動装置5は密閉容器1の気密ターミナル
4にはめ込まれたときに正特性サーミスタ9を密閉容器
1から離れて取付けることにより、この正特性サーミス
タが圧縮機からの熱の影響を受け、キューリ点に達し
て、起動ミスを起こすのを防止できるようにされてい
る。
【0021】起動リレーコイル13は組立工程の最後に
巻回することにより、組立工程でのコイルのキズや破損
を特別な保護カバーを用いることなく防止できるように
されている。また、起動装置5はリレー接点機構12、
正特性サーミスタ9及び蓋17等の部品を同一方向から
供給できるように組立るので、自動化を可能にしてい
る。
【0022】この発明は起動リレー8のボビン11の端
部に正特性サーミスタ9を収納する第2のケース27を
配置することにより、起動リレーコイル13を最後に巻
回することができ、組立工程時にこのコイルがキズ付い
たり、破損したりするのを防止できるようにしたもので
ある。
【0023】尚、上記の説明においては、正特性サーミ
スタ9をフランジ16の端部に配置するように説明した
が、図8に示すようにフランジ9の横の密閉容器1から
離れた位置に設けても同様な効果を有することは言うま
でもない。
【0024】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、主巻線
と、補助巻線と、起動リレーと、正特性サーミスタと、
コンデンサとを備え、前記起動リレーは前記主巻線に直
列に接続される起動リレーコイルと、このリレーコイル
と並列に補助巻線に直列に接続されるリレー接点とで形
成され、正特性サーミスタは前記リレー接点に直列に接
続され、コンデンサは前記リレー接点と正特性サーミス
タとの直列回路に並列に接続されている電動機の分相起
動装置において、前記起動リレーは絶縁性の材料で形成
されるボビンと、このボビンの外周に巻回される起動リ
レーコイルと、前記ボビン内で起動リレーコイルによっ
て移動するプランジャーと、このプランジャーによって
開閉されるリレー接点とで構成され、前記ボビンの端に
は正特性サーミスタを収納するケースが一体に形成され
ており、このケースに前記正特性サーミスタを収納する
と共に、前記ボビンの孔にプランジャーやリレー接点な
どを挿入した後、前記ボビンの外周に起動リレーコイル
を巻回したのであるから、前記正特性サーミスタを収納
するケースがボビンに巻回される起動リレーコイルに重
なり合わないようにし、このコイルを起動装置の組立工
程の最後に巻回できるようにさせ、組立工程時に起動リ
レーコイルがキズ付いたり、破損したりするのを特別な
保護カバーを用いることなしに防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の密閉型圧縮機に起動装置
を取付ける状態を示す要部断面図である。
【図2】この発明の電動機の回路図である。
【図3】この発明の起動装置の正面図である。
【図4】この発明の起動装置の平面図である。
【図5】この発明の図4のA−A線方向に沿って切断し
た断面図である。
【図6】この発明の起動装置の分解要部断面図である。
【図7】この発明の起動装置にオーバーロードリレーを
取付けた平面図である。
【図8】この発明の他の実施例を示す起動装置の分解要
部断面図である。
【図9】従来の電動機の回路図である。
【符号の説明】
6 主巻線 7 補助巻線 8 起動リレー 9 正特性サーミスタ 10 コンデンサ 11 ボビン 12 リレー接点機構 13 起動リレーコイル 14 第1のケース 20 プランジャー 25 リレー接点 27 第2のケース
フロントページの続き (72)発明者 平野 裕 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機 株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−136302(JP,A) 実開 昭56−166792(JP,U) 実開 昭63−55588(JP,U) 実公 昭61−11985(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 17/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主巻線と、補助巻線と、起動リレーと、
    正特性サーミスタと、コンデンサとを備え、前記起動リ
    レーは前記主巻線に直列に接続される起動リレーコイル
    と、このリレーコイルと並列に補助巻線に直列に接続さ
    れるリレー接点とで形成され、正特性サーミスタは前記
    リレー接点に直列に接続され、コンデンサは前記リレー
    接点と正特性サーミスタとの直列回路に並列に接続され
    ている電動機の分相起動装置において、前記起動リレー
    は絶縁性の材料で形成されるボビンと、このボビンの外
    周に巻回される起動リレーコイルと、前記ボビン内で起
    動リレーコイルによって移動するプランジャーと、この
    プランジャーによって開閉されるリレー接点とで構成さ
    れ、前記ボビンの端には正特性サーミスタを収納するケ
    ースが一体に形成されており、このケースに前記正特性
    サーミスタを収納すると共に、前記ボビンの孔にプラン
    ジャーやリレー接点などを挿入した後、前記ボビンの外
    周に起動リレーコイルを巻回したことを特徴とする電動
    機の分相起動装置。
  2. 【請求項2】 正特性サーミスタを収納するケースは起
    動リレーコイルに重ならない位置に形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載された電動機の分相起動装
    置。
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