JP3152422U - 脱臭剤塗工紙および、積層段ボール状脱臭シート - Google Patents

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Abstract

【課題】4大悪臭の全てを効果的に吸着・脱臭し、脱臭機能の再生が簡単に出来る、軽量で、コンパクトな脱臭シートを提供する。【解決手段】密度が低く、通気性の良い和紙を基材とし、和紙の片面に活性炭と酸性、塩基性の両極性を保有する金属酸化物の混合物を塗工し、4大悪臭の吸着効果のある脱臭剤塗工紙を作り、この脱臭剤塗工紙の脱臭面を立体化させるために、途工剤面を内面側にした片面段ボール状脱臭シートに加工し、更にこの片面段ボール状脱臭シート数枚を重ねて貼り合わせ、立体的に脱臭面を増やすことにより、軽量でコンパクトな積層段ボール状脱臭シートを得る。【選択図】図4

Description

本考案は、美術品などをアンモニアガスなどの有害ガスから防御するだけではなく、
乳児用紙オムツの脱臭や家庭用冷蔵庫内の脱臭に関するものである。
家庭用脱臭剤としては、某メーカーのヤシガラ活性炭を充填したものが有名である、しかし、活性炭はメタンガスなどの有機ガスには有効だが、アンモニアガスなどの 低分子量のガスには効果がないし、嵩張るなどの不評も多い、他のメーカー品ではプラスチックなどの基材に活性炭と金属イオン水和物を付着させた商品で、低分子量のガスの脱臭にも効果のある性能の良いものも見受けられる。
ところが、ヤシガラ活性炭を充填したものを含め、脱臭商品の殆どは4大悪臭の全てに効果を発揮するものはなく、アンモニアガスなどの低分子量のガスを脱臭する効果のあるものも、その殆どが化学反応によるものであるため、有効期間が2〜3か月の表示がなされ、使い捨てが当たり前になっている。
特願2005−42442 特願平11−279017 特願平8−19493
戸田建設 技術研究報告 第32号
本考案では、4大悪臭の全てを効果的に吸着・脱臭し、脱臭機能の再生が簡単に出
来る、軽量で、コンパクトな脱臭シートを提供することを技術的課題とする。
本考案にあたっては、密度が低く、通気性の良い和紙を基材とし、和紙の片面に活性炭と酸性、塩基性の両極性を保有する金属酸化物の混合物を塗工し、4大悪臭の吸着効果のある脱臭剤塗工紙を作り、この脱臭剤塗工紙の脱臭面を立体化させるために、途工剤面を内面側にした片面段ボール状脱臭シートに加工し、更にこの片面段ボール状脱臭シート数枚を重ねて貼り合わせ、立体的に脱臭面を増やすことにより、軽量でコンパクトな積層段ボール状脱臭シートを得るという手段である
トルエンやメタンなどの有機ガスは勿論、アンモニアガス、硫化水素、など4大悪臭を吸着・脱臭し、尚且つ、熱風乾燥により脱臭機能が再生できる。
脱臭剤塗工紙である。 脱臭剤塗工紙を用いて、塗工剤面を内面側とした片面段ボール状脱臭シートである。 上記の片面段ボール状脱臭シート数枚を重ねて貼り合わせ、最終積層面の波形面側に、脱臭剤塗工紙の塗工面側を貼り合わせて、両面を平滑に仕上げた、積層段ボール状脱臭シートである。 上記の積層段ボール状脱臭シートに、インジケーターを貼合した、インジケーター付き積層段ボール状脱臭シートである。 紙オムツ収納ポリバケツに、積層段ボール状脱臭シートを取り付けた使用例である。
以下本考案を実施例に基づいて説明する。
脱臭剤を塗工する基材として、和紙を利用する、この基材の選定は脱臭機能や再生機能に影響を及ぼすので、1平方メートル当たりの重量が30〜100gで、密度が0.4~0.8g/cm3で、通気度が10秒/30mmφ/100cc以下の通気性の良い和紙を用いる。
この和紙に活性炭と酸性、塩基性の両極性を有する金属酸化物、例えば二酸化ケイ素や酸化亜鉛の混合物などを、1平方メートル当たり10〜40gを塗工して、脱臭剤塗工面1と、和紙面2で構成される、4大悪臭、すなわちアンモニア、硫化水素、メチルメルカプタン、トリメチルアミンを吸着する図1の脱臭剤塗工紙を得る。
この脱臭剤塗工紙の特徴は、アンモニアガス等の低分子量のガスを、化学反応でなくイオン吸着作用で脱臭すること、環境条件を変化させることで吸着したものを放出することで、通気性の良い和紙を基材としていることも相俟って、天日乾燥や、家庭用ヘアードライヤーの熱風を当てることで、簡単に脱臭機能の再生が出来ることである。
上記の脱臭剤塗工紙の塗工剤面側に、高さが5mmでピッチ幅が10mm程度の波形にした脱臭剤塗工紙3の塗工剤面を4で貼り合わせることに依り、塗工剤面を内面側にした、図2の片面段ボール状脱臭シートを得る。
この片面段ボール状脱臭シートの波形面側3に片面段ボール状脱臭シートの平滑面側を5で接着し、更にその積層した部分の波形面側に、片面段ボール状脱臭シートの平滑面側の接着を繰り返し、2〜10枚の片面ダンボール状脱臭シートを重ねて貼り合わせた、積層段ボール状脱臭シートを作り、その積層段ボール状脱臭シートの波形面側3に、脱臭剤塗工紙の塗工剤面側1を貼り合わせて、塗工剤面7を内面側とし、両平面が和紙面側になる図3の積層段ボール状脱臭シートを得る。
上記の積層段ボール状脱臭シートに、定性濾紙NO、2にブロモクレゾールパープル液などを含浸乾燥して得られるインジケーター8を両面テープ9で接着して図4のアンモニアガス等を吸着すれば変色して識別できるインジケーター付き積層段ボール状脱臭シートを得る。
図5は、汚染された紙オムツを収納するポリバケツAの蓋Bの内面側に、両面テープ11を用いて積層段ボール状脱臭シート10を張り付けた使用例である。
汚染された乳児用の紙オムツは、ゴミ収集の期間まで2~3日家庭内で保管する必要があるが、この積層段ボール状脱臭シートを、紙オムツのバケツの蓋の内側に貼り付けておけば、紙オムツの臭いを無臭化できる、又この積層段ボール状脱臭シートを取り外し、ヘヤ―ドライヤーの熱風を当てれば、脱臭機能が回復し、繰り返して使用ができる。
本考案の積層段ボール状脱臭シートは、汚染された乳児用の紙オムツ無臭化に限定されるものでなく、汚染された大人用の紙オムツの無臭化にも効果を発揮する、更に家庭用冷蔵庫内の脱臭や、美術品に有害なアンモニアガスやギ酸の吸着・脱臭にも効果を発揮する。
更に、積層段ボール状脱臭シート専用のホルダーを作成して、その積層段ボール状脱臭シートに小型のファンで送風する構造物を作れば、簡易脱臭器として使用することも可能である。
本考案は、美術品などをアンモニアガスなどの有害ガスから防御するだけでなく、乳児用紙オムツの脱臭や家庭用冷蔵庫内の脱臭に適して居り、産業上の利用可能性は高い。
1、脱臭剤塗工面である。
2、通気性の良い和紙面である。
3、脱臭剤塗工紙を波形状にしたものである。
4、脱臭剤塗工紙と脱臭剤塗工紙を波形にしたものを貼り合わせた部分である。5、片面段ボール状脱臭シートの波形面側に片面段ボール状脱臭シートの平滑面
側を接着した部分である。
6、積層段ボール状脱臭シートの和紙面側である。
7、積層段ボール状脱臭シートの塗工剤面側である
8、インジケーター部分である。
9、インジケーターを貼りつける両面テープ部分である。
10、ポリバケツの蓋の内面側に貼り付けた積層段ボール状脱臭シートである。
11、両面テープ部分である。
A、ポリバケツの容器である。
B、ポリバケツの蓋である。

Claims (4)

  1. 密度が低く、通気性の良い和紙の片面側に活性炭と金属酸化物を混合した脱臭剤を塗工し、4大悪臭の吸着・脱臭機能と、その機能が簡単に再生できる脱臭剤塗工紙。
  2. 請求項1記載の脱臭剤途工紙の塗工面側に波形にした脱臭剤塗工紙の塗工面側を貼り合せた、塗工剤面を内面側にした片面段ボール状脱臭シート。
  3. 請求項2記載の片面段ボール状脱臭シート2〜10枚を重ねて貼合わせ、最終積層面の波形面側に、脱臭剤塗工紙の塗工剤面側を貼り合わせて、両面を平滑に仕上げた、積層段ボール状脱臭シート。
  4. 請求項3記載の積層段ボール状脱臭シートの非塗工面の一部に、インジケーターを貼りつけ、インジケーターの色の変化で、アンモニアなどの有害ガスの吸着・飽和状態あるいは脱着状態を判定できる、インジケーター付き積層段ボール状脱臭シート。




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