JP3152097U - 合成床版の底鋼板構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】主桁の連続性が途切れる桁端の近傍に位置する桁端底鋼板を含む底鋼板構造に適用することができ、桁端底鋼板に作用する走行車輌の輪荷重による衝撃に対して、耐衝撃性に優れた構造にすることができ、しかも、特定の底鋼板(桁端底鋼板)を簡単に成形することができる、合成床版の底鋼板構造を提供する。【解決手段】桁端底鋼板11,21は、橋軸方向第1端部11a,21a側ほど高さが低くなるように橋軸方向全長に亙って傾斜する底鋼板本体部11c,21cと、底鋼板本体部11c,21cの少なくとも橋軸直角方向一端部に繋がるように底鋼板本体部11c,21cと一体形成され、橋軸方向第1端部11a,21a側ほど高さが低くなると共に橋軸直角方向へ底鋼板本体部11c,21cから離隔する側ほど高さが低くなるように傾斜する側端ハンチ部11d,21dとを有する。【選択図】図3

Description

本考案は、合成床版の底鋼板構造に関し、特に、橋軸方向一端部の高さが橋軸方向他端部の高さよりも低くなる特定の底鋼板を含むものである。
近年、橋梁(鋼道路橋)等の高架道路に採用される合成床版では、前後方向(橋軸方向)に延びる複数の主桁上に多数の底鋼板が並設されて互いに連結され、これら底鋼板上にコンクリートを打設してコンクリート版が形成され、このコンクリート版の上面に防水層を介してアスファルト舗装が形成されている。底鋼板として、左右方向(橋軸直角方向)両端部が主桁に設置された支間底鋼板と、左右方向一端部のみが主桁に設置された張出底鋼板とを有し、複数の支間底鋼板、複数の張出底鋼板が、夫々、前後方向に直列状に並設されて互いに添接板を介して連結されている。
各底鋼板は、その大部分を形成する水平な底鋼板本体部と、この底鋼板本体部の少なくとも左右方向一端から高さが低くなるように傾斜する側端ハンチ部とを有し、この側端ハンチ部の下端部が主桁の上フランジに設置されている。各底鋼板の上面に複数の横リブが溶接され、この複数の横リブを介して支間底鋼板と張出底鋼板とが連結されている。このように、各底鋼板が主桁に設置され他の底鋼板に連結されて、合成床版の耐荷力が高められる。ところで、複数の底鋼板のうち主桁の連続性が途切れる桁端の近傍に位置する桁端底鋼板には、路面段差等が原因で走行車輌の輪荷重による大きな衝撃が作用する。
そこで、図12〜図14に示す合成床版100 のように、桁端底鋼板110A,110B(110)の前後方向一端側の第1端部110aの高さを前後方向他端側の第2端部110bの高さよりも低くし、この桁端底鋼板110 の第1端部110aが第2端部110bよりも主桁101 の連続性が途切れる部位に近くなるように桁端底鋼板110 を設置し、この場合、桁端底鋼板110 の第1端部110a側部分に、水平な底鋼板本体部120aから高さが低くなるように傾斜する桁端ハンチ部130aを設けることで、桁端底鋼板110 の第1端部110a側部分の高さを、側端ハンチ部120bを形成することで高さが高くなった底鋼板本体部120aの高さよりも低くし、その分、コンクリート版140 (即ち、合成床版100 )を厚くすることが一般的に行われている。
桁端底鋼板110A,110B(110)は、底鋼板本体部120aと側端ハンチ部120bとを一体成形した第1の底鋼板120A,120B(120)と、桁端ハンチ部130aと接続端部130bとを一体成形した第2の底鋼板130A,130B(130)とを有し、第2の底鋼板130 の桁端ハンチ部130aが、第1の底鋼板120 の底鋼板本体部120aと側端ハンチ部120bとに突合わせ溶接されている。
ここで、特許文献1,2には、平面視矩形の底鋼板の4片部分にハンチ部が形成され、左右方向両端側の1対のハンチ部が主桁に結合され、前後方向両端側の1対のハンチ部が横桁に結合された技術が開示されている。特に、特許文献2には、4片部分にハンチ部を有する底鋼板を、複数の底鋼板分割部材を溶接やボルトで結合して形成する技術の他、底鋼板基材からプレス成形する技術が開示されている。
特開2004−225290号公報 特開2005−325578号公報
図12〜図14に示すような桁端底鋼板を製作する場合、第1,第2の底鋼板を個別に製造し、その第1,第2の底鋼板を突合わせ溶接して構成する必要があるため、しかも、その突合わせ溶接を表裏両側から行うために、第1,第2の底鋼板を一体的に反転させる必要があるため、この桁端底鋼板の製作性が非常に悪いという問題があり、突合わせ溶接により生じる歪みを矯正する多大な労力も必要になる。しかも、桁端ハンチ部の傾斜が急勾配となるため、つまり、前後方向において、桁端ハンチ部の形成区間で合成床版(コンクリート版)の厚さが急激に変化するため、輪荷重による急激な応力変化が生じる。その急激な応力変化により、桁端底鋼板の突合わせ溶接部分で疲労耐久性の低下の要因となる構造上の欠点となり、所望の耐久性を満足させることが容易ではない。
本考案の目的は、主桁の連続性が途切れる桁端の近傍に位置する桁端底鋼板を含む底鋼板構造に適用することができ、この場合、路面段差等が原因で桁端底鋼板に作用する走行車輌の輪荷重による衝撃に対して、耐衝撃性に優れた構造にすることができ、しかも、特定の底鋼板(桁端底鋼板)を簡単に成形することができ、この特定の底鋼板の製作性を高めることができる、合成床版の底鋼板構造を提供することである。
請求項1の考案「合成床版の底鋼板構造」は、橋軸方向に直列状に並設されて互いに連結され且つ少なくとも橋軸直角方向一端部が主桁に設置された複数の底鋼板のうち、橋軸方向一端側の第1端部の高さが橋軸方向他端側の第2端部の高さよりも低くなる特定の底鋼板を含む合成床版の底鋼板構造において、前記特定の底鋼板は、前記橋軸方向第1端部側ほど高さが低くなるように橋軸方向全長に亙って傾斜する底鋼板本体部と、前記底鋼板本体部の少なくとも橋軸直角方向一端部に繋がるように底鋼板本体部と一体形成され、橋軸方向第1端部側ほど高さが低くなると共に橋軸直角方向へ底鋼板本体部から離隔する側ほど高さが低くなるように傾斜する側端ハンチ部とを有することを特徴とする。
請求項1の考案には次の考案が採用可能である。
(1)前記底鋼板本体部は、橋軸方向第1端部側ほど橋軸直角方向の幅が広がる台形形状に形成され、前記側端ハンチ部は、橋軸方向第1端部側ほど橋軸直角方向の幅が狭まる3角形形状に形成され、この底鋼板本体部と側端ハンチ部が直線状の折線部を介して曲げ加工される。
(2)前記特定の底鋼板は、前記主桁の連続性が途切れる桁端の近傍に位置する桁端底鋼板である。
(3)前記桁端底鋼板の第1端部と、この桁端底鋼板の橋軸方向第1端部側に隣接する水平な第1端部側底鋼板の端部とを連結する橋軸直角方向に細長い第1添接板を備え、前記第1添接板が、橋軸方向中央部で下方凸に折り曲げられて、桁端底鋼板の上面と第1端部側底鋼板の上面とに添接するように構成される。
(4)前記桁端底鋼板の橋軸方向第2端部側に、本体水平部と本体水平部の少なくとも橋軸直角方向一部に繋がるように本体水平部と一体形成され且つ橋軸直角方向へ本体水平部から離隔する側ほど高さが低くなるように傾斜する側端ハンチ部とを有する第2端部側底鋼板が隣接され、前記桁端底鋼板の第2端部と第2端部側底鋼板の端部とを連結する橋軸直角方向に細長い第2添接板を備え、前記第2添接板が、橋軸方向中央部で上方凸に折り曲げられて、桁端底鋼板の上面と第2端部側底鋼板の上面とに添接するように構成される。
(5)前記第2添接板は、桁端底鋼板の底鋼板本体部と第2端部側底鋼板の本体水平部とを連結する水平添接板と、桁端底鋼板の側端ハンチ部と第2端部側底鋼板の側端ハンチ部とを連結するハンチ部添接板とからなる。
(6)前記第2添接板に溶接されて第2添接板から上側へ突出する複数のスタッドジベルを備える。
請求項1の合成床版の底鋼板構造によれば、橋軸方向に直列状に並設されて互いに連結され且つ少なくとも橋軸直角方向一端部が主桁に設置された複数の底鋼板のうちの特定の底鋼板を、橋軸方向一端側の第1端部の高さが橋軸方向他端側の第2端部の高さよりも低くなるようにし、その特定の底鋼板は、橋軸方向第1端部側ほど高さが低くなるように橋軸方向全長に亙って傾斜する底鋼板本体部と、底鋼板本体部の少なくとも橋軸直角方向一端部に繋がるように底鋼板本体部と一体形成され、橋軸方向第1端部側ほど高さが低くなると共に橋軸直角方向へ底鋼板本体部から離隔する側ほど高さが低くなるように傾斜する側端ハンチ部とを有する。
従って、この特定の底鋼板の橋軸方向全長に亙って、底鋼板本体部の高さを第2端部から第1端部の方に向かって徐々に低くするとともに、側端ハンチ部の下端部を主桁に設置可能に構成することができる。特定の底鋼板を1部材で構成することができるので、つまり、従来技術の桁端底鋼板のような突合わせ溶接が不要になるので、その突合わせ溶接による疲労耐久性が低下する構造上の欠点を無くすことができ、更に、この特定の底鋼板を含む部分の合成床版(特定の底鋼板上のコンクリート版)の橋軸方向における厚さの変化量を緩やかにして急激な応力変化の発生を抑制することができる。この特定の底鋼板を主桁の連続性が途切れる桁端の近傍に位置する桁端底鋼板に適用することで、この場合、桁端底鋼板の第1端部が第2端部よりも主桁の連続性が途切れる部位に近くなるように桁端底鋼板を緩やかに形成することで、これまで急激に変化をさせていた桁端底鋼板と比較して本形状の桁端底鋼板には走行車輌の輪荷重による衝撃が緩やかとなり、耐衝撃性に優れた構造にすることができる。しかも、本形状の底鋼板は曲げ加工のみで簡単に成形できるので、特定の底鋼板の製作性を高めることができ、突合わせ溶接により生じる歪みを矯正する多大な労力も不要となる。
請求項2の合成床版の底鋼板構造によれば、底鋼板本体部は、橋軸方向第1端部側ほど橋軸直角方向の幅が広がる台形形状に形成され、側端ハンチ部は、橋軸方向第1端部側ほど橋軸直角方向の幅が狭まる3角形形状に形成され、この底鋼板本体部と側端ハンチ部が直線状の折線部を介して曲げ加工されたので、特定の底鋼板を合成床版の底鋼板として採用可能な平面視矩形形状に形成することができ、それで以て、特定の底鋼板の橋軸方向全長に亙って、底鋼板本体部の高さを第2端部から第1端部の方に向かって徐々に低くするとともに、側端ハンチ部の下端部を主桁に設置可能な高さに構成することができ、しかも、特定の底鋼板の構造を簡単化でき、この特定の底鋼板を製作する際の曲げ加工も非常に簡素化できる。
請求項3の合成床版の底鋼板構造によれば、特定の底鋼板は、主桁の連続性が途切れる桁端の近傍に位置する桁端底鋼板であるので、桁端底鋼板に作用する走行車輌の輪荷重による衝撃に対して、耐衝撃性に優れた構造にすることができる。
請求項4の合成床版の底鋼板構造によれば、桁端底鋼板の第1端部と、この桁端底鋼板の橋軸方向第1端部側に隣接する水平な第1端部側底鋼板の端部とを連結する橋軸直角方向に細長い第1添接板を備え、第1添接板が、橋軸方向中央部で下方凸に折り曲げられて、桁端底鋼板の上面と第1端部側底鋼板の上面とに添接するように構成されたので、桁端底鋼板の第1端部に水平部分を形成することなく、つまり、桁端底鋼板を非常に簡単に成形できる効果を低下させることなく、第1添接板を桁端底鋼板の第1端部と第1端部側底鋼板の端部とに確実に添接することができる。
請求項5の合成床版の底鋼板構造によれば、桁端底鋼板の橋軸方向第2端部側に、本体水平部と本体水平部の少なくとも橋軸直角方向一部に繋がるように本体水平部と一体形成され且つ橋軸直角方向へ本体水平部から離隔する側ほど高さが低くなるように傾斜する側端ハンチ部とを有する第2端部側底鋼板が隣接され、桁端底鋼板の第2端部と第2端部側底鋼板の端部とを連結する橋軸直角方向に細長い第2添接板を備え、第2添接板が、橋軸方向中央部で上方凸に折り曲げられて、桁端底鋼板の上面と第2端部側底鋼板の上面とに添接するように構成されたので、桁端底鋼板の第2端部に水平部分を形成することなく、つまり、桁端底鋼板を非常に簡単に成形できる効果を低下させることなく、第2添接板を桁端底鋼板の第2端部と第2端部側底鋼板の端部とに確実に添接することができる。
請求項6の合成床版の底鋼板構造によれば、第2添接板は、桁端底鋼板の底鋼板本体部と第2端部側底鋼板の本体水平部とを連結する水平添接板と、桁端底鋼板の側端ハンチ部と第2端部側底鋼板の側端ハンチ部とを連結するハンチ部添接板とからなるので、この水平添接板とハンチ部添接板とを桁端底鋼板の第2端部と第2端部側底鋼板の端部とに全体的に確実に添接することができる。
請求項7の合成床版の底鋼板構造によれば、第2添接板に溶接されて第2添接板から上側へ突出する複数のスタッドジベルを備えた。第2添接板の近傍の合成床版上を車輌が通過する毎に繰返し合成床版に曲げモーメントが作用し、その曲げモーメントによって桁端底鋼板の第2端部と第2端部側底鋼板の端部とを含む部分が下方へ撓んだ場合、第2添接板をコンクリート版から離隔させる偏心曲げモーメントが第2添接板に発生するが、前記複数のスタッドジベルにより、第2添接板をコンクリート版に一体化させ、前記偏心曲げモーメントの発生を抑制して、第2添接板がコンクリート版から剥離しにくくなる。
実施例に係る合成床版を含む高架道路の斜視図である 合成床版の桁端底鋼板を含む複数の底鋼板の平面図である。 合成床版の桁端底鋼板を含む複数の底鋼板の斜視図である。 支間底鋼板である桁端底鋼板の平面図である。 張出底鋼板である桁端底鋼板の平面図である。 図2のVI−VI線断面図である。 図2のVII −VII 線断面図である。 図2のVIII−VIII線断面図である。 図2のIX−IX線断面図である。 桁端底鋼板の第1端部と他の底鋼板の端部との連結部分の断面図である。 桁端底鋼板の第2端部と他の底鋼板の端部との連結部分の断面図である。 従来技術に係る合成床版の桁端底鋼板を含む複数の底鋼板の平面図である。 従来技術に係る合成床版の桁端底鋼板を含む複数の底鋼板の斜視図である。 図12のXIV −XIV 線断面図である。
次に、考案を実施するための形態について、実施例に基づいて説明する。尚、図1〜図3に示す矢印aの橋軸方向を前後方向とし矢印bの橋軸直角方向を左右方向として説明する。
図1〜図3に示すように、橋梁(鋼道路橋)等の高架道路において、合成床版1は前後方向に延びる左右1対の主桁2に支持され、この合成床版1は、複数の底鋼板3と、この複数の底鋼板3上に形成されたコンクリート版4とを備え、コンクリート版4の上面に防水層5が形成され、この防水層5の上面にアスファルト舗装6が形成されている。複数の底鋼板3の左右両端部に左右1対の側鋼板7が連結され、各側鋼板7の内面側に壁高欄8が形成されている。
図1〜図3、図6〜図8に示すように、複数の底鋼板3は、左右両端部が1対の主桁2に設置された複数の支間底鋼板3Aと、この複数の支間底鋼板3Aの左右両側に並設されて左右方向一端部のみが一方の主桁2に設置された左右1対の複数の張出底鋼板3Bとを有する。
複数の支間底鋼板3Aにおいて、底鋼板10,10・・・,11,12が前後方向に直列状に並設されて互いに複数の鋼製の添接板15,15・・・,16,17を介して連結され、この複数の底鋼板10,10・・・,11,12のうちの1つの底鋼板11が、前後方向一端側の第1端部11aの高さが前後方向他端側の第2端部11bの高さよりも低くなる特定の底鋼板11であって、主桁2の連続性が途切れる桁端の近傍に位置する桁端底鋼板11であり、第1端部11aが第2端部11bよりも主桁2の連続性が途切れる部位に近くなるように桁端底鋼板11が設置されている。
桁端底鋼板11の第2端部11bから第1端部11aと反対側へ複数の同形の底鋼板10,10・・・が延び、この複数の底鋼板10,10・・・のうち桁端底鋼板11の前後方向第2端部11b側に隣接する底鋼板10が第2端部側底鋼板であり、底鋼板12が桁端底鋼板11の前後方向第1端部11a側に隣接する第1端部側底鋼板である。尚、底鋼板10,10・・・,11,12の厚さは、例えば8〜9mm程度である。
図2、図3、図6に示すように、第2端部側底鋼板10を含む複数の底鋼板10,10・・・は、夫々、その大部分を形成する本体水平部10aと、この本体水平部10aの左右両端部に繋がるように本体水平部10aと一体形成された1対の側端ハンチ部10bとを有し、この本体水平部10aと1対の側端ハンチ部10bは夫々矩形形状に形成されている。1対の側端ハンチ部10bは、夫々、左右方向へ本体水平部10aから離隔する側ほど高さが低くなるように傾斜し、この1対の側端ハンチ部10bの下端部に形成された側端水平部10cが1対の主桁2の上フランジに設置されている。
図2、図7に示すように、第1端部側底鋼板12は全体的に水平に且つ矩形形状に形成され、この第1端部側底鋼板12の左右両端部に形成された側端水平部12aが1対の主桁2の上フランジに設置されている。
図2〜図4、図8〜図11に示すように、桁端底鋼板11は、前後方向第1端部11a側ほど高さが低くなるように前後方向全長に亙って傾斜する底鋼板本体部11cと、この底鋼板本体部11cの左右両端部に繋がるように底鋼板本体部11cと一体形成され且つ前後方向第1端部11a側ほど高さが低くなると共に左右方向へ底鋼板本体部11cから離隔する側ほど高さが低くなるように傾斜する1対の側端ハンチ部11dとを有する。
底鋼板本体部11cは、前後方向第1端部11a側ほど左右方向の幅が広がる台形形状に形成され、側端ハンチ部11dは、前後方向第1端部11a側ほど左右方向の幅が狭まる3角形形状に形成され、この底鋼板本体部11cと側端ハンチ部11dが直線状の折線部11eを介して曲げ加工され一体形成されている。1対の側端ハンチ部11dの下端部に形成された1対の側端水平部11fが1対の主桁2の上フランジに設置されている。
図9、図10に示すように、桁端底鋼板11の第1端部11aと、第1端部11a側の第1端部側底鋼板12の端部12bは、下方凸となる角度で近接し、これらの端部11a,12b同士が左右方向に細長い第1添接板17により連結されている。この第1添接板17は、桁端底鋼板11の第1端部11aの左右長全長に亙って設けられ、前後方向中央部で下方凸に折り曲げられて、桁端底鋼板11の第1端部11a(底鋼板本体部11c)の上面と第1端部側底鋼板12の端部12bの上面とに添接するように構成されている。
第1添接板17は、桁端底鋼板11及び第1端部側底鋼板12の上面に添接した状態で、複数の部材により構成されている。尚、第1添接板17と桁端底鋼板11及び第1端部側底鋼板12との間に接着剤を介在させることも望ましい。
図9、図11に示すように、桁端底鋼板11の第2端部11bと、第2端部側底鋼板10の端部10dは、上方凸となる角度で近接し、これらの端部11b,10d同士が左右方向に細長い第2添接板16により連結されている。この第2添接板16は、前後方向中央部で上方凸に折り曲げられて、桁端底鋼板11の第2端部11bの上面と第2端部側底鋼板10の端部10dの上面とに添接するように構成されている。
図2に示すように、第2添接板16は、桁端底鋼板11の底鋼板本体部11cと第2端部側底鋼板10の本体水平部10aとを連結する水平添接板16aと、桁端底鋼板11の1対の側端ハンチ部11dと第2端部側底鋼板10の1対の側端ハンチ部10bとを連結する1対のハンチ部添接板16bとからなり、水平添接板16aは、桁端底鋼板11の本体水平部11cにおける第2端部11bの左右長全長に亙って設けられ、ハンチ部添接板16bは、桁端底鋼板11の側端ハンチ部11dにおける第2端部11bの左右長全長に亙って設けられている。
第2添接板16は、桁端底鋼板11及び第2端部側底鋼板10の上面に複数の部材により構成されている。尚、第2添接板16と桁端底鋼板11及び第2端部側底鋼板10との間に接着剤を介在させることも望ましい。
第2添接板16には、第2添接板16から上側へ突出する複数のスタッドジベル18が溶接されている。複数のスタッドジベル18は左右方向適当間隔おきに配置され、各スタッドジベル18は、第2添接板16の前部上面と後部上面とのなす角を2等分する姿勢で、下端部が第2添接板16の前後方向中央部の上面に溶接されている。
次に、図1〜図3、図6〜図8に示すように、左右1対の複数の張出底鋼板3Bの各々において、底鋼板20,20・・・,21,22が前後方向に直列状に並設されて互いに複数の鋼製の添接板25,25・・・,26,27を介して連結され、この複数の底鋼板20,20・・・,21,22のうちの1つの底鋼板21が、前後方向一端側の第1端部21aの高さが前後方向他端側の第2端部21bの高さよりも低くなる特定の底鋼板21であって、主桁2の連続性が途切れる桁端の近傍に位置する桁端底鋼板21である。
桁端底鋼板21の第2端部21bから第1端部21aと反対側へ複数の同形状の底鋼板20,20・・・が延び、この複数の底鋼板20,20・・・のうち桁端底鋼板21の前後方向第2端部21b側に隣接する底鋼板20が第2端部側底鋼板であり、底鋼板22が桁端底鋼板21の前後方向第1端部21a側に隣接する第1端部側底鋼板である。
複数の張出底鋼板3Bの第2端部側底鋼板20を含む複数の底鋼板20、桁端底鋼板21、第1端部側底鋼板22、第1,第2添接板27,26及びその周辺構造については、複数の支間底鋼板3Aの左側部分又は右側部分のものと基本的に同じ構造である。
即ち、図2、図3、図6に示すように、第2端部側底鋼板20を含む複数の底鋼板20,20・・・は、夫々、本体水平部20a、側端ハンチ部20b、側端水平部20cを有し、図2、図7に示すように、第1端部側底鋼板22は全体的に水平に形成され、側端水平部22aを有し、図2〜図3、図5、図8に示すように、桁端底鋼板21は、底鋼板本体部21c、側端ハンチ部21d、折線部21e、側端水平部21fを有する。
また、第1添接板27が、桁端底鋼板21の第1端部21aと、第1端部21a側の第1端部側底鋼板22の端部22bとに添接され、第2添接板26が、桁端底鋼板21の第2端部21bと、第2端部21b側の第2端部側底鋼板20の端部20dとに添接され、第2添接板26には複数のスタッドジベル28が溶接され、第2添接板26は、水平添接板26a、ハンチ部添接板26bを有する。
尚、各底鋼板10〜12,20〜22の上面には前後方向適当間隔おきに設置されて左右方向に延びる複数の鋼製の横リブ40,41が溶接され、前後方向位置が一致する各横リブ40,41は一体ものであり、主桁2の上フランジに底鋼板が存在しないため、剛性を高める部材42が横リブ40,41に溶接されている。また、各底鋼板10〜12,20〜22の上面には図示略の複数のスタッドジベルが溶接され、コンクリート版4と底鋼板10〜12,20〜22との一体性を高めている。また、コンクリート版4には複数の鉄筋43が前後左右に設置されている。
以上説明した合成床版1の桁端底鋼板11,21を含む底鋼板構造によれば、桁端底鋼板11,21の前後方向全長に亙って、底鋼板本体部11c,21cの高さを第2端部11b,21bから第1端部11a,21aの方に向かって徐々に低くするとともに、側端ハンチ部11d,21dの下端部を主桁2に設置可能な構造にすることができる。桁端底鋼板11,21を1部材で構成することができるので、つまり、従来技術の桁端底鋼板のような突合わせ溶接が不要になるので、その突合わせ溶接による疲労耐久性が低下する構造上の欠点を無くすことができ、更に、この桁端底鋼板11,21を含む部分の合成床版1(桁端底鋼板11,21上のコンクリート版4)の橋軸方向における厚さの変化量を緩やかにして急激な応力変化の発生を抑制することができる。
桁端底鋼板11,21は主桁2の連続性が途切れる桁端の近傍に位置する底鋼板であり、この場合、桁端底鋼板11,21の第1端部11a,21aが第2端部11b,21bよりも主桁2の連続性が途切れる第1端部側底鋼板12,22の高さに近くなるように桁端底鋼板11,21を緩やかに形成することで、これまで急激な変化をさせていた桁端底鋼板130と比較して、桁端底鋼板11,21には走行車輌の輪荷重による衝撃が緩やかとなり、耐衝撃性に優れた構造にすることができる。しかも、桁端底鋼板11,21を曲げ加工のみで簡単に成形できるため、桁端底鋼板11,21の製作性を高めることができ、突合わせ溶接により生じる歪みを矯正する多大な労力も不要となる。
底鋼板本体部11c,21cは、前後方向第1端部11a,21a側ほど左右方向の幅が広がる台形形状に形成され、側端ハンチ部11d,21dは、前後方向第1端部11a,21a側ほど左右方向の幅が狭まる3角形形状に形成され、この底鋼板本体部11c,21cと側端ハンチ部11d,21dが直線状の折線部11e,21eを介して曲げ加工されたので、桁端底鋼板11,21を合成床版1の底鋼板として採用可能な平面視矩形形状に形成することができ、それで以て、桁端底鋼板11,21の前後方向全長に亙って、底鋼板本体部11c,21cの高さを第2端部11b,21bから第1端部11a,21aの方に向かって徐々に低くするとともに、側端ハンチ部11d,21dの下端部を主桁2に設置可能な高さに構成することができ、しかも、桁端底鋼板11,21の構造を簡単化でき、この桁端底鋼板11,21を製作する際の曲げ加工も非常に簡素化できる。
桁端底鋼板11,21の第1端部11a,21aに水平部分を形成することなく、また、桁端底鋼板11,21の第2端部11b,21bに水平部分を形成することなく、つまり、桁端底鋼板11,21を非常に簡単に成形できる効果を低下させることなく、第1添接板17,27を桁端底鋼板11,21の第1端部11a,21aと第1端部側底鋼板12,22の端部12b,22bとに確実に添接することができ、第2添接板16,26を桁端底鋼板11,21の第2端部11b,21bと第2端部側底鋼板10,20の端部10d,20dとに確実に添接することができる。
第2添接板16,26は、桁端底鋼板11,21の底鋼板本体部11c,21cと第2端部側底鋼板10,20の本体水平部10a,20aとを連結する水平添接板16a,26aと、桁端底鋼板11,21の側端ハンチ部11d,21dと第2端部側底鋼板10,20の側端ハンチ部10b,20bとを連結するハンチ部添接板16b,26bとからなるので、この水平添接板16a,26aとハンチ部添接板16b,26bとを、桁端底鋼板11,21の第2端部11b,21bと第2端部側底鋼板10,20の端部10d,20dとに全体的に確実に添接することができる。
第2添接板16,26の近傍の合成床版1上を車輌が通過する毎に繰返し合成床版1に曲げモーメントが作用し、その曲げモーメントによって桁端底鋼板11,21の第2端部11b,21bと第2端部側底鋼板10,20の端部10d,20dとを含む部分が下方へ撓んだ場合、第2添接板16,26をコンクリート版4から離隔させる偏心曲げモーメントが第2添接板16,26に発生するが、第2添接板16,26に結合されて第2添接板16,26から上側へ突出する複数のスタッドジベル18,28を備えたことで、第2添接板16,26をコンクリート版4に一体化させ、前記偏心曲げモーメントの発生を抑制して、第2添接板16,26がコンクリート版4から剥離しにくくなる。
尚、特定の底鋼板11,21を、主桁の連続性が途切れる桁端の近傍に位置する桁端底鋼板以外の底鋼板に適用してもよい。例えば、1対の主桁の長さ方向途中部に、前後方向適当間隔おきに配設され左右方向に延びる横桁が架設され、その横桁に所定の底鋼板の前後方向一端部を結合する場合、その所定の底鋼板に特定の底鋼板11,21を適用することで、前記の効果を有し、且つ、特定の底鋼板11,21の前後方向一端部を横桁に確実に設置することができる。その他、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加して実施可能である。
1 合成床版
2 主桁
11,21 桁端底鋼板(特定の底鋼板)
11a,21a 第1端部
11b,21b 第2端部
11c,21c 底鋼板本体部
11d,21d 側端ハンチ部
11e,21e 折線部
16,26 第2添接板
16a,26a 水平添接板
16b,26b ハンチ部添接板
17,27 第1添接板
18,28 スタッドジベル

Claims (7)

  1. 橋軸方向に直列状に並設されて互いに連結され且つ少なくとも橋軸直角方向一端部が主桁に設置された複数の底鋼板のうち、橋軸方向一端側の第1端部の高さが橋軸方向他端側の第2端部の高さよりも低くなる特定の底鋼板を含む合成床版の底鋼板構造において、
    前記特定の底鋼板は、
    前記橋軸方向第1端部側ほど高さが低くなるように橋軸方向全長に亙って傾斜する底鋼板本体部と、
    前記底鋼板本体部の少なくとも橋軸直角方向一端部に繋がるように底鋼板本体部と一体形成され、橋軸方向第1端部側ほど高さが低くなると共に橋軸直角方向へ底鋼板本体部から離隔する側ほど高さが低くなるように傾斜する側端ハンチ部とを有する
    ことを特徴とする合成床版の底鋼板構造。
  2. 前記底鋼板本体部は、橋軸方向第1端部側ほど橋軸直角方向の幅が広がる台形形状に形成され、前記側端ハンチ部は、橋軸方向第1端部側ほど橋軸直角方向の幅が狭まる3角形形状に形成され、この底鋼板本体部と側端ハンチ部が直線状の折線部を介して曲げ加工されたことを特徴とする請求項1に記載の合成床版の底鋼板構造。
  3. 前記特定の底鋼板は、前記主桁の連続性が途切れる桁端の近傍に位置する桁端底鋼板であることを特徴とする請求項2に記載の合成床版の底鋼板構造。
  4. 前記桁端底鋼板の第1端部と、この桁端底鋼板の橋軸方向第1端部側に隣接する水平な第1端部側底鋼板の端部とを連結する橋軸直角方向に細長い第1添接板を備え、
    前記第1添接板が、橋軸方向中央部で下方凸に折り曲げられて、桁端底鋼板の上面と第1端部側底鋼板の上面とに添接するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の合成床版の底鋼板構造。
  5. 前記桁端底鋼板の橋軸方向第2端部側に、本体水平部と本体水平部の少なくとも橋軸直角方向一部に繋がるように本体水平部と一体形成され且つ橋軸直角方向へ本体水平部から離隔する側ほど高さが低くなるように傾斜する側端ハンチ部とを有する第2端部側底鋼板が隣接され、
    前記桁端底鋼板の第2端部と第2端部側底鋼板の端部とを連結する橋軸直角方向に細長い第2添接板を備え、
    前記第2添接板が、橋軸方向中央部で上方凸に折り曲げられて、桁端底鋼板の上面と第2端部側底鋼板の上面とに添接するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の合成床版の底鋼板構造。
  6. 前記第2添接板は、桁端底鋼板の底鋼板本体部と第2端部側底鋼板の本体水平部とを連結する水平添接板と、桁端底鋼板の側端ハンチ部と第2端部側底鋼板の側端ハンチ部とを連結するハンチ部添接板とからなることを特徴とする請求項5に記載の合成床版の底鋼板構造。
  7. 前記第2添接板に溶接されて第2添接板から上側へ突出する複数のスタッドジベルを備えたことを特徴とする請求項5又は6に記載の合成床版の底鋼板構造。
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