JP3151891B2 - 半田の外観検査用観察装置 - Google Patents

半田の外観検査用観察装置

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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半田の外観検査用観察装
置に関し、詳しくは、電子部品を基板に接着する半田を
明瞭に観察するための光学系の配設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】チップマウンタにより電子部品を基板に
実装した後、電子部品を基板に接着する半田の外観検査
を行うために、半田をカメラにより観察することが行わ
れる。
【0003】図7は従来の基板の観察装置を示すもので
あって、100はカメラであり、その下部には、リング
状の光源101が配設されている。102は基板であ
り、その上面には、電子部品P(P1,P2)が半田S
により接着されている。光源101から照射された光
は、半田Sの表面に鏡面反射され、その反射光をカメラ
100により観察し、その画像の輝度分布から、半田付
状態の良否を判定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記光源10
1は蛍光灯であり、このため光源101の光量の経時的
変化が大きく、画像の輝度が安定しないことから、良否
判定を誤りやすく、またその寿命も短い問題点があっ
た。また基板102に実装される電子部品Pの品種は様
々であり、また電子部品Pの品種によって半田Sの形状
寸法も異ることから、半田Sの形状に応じて、半田Sへ
の光の照射角度を変えて、様々な画像を得た方が良否判
断を適切に行いやすいものであり、また配設スペース
上、光源などの光学系は極力小型コンパクトに構成する
ことが望ましいのであるが、上記従来手段ではこのよう
な要求に対応しにくい問題点があった。したがって本発
明は、上記従来手段の問題点を解消し、小型コンパクト
な半田の観察装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、
子部品を基板に接着する半田を上方から観察するカメラ
と、このカメラの鏡筒と、この鏡筒の下部に装着された
フードがあり、このフードの上方には上記半田へ向って
上方から照明光を照射するLEDから成る第1の光源を
設け、またフードの下方には上記半田に向って斜上方か
ら照明光を照射するLEDから成る第2の光源を設け、
且つ第2の光源は第1の光源よりも外方に位置してお
り、またこの第2の光源の下方にあって、この第2の光
源から照射された照明光を集光してその光束を絞る集光
素子と、この集光素子で集光された照明光を内方へ屈折
させて、上記半田に斜上方から照射する光学素子を設け
ている。
【0006】
【作用】上記構成によれば、半田の形状に応じて、第1
の光源と第2の光源を切換えることにより、半田へ向っ
て上方又は斜上方から照射角度を変えて光を照射し、良
否判定に有用な画像を得ることができる。またLEDは
光量の経時変化が少ないことから、輝度の安定した画像
が得られ、しかもその寿命もきわめて長く、更には光源
を小型コンパクトに構成できる。また第2の光源の下方
に集光素子や光学素子を設けることにより、光束を絞っ
て半田へ向って集中的に、しかも低角度で光を照射する
ことができる。
【0007】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1において、1はカメラ、2は鏡筒であ
り、鏡筒2の下には、ラッパ状のフード3が装着されて
いる。10は検査対象物の基板であり、抵抗チップP1
や電解コンデンサP2などの形状寸法の異る様々なチッ
プPが実装されている。SはチップPを基板10に接着
する半田、11は基板10をフード3の直下に搬入し、
またここから搬出するコンベヤである。
【0008】図2はフード3の内部を示すものであっ
て、フード3の上方には第1の光源5が設けられてお
り、またフード3の下方の側面には第2の光源6が設け
られており、したがって第2の光源6は第1の光源5よ
りも外方に位置している。これらの光源5,6は、LE
Dから成っている。LEDは蛍光灯などの他の光源に比
較してはるかに小型であり、しかも光量の経時変化が小
さく、更には寿命も長い長所を有している。7は第1の
光源5の下方に配設されたプリズムであり、光源5から
照射された光をやや内方に屈折させ、電子部品Pにほぼ
垂直な上方から照射する。8は第2の光源6の下方に設
けられたフレネルレンズ、シリンドリカルレンズのよう
なドーナツ板状の集光素子、9は更にその下方に設けら
れた光反射体から成る光学素子である。集光素子8は、
第2の光源6から照射された照明光を集光して、その光
束を絞る。
【0009】また光学素子9は、そのテーパ状光反射面
9aで照明光を内方へ大きく屈折させ、基板10上の電
子部品Pに斜上方から照射する。このように集光素子8
で集光して光束を細くしたうえで、光反射面9aにより
内方へ反射させることにより、半田Sへ集中的に光を照
射でき、しかもその照射角度θを低角度(鋭角)にし
て、半田Sの側方から光を照射できる。光学素子9とし
てはプリズムも適用できる。
【0010】本装置は上記の様な構成より成り、次に観
察方法を説明する。図3は第1の光源5のみを点灯して
半田Sに上方からほぼ垂直に光を照射し、その反射光を
カメラ1により観察している様子を示しており、また図
4はその時の半田Sの画像を示している。半田Sの斜面
に入射した光L1は側方へ反射されるためカメラ1には
入射せず、したがって斜面は暗く観察されるが、半田S
の先端部の略平坦部に入射した光L2は上方へ反射され
てカメラ1に入射するので、明るく観察される。
【0011】また図5は第2の光源6のみを点灯して、
半田Sに斜上方から低角度θで光を照射し、その反射光
をカメラ1により観察している様子を示しており、また
図6はその時の半田Sの画像を示している。この場合、
半田Sの先端部に入射した光L2は斜上方へ反射されて
カメラ1に入射しないので暗く観察されるが、斜面に入
射した光L1は上方へ反射されてカメラ1に入射するの
で明るく観察される。このように本装置は、半田Sの形
状に応じて第1の光源5と第2の光源6を選択的に点灯
することにより、良否判定に有利な画像を入手すること
ができる。また図2において、集光素子8により光束を
絞り、反射面9aで反射させることにより、基板10と
光学素子9の間の余裕間隔Hを大きく確保することがで
きる。したがって電解コンデンサP2のように、背高の
チップP2が基板10に搭載されている場合でも、コン
ベヤ11により基板10を搬送する際に、このチップP
2が光学素子9に衝突することはない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フードの
上方に第1の光源を設け、またフードの下方に第2の光
源を設け、半田の形状に応じて、第1の光源と第2の光
源を切換えることにより、半田へ向って上方又は斜上方
から照射角度を変えて光を照射し、良否判定に有用な画
像を得ることができる。またLEDは光量の経時変化が
少ないことから、輝度の安定した画像が得られ、しかも
その寿命もきわめて長く、更には光源を小型コンパクト
に構成できる。また第2の光源の下方に集光素子や光学
素子を設けることにより、光束を絞って半田へ向って集
中的に、しかも低角度で斜上方から光を照射することが
でき、更には基板と光学素子の間の余裕間隔を大きく確
保することができるので、基板に電解コンデンサのよう
な背高のチップが搭載されていても、コンベヤにより基
板を光学系の下方に支障なく出し入れすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半田の外観検査用観察装置の側面
【図2】同要部断面図
【図3】同半田の観察中の要部側面図
【図4】同半田の画像図
【図5】同半田の観察中の要部側面図
【図6】同半田の画像図
【図7】従来の半田の外観検査用観察装置の側面図
【符号の説明】
1 カメラ 5 第1の光源 6 第2の光源 8 集光素子 9 光学素子 10 基板 11 コンベヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/84 - 21/958 G01B 11/00 - 11/30 H05K 3/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を基板に接着する半田を上方から
    観察するカメラと、このカメラの鏡筒と、この鏡筒の下
    部に装着されたフードがあり、このフードの上方には上
    半田へ向って上方から照明光を照射するLEDから成
    る第1の光源を設け、またフードの下方には上記半田に
    向って斜上方から照明光を照射するLEDから成る第2
    の光源を設け、且つ第2の光源は第1の光源よりも外方
    に位置しており、またこの第2の光源の下方にあって、
    この第2の光源から照射された照明光を集光してその光
    束を絞る集光素子と、この集光素子で集光された照明光
    を内方へ屈折させて、上記半田に斜上方から照射する光
    学素子とを備えていることを特徴とする半田の外観検査
    用観察装置。
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