JP3151772B2 - フラッシュメモリおよびその製造方法 - Google Patents

フラッシュメモリおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュ型の不
揮発性半導体記憶装置即ちフラッシュメモリ、およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9(平面図)、図10(図9のA−
A’断面図)および図11(図9のB−B’断面図)
に、従来のフラッシュメモリの構造を示す。この構造で
は、半導体基板111の表面の図9の横方向に不純物拡
散層で形成された埋め込み拡散層123(123d、1
23s)、が複数個のメモリセルに共通して設けられ、
ビット線、ソース線として用いられている。埋め込み拡
散層123d(ドレイン領域)と埋め込み拡散層123
s(ソース領域)の間に挟まれたチャネル領域上に、フ
ローティングゲート115がゲート絶縁膜118を介し
てドレイン側の一部を覆って設けられ、ソース側のチャ
ネル領域とフローティングゲート115を覆うストライ
プ形状にワード線として用いられるコントロールゲート
116が図9(平面図)の縦方向に設けられている。
【0003】データの書き込みは、フローティングゲー
トへのホットエレクトロン注入によって行い、データの
消去をフローティングゲートから消去ゲート117への
F−Nトンネル電流による電子の引き抜きによって行
う。この消去ゲート117は図9の縦方向にコントロー
ルゲート116と同方向のストライプ状に設けられてお
り、A−A’断面で見たときには、図10に示すように
一つの消去ゲートが隣合う2つのフローティングゲート
に共通して設けられている。
【0004】そして、この構造では、チャネル長は、埋
め込み拡散層123(123d、123s)の間の距離
Lにより決まり(図11)、一方チャネル幅は隣接する
素子間分離膜114の間の幅Wによって決まる(図1
0)。
【0005】このフラッシュメモリの製造方法を、図9
のA−A’断面で見た図12〜図15を用いて説明す
る。
【0006】まず、半導体基板111としてシリコン基
板を用いて、図9の埋め込み拡散層123の形成位置に
開口を有する適当なマスクを用いて、ヒ素等の不純物を
注入してストライプ状に埋め込み拡散層123を形成す
る(図12では現れない。)。 次に、図12(a)に
示すように、この表面に、酸化シリコン膜を堆積した後
パターニングし、平面的にはストライプ形状に素子間分
離膜114を形成する。さらに、素子間分離膜114で
覆われていない半導体基板の表面を酸化してゲート絶縁
膜118を形成する。
【0007】次に、図12(b)に示すように、フロー
ティングゲート用のポリシリコン膜124を堆積し、図
12の断面図では表れないが、図9の横方向のストライ
プ状になるようにポリシリコン膜124をパターニング
する。さらにその表面にフローティングゲート−コント
ロールゲート間絶縁膜125(FG−CG間絶縁膜12
5)を形成する。
【0008】次に、図12(c)に示すように、コント
ロールゲート用ポリシリコン膜126を堆積した後、そ
の表面にコントロールゲート−消去ゲート間絶縁膜12
7として酸化シリコン膜を形成する。
【0009】次に、図13(d)に示すように、フォト
レジスト128のパターンを用いて、コントロールゲー
ト−消去ゲート間絶縁膜127(CG−EG間絶縁膜1
27)とコントロールゲート用ポリシリコン膜126を
図9の縦方向のストライプ状にパターニングして、コン
トロールゲート116を形成する。
【0010】次に、図13(e)に示すように、フォト
レジスト128を除去した後、全面に酸化シリコン膜を
形成し、続いてエッチバックすることにより側壁絶縁膜
129を形成する。
【0011】次に、ストライプ状のコントロールゲート
−消去ゲート間絶縁膜127と側壁絶縁膜129がつい
たストライプ状のコントロールゲート116をマスクに
用いて、フローティングゲート用ポリシリコン膜124
とフローティングゲート−コントロールゲート間絶縁膜
125を、パターニングしてフローティングゲート11
5を島状に独立させる。さらに熱酸化によりフローティ
ングゲート115の露出した面にフローティングゲート
−消去ゲート間絶縁膜130を形成し、図14(f)ま
での構造を完成する。
【0012】次に、図14(g)に示すように、消去ゲ
ート用ポリシリコン膜131を堆積した後、フォトレジ
スト132を用いて消去ゲート用ポリシリコン膜131
をパターニングして、図15(h)に示すように、図9
で見たときに縦方向のストライプ形状の消去ゲート11
7を形成する。
【0013】その後、図15(i)に示すように、層間
絶縁膜133を形成し、また必要なコンタクト等を形成
してフラッシュメモリを完成する。
【0014】近年、メモリの大容量化とともに、一つの
メモリセルの占める面積が次第に小さくなっており、チ
ャネル領域の面積も小さくなってきている。従来の構造
および製造方法では、図10に示したようにチャネル幅
より、フローティングゲートの上部が広く、このフロー
ティングゲート上部の幅とコントロールゲートの幅がほ
ぼ等しく作られているため、上部構造であるビット線の
微細化に伴い、チャネル幅Wも次第に狭くなってきてい
る。
【0015】しかし、データの読み出しの際にチャネル
領域を流れる読み出し電流は、チャネル幅に比例するた
め、チャネル幅が狭くなるにつれて読み出し電流が小さ
くなる。
【0016】読み出し電流が小さくなると、データの書
き込み状態”1”を記憶したセルの読み出し電流と、消
去状態”0”を記憶したセルの読み出し電流との差が小
さくなりマージンが十分にとれない問題が生ずる。
【0017】さらに近年は、微細加工が限界に近づいて
いるため一つのセルに多値情報を記憶させて情報密度を
向上させることが試みられている。その際、読み出し電
流が小さいと、各記憶値に対応する読み出し電流の許容
範囲が狭くなり、記憶情報とは異なる値を読み出した
り、フローティングゲートに蓄積した電荷がリークし
て、異なる記憶情報に変化しやすくなる。この結果、メ
モリの記憶情報に対する信頼性が低下することになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の問題点に鑑みてなされたものであり、微細化・高
集積化した場合であっても、読み出し電流特性に優れ、
多値化にも対応しうるフラッシュメモリ、およびその製
造方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基板表
面に設けられたソース・ドレイン領域である埋め込み拡
散層と、半導体基板表面を区画するストライプ状の素子
間分離膜と、この素子間分離膜で区画された領域の前記
埋め込み拡散層の間に設けられたチャネル領域と、この
チャネル領域の少なくとも一部をゲート絶縁膜を介して
覆う島状のフローティングゲートと、このフローティン
グゲートの上方に絶縁膜を介して前記素子間分離膜と同
方向のストライプ状に設けられたコントロールゲート
と、このフローティングゲートおよびコントロールゲー
トと絶縁膜を介して前記素子間分離膜と同方向のストラ
イプ状に設けられた消去ゲートを備え、データの消去
が、前記フローティングゲートから前記消去ゲートへの
電子引き抜きによって行われるフラッシュメモリにおい
て、前記素子間分離膜のストライプ幅よりこの素子間分
離膜で区画されたストライプ間距離の方が大きく、チャ
ネル幅を決める前記フローティングゲートの底部幅はこ
のストライプ間距離と等しくかつ前記コントロールゲー
トと向かい合う上部幅より広いことを特徴とするフラッ
シュメモリに関する。
【0020】また本発明は、半導体基板表面に設けられ
たソース・ドレイン領域である埋め込み拡散層と、半導
体基板表面を区画するストライプ状の素子間分離膜と、
この素子間分離膜で区画された領域の前記埋め込み拡散
層の間に設けられたチャネル領域と、このチャネル領域
の少なくとも一部をゲート絶縁膜を介して覆う島状のフ
ローティングゲートと、このフローティングゲートの上
方に絶縁膜を介して前記素子間分離膜と同方向のストラ
イプ状に設けられたコントロールゲートと、このフロー
ティングゲートおよびコントロールゲートと絶縁膜を介
して前記素子間分離膜と同方向のストライプ状に設けら
れた消去ゲートを備え、データの消去が、前記フローテ
ィングゲートから前記消去ゲートへの電子引き抜きによ
って行われるフラッシュメモリの製造方法において、前
記ストライプ状の素子間分離膜を形成工程と、この素子
間分離膜より厚いフローティングゲート材料を堆積する
工程と、この素子間分離膜の幅より広い幅で、この素子
間分離膜が露出するまでフローティングゲート材料をエ
ッチングする工程とを含むフラッシュメモリの製造方法
に関する。
【0021】
【発明の実施の形態】図1(平面図)、図2(図1のA
−A’断面図)および図3(図1のB−B’断面図)を
用いて本発明のフラッシュメモリの一例を示しながら本
発明を説明する。
【0022】図1に示すように、半導体基板1上に埋め
込み拡散層14(14s、14d)が複数のメモリセル
に共通して、図1の平面図では横方向のストライプ状に
設けられている。この不純物拡散層は、ビット線・ソー
ス線として用いられ、図3の中央のフローティングゲー
ト12aに注目したときは、14dで表した方がドレイ
ンとなりこれをビット線として用い、14sで表した方
がソースとなりこれをソース線(接地線)として用い
る。この構成は、ソース領域、ドレイン領域に対して1
対1でコンタクトをとらないので、コンタクトレスアレ
イ構成と呼ばれており、その中でも、さらにビット線は
ソースとしてもドレインとしても用いるので、バーチャ
ルグランドアレイ構成と呼ばれている。
【0023】尚、図3で、左隣のフローティングゲート
12bが選択されたときは、図中14sで表した埋め込
み拡散層14sがドレインとなり、ビット線として用い
ることになる。このとき、図中左側のフローティングゲ
ート12bのさらに左側に存在する不純物拡散層(図示
せず)がソースとなり、接地電位になる。同時にフロー
ティングゲート12aは非選択状態になっており、埋め
込み拡散層14dも接地電位になっている。
【0024】埋め込み拡散層14sと14dの間のチャ
ネル領域のドレイン側の上部に、ゲート絶縁膜3を介し
て島状のフローティングゲート12が設けられている。
このフローティングゲートの上に絶縁膜を介して、図1
の縦方向のストライプ形状のコントロールゲート11が
設けられている。この例は、ノンスプリットゲート型の
フラッシュメモリであって、チャネル領域をコントロー
ルゲートが覆っていないので、チャネル方向の微細化を
図ることができる。
【0025】また、図1および図2に示すように、一つ
のストライプ形状の消去ゲート13が隣合う縦方向(図
1で見たとき)の2列のフローティングゲートに共通す
るように設けられている。
【0026】本発明において、図1、図2に示すよう
に、素子間分離膜2のストライプ幅W1よりこの素子間
分離膜で区画されたストライプ間距離Wの方が大きい。
フローティングゲート12は、素子間分離膜の間に埋め
込まれるので、チャネル幅を決めるフローティングゲー
トの底部幅は、Wとなる。さらに、フローティングゲー
ト部分を抜き出した断面図、図4からわかるように、本
発明ではフローティングゲートの底部幅Wが、コントロ
ールゲート側の上部幅W2より大きくなっている。 前
述の従来の技術で説明した製造方法や、後述する本発明
の製造方法で示すように、コントロールゲートをマスク
としてフローティングゲートをエッチングするのが製造
上簡便であるため、通常コントロールゲートの幅をフロ
ーティングゲートの上部幅より大幅に小さくすることは
できない。従来の構造では、チャネル幅を広げようとす
れば、コントロールゲート幅を広くしなければならない
が、本発明の構造ではワード線であるコントロールゲー
トの幅、およびピッチを従来と同じに設定した場合であ
っても、チャネル幅を広げることができる。即ち本発明
の構造を採用することに、ワード線幅、およびピッチを
最適に設定しながら、読み出し電流を大きくすることが
できる。
【0027】本発明では、図2、図4に示すようにフロ
ーティングゲートのチャネル長方向に垂直な面での断面
形状が、特に逆T字型であることが好ましく、素子間分
離膜の高さを越えない位置より上方で底部側より細くな
っていることが好ましい。
【0028】尚、図1の平面図で示したフローティング
ゲート12の幅は上部幅W2で示している。
【0029】尚、本発明はこのような構成に限定される
ものではなく、チャネル幅が素子間分離膜の間隔で決ま
るような構成であれば、スプリットゲート型であっても
よく、またコンタクトレスアレイでなくても適用するこ
とができる。
【0030】次に、本発明の製造方法を詳細に説明す
る。
【0031】まず半導体基板1として、p型シリコン基
板を用いて、図1(平面図)の横方向に開口を有するマ
スクを用いて、半導体基板の表面に例えばヒ素を、例え
ば加速エネルギー40keV、ドーズ量4×1015cm
-2の条件でイオン注入し、例えば窒素雰囲気下950℃
で20分でアニールし、埋め込み拡散層14を形成す
る。
【0032】次に、図5(a)に示すように、厚さ約3
00nmの素子間分離膜2を図1(平面図)の縦方向の
ストライプ形状に形成して、素子領域を分離し、表面に
ゲート絶縁膜3を形成する。このとき、本発明の製造方
法では、素子間分離膜の幅を例えば0.30μmとし、
素子間分離膜の間の間隔を0.42μmというように、
素子間分離膜の間の間隔を素子分間離膜の幅より大きく
なるようにする。
【0033】図5(b)に示すように、CVD法により
フローティングゲート用のポリシリコン膜4を厚さ約5
00nmに形成した後、図5の断面図では表れないが、
図1の横方向のストライプ状になるようにポリシリコン
膜4をパターニングし、さらにその表面に、フローティ
ングゲート−コントロールゲート間絶縁膜(以下、FG
−CG間絶縁膜ともいう。)5として、HTO(Hig
h Temperature CVD Oxidati
on;高温CVD)法または熱酸化等により30nm程
度の酸化シリコン膜を形成する。
【0034】図5(c)に示すように、さらにその表面
にコントロールゲート用のポリシリコン膜6を厚さ15
0nmに成膜し、さらに表面にコントロールゲート−消
去ゲート間絶縁膜(以下、CG−EG間絶縁膜ともい
う。)7として、CVD法により酸化シリコン膜を厚さ
250nmに形成する。
【0035】次に、図6(d)に示すように、フォトレ
ジスト8をマスクとして、CG−EG間絶縁膜7、ポリ
シリコン膜6をエッチングし、コントロールゲート11
を分離する。この際、フォトレジストのマスク部分と開
口を、従来と同様に例えばそれぞれ等しくとるようにす
ることにより、コントロールゲートの幅と、コントロー
ルゲート間の間隔がともに0.36μmとなる。
【0036】その後全面にCVD法により酸化シリコン
膜を形成した後、エッチバックして図6(e)に示すよ
うにコントロールゲートの側壁に側壁絶縁膜9を形成す
る。次に、図7(f)に示すように、側壁絶縁膜9をマ
スクとして、ポリシリコン膜4を分離してフローティン
グゲート12を島状に分離形成する。このときのエッチ
ング条件は、シリコンと酸化シリコンのエッチング速度
比の大きな異方性エッチングによって行うことが好まし
く、素子間分離膜2が露出するまでエッチングするか、
図のように多少ポリシリコンが余分にエッチングされる
ようにすればよい。
【0037】続いて、ウェットエッチング等により側壁
絶縁膜9を40〜100Å程度後退させ、消去動作の際
に、フローティングゲート12からの電子の引き抜きが
行われるコーナーのエッジを露出させる。
【0038】次に、図7(g)に示すように、フローテ
ィングゲート12の表面に例えばHTO法により、Si
4とO2の混合ガスを用いて、フローティングゲート−
消去ゲート間絶縁膜(FG−EG間絶縁膜ともいう)1
0として酸化シリコン膜を約20nmの厚さに形成す
る。その後、消去ゲート用のポリシリコン膜15を全面
に成膜した後、図1の縦方向のストライプ形状のフォト
レジスト16をポリシリコン膜15の表面に形成し、ポ
リシリコン膜15をエッチングにより分離して図8
(h)に示すように消去ゲート13を形成する。
【0039】次に、図8(i)に示すように、層間絶縁
膜17を形成し、また必要なコンタクト等を形成してフ
ラッシュメモリを完成する。
【0040】以上のように、本発明ではワード線である
コントロールゲートの上部の幅を広くすることなく、チ
ャネル幅を広くすることができる。
【0041】これに対して、従来の構造および製造方法
では、コントロールゲートの幅とコントロールゲート間
の間隔をともに0.36μmと等しく設定した場合に
は、素子間分離膜の幅を0.4μm、素子間分離膜の間
隔を0.32μm程度に設定することになる。
【0042】従って、本発明の構造および製造方法によ
れば、従来のチャネル幅より30%程度広くすることが
可能になり、読み出し電流を30%程度大きくすること
ができる。従来の構造で読み出し電流が例えば約40μ
Aであるとすると、本発明の構造を採用することにより
50μA以上の読み出し電流を確保することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、微細化・高集積化した
場合であっても、読み出し電流特性に優れ、多値化にも
対応しうるフラッシュメモリ、およびその製造方法を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフラッシュメモリの構造の1例を示す
平面図である。
【図2】図1のA1−A1’断面を示す図である。
【図3】図1のB−B’断面を示す図である。
【図4】本発明のフラッシュメモリのフローティングゲ
ートの断面形状を示す図である。
【図5】本発明のフラッシュメモリの製造方法1例を示
す図である。
【図6】図5に引き続き本発明のフラッシュメモリの製
造方法1例を示す図である。
【図7】図6に引き続き本発明のフラッシュメモリの製
造方法1例を示す図である。
【図8】図7に引き続き本発明のフラッシュメモリの製
造方法1例を示す図である。
【図9】従来のフラッシュメモリの構造の1例を示す平
面図である。
【図10】図9のA−A’断面を示す図である。
【図11】図9のB−B’断面を示す図である。
【図12】従来のフラッシュメモリの製造方法1例を示
す図である。
【図13】図12に引き続き従来のフラッシュメモリの
製造方法1例を示す図である。
【図14】図13に引き続き従来のフラッシュメモリの
製造方法1例を示す図である。
【図15】図14に引き続き従来のフラッシュメモリの
製造方法1例を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 素子間分離膜 3 ゲート絶縁膜 4 フローティングゲート用のポリシリコン膜 5 フローティングゲート−コントロールゲート間絶縁
膜(FG−CG間絶縁膜) 6 コントロールゲート用のポリシリコン膜 7 コントロールゲート−消去ゲート間絶縁膜(CG−
EG間絶縁膜) 8 フォトレジスト 9 側壁絶縁膜 10 フローティングゲート−消去ゲート間絶縁膜(F
G−EG間絶縁膜) 11 コントロールゲート 12、12a、12b フローティングゲート 13 消去ゲート 14、14s、14d 埋め込み拡散層 15 消去ゲート用のポリシリコン膜 16 フォトレジスト 17 層間絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−147145(JP,A) 特開2000−100976(JP,A) 特開 平11−354759(JP,A) 特開 平11−204663(JP,A) 特開 平11−195770(JP,A) 特開 平10−107230(JP,A) 特開 平8−241932(JP,A) 特開 平8−167706(JP,A) 特開 平8−51164(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 H01L 27/115 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板表面に設けられたソース・ド
    レイン領域である埋め込み拡散層と、半導体基板表面を
    区画するストライプ状の素子間分離膜と、この素子間分
    離膜で区画された領域の前記埋め込み拡散層の間に設け
    られたチャネル領域と、このチャネル領域の少なくとも
    一部をゲート絶縁膜を介して覆う島状のフローティング
    ゲートと、このフローティングゲートの上方に絶縁膜を
    介して前記素子間分離膜と同方向のストライプ状に設け
    られたコントロールゲートと、このフローティングゲー
    トおよびコントロールゲートと絶縁膜を介して前記素子
    間分離膜と同方向のストライプ状に設けられた消去ゲー
    トを備え、データの消去が、前記フローティングゲート
    から前記消去ゲートへの電子引き抜きによって行われる
    フラッシュメモリにおいて、 前記素子間分離膜のストライプ幅よりこの素子間分離膜
    で区画されたストライプ間距離の方が大きく、チャネル
    幅を決める前記フローティングゲートの底部幅はこのス
    トライプ間距離と等しくかつ前記コントロールゲートと
    向かい合う上部幅より広いことを特徴とするフラッシュ
    メモリ。
  2. 【請求項2】 前記フローティングゲートのチャネル長
    方向に垂直な面での断面形状は、底部側では広く、前記
    素子間分離膜の高さを越えない位置より上方で底部側よ
    り細くなっている逆T字形であることを特徴とする請求
    項1記載のフラッシュメモリ。
  3. 【請求項3】 前記フローティングゲートのみが、前記
    ゲート絶縁膜を介して前記チャネル領域を覆うノンスプ
    リット型である請求項1記載のフラッシュメモリ。
  4. 【請求項4】 前記フローティングゲートと前記コント
    ロールゲートの両方が前記ゲート絶縁膜を介して前記チ
    ャネル領域を覆うスプリットゲート型である請求項1記
    載のフラッシュメモリ。
  5. 【請求項5】 前記埋め込み拡散層は、前記ストライプ
    状の素子間分離膜に直交する方向に、複数のメモリセル
    に共通して設けられていることを特徴とする請求項1記
    載のフラッシュメモリ。
  6. 【請求項6】 前記フローティングゲート上の前記コン
    トロールゲート幅は、前記フローティングゲートの上部
    幅より小さいことを特徴とする請求項1記載のフラッシ
    ュメモリ。
  7. 【請求項7】 半導体基板表面に設けられたソース・ド
    レイン領域である埋め込み拡散層と、半導体基板表面を
    区画するストライプ状の素子間分離膜と、この素子間分
    離膜で区画された領域の前記埋め込み拡散層の間に設け
    られたチャネル領域と、このチャネル領域の少なくとも
    一部をゲート絶縁膜を介して覆う島状のフローティング
    ゲートと、このフローティングゲートの上方に絶縁膜を
    介して前記素子間分離膜と同方向のストライプ状に設け
    られたコントロールゲートと、このフローティングゲー
    トおよびコントロールゲートと絶縁膜を介して前記素子
    間分離膜と同方向のストライプ状に設けられた消去ゲー
    トを備え、データの消去が、前記フローティングゲート
    から前記消去ゲートへの電子引き抜きによって行われる
    フラッシュメモリの製造方法において、 前記ストライプ状の素子間分離膜を形成工程と、この素
    子間分離膜より厚いフローティングゲート材料を堆積す
    る工程と、この素子間分離膜の幅より広い幅で、この素
    子間分離膜が露出するまでフローティングゲート材料を
    エッチングする工程とを含むフラッシュメモリの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に、素子間分離膜をストラ
    イプ幅よりストライプ間距離の方が大きくなるように形
    成する工程と、 フローティングゲート用のポリシリコン膜を、前記素子
    間分離膜とは直交する方向のストライプ状にパターニン
    グする工程と、 このフローティングゲート用のポリシリコン膜の表面
    に、フローティングゲート−コントロールゲート間絶縁
    膜を形成する工程と、 表面にコントロールゲート用のポリシリコン膜を成膜
    し、さらに表面にコントロールゲート−消去ゲート間絶
    縁膜を形成する工程と、 このコントロールゲート−消去ゲート間絶縁膜の表面
    に、前記素子間分離膜の上部で素子間分離膜幅より広い
    開口を有するフォトレジストを形成する工程と、 このフォトレジストをマスクとして、前記コントロール
    ゲート−消去ゲート間絶縁膜およびポリシリコン膜をエ
    ッチングし、コントロールゲートを分離形成する工程
    と、 分離されたコントロールゲートの側壁に側壁絶縁膜を形
    成する工程と、 この側壁絶縁膜に挟まれた開口から、前記フローティン
    グゲート−コントロールゲート間絶縁膜とフローティン
    グゲート用ポリシリコン膜を、前記素子間分離膜が露出
    するまでエッチングし、フローティングゲートを島状に
    断面形状が逆T字形になるように分離形成する工程と、 このフローティングゲートの露出した面にフローティン
    グゲート−消去ゲート間絶縁膜を形成する工程と、 この側壁絶縁膜に挟まれた開口に、消去ゲート用のポリ
    シリコン膜を堆積した後パターニングして、前記フロー
    ティングゲート−消去ゲート間絶縁膜を介して消去ゲー
    トを形成する工程とを有するフラッシュメモリの製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102478683B1 (ko) * 2020-10-27 2022-12-21 주식회사 엔비케이글로벌 샤워기헤드 고정기구

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