JP3151596U - 内壁パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】一般的な建造物の室内や店舗・展示ブース等に設置する陳列台等の各種の内壁において、磁石付きの製品を磁気吸着させることができ、触感や装飾性等の居住性を満足させ得ると共に、簡単に設置することができる内壁パネルを提供する。【解決手段】内壁パネル1の木枠2の表面に木製の表面板3を貼着し、その表面板3上に同一表面形状の強磁性体製金属板4を積層して貼着した状態で、その強磁性体製金属板4の表面並びに木枠2の側面全周を覆うシート状の表面部材5を貼着したことを特徴とする。なお、強磁性体製金属板4には、円形穴4aを多数形成してもよく、その穴は内壁パネル1の下端面と平行になるように配置すると共に表面部材5から目視で判る認識跡4a’が出るようにすることもできる。【選択図】図2

Description

本考案は、一戸建て住宅やマンション・ビル等の各種建築物における室内や、店舗・展示ブース等に設置する陳列台等の各種の内壁に使用する部材、詳しくは、磁石部材を磁気吸着可能とする内壁パネルに関するものである。
一般の建築物の室内は、居住性や安全性が重要視されており、内壁材としては、石膏ボードや合板の壁下地に各種の表装材を貼着したクロス製のもの、和室等に用いられる土壁や石膏ボード等の壁下地に壁材料を塗った左官壁、各種の化粧合板や無垢材からなる板壁等に代表されるような、磁石が磁気吸着しない非磁性材料のものが多く用いられている。
一方で、磁石を磁気吸着できる内壁も従来から知られており、建築物という大きな観点から言えば、工場や簡易プレハブ住宅のように内壁材自体が強磁性体になっているものはよく知られているところであり、一般の建築物用としても、例えば特許文献1には、内壁に平面形状の強磁性体を直接埋没し、その表面を紙、木板、クロス等で被覆した構成でなる書類固定用壁が公知となっている。
なお、磁石を磁気吸着できる内壁については、磁石製のメモホルダーのように単に書類を壁面に取り付けるための小型製品の取り付け用に留まらず、出願人が先に出願した特願2008−317095号に開示された磁気吸着型の本立てのように、従来よりも大型化した製品の取り付けも行えるようにして、室内空間を有効的に使う目的としての用途も拡大して行くものと予想される背景もある。
実開平3−105521号
しかしながら、前述した工場や簡易プレハブ住宅における強磁性体性の壁は、その材料がほぼ直接的な状態で露出されているため、手で触れた時の感触や装飾性の点で居住性での満足感を得ることはできず、また、特許文献1に開示された技術においては、壁自体に強磁性体の板を直接埋没させるため、大掛かりな施工工事が必要となる不都合を有するものとなっていた。
そこで、本考案は、これらの従来技術の不都合を解消すべく、一般的な建造物の室内や店舗・展示ブース等に設置する陳列台等の各種の内壁において、磁石付きの製品を磁気吸着できると共に触感や装飾性等の居住性を満足させることができ、さらに、簡単に設置することもできる内壁パネルを提供することを課題とする。
上記の課題を解決させるために、本考案は室内の内壁用として、木枠の表面に木製の表面板を貼着し、その表面板上に同一表面形状の強磁性体製金属板を積層して貼着した状態で、その強磁性体製金属板の表面並びに木枠の側面全周を覆うシート状の表面部材を貼着した構成の内壁パネルを使用する。
この構成によれば、パネルの基材が木製となっていると共に、パネルの表面もシート状の表面部材で覆われているため、手で触れた感触がよくて装飾性にも優れたものに仕上げることができため、居住性を満足させることができる。
また、パネル状の形態となっているので、扱い易く内壁の施工作業を簡単に行うことができる。
なお、強磁性体製金属板は、多数の穴部が打ち抜いて形成されている形態のものを使用することができる。
こうすることにより、内壁用パネルを軽量化させることができるので、設置作業が行いやすくなる。
また、強磁性体製金属板の穴部には下層の木製の表面板が露出しているため、この穴部を利用すれば、強磁性体性の金属板に干渉させること無く、従来の壁と同様に各種器材を釘等で簡単に取り付けることができる。
なお、その場合においては、木枠は少なくとも下端が平坦面となっており、そこに貼着されている強磁性体製金属板に設けられる多数の穴部は、その強磁性体製金属板の下端面と平行する位置に複数列形成されており、且つ、表面部材はそれらの穴部の配置状態が目視できる素材で構成するようにしてもよい。
このように構成すると、内壁パネルを室内の床面に直接或いは床面に並行な仲介部材上に載置した際、表面部材には床面と平行な状態に複数の穴部の列が見えているため、通常の壁面では設定することが困難な、床面との平行状態を確保するためのレベリング作業が自動的にできることになり、ここに棚等の各種器材を室内の床面あるいはそれと平行となっている天井面に対して、平行な状態に簡単に取り付けることができることになる。
なお、強磁性体製金属板は、ガルバリウム鋼板製とすると、耐食性に優れた内壁パネルとすることができる。
また、強磁性体製金属板は、金属繊維を編みこんだ金網状のものとしてもよい。
この形態とすると、多数の小穴状の間隙部分ができるため、釘等の打ち込みは略希望の位置で行うことが可能となり、各種器材を内壁パネルの希望の位置に簡単に取り付けることができる利点がある。
本考案によれば、磁石を組み込んだ各種器材を磁気吸着することができ、しかも触感や装飾性等の居住性が優れた内壁パネルを簡単に作製できる。
また、内壁パネルは、文字通りパネル状の形態であるため、比較的軽量で取扱いがし易く、一般的な建造物の室内の内壁に沿って簡単に設置することができ、店舗・展示ブース等に設置する陳列台用に使用する場合においても、上下の器材に対して簡単に組み込むことができる。
本考案の実施例1の分解斜視図を示す。 本考案の実施例1の部分拡大切断斜視図を示す。 本考案の実施例1の部分拡大断面図を示す。 本考案の実施例1の斜視図を表わしたものであり、(a)は正面視、(b)は背面視状態を示す。 本考案の実施例1の強磁性体金属板に形成される穴部形状を表わしたものであり(a)は円形、(b)は方形、(c)は水平の細長穴形状を示す。 本考案の実施例1の変形例に使用する金網を表わしたものであり、(a)は正面図、(b)は部分拡大図を示す。 本考案の実施例2を表わしたものであり、(a)は分解斜視図、(b)は斜視図を示す。 本考案の実施例2を使った陳列装置の斜視図を示す。 本考案に使用することができる磁気吸着型の本立てを表わしたものであり、(a)は分解斜視図、(b)完成状態の斜視図を示す。 本考案に使用することができる磁気吸着型のコーナー棚を表わしたものであり、(a)は分解斜視図、(b)完成状態の斜視図を示す。 本考案に使用することができる磁気吸着型の棚を表わしたものであり、(a)は分解斜視図、(b)完成状態の斜視図を示す。 本考案に使用することができる磁気吸着型の額縁を表わしたものであり、(a)は正面から見た斜視図、(b)は背面から見た斜視図を示す。 本考案に使用することができる磁気吸着型の小棚を表わしたものであり、(a)は斜視図、(b)は上下方向に180度回転させた状態の斜視図を示す。 本考案の実施例2を使った陳列装置に、各種の磁石を内蔵した製品を取り付けた状態の斜視図を示す。 本考案の実施例2を使った陳列装置に、各種の磁石を内蔵した製品を取り付ける場合の変形例の斜視図を示す。 本考案の実施例3を表わしたものであり、(a)は施工手順を示す分解斜視図、(b)は施工完了状態の斜視図を示す。 本考案の実施例3に、磁石を使用しない製品を取り付ける場合の変形例の斜視図を表わしたものであり、(a)は施工手順方法を示す斜視図、(b)は施工完了状態の斜視図を示す。
本考案は、木枠の表面に木製の表面板を貼着し、その表面板上に同一表面形状の強磁性体製金属板を積層して貼着した状態で、該強磁性体製金属板の表面並びに上記木枠の側面全周をシート状の表面部材を覆って貼着した内壁パネルであり、以下、その施工を行う実施例も加えて詳細に説明する。
図1は、本考案の実施例1である内壁パネルを分解した斜視図を表わしたものであり、そこに示されるように、本考案の内壁パネル1は、木枠2、表面板3、強磁性体製金属板4、表面部材5を積層する形態で構成されている。
なお、内壁パネルの大きさは、用途により各種のサイズに仕上げられるが、代表的なサイズである幅900mm、長さ1800mm、厚さ43mmのものを用いて説明するものとする。
そのうち、木枠1は、1辺30mmの正方形の木製の角材を用い、長桟木2a,2a、短桟木2b、2bで外郭を形成し、その補強用として中桟木2c、2cを内部に取り付けている。
また、表面板2は厚さ12mm程度の合板を含む木製のものを使用し、木枠1の表面に接着材を用いて貼着されている。
強磁性体製金属板4は、磁石部材及びそれを用いた製品を磁気吸着できるように用いるものであり、長期使用が想定されるので耐食性に優れるものが好ましい態様となる。
本実施においては、耐食性が優れたガルバリウム鋼板製で厚さが0.1〜0.27mmのものを使用している。
但し、これ以外の材料や表面処理で、板厚も異なっているものであっても、強磁性体製金属板であって目的を達する仕様であれば、これに限ることはない。
なお、この強磁性体製金属板4には、必ずしも必要ではないが、図1に示されるような、多数のパンチング穴を設けるのが好ましい。
即ち、これらの穴は、強磁性体製金属板4を軽量化させることができ、後述する内壁パネル1の作製作業や、内壁パネル1の施工作業を行いやすくする効果がある。
また、後述するように、本発明の内壁パネル1には、磁気吸着できない物品を釘等を使用して取り付けることもできるが、その際、これらの穴を使えば、強磁性体製金属板に干渉することなく行うことができるので、強磁性体製金属板4を貫通させる大きな取り付け力は不要で、強磁性体製金属板を変形させる不都合も生じない利点がある。
具体的な形状としては、図5(a)の円形穴4a、(b)の方形の穴4b、(c)の水平の細長穴形状4c、等任意の形状を採用することができる。
また、その穴の大きさも、本実施例においては判り易いように比較的大きく表現しているが、例えば、穴径をφ4mm、開口ピッチを12mmとするような小穴の形態で実施してよいことは言うまでもない。
なお、穴の配置位置については、図5(a)、(b)、(c)に表わされるように、一列における複数の穴が下端面4eに対して平行な状態で形成されていて、この状態で複数列形成するのが好ましい。
なお、図5(a)、(b)、(c)に示された各穴形状においては、それぞれ同一穴形状であるので、各穴の上端、中心、下端、共に同一線上に揃うが、異なる穴形状を混在させる場合においては、穴の上端、中心、下端のいずれかを同一線上にそろえるように形成しておけばよい。
このように形成しておくと、内壁パネル1に仕上がった際に、後述するように、これらの穴が表面部材5を介して、透けて見える、或いは陥没状態で認識できる等の条件で認識できると、内壁パネル1には、下端面4eと平行なライン4dが複数列表示されているのと同様な価値が生じることになる。
即ち、通常の壁では、この面に対して床面と平行な状態で各種製品を取り付けるには、レベルゲージを使用するなど大変な調整作業が必要になるが、そのようなゲージを使用することなく、直接的な目視状態でのレベリングを簡単に行うことができるという作用効果がもたらされる。
なお、強磁性体製金属板は、1枚ものに限る必要は無く、図6(a)の正面図、(b)の部分拡大図に表わされる変形例のように、金網4fを使用しても良い。
この場合には、多数の小穴4faが形成さているので、製品を釘を打ち付けて固定する場合に、釘先は近傍の小穴に自動的に誘導されるので製品位置を調整しなくても簡単に打ち込むことができる利点がある。
表面部材5は、内壁パネルを、居住性が生ずるように設けられるものであり、手で触れる感触や、装飾性に優れたものが使用される。
具体的には、厚さが0.5mm程度の、各種の布や各種の樹脂製のレザーシート等、適宜の材料を用いることができる。
以上の部材で構成される内壁パネル1を作製するには、図1の分解斜視図に示される矢印のように、木枠2の上面に、表面板3、強磁性体製金属板4、を順に接着剤を介して積層していく。
ついで、強磁性体製金属板4上に表面部材5で覆い、更に想像線で示す折り返しライン5aで、木枠2の側面に沿って折り返した状態で接着剤にて貼着すると、図2の部分拡大切断斜視図、図3の部分拡大図に示されるように、各部材は接着剤にて固定され、図4(a)の正面から見た斜視図、(b)の背面から見た斜視図のように完成される。
なお、このとき表面部材5が、透明材料、半透明材料、布材料を用いたり、薄い材料を用いたりすると、図4(a)や図2に破線で示すように、透視や陥没等による認識跡4a’が目視できるようになり、前述したように、これを利用すると内壁パネル1に各種製品を床面に対して平行状態で簡単に取り付けることができる。
実施例2は、前述した実施例1の内壁パネル1を使った店舗内や展示ブース等に用いられる陳列台を表わしたものである。
即ち、図7(a)の分解斜視図に表わされるように、この陳列台10は、2枚の内壁パネル1,1、金属板・金属製丸パイプ・金属製角パイプを加工し溶接して仕上げたパネル台11、合板製の上板12、合板製の載置板13で構成されており、内壁パネル1,1は側面同士を接着した状態で下方をパネル台11の上面後方に形成された受け部14に取り付けられ、上方には上板12が取り付けられる。
そして、パネル台11の上面の前方に載置台を取り付けると、図7(b)の斜視図のように、陳列台10が完成する。
図8は、前述した陳列台10を2台使い、左右に直角状に対向させると共に、その間に形成される間隙部に、コーナーパネル15を嵌入して形成される陳列装置16を表わしたものであり、ここに各種の製品を陳列することができる。
なお、陳列する製品は、任意のものとなるが、本実施例においては、内壁パネル1,1,1,1に磁気吸着して陳列する製品についてのみ説明するものとする。
陳列できる製品の1つとして、出願人が既に出願しているところの、特願2008−317095に開示している磁気吸着型の本立てがある。
この構成は、概略、図9(a)の分解斜視図、(b)の組立て状態の斜視図に示すように、磁気吸着型の本立て20は、背面上部に磁石21を、背面下部に滑り止め部材22又は磁石21を取り付けた側板23,23と底板24とで構成され、側板23,23に設けられた底板嵌合溝25,25に底板24を挿入して本立てとしての骨格を構築し、この状態で側板23,23の背面を強磁性体の壁面に磁気吸着させることにより、本立てとしての完成並びに壁面への取り付けを同時に行うものとなっている。
次に図10で表わす製品は、磁気吸着型のコーナー棚30であり、図10(a)の分解斜視図、(b)の組立て状態の斜視図に示すように、略90度に開いた扇型形状の底板34と、そこに形成される2辺の側面に挿入して使用するところの、前述した磁気吸着型の本立て20の側板23と同構成でなる取り付け部材33,33,33,33とからなっている。
なお、この構成においては、簡単な構成でありながら、設置がしにくいコーナー部へコーナー棚を確実に取り付けることができる利点がある。
図11は、磁気吸着型の棚40を表わしたものであり、図11(a)の分解斜視図、(b)の組立て状態の斜視図に示すように、略L字型の本体42と底板嵌合溝45を形成するように形成された底板押さえ片46を備え背面に磁石41を貼着した取り付け部材43,43と、底板44とで構成されている。
尚、底板44の嵌合強度を向上させるため、底板44の後方には立ち上がり部44aが形成されており、取り付け部材43,43は、底板44の側面方向から挿入して取り付ける構成となっている。
但し、高強度を必要としない場合は、立ち上がり部44aを形成しない構成で実施することも可能である。
図12は、磁気吸着型の額縁50を表わしたものであり、図12(a)の正面から見た斜視図、(b)の背面から見た斜視図に示すように、取り付け用の物品は用いずに、額縁50の背面に磁気吸着力の強いネオジ磁石のような小型の磁石51が4箇所、直接的に取り付けられた構成となっている。
その他の製品の構成として、図13(a)に表わした磁気吸着型の小棚60のように、断面L字型の本体62の背面にシート状の磁石61を取り付けた簡単な構成で実施することも無論可能である。
なお、図13(b)は図13(a)の状態から上下方向に180度回転させた状態を表わしたものであり、このような状態でも使用は可能である。
図14は、図8で表わした陳列装置16に、上述した磁気吸着型の本立て20、磁気吸着型のコーナー棚30、磁気吸着型の棚40、磁気吸着型の額縁50、磁気吸着型の小棚60を磁気吸着で取り付けた状態を示したものである。なお、磁気吸着型の本立て20に想像線で表わされているのは、そこに収納された複数の書籍を示している。
また、陳列装置16内の右上に表わすように、従来通り、掲示物70を磁石内装のメモ押え71,71,71,71で磁気吸着にて固定することも当然に可能である。
このように、陳列装置16には、各種の製品を磁気吸着で取り付けることができる。
なお、図15に表わすように、陳列装置16に各種製品を磁気吸着で取り付ける場合においては、前述したように、内壁パネル1に、強磁性体製金属板の下端面に平行状態に形成された多数の穴の認識跡4b’、4b’...が目視できるようにしておくと、この認識跡に対して、磁気吸着型の本立て20や磁気吸着型の小棚60の水平面が平行となるように取り付けるだけで、床面に対して平行に取り付ける作業を、レベルゲージ等を使用することなく簡単に行うことができるので、このような構成で実施することも好ましい態様となる。
実施例3は、内壁パネルを、既存の建築物の内壁に対して取り付ける施工例を示したものである。
尚、内壁パネルは、その表面自体が内壁の一部を形成するので、基本的には既存の壁面に対して隙間が生じないように貼着していけばよいことになる。
即ち、図16(a)の施工手順を示す分解斜視図のように、建築物の内壁Wに対して沿わせることのできる規定のサイズの内壁パネル1を複数準備し、それらと内壁W間にできる隙間に装着する調整パネルZを複数準備して置く。
なお、この調整パネルZは、内壁パネルと同仕様で小型化したものでもよいし、適宜の仕様で作製したものでもよい。
本実施例においては、内壁パネル1が3枚と調整パネルZが3枚とで、内壁Wの表面を隙間無く覆う形態になっており、図6(a)においては、既に内装パネル1,1及び調整パネルZ,Zが内壁Wに接着剤等で貼着された状態にある。
この状態から、内装パネル1及び調整パネルZを内壁Wに貼着すれば、図6(b)の施工完了状態の斜視図のように、施工が完了する。
なお、建築物の内壁には、エアコンのような磁気吸着作用のない各種製品が、釘、木ねじ等によって取り付けられることが多い。
その際においても、図17(a)の変形例の斜視図に示すように、前述したとおり、壁面パネル1に、強磁性体製金属板の下端面に平行状態に形成された多数の穴の認識跡4b’、4b’...が目視できるようにしておくのが好ましい。
このような構成にしておくと、これらの穴位置に対して、図に示すエアコンY等の製品の水平面が平行となるようにして、図示しない釘や木ねじ等にて取り付けるだけで、床面に対して平行に取り付ける作業を、レベルゲージ等を使用することなく簡単に行うことができる。(図17(b)施工完了状態の斜視図参照。)
また、この時、釘や木ねじ等は、認識跡4b’内に打ち込むことができ、このようにすれば、強磁性体製金属板に直接打ち込むときの不都合である、大きな操作力や変形の発生を防ぐことができて好適である。
本考案による内壁パネルには、マグネットを使用した各種の製品を簡単に磁気吸着できるので、室内の空間を有効利用する手段として大いに期待がもてる。
また、陳列台のパネル等の各種の展示用に応用することも可能である。
また、パネル状に仕上がっているため施工が簡単であり、一般住宅の室内の内壁はもとより、マンション、ビル等の各種建築物の部屋の内壁に対して簡単に取りつけることができるため、施工の観点からも利便性が高いものとなっている。
W 内壁
B 複数の書籍
Z 調整パネル
Y エアコン
1 内壁パネル
2 木枠
2a 長桟木
2b 短桟木
2c 中桟木
3 表面板
4 強磁性体製金属板
4a 円形穴
4a’、4b’ 認識跡
4b 短方形の穴
4c 中水平の細長穴
4d 平行なライン
4e 下端面4e
4f 金網
4fa 小穴
5 表面部材
5a 折り返しライン
10 陳列台
11 パネル台
12 上板
13 載置板
14 受け部
15 コーナーパネル
16 陳列装置
20 磁気吸着型の本立て
21、31、41、51、61、71 磁石
22 滑り止め部材
23 側板
24、34、44、 底板
25、45 底板嵌合溝
30 磁気吸着型のコーナー棚
33 取り付け部材
40 磁気吸着型の棚
42 本体
43 取り付け部材
44a 立ち上がり部
46 底板押さえ片
50 額縁
60 小棚
62 本体
70 掲示物
71 メモ押え

Claims (5)

  1. 木枠の表面に木製の表面板を貼着し、該表面板上に同一表面形状の強磁性体製金属板を積層して貼着した状態で、該強磁性体製金属板の表面並びに上記木枠の側面全周を覆うシート状の表面部材を貼着したことを特徴とする内壁パネル。
  2. 強磁性体製金属板には、多数の穴部が打ち抜いて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内壁パネル。
  3. 木枠は少なくとも下端が平坦面となっており、そこに貼着されている強磁性体製金属板に設けられる多数の穴部は、該強磁性体製金属板の下端面と平行する位置に複数列形成されており、且つ、表面部材はそれらの穴部の配置状態が目視できる素材で構成されることを特徴とする請求項2に記載の内壁パネル。
  4. 強磁性体製金属板は、ガルバリウム鋼板製であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の内壁パネル。
  5. 強磁性体製金属板は、金属繊維を編みこんだ金網状のものであることを特徴とする請求項1の内壁パネル
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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