JP3151474B2 - 光輝度建材用水硬性組成物 - Google Patents
光輝度建材用水硬性組成物Info
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- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
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- C04B2103/0004—Compounds chosen for the nature of their cations
- C04B2103/0006—Alkali metal or inorganic ammonium compounds
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は建造物の内装材、外装
材、床材、装飾用部材、インテリア製品、カウンターボ
ード、家具等に使用することのできる陶磁器タイルの様
な光沢のある成形物を形成することのできる光輝度建材
用水硬性組成物である。
材、床材、装飾用部材、インテリア製品、カウンターボ
ード、家具等に使用することのできる陶磁器タイルの様
な光沢のある成形物を形成することのできる光輝度建材
用水硬性組成物である。
【0002】
【従来の技術】 従来、表面光輝度が高く撥水性があり
且つ強度の高い建材製品を通常の水硬性組成物の型枠流
し込み成形硬化物と同様の方法で製造することはできな
かった。水硬性組成物を型枠に流し込んで硬化成形する
ものに石膏を水硬性物質として使用したものがあるが撥
水性があり光沢のある成形物を作ることは困難であり、
強度的にも充分なものとは言えなかった。
且つ強度の高い建材製品を通常の水硬性組成物の型枠流
し込み成形硬化物と同様の方法で製造することはできな
かった。水硬性組成物を型枠に流し込んで硬化成形する
ものに石膏を水硬性物質として使用したものがあるが撥
水性があり光沢のある成形物を作ることは困難であり、
強度的にも充分なものとは言えなかった。
【0003】 セメントあるいは白セメントを用いた水
硬性組成物による型枠流し込み成形による方法として例
えば、混和剤として酸化ジルコニウム又は酸化マグネシ
ウムなどを添加する技術が開示されているが同方法では
光輝度とはならずその上品質が悪く均一な製品を作るこ
とは全く不可能であった。陶磁器タイルの如き撥水性が
あり光沢のある建材製品を陶磁器タイルにおける焼成工
程を必要とせず未焼成で水硬性組成物を型枠に流し込み
成形するみで製造することのできる光輝度建材用組成物
が強く望まれていたのである。本発明はかかる実情に鑑
み研究開発されたものである。
硬性組成物による型枠流し込み成形による方法として例
えば、混和剤として酸化ジルコニウム又は酸化マグネシ
ウムなどを添加する技術が開示されているが同方法では
光輝度とはならずその上品質が悪く均一な製品を作るこ
とは全く不可能であった。陶磁器タイルの如き撥水性が
あり光沢のある建材製品を陶磁器タイルにおける焼成工
程を必要とせず未焼成で水硬性組成物を型枠に流し込み
成形するみで製造することのできる光輝度建材用組成物
が強く望まれていたのである。本発明はかかる実情に鑑
み研究開発されたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 水硬性組成物を型枠
に流し込み成形して陶磁器タイルの如き光沢のある光輝
度建材を高品質且つ歩留り良く製造することは従来の公
知技術あるいは開示されたる特許技術をもってしては全
く不可能であり、本発明は従来の煩雑な工程や複雑な配
合による品質確保の困難性を解除して安定した高品質を
得ることのできるものであって、又従来製品の脆性、加
工性の悪さなどを除去した新規な軽量にして且つ高強
度、高撥水性、易加工性の光沢ある建材が製造できる光
輝度建材用水硬性組成物を提供することを目的とする。
に流し込み成形して陶磁器タイルの如き光沢のある光輝
度建材を高品質且つ歩留り良く製造することは従来の公
知技術あるいは開示されたる特許技術をもってしては全
く不可能であり、本発明は従来の煩雑な工程や複雑な配
合による品質確保の困難性を解除して安定した高品質を
得ることのできるものであって、又従来製品の脆性、加
工性の悪さなどを除去した新規な軽量にして且つ高強
度、高撥水性、易加工性の光沢ある建材が製造できる光
輝度建材用水硬性組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明は水硬性物質80
〜90.5重量部、水酸化アルミニウム3.0〜5.0
重量部、ナトリウムベントナイト1.0〜3.0重量
部、ステアリン酸アルカリ金属塩1.0〜3.0重量
部、尿素3.0〜6.0重量部、アルカリ金属塩0.5
〜1.5重量部、および撥水剤から構成されたる組成物
を充分に混合しこの主成分1容量部に対して軽量骨材1
〜4容量部と水および混和剤を加えて混練して得られた
ることを特徴とする光輝度建材用水硬性組成物である。
〜90.5重量部、水酸化アルミニウム3.0〜5.0
重量部、ナトリウムベントナイト1.0〜3.0重量
部、ステアリン酸アルカリ金属塩1.0〜3.0重量
部、尿素3.0〜6.0重量部、アルカリ金属塩0.5
〜1.5重量部、および撥水剤から構成されたる組成物
を充分に混合しこの主成分1容量部に対して軽量骨材1
〜4容量部と水および混和剤を加えて混練して得られた
ることを特徴とする光輝度建材用水硬性組成物である。
【0006】
【作用】 本発明において水硬性物質としては水と反応
して硬化する無機質物質のいずれも使用することができ
特に限定されるものではない。例えば普通ポルトランド
セメント、アルミナセメント、スラグセメント、シリカ
セメント、フライアッシュセメント、ローマンセメン
ト、白セメント、マグネシアセメント、水滓スラグ、珪
石粉などを挙げることができる。水硬性物質は1種類の
みを使用しても良いし、2種類以上を組み合せて使用し
てもよい。
して硬化する無機質物質のいずれも使用することができ
特に限定されるものではない。例えば普通ポルトランド
セメント、アルミナセメント、スラグセメント、シリカ
セメント、フライアッシュセメント、ローマンセメン
ト、白セメント、マグネシアセメント、水滓スラグ、珪
石粉などを挙げることができる。水硬性物質は1種類の
みを使用しても良いし、2種類以上を組み合せて使用し
てもよい。
【0007】 光輝度建材用水硬性組成物の硬化速度を
早め、水硬性組成物の表面硬度を高めるため水酸化アル
ミニウムを配合する。水酸化アルミニウムの配合量は軽
量骨材、水、混和剤を除く主成分の3〜5重量部とす
る。3重量部以下では充分な効果が認められず、5重量
部以上では水硬性組成物の均一な混合を阻害する。
早め、水硬性組成物の表面硬度を高めるため水酸化アル
ミニウムを配合する。水酸化アルミニウムの配合量は軽
量骨材、水、混和剤を除く主成分の3〜5重量部とす
る。3重量部以下では充分な効果が認められず、5重量
部以上では水硬性組成物の均一な混合を阻害する。
【0008】 光輝度建材用水硬性組成物の流動性を良
くし、水硬性組成物の密度を高めるために添加するベン
トナイトはナトリウムベントナイトが好適である。ナト
リウムベントナイトの配合量は、軽量骨材、水、混和剤
を除く主成分の1〜3重量部とする。1重量部以下では
充分な効果は期待できず、3重量量部以上では水硬性組
成物の流動性を低下させ成形し難くなる。
くし、水硬性組成物の密度を高めるために添加するベン
トナイトはナトリウムベントナイトが好適である。ナト
リウムベントナイトの配合量は、軽量骨材、水、混和剤
を除く主成分の1〜3重量部とする。1重量部以下では
充分な効果は期待できず、3重量量部以上では水硬性組
成物の流動性を低下させ成形し難くなる。
【0009】 本発明に使用するステアリン酸アルカリ
金属塩は光輝度建材用水硬性組成物の界面活性剤、AE
剤として効果がある。また分散剤として水硬性組成物の
流動性を良くすると共に防水剤としての効果も多少見ら
れる。本発明においてはステアリン酸アルカリ金属塩に
ステアリン酸ナトリウムを使用し、その配合量は軽量骨
材、水、混和剤を除く主成分の1〜3重量部とする1重
量部以下では水硬性組成物の流動性等の効果は認められ
ず、3重量部以上では水硬性組成物の均一混合を阻害す
る。
金属塩は光輝度建材用水硬性組成物の界面活性剤、AE
剤として効果がある。また分散剤として水硬性組成物の
流動性を良くすると共に防水剤としての効果も多少見ら
れる。本発明においてはステアリン酸アルカリ金属塩に
ステアリン酸ナトリウムを使用し、その配合量は軽量骨
材、水、混和剤を除く主成分の1〜3重量部とする1重
量部以下では水硬性組成物の流動性等の効果は認められ
ず、3重量部以上では水硬性組成物の均一混合を阻害す
る。
【0010】 本発明に使用する尿素は粒子径1〜2m
mの半透明の粒子からなる粉体を使用することによって
均一混合を可能とする。尿素は水と反応して針状の透明
な結晶体を生成し、この透明な結晶体によって多孔質で
ある水硬性組成物の空隙が充填され成形体表面の光輝度
が発現する。配合量は軽量骨材、水、混和剤を除く主成
分の3〜6重量部とする。3重量部以下では成形表面に
光沢の発現を見ることができず、6重量部以上では硬化
速度が遅くなると共に成形物表面に過剰な針状結晶が折
出し、美麗にして平滑な陶磁器タイル様表面を得ること
ができない。また物性的にも脆くなり強度も充分期待す
ることはできない。
mの半透明の粒子からなる粉体を使用することによって
均一混合を可能とする。尿素は水と反応して針状の透明
な結晶体を生成し、この透明な結晶体によって多孔質で
ある水硬性組成物の空隙が充填され成形体表面の光輝度
が発現する。配合量は軽量骨材、水、混和剤を除く主成
分の3〜6重量部とする。3重量部以下では成形表面に
光沢の発現を見ることができず、6重量部以上では硬化
速度が遅くなると共に成形物表面に過剰な針状結晶が折
出し、美麗にして平滑な陶磁器タイル様表面を得ること
ができない。また物性的にも脆くなり強度も充分期待す
ることはできない。
【0011】 アルカリ金属塩は光輝度組成物による成
形物の表面光沢を極めて安定なものにすることができ
る。本発明におけるアルカリ金属塩としては水酸化リチ
ウム、水酸化バリウムなどが好適に使用される。その配
合量は軽量骨材、水、混和剤を除く主成分の0.5〜
0.5重量部とする。0.5重量部以下では効果が認め
られず、1.5重量部以上では水硬性組成物の流動性が
低下する。
形物の表面光沢を極めて安定なものにすることができ
る。本発明におけるアルカリ金属塩としては水酸化リチ
ウム、水酸化バリウムなどが好適に使用される。その配
合量は軽量骨材、水、混和剤を除く主成分の0.5〜
0.5重量部とする。0.5重量部以下では効果が認め
られず、1.5重量部以上では水硬性組成物の流動性が
低下する。
【0012】 本発明における光輝度建材用水硬性組成
物による成形物は表面に光沢があり、強度に優れたもの
であるが、表面の尿素結晶は吸水性がありこれを防止す
るため撥水剤を配合する。配合量は撥水剤の種類によっ
て異なるが本発明においては昭和高分子(株)製「ポリ
ゾールROY6204」を使用し、軽量骨材、水、混和
剤を除く主成分の10〜25重量部が好適である。10
重量部以下では撥水効果が得られず、25重量部以上で
は成形物の表面が汚れ光沢が著しく阻害される。
物による成形物は表面に光沢があり、強度に優れたもの
であるが、表面の尿素結晶は吸水性がありこれを防止す
るため撥水剤を配合する。配合量は撥水剤の種類によっ
て異なるが本発明においては昭和高分子(株)製「ポリ
ゾールROY6204」を使用し、軽量骨材、水、混和
剤を除く主成分の10〜25重量部が好適である。10
重量部以下では撥水効果が得られず、25重量部以上で
は成形物の表面が汚れ光沢が著しく阻害される。
【0013】 本発明において用いられる軽量骨材は微
少軽量発泡体又は微少軽量中空発泡体が使用できるが、
微少軽量中空発泡体が好適に使用される。微少軽量中空
発泡体はシラスバルーン、ガラスバルーン、シリカバル
ーン、セラミツクバルーン、アルミナバルーン、ジルコ
ニアバルーン、アルミノバルーン等が使用できるがより
好ましくはガラスバルーン、シリカバルーン、セラミツ
クバルーンでありその粒径は20〜300μmである。
少軽量発泡体又は微少軽量中空発泡体が使用できるが、
微少軽量中空発泡体が好適に使用される。微少軽量中空
発泡体はシラスバルーン、ガラスバルーン、シリカバル
ーン、セラミツクバルーン、アルミナバルーン、ジルコ
ニアバルーン、アルミノバルーン等が使用できるがより
好ましくはガラスバルーン、シリカバルーン、セラミツ
クバルーンでありその粒径は20〜300μmである。
【0014】 本発明において用いられる水の量は少な
くては水硬性組成物の硬化が充分に行なわれず、流動性
も低下し、逆に多すぎると成形性が悪くなり強度も低下
する。軽量骨材、混和剤を除く主成分100重量部に対
して15〜65重量部が好適である。
くては水硬性組成物の硬化が充分に行なわれず、流動性
も低下し、逆に多すぎると成形性が悪くなり強度も低下
する。軽量骨材、混和剤を除く主成分100重量部に対
して15〜65重量部が好適である。
【0015】 本発明においては以上の他必要に応じて
性能を向上させるための混和剤として分散剤、消泡剤、
防水剤、熱、光による劣化防止を図る安定剤、エフロレ
ツセンスや、かびの発生を防止するための調整剤、又表
面を着色するための無機質着色顔料、有機質着色顔料、
その他無機質体質顔料などを添加する。
性能を向上させるための混和剤として分散剤、消泡剤、
防水剤、熱、光による劣化防止を図る安定剤、エフロレ
ツセンスや、かびの発生を防止するための調整剤、又表
面を着色するための無機質着色顔料、有機質着色顔料、
その他無機質体質顔料などを添加する。
【0016】
【実施例】 以下本発明の実施例及び比較例について詳
述するが本発明はその要旨を超えない限り実施例に限定
されるものではない。
述するが本発明はその要旨を超えない限り実施例に限定
されるものではない。
【0017】 実施例1 普通ポルトランドセメント67.5重量部、水酸化アル
ミニウム2.5重量部、ナトリウムベントナイト1重量
部、ステアリン酸ナトリウム1.5重量部、尿素3重量
部、水酸化リチウム0.5重量部、減水剤:昭和電工
(株)製「モルマスター」1.0重量部、軽量骨材:セ
ラミツクバルーン23重量部以上をニーダーによって1
時間混合し得られた水硬性組成物100重量部に対して
水32.5重量部及び撥水剤:昭和高分子(株)製「ポ
リゾールROY6204」15.5重量部および混和剤
(安定剤、消泡剤等)0.5重量部を加えパレットナイ
フで3分間混練し光輝度建材用水硬性組成物を得た。
ミニウム2.5重量部、ナトリウムベントナイト1重量
部、ステアリン酸ナトリウム1.5重量部、尿素3重量
部、水酸化リチウム0.5重量部、減水剤:昭和電工
(株)製「モルマスター」1.0重量部、軽量骨材:セ
ラミツクバルーン23重量部以上をニーダーによって1
時間混合し得られた水硬性組成物100重量部に対して
水32.5重量部及び撥水剤:昭和高分子(株)製「ポ
リゾールROY6204」15.5重量部および混和剤
(安定剤、消泡剤等)0.5重量部を加えパレットナイ
フで3分間混練し光輝度建材用水硬性組成物を得た。
【0018】 この光輝度建材用水硬性組成物を塩化ビ
ニル樹脂製20×20×1cmのトレーに流し込み常温
で2日間養生し硬化脱型した。トレーの底面を成形物表
面としてその光沢と撥水性の評価を行ない、トレー上面
を成形物裏面として平行度(そり、歪)を観察した。
ニル樹脂製20×20×1cmのトレーに流し込み常温
で2日間養生し硬化脱型した。トレーの底面を成形物表
面としてその光沢と撥水性の評価を行ない、トレー上面
を成形物裏面として平行度(そり、歪)を観察した。
【0019】 実施例2 実施例1に用いた普通ポルトランドセメントを白色セメ
ントに替えた。他は実施例1と同じである。
ントに替えた。他は実施例1と同じである。
【0020】 比較例1〜2 普通ポルトランドセメントと水、および白セメントと水
だけによって得られるセメントモルタル成形物を同様の
寸法形状に作成し表面の光沢、撥水性並びに裏面の平行
度の比較試験を行なった。
だけによって得られるセメントモルタル成形物を同様の
寸法形状に作成し表面の光沢、撥水性並びに裏面の平行
度の比較試験を行なった。
【0021】
【表1】
【0022】 表面光沢度は成形時のトレーの底面を成
形物の表面として光沢度計で測定した。
形物の表面として光沢度計で測定した。
【0023】 表面撥水性は成形物の表面に水滴を1m
l滴下した時のなじみ具合を数値で示した。
l滴下した時のなじみ具合を数値で示した。
【0024】 裏面平行度は成形時のトレーの上面を成
形物の裏面として面の平行度(そり、歪)を目視によっ
て観察した。
形物の裏面として面の平行度(そり、歪)を目視によっ
て観察した。
【0025】 圧縮強度は材令7日にコンクリートエン
ジニアリング(株)の方法に基く圧縮強度試験を行ない
その結果を示した。
ジニアリング(株)の方法に基く圧縮強度試験を行ない
その結果を示した。
【0026】 表1により本発明になる光輝度建材用組
成物になる成形物は高強度にして優れた表面光沢と撥水
性を発現しているものと言える。
成物になる成形物は高強度にして優れた表面光沢と撥水
性を発現しているものと言える。
【0027】
【発明の効果】 本発明になる光輝度建材用水硬性組成
物は水硬性物質に水酸化アルミニウム、ナトリウムベン
トナイト、ステアリン酸アルカリ金属塩、尿素、アルカ
リ金属塩、撥水剤を主成分としこれに軽量骨材、水、混
和剤を混合しスラリー状にし型枠に流し込み成形するも
ので、かかる配合組成によって成形物の光沢、強度を高
め、水硬性組成物の流動性、緻密性、撥水性、成形性に
優れた性能を示すことが出来、製品の品質安定性にも優
れた効果を示すことができたのである。
物は水硬性物質に水酸化アルミニウム、ナトリウムベン
トナイト、ステアリン酸アルカリ金属塩、尿素、アルカ
リ金属塩、撥水剤を主成分としこれに軽量骨材、水、混
和剤を混合しスラリー状にし型枠に流し込み成形するも
ので、かかる配合組成によって成形物の光沢、強度を高
め、水硬性組成物の流動性、緻密性、撥水性、成形性に
優れた性能を示すことが出来、製品の品質安定性にも優
れた効果を示すことができたのである。
【0028】 高輝度建材用組成物を使用した成形物は
型枠に流し込み成形するのみで陶磁器タイル様の光輝度
建材を容易に成形することができ、後から表面に塗布す
るという二次加工的処理を不用とした。成形物表面は平
滑にして光輝度、美麗で撥水性があり、陶磁器タイルと
比較しても遜色なく、大きさ、色調、凹凸、造形、加工
性等が自在であり、安価にしかもきわめて容易に製造す
ることが出来、デザイン性が高く造形的、経済的効果も
大きいと言える。
型枠に流し込み成形するのみで陶磁器タイル様の光輝度
建材を容易に成形することができ、後から表面に塗布す
るという二次加工的処理を不用とした。成形物表面は平
滑にして光輝度、美麗で撥水性があり、陶磁器タイルと
比較しても遜色なく、大きさ、色調、凹凸、造形、加工
性等が自在であり、安価にしかもきわめて容易に製造す
ることが出来、デザイン性が高く造形的、経済的効果も
大きいと言える。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C04B 14:10 24:08 14:14) 103:00
Claims (1)
- 【請求項 1】 水硬性物質80.0〜90.5重量
部、水酸化アルミニウム3.0〜5.0重量部、ナトリ
ウムベントナイト1.0〜3.0重量部、ステアリン酸
アルカリ金属塩1.0〜3.0重量部、尿素3.0〜
6.0重量部、アルカリ金属塩0.5〜1.5重量部、
および撥水剤から構成されたる主成分1容量部に軽量骨
材1〜4容量部を加えてなることを特徴とする光輝度建
材用水硬性組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32973194A JP3151474B2 (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 光輝度建材用水硬性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32973194A JP3151474B2 (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 光輝度建材用水硬性組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08151250A JPH08151250A (ja) | 1996-06-11 |
JP3151474B2 true JP3151474B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=18224651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32973194A Expired - Fee Related JP3151474B2 (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 光輝度建材用水硬性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3151474B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5389399B2 (ja) * | 2008-09-02 | 2014-01-15 | アイカ工業株式会社 | ポリウレタン系セメント組成物 |
JP7355690B2 (ja) * | 2020-03-30 | 2023-10-03 | 太平洋マテリアル株式会社 | 尿素を含むモルタルまたはコンクリート組成物 |
-
1994
- 1994-11-24 JP JP32973194A patent/JP3151474B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08151250A (ja) | 1996-06-11 |
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