JP3151457U - 中袋付きクリアファイル - Google Patents

Abstract

【課題】２箇所の書類収納スペースを持つクリアファイルを作成し、より多くの量の書類の整理に役立たせる中袋付クリアファイルを提供する。【解決手段】中袋付きクリアファイルＦの左辺ａは山折になっており、その間に予め袋状に加工を施したＯＰＰ袋１をセットし、底辺ｂで圧着されている。そのため左辺ａと底辺ｂは閉じた状態になっている。上辺ｄと右辺ｃまた、その間にセットされたＯＰＰ袋１は開口しているため、ここから書類等を出し入れすることができる。【選択図】図１

Description

本考案は主として、フイルムシート材料に対して多目的に使用できる利便性の高いノベルティー商品に関するものである。

従来の中面に仕切のついたクリアファイルは、クリアファイルに仕切を施し、分類機能を持たせるために、クリアファイルと同一のフィルムシート材料を用いていた。

従来の中面に仕切のついたクリアファイルは、一般的に厚さが０．２ｍｍのフィルムシート材料を用いてクリアファイルに仕切を施していた。

考案が解決しようとする課題

従来の中面に仕切のついたクリアファイルは、一般的に厚さが０．２ｍｍのクリアファイルに用いられるのと同一のフィルムシート材料を用いてクリアファイルに仕切を施していた。そのために製品完成時の厚さが、クリアファイルの約１．５倍程度になるという課題があった。

少なからずプラスチック製品は廃棄処理の段階で環境に負荷をかけてしまうという課題を持っているが、本考案である中袋付きクリアファイルの材料シート素材を再生樹脂材料もしくはトウモロコシ等から製造されるＰＬＡ《ポリ乳酸》を主原料とした生分解性プラスチック材料を使用して作成することで環境負荷の課題を解決することができる。

課題を解決するための手段

書類分類のためにクリアファイルに施されていた仕切を、一般的にクリアファイルに用いられるフィルムシートよりも薄く、予め袋状に加工されているＯＰＰフィルムを用いて作成することで、収納時のスペースをとらず、かつ、より多くの種類の書類を保管、分別することが可能となる。

考案実施の形態

図１は本考案の中袋付きクリアファイル（Ｆ）の視図である。図１で中袋付きクリアファイル（Ｆ）の左辺（ａ）は山折になっており、その間に予め袋状に加工を施したＯＰＰ袋（１）をセットし、底辺（ｂ）で圧着されている。そのため左辺（ａ）と底辺（ｂ）は閉じた状態になっている。上辺（ｄ）と右辺（ｃ）また、その間にセットされたＯＰＰ袋（１）は開口しているため、ここから書類等を出し入れすることができる。

図２は本考案の中袋式クリアファイル（Ｆ）の展開図である。図１で中袋式クリアファイル（Ｆ）は１枚のフィルムシートを折り曲げ、その間に予め袋状に加工したＯＰＰ袋（１）をセットし、底辺（ｂ）を圧着することで右辺（ｃ）ととＯＰＰ袋（１）の上部に開口部を持つことが出来、従来のクリアファイルと同等の外形寸法でありながら２倍に相当する収納力をもち、さらにクリアファイルの間にセットされたＯＰＰ袋（１）がクリアファイル内の仕切の役目を果たすことから、書類の分別性能を高めることが出来る。

この中袋式クリアファイル（Ｆ）の材料はシートの素材が光透過性を有する再生樹脂材料もしくはトウモロコシ等から製造されるＰＬＡ《ポリ乳酸》を主原料としたプラスチック材料を使用して環境に優しい商品として作成することもできる。環境に優しい商品として使用する場合、宣伝広告効果
を更に高めることができる。

本考案の中袋式クリアファイルの視図。 図１の中袋式クリアファイルの展開図

Ｆ 中袋式クリアファイル
１ ＯＰＰ袋
ａ 左辺
ｂ 底辺
ｃ 右辺
ｄ 上辺

Claims (2)

1. ２軸延伸したポリプロピレンフィルム（以下、ＯＰＰフィルムという）で作成した透明の袋をフィルムシート材料で作成したクリアファイルの間に固定し加工することで、通常のクリアファイルに書類の分類機能を持たせることを可能としたところを特徴とする中袋付きクリアファイル
2. 前記の材料に対する印刷は、オフセット印刷を用いて絵や文字、写真などを印刷した請求項１に記載の中袋付きクリアファイル

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