JP3151451U - 台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 台車上に重量物が載置されている場合にも台車の前側を持ち上げて前側のキャスターを容易に浮かすことができるようにする。【解決手段】 台板2の下面の前後部にキャスター4が取り付けられた台車において、台板2の後縁に踏み込み部20が後方に突設され、踏み込み部20が踏み込まれることで当該台車の前部側が後部のキャスター4を支点として持ち上げ可能とされた台車。【選択図】図3

Description

この考案は、台車の改良に関する。
工場や倉庫において、また、宅配業務や引越し作業において、物品の搬送に台車が汎用されている。この種の台車を移動使用する際には時として溝や敷居等の障害物を越えて行く必要がある。その際、障害物がある程度大きい場合にはそのまま通過すると衝撃が大きいので、その位置においてキャスターを浮かすようにしている。上記のキャスターの浮かし動作は、前側のキャスターは手押しハンドルを持って台車の後部側を押し下げるようにすることで台車の前側を持ち上げるようして行い、後側のキャスターは手押しハンドルを持ち上げるようにして行っている。
上記において、台車上に重量物が載置されている場合に前側のキャスターを浮かすことが容易に行えず、移動使用に手間がかかる問題があった。
この考案は上記の点に鑑みて行ったもので、台車上に重量物が載置されている場合にも台車の前側を持ち上げて前側のキャスターを容易に浮かすことができるようにするものである。
この考案では、台板の下面の前後部にキャスターが取り付けられた台車において、前記台板の後縁に踏み込み部が後方に突設され、前記踏み込み部が踏み込まれることで当該台車の前部側が前記後部のキャスターを支点として持ち上げ可能とされたことを特徴とする台車を提供する。
この考案の台車によれば、踏み込み部を踏み込むことで台車の前部側を後部のキャスターを支点として容易に持ち上げることができる。これにより、前部のキャスターを浮かすことで溝や敷居等の障害物を通過できる。踏み込み部の上面が後部側が少し高くなる傾斜面とされることで、踏み込む履物下面がその上面から離脱しにくいとともに押し下げ力が効率良くその上面に及び、台車前部の持ち上げがスムーズに行われる。
台車の台板は金属、プラスチックス等において構成され、プラスチックス製の場合は軽量なものが製造容易に得られ、踏み込み部も台板に連続一体に形成することができる。また、プラスチック製の場合は台板の下面に前後方向に補強用金属パイプが取り付けられることで載置物の重量による台板の中央部下方向へのたわみが抑えられ、とくに、補強用金属パイプが踏み込み部の踏み込み位置に対応する部位に取り付けられることで踏み込み時における台板の中央部上方向へのたわみも抑えられる。
この考案によれば、台車上に重量物が載置されている場合にも前側のキャスターの持ち上げが容易に行える移動操作性に優れる台車が得られる。
図1はこの考案の台車の上面側斜視図、図2は同下面側斜視図である。台車1は平面形状が長方形(90×60cm)のプラスチックスプレートよりなる台板2の下面の四隅近傍にキャスター4のそれぞれが取り付けられるとともに、台板2の上面の後部に手押しハンドル30が立設されている。
台板2は、天面部5の周縁から下方に周縁部6が垂下するように一体に形成され、さらに、天面部5の下面に格子状に多数本の補強リブ8が一体に突設されて形成されている。また、台板2の後縁中央には台板2上面に連続して4〜5cm幅の踏み込み部20が後方に突出するように連続一体に設けられている。10は持ち運ぶ際に手を入れる円形穴である。
14A、14B、14Cのそれぞれは補強用金属パイプであり、台板2の下面に前後方向に、互いが平行となるように取り付けられている。補強用金属パイプ14A、14Cはその途中部が補強リブ8それぞれに形成される嵌め込み部に嵌め込まれるとともに、その両端部がキャスター4の台座31により押圧固定されることで取り付けられている。補強用金属パイプ14Bは台板2後部の周縁部6の取り付け開口15から差し入れられ途中部が補強リブ8それぞれに形成される嵌め込み部に嵌め込み状態とされるとともにその両端部が台板2に一体のドーム状の支持部16それぞれに支持されて取り付けられている。
上記のように、3本の補強用金属パイプ14A、14B、14Cが台板2の下面に長手方向に取り付けられることで、台板2はその長手方向における中央部下方向へのたわみが抑えられて重量物が載置された場合にも湾曲したり破損することが回避される。補強用金属パイプ14A、14B、14Cを用いることなく強固なプラスチック製台板を得るには、プラスチックプレートの厚みを大きくする必要があるが、補強用金属パイプ14A、14B、14Cを使用した構成によれば、この実施例の台車2のように台板2を構成するプラスチックプレートをそれほど厚くすることなく形成でき、その結果、樹脂材料も節約される。
図3は上記踏み込み部20の操作説明図である。踏み込み部20は上面部22とその下部の複数の補強リブ24とからなり、上面部22は後部側が少し高くなるように傾斜配置(傾斜角度X:6〜8度程度)されている。手押しハンドル30を持った状態で上面部22上に履物Hの前部を載せて下方に押し下げることで台車1の前部側が後部のキャスター4を支点として持ち上げられる。上面部22が傾斜配置されていることで履物H下面が上面部22から離脱しにくいとともに押し下げ力が効率良く上面部22に及び、これにより、台車1前部の持ち上げが容易に行われる。その結果、台板2上に重量物を載置している場合にも、溝や敷居を前側のキャスター4を浮かすことで支障なく越えることができる。
重量物を台板2上に載置している場合には、上記の踏み込み部20の踏み込みに際して台板2にその長手方向において大きな中央部上方向へのたわみ力が発生するが、上記のように補強用金属パイプ14A、14B、14Cが台板2の下面に前後方向に取り付けられることでそのたわみが抑えられる。とくに、踏み込み部20の踏み込み位置(使用者の右足による踏み込み位置)Yに対応する部分に大きなたわみ力がかかるが、その部分にも補強用金属パイプ14Bが設けられていることでたわみが確実に抑えられる。
この考案の台車の実施形態の上面側斜視図 この考案の台車の実施形態の下面側斜視図 この考案の台車の実施形態の踏み込み部の操作説明図
1 台車
2 台板
4 キャスター
20 踏み込み部

Claims (5)

  1. 台板の下面の前後部にキャスターが取り付けられた台車において、
    前記台板の後縁に踏み込み部が後方に突設され、前記踏み込み部が踏み込まれることで該台車の前部側が前記後部のキャスターを支点として持ち上げ可能とされたことを特徴とする台車。
  2. 前記踏み込み部の上面が、後部側が少し高くなる傾斜面とされてなる請求項1記載の台車。
  3. 前記台板がプラスチックス製であり、前記踏み込み部が前記台板に連続一体に形成されている請求項1または2記載の台車。
  4. 前記台板の下面に前後方向に補強用金属パイプが取り付けられてなる請求項3記載の台車。
  5. 前記補強用金属パイプが前記踏み込み部の踏み込み位置に対応する部位に取り付けられてなる請求項4記載の台車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016064681A (ja) * 2014-09-22 2016-04-28 コンビ株式会社 乳母車

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