JP3151057U - 鉄筋台直し工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】横筋と縦筋が完全に型枠に囲まれてしまったときにおいても、型枠の上部からこれらの間に工具を入れて横筋の位置ずれを修正することができる鉄筋台直し工具を提供する。【解決手段】鉄筋台直し工具1を両型枠103、104の間に上部から入れ、突き当て杆2の下端部の平板3の切り込み3aと鉄筋捻りブロック4の切り込み内に縦筋102の下端部を入り込ませる。突き当て杆2を、その側面を横筋101に当てて押し付け、該横筋101が所定位置になるように保持して縦筋102を一時的に撓める。加圧操作レバー6を縦筋102を傾ける方向に押し付けて鉄筋捻りブロック4を所要角度に揺動させる。加圧操作レバー6を握っている手を緩めても横筋101の位置が変わらない状態になったら加圧を止める。これにより縦筋102の下端部は捻りを加えられて塑性変形し、横筋101の位置ずれは修正される。【選択図】図4

Description

本考案は、鉄筋コンクリート製の構造物を築造する際の配筋作業において用いる鉄筋台直し工具に関するものである。
鉄筋コンクリート製の構造物、例えば鉄筋コンクリートの壁を構築するときには、横筋と縦筋を格子状に組んだ鉄筋組体の両側に型枠を組み付け、この型枠間にコンクリートを流し込んで構築する。
そして、上記構築作業工程における配筋作業、即ち鉄筋組体を土台上に配置する作業は、全て作業員による手作業によって行われる。
ところで、鉄筋組体における横筋は、所謂「かぶり」(鉄筋組体と型枠との距離)との関係から、必ず両型枠の間における中央部に位置していなければならない。
しかしながら、上記の通り配筋作業は常に人手による作業であることから、横筋が正位置にあることは稀で、殆どの場合中心からずれている。
即ち、図7において100は土台、101は鉄筋組体における横筋、102は縦筋、103、104は型枠であり、該図に示す通り、縦筋102が実線で示す如く、両型枠103、104の間隔Wの中心Aの位置に垂直に立設されているとすると、横筋101の中心BはLの距離だけ両型枠103、104の間隔Wの中心Aからずれていることになる。また、仮想線で示す如く、縦筋102が傾いている場合にも同様のことが起こる。
このような場合において、横筋の位置ずれを修正するために、従来図5及び図6に示す工具105が用いられていた。該工具105は、金属からなるものであり、鉄筋を加圧してこれを捻るに足りる所要の厚味を有する板状をなし、側面部に縦筋102の下端近傍部を側方から嵌め込む切り込み106aを設けた鉄筋捻りブロック106と、該鉄筋捻りブロック106の側面から前記切り込み106aと直交する方向に伸びる柄体107とからなるものである。
そして、これを使用するときには、鉄筋捻りブロック106を土台100と平行するようにした状態においてその切り込み106aに縦筋102の下端近傍部を入り込ませ、この状態において柄体107を該縦筋102を折り曲げる方向側に引き上げるものである。これにより、図6に示す如く、鉄筋捻りブロック106の切り込み106a内の縦筋102は、該切り込み106aの捻り方向の外側上端縁106a′と内側下端縁106b′によって加圧されて捻られ、塑性変形することになる。
しかしながら、該工具105の場合、図5に示す如く型枠103、104の継ぎ目の位置においては上記の作業を行うことができるが、型枠103、104が夫々長さ方向に連結され、横筋101と縦筋102が完全に型枠103、104に囲まれてしまったときには、柄体107が邪魔になることから、この作業を行うことができない。
本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、横筋と縦筋が完全に型枠に囲まれてしまったときにおいても、型枠の上部からこれらの間に工具を入れて横筋の位置ずれを修正することができるようになした鉄筋台直し工具を提供しようとするものである。
而して、本考案の要旨とするところは、所要の長さを有する角柱状をなし、下端部に、前端側に縦筋の下端部を前方から嵌め込む切り込みを設けた平板を直角に固定した突き当て杆と、前記突き当て杆の前面下端近傍における前記平板の上部に垂直方向揺動自在に軸着した、所要の厚味を有する板状をなし、前端側の前記平板の切り込みの真上に位置する箇所に縦筋の下端近傍部を前方から嵌め込む切り込みを設け、更に側方に後記連接杆との連結部を突設した鉄筋捻りブロックと、前記突き当て杆の前面における上端からやや離れた位置に垂直方向揺動自在に軸着すると共に、その揺動支点となる軸側の端部に、前記鉄筋捻りブロックの連結部と同一方向の後記連接杆との連結部を突設した加圧操作レバーと、前記鉄筋捻りブロックの連結部と前記加圧操作レバーの連結部に夫々両端部を枢着連結した連接杆とからなることを特徴とする鉄筋台直し工具にある。
本考案は、上記の如き構成であるから、横筋と縦筋が完全に型枠に囲まれてしまったときにおいても、型枠の上部からこれらの間に工具を入れて横筋の位置ずれを修正することができるものである。
本考案の実施形態に係る鉄筋台直し工具の正面図である。 同側面図である。 同作用説明図である。 同使用方法の説明図である。 従来例の説明図である。 従来例の作用説明図である。 配筋状態の説明図である。
以下、本考案を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
図中、1は本考案の実施形態に係る金属製の鉄筋台直し工具である。2は前記鉄筋台直し工具における突き当て杆であり、型枠103、104よりも上部が突き出る所要の長さを有する角柱状をなしている。該突き当て杆2は,その側面を横筋101に当てて押し付け、該横筋101が所定位置になるように保持して縦筋102を一時的に撓めるものである。また、該突き当て杆2は、その下端部に縦筋102の下端部を前方から嵌め込む切り込み3aを設けた平板3を直角に固定している。
4は前記鉄筋台直し工具における鉄筋捻りブロックである。また、該鉄筋捻りブロック4は、前記突き当て杆2の前面下端近傍における前記平板3の上部に垂直方向揺動自在に軸着5している。また、該鉄筋捻りブロック4は、鉄筋を加圧してこれを捻るに足りる所要の厚味を有する板状をなし、前端側の前記平板3の切り込み3aの真上に位置する箇所に縦筋102の下端近傍部を前方から嵌め込む切り込み4aを設け、更に側方に後記連接杆との連結部4bを突設している。
6は前記鉄筋台直し工具1における加圧操作レバーである。また、該加圧操作レバー6は、前記突き当て杆2の前面における上端からやや離れた位置に垂直方向揺動自在に軸着7している。また、該加圧操作レバー6は、その揺動支点となる軸7側の端部に、前記鉄筋捻りブロック4の連結部4bと同一方向の後記連接杆との連結部6aを突設している。
8は前記鉄筋台直し工具1における連接杆である。また、該連接杆8は、その両端部を夫々前記鉄筋捻りブロック4の連結部4bと前記加圧操作レバー6の連結部6aに枢着8a、8b連結している。
次に、上記実施形態の作用について説明する。
図4に示す如く、鉄筋台直し工具1を両型枠103、104の間に上部から入れ、そして突き当て杆2の下端部の平板3の切り込み3aと鉄筋捻りブロック4の切り込み4a内に縦筋102の下端部を入り込ませる。次に、突き当て杆2を、その側面を横筋101に当てて押し付け、該横筋101が所定位置になるように保持して縦筋102を一時的に撓める。次に、この状態において、図3及び図4に示す如く、加圧操作レバー6を縦筋102を傾ける方向に押し付けて鉄筋捻りブロック4を所定角度θに揺動させる。また、鉄筋捻りブロック4の揺動は、加圧操作レバー6を傾けると、その連結部6aに一端部が枢着連結された連接杆8が引き上げられ、該連接杆8の端部に枢着連結された連結部4bを介して鉄筋捻りブロック4が揺動するものである。そしてこれにより縦筋102の下端部は捻りを加えられて塑性変形するものである。尚、鉄筋捻りブロック4の切り込み4aの縦筋102に対する加圧作用は、図6に示した従来の工具におけると同様である。そして、加圧操作レバー6を握っている手を緩めても横筋101の位置が変わらない状態になったら加圧を止める。これにより、横筋101の正位置への修正は終了する。そして、その後鉄筋台直し工具1を他の縦筋102に移動させて順次上記の動作を繰り返し、最後に両型枠103、104の間から上部に引き上げて作業を完了するものである。
1 鉄筋台直し工具
2 突き当て杆
3 平板
3a 切り込み
4 鉄筋捻りブロック
4a 切り込み
4b 連結部
5 軸
6 加圧操作レバー
6a 連結部
7 軸
8 連接杆

Claims (1)

  1. 所要の長さを有する角柱状をなし、下端部に、前端側に縦筋の下端部を前方から嵌め込む切り込みを設けた平板を直角に固定した突き当て杆と、前記突き当て杆の前面下端近傍における前記平板の上部に垂直方向揺動自在に軸着した、所要の厚味を有する板状をなし、前端側の前記平板の切り込みの真上に位置する箇所に縦筋の下端近傍部を前方から嵌め込む切り込みを設け、更に側方に後記連接杆との連結部を突設した鉄筋捻りブロックと、前記突き当て杆の前面における上端からやや離れた位置に垂直方向揺動自在に軸着すると共に、その揺動支点となる軸側の端部に、前記鉄筋捻りブロックの連結部と同一方向の後記連接杆との連結部を突設した加圧操作レバーと、前記鉄筋捻りブロックの連結部と前記加圧操作レバーの連結部に夫々両端部を枢着連結した連接杆とからなることを特徴とする鉄筋台直し工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017002597A (ja) * 2015-06-11 2017-01-05 Jfeシビル株式会社 スラブアンカー折曲機及びスラブアンカーの折曲方法

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