JP3150755B2 - 粉塵の分析方法 - Google Patents

粉塵の分析方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コークス製造工場や製
鉄所、砕石所等、粉体を取り扱う作業所において発生す
る粉塵を分析する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】製鉄所等で発生する粉塵が、周囲の住居
地区へ降下して公害となることを防ぐために、実効ある
防塵対策を実施する必要がある。そのためには、粉塵の
発生程度が激しい設備や施設、および特に住居地区ヘ粉
塵を多く降下させている設備や施設を特定して、その設
備や施設を改善することが重要である。したがって、粉
塵を構成する物質を同定することができれば、その物質
を多く取り扱ったり、その物質が発生しやすい設備や施
設を特定でき、防塵対策に役立つことになる。
【0003】そのため、当出願人は、製鉄所において発
生する粉塵の原因物質として予想される石炭、コーク
ス、鉄鉱石、および硅石等の土砂分が比重の違いにより
分離できることから、採取した粉塵に対して重液分離を
行って粉塵を構成する物質を同定することを試みてい
た。この重液分離法では、分離された各物質の重量を測
定し、各物質の含有量を、採取した粉塵全体に対する重
量%で表示している。
【0004】また、CEB法(化学組成バランス法)や
C/H分析法、X線による元素分析や、電子顕微鏡写真
による外観形状から物質を判定する方法も採用してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記重
液分離法では、比重の近似した複数の物質を分離するこ
とは困難である。そして、実際には、粉塵の量、すなわ
ち粒子数が多いほど公害の程度が大きいわけであるが、
重液分離法の結果は重量%で表示されるため、比重の大
きな物質は粒子数が少なくても大きなパーセンテージを
占めることになり、この結果では各物質の粉塵公害への
影響度が正確に判定できない。
【0006】また、重液分離法以外の前記各方法にもそ
れぞれ一長一短があり、数種類の方法の組み合わせで
も、十分に粉塵を構成する物質の同定ができなかった。
本発明は、このような不具合を解決するためのものであ
り、粉塵を構成する各物質を明確に且つ定量的に分析す
るとともに、前記各物質の存在比を粒子数の割合で表示
することにより、各物質の粉塵公害への影響度を実際的
に判定できる粉塵の分析方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の粉塵の分析方法は、採取した粉塵に対し
て、重液分離と磁性の有無による分離とを行った後、前
記重液分離により群分けされた各試料と磁性を有する試
料とを、試料に対して偏光が垂直落射される顕微鏡のス
テージにそれぞれ設置し、この試料中の各所に存在する
各粒子からの反射光を観察して、前記各粒子の形、色、
および反射多色性を調べ、この観察結果を、予め前記粉
塵に含まれると予想される各物質に対して、その粒子を
前記と同じ観察を行って得られた各データと照合するこ
とにより、前記試料中の所定数の各粒子が前記各物質の
いずれに該当するかを特定して、各物質毎に該当する粒
子の数を数え、その数の前記所定数に対する割合で各物
質の含有量を示すことを特徴とする。
【0008】試料に対して偏光を垂直落射してその反射
光を観察できる顕微鏡としては、透過光線用の偏光顕微
鏡に垂直落射装置を取り付けたものや鉱石顕微鏡として
市販されているものがある。
【0009】
【作用】採取した粉塵に対して、重液分離と磁性の有無
による分離とを行うことで、前記粉塵から磁性物質が分
離でき、且つ比重の差による群分けができる。そして、
この群分けされた各試料と磁性物質の試料とを各試料毎
に顕微鏡のステージに設置し、これに偏光を垂直落射し
て、各試料中の各所に存在する各粒子からの反射光を観
察する。
【0010】顕微鏡内で、金属反射または亜金属反射を
する不透明な物質に偏光を垂直落射すると、各物質から
の反射光によりその形、色、反射多色性などが明瞭に観
察できる。製鉄所等の粉塵を構成する物質としては、石
炭、コークス、鉄鉱石、硅石等の土砂分等不透明な物質
が多いため、この観察方法が有効であり、この観察結果
を、予め前記粉塵に含まれると予想される各物質に対し
て、その粒子を前記と同じ観察を行って得られた各デー
タと照合することにより、前記試料中の各粒子が前記各
物質のいずれに該当するかをある程度明確に特定でき
る。
【0011】ここで、前記顕微鏡による観察を群分けさ
れた試料毎に行うため、前記各試料に含まれる物質の種
類がある程度分類されているから、前述のような各粒子
の物質の特定がし易くなる。そして、各試料中の所定数
の粒子についてこのような特定を行い、各物質毎に該当
する粒子の数を数え、その数の前記所定数に対する割合
で各物質の含有量を示すため、粉塵を構成する各物質の
存在比を前記各物質の粒子数の割合で表示でき、各物質
の粉塵公害への影響度を実際的に判定できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。試
料に対して偏光を垂直落射してその反射光を観察できる
顕微鏡として、この例では、図1に示すような、垂直落
射用の光学系が内蔵された鉱石顕微鏡を用いた。
【0013】この顕微鏡1の垂直落射用光学系は、白色
光源11と、この白色光から直線偏光のみを通過させる
ための偏光子12と、偏光を試料2に落射するとともに
試料2からの反射光を接眼鏡へ向かわせるためのプリズ
ム13と、図示されない絞りや集光レンズとからなり、
前記反射光は、このプリズム13を通過した後に検光子
14を通過して接眼鏡へ向かう。
【0014】偏光子12は円柱状の台12A上に設置さ
れており、この台12Aは、下台12aに対して上台1
2bが底面の円の中心を軸として回転するものであり、
この上台12bの中央部に偏光子12が固定されてい
る。そのため、つまみ12cにより上台12bを回転さ
せることで、偏光子12の面の光軸15に対する水平方
向の角度を変えることができる。
【0015】この顕微鏡1では、偏光子12の面に光軸
15が垂直に入射する場合に、読み取り角度θが0°と
なるように設定されており、この時、偏光子12と検光
子14とは直交ニコルの状態になる。そして、偏光子1
3をつまみ12cにより回転させてθを変えれば、検光
子14の偏光方向に対する偏光子12の偏光方向の角度
を任意の値に設定できる。
【0016】また、試料2を載せるステージ3は、つま
み4により上下方向に移動できるとともに、つまみ5に
より水平面内における縦横方向に移動できる。そして、
はじめに、製鉄所等の粉塵に含まれると予想される物質
のうち、表1に示した12物質に関して、各物質の粒子
(200μm以下のものの集まり)を別々に、顕微鏡1
により観察した。すなわち、微小量の粒子をスライドガ
ラスの上に載せ、浸液を1〜2滴加えた後その上にカバ
ーグラスをかけたものをステージ3の上に設置して反射
光を観察し、各粒子の形、色、および反射多色性を調べ
た。
【0017】各粒子の形、色やその他の特徴はθ=0°
で観察し、反射多色性については、つまみ12cにより
偏光子13をゆっくり回転させながら観察し、反射光の
色の変化を調べた。各結果を表1および表2にそれぞれ
示す。この結果を元にして、各種の物質が混合された粉
塵の分析を行う。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】製鉄所内のヤードや各設備より10種類の
物質の粒子(200μm以下のもの)を回収し、これを
混合したものを用いて、本発明の方法による分析を行っ
た。10種類の物質は、石炭、粉コークス、オイルコー
クス、水砕スラグ、蛇紋岩、硅石、石灰石、鉄鉱石、砂
鉄、高炉鋳床建屋ダストである。前記各物質を各0.5
gずつ混合,攪拌して混合物とした。これを、比重がそ
れぞれ1.6、2.2、3.3の三つの重液を用いて、
鉄鉱石群、石炭群、コークス群、土砂群の四つの試料群
に分けた。土砂群には砂鉄が含まれているので、これを
磁石により分離した。
【0021】それから、各試料群および磁選された砂鉄
に対して前記と同様の処理を施し、カバーグラスがかけ
てあるスライドガラスを顕微鏡1のステージ3上に固
定し、カバーグラス内の粒子を縦横各10分割した全1
00か所に存在する各粒子について、つまみ5を動かし
ながら、512倍で前記と同様の観察を行う。その際、
各粒子の観察結果を表1および表2に示した各物質の観
察データと照合し、各粒子がいずれの物質に該当するか
を特定する。特定不能のものがあればこれをとばして次
の粒子を観察し、特定できた粒子の全数Cに対する、各
物質毎の粒子数C1,C2,C3,…の割合(Cx /C)を算
出した。
【0022】一連の流れを図2にフロー図で示す。ここ
で、操作Aとは、顕微鏡1による前記観察,同定を示
す。Wx /W〜Bx /Bは、各試料群において算出され
たCx/Cに相当する。したがって、各物質ごとの混合
物における含有率は、各試料群における各物質毎の粒子
数Wx 〜Bx の、混合物全体において特定できた粒子の
全数T=W+X+Y+Z+Bに対する割合(Cx /T)
で示される。この結果を図3のグラフに△で示した。硅
石、蛇紋岩、および石灰石の識別は困難であったため、
まとめて数えた。
【0023】一方、前述の重液分離や磁選を行わずに、
混合物をそのまま試料として顕微鏡1にて同様の観察,
特定を行ってCx /Cを算出した。この場合には、T=
Cであるため、Cx /CはそのままCx /Tに相当す
る。この結果を図3のグラフに○で示した。ここで、は
じめの混合物は、各物質を0.5gずつ混合して作製さ
れたため、各物質が10重量%ずつを占めるが、各物質
の比重が、鉄系の物質は4.5前後、硅石等の土砂類は
2.7前後、石炭やコークスは1.4〜1.8と異なる
ことを考慮して、各物質の粒子数の、混合物の全粒子中
に対する割合を計算して理論値を出し、その結果を図3
のグラフに×で示した。
【0024】図3から分かるように、水砕スラグは、形
状,色に特色があるため識別しやすいと考えられるが、
特定された粒子数が少なく、Cx /T値が計算値よりか
なり低かった。これは、水砕スラグが脆いために混合時
等に砕かれて細かくなりすぎれ見にくくなったことや、
水砕スラグに含まれる鉄分が鉄鉱石と判定されたことな
どに由来すると考えられる。
【0025】これらのことを考慮すれば、重液分離や磁
選を行った各試料群に対して、それぞれ顕微鏡による観
察,特定を行った本発明の方法による結果は、理論値に
かなり近いものであるといえる。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の方法
によれば、粉塵を構成する各物質を明確に且つ定量的に
分析できるとともに、前記各物質の存在比を粒子数の割
合で表示するため、各物質の粉塵公害への影響度を実際
的に判定できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で使用した顕微鏡を示す概要図である。
【図2】実施例で行った一連の操作の流れを示すフロー
図である。
【図3】各物質ごとの混合物における含有率(Cx /
T)の分析結果と理論値とを示すグラフである。
【符号の説明】
1 顕微鏡 12 偏光子 3 ステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−171636(JP,A) 特開 昭54−124794(JP,A) 特開 昭50−63558(JP,A) 特開 昭47−10742(JP,A) 特開 昭60−50436(JP,A) 特開 昭59−184840(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 15/02 G01N 21/25 G01N 21/27

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 採取した粉塵に対して、重液分離と磁性
    の有無による分離とを行った後、前記重液分離により群
    分けされた各試料と磁性を有する試料とを、試料に対し
    て偏光が垂直落射される顕微鏡のステージにそれぞれ設
    置し、この試料中の各所に存在する各粒子からの反射光
    を観察して、前記各粒子の形、色、および反射多色性を
    調べ、この観察結果を、予め前記粉塵に含まれると予想
    される各物質に対して、その粒子を前記と同じ観察を行
    って得られた各データと照合することにより、前記試料
    中の所定数の各粒子が前記各物質のいずれに該当するか
    を特定して、各物質毎に該当する粒子の数を数え、その
    数の前記所定数に対する割合で各物質の含有量を示すこ
    とを特徴とする粉塵の分析方法。
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