JP3150664U - 省エネルギー蒸し箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】省エネルギー蒸し箱を提供する。【解決手段】内部に中空収納室がある箱体を有し、上記箱体の天井に複数の蒸気流出孔が設けられ、上記箱体の天井に蒸す食べ物が設置され、上記収納室の底部に水槽が形成され、上記水槽の底面に凹み空間が形成され、上記凹み空間の下方に加熱する炉具が設置され、また、上記収納室と上記箱体の裏壁との間に、内側貯水空間と外側貯水空間及び排気経路が設けられ、上記排気経路が、上記内側貯水空間と上記外側貯水空間との間に位置し、上記排気経路の底部と上記炉具の収納空間とが、互いに連通し、上記炉具で加熱することにより発生した廃棄気体が、上記排気経路を介して外へ排出される時、上記廃棄気体の熱エネルギーが、上記内、外側貯水空間内の水によって吸収される。【選択図】図2
Description
本考案は、省エネルギー蒸し箱に関し、特に、内部に貯水層と排気層が設置された蒸し箱に関する。
一般の蒸し箱や蒸し箪笥は、主として、ガスや他の熱源で水を加熱して水蒸気を発生し、上記の水蒸気が、蒸し箪笥や蒸し箱の底部から上昇し、食べ物に接触して、蒸気で食べ物を蒸す効果が得られる。しかしながら、従来の蒸し箱の加熱効率が低くて、エネルギーが無駄になり、また、炉具の火で水槽を加熱することにより、大量のp廃棄気体が、利用されず、直接に排出されるため、エネルギーの無駄だけでなく、食べ物を蒸す時間が長くなり、蒸し効率が悪い。
本考案者は、上記欠点を解消するため、慎重に研究し、また、学理を活用して、有効に上記欠点を解消でき、設計が合理である本考案を提案する。
本考案は、主として、箱体の底部に、水槽があり、上記水槽の少なくとも両側に、下へ伸びる貯水溝が形成され、これにより、箱体の下方にある加熱炉具が水槽に対する加熱する面積が、有効に向上され、エネルギーが節約されて、加熱効率が向上される省エネルギー蒸し箱を提供する。
本考案の他の目的は、箱体の内部に、排気経路が設置され、上記排気経路の内外両側に、それぞれ、貯水空間が設けられ、加熱することにより発生した廃棄気体の熱量が、有効に回収されて、エネルギーが大幅に節約される省エネルギー蒸し箱を提供する。
請求項1の考案は、箱体があり、上記箱体内部に、中空収納室が形成され、上記収納室の底部に、水槽が形成され、上記水槽の下方に、加熱炉が設置される空間があり、また、上記水槽の底部の少なくとも両側において、下へ伸びる貯水溝が設けられ、そして、上記水槽の底面に、上記炉具の上方に位置する凹み空間が設けられる、ことを特徴とする省エネルギー蒸し箱である。
請求項2の考案は、上記蒸し箱に、更に、それぞれ、上記収納室と上記箪笥体の裏壁との間に設置されて水が充填される内側貯水空間と外側貯水空間と、上記内側貯水空間と上記外側貯水空間との間に設置され、底部が、上記炉具の設置空間と連通し、上記炉具から上記水槽に対して加熱することにより発生した廃棄気体を外部に排出でき、また、上記排気経路を通す廃棄気体の熱量が、上記内側貯水空間と上記外側貯水空間内に貯蓄された水によって吸収される排気経路と、が備えられる、ことを特徴とする請求項1に記載の省エネルギー蒸し箱である。
請求項3の考案は、上記水槽の底部の手前と底部の両側に、それぞれ、下へ伸びる貯水溝が設けられて、ほぼU形状の貯水溝が形成されることを特徴とする請求項2に記載の省エネルギー蒸し箱である。
請求項4の考案は、上記箱体の天井に、上記炉具により上記水槽に対して加熱することにより生成した水蒸気が流出して、上記箱体にある蒸し物を蒸すための複数の蒸気流出孔が形成されることを特徴とする請求項2に記載の省エネルギー蒸し箱である。
請求項5の考案は、上記内側貯水空間が、上記外側貯水空間と連通され、上記排気経路の底部が、案内斜面として形成されることを特徴とする請求項4に記載の省エネルギー蒸し箱である。
以下、図面を参照しながら、本考案の特徴や技術内容について、詳しく説明するが、それらの図面等は、参考や説明のためであり、本考案は、それによって制限されることが無い。
図1乃至図4を参照しながら、本考案に係る第一の実施例の蒸し箱1であり、上記蒸し箱1は、箱体11を有し、上記箱体11は、底部121や天井122、両側壁123、裏壁124及び前壁125が含まれ、上記天井122に、複数の蒸気流出孔126が設けられる。上記箱体11の外側に、熱量流失を防止するための保温材17が設けられ、また、上記箱体11の側壁123に、入水孔129と少なくとも一つの排水孔127が形成され、上記入水孔129や上記排水孔127に、バルブ128が接続され、入水や排水を行い、また、上記箱体11の下方に、高さを調整できる足部19がある。
上記箱体11は、内部に、中空収納室12があり、上記収納室12の周壁が、金属板材からなり、上記収納室12の底部に、水4を收納する水槽13が形成され、上記水槽13の下方に、加熱炉具2を収納する空間21があり、収納室12と箱体裏壁124との間に、排気経路14が設けられ、上記排気経路14の上部が、排気口141になり、上記排気経路14の底部が、上記加熱炉具2の収納空間21と連通し、上記排気経路14の底部が、案内斜面として、形成され、これにより、加熱により発生した廃棄気体の排出に有利になり、上記炉具2で、水槽13内の水4を加熱する時、加熱することにより、発生した廃棄気体が、上記排気経路14から外へ排出され、また、水が沸騰して発生した蒸気が、上升して、蒸気流出孔126から排出される。
本考案の一つの特徴は、上記収納室12と上記箱体裏壁124との間に、更に、内側貯水空間15と外側貯水空間16が形成され、また、上記排気経路14が、上記内側貯水空間15と上記外側貯水空間16との間に位置し、上記二つの貯水空間15、16に、水が充填され、上記炉具2が水槽13を加熱することにより発生した廃棄気体が、上記排気経路14を介して外へ排出される時、廃棄気体の熱エネルギーが、上記の二つの貯水空間15、16内にある水により吸収される。
本考案のもう一つの特徴は、上記水槽13の底部において、少なくとも両側に、下へ伸びる貯水溝131があり、本実施例において、上記水槽13の底部の手前と底部の両側に、それぞれ、下へ伸びる貯水溝131があり、また、上記水槽13の底部の周りに、ほぼU形状の貯水溝131が形成され、上記U形状の貯水溝131により、水槽13の底面が、凹み空間132に形成され、上記凹み空間132が、上記炉具2の上方に位置し、炉具2で加熱する時、火炎22が、上方の水槽13内の貯水を加熱するだけでなく、両側や手前から紛失することなく、上記の伸びる貯水溝131内の貯水を加熱し、そのため、有効に、加熱面積が増やされて加熱効率が向上される。
本実施例において、上記内側貯水空間15と外側貯水空間16とが、互いに連通し、水が、上記箱体11の入水孔129から上記の二つの貯水空間15、16内に貯蔵され、また、貯水空間15、16内の水が、所定の水位に達すると、上記内側貯水空間15に連通するオーバーフロー孔181から上記収納室12内へ案内され、また、蓋板182と上記内側貯水空間15との間にある経路18の案内により、下へ水槽13内に流れ込み、また、水槽13内の水が、所定の水位に達すると、水位スイッチ(図に未表示)の制御により、入水を停止し、また、水槽13内の水位が、加熱蒸発により低下すると、自動的に水を補給できる。
本考案の蒸し箱1によれば、炉具2で、水槽13や貯水溝131内にある貯水4を加熱し、水4が、加熱されて蒸発すると、水蒸気になって、上昇し、また、箱体天井122上の蒸気流出孔126から、流出し、蒸し籠31内の、例えば、肉饅頭である蒸し物5(図5のように)を蒸し、また、加熱により形成された廃棄気体が、排気経路14から外へ排出され、排出過程において、廃棄気体の熱量が、内側貯水空間15と外側貯水空間16内の水によって吸収され、貯水空間15、16内の水が、吸熱により高温になって、水蒸気が形成され、収納室12内へ流れ込み、貯水空間15、16内の水は、廃棄気体の熱量を吸収して高温になるため、貯水空間15、16から水槽13内へ入り込む水が、高温水であり、水槽13内の水4が、快速的に蒸発でき、そして、水蒸気に形成され、これにより、加熱効率が向上され、また、水槽13の底部の縁に、下へ延びる貯水溝131が形成され、これにより、熱源の加熱面積が増やされ、そして、エネルギーの節約や蒸す時間の短縮が実現される。
そのため、本考案は、より進歩的かつより実用的で、法に従って実用新案登録請求を出願する。
以上は、ただ、本考案のより良い実施例であり、本考案は、それによって制限されることが無く、本考案に係わる考案登録請求の範囲や明細書の内容に基づいて行った等価の変更や修正は、全てが、本考案の考案登録請求の範囲内に含まれる。
1 蒸し箱
11 箱体
12 収納室
121 底部
122 天井
123 側壁
124 裏壁
125 前壁
126 蒸気流出孔
127 排水孔
128 バルブ
129 入水孔
13 水槽
131 溝
132 凹み空間
14 排気経路
141 排気口
15、16 貯水空間
17 保温層
18 経路
181 オーバーフロー孔
182 蓋板
19 足部
2 炉具
21 空間
22 火炎
31 蒸し籠
4 水
5 蒸し物
11 箱体
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121 底部
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123 側壁
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182 蓋板
19 足部
2 炉具
21 空間
22 火炎
31 蒸し籠
4 水
5 蒸し物
Claims (5)
- 箱体があり、上記箱体内部に中空収納室が形成され、上記収納室の底部に水槽が形成され、上記水槽の下方に加熱炉が設置される空間があり、また、上記水槽の底部の少なくとも両側において、下へ伸びる貯水溝が設けられ、そして、上記水槽の底面に上記炉具の上方に位置する凹み空間が設けられる、ことを特徴とする省エネルギー蒸し箱。
- 上記蒸し箱に、更に、
それぞれ、上記収納室と上記箪笥体の裏壁との間に設置されて水が充填される内側貯水空間と外側貯水空間と、
上記内側貯水空間と上記外側貯水空間との間に設置され、底部が上記炉具の設置空間と連通し、上記炉具から上記水槽に対して加熱することにより発生した廃棄気体を外部に排出でき、また、上記排気経路を通す廃棄気体の熱量が、上記内側貯水空間と上記外側貯水空間内に貯蓄された水によって吸収される排気経路と、が備えられる、ことを特徴とする請求項1に記載の省エネルギー蒸し箱。 - 上記水槽の底部の手前と底部の両側に、それぞれ、下へ伸びる貯水溝が設けられて、ほぼU形状の貯水溝が形成されることを特徴とする請求項2に記載の省エネルギー蒸し箱。
- 上記箱体の天井に、上記炉具により上記水槽に対して加熱することにより生成した水蒸気が流出して、上記箱体にある蒸し物を蒸すための複数の蒸気流出孔が形成されることを特徴とする請求項2に記載の省エネルギー蒸し箱。
- 上記内側貯水空間が上記外側貯水空間と連通され、上記排気経路の底部が案内斜面として形成されることを特徴とする請求項4に記載の省エネルギー蒸し箱。
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---|---|---|---|
JP2009001346U JP3150664U (ja) | 2009-03-09 | 2009-03-09 | 省エネルギー蒸し箱 |
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JP2009001346U JP3150664U (ja) | 2009-03-09 | 2009-03-09 | 省エネルギー蒸し箱 |
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---|---|
JP3150664U true JP3150664U (ja) | 2009-05-28 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP3150664U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107518760A (zh) * | 2017-10-16 | 2017-12-29 | 罗志江 | 一种节能蒸箱 |
-
2009
- 2009-03-09 JP JP2009001346U patent/JP3150664U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107518760A (zh) * | 2017-10-16 | 2017-12-29 | 罗志江 | 一种节能蒸箱 |
CN107518760B (zh) * | 2017-10-16 | 2018-10-30 | 永康市盛大不锈钢制品有限公司 | 一种节能蒸箱 |
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