JP3150557U - 平泳ぎのキックフォーム矯正具 - Google Patents

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Abstract

【課題】平泳ぎのフォームを、膝を開かないフォームに改良するのに適した平泳ぎのキックフォーム矯正具を提供する。【解決手段】平泳ぎにおいて下肢の左右の開きを抑制しキックフォームを矯正する器具として、スイマーの左右の大腿部11、12に着用する保持体13、14と、スイマーの膝間隔の左右の開きを制限するために上記保持体13、14に左右両端部にて取り付けた、所定長さを有する、少なくとも1本の結合バンド(15及び/又は16)とによって構成する。【選択図】 図1

Description

本考案は、平泳ぎにおいて下肢の左右の開きを抑制しキックフォームを矯正する器具に関するものである。
平泳ぎは泳法の中でも抵抗の多い泳法であり、従って、速く泳ぐには、如何にして抵抗を少なくするかがポイントになって来る。中でも、キックは膝を開けば開くほど抵抗を増すことになり、このことは図4に示したように引きつけ時のフォームを見ても分かることであるが、そのような泳ぎ方をしている者の多いことが目につくのも事実である。しかしそのことを指摘してスイマーが理解しても、自分でフォームを矯正できるかどうかは別問題であり、そのため本考案の考案者は適切な矯正方法を模索して来た。
上記のフォーム矯正のためには、膝の開く角度を制限することが必要であり、この観点から調査を行った結果、実公平3−1441号が見出された。同考案は胴筒部に脚筒部を二股状に形成し、その脚筒部内側に水掻きシートを取り付け各水掻きシートの内側縁に分離結合自在のファスナーを設けたという構成を有している。しかしこのようにすると、下肢全体の開脚度合いまで制限されてしまい、動きが思うにまかせなくなるという問題を生じる。そのうえ、水掻きシートの面積が大き過ぎるため、実際の泳法とはかけ離れたものとなることが明らかである。
実公平3−1441号
本考案は上記の点に着目してなされたもので、その課題は、平泳ぎのフォームを、膝を開かないフォームに改良するのに適した平泳ぎのキックフォーム矯正具を提供することである。また、本考案の他の課題は、矯正具を使用しない平泳ぎに移行するのに適したキックフォーム矯正具を提供することである。
前記の課題を解決するため、本考案は、平泳ぎにおいて下肢の左右の開きを抑制しキックフォームを矯正する器具として、スイマーの左右の大腿部に着用する保持体と、スイマーの膝間隔の左右の開きを制限するために上記保持体に左右両端部にて取り付けた所定長さの結合バンドとから成る構成を備えるものとするという手段を講じたものである。
上記のキックフォーム矯正具は、下肢の左右の開きを抑制することを目的として、大腿部に着用するものである。その矯正具は、スイマーの左右の大腿部に着用する保持体と、上記保持体に左右両端部を取り付けた所定長さの結合バンドとから成る。保持体は大腿部に着用して、結合バンドの取り付けのベースとすることが目的であるから、サポーターのように大腿部に密着し、従ってそれ自体が抵抗になることはなく、また、推進力を低下させたり、或いは向上させたりすることもない。
結合バンドは下肢の左右の開きを抑制するという目的を達するためのものであるから、左右の保持体に取り付けて、膝が開いたときの左右保持体間の最大間隔を規定することができれば良く、「バンド」という文言は上記の要求を満たすために、左右の下肢を結合する手段として記載されているものである。ここでバンドとは、各種の紐状のものを意味しており、具体的には、平たい形態のもの(平紐)や、丸い形態のもの(丸紐)を含む。
本考案における保持体としては、弾力性と保温性を有する合成樹脂製材料から成るものを素材に使用することができる。合成樹脂材料としては、合成繊維から成るもの、或いは合成樹脂から成るシート状のものなどを使用可能であり、エラストマーの類やスポンジ状構造の材料を含む。独立気泡のスポンジ又はそれに類似の材料を使用することによって、保温性が備わり、弾力性も増す。
また、保持体は、大腿部に着用するサイズの筒状に形成されているか、或いは大腿部に巻き付けて着用するためにシート状に形成されかつ両端の接続手段として面ファスナーを端部に設けた構成を有している。筒状の保持体の場合には、大腿部の形態に適合させるために、上下の開口径が大小異なるテーパー筒状とすることが望ましい
一方、結合バンドについては、1本でも下肢の左右の開きを抑制するという目的を達するが、大腿部の上下方向に間隔を設けて2箇所又はそれ以上設けることが望ましい。2箇所程度の結合バンドによって、下肢の開き力の作用力が複数の結合バンドに分散され、下肢の開き力に対抗する強度が備わる。また、複数の結合バンドは、大腿部の開閉に伴う上下方向のぶれを抑制し、安定性を高めると考えられる。
本考案は以上のように構成されかつ作用するものであるから、下肢の左右の開きを適切に抑制して、平泳ぎのフォームを、膝を開かないフォームに改良するのに適した平泳ぎのキックフォーム矯正具を提供することができるという効果を奏する。また、本考案によれば、浮力を変化させたり、推進力を増減させたりすることが殆ど無いため、矯正具を使用しない平泳ぎに移行するのに適したキックフォーム矯正具を提供することができる。
以下図示の実施形態を参照して本考案をより詳細に説明する。図1は、本考案の平泳ぎのキックフォーム矯正具の例1を示している。例1の平泳ぎのキックフォーム矯正具10は、左右の大腿部11、12に着用することができるサイズの筒状に形成された左右の保持体13、14と、スイマーの膝間隔の左右の開きを制限するために上記保持体に左右両端部を取り付けた所定長さの上下2個の結合バンド15、16を備えて構成されている。
例1において、左右の保持体13、14は伸縮性と保温性を有する合成樹脂より成るシート状の材料を使用し、これをテーパー筒状に巻き、かつ、端部を縫製手段によって縫い合わせることによって形成されている。テーパー筒状の保持体13、14は、スイマーの大腿部11にぴったりと嵌めることができる直径を有し、上下両端部にはトリマー17、18、17、18を縫着によって設け端末処理を行っている。
結合バンド15、16は、合成繊維又は天然繊維から成る平紐状のもので、大腿部の上下方向従って保持体としてもその上下方向に間隔を設けて2箇所縫着によって取り付けられている。これらの結合バンド15、16は、許容する最大開脚度における左右の大腿部の間隔に一致する長さL1、L2に設定されており、従って、一般的には上部のものL1よりも下部のものL2の方が長く形成されている。なお、15a、16aは縫いつけ部であり、下肢の開き力に十分に対抗できるように強固に取り付けられている。
このような例1の平泳ぎのキックフォーム矯正具10では、左右の保持体13、14に爪先から左右の足を差し入れて、大腿部11、12の所定位置に着用する。着用位置を膝から離すほど下肢に対する束縛感が弱まる。その結果、大腿部11、12を自由に動かせるようになるとしても、左右保持体間の最大間隔が規定されているので、膝が開き過ぎることはない。
図2は、本考案の例2に関する平泳ぎのキックフォーム矯正具20を示すもので、大腿部11、12に巻き付けて着用するためにシート状に形成され、かつ両端の接続手段として1対の面ファスナー21、22を端部に設けた構成を有するシート状の部材から成る保持体23、24を備えている。例2における保持体23、24は、端部において面ファスナー21、22を接合することによって、大腿部に適合したサイズの筒状となり、また、剥離することによって容易に取り外せることを特徴とする。
例2のものにおいても、左右の保持体23、24と、スイマーの膝間隔の左右の開きを制限するために、所定長さの上下2個の結合バンド25、26を、上記保持体23、24に左右両端部にて取り付けて、キックフォーム矯正具20が構成されている。結合バンド25、26が縫いつけ部25a、26aで十分強固に縫いつけられており、また、トリマー27、28のよる端末処理がなされていることは例1と同様である。
例2の平泳ぎのキックフォーム矯正具20は、左右の保持体23、24を大腿部11、12に巻き付けて着用するが、上下2個の結合バンド25、26によって左右保持体間の最大間隔が規定され、膝の開き過ぎを防止する。従って、本考案によれば、図3に示すように膝の開きを抑制したウィップキック(むち打ちキック)と呼ぶ泳法を体得することができる。
図3は、本考案の例3に関する平泳ぎのキックフォーム矯正具30を示すもので、大腿部11、12に着用する例1と同様の筒状の構造から成る保持体33、34を備えているとともに、スイマーの膝間隔の左右の開きを制限するために取り付ける所定長さの上下2個の結合バンド35、36を、一方の端部35l、36lは一方の保持体33に縫着するが、他方の端部35r、36rは、他方の保持体34に設けたバンド通し部31、32に通して折り返し、その端部を面ファスナー39a、39bから成る接合手段を用いて接合し、それによって、左右保持体間の最大間隔を調節できるようにしたものである。この構成によって、より使用し易く、より多くのスイマーに適合できるようになる。
図4において、スイマー19は本考案の平泳ぎのキックフォーム矯正具10、20及び30を着用し、引きつけ時の膝の間隔が結合バンド15、16、25、26、35、36によって許される範囲に制限されており、引きつけ後のけり出し、けり挟みに見られる動作は、必然的に上記のウィップキックとなる。これに対して、図5に示したスイマー29のフォームはウェッジキック(かえる足キック)と呼ぶ泳法である。図5に見られるように、本考案の平泳ぎのキックフォーム矯正具10、20及び30を着用しない場合、膝が左右に開いて抵抗になることが理解されるであろう。
本考案は上記のように構成されまた作用するものであり、大腿部に着用することで効果的にフォームを矯正することができる。本考案のフォーム矯正具10、20及び30を着用することによって、下肢の動き特に膝の開きを制限するが、その制限に無理を感じるような場合には、弾力性によってその度合いを緩和することができる。その弾力性の調節のために、結合バンド15、16、25、26、35、36を伸縮性の素材によって形成しても良い。
また、本考案の平泳ぎのキックフォーム矯正具10…はスイマーの膝間隔の左右の開きを制限するが、大腿部11、12に開脚度を規制することによって膝から下の動きだけを意識した泳ぎができるため、膝から下の下肢の使い方を工夫してけり出しの方向を図5に示した横のけり出しから、図4に示した後ろ下方へのけり出しに改善することができる。また、大腿部11、12に開脚度の規制によって、より高い位置でのキックが可能になる一方、ひざの開きの狭すぎるスイマーにとっては、より望ましい開脚度を教えることもでき、さらに保持体14、14…の保温性によって長時間の練習にも耐えられるようになるなどの利点がある。
本考案に係る平泳ぎのキックフォーム矯正具の例1を示す斜視図である。 同じく例2を示す斜視図である。 同じく例3を示す斜視図である。 本考案を着用した平泳ぎの説明図でAは上面図、Bは後面図である。 本考案による泳法の比較のためのかえる足キックの説明図でAは上面図、Bは後面図である。
10、20、30 平泳ぎのキックフォーム矯正具
11、12 左右の大腿部
13、14、23、24、33、34 左右の保持体
15、16、25、26、35、36 左右の結合バンド
17、18、27、28、37、38 トリマー
19、29 スイマー

Claims (5)

  1. 平泳ぎにおいて下肢の左右の開きを抑制しキックフォームを矯正する器具であって、
    スイマーの左右の大腿部に着用する保持体と、スイマーの膝間隔の左右の開きを制限するために上記保持体に左右両端部にて取り付けた、所定長さを有する、少なくとも1本の結合バンドとから成る平泳ぎのキックフォーム矯正具。
  2. 保持体は、保温性を有する合成樹脂製材料から成る請求項1記載の平泳ぎのキックフォーム矯正具。
  3. 保持体は、大腿部に着用するサイズの筒状に形成されているか、或いは大腿部に巻き付けて着用するためにシート状に形成されかつ両端の接続手段として面ファスナーを端部に設けた構成を有している請求項1記載の平泳ぎのキックフォーム矯正具。
  4. 結合バンドは、上下方向に間隔を設けて2箇所又はそれ以上設けられている請求項1記載の平泳ぎのキックフォーム矯正具。
  5. 結合バンドは、一方の端部を一方の保持体に縫着し、他方の端部は他方の保持体に設けたバンド通し部に通して折り返し、その端部を接合手段を用いて接合し、それによって、左右保持体間の最大間隔を調節できるようにした構成を有する請求項1記載の平泳ぎのキックフォーム矯正具。
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