JP3150484U - 放熱モジュール用ファン固定枠 - Google Patents
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Abstract
【課題】ファンが誘導した放熱流体を分流させる効果を有する放熱モジュール用ファン固定枠を提供する。【解決手段】放熱モジュール4は、放熱フィンユニット41、ファン43、ファン固定枠からなり、ファン固定枠は、ファン嵌合部、固定部311および少なくとも1つの通気口313を有するフレームを有し、固定部311はフレーム31の四隅にそれぞれ設けられ、固定部311は、放熱フィンユニット41を収納する収納部を画定し、通気口313は収納部に配置される放熱フィンユニットの両側にそれぞれ隣接して設けられる。フレームが放熱フィンユニット41の一端に装着されると、固定部311で放熱フィンユニット41の両側に分流通気口が形成され、通気口313により放熱気流が両側に分流して全体の放熱効果を向上させる。【選択図】図4
Description
本考案は、放熱気流を誘導して分流させ、かつ構成される放熱フィンユニットの体積を減少できる放熱モジュール用ファン固定枠に関する。
電子機器の作動中において、内部の電子デバイスが熱を発生して、電子デバイスが高温になり処理効率が落ちたり、焼損したりするのを防止するため、放熱ユニットを配置して電子デバイスからの放熱を行っている。該放熱ユニットは、放熱フィンユニットまたは放熱器であることが多い。しかしながら、放熱ユニットだけによる電子デバイスの放熱には、限りがあった。そのため、放熱ユニットに少なくとも1つのファンを組み合わせてファンによる強制放熱で全体の放熱効率を向上させている。
以下、従来技術を図面に基づいて説明する。図1および図2を参照する。図1は、従来技術による放熱ユニットを示す斜視図である。図2は、従来技術による放熱ユニットを示す平面図である。図1および図2に示すように、従来技術による放熱ユニット1は、放熱フィンユニットまたは放熱器であることが多い。放熱ユニット1の上端には、ファン2がファン固定枠21により全体が覆い被されている。このファン2は、放熱ユニット1に対し、気流を誘導して強制放熱を行う。前記ファン2は、定まった特定のサイズであるため、放熱ユニット1およびファン固定枠21の設計を行う際に、該ファン2のサイズに合わせた設計をしなければならず、甚だ不便であった。また、ファン2が放熱ユニット1に対し、気流を誘導して強制放熱を行う際、放熱ユニット1の各々のフィンが平行に配列され、フィン間に流道が設けられ、該流道の流動方向が単一方向(前後水平方向)であるため、放熱ユニット1のフィン間の流道に対して放熱気流が垂直に流動してから、両側に水平に流動する。放熱ユニット1の外側のフィンは、前記構造のため、気流を止めてしまい、熱源が放熱ユニット1の中央部に蓄積し、迅速に外部に拡散することができなかった。そのため、放熱効果には、限りがあった。また、従来のファンは、羽根車のハブの設計上、中央の風量が小さく、外側に近い部分では風量が大きかった。以上をまとめると、従来の放熱ユニット1には、熱が溜まりやすく、放熱効果が良好でなく、コストが高いという短所があった。
本考案の第1の目的は、ファンが誘導した放熱流体を分流させて放熱効果を良好とする効果を備えた放熱モジュール用ファン固定枠を提供することにある。
本考案の第2の目的は、放熱ユニットの材料および生産コストを大幅に削減することができる放熱モジュール用ファン固定枠を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本考案の放熱モジュール用ファン固定枠は、嵌合部、固定部および少なくとも1つの通気口を有するフレームを備え、前記固定部はフレームの四隅にそれぞれ設けられている。この固定部は、フレームとともに放熱フィンユニットを収納する収納部を画定している。前記通気口は、放熱フィンユニットの両側にそれぞれ隣接して設けられている。前記フレームは、両側に少なくとも1つの第1の溝および少なくとも1つの第2の溝を有し、この第1の溝と第2の溝と収納部とは、それぞれ連通している。放熱モジュールは、放熱フィンユニット、および少なくとも1つのファンを有して構成され、前記第1の溝、第2の溝は、放熱フィンユニットの一方の端部に接合され、該放熱フィンユニットを収納部内に収納してフレームと結合させるようになっている。フレームが放熱フィンユニットの一端に装着されると、フレームの固定部で放熱フィンユニットの両側に分流通気口が形成される。この通気口は、ファンが放熱気流を誘導し、放熱フィンユニットに対して強制放熱を行う際に用いられる。放熱気流は、放熱フィンユニットに対して垂直に流動して放熱を行う以外に、放熱フィンユニットの両側の通気口により、放熱気流が両側に分流し、全体の放熱効果を向上させる。
本考案の放熱モジュール用ファン固定枠は、放熱フィンユニットの両側に通気口を設けることにより、放熱気流が両側に分流し、熱が中央に溜まることがなく、全体の放熱効果を向上させることができ、また、フレームの収納部および第1の溝、第2の溝により、放熱フィンユニットの全体体積を縮小させ、フレームに装着できる。これにより、材料の使用量およびコストを削減することができる。
以下、図面を参照して本考案の実施形態を説明する。
図3〜図6に示すように、ファン固定枠3は、放熱モジュール4に装着される。このファン固定枠3は、嵌合部32、少なくとも1つの固定部311および少なくとも1つの通気口313を有するフレーム31を備えている。前記固定部311は、前記フレーム31の四隅にそれぞれ設けられている。この固定部311は、フレーム31とともに放熱フィンユニット41を収納する収納部312を画定している。前記通気口313は、放熱フィンユニット41の両側にそれぞれ隣接して設けられている。前記フレーム31は、両側に少なくとも1つの第1の溝314および少なくとも1つの第2の溝315を有し、第1の溝314と第2の溝315と収納部312とは、それぞれ連通している。
放熱モジュール4は、放熱フィンユニット41、少なくとも1つの導熱管42および少なくとも1つのファン43を備えて構成されている。前記放熱フィンユニット41は、複数の放熱フィン411および側面に少なくとも1つの溝412を有する。放熱フィン411の間には、放熱流道4111がそれぞれ設けられている。前記導熱管42は、熱の伝導のため、放熱フィンユニット41に挿着されている。前記ファン43は、フレーム31の嵌合部32に嵌着され、一方の面が固定部311により支持されている。前記フレーム31の第1の溝314、第2の溝315は、放熱フィンユニット41の一方の端部に接合され、放熱フィンユニット41を収納部312内に収納してフレーム31と結合している。
前記フレーム31は、第1の端部33、第2の端部34、少なくとも1つのアーム331および少なくとも1つの爪341をさらに有する。前記アーム331は、フレーム31の第1の端部33に設けられている。前記爪341は、フレーム31の第2の端部34に設けられている。本実施形態において、アーム331は、4本あり、2本ずつ対になるように設けられているが、これに限定されるものではない。アーム331は、フレーム31の第1の端部33から延伸形成され、ファン43の側面から末端3311を延伸させて、ファン43の一端を嵌合して固定させ、ファン43が外れないようにする。また、爪341は、フレーム31の第2の端部34から延伸形成され、放熱フィンユニット41の側面に沿って延伸している。前記爪341の末端3411は、放熱フィンユニット41の側面の溝412に嵌合して放熱フィンユニット41を固定する。
図7は、本考案実施の形態の放熱モジュールおよびファン固定枠の動作状態を示す斜視図である。図7に示すように、フレーム31が放熱フィンユニット41の一端に装着されると、フレーム31の固定部311で放熱フィンユニット41の両側に分流通気口(通気口313と同じ)が形成される。通気口313は、ファン43が放熱気流431を誘導し、放熱フィンユニット41に対して強制放熱を行う際に用いられる。放熱気流431は、放熱フィンユニット41に対して垂直に流動して放熱を行う以外に、放熱フィンユニット41の両側の通気口313により、放熱気流431が両側に分流し、全体の放熱効果を向上させる。また、フレーム31の収納部312および第1の溝314、第2の溝315は、放熱フィンユニット41の全体体積を縮小させ、フレーム31に装着させることができる。これにより、ファン43の外径サイズにしたがって、フレーム31の内部いっぱいに放熱フィンユニット41を配置してファン43に結合する必要がなくなった。そのため、材料の使用量およびコストを削減することができる。
本考案では好適な実施形態を前述の通りに開示したが、これらは決して本考案を限定するものではなく、当該技術を熟知する者は誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の保護の範囲は、実用新案請求の範囲で指定した内容を基準とする。
3 ファン固定枠
4 放熱モジュール
31 フレーム
32 嵌合部
33 第1の端部
34 第2の端部
41 放熱フィンユニット
42 導熱管
43 ファン
311 固定部
312 収納部
313 通気口
314 第1の溝
315 第2の溝
331 アーム
341 爪
411 放熱フィン
412 溝
431 放熱気流
3311 末端
3411 末端
4111 放熱流道
4 放熱モジュール
31 フレーム
32 嵌合部
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412 溝
431 放熱気流
3311 末端
3411 末端
4111 放熱流道
Claims (6)
- 収納配置する放熱フィンユニット及びファンとともに放熱モジュールを構成するフレームを備えたファン固定枠であって、
前記フレームに、
嵌合部と、
前記フレーム内部に設けられ、放熱フィンユニットを収納する収納部を画定している固定部と、
前記固定部の間にそれぞれ形成されて前記収納部に連通し、該収納部に配置される放熱フィンユニットの両側にそれぞれ隣接する少なくとも1つの通気口と、
を設け、
前記フレームは、両側に少なくとも1つの第1の溝および少なくとも1つの第2の溝を有し、前記第1の溝と前記第2の溝と前記収納部とは、それぞれ連通していることを特徴とする放熱モジュール用ファン固定枠。 - 前記フレームは、第1の端部、第2の端部、少なくとも1つのアームおよび少なくとも1つの爪をさらに有し、前記アームは前記フレームの前記第1の端部に設けられ、前記爪は前記フレームの前記第2の端部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の放熱モジュール用ファン固定枠。
- 前記放熱モジュールは、放熱フィンユニット、少なくとも1つの導熱管および少なくとも1つのファンを有し、前記ファンは前記フレームの嵌合部に嵌着され、前記第1の溝、前記第2の溝は前記放熱フィンユニットの一方の端部に接合され、前記導熱管は前記放熱フィンユニットに挿着されることを特徴とする請求項1に記載の放熱モジュール用ファン固定枠。
- 前記放熱フィンユニットは、側面に溝を有することを特徴とする請求項3に記載の放熱モジュール用ファン固定枠。
- 前記ファンは、一方の面が固定部に支持されていることを特徴とする請求項3に記載の放熱モジュール用ファン固定枠。
- 前記固定部は、前記フレームの四隅に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の放熱モジュール用ファン固定枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009001129U JP3150484U (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | 放熱モジュール用ファン固定枠 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018147330A1 (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-16 | 日本電産サーボ株式会社 | ファンユニット |
CN112928932A (zh) * | 2021-03-01 | 2021-06-08 | 四川威方达电子科技有限公司 | 一种具有纳线功能的电源适配器 |
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2009
- 2009-02-27 JP JP2009001129U patent/JP3150484U/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2018147330A1 (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-16 | 日本電産サーボ株式会社 | ファンユニット |
CN110325746A (zh) * | 2017-02-13 | 2019-10-11 | 日本电产伺服有限公司 | 风扇单元 |
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