JP3150369B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3150369B2
JP3150369B2 JP22750891A JP22750891A JP3150369B2 JP 3150369 B2 JP3150369 B2 JP 3150369B2 JP 22750891 A JP22750891 A JP 22750891A JP 22750891 A JP22750891 A JP 22750891A JP 3150369 B2 JP3150369 B2 JP 3150369B2
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茂和 永井
雅彦 鈴木
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エスエムシー株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタに関し、一層
詳細には、客体に対し、電源あるいは信号等を送給し、
または受領するとき、コネクタの接続方向が所定の自由
度をもって選択可能としたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電磁弁本体に電源および制御信
号を供給する場合、電磁弁本体に収装されたソレノイド
に接続する雄コネクタを雌コネクタに嵌合して電気的に
接続し、あるいは、前記ソレノイドと接続部材の間に
雄、雌のコネクタを備える基板を介装して電気的接続を
確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術では、電磁弁本体と電気配線の接続に雄並び
に雌コネクタを使用するために、このコネクタによる接
続方向が規制されざるを得ない。従って、配線のための
自由度が限定され、無理な配線を行うために断線等が惹
起し易く、また、経時変化の度合いも大となる。さら
に、狭小な空間の有効活用の障害となり、電気配線作業
が煩雑になる等の不都合が指摘されている。
【0004】本発明は、この種の問題を解決するために
なされたものであって、客体に対するコネクタの接続方
向を所定の範囲で選択できる自由度を有するコネクタを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、客体側に形成される雌コネクタ部と、
前記雌コネクタ部に電気的に接続される雄コネクタ部と
からなるコネクタであって、前記雌コネクタ部は、第1
電極と、前記第1電極を囲繞し、開口する2つの接続部
位を有する矩形状の膨出部とを有し、 前記雄コネクタ部
は、一方の前記接続部位から前記膨出部に挿入され、前
記第1電極に接続される第2電極と、他方の前記接続部
位をカバーするカバー部と、前記雌コネクタ部に係着す
る係着部とを有し、 前記第1電極および前記第2電極
は、それぞれ第1接点および第2接点を有し、前記第2
接点が前記第1接点に対して対称に配置されることを特
徴とする。
【0006】
【作用】客体に設けられた雌コネクタ部の2つの接続部
位のいずれかを選択し、雄コネクタ部を膨出部に挿入す
る。カバー部は選択されなかった接続部位を被包する。
雄コネクタ部の第2電極は、雌コネクタ部の第1電極に
接続される。このとき、第1電極および第2電極は、そ
れぞれ第1接点および第2接点を有し、前記第2接点が
前記第1接点に対して対称に配置されている。従って、
雄コネクタ部をいずれの接続部位に挿入した場合であっ
ても、所望の接続状態を得ることができる。なお、雄コ
ネクタ部と雌コネクタ部とは、係着部によって係合され
る。
【0007】
【実施例】本発明に係るコネクタについて、好適な実施
例として電磁弁を掲げ、添付の図面を参照しながら以下
詳細に説明する。
【0008】先ず、図1において、電磁弁10は、基本
的にソレノイドが内蔵されている電磁弁本体12と、電
気配線用導体14が半田付けされた基板16と、前記基
板16を収納するコネクタ18と、前記電磁弁本体1
2、基板16を電気的に接続する電気接続部材20とか
ら構成される。
【0009】電磁弁本体12の上部には凹部22を有す
る平面コの字状の突出部24が設けられる。前記凹部2
2の底部には、電磁弁本体12のソレノイド25に電気
的に接続している電極26a乃至26cが突出形成され
(図1、図4参照)、一方、前記突出部24の側面部に
は、矩形状の膨出部28が形成され、また、電磁弁本体
12の側面部上部には、凹部29が形成されている。前
記凹部22は、後述する直方体状の電気接続部材20を
挿入するためのものである。
【0010】電気接続部材20は、図2に示すように、
板状の導電性弾性体30と非導電性弾性体32とを交互
に積層し、その両端部に非導電性弾性体32a、32b
が位置するように構成されており、したがって、導電性
弾性体30を表面に露呈している4面が電気的接続面と
なる。
【0011】コネクタ18は、図3に示すように、基本
的に一面が開口した箱状体であり、一部にカバー部34
を有し、さらに、一対の側面に凹部36を画成し、一
方、その上面には先端に爪部38を有する揺動フック4
0を一体的に形成している。カバー部34の開口した面
に対向する面には、中央部が厚く、端部が薄い板体を複
数枚積層した形状の保護部材42を形成し(図4参
照)、この保護部材42は導体14に加わる応力に応じ
て撓むことにより、導体14に応力が集中して結果的に
断線等が生ずることを回避する。導体14は、前記保護
部材42を貫通し、コネクタ18に内蔵される基板16
に到達し、電気的接続がなされている。
【0012】基板16は導体14の接続面と反対側の面
が一部膨出された凸状の電極44a乃至44cを形成し
ており、電極44bに対して対称的な電気的接触部位を
有する電極44aと電極44cは相互に電気的に導通状
態にある。すなわち、基板16は電極44bを挟んで左
右対称に形成され、ここでは、導体14a、14bが、
夫々電極44a、44bに半田付けで接続されている。
【0013】このように構成される電磁弁10は導体1
4と以下のように接続される。
【0014】先ず、電磁弁本体12の凹部22に電気接
続部材20を挿入する。電磁弁本体12の設置状況や電
気配線状態等により適当と考えられる方向からコネクタ
18を挿入する。例えば、図1において水平方向からコ
ネクタ18を挿入する場合には、前記コネクタ18の凹
部36を電磁弁本体12の膨出部28に嵌合させると共
に、揺動フック40の爪部38を突出部24の側面に係
合させてコネクタ18と電磁弁本体12を固定する(図
4参照)。この結果、コネクタ18のカバー部34と電
磁弁本体12の突出部24によって、電極26a乃至2
6c、44a乃至44cおよび電気接続部材20がカバ
ーされ、外部に対して保護される。この場合、基板16
の凸状の電極44a乃至44cと電磁弁本体12の凸状
の電極26a乃至26cは、カバー部34により電気接
続部材20に対して所定の圧力で押圧されて電気的接続
が十分に確保される。
【0015】その際、基板16では、前記の通り、電極
44aと電極44cが連通しており、電極44bを中心
にして左右対称に形成されているため、コネクタ18が
電磁弁本体12に対して180度回転して挿入されて
も、同一極性の電極同士が接続される。したがって、垂
直方向から電磁弁本体12にコネクタ18を挿入した場
合にも異なる極性の電極が接続されることはない。ここ
では、基板16側の電極44aと電極44cが電気的に
導通されているが、電磁弁本体12の電極26aと電極
26cを連通させても良いことは勿論である(図1、図
4参照)。
【0016】このようにして一体化された電磁弁10
は、電気接続部材20の導電性弾性体30を介して導体
14から基板16を経て電磁弁本体12に電源並びに制
御信号が供給される。電磁弁本体12に垂直方向からコ
ネクタ18を挿入する場合も同様の効果が得られること
は勿論である。なお、その際、揺動フック40の爪部3
8は凹部29と係合する。
【0017】電磁弁10は、以上のように、コネクタ1
8によって、垂直、水平の二方向から電気的な配線を行
えるため、電磁弁10の設置状況や、電気配線の状態に
よって所望の方向から接続できる。また、このように、
電磁弁10を形成すると側面部に突出物がなく、電磁弁
10をマニホールド上で連設する際に好都合である。
【0018】また、図5に示すように、コネクタ18の
揺動フック40をカバー部34の凹部36が形成される
一対の側面に形成しても良い。この場合、コネクタ18
が垂直、あるいは水平のいずれの方向から電磁弁本体1
2に接続する場合にも、揺動フック40の爪部38が前
記膨出部28に係合し、コネクタ18が電磁弁本体12
に固定される。このように電磁弁10を形成すること
で、コネクタ18が一層確実に電磁弁本体12に固定さ
れる。
【0019】さらに、図6、図7に示すように、通電の
有無を示す発光ダイオード(LED)、サージキラー等
を含む回路48をコネクタ18あるいは電磁弁本体12
に設けても良い。
【0020】次に、第2実施例として、第1実施例の電
気接続部材20を使用しない電磁弁50を示す。なお、
第1実施例と同一の構成要素には、同一の参照符号を付
しその詳細な説明を省略する。
【0021】図8に示すように、電磁弁本体12aの突
出部24は、橋架部材51によって互いに垂直な二方向
に開口部を有する孔部52a、52bを形成する。孔部
52a、52bに関連して橋架部材51の反対側の隅角
部には弾力的に湾曲自在な金属板54a乃至54cおよ
び56a乃至56cが突出するように設置されている。
【0022】コネクタ18aは、図9に示すように、基
本的に矩形体のカバー部34aの一端面に前記金属板5
4a乃至54c、56a乃至56cに対応する凹状の電
極58a乃至58cが形成される。また、その上面に
は、係止部材60がカバー部34aと一体的に形成され
ている。なお、前記係止部材60の上面には、角度の低
い傾斜面64aを経て、図において水平方向へと延在す
る舌片64bを形成し、係止部材64とカバー部34a
との間に空間62を画成しておく。
【0023】このように形成される電磁弁50は、次の
ように一体化される。
【0024】先ず、コネクタ18aが電磁弁本体12a
の孔部52a(b)に挿入されることにより、橋架部材
51から係止部材60に押圧力が作用し、係止部材60
とカバー部34aの間の空間62が縮小し、前記係止部
材60とカバー部34aとが接合するとともに、係止部
材64も孔部52a(b)に挿入される。この後、係止
部材64が橋架部材51を通過することにより、係止部
材60は、再びカバー部34aから離間する。したがっ
て、係止部材64の舌片64bが前記橋架部材51に当
接し、コネクタ18aは電磁弁本体12aに固定され
る。これにより、弾発力をもって撓曲自在に形成された
金属板56a乃至56cにコネクタ18aの電極58a
乃至58cが押圧されて接続される。
【0025】このように、第2実施例の電磁弁50も第
1実施例と同様の効果を生ずる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るコネクタによれば、以下の
効果が得られる。
【0027】すなわち、客体に対してコネクタが少なく
とも二方向から接続可能に構成されているため、客体の
設置位置、あるいは電気配線の状態に対応して、コネク
タを客体の適当な方向に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の電磁弁の組立状態の
説明斜視図である。
【図2】本発明に係る第1実施例の電気接続部材の組立
状態の説明斜視図である。
【図3】本発明に係る第1実施例のコネクタの組立状態
の説明斜視図である。
【図4】本発明に係る第1実施例の電磁弁の組立状態の
説明断面図である。
【図5】本発明に係る第1実施例の別の電気接続部材の
組立状態の説明斜視図である。
【図6】本発明に係る第1実施例の別の電気接続部材の
組立状態の説明斜視図である。
【図7】本発明に係る第1実施例の別の電気接続部材の
組立状態の説明斜視図である。
【図8】本発明に係る第2実施例の電磁弁の組立状態の
説明斜視図である。
【図9】本発明に係る第2実施例のコネクタの組立状態
の説明斜視図である。
【符号の説明】
10、50…電磁弁 12、12a…電磁弁本体 14…導体 16…基板 18、18a…コネクタ 20…電気接続部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−96780(JP,U) 実公 平3−22870(JP,Y2) 実公 平3−8844(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/73 H01R 13/46 H01R 24/00 - 24/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】客体側に形成される雌コネクタ部と、前記
    雌コネクタ部に電気的に接続される雄コネクタ部とから
    るコネクタであって、前記雌コネクタ部は、第1電極と、前記第1電極を囲繞
    し、開口する2つの接続部位を有する矩形状の膨出部と
    を有し、 前記雄コネクタ部は、一方の前記接続部位から前記膨出
    部に挿入され、前記第1電極に接続される第2電極と、
    他方の前記接続部位をカバーするカバー部と、前記雌コ
    ネクタ部に係着する係着部とを有し、 前記第1電極および前記第2電極は、それぞれ第1接点
    および第2接点を有し、前記第2接点が前記第1接点に
    対して対称に配置され ることを特徴とするコネクタ。
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