JP3150329U - ミラー - Google Patents

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Abstract

【課題】曇り止め機能を備えた交通安全用のミラーを提供する。【解決手段】道路脇に設置される交通安全用のミラーに於いて、表面3aを外気に露出させるミラー鏡面体3の裏面3b側に空室10を形成するように配設される裏板2に、上記空室10と外部とを常時連通させてミラー鏡面体3の温度と外気の温度を常時同等に保持する通気窓4,4を開設し、背面から見て、通気窓4,4を左右対称の三日月型に形成し、中央に上下方向の支柱取付帯部5を配設している。【選択図】図1

Description

本考案は、道路脇に設置されている交通安全用のミラーに関する。
従来、見通しの悪い道路や交差点に設けられたミラーは、冬期の朝に気温が低下した影響で、鏡面に水滴が付着して曇りを発生し、見通しを確保できなくなることがしばしばあった。
そこで、交通の安全を阻害しないために、鏡面の曇りを除去する曇り防止装置を備えたミラーが提案されている。例えば、ミラー鏡面体に熱線などの電動のヒータを設けて、曇りを感知した時には、バッテリに蓄えた電力を用いてヒータを発熱させ、ミラー鏡面体に熱を供給し、曇りを除去するように構成されたものが知られている(特許文献1参照)。
特開平10−102435号公報
しかし、従来のように、ミラー鏡面体を熱して曇りを除去する方法では、ヒータやヒータを作動させるための設備が必要となり、ミラーの構造自体が比較的複雑になると、ミラーを製造するための費用が高価になるという欠点があった。また、ヒータやバッテリ等の使用部品は、性能を維持するためのメンテナンスが必要であり、ミラーの曇り防止を継続して行うには維持費が発生するという問題があり、実用化に至るには数多くの問題を抱えていた。
本考案のミラーは、構造が比較的簡単で安価に製造することができ、低コストで運用できる曇り止め機能付きの交通安全用ミラーを提供することを目的とする。
そこで、本考案に係るミラーは、道路脇に設置される交通安全用のミラーに於いて、表面を外気に露出させるミラー鏡面体の裏面側に空室を形成するように配設される裏板に、上記空室と外部とを常時連通させて上記ミラー鏡面体の温度と外気の温度を常時同等に保持する通気窓を、開設したものである。
また、道路脇に設置される交通安全用のミラーに於いて、表面を外気に露出させるミラー鏡面体の裏面側に空室を形成するように配設される裏板に、上記空室と外部とを常時連通させて上記ミラー鏡面体の温度と外気の温度を常時同等に保持する通気窓を開設し、背面から見て、上記通気窓を左右対称の三日月型に形成し、中央に上下方向の支柱取付帯部を配設したものである。
本考案のミラーによれば、簡単にミラー表面に発生する曇りを防止することができる。また、電源装置等を必要とせずに最も簡素な構造で曇り止め機能付きのミラーを製造できる。
本考案の実施の一形態を示した断面側面図である。 ミラー本体の背面図である。
図1に示すように、1は、本考案にかかるミラー本体である。ミラー本体1は、表面3aを外気に露出させる円皿状のミラー鏡面体3と、ミラー鏡面体3の裏面3b側に空室10を形成するように配設された平板状の裏板2と、を具備している。
ミラー鏡面体3は、ステンレス等の鋼板にメッキ鏡面加工を施したものであり、表面3aが横断面凸状に湾曲した鏡面として、裏面3bが横断面凹状に湾曲した粗面として形成されている。
裏板2は、ミラー本体1の上部から前方に突出するフード6を一体に有している。裏板2は、支柱取付帯部5を介して支柱7に締着されている。支柱取付帯部5は、突状連結部材5aと支柱7の突出部7aとを連結してミラー本体1を支持している。
図2は、ミラー本体1の背面図であり、裏板2は、空室10と外部とを常時連通させる通気窓4,4を開設している。通気窓4,4は、左右対称の三日月型に形成されている。支柱取付帯部5は、裏板2の中央位置上下方向に配設されている。支柱取付帯部5は、矩形状の金属板からなり、裏板2にボルト等で固定されている。
ミラー本体1は、裏板2の左右2か所に通気窓4,4を有しているため、ミラー鏡面体3と裏板2により包囲されて形成された空室10は、大気に解放された状態となっている。したがって、空室10内の空気は、外気の温度とほぼ等しくなっている。2か所の通気窓4,4は、外気の温度が急速に変化した場合に、自然対流により空室10内の空気を入れ替えるのに適している。
空室10が大気解放されているため、ミラー鏡面体3の表面3aと同様に、裏面3bも外気に晒された状態となる。ミラー鏡面体3は、反射性であるため、太陽光の影響や自己の熱放射による温度変動を起こしにくい。さらに、フード6は、ミラー鏡面体3に太陽光が当たるのを防ぐと共に、ミラー鏡面体3の熱放射を抑制する。このため、ミラー鏡面体3の温度は外気の温度と常時同等に保持される。
したがって、ミラー鏡面体3の表面3aの温度と外気との温度差がほぼ無い状態で保持されるため、冬期の朝や霧・霜の発生する気象条件下でも結露することがない。このように、ミラー鏡面体3の表面3aに曇りが発生するのを防止する。このようにして、見通しの悪い道路を通行する運転者の補助となるミラーの役割を失うことなく、交通の安全に寄与する。
なお、本考案は、設計変更可能であって、通気窓4,4の形状は、左右対称の三日月型に限定されるものではなく、例えば、矩形状や楕円形としてもよい。
また、通気窓4,4は、左右対称位置の2個に限定されるものではなく、例えば、上下両端部に開口部を設けるも自由である。その際、下方の開口部が、通気窓4,4等から侵入した雨水等を排出するドレン排水口を兼用するように構成するものとしてよい。
以上のように、本考案は、道路脇に設置される交通安全用のミラーに於いて、表面3aを外気に露出させるミラー鏡面体3の裏面3b側に空室10を形成するように配設される裏板2に、空室10と外部とを常時連通させてミラー鏡面体3の温度と外気の温度を常時同等に保持する通気窓4,4を、開設したので、ミラー本体1内の空室10を外気とほぼ同等の条件にすることができるため、温度・湿度等の気象条件によってミラー鏡面体3の表面3aが曇ってしまうのを簡単に防止することができる。また、全体の構造が簡素で、コスト面でも安価に製造できる。また、基本的にメンテナンスの必要がなく、ランニングコスト面でも有利である。
また、道路脇に設置される交通安全用のミラーに於いて、道路脇に設置される交通安全用のミラーに於いて、表面3aを外気に露出させるミラー鏡面体3の裏面3b側に空室10を形成するように配設される裏板2に、空室10と外部とを常時連通させてミラー鏡面体3の温度と外気の温度を常時同等に保持する通気窓4,4を開設し、背面から見て、通気窓4,4を左右対称の三日月型に形成し、中央に上下方向の支柱取付帯部5を配設したので、ミラー本体1内の空室10を外気とほぼ同等の条件にすることができるため、温度・湿度等の気象条件によってミラー鏡面体3の表面3aが曇ってしまうのを簡単に防止することができる。また、全体の構造が簡素で、コスト面でも安価に製造できる。また、十分な強度を有しており、耐久性に優れると共に、基本的にメンテナンスの必要がなく、ランニングコスト面でも有利である。
1 ミラー本体
2 裏板
3 ミラー鏡面体
3a 表面
3b 裏面
4 通風窓
5 支柱取付帯部
10 空室

Claims (2)

  1. 道路脇に設置される交通安全用のミラーに於いて、
    表面(3a)を外気に露出させるミラー鏡面体(3)の裏面(3b)側に空室(10)を形成するように配設される裏板(2)に、上記空室(10)と外部とを常時連通させて上記ミラー鏡面体(3)の温度と外気の温度を常時同等に保持する通気窓(4)(4)を、開設したことを特徴とする交通安全用ミラー。
  2. 道路脇に設置される交通安全用のミラーに於いて、
    表面(3a)を外気に露出させるミラー鏡面体(3)の裏面(3b)側に空室(10)を形成するように配設される裏板(2)に、上記空室(10)と外部とを常時連通させて上記ミラー鏡面体(3)の温度と外気の温度を常時同等に保持する通気窓(4)(4)を開設し、背面から見て、上記通気窓(4)(4)を左右対称の三日月型に形成し、中央に上下方向の支柱取付帯部(5)を配設したことを特徴とする交通安全用ミラー。
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