JP3150225U - 包丁差しユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】アームによって開閉可能に支持されている蓋板が開くときの負荷を低減して、衝撃音や雑音を小さくし、かつ小人が頭や身体に触れて生じる怪我の度合いを小さくできる包丁差しユニットを提供する。【解決手段】本体基板2と蓋板3との間に形成される細長い板状の空間部には包丁差しホルダーがとりつけられている構成の包丁差しユニット1において、支持アーム5にはダンパー7と該ダンパー7を作動するスライダー8がとりつけられており、作動アーム6にはスライダー8の押動部6cが形成されており、蓋板3を閉状態から開状態に移動の際同時に一対のアームの移動によって押動部6cがスライダー8に当接してスライダー8を押動し、同時にスライダー8がダンパー7を押動し、ダンパー7によるエネルギーの吸収作用によって蓋板3の開く速度を所定値低減することを特徴とする包丁差しユニット。【選択図】図10

Description

本考案は流し台の前面にとりつけられる包丁差しユニットに関する。
従来流し台の前面の細長くて奥行きの浅い空間を利用してそこに包丁差しユニットを取り付ける構造は公知である。
その構造は流し台前面にとりつけられる本体基板と該基板の前面を覆う蓋板が下端部において回転可能に軸支されており、かつ両者は両端部において、一端部が回転軸を介して開閉可能に連結されている一対のアームによって連結されて、蓋板が所定の角度開閉可能に構成されており、さらに上記本体基板と蓋板との間に形成している細長い板状空間部には包丁差しホルダーがとりつけられている構成である。
上記従来の包丁差しユニットは業務用、家庭用、あるいは流し台の大きさに対応して設計されており何種類か設けられている。これらはいずれも本体基板や蓋板がアルミ製等であるためにある程度の重量があり、ことに蓋板を開く際に、蓋板は鉛直状態から下端部を支点として前方下方に倒れる方向に開角度約60度に移動するので、開く速度が以外に大きく、それが荷重となり開くときのアームにかかる負荷が大きくなり、かつ振動による衝撃音や雑音が発生していた。
また流し台の高さ位置は小人の顔、頭部近くであり、蓋板が開く際に頭部や身体部に触れて怪我の元になる虞れもあった。本考案は上記問題点を解決している。
本考案は次の特徴を備えている。
その特徴の一つは「流し台の前面にとりつけられる包丁差しユニットであって、該ユニットは流し台の前面にとりつけられる本体基板と該基板の前面を覆う蓋板が下端部において回転可能に軸支されており、かつ両者は両端部において一端部が回転軸を介して開閉可能に連結されている支持アームと作動アームの一対のアームよって連結されて、蓋板が所定の角度開閉可能に構成されており、さらに上記本体基板と蓋板との間に形成される細長い板状の空間部には包丁差しホルダーがとりつけられている構成の包丁差しユニットにおいて、上記支持アームにはダンパーと該ダンパーを作動するスライダーがとりつけられており、作動アームにはスライダーの押動部が形成されており、蓋板を閉状態から開状態に移動の際同時に一対のアームの移動によって上記の押動部がスライダーに当接してスライダーを押動し、同時にスライダーがダンパーを押動し、ダンパーによるエネルギーの吸収作用によって蓋板の開く速度を所定値低減することを特徴とする包丁差しユニット」である。
その特徴の2つは「上記構成において支持アームの他端部は本体基板に連結されており、作動アームの他端部は蓋板に連結されていることを特徴とする包丁差しユニット」である。
本考案は一対のアームの支持アームにはダンパーと該ダンパーを作動するスライダーがとりつけられており、作動アームにはスライダーの押動部が形成されており、蓋板を閉状態から開状態に移動の際同時に一対のアームの移動によって上記の押動部がスライダーに当接してスライダーを押動し、同時にスライダーがダンパーを押動し、ダンパーによるエネルギーの吸収作用によって蓋板の開く速度が所定値低減される構成にしていることにより、蓋板を開ける状態では蓋板はダンパーの作用によって開く速度が低減され、よって蓋板の負荷が小さくなり、従来に比べて振動による衝撃音や雑音が小さくなり、また小人の頭部や身体に触れた場合でもその負荷が小さいので怪我の虞れも小さくなっている。よって実用価値大である。
本考案の実施形態について以下に図面を用いて説明する。
図1は本考案包丁差しユニットを流し台の前面にとりつけた状態を示す略斜視図である。1は包丁差しユニットで、流し台の前面にとりつけられる本体基板2と、該基板の前面を覆う蓋板3が下端部において該蓋板が前方下方に回転可能に軸支4されている。上記の本体基板と蓋板は側板を除いてアルミ製、木製等で形成されている。両者は両端部において一端部が回転軸を介して開閉可能に連結されている支持アーム5と作動アーム6からなる一対のアームの他端部に、支持アームが本体基板に、作動アームが蓋板にそれぞれ取付金具を介して連結されており、蓋板が所定の角度本実施例では約60度開閉可能に構成されている。図面は開きの状態を示す。
支持アームにはダンパー7、スライダー8がとりつけられており、蓋板を開く状態で作動アームがスライダーを押動し、スライダーがダンパーを押動してダンパーのエネルギー吸収作用によって、アームの開く速度、つまり蓋板の開く速度を低減している。蓋板を閉める際には作動アームがスライダーを押動しないのでダンパーが作動しない。上記一対のアーム、ダンパー、スライダーの構成の詳細については後述する。9は包丁差しホルダーである。この図では4丁の包丁差し口を有している。このホルダーがが本体基板と蓋板の間の細長い板状空間部に、蓋板の開閉に追従して下端部を軸にして前後に首振り動作をするようにとりつけられている。
図2は金属製の支持アーム5を示し、Aは正面図、BはAのX−X断面図である。該支持アームにダンパーが支持される。ネジ挿通孔5a、軸孔5b、係合孔5c、軸孔5d、スライダーの受部5eが形成されている。しかして後述のダンパーケースと支持アームがネジ挿通孔5aを介してネジ止され、支持アームが軸孔5bを介して本体基板にとりつけられる取付金具に回転可能に軸支される。
係合孔5cには後述のダンパーケースの係合突起が係合される。軸孔5dには後述の作動アームが回転可能に軸支される。5eは支持部でスライダーの下端部を支持している。
図3は金属製の作動アーム6を示し、Aは正面図、BはAのX−X断面図、Cは左側面図である。該作動アームに軸孔6a、軸孔6b、押動部6cが形成されている。軸孔6aには軸ピンを介して蓋板にとりつけられる取付金具に対して回転自在に作動アームが軸支されている。軸孔6bには軸ピンを介して支持アームと作動アームが回転可能に軸支されている。
蓋板が開くと作動アームも開き、押動部6cが後述のスライダーに当接し、スライダーが押動してダンパーに作用する。
図4はダンパー本体7aの正面図で筒状に成型されている。所定のエネルギーの吸収力を有するように、所定の圧力を持って設計されている。7a1は圧縮部である。
図5は合成樹脂製のダンパーケース7bで、Aは正面図、BはAのX−X断面図、Cは底面図である。筒状の中空部7b1にダンパー本体が適宜手段で一体的に固定される。7b2は支持アームに嵌合係合する係合突起、7b3は後述のスライダーのガイド溝、7b4はネジ挿通孔で、上記支持アームにダンパーケースがネジ止される。
図6は図4,5に示すダンパー本体7aをダンパーケース7bに一体的に組んだダンパー7の正面図である。両部材は予め一体成型してもよい。
図7は合成樹脂製のスライダー8を示し、Aは正面図、BはAの縦断面図、CはAのX−X断面図である。8aは下端部に形成している当接部で突状に形成している。この箇所に作動アームの押動部が当接してスライダーを押動する。スライダーを押動するには作動アームの押動部がスライダーに当接して押し上げる構造であればよく、当接部の形状、押動部の形状は適宜設計すればよい。
8bはダンパーの挿入空間、8cはガイド突起で上記ダンパーケースのガイド溝7b3に係合し、ダンパーケースに沿って上下にスライドできる構成である。
図8は図2から図7に示す各部材を組んだ状態、つまり支持アームにダンパーやスライダーをとりつけた状態の略正面図である。この図では作動アームをわずかに開いた状態を示す。それぞれの取付金具10,11に支持アーム5、作動アーム6の他端が回転可能に軸支されている。しかして支持アームにはダンパー7がとりつけられており、該ダンパーにスライダー8が上下に移動可能にガイドされてとりつけられている。また該スライダーが支持アームの支持部5eによって支持されている。作動アーム6の押動部6cはスライダーの当接部8aに離間しており当接状態でない。この状態は蓋板がほぼ閉じている状態であることが理解できよう。
図9は図8の左側面視の状態を示す。この図は各部材の組合わせ状態の概略を表している。
図10は包丁差しユニット1のダンパーの作動状態を示す要部側面図である。本体基板2には取付金具を介して支持アーム5がとりつけられており、蓋板3には取付金具を介して作動アーム6がとりつけられている。蓋板が本体基板2に軸支4されて全開の状態であり、上記一対のアームも全開の状態である。図示の通り作動アームの押動部6cが支持アームにとりつけられているスライダー8の当接部8aに当接しており、スライダーを押し上げている状態である。スライダーによってダンパー7が押し上げられ、ダンパーのエネルギー吸収作用が実行されている。
この実施例では上記説明の通り作動アームの押動部とスライダーの当接部とは両アームが閉状態では当接しないように設計されており、蓋板がある程度開いた時点から当接してダンパーが作動する構造としているが、ダンパーの圧力や蓋板の重量等の負荷等を勘案して蓋板の開く初期から押動部がスライダーに当接してダンパーを作動させる構造にしてもよい。
以上一実施例について説明しているが他の実施例として一対のアームの取付位置を逆に、言わば蓋板に支持アームを、本体基板に作動アームを取り付ける構造とすることもできる。その他本考案の技術思想を逸脱しない限りの設計変更は可能である。
本考案包丁差しユニットを流し台にとりつけた状態示す略斜視図。 同じく支持アームを示し、Aは正面図、BはAのX−X断面図。 同じく作動アームを示し、Aは正面図、BはAのX−X断面図、Cは左側面図。 同じくダンパー本体の正面図。 同じくダンパーケースを示し、Aは正面図、BはAのX−X断面図、Cは底面図。 図4、5に示す部材を組んだダンパーの正面図。 同じくスライダーを示し、Aは正面図、BはAの縦断面図、CはAのX−X断面図。 同じくアームにダンパーおよびスライダーをとりつけた状態を示す正面図。 図8の左側面図。 同じく包丁差しユニットのダンパーの作動状態を示す要部側面図である。
符号の説明
1 包丁差しユニット 2 本体基板
3 蓋板 4 軸支
5 支持アーム 5a ネジ挿通孔
5b、5d軸孔 5c 係合孔
5e 受部 6 作動アーム
6a、6b軸孔 6c 押動部
7 ダンパー 7a ダンパー本体
7a1 圧縮部 7b ダンパーケース
7b1 筒状中空部 7b2 係合突起
7b3 ガイド溝 7b4 ネジ挿通孔
8 スライダー 8a 当接部
8b 挿入空間 8c ガイド突起
9 包丁差しホルダー 10 取付金具
11 取付金具

Claims (2)

  1. 流し台の前面にとりつけられる包丁差しユニットであって、該ユニットは流し台の前面にとりつけられる本体基板と該基板の前面を覆う蓋板が下端部において回転可能に軸支されており、かつ両者は両端部において一端部が回転軸を介して開閉可能に連結されている支持アームと作動アームの一対のアームの他端部に連結されて、蓋板が所定の角度開閉可能に構成されており、さらに上記本体基板と蓋板との間に形成される細長い板状の空間部には包丁差しホルダーがとりつけられている構成の包丁差しユニットにおいて、上記支持アームにはダンパーと該ダンパーを作動するスライダーがとりつけられており、作動アームにはスライダーの押動部が形成されており、蓋板を閉状態から開状態に移動の際同時に一対のアームの移動によって上記の押動部がスライダーに当接してスライダーを押動し、同時にスライダーがダンパーを押動し、ダンパーによるエネルギーの吸収作用によって蓋板の開く速度を所定値低減することを特徴とする包丁差しユニット。
  2. 支持アームの他端部は本体基板に連結されており、作動アームの他端部は蓋板に連結されていることを特徴とする請求項1記載の包丁差しユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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