JP3149984U - スノーボード用ビンディング - Google Patents
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Abstract
【課題】使用中にブーツが後方へ傾く力が発生しても、ハイバックがブーツの背面をしっかり支持する事ができ、また、左右方向ブーツの動きの自由度が増し、構造が簡単で且つ安価な構成で、良好なスノーボードの操作性を得るビンディングを提供する。【解決手段】ハイバック5が弾性を有する剛体で形成されたシェル部材51を有し、上記シェル部材51の上方の左右部分には柔軟性を有するために形成された斜め上方に向かう柔軟性を有するための構造を有すると共に、シェル部材51の中央部分は剛性を維持する様に構成される。【選択図】図2
Description
この考案はスノーボード用ビンディングに関するもので、特にブーツの背面を支承するハイバック部分の改良に関する。
スノーボード用ビンディングのハイバック部分は、一般的には硬質性のプラスチック材料で一体的に形成されているが、転倒の際に怪我をしないようにするために、ハイバックの一部を柔軟性のある材料で構成することが提案されている。
例えば、特開2002−65931号公報には、ハイバックをヒールカップ側に連結される硬質な基部と、この基部の上端に取り付けた軟質な保護部とにより構成することが開示されている。
更にこの基部の上端部は、他よりも少し薄く形成した嵌合突起とし、この嵌合突起の上方に開口する縦方向のスリットが形成してあり、このスリットによって嵌合突起のみ他よりも柔らかくなるようにしてある。
しかしながら、ハイバックを上下に分割して、それぞれを異なる硬度の材料で構成する構造では、常に硬度の異なる二つのパーツを必要とするためコストアップになるだけでなく、保護部が基部からはずれてなくなってしまったような場合にはハイバックの機能を失ってしまう欠点がある。
また、発明者の実験によれば、ハイバックの上端部に全体的に柔軟性を持たせた場合、ブーツの動きの自由度は増すが、使用中にブーツの後方への動きが大きくなるため、ハイバックのブーツとの当接部に必要以上の柔軟性を持たせた場合、過度にブーツが後方へ傾き、スノーボードの操作性が悪化する欠点があった。
実用新案登録第3087523号公報には、ハイバックに所望の剛性の特性を達成するためにハイバックの装着軸に対して平行に延在する開口よりなる曲げゾーンを構成し、また1つ以上の曲げゾーンを装着軸対して横断するようにまたは複数の方向に設ける構成、および、にハイバックの剛性を選択的に調整手段として、上記ハイバックの開口に制御要素を挿入し、さらに、または、ばね等の制御要素をハイバックに着脱する構成が開示されている。
しかしながら、本構成は、ハイバックの左右中心部分が、上方において柔軟性を生ずる構成となっているため、使用中にブーツの後方への動きが大きくなるため過度にブーツが後方へ傾き、スノーボードの操作性が悪化する欠点があり、上記欠点を解消するために、ばね等の制御要素をハイバックに着脱する構成とした場合は、任意のハイバックの柔軟性を得る事が出来るが、コストアップになり、その組み立てに手数を要するだけでなく重量アップとなってしまうという欠点があった。
実用新案登録第3089802号公報には、ハイバック本体の周縁領域を硬質性の材料で構成するとともに、ハイバック本体の中央領域の空間に、前記ハイバック周縁領域の材料に比べてより柔軟性のある材料で構成した複数種のカセットを配置して前記周縁領域に着脱可能に取り付けるように構成したハイバックが紹介されている。
しかし、柔軟性の異なる複数種のカセットを用意し、必要に応じてカセットを選択する構造はコストアップになるという難点がある。また、カセットの取り付けはビス等を用いて行うため、組み立てに手数を要するだけでなく重量アップとなってしまうという欠点がある。
本考案は、ハイバックの左右方向における中央部分の剛性を確保する事によって、使用中にブーツが後方へ傾く力が発生しても、ハイバックがブーツの背面をしっかり支持する事ができ、また、ハイバックの上方の左右部分には柔軟性を有するために形成された斜め上方に向かう構造を有する事によって、左右方向ブーツの動きの自由度が増し、構造が簡単で且つ安価な構成で、良好なスノーボードの操作性を得ることを目的とする。
本考案は、ブーツをスノーボードに固定するためのスノーボード用ビンディングにおいて、スノーボードへの固定手段を有するベースプレートと、ベースプレートに結合されたブーツ締付手段と、ベースプレートの後部に配置されブーツの背面を支持するハイバックとを有し、上記ハイバックは弾性を有する剛体で形成されたシェル部材を有し、上記シェル部材の上方の左右部分には柔軟性を有するために形成された斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造を有すると共に、上記シェル部材の中央部分は剛性を維持する様に構成される事を特徴とする。
更に斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造が、左右部分で夫々斜め上方に向かうの溝を有すると良い。
また上記溝を、長穴状に形成しても良い。
更に上記溝の幅がシェル部材の周縁部に近いほど大きく形成すると良い。
なお上記溝内に薄肉部を形成しても良い。
更に上記シェル部材の中心部に近い位置で、上記溝の溝幅拡大部が形成されると良い。
また上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造が、左右部分で夫々斜め上方に向かって並べて形成された複数の穴を有する様に構成しても良い。
更に上記穴の内径がシェル部材の周縁部に近いほど大きな内径に形成さすると良い。
更にシェル部材の中心部に近い位置の上記穴の内径が、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造の方向と交差する方向に拡大して形成すると良い。
また上記穴の内部に薄肉部を形成しても良い。
更に上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造の方向が垂直線対して、左右夫々5度〜85度の範囲内であると良い。
また上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造が左右夫々複数の斜め上方に向かう構造からなり、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造の方向が垂直線に対して、左右夫々外側の柔軟性を有するために形成された構造ほど角度が鈍角に形成されると良い。
なお斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造が左右夫々複数の斜め上方に向かう構造からなり、更にシェル部材には上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53のシェル部材51の中心部に近い位置で、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造の方向に対して60度から120度の角度で有底溝が形成すると良い。
また上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造が左右夫々複数の斜め上方に向かう構造からなり、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造のシェル部材の中心部に近い位置の間で、更にシェル部材には上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造の方向に対して60度から120度の角度に複数の穴が並べて配置しても良い。
更に上記シェル部材の中央部分の剛性を維持する様に構成される部分は、左右方向の上方の中央位置において上記柔軟性を有するために形成された斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造が配置されない剛体部分よりなり、この剛体部分がシェル部材の平均肉厚の2倍以上の幅に形成すると良い。
また、上記ハイバックは弾性を有する剛体で形成されたシェル部材の内側面に配置されたクッション性を有するパットシートを含み、上記パットシートは、シェル部材の上部から外側の回り込み、シェル部材に形成された斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造の周囲部分を覆い、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造のシェル部材の中心部に近い位置を覆わない様にすると良い。
また斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造が左右夫々複数の柔軟構造からなり、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造の方向に対して60度から120度の角度で上記シェル部材に連結する、連結部材を有すると良い。
本考案は、構造が簡単で且つ安価な構成で、使用中にブーツが後方へ傾く力が発生してもハイバックがブーツの背面をしっかり支持する事ができ、更に左右方向ブーツの動きに対しては自由度が増し、良好なスノーボードの操作性を得ることをできる。
以下図面によって本考案の実施例を説明する。
本考案の第1の実施形態は図1、図2に示す様に、ブーツをスノーボードに固定するためのスノーボード用ビンディング1において、ネジ等によってスノーボードに固定されるベースプレート2とブーツ3上記ベースプレート2に固定するための締付構造4と上記ベースプレート2の後部に折り畳可能に軸支されその展開状態においてブーツ3の背面を支持可能に構成されるハイバック5とを有し、上記締付構造4はトゥーストラップ41とアンクルストラップ42とバックル43とを有し、上記ハイバック5は弾性を有する剛体で形成されたシェル部材51と上記シェル部材51のブーツ支持面に配置されたクッション性を有するパットシート52を有し、更に上記シェル部材51は、ポリウレタン、ナイロン、ポリカーボネイト、ABS、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの合成樹脂およびそれらの複合体や、カーボン複合材、FRP、その他の耐寒性があり弾性と剛性を有する素材が使用され、上記シェル部材51の上方の左右部分には斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53を有すると共に、上記シェル部材の左右方向の中央部分には剛性を維持する部分54が形成されている。
そして、上記シェル部材51の中央部分の剛性を維持する部分54の構成は、使用時の適切な剛性を有するために、上記シェル部材51の、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53が配置されている上方部分において、左右方向の中央部分において斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53が配置されない事を特徴としている。
この左右方向の中央部分において柔軟性を有するために形成された斜め上方に向かう構造52が配置されない部分の幅Lは、発明者の実験によれば、適切な剛性を維持するために、シェル部材51の平均肉厚の2倍以上有する事が望まし事が判明した。
尚、本実施例の好適な変形例として、例えばシェル部材51の左右方向の中央部分に上下方向にリブ等の肉厚部(図示せず)を配置して主に上下方向の剛性を高めた場合には、斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53が配置されない剛性を維持する部分54の幅を平均肉厚の2倍よりも狭くする事ができ、更に上記リブ等の肉厚部(図示せず)を複数設けた場合に隣接部に上下方向に薄肉部や孔部を設けても、シェル部材の左右方向の中央位置においての平均肉厚は維持されるため、実質的には本考案の構成と同じであり、本実用新案の権利を回避した事にはならない。
本実施例における上記シェル部材51の上方の左右部分には斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53が、左右部分で夫々斜め上方に向かう溝6によって構成される事によってハイバック5の上方の左右部分の柔軟性が増し、ブーツ3の左右方向動きの自由度を向上させる事ができる。
尚、図4、図6に示す様に、上記溝6の幅がシェル部材51の周縁部55に近いほど大きく構成する事によって、シェル部材51の上方の左右部分は周縁部55に近づく程、柔軟性が高まり、必用な機械的強度を維持しながらブーツ3の左右方向動きの自由度を向上させる事ができる。
尚、本実施例の変形例として、図4に示す様に、斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53が、上記溝6の内部に薄肉部61を残しても良い。また、その際に、シェル部材51の周縁部55に近いほど薄く構成し、さらに、または上記薄肉部61の幅がシェル部材の周縁部55に近いほど大きく構成する事によっても、ハイバック5の上方の左右部分は周縁部55に近づく程、柔軟性が高まり、必用な機械的強度を維持しながらブーツ3の左右方向動きの自由度を向上させる事ができる。
また、本実施例の変形例として、図7、図8に示す様に、上記溝6をシェル部材51の周縁部55で終了させて、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53が、左右部分で夫々斜め上方に向かう長穴62で形成しても良い。
更に、本実施例及び変形例の図4〜図5、図7に示す様に、上記溝6の内側端部63に溝幅拡大部64が形成される。それによって、シェル部材51の上方の左右部分は、上記溝幅拡大部64付近での柔軟性が高まる事によって、効率良く柔軟性を有する構造を形成する事ができる。その場合には、ハイバック5に対するブーツ3の左右方向動きの自由度を向上させる事ができる。
更に、本実施例の変形例として、図9〜図11に示す様に、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53が、左右部分で夫々斜め上方に向かって並べて形成された複数の穴65としても良く、その際、上記穴65の内径がシェル部材51の周縁部55に近いほど大きな内径で構成すると、シェル部材51の上方の左右部分は周縁部55に近づく程、柔軟性が高まり、必用な機械的強度を維持しながらハイバック5に対するブーツ3の左右方向動きの自由度を向上させる事ができる。
また、同様に斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53が、左右部分で夫々斜め上方に向かって並べて形成された複数の穴65とした場合に、図9に示す様に、上記穴65の内、シェル部材51の中心部に近い位置の穴65bの内径が、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53の方向と交差する方向に拡大して形成される事によって、その周囲でシェル部材51の柔軟性が高まり、効率良く柔軟性を有する構造を形成する事ができ、ハイバック5に対するブーツ3の左右方向動きの自由度を向上させる事ができる。
尚、発明者の実験によれば図2〜図12に示す様に、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53の方向が垂直線(シェル部材の左右方向の中心線)に対して、左右夫々5度〜85度の範囲内にある事が望ましく、更に、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53が左右夫々複数の斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53からなり、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53の方向が垂直線(シェル部材の左右方向の中心線)に対して、左右夫々外側の柔軟構造53ほど角度が鈍角に形成されると、更に、ハイバック5に対するブーツ3の左右方向動きの自由度が高まる効果がある。
尚、本実施例において、図2〜図5、図8、図10、図12に示す様に、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53が左右夫々複数の斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53からなり、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53のシェル部材51の中心部に近い位置で、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53の方向に対して60度から120度の角度で有底溝7が形成される事によって、この有底溝7を起点としてシェル部材51の上方の左右部分の柔軟性が効率良く高まり、ハイバック5に対するブーツ3の左右方向動きの自由度を向上させる事ができる。
また、本実施例の変形例として、図6、図11に示す様に、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53が左右夫々複数の斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53からなり、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53のシェル部材51の中心部に近い位置の間で、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53の方向に対して60度から120度の角度の方向に複数の穴71が並べて配置される様にしても、上記複数の穴71の周囲を起点としてシェル部材51の上方の左右部分の柔軟性が効率良く高まり、ハイバック5に対するブーツ3の左右方向動きの自由度を向上させる事ができる。尚、この変形例において、上記複数の穴71は、その全て、もしくは一部の内部に薄肉部を形成しても同様の効果を得る事ができる。
尚、本実施例のシェル部材51に対して、図12に示す様に、上記パットシート52は、シェル部材51の上部から外側の回り込み、シェル部材51に形成された斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53を覆う様に形成する事が出来る。その際に斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53の周囲部分を覆い、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53のシェル部材51の中心部に近い位置を覆わない事によって、上記パットシート52によってシェル部材51の上方の左右部分の柔軟性が損なわれる事を軽減出来る効果がある。
本考案の第2の実施形態は図13に示す様に、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53が左右夫々複数の柔軟性を有するために形成された構造53からなり、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53の方向に対して60度から120度の角度で上記シェル部材51に連結する、連結部材8を有する。
本構成により、上記実施例1の構成による効果を維持したまま、ハイバック5の中央部分の剛性と、左右方向ブーツ3の動きに対しての自由度を同時に、調整する事が出来る。
尚、シェル部材51に上記連結部材8の複数の装着位置を設け、複数の任意に位置にネジ等の結合手段で、上記連結部材8を装着したり、シェル部材51に対して異なる剛性の連結部材8を選択的に装着したり、複数の枚数の連結部材8を任意の枚数重ねて装着する事によって、ハイバック5の中央部分の剛性と左右方向ブーツ3の動きに対しての自由度を同時に任意の状態に調整する事が出来る。
本考案は、ブーツをスノーボードに固定するためのスノーボード用ビンディングにおいて、産業上有効に利用する事ができる。
1 ビンディング、2 ベースプレート、3 ブーツ、4 締付構造、41 トゥーストラップ、42 アンクルストラップ、43 バックル、5 ハイバック、6 溝、7 溝、51 シェル部材、52 パットシート、53 柔軟性を有するために形成された構造、54 剛性を維持する部分、55 周縁部、61 薄肉部、62 長穴、63 内側端部、64 溝幅拡大部、65 穴、65b 穴、71 穴、8 連結部材、81 結合手段
Claims (17)
- ブーツをスノーボードに固定するためのスノーボード用ビンディングにおいて、スノーボードへの固定手段を有するベースプレートと、ベースプレートに結合されたブーツ締付手段と、ベースプレートの後部に配置されブーツの背面を支持するハイバックとを有し、上記ハイバックは弾性を有する剛体で形成されたシェル部材を有し、上記シェル部材の上方の左右部分には斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造を有すると共に、上記シェル部材の中央部分は剛性を維持する様に構成される事を特徴とするスノーボード用ビンディング。
- 上記柔軟性を有するために形成された斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造が、左右部分で夫々斜め上方に向かうの溝を有する事を特徴とする請求項1記載のスノーボード用ビンディング。
- 上記溝が、長穴状に形成される事を特徴とする請求項2記載のスノーボード用ビンディング。
- 上記溝の幅がシェル部材の周縁部に近いほど大きく形成されることを特徴とする請求項2または3に記載のスノーボード用ビンディング。
- 上記溝内に薄肉部が形成される事を特徴とする請求項2〜4の何れか1項記載のスノーボード用ビンディング。
- 上記シェル部材の中心部に近い位置で、上記溝の溝幅拡大部が形成される事を特徴とする請求項2〜5の何れか1項記載のスノーボード用ビンディング。
- 上記柔軟性を有するために形成された斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造が、左右部分で夫々斜め上方に向かって並べて形成された複数の穴を有する事を特徴とする請求項1記載のスノーボード用ビンディング。
- 上記穴の内径がシェル部材の周縁部に近いほど大きな内径に形成されることを特徴とする請求項7に記載のスノーボード用ビンディング。
- シェル部材の中心部に近い位置の上記穴の内径が、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造の方向と交差する方向に拡大して形成される事を特徴とする請求項7または8に記載のスノーボード用ビンディング。
- 上記穴の内部に薄肉部が形成される事を特徴とする請求項7〜9の何れか1項記載のスノーボード用ビンディング。
- 上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造の方向が垂直線対して、左右夫々5度〜85度の範囲内である事を特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のスノーボード用ビンディング。
- 上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造が左右夫々複数の斜め上方に向かう構造からなり、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造の方向が垂直線に対して、左右夫々外側の柔軟性を有するために形成された構造ほど角度が鈍角に形成される事を特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のスノーボード用ビンディング。
- 上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造が左右夫々複数の斜め上方に向かう構造からなり、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造53のシェル部材51の中心部に近い位置で、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造の方向に対して60度から120度の角度で有底溝が形成される事を特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のスノーボード用ビンディング。
- 上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造が左右夫々複数の斜め上方に向かう構造からなり、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造のシェル部材の中心部に近い位置の間で、更にシェル部材には上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造の方向に対して60度から120度の角度に複数の穴が並べて配置される事を特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のスノーボード用ビンディング。
- 上記ハイバックは弾性を有する剛体で形成されたシェル部材の内側面に配置されたクッション性を有するパットシートを含み、上記パットシートは、シェル部材の上部から外側の回り込み、シェル部材に形成された斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造の周囲部分を覆い、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造のシェル部材の中心部に近い位置を覆わない事を特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載のスノーボード用ビンディング。
- 上記シェル部材の中央部分の剛性を維持する様に構成される部分は、左右方向の上方の中央位置において上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造が配置されない剛体部分よりなり、この剛体部分がシェル部材の平均肉厚の2倍以上の幅で形成されることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載のスノーボード用ビンディング。
- 上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造が左右夫々複数の柔軟性を有するために形成された構造からなり、上記斜め上方に向かう柔軟性を有するために形成された構造の方向に対して60度から120度の角度で上記シェル部材に連結する、連結部材を有することを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載のスノーボード用ビンディング。
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