JP3149739U - 箱昇降運搬車 - Google Patents

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公道 木原
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Abstract

【課題】箱の幅に合わせてフォーク状の昇降フレームの間隔を調整できると共に、手動の巻上げウインチで昇降するので、重い箱を運搬するのに好適な箱昇降運搬車を提供するものである。【解決手段】タイヤ2を取付けた台車3に、ローラー3のガイドレール14となる2本の支柱4、4を立設し、この両支柱4、4の間に、両側にローラー3を取付けた昇降フレーム5を昇降自在に支持し、昇降フレーム5の上部に、前記支柱に取付けた巻上げウインチ10のワイヤー6を連結し、前記昇降フレーム5の前面に間隔をおいて2本のアーム12A、12Bを台車3の前方に向かって水平に突設し、片側のアーム12Bを横方向に可動自在に支持して、箱の幅に合わせてアーム間隔を調整するようにしたものである。【選択図】 図1

Description

本考案は、蜂箱や作物収納箱などの箱昇降運搬車に関するものである。
一般に、重量のある箱を運搬する場合に台車が用いられている。この台車としては、例えばフォーク状のフレームの下部に車輪を設け、このフレームの後方にハンドルを取付けると共に、前記にフレームにリンク機構により昇降する側部昇降台を取付け、これに連結された踏みバーを踏むことにより、箱(コンテナ)の底部に差し込んだ側部昇降台が上昇して箱を持ち上げた状態で運搬するようになっている(特許文献1)。
しかしながらこれは工場や駐車場など平坦な路面を運搬することはできるが、養蜂を行なっている畑などの不整地を走行することができない。また養蜂では、蜂箱の重量が1個50Kg程度もあり、これをトラックから降ろして畑に並べ、次の場所に移動する時には、トッラクの所まで手で持って運び、更に荷台に載せる作業は重労働であった。また蜂箱の上部には蜂が採取してきた蜜が溜る蜜巣が形成され、この蜜巣を取り出して別の箱に移し、この箱を、遠心分離器を搭載しているトラックへの荷台まで運んで蜂蜜を分離しているが、この運搬作業も重労働であった。
また収穫した果実や野菜などを収納するプラスチック製の箱を、トラックに載せて運搬する場合や、倉庫や選果場まで運ぶ場合、2輪車で運搬しているが、2輪車へ積み降ろし作業も重労働であった。またりんごなどの高い枝の上になる果実を収穫する場合、脚立の上に乗って採取した果実を箱に直接入れることができず作業性が悪かった。
特開2005−262902
本考案は上記問題を改善し、箱の幅に合わせてフォーク状の昇降フレームの間隔を調整できると共に、手動の巻上げウインチで昇降するので、重い箱を運搬するのに好適な箱昇降運搬車を提供するものである。
本考案の請求項1記載の箱昇降運搬車は、タイヤを取付けた台車に、ローラーのガイドレールとなる2本の支柱を立設し、この両支柱の間に、両側にローラーを取付けた昇降フレームを昇降自在に支持し、昇降フレームの上部に、前記支柱に取付けた巻上げウインチのワイヤーを連結し、前記昇降フレームの前面に間隔をおいて2本のアームを台車の前方に向かって水平に突設し、片側のアームを横方向に可動自在に支持して、箱の幅に合わせてアーム間隔を調整するようにしたことを特徴とするものである。
本考案の請求項2記載の箱昇降運搬車は、請求項1において、昇降フレームの前面に一方のアームを水平に突設し、昇降フレームにガイド棒を可動自在に支持するブラケットを設け、このブラケットにガイド棒を横方向に可動自在に支持し、このガイド棒の端部に他方のアームを水平に突設して、他方のアームを横方向に可動自在に支持したことを特徴とするものである。
本考案の請求項3記載の箱昇降運搬車は、請求項1において、2本のアームを、それぞれ上下2枚の板材を間隔をおいて一体に接合して形成し、この両板材の間にアームの長手方向に沿って、両アームの対向する側面から弾性的に突出するように支持された複数個のストッパーを取付けたことを特徴とするものである。
本考案に係る請求項1記載の箱昇降運搬車によれば、間隔を調整できるフォーク状の昇降フレームが手動の巻上げウインチで昇降するので、箱の幅に合わせて、持ち上げて運搬することができる。特に養蜂の巣箱を設置する畑までトラックから降ろして不整地を走行する場合に運搬作業が容易である。またりんごなどの高い枝の上になる果実を収穫する場合、箱昇降運搬車のアームを上昇させて収穫箱(コンテナ)を高い位置に保持して、脚立の上で収穫した果実を直接、入れることができ、収穫の作業性を向上させることができる。
また請求項2記載の箱昇降運搬車によれば、一方のアームは昇降フレーム5に固定され、他方のアームはガイド棒と共に移動するように可動自在に支持されているので両アームの間隔を容易に調整できる。
また請求項3記載の箱昇降運搬車によれば、アームを上下2枚の板材を間隔をおいて一体に接合して形成し、この両板材の間にストッパーを弾性的に出没できるように取付けたので、側面にリブがある収穫箱(コンテナ)なども、昇降運搬することができる。
以下本考案の実施の一形態を図1ないし図3を参照して詳細に説明する。図において1は箱昇降運搬車を示すもので、前後に4輪のタイヤ2を取付けた台車3に2本の支柱4、4が立設されている。支柱4、4の前面には昇降フレーム5が昇降自在に取付けられ、昇降フレーム5の上部にワイヤー6が連結され、支柱4、4の上部の連結材8の上部に取付けたプーリー9にワイヤー6を通して反転させ、支柱4、4の背面中間に取付けた巻上げウインチ10に連結されている。
前記昇降フレーム5は、前面に間隔をおいて2本のアーム12A、12Bが台車2の前方に向かって水平に突設されている。また昇降フレーム5は図3に示すように両側にローラー13、13が取付けられ、これはローラー13、13のガイドレール14となる断面コ字形をなす左右の支柱4、4の内側に上下動自在に支持されている。また昇降フレーム5の前面には2本のアーム12A、12Bが台車2の前方に向かってフォーク状に水平に突設されている。
また昇降フレーム5の前面には、上下に貫通孔16を開口したブラケット17、17が横方向に間隔をおいて取付けられ、この貫通孔16にガイド棒18が横方向に可動自在に挿着されている。このガイド棒18の一方の端部に他方のアーム12Bが接続されている。つまり一方のアーム12Aは昇降フレーム5に固定され、他方のアーム12Bはガイド棒18と共に移動するように可動自在に支持されて両アーム12A、12Bの間隔を調整できるようになっている。
上記構成の箱昇降運搬車1で、蜂の巣箱20を運搬する場合、図2に示すように箱昇降運搬車1を手で押して畑に設置してある巣箱20の前まで移動する。次に巻上げウインチ10のハンドル11を手で回転させると、ワイヤー6が繰り出されて、支柱4、4の内側のガイドレール14内をローラー13が走行して昇降フレーム5が下降してくる。昇降フレーム5の先端のアーム12A、12Bが巣箱20の中間の突出した枠縁21の下方に位置する高さに調整した後、図3に示すように巣箱20の幅に合わせて他方のアーム12Bを横方向に移動させてアーム12A、12Bの間隔を調整する。
この後、台車3を前進させて図2に示すようにアーム12A、12Bを巣箱20の枠縁21の下方に位置させてから、巻上げウインチ10のハンドル11を手で回転させると、ワイヤー6が巻き取られて昇降フレーム5が上昇し、巣箱20はアーム12A、12Bで保持されて持ち上げられる。この状態でトラックまで箱昇降運搬車1を押して行き、ここで再び巻上げウインチ10のハンドル11を手で回転させて、図2に仮想線で示すように巣箱20を荷台の高さまで持ち上げてから荷台に積み込む。
巣箱20を降ろして畑まで運搬する場合は、この逆の動作となる。また蜜巣を巣箱20から取り出してから、空の巣箱20に移して、これを遠心分離器を搭載しているトラックの荷台まで運ぶ時も同様である。
図4なし図7は本考案の他の実施の形態を示すもので、左右2本のアーム12A、12Bを、それぞれ上下2枚の板材23、23を、間隔板24を介して一体に接合し、この両板材23、23の間にアーム12A、12Bの長手方向に沿って、所定の間隔でストッパー25を弾性的に支持したものである。このストッパー25は、上部の板材23に形成した三角形状の切欠部26から突出してピン27が取付けられ、上部の板材23に取付けた止め具28にゴム紐29の両端を連結し、その中間を前記ピン27、27に掛け渡して、ストッパー25が両アーム12A、12Bの対向する側面から弾性的に突出するようにしたものである。
このアーム12A、12Bは、果実や野菜を入れるコンテナ30を運搬するもので、図5に示すようにコンテナ30は側面に補強用のリブ31が縦方向に形成されているものである。この果実や野菜を入れるコンテナ30を運搬する場合は、前述と同様に箱昇降運搬車1をコンテナ30の前まで移動させ、アーム12A、12Bの間隔をコンテナ30の幅に調整しておく。次に箱昇降運搬車1のアーム12A、12Bを前進させると、内向きに突出していたストッパー25がリブ31に押されて図6に示すように片側からアーム12A、12Bの内側にゴム紐29により弾性的に引っ込んだ状態となる。
更にアーム12A、12Bが前進してリブ31を通過すると、図7に示すようにゴム紐29の弾性により最初の状態に復帰し、ストッパー25はコンテナ30の枠縁21の下方の側面側に突出する。このように複数のリブ31を通過して、複数のストッパー25がコンテナ30の側面側に突出した状態でアーム12A、12Bを上昇させると、ストッパー25が枠縁21の下部に係止してコンテナ30が持ち上げられ、この状態で箱昇降運搬車1を押して移動させる。
またりんごなどの高い枝の上になる果実を収穫する場合、作業者が脚立の上に乗って採取し、箱昇降運搬車1のアーム12A、12Bを上昇させてコンテナ30を高い位置に保持して、作業者の近くに移動させておけば、脚立の上で収穫した果実を直接、コンテナ30に入れることができ、作業性を向上させることができる。コンテナ30が一杯になったら、アーム12A、12Bを下げて、空のコンテナ30に交換する。
なお上記説明では、ストッパー25を弾性的に支持する機構としてゴム紐29を用いた構造について示したが、コイルスプリングや板バネなど他の弾性部材を用いた構造でも良い。
本考案の実施の一形態による箱昇降運搬車の斜視図である。 図1の箱昇降運搬車を示す側面図である。 図1の箱昇降運搬車の昇降フレームを拡大した断面図である。 本考案の他の実施の形態によるストッパーを弾性的に設けたアームを示す斜視図である。 図4に示すアームの平面図である。 図5に示すアームをコンテナに挿入する状態を示す平面図である。 図6に示すアームのストッパーでコンテナを支持している状態を示す平面図である。
1 箱昇降運搬車
2 タイヤ
3 台車
4 支柱
5 昇降フレーム
6 ワイヤー
8 連結材
9 プーリー
10 巻上げウインチ
11 ハンドル
12A、12B アーム
13 ローラー
14 ガイドレール
16 貫通孔
17 ブラケット
18 ガイド棒
20 巣箱
21 枠縁
23 板材
25 ストッパー
26 切欠部
27 ピン
28 止め具
29 ゴム紐
30 コンテナ
31 リブ

Claims (3)

  1. タイヤを取付けた台車に、ローラーのガイドレールとなる2本の支柱を立設し、この両支柱の間に、両側にローラーを取付けた昇降フレームを昇降自在に支持し、昇降フレームの上部に、前記支柱に取付けた巻上げウインチのワイヤーを連結し、前記昇降フレームの前面に間隔をおいて2本のアームを台車の前方に向かって水平に突設し、片側のアームを横方向に可動自在に支持して、箱の幅に合わせてアーム間隔を調整するようにしたことを特徴とする箱昇降運搬車。
  2. 昇降フレームの前面に一方のアームを水平に突設し、昇降フレームにガイド棒を可動自在に支持するブラケットを設け、このブラケットにガイド棒を横方向に可動自在に支持し、このガイド棒の端部に他方のアームを水平に突設して、他方のアームを横方向に可動自在に支持したことを特徴とする請求項1記載の箱昇降運搬車。
  3. 2本のアームを、それぞれ上下2枚の板材を間隔をおいて一体に接合して形成し、この両板材の間にアームの長手方向に沿って、両アームの対向する側面から弾性的に突出するように支持された複数個のストッパーを取付けたことを特徴とする請求項1記載の箱昇降運搬車。
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