JP3148886U - 容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器部及び脚部の少なくとも一方が陶磁器製とされていると共にそれらが容易に分離し難く意匠性の優れた容器を提供する。【解決手段】容器10に、容器状本体11の下面にネジ部を有する容器部14と、容器部14のネジ部に対して締結固定される締結部15を有し容器部14を所定高さに支持する脚部16と、容器部14を陶磁器製としてネジ部の位置に形成された固定孔12と、固定孔12に挿入され、焼成時の収縮によって固定されたネジ部を構成するセラミックス焼結体製のネジ部材13とを具備させる。【選択図】図1

Description

本考案は、別体とされた容器部と脚部とを互いに固定した容器に関するものである。
従来より、飲料用の容器としてガラス製のワイングラスやシャンペングラス等の脚の長い容器が知られている。このワイングラス等の脚の長い容器をガラスに替えて陶磁器で形成することで、柔らかな趣を与えることができると共に、絵付けや施釉等により意匠性(装飾性)を高めたものも知られている。しかしながら、脚の長い容器を陶磁器製にすると、細長い脚部が、容器の成型時や焼成時に変形したり破損したりする問題があり、脚部が短くなって容器全体の意匠性が低下してしまったり、歩留まりが悪くなって高価なものとなってしまったりする問題があった。
そこで、容器部と脚部とを別々に製造した上で、容器部と脚部とを接着固定したものがある。また、ワイングラス状の脚の長い容器における容器部を陶磁器製とすると共に、脚部を金属製とし、容器部と脚部とを接着剤によって接着固定し、脚部を金属製とすることで問題なく細長くすることができ容器全体の意匠性を高められるようにしたものが提案されている(特許文献1及び特許文献2)。或いは、容器部の下面に雄ネジ部若しくは雌ネジ部からなる脚部接続部を形成した上で、脚部の上端に脚部接続部と接続可能な容器部接続部を形成し、容器部と脚部とを着脱自在とすると共に、夫々を異なる素材で形成可能としたものが提案されている(特許文献3)。
実開平6−5570号公報 実用新案登録第3146062号公報 特開2001−39445号公報
しかしながら、特許文献1及び2のものでは、陶磁器製の容器部と金属製の脚部とを接着固定しているので、異なる素材同士では接着性が悪く、容器の使用中に容器部と脚部とが分離してしまう問題があった。また、容器部と脚部とを接着固定しているので、容器部が破損した場合、容器全体を廃棄しなければならなかった。
また、特許文献3のものでは、容器部および脚部の材質や、雄ネジ部や雌ネジ部がどのようにして設けられているのか何ら開示されておらず、仮に、容器部を陶磁器製とすると、例えば、容器部を焼成する前に脚部接続部としての雄ネジ部若しくは雌ネジ部を予め形成した場合、焼成により容器部が収縮するので、雄ネジ部等の寸法精度を所定公差内に維持することが難しく、脚部の容器部接続部と接続することができなかったり、ガタツキが発生したりする問題がある。一方、容器部の焼成後に雄ネジ部等を形成するようにした場合、焼成後の陶磁器は硬く割れ易いので、雄ネジ部等を切削加工により形成することは困難であり、作業性が悪くコストが高くなる問題がある。
そこで、本考案は上記の実情に鑑み、容器部及び脚部の少なくとも一方が陶磁器製とされていると共にそれらが容易に分離し難く意匠性の優れた容器の提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するために、本考案の容器は、「容器状本体の下面にネジ部を有する容器部と、該容器部の前記ネジ部に対して締結固定される締結部を有し前記容器部を所定高さに支持する脚部と、該脚部及び前記容器部の少なくとも一方を陶磁器製として、前記ネジ部又は前記締結部の位置に形成された固定孔と、該固定孔に挿入され、焼成時の収縮によって固定された前記ネジ部又は前記締結部を構成するセラミックス焼結体製のネジ部材とを具備する」ことを特徴とするものである。
ここで、「ネジ部」とは、雄ネジ又は雌ネジの何れかを有した部位である。また、「ネジ部材」としては、「雄ネジを有したボルト状のもの」、「雌ネジを有したナット状のもの」、等を例示することができ、ネジ部材がボルト状のものの場合は固定孔から所定量突出する大きさとし、ネジ部材がナット状のものの場合は固定孔内に埋没可能な大きさとすることが望ましい。また、ネジ部材の外径は、焼成前の容器状本体或いは脚部に形成された固定孔の内径に対して、略同径、或いは、若干小さい径とすることが望ましい。
また、「締結部」としては、「容器部のネジ部材がボルト状のものの場合では、ネジ部材が螺合可能な雌ネジが形成されたもの」、「容器部のネジ部材がナット状のものの場合では、ネジ部材が螺合可能なボルト状の雄ネジが突出形成されたもの、或いは、形成された雌ネジにネジ部材と螺合可能なスタッドボルトが締結されたもの」、等を例示することができる。
本考案によると、容器を構成する容器部と脚部の少なくとも一方を陶磁器製とすると共に陶磁器製とされた方のネジ部や締結部を構成するネジ部材を、焼成する際の収縮作用によって固定孔に圧着固定しているので、接着剤を使用しなくても簡単にネジ部材を固定することができると共に、接着剤を使用した場合よりも強固に固定することができ、使用時等の際に勝手に容器部と脚部とが分離してしまうのを良好に防止することができる。また、容器部と脚部とを互いに締結固定するようにしているので、何れか一方が破損した場合には容器部と脚部とを分離させて、破損した方を新しいものと交換することができる。
また、ネジ部材を予め焼成したセラミックス焼結体製としているので、陶磁器製側の固定孔に挿入した状態で焼成しても、ネジ部材は収縮することがなくネジ部材を高精度の状態に維持することができ、容器部と脚部とをガタツキなく確実に締結することができる。また、セラミックス焼結体製のネジ部材を焼成時における陶磁器の収縮によって固定するようにしているので、焼成後にネジ加工等の切削加工をする必要がなく、容器の製造にかかるコストが高くなるのを防止することができる。
また、容器部及び脚部の何れか一方を陶磁器製としているので、ガラス製とした場合と比較して、簡単に様々な形状に成形することができると共に、施釉や絵付け等によって様々な装飾を施すことができ、意匠性に優れた容器を低コストで製造することができる。
なお、ワイングラス等のように容器部に対して脚部を一つ備えるようにしても良いし、容器部に対して脚部を複数(望ましくは三つ以上)備えるようにしても良い。
また、本考案の容器は、上記の構成に加えて、「前記容器部を陶磁器製とすると共に、前記脚部を金属製としている」ものであることを特徴とするものである。
本考案によると、陶磁器製の容器部と金属製の脚部とを互いに締結固定するようにしているので、容器部が破損した場合には容器部と脚部とを分離させて、容器部のみを新しいものと交換することができる。また、容器部を陶磁器製とすると共に脚部を金属製としているので、容器部と脚部とを同一の素材で形成したものと比較して、容器部よりも脚部の重量を重くすることが可能となり、容器全体の重心位置を低くすることができ、倒れ難い容器とすることができる。
また、容器部を陶磁器製としているので、容器の形状だけでなく容器の表面に絵付けや施釉により様々な装飾を施すことができ、意匠性に優れた容器とすることができる。また、脚部を金属製としているので、陶磁器では成し得ないような形状とすることが容易にできると共に、細くても充分な強度を有しているので、ワイングラス等のような脚の長い脚部として、脚の長い容器を簡単に形成することができる。更に、脚部を金属製としているので、メッキ処理、サンドブラスト処理、塗装処理等の様々な装飾処理を施すことができ、容器部と組合せて意匠性に優れた容器とすることができる。
更に、本考案の容器は、上記の構成に加えて、「前記容器部の少なくとも前記ネジ部と前記脚部の前記締結部とは接着固定されている」ものとすることもできる。
これにより、容器部のネジ部と脚部の締結部とが接着剤によって接着固定されているので、容器の使用等による振動等によってネジ部と締結部との間に緩みが発生するのを防止することができ、容器部と脚部とを確実に固定することができる。
また、本考案の容器は、上記の構成に加えて、「前記容器部及び前記脚部の少なくとも一方は、焼成前の前記固定孔と前記ネジ部材との隙間に注入された釉薬又は陶磁器用スラリーが焼成されて形成され前記ネジ部材を更に固定している固着層を備える」ものとすることもできる。
これにより、固定孔とネジ部との隙間に注入された釉薬又は陶磁器用スラリーが焼成によって硬化して固着層となることで、釉薬又は陶磁器用スラリーを接着剤として作用させることができるので、容器部における容器状本体とネジ部材との固定を、焼成時における容器状本体の収縮による圧着だけでなく、釉薬又は陶磁器用スラリーによっても接着固定することができ、固着層によって容器部(容器状本体)に対してネジ部材をより強固に固定することができる。
上記のように、本考案によると、容器部及び脚部の少なくとも一方が陶磁器製とされていると共にそれらが容易に分離し難く意匠性の優れた容器を提供することができる。
以下、本考案を実施するための最良の形態を、図1に基いて詳細に説明する。図1(A)は本考案の容器を示す断面図であり、(B)は(A)の容器を容器部と脚部とに分解した状態を示す分解断面図であり、(C)は(B)におけるア−ア線で切断した拡大断面図である。本実施形態の容器10は、図示するように、上方が開口した容器状本体11、及び容器状本体11における下面の固定孔12に圧着固定されたネジ部としてのセラミックス焼結体製のネジ部材13を有した陶磁器製の容器部14と、容器部14のネジ部材13に対して締結固定される締結部15を上端に有し、容器部14を所定高さに支持する金属製の脚部16とを備えている。
本例の容器部14は、ネジ部材13が容器状本体11の下面よりも若干没した位置となるように固定孔12内に埋設固定されている。また、ネジ部材13は、同図(C)に示すように、六角ナットとされており、ネジ部材13と固定孔12との間には所定の釉薬が焼成した固着層17が充填されている。この容器部14は、焼成前の素焼きの状態で容器状本体11の下面に穿設された固定孔12に対して、焼成済みのセラミックス焼結体製のネジ部材13を挿入すると共に固定孔12とネジ部材13との隙間に所定の釉薬を注入した状態で容器状本体11を焼成し、焼成による容器状本体11つまり固定孔12の収縮によってネジ部材13を圧着固定すると共に注入した固着層17によって接着固定するようにしたものである。
また、本例の脚部16は、図示するように、容器部16の下面と当接しネジ部材13と締結可能な締結部15を有した上端部18と、上端部18から下方へ細長く垂下する首部19と、首部19の下端から上端部18よりも左右に大きく広がる台座部20とを備え、上端部18、首部19、及び台座部20が一体に形成されている。また、脚部1の締結部15は、上端部18の上面中央に開口する雌ネジ部21と、雌ネジ部21に螺合され上方へ所定量突出するスタッドボルト22とで構成されている。そして、この上端部18から突出したスタッドボルト19に対して、容器部14のネジ部材13を螺合することで、容器部14と脚部16とを締結固定することができるようになっている。
なお、図示は省略するが、本例の容器10は、容器部14が磁器とされており、表面に所定の釉薬によって装飾が施されていると共に、脚部16が真鍮の鋳物とされており、表面にサンドブラストによって艶消し処理が施されている。
次に、本実施形態における容器10の製造方法について説明する。まず、容器部14の原料となる所定の陶土又は陶磁器用スラリーを用いて公知の方法で容器状本体11を成形する。なお、この容器状本体11を形成する時には、下面の固定孔12が無い状態、或いは、必要な径よりも小径の状態とする。そして、成形された容器状本体11を乾燥させた後に、低い焼成温度で焼結させて素焼きの状態とし、この素焼きの状態の容器状本体11に対して、ネジ部材13の外径と同じ径の固定孔12を切削加工する。なお、固定孔12は、ネジ部材13の高さよりも若干深い深さに加工する。
続いて、素焼きの状態の容器状本体11における固定孔12に、セラミックス焼結体製のネジ部材13を挿入すると共に、ネジ部材13のネジ部分に釉薬がかからないように容器状本体11の表面に所定の釉薬で施釉する。なお、施釉の際に、固着層17を形成するために固定孔12とネジ部材13との隙間にも釉薬を注入する。そして、釉薬を乾燥させた後に容器状本体11を高い焼結温度で焼成し、焼成時の容器状本体11の収縮によってネジ部材13が固定孔12に圧着固定される。その後、脚部16の上面との当りを良くするために、容器状本体11の下面を研作加工して容器部14ができあがる。
一方、脚部16は、真鍮等による鋳物で全体を形成した上で、所定の表面処理を行うと共に上端部18の上面に所定深さの雌ネジ部21を加工し、その雌ネジ部21に、所定長さのスタッドボルト22を上端部18の上面から所定量突出するように螺合することで脚部16ができあがる。
そして、できあがった容器部14のネジ部材13に、脚部16の上端部18から突出した締結部15のスタッドボルト22を螺合して締結することで容器10が完成する。なお、本例では、容器部14と脚部16とを締結する際に、ネジ部材13とスタッドボルト22との間に瞬間接着剤等の接着剤を少量塗布しており、接着剤の硬化によりネジ部材13等を緩み難くしている。
このように、本実施形態の容器10によると、容器部14と脚部16とを締結するネジ部材13を、容器部14を焼成する際の収縮作用によって容器状本体11の固定孔12に圧着固定しているので、接着剤を使用しなくても簡単にネジ部材13を固定することができると共に、接着剤を使用した場合よりも強固に固定することができ、使用時等の際に勝手に容器部14と脚部16とが分離してしまうのを良好に防止することができる。また、陶磁器製の容器部14と金属製の脚部16とを互いに締結固定するようにしているので、容器部14が破損した場合には容器部14と脚部16とを分離させて、容器部14のみを新しいものと交換することができる。
また、ネジ部材13を予め焼成したセラミックス焼結体製としているので、容器状本体11の固定孔12に挿入した状態で容器部14を焼成しても、ネジ部材13は収縮することがなくネジ部材13を高精度の状態に維持することができ、容器部14と脚部16とをガタツキなく確実に締結することができる。また、セラミックス焼結体製のネジ部材13を焼成時における容器状本体11の収縮によって固定するようにしているので、焼成後の容器部14に対してネジ加工等の切削加工をする必要がなく、容器10の製造にかかるコストが高くなるのを防止することができる。
また、容器部14を陶磁器製とすると共に脚部16を金属製としているので、容器部14と脚部16とを同一の素材で形成したものと比較して、容器部14よりも脚部16の重量を重くすることが可能となり、容器10全体の重心位置を低くすることができ、倒れ難い容器10とすることができる。更に、容器部14の表面に施釉による装飾を施すと共に、脚部16の表面に所定の表面処理を施しているので、ガラス製のワイングラス等と比較して柔らかな趣のある意匠性に優れた容器10とすることができる。
更に、容器部14のネジ部材13と脚部16の締結部15とが接着剤によって接着固定されているので、容器10の使用等による振動等によってネジ部材13と締結部15との間に緩みが発生するのを防止することができ、容器部14と脚部16とを確実に固定することができる。また、固定孔12とネジ部材13との隙間に注入された釉薬が焼成によって硬化することで固着層17を形成し、釉薬を接着剤として作用させることができ、容器部14における容器状本体11とネジ部材13との固定をより強固にすることができる。
また、本実施形態では、素焼きの状態の容器状本体11に形成された固定孔12の径を、ネジ部材13の外径と略同じ径としているので、焼成前の容器状本体11に挿入されたネジ部材13が、固定孔12内でガタついて位置がずれたり、施釉や焼成等の作業中に固定孔12から抜けてしまったりするのを防止することができる。また、丸孔の固定孔12に対してネジ部材13の外形を六角形としているので、焼成により固定孔12が収縮することで六角形の角部が固定孔12の内面へ食込む形となり、固定孔12内でネジ部材13を回り難くすることができる。
以上、本考案を実施するための最良の実施の形態を挙げて説明したが、本考案は、この実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本考案の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
すなわち、上記の実施形態では、容器部14のネジ部材13を六角ナットとすると共に、脚部16の締結部15を雌ネジ部21とスタッドボルト22とで構成されたものを示したが、これに限定するものではなく、例えば、図2(A)及び(B)に示す構成としても良い。詳述すると、図2(A)の例は、容器部14側は上記の例と同様の構成とした上で、脚部16の締結部15を、上端部18から上方へ所定量突出する雄ネジ部23が脚部16と一体形成したものである。また、図2(B)の例は、容器部14のネジ部材13を六角ナットに替えてセラミックス焼結体製の六角ボルト24とすると共に、脚部16の締結部15をスタッドボルト22を廃止して雌ネジ部21のみとしたものである。これらの例でも上記実施形態の容器10と同様の作用効果を奏することができる。
また、上記の実施形態では、容器10として脚部16を一つのみ備えたものを示したが、これに限定するものではなく、例えば、図3に示す容器30のように、一つの容器部31に対して複数(ここでは三つ)の脚部32を備えたものとしても良い。
更に、上記の実施形態では、容器部14の表面を釉薬によって装飾したものを示したが、これに限定するものではなく、絵付けや、絵付けと施釉の組合せによって装飾するようにしても良い。また、上記の実施形態では、脚部16の表面を艶消し処理したものを示したが、これに限定するものではなく、メッキ処理や研磨処理、或いは、彫刻処理等の適宜の表面処理を施すようにしても良く、容器部14や脚部16に対して適宜の装飾や処理を施すことで意匠性に優れた容器10とすることができる。
また、上記の実施形態では、固定孔12とネジ部材13との間に固着層17を備えたものを示したが、これに限定するものではなく、固着層17の無いものとしても良い。また、上記の実施形態では、容器部14を陶磁器製に、脚部16を金属製にしたものを示したが、これに限定するものではなく、容器部14と脚部16とを共に陶磁器製としても良い。詳述すると、容器部14と同様に、脚部16に対しても、素焼きの状態で上端部18に固定孔を形成した上で、締結部15となるセラミックス焼結体製のネジ部材を挿入し、焼成による収縮によって締結部15(ネジ部材)を固着したものであり、これにより、容器部14と脚部16とを共に陶磁器製とした容器10とすることができ、上記と同様の作用効果を奏することができる。また、容器部14を金属製に、脚部16を陶磁器製にしても良い。
(A)は本考案の容器を示す断面図であり、(B)は(A)の容器を容器部と脚部とに分解した状態を示す分解断面図であり、(C)は(B)におけるア−ア線で切断した拡大断面図である。 図1に示す例とは異なる本考案の容器の例を示す分解断面図である。 図1及び図2に示す例とは更に異なる本考案の容器の例を示す分解断面図である。
符号の説明
10 容器
11 容器状本体
12 固定孔
13 ネジ部材
14 容器部
15 締結部
16 脚部
17 固着層

Claims (4)

  1. 容器状本体の下面にネジ部を有する容器部と、
    該容器部の前記ネジ部に対して締結固定される締結部を有し前記容器部を所定高さに支持する脚部と、
    該脚部及び前記容器部の少なくとも一方を陶磁器製として、前記ネジ部又は前記締結部の位置に形成された固定孔と、
    該固定孔に挿入され、焼成時の収縮によって固定された前記ネジ部又は前記締結部を構成するセラミックス焼結体製のネジ部材と
    を具備することを特徴とする容器。
  2. 前記容器部を陶磁器製とすると共に、前記脚部を金属製としているものであることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 前記容器部の少なくとも前記ネジ部と前記脚部の前記締結部とは接着固定されているものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の容器。
  4. 前記容器部及び前記脚部の少なくとも一方は、焼成前の前記固定孔と前記ネジ部材との隙間に注入された釉薬又は陶磁器用スラリーが焼成されて形成され前記ネジ部材を更に固定している固着層を備えることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか一つに記載の容器。

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