JP3148737B2 - レーダーによる容器内充填物の充填レベル測定方法 - Google Patents
レーダーによる容器内充填物の充填レベル測定方法Info
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F23/00—Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
- G01F23/22—Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内の充填物の
充填レベルをレーダーの原理にしたがって測定する方法
に関する。ここでは最高位充填レベルの上方に設けられ
たアンテナによって、電磁波が容器内の充填物の表面に
送信され、かつ反射されたエコー波が受信される。また
充填物表面で反射した所望のエコー波の、群走行時間に
相応する走行時間が測定され、この走行時間から充填レ
ベルが計算される。
充填レベルをレーダーの原理にしたがって測定する方法
に関する。ここでは最高位充填レベルの上方に設けられ
たアンテナによって、電磁波が容器内の充填物の表面に
送信され、かつ反射されたエコー波が受信される。また
充填物表面で反射した所望のエコー波の、群走行時間に
相応する走行時間が測定され、この走行時間から充填レ
ベルが計算される。
【0002】本発明の方法では充填レベルの測定は、測
定した走行時間と電磁波の伝播速度との積が、アンテナ
と充填物表面との距離の2倍に等しくなることに基づい
ている。それは電磁波がこの距離を2回走行するからで
ある。この時充填レベルは、アンテナの既知の取付位置
の高さと測定によって求めた距離との差分から得られ
る。
定した走行時間と電磁波の伝播速度との積が、アンテナ
と充填物表面との距離の2倍に等しくなることに基づい
ている。それは電磁波がこの距離を2回走行するからで
ある。この時充填レベルは、アンテナの既知の取付位置
の高さと測定によって求めた距離との差分から得られ
る。
【0003】
【従来の技術】この測定方法の前提は、電磁波の伝播速
度が既知であることである。多くの場合には、この伝播
速度が空気中の光速度に等しいことが仮定されている。
この仮定は、電磁波が伝播する空間の横方向の長さが、
電磁波の波長よりも大きい場合には可能である。充填レ
ベル測定の分解能は、電磁波の波長に依存するため、こ
の充填レベル測定は通例マイクロウェーブにより行なわ
れる。それによって容器が大きい時には上記の前提が普
通に満たされるようにしている。
度が既知であることである。多くの場合には、この伝播
速度が空気中の光速度に等しいことが仮定されている。
この仮定は、電磁波が伝播する空間の横方向の長さが、
電磁波の波長よりも大きい場合には可能である。充填レ
ベル測定の分解能は、電磁波の波長に依存するため、こ
の充填レベル測定は通例マイクロウェーブにより行なわ
れる。それによって容器が大きい時には上記の前提が普
通に満たされるようにしている。
【0004】しかし測定を、波長に比して小さい直径を
有する、容器内に設けられた管例えばいわゆるサージチ
ューブ(Schwallrohr)内で行う場合、または容器それ自
体が相応に小さい直径を有する場合には、上記の仮定を
行うことはできない。電磁波が伝播する、小さい直径を
有する管または容器は、導波管と同じように作用する。
電磁波の群速度は、導波管内においては、この導波管の
形状寸法に依存し、減少係数と称される係数だけ光速度
よりも小さくなる。群速度とは、導波管においてエネル
ギーが伝搬される速度のことである。走行時間の測定を
通例のように、反射したエコー波の振幅によって行う場
合、測定した走行時間が群走行時間である。減少係数は
典型的には0.7〜1.0の間である。減少係数を無視
すること、すなわちこの減少係数が常に値1.0を有す
るとする仮定は、重大な測定エラーに結びつく可能性が
ある。したがって殊に高精度の測定の場合には、上記の
減少係数が正確にわかることが重要である。
有する、容器内に設けられた管例えばいわゆるサージチ
ューブ(Schwallrohr)内で行う場合、または容器それ自
体が相応に小さい直径を有する場合には、上記の仮定を
行うことはできない。電磁波が伝播する、小さい直径を
有する管または容器は、導波管と同じように作用する。
電磁波の群速度は、導波管内においては、この導波管の
形状寸法に依存し、減少係数と称される係数だけ光速度
よりも小さくなる。群速度とは、導波管においてエネル
ギーが伝搬される速度のことである。走行時間の測定を
通例のように、反射したエコー波の振幅によって行う場
合、測定した走行時間が群走行時間である。減少係数は
典型的には0.7〜1.0の間である。減少係数を無視
すること、すなわちこの減少係数が常に値1.0を有す
るとする仮定は、重大な測定エラーに結びつく可能性が
ある。したがって殊に高精度の測定の場合には、上記の
減少係数が正確にわかることが重要である。
【0005】減少係数を考慮すべきマイクロウェーブに
よる従来の充填レベル測定方法では開始の前に、容器が
空の場合または充填レベルが正確に分かっている場合に
走行時間を測定することによって調整を行っている。し
かしこの調整は、部分的に充填物が入った、充填レベル
が正確に分からない容器のもとで測定を開始しなければ
ならない場合には不可能である。さらにこの1回だけの
調整では、上記の減少係数が時間の経過に伴って変化す
るか否か、または容器の別の領域では減少係数が異なる
のか否かについては求めることはできない。
よる従来の充填レベル測定方法では開始の前に、容器が
空の場合または充填レベルが正確に分かっている場合に
走行時間を測定することによって調整を行っている。し
かしこの調整は、部分的に充填物が入った、充填レベル
が正確に分からない容器のもとで測定を開始しなければ
ならない場合には不可能である。さらにこの1回だけの
調整では、上記の減少係数が時間の経過に伴って変化す
るか否か、または容器の別の領域では減少係数が異なる
のか否かについては求めることはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、動作
中に減少係数を正確に求めることができ、しかも別の調
整を必要としない方法を提供することである。
中に減少係数を正確に求めることができ、しかも別の調
整を必要としない方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、レーダーの原理によって容器内の充填物の充填レベ
ルを測定する方法であって、最高位充填レベルの上方に
配置されたアンテナにより、電磁波を容器内の充填物の
表面に送信しかつ反射したエコー波を受信し、前記充填
物表面で反射した所望のエコー波の、群走行時間に相応
する走行時間を測定し、該走行時間から充填レベルを計
算する形式の充填レベル測定方法において、前記電磁波
の群速度は、伝播空間の形状寸法のために、自由空間に
おける伝播速度とは減少係数だけ異なり、該減少係数を
求めるために、基準振動に対する所望のエコー波の位相
差と、種々の充填レベルのもとでの群走行時間とを測定
し、前記減少係数を、前記位相差の変化に基づき前記群
走行時間の関数として求めることを特徴とする充填レベ
ル測定方法よって解決される。
り、レーダーの原理によって容器内の充填物の充填レベ
ルを測定する方法であって、最高位充填レベルの上方に
配置されたアンテナにより、電磁波を容器内の充填物の
表面に送信しかつ反射したエコー波を受信し、前記充填
物表面で反射した所望のエコー波の、群走行時間に相応
する走行時間を測定し、該走行時間から充填レベルを計
算する形式の充填レベル測定方法において、前記電磁波
の群速度は、伝播空間の形状寸法のために、自由空間に
おける伝播速度とは減少係数だけ異なり、該減少係数を
求めるために、基準振動に対する所望のエコー波の位相
差と、種々の充填レベルのもとでの群走行時間とを測定
し、前記減少係数を、前記位相差の変化に基づき前記群
走行時間の関数として求めることを特徴とする充填レベ
ル測定方法よって解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による方法では、電磁波の
群速度と位相速度とは導波管内では相互に異なるが、減
少係数の自乗に相応する既知の比の関係になるという事
実を利用する。電磁波の位相の変化は、位相速度で発生
するため、減少係数は、種々の充填レベルの場合に測定
した位相差の変化と、同一の充填レベルの場合に測定し
た群走行時間の変化とから求めることができる。減少係
数の計算に対する前提は、充填レベルが変化することだ
けである。これはどのような充填レベル測定の場合にも
当然前提とされうることである。
群速度と位相速度とは導波管内では相互に異なるが、減
少係数の自乗に相応する既知の比の関係になるという事
実を利用する。電磁波の位相の変化は、位相速度で発生
するため、減少係数は、種々の充填レベルの場合に測定
した位相差の変化と、同一の充填レベルの場合に測定し
た群走行時間の変化とから求めることができる。減少係
数の計算に対する前提は、充填レベルが変化することだ
けである。これはどのような充填レベル測定の場合にも
当然前提とされうることである。
【0009】本発明の有利な実施形態と発展形態は従属
請求項に記載されている。
請求項に記載されている。
【0010】本発明の別の特徴および利点を、図面に示
した実施例より以下説明する。
した実施例より以下説明する。
【0011】
【実施例】図1は、マイクロウェーブを用いパルス走行
時間特性によって動作し、容器10の充填レベルを測定
する装置のブロック回路図を概略的に示す。前記の容器
10は充填物12によって部分的に満たされている。容
器10の底面からの、充填物表面14の高さHが、測定
すべき充填レベルである。充填レベルの測定は、容器全
体内で行われるのではなく、比較的細い管16内で行わ
れる。この管16は、容器12の高さほぼ全体にわたっ
て延在しており、下方の終端部は開放されている。これ
によりこの管16も高さHまで充填物12で満たされて
いる。
時間特性によって動作し、容器10の充填レベルを測定
する装置のブロック回路図を概略的に示す。前記の容器
10は充填物12によって部分的に満たされている。容
器10の底面からの、充填物表面14の高さHが、測定
すべき充填レベルである。充填レベルの測定は、容器全
体内で行われるのではなく、比較的細い管16内で行わ
れる。この管16は、容器12の高さほぼ全体にわたっ
て延在しており、下方の終端部は開放されている。これ
によりこの管16も高さHまで充填物12で満たされて
いる。
【0012】充填レベルを測定するために、最高位充填
レベルの上方にアンテナ20がつぎのように配置されて
いる。すなわちこのアンテナ20は、管16の内部にマ
イクロウェーブを送信し、充填物表面14において反射
したエコー波を受信することができる。送信発生器22
は、送信すべきマイクロウェーブの周波数の高周波振動
を連続的に発生する。この送信発生器22の出力側は、
ゲート回路24および送信受信切換器26を介してアン
テナ20と接続されている。クロック発生器28は周期
的な送信クロックパルスを発生する。この送信クロック
パルスは、ゲート回路24の制御入力側に供給されてい
る。個々の送信クロックパルスによりゲート回路は短時
間開かれ、これにより送信発生器22によって生成され
た高周波振動は短い送信インターバル中にアンテナ20
に供給される。さらにアンテナ20は、それぞれの送信
パルス期間中に短いマイクロウェーブパルス送信する。
このマイクロウェーブパルスは、管16を通って充填物
12の表面14にまで伝播し、充填物表面14で反射し
たマイクロウェーブはエコーパルスとしてアンテナ20
に戻る。このエコーパルスは、受信時間インターバル中
に受信される。この受信時間インターバルは、それぞれ
の送信パルス期間において短い送信インターバルに続い
ている。
レベルの上方にアンテナ20がつぎのように配置されて
いる。すなわちこのアンテナ20は、管16の内部にマ
イクロウェーブを送信し、充填物表面14において反射
したエコー波を受信することができる。送信発生器22
は、送信すべきマイクロウェーブの周波数の高周波振動
を連続的に発生する。この送信発生器22の出力側は、
ゲート回路24および送信受信切換器26を介してアン
テナ20と接続されている。クロック発生器28は周期
的な送信クロックパルスを発生する。この送信クロック
パルスは、ゲート回路24の制御入力側に供給されてい
る。個々の送信クロックパルスによりゲート回路は短時
間開かれ、これにより送信発生器22によって生成され
た高周波振動は短い送信インターバル中にアンテナ20
に供給される。さらにアンテナ20は、それぞれの送信
パルス期間中に短いマイクロウェーブパルス送信する。
このマイクロウェーブパルスは、管16を通って充填物
12の表面14にまで伝播し、充填物表面14で反射し
たマイクロウェーブはエコーパルスとしてアンテナ20
に戻る。このエコーパルスは、受信時間インターバル中
に受信される。この受信時間インターバルは、それぞれ
の送信パルス期間において短い送信インターバルに続い
ている。
【0013】個々の受信インターバル中にアンテナ20
によって受信したマイクロウェーブ信号はすべて、送信
受信切換器26を介して評価回路30に供給される。こ
のマイクロウェーブ信号は、表面14で反射した所望の
エラーパルスの他に妨害信号を含んでいることがある。
評価回路30の機能ブロック31ではまず所望のエコー
パルスを識別する。これは通例の方法にしたがい、受信
インターバル全体で受信したマイクロウェーブ信号の包
絡線を形成することによって行われる。この包絡線は、
受信した信号の振幅を時間の関数として表し、いわゆる
エコー関数を形成する。このエコー関数は例えばデジタ
ルの形態で記憶することができる。所望のエコーパルス
の識別は、このエコー関数の振幅経過を所定の基準にし
たがって評価することによって行われる。これは例えば
走行時間に依存する、エコー信号の減衰を考慮して最大
振幅値を求めることによる。
によって受信したマイクロウェーブ信号はすべて、送信
受信切換器26を介して評価回路30に供給される。こ
のマイクロウェーブ信号は、表面14で反射した所望の
エラーパルスの他に妨害信号を含んでいることがある。
評価回路30の機能ブロック31ではまず所望のエコー
パルスを識別する。これは通例の方法にしたがい、受信
インターバル全体で受信したマイクロウェーブ信号の包
絡線を形成することによって行われる。この包絡線は、
受信した信号の振幅を時間の関数として表し、いわゆる
エコー関数を形成する。このエコー関数は例えばデジタ
ルの形態で記憶することができる。所望のエコーパルス
の識別は、このエコー関数の振幅経過を所定の基準にし
たがって評価することによって行われる。これは例えば
走行時間に依存する、エコー信号の減衰を考慮して最大
振幅値を求めることによる。
【0014】その後機能ブロック32では、所望のエコ
ー信号の走行時間が求められる。このためにこの機能ブ
ロック32は、一方ではクロック発生器28から供給さ
れた送信クロックパルスを受信し、また他方では機能ブ
ロック31から、エコー関数において求めた所望のエコ
ーパルスの特徴点の受信時点を示す信号を受信する。こ
の特徴点は、例えば所望のエコーパルスのピーク値、ま
たはピーク値よりも所定の値例えば3dBだけ信号値が
小さい点とすることができる。機能ブロック32は、個
々の送信クロック期間において、クロック発生器28か
ら出力された送信クロックパルスの発生時点と、所望の
エコーパルスの選択された特徴点の受信時点との間の時
間間隔を計算する。この時間間隔が、アンテナ20から
充填物表面14に達し、アンテナ20に戻ったマイクロ
ウェーブの走行時間を表す。
ー信号の走行時間が求められる。このためにこの機能ブ
ロック32は、一方ではクロック発生器28から供給さ
れた送信クロックパルスを受信し、また他方では機能ブ
ロック31から、エコー関数において求めた所望のエコ
ーパルスの特徴点の受信時点を示す信号を受信する。こ
の特徴点は、例えば所望のエコーパルスのピーク値、ま
たはピーク値よりも所定の値例えば3dBだけ信号値が
小さい点とすることができる。機能ブロック32は、個
々の送信クロック期間において、クロック発生器28か
ら出力された送信クロックパルスの発生時点と、所望の
エコーパルスの選択された特徴点の受信時点との間の時
間間隔を計算する。この時間間隔が、アンテナ20から
充填物表面14に達し、アンテナ20に戻ったマイクロ
ウェーブの走行時間を表す。
【0015】機能ブロック32は、測定した走行時間τ
を示す信号を、機能ブロック33に供給する。この機能
ブロック33は、測定した走行時間τからまず、充填物
表面14とアンテナ20との距離Dをつぎの式によって
計算する。
を示す信号を、機能ブロック33に供給する。この機能
ブロック33は、測定した走行時間τからまず、充填物
表面14とアンテナ20との距離Dをつぎの式によって
計算する。
【0016】 D=1/2・v・τ (1) ここでvは、マイクロウェーブの伝搬速度である。係数
1/2は、マイクロウェーブが距離Dを2回走行するこ
とを考慮している。この時計算した距離Dと、容器10
の底面からのアンテナ20の既知の取付位置の高さEと
から、求める充填レベルHがつぎの関係式から得られ
る。
1/2は、マイクロウェーブが距離Dを2回走行するこ
とを考慮している。この時計算した距離Dと、容器10
の底面からのアンテナ20の既知の取付位置の高さEと
から、求める充填レベルHがつぎの関係式から得られ
る。
【0017】 H=E−D (2) 上記に説明した評価回路30の部分は、マイクロウェー
ブを用いてパルス走行時間特性にしたがって動作し、充
填レベルを測定する装置の既知の構造に相応する。ここ
では通例、アンテナ20と充填物表面14との間との間
ではマイクロウェーブの伝搬速度は、空気中における光
速度cに等しいことが想定されている。
ブを用いてパルス走行時間特性にしたがって動作し、充
填レベルを測定する装置の既知の構造に相応する。ここ
では通例、アンテナ20と充填物表面14との間との間
ではマイクロウェーブの伝搬速度は、空気中における光
速度cに等しいことが想定されている。
【0018】しかし図1に示したようにマイクロウェー
ブが直径の小さい管内で伝播する場合、または容器それ
自体が相応に小さい直径を有する場合には、この仮定は
成立しない。マイクロウェーブが伝播する、直径の小さ
な管または容器は、導波管のように作用する。マイクロ
ウェーブは導波管において群速度VGrで伝播する。この
群速度VGrは、空気中の光速度cよりも減少係数FRだ
け小さい。すなわち VGr=FR・c (3) である。
ブが直径の小さい管内で伝播する場合、または容器それ
自体が相応に小さい直径を有する場合には、この仮定は
成立しない。マイクロウェーブが伝播する、直径の小さ
な管または容器は、導波管のように作用する。マイクロ
ウェーブは導波管において群速度VGrで伝播する。この
群速度VGrは、空気中の光速度cよりも減少係数FRだ
け小さい。すなわち VGr=FR・c (3) である。
【0019】この減少係数FRは、マイクロウェーブの
波長および導波管の形状寸法に依存し、充填レベル測定
へ適用した場合には典型的には0.7と1.0との間で
ある。
波長および導波管の形状寸法に依存し、充填レベル測定
へ適用した場合には典型的には0.7と1.0との間で
ある。
【0020】これに対して導波管内におけるマイクロウ
ェーブの位相速度vPhは、減少係数FRの逆数だけ、空
気中の光速度cよりも大きい。すなわち vPh=1/FR・c (4) である。
ェーブの位相速度vPhは、減少係数FRの逆数だけ、空
気中の光速度cよりも大きい。すなわち vPh=1/FR・c (4) である。
【0021】群速度vGrとは、エネルギーが導波管内を
伝播する速度のことである。図1の評価回路30の機能
ブロック32では、マイクロウェーブの送信と、所定の
振幅値の入射との間の時間間隔が測定されるため、測定
された時間間隔は、群速度v Grでの伝播に相応する群走
行時間τGrである。すなわち τGr=2D/vGr=2D/c・1/FR (5) である。またこれに相応して求める距離は、測定された
群走行時間τGrから D=1/2・τGr・vGr=1/2・τGr・FR・c (6) となる。
伝播する速度のことである。図1の評価回路30の機能
ブロック32では、マイクロウェーブの送信と、所定の
振幅値の入射との間の時間間隔が測定されるため、測定
された時間間隔は、群速度v Grでの伝播に相応する群走
行時間τGrである。すなわち τGr=2D/vGr=2D/c・1/FR (5) である。またこれに相応して求める距離は、測定された
群走行時間τGrから D=1/2・τGr・vGr=1/2・τGr・FR・c (6) となる。
【0022】したがって機能ブロック33において正確
な計算を行うためには、減少係数F Rを知る必要があ
る。
な計算を行うためには、減少係数F Rを知る必要があ
る。
【0023】相応の手段により、距離Dを2回走行する
場合に発生する位相走行時間τPhは、次の式 τPh=2D/vGr=2D/c・FR (7) によって与えられる。
場合に発生する位相走行時間τPhは、次の式 τPh=2D/vGr=2D/c・FR (7) によって与えられる。
【0024】図1の評価回路30は、動作中にはいつで
も実際の減少係数FRを求めることができ、測定された
群速度τGrから充填レベルを計算する場合にはこの減少
係数FRを考慮できるように形成されている。
も実際の減少係数FRを求めることができ、測定された
群速度τGrから充填レベルを計算する場合にはこの減少
係数FRを考慮できるように形成されている。
【0025】このために評価回路30は別の2つの機能
ブロック34および35を含んでいる。機能ブロック3
4では、群走行時間τGrを機能ブロック32において求
めた時点で、受信したマイクロウェーブ信号が基準振動
に対して有している位相差φを測定する。この時点は、
機能ブロック31の出力信号によって機能ブロック34
に通知される。基準振動は有利には、送信されたマイク
ロウェーブと同じ周波数を有する。図1に示した実施例
の場合には、基準振動として送信発生器22によって生
成された高周波振動が使用されている。この高周波振動
は機能ブロック34に供給される。位相差φは当然、2
πの倍数を違いを除いて、すなわちmod2π(モジュロ
2π)で求めることができる。求めた位相差φmod2π
は機能ブロック35に通知される。この機能ブロック3
5はこの他に、測定した群走行時間τGrを機能ブロック
32から受信する。測定した群走行時間τGrと測定した
位相差φmod2πとの個々の値の組は、求める走行距離
2D、したがって求める充填レベルHに相応する。充填
レベルHが変化した場合には、群走行時間τGrと位相差
φmod2πの測定値は変化する。充填レベル測定装置の
動作中には充填レベルHとひいては距離Dは通例は頻繁
に変化する。図1の評価回路30においてはこの事実を
減少係数FRを求めるために利用する。このために機能
ブロック35では、減少係数FRを計算し、機能ブロッ
ク33に供給する。この機能ブロック33では減少係数
FRは、充填レベル計算の調整に使用される。この調整
は、種々の充填レベルに相応する、位相差φmod2πと
群走行時間τGrの値の組に基づき、以下に説明する方法
の1つにしたがって行われる。
ブロック34および35を含んでいる。機能ブロック3
4では、群走行時間τGrを機能ブロック32において求
めた時点で、受信したマイクロウェーブ信号が基準振動
に対して有している位相差φを測定する。この時点は、
機能ブロック31の出力信号によって機能ブロック34
に通知される。基準振動は有利には、送信されたマイク
ロウェーブと同じ周波数を有する。図1に示した実施例
の場合には、基準振動として送信発生器22によって生
成された高周波振動が使用されている。この高周波振動
は機能ブロック34に供給される。位相差φは当然、2
πの倍数を違いを除いて、すなわちmod2π(モジュロ
2π)で求めることができる。求めた位相差φmod2π
は機能ブロック35に通知される。この機能ブロック3
5はこの他に、測定した群走行時間τGrを機能ブロック
32から受信する。測定した群走行時間τGrと測定した
位相差φmod2πとの個々の値の組は、求める走行距離
2D、したがって求める充填レベルHに相応する。充填
レベルHが変化した場合には、群走行時間τGrと位相差
φmod2πの測定値は変化する。充填レベル測定装置の
動作中には充填レベルHとひいては距離Dは通例は頻繁
に変化する。図1の評価回路30においてはこの事実を
減少係数FRを求めるために利用する。このために機能
ブロック35では、減少係数FRを計算し、機能ブロッ
ク33に供給する。この機能ブロック33では減少係数
FRは、充填レベル計算の調整に使用される。この調整
は、種々の充填レベルに相応する、位相差φmod2πと
群走行時間τGrの値の組に基づき、以下に説明する方法
の1つにしたがって行われる。
【0026】方法A 機能ブロック35では、互いに密接な関係のある群走行
時間τGrと位相差φmod2πの値の組が記録される。位
相差φmod2πを線図において群走行時間τGrの関数と
して表すと、図2に実線で示した曲線が得られる。位相
差φは群走行時間τGrに伴い周期的に変化する。ここで
周期はほぼ基準周波数の逆数に等しい。距離に計算しな
おすと、周期は波長に相応する。数ギガヘルツの周波数
の場合には、これは数センチメートルになる。個々の周
期の後には位相差φは2πだけ、図2の線図では+πか
ら−πまで跳躍する。
時間τGrと位相差φmod2πの値の組が記録される。位
相差φmod2πを線図において群走行時間τGrの関数と
して表すと、図2に実線で示した曲線が得られる。位相
差φは群走行時間τGrに伴い周期的に変化する。ここで
周期はほぼ基準周波数の逆数に等しい。距離に計算しな
おすと、周期は波長に相応する。数ギガヘルツの周波数
の場合には、これは数センチメートルになる。個々の周
期の後には位相差φは2πだけ、図2の線図では+πか
ら−πまで跳躍する。
【0027】つぎのステップでは位相の跳躍を、妥当性
を考慮することにより消去する。走行時間の小さな差に
対して大きな位相差が発生した場合には、これは位相の
跳躍が存在することを意味している。この位相の跳躍
を、2πまたは2πの倍数を加算ないしは減算すること
によって補正する。この補正を開始した開始点すなわち
充填レベルはここでは重要ではない。この処理によって
実質的に線形に上昇する、図2にGで示したような曲線
経過が得られる。
を考慮することにより消去する。走行時間の小さな差に
対して大きな位相差が発生した場合には、これは位相の
跳躍が存在することを意味している。この位相の跳躍
を、2πまたは2πの倍数を加算ないしは減算すること
によって補正する。この補正を開始した開始点すなわち
充填レベルはここでは重要ではない。この処理によって
実質的に線形に上昇する、図2にGで示したような曲線
経過が得られる。
【0028】連続する2つの測定の間に発生する位相跳
躍の個数が確定しないことを避けるために有利には、充
填レベル変化の最大速度に対する推定値を想定する。連
続する2つの測定の間の時間間隔Δtはできるだけ少な
くし、時間間隔Δtによる波長λの商が、充填レベル変
化の最大速度vmaxに比して大きくなるようにしなけれ
ばならない。すなわち λ/Δt>>vmax (8) とする。
躍の個数が確定しないことを避けるために有利には、充
填レベル変化の最大速度に対する推定値を想定する。連
続する2つの測定の間の時間間隔Δtはできるだけ少な
くし、時間間隔Δtによる波長λの商が、充填レベル変
化の最大速度vmaxに比して大きくなるようにしなけれ
ばならない。すなわち λ/Δt>>vmax (8) とする。
【0029】充填レベルが距離Δxだけ変化した場合に
は、群走行時間τGrおよび位相差φは相応する値ΔτGr
ないしはΔφだけ変化する。基準周波数ωrefが送信周
波数ωSと等しい場合、すなわち ωref=ωS=ω (9) の場合には、つぎの関係式が得られる。
は、群走行時間τGrおよび位相差φは相応する値ΔτGr
ないしはΔφだけ変化する。基準周波数ωrefが送信周
波数ωSと等しい場合、すなわち ωref=ωS=ω (9) の場合には、つぎの関係式が得られる。
【0030】 Δx=1/2・Δφ/ω・c・1/FR (10) Δx=1/2・ΔτGr・c・FR (11) Δxに関する上の2つの式を等置すると、直線Gの傾き
mが得られる。すなわち m=Δφ/ΔτGr=FR 2・ω (12) である。
mが得られる。すなわち m=Δφ/ΔτGr=FR 2・ω (12) である。
【0031】直線の傾きmは有利には統計的な手段、例
えば最小2乗法によって求められる。統計的な誤りの原
因を除去するために集積点をまとめることが望ましい。
これは殊に、充填レベルが長時間にわたって少ししか変
化しない場合には有利である。
えば最小2乗法によって求められる。統計的な誤りの原
因を除去するために集積点をまとめることが望ましい。
これは殊に、充填レベルが長時間にわたって少ししか変
化しない場合には有利である。
【0032】直線Gの傾きmおよび周波数ωから、減少
係数FRはつぎのように計算される。
係数FRはつぎのように計算される。
【0033】 FR=√(m/ω)=√((Δφ/ΔτGr)/ω) (13) 方法B 方法Aと同様に充填レベルの変化を追い、個々の充填レ
ベルに対してそれぞれ、相互に密接に関連する群走行時
間τGrと位相差φmod2πの値の組を測定する。方法A
との違いは機能ブロック35において、測定された個々
の位相差φに対して、所属の位相走行時間τPhを求める
ことである。
ベルに対してそれぞれ、相互に密接に関連する群走行時
間τGrと位相差φmod2πの値の組を測定する。方法A
との違いは機能ブロック35において、測定された個々
の位相差φに対して、所属の位相走行時間τPhを求める
ことである。
【0034】 τPh=φ/ω (14) この位相走行時間τPhもmod2π/ωでしか識別できな
い。
い。
【0035】この方法の場合には、減少係数FRを、相
互に密接に関連する群走行時間τGrと位相差φの値の組
から求めるのではなく、相互に密接に関連する群走行時
間τ Gr、および群走行時間τGrと位相走行時間τPhとの
差分τGr−τPhから求める。この差分τGr−τPhもmod
(2π/ω)でしか識別できない。距離Xを2回走行する
ことに対してつぎが成立する。
互に密接に関連する群走行時間τGrと位相差φの値の組
から求めるのではなく、相互に密接に関連する群走行時
間τ Gr、および群走行時間τGrと位相走行時間τPhとの
差分τGr−τPhから求める。この差分τGr−τPhもmod
(2π/ω)でしか識別できない。距離Xを2回走行する
ことに対してつぎが成立する。
【0036】 τGr=2・x/vGr=2・x/c・1/FR (15) τPh=2・x/vPh=2・x/c・FR (16) (τGr−τPh)mod(2π/ω) ={2・x/c・(1/FR−FR)}mod(2π/ω) (17) この差分をτGrの関数としてプロットすると、図3に示
した線図が得られる。この曲線は、方法Aによって記録
された図2の曲線とおなじ経過を有しているが、周期T
はかなり大きくなっている。この周期Tはつぎの式によ
って得られる。
した線図が得られる。この曲線は、方法Aによって記録
された図2の曲線とおなじ経過を有しているが、周期T
はかなり大きくなっている。この周期Tはつぎの式によ
って得られる。
【0037】 T=1/{ω・(1−FR 2)} (18) 距離に計算し直すと数ギガヘルツの周波数の場合には、
周期は約1メートルにに相応する。位相の跳躍はつぎの
ような場合に常時発生する。すなわち位相速度で伝播す
る信号成分と、群速度で伝播する信号成分との間の走行
時間差が、基準周波数の周期よりも大きい場合である。
周期は約1メートルにに相応する。位相の跳躍はつぎの
ような場合に常時発生する。すなわち位相速度で伝播す
る信号成分と、群速度で伝播する信号成分との間の走行
時間差が、基準周波数の周期よりも大きい場合である。
【0038】方法Aと同様に位相の跳躍を、妥当性を考
慮することにより消去する。これにより線分は結ばれて
連続する直線Gになる。連続する測定の間に発生する位
相跳躍の個数が確定しないことを避けるために、有利に
は充填レベル変化の最大速度に対する推定値を想定す
る。連続する2つの測定の間の時間間隔Δtは十分小さ
くし、時間間隔Δtによる波長λの商が、充填レベル変
化の最大速度に比して大きくなるようにしなければなら
ない。
慮することにより消去する。これにより線分は結ばれて
連続する直線Gになる。連続する測定の間に発生する位
相跳躍の個数が確定しないことを避けるために、有利に
は充填レベル変化の最大速度に対する推定値を想定す
る。連続する2つの測定の間の時間間隔Δtは十分小さ
くし、時間間隔Δtによる波長λの商が、充填レベル変
化の最大速度に比して大きくなるようにしなければなら
ない。
【0039】充填レベルが距離Δxだけ変化した場合に
は、群走行時間τGrおよび位相走行時間τPhは相応する
値ΔτGrないしはΔτPhだけ変化する。
は、群走行時間τGrおよび位相走行時間τPhは相応する
値ΔτGrないしはΔτPhだけ変化する。
【0040】 ΔτGr=2・Δx/c・1/FR (19) ΔτPh=2・Δx/c・FR (20) この結果、差分τGr−τPhは ΔτGr−ΔτPh=2・Δx/c・(1/FR−FR) (21) だけ変化する。
【0041】図3に示した直線Gの傾きmは、 m=(ΔτGr−ΔτPh)/ΔτGr=1−FR 2 (22) である。
【0042】直線の傾きmは有利には統計的な手段、例
えば最小2乗法によって求められる。統計的な誤りの原
因を除去するために集積点をまとめることが望ましい。
これは殊に、充填レベルが長時間にわたって少ししか変
化しない場合に有利である。
えば最小2乗法によって求められる。統計的な誤りの原
因を除去するために集積点をまとめることが望ましい。
これは殊に、充填レベルが長時間にわたって少ししか変
化しない場合に有利である。
【0043】直線Gの傾きmから、減少係数FRはつぎ
のように計算される。
のように計算される。
【0044】 FR=√(1−m)=√{1−(ΔτGr−ΔτPh)/ΔτGr} (23) 減少係数に対する近似値FRnが、例えば以前の測定また
は推定により既知の場合には、方法Bを次のように変更
する。すなわち群走行時間τGrと位相走行時間τPhとの
間の差分τGr−τPhではなく、群走行時間τGrと、近似
値の2乗の逆数を乗じた位相走行時間τPhとの差分 τGr−τPh・1/FRn 2 (24) を使用する。この差分を群走行時間τGrの関数として線
図にプロットすると、この線図は図3の線図と同様の経
過を示す。しかしこの線分の傾きは、近似値FRnが正確
であればあるほど小さくなる。近似値FRnが実際の値F
Rと係数εだけ異なる場合、すなわち FR=FRn・ε (25) の場合には、充填レベルがΔxだけ変化した時、群走行
時間ΔτGrと位相走行時間ΔτPhの変化に対して、 ΔτGr=2・Δx/c・1/(FRn・ε) (26) ΔτPh=2・Δx/c・FRn・ε (27) が成立する。
は推定により既知の場合には、方法Bを次のように変更
する。すなわち群走行時間τGrと位相走行時間τPhとの
間の差分τGr−τPhではなく、群走行時間τGrと、近似
値の2乗の逆数を乗じた位相走行時間τPhとの差分 τGr−τPh・1/FRn 2 (24) を使用する。この差分を群走行時間τGrの関数として線
図にプロットすると、この線図は図3の線図と同様の経
過を示す。しかしこの線分の傾きは、近似値FRnが正確
であればあるほど小さくなる。近似値FRnが実際の値F
Rと係数εだけ異なる場合、すなわち FR=FRn・ε (25) の場合には、充填レベルがΔxだけ変化した時、群走行
時間ΔτGrと位相走行時間ΔτPhの変化に対して、 ΔτGr=2・Δx/c・1/(FRn・ε) (26) ΔτPh=2・Δx/c・FRn・ε (27) が成立する。
【0045】この場合に、直線Gの傾きmに対してつぎ
が成立する。
が成立する。
【0046】 m={ΔτGr−ΔτPh・(1/FRn 2)}/ΔτGr ={2・Δx/c・(1/FRn)・(1/ε-ε)}/{2・Δx/c・1/(FRn・ε)} =1−ε2 (28) これから係数εはつぎように計算される。
【0047】 ε=√{1−(ΔτGr−ΔτPh・1/FRn)/ΔτGr} (29) 減少係数FRは、近似値FRnおよび係数εから式(2
5)によって得られる。
5)によって得られる。
【0048】この変形は、減少係数を計算するために、
本来の充填レベル測定のために既に存在している測定デ
ータとプログラム要素とを使用することができるという
利点を有する。
本来の充填レベル測定のために既に存在している測定デ
ータとプログラム要素とを使用することができるという
利点を有する。
【0049】種々の測定と計算を実行する図1に示した
機能ブロックを、複数の分離した回路により形成するの
ではなく、マイクロコンピュータの相応のプログラミン
グにより形成できることは当然である。このことは殊
に、群走行時間τGrと位相差φの測定値の組を受信し、
上記の方法により評価する機能ブロック35に対して当
てはまることである。
機能ブロックを、複数の分離した回路により形成するの
ではなく、マイクロコンピュータの相応のプログラミン
グにより形成できることは当然である。このことは殊
に、群走行時間τGrと位相差φの測定値の組を受信し、
上記の方法により評価する機能ブロック35に対して当
てはまることである。
【0050】上記の方法のいずれによっても、減少係数
を計算することは可能である。この際に実際の充填レベ
ルを知る必要はない。また動作中に発生した例えば堆積
物形成による減少係数の変化を検出し、相応に補償する
ことができる。さらに容器の異なる領域に対して、減少
係数を個別に求めることもできる。
を計算することは可能である。この際に実際の充填レベ
ルを知る必要はない。また動作中に発生した例えば堆積
物形成による減少係数の変化を検出し、相応に補償する
ことができる。さらに容器の異なる領域に対して、減少
係数を個別に求めることもできる。
【0051】上記の方法は、時間領域反射率原理による
充填レベルの場合にも使用可能である。この原理ではマ
イクロウェーブパルスは、突出する容器内の線(G線
路)に沿って走行し、充填物表面で反射する。これは例
えばDE4404745C2から公知である。このよう
なG線路上においてもマイクロウェーブは、空気中の光
速度と異なる群速度および位相速度で伝播する。
充填レベルの場合にも使用可能である。この原理ではマ
イクロウェーブパルスは、突出する容器内の線(G線
路)に沿って走行し、充填物表面で反射する。これは例
えばDE4404745C2から公知である。このよう
なG線路上においてもマイクロウェーブは、空気中の光
速度と異なる群速度および位相速度で伝播する。
【図1】レーダー原理による充填レベル測定装置のブロ
ック回路図である。
ック回路図である。
【図2】本発明の方法の第1実施形態による減少係数の
計算を説明する線図である。
計算を説明する線図である。
【図3】本発明の方法の第2実施形態による減少係数の
計算を説明する線図である。
計算を説明する線図である。
10 容器 12 充填物 14 充填物表面 16 管 20 アンテナ 22 送信発生器 24 ゲート回路 26 送信受信切換器 28 クロック発生器 31〜35 機能ブロック
フロントページの続き (72)発明者 ローラント ミュラー ドイツ連邦共和国 シュタイネン イム ヴォルフィッシュビュール 27−1 (72)発明者 ミヒャエル ジンツ ドイツ連邦共和国 ビンツェン ビルケ ンヴェーク 24 (56)参考文献 特開 平4−168325(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 23/284 G01S 13/10
Claims (5)
- 【請求項1】 レーダーの原理によって容器内の充填物
の充填レベルを測定する方法であって、 最高位充填レベルの上方に配置されたアンテナにより、
電磁波を容器内の充填物の表面に送信しかつ反射したエ
コー波を受信し、 前記充填物表面で反射した所望のエコー波の、群走行時
間に相応する走行時間を測定し、 該走行時間から充填レベルを計算する形式の充填レベル
測定方法において、 前記電磁波の群速度は、伝播空間の形状寸法のために、
自由空間における伝播速度とは減少係数だけ異なり、 該減少係数を求めるために、基準振動に対する所望のエ
コー波の位相差と、種々の充填レベルのもとでの群走行
時間とを測定し、 前記減少係数を、前記位相差の変化に基づき前記群走行
時間の関数として求めることを特徴とする充填レベル測
定方法。 - 【請求項2】 前記位相差を前記群走行時間の関数とし
て表している曲線の傾きから、前記減少係数を求める請
求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 測定した個々の位相差から、相応の位相
走行時間を計算し、 前記減少係数を、群走行時間と位相走行時間との差分が
群走行時間の関数として表されている曲線の傾きから計
算する請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 測定した個々の位相差から、相応の位相
走行時間を計算し、 前記減少係数を、群走行時間と前記減少係数の近似値の
逆数の2乗を乗じた位相走行時間との差分が、前記群走
行時間の関数として表されている曲線の傾きから計算す
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 モジュロ2πでのみ既知である関数値の
多値性を、妥当性を考慮することにより消去する請求項
2から4までのいずれか1項の記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP98108263A EP0955528B1 (de) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | Verfahren zur Messung des Füllstands eines Füllguts in einem Behälter nach dem Radarprinzip |
| EP98108263.9 | 1998-05-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000055717A JP2000055717A (ja) | 2000-02-25 |
| JP3148737B2 true JP3148737B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=8231886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12638499A Expired - Fee Related JP3148737B2 (ja) | 1998-05-06 | 1999-05-06 | レーダーによる容器内充填物の充填レベル測定方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6054946A (ja) |
| EP (1) | EP0955528B1 (ja) |
| JP (1) | JP3148737B2 (ja) |
| CN (1) | CN1163732C (ja) |
| CA (1) | CA2270808C (ja) |
| DE (1) | DE59813795D1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| DE10003226A1 (de) * | 2000-01-26 | 2001-08-02 | Volkswagen Ag | Füllstandsmeßeinrichtung |
| DE10049995A1 (de) * | 2000-10-10 | 2002-04-11 | Endress Hauser Gmbh Co | Füllstandsmessgerät |
| DE10109453A1 (de) * | 2001-02-27 | 2002-09-26 | Endress & Hauser Gmbh & Co Kg | Vorrichtung zur Bestimmung und/oder Überwachung des Füllstands eines Füllguts in einem Behälter |
| SE0103816D0 (sv) * | 2001-11-16 | 2001-11-16 | Saab Marine Electronics | Slitsantenn |
| DE10160688A1 (de) * | 2001-12-11 | 2003-06-18 | Endress & Hauser Gmbh & Co Kg | Vorrichtung zur Bestimmung und/oder Überwachung des Füllstandes eines Füllguts in einem Behälter |
| AU2003250981B2 (en) * | 2002-07-19 | 2009-05-28 | Vega Grieshaber Kg | Method and device for determining an expectancy range for a level echo and a spurious echo |
| EP1422503B1 (en) * | 2002-11-20 | 2016-04-27 | Rosemount Tank Radar AB | Apparatus and method for radar-based level gauging |
| AU2003279686A1 (en) * | 2002-11-20 | 2004-06-15 | Saab Rosemount Tank Radar Ab | Apparatus and method for radar-based level gauging |
| US6795015B2 (en) * | 2003-01-29 | 2004-09-21 | Saab Rosemount Tank Radar Ab | Bottom reflector for a radar-based level gauge |
| US6867729B2 (en) * | 2003-07-30 | 2005-03-15 | Magnetrol International | Guided wave radar level transmitter with automatic velocity compensation |
| US6988404B2 (en) | 2003-12-11 | 2006-01-24 | Ohmart/Vega Corporation | Apparatus for use in measuring fluid levels |
| US7088285B2 (en) * | 2004-05-25 | 2006-08-08 | Rosemount Inc. | Test apparatus for a waveguide sensing level in a container |
| CN100575891C (zh) * | 2004-12-06 | 2009-12-30 | Vega格里沙贝两合公司 | 物位测量装置 |
| US7592946B2 (en) * | 2005-02-14 | 2009-09-22 | Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg | Level measurement arrangement |
| US8100006B2 (en) * | 2006-08-21 | 2012-01-24 | Engineering Technologies Canada Ltd. | Liquid level measurement device and installation incorporating the same |
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| RU2504739C1 (ru) * | 2012-06-08 | 2014-01-20 | Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт проблем управления им. В.А. Трапезникова Российской академии наук | Устройство для определения уровня жидкости в емкости |
| JP5952168B2 (ja) * | 2012-11-02 | 2016-07-13 | ムサシノ機器株式会社 | 液位測定装置 |
| DE102013108490A1 (de) * | 2013-08-07 | 2015-02-12 | Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg | Dispersionskorrektur für FMCW-Radar in einem Rohr |
| JP5932746B2 (ja) * | 2013-09-25 | 2016-06-08 | ムサシノ機器株式会社 | 媒質境界の位置計測システム |
| RU2558631C1 (ru) * | 2014-05-23 | 2015-08-10 | Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт проблем управления им. В.А. Трапезникова Российской академии наук | Бесконтактное радиоволновое устройство для определения уровня жидкости в емкости |
| DE102014112228A1 (de) * | 2014-08-26 | 2016-03-03 | Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg | Verfahren zur Vermeidung von Phasensprüngen |
| DE102016105419B4 (de) * | 2016-03-23 | 2017-11-02 | Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg | Verfahren zur Bestimmung eines Rohr-Innendurchmessers eines Schwallrohres durch ein Füllstandsmessgerät |
| EP3418701B1 (de) | 2017-06-21 | 2024-09-25 | VEGA Grieshaber KG | Füllstandreflektometer mit veränderbarem messablauf |
| CN111712277A (zh) * | 2018-02-06 | 2020-09-25 | 瓦卓尼克科技控股公司 | 用于附接到便携式液体注射装置的装置 |
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