JP3148565U - 放熱ファンの羽根 - Google Patents
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Abstract
【課題】迅速で効果的に放熱を行う放熱ファンの羽根を提供する。【解決手段】羽根車10と、羽根車10の周囲に設けられた複数の羽根30とを備える。複数の羽根30の表面には、突起または凹陥部からなる阻部20が設けられている。羽根30が回転すると、気流の流動中、羽根30の表面における流速が異なり、気流が衝突し合うため、羽根30の表面の付着層(boundary layer)の形成を効果的に遅らせる。これにより、ファンの有効作動域を拡大させ、ファンの静圧を向上させる。また、騒音を小さくし、さらにファンの迅速な放熱効果を向上させる。【選択図】図2
Description
本考案は、電子デバイス冷却用空冷放熱ファンの羽根に関し、特に、羽根の表面に突起または凹陥部の阻部が設けることにより、放熱効果を向上させる放熱ファンの羽根に関する。
電子科学技術の迅速な発展にともない、電子デバイスの性能は、絶え間なく向上している。IC回路などの電子装置のチップの個数が増加し、演算および処理速度がますます加速すると、チップユニットなどのデバイスが作動中に発生する熱量も大きくなる。もし、熱量が排出されないと、電子デバイスの性能に悪影響が出てしまう。電子デバイスの温度が上昇すると、演算速度が遅くなり、電子デバイスが焼損してしまう可能性がある。電子装置の正常な運転および寿命の延長のため、電子デバイスに対する放熱処理がますます重要になる。そのため、業界において、さらなる放熱効果を有する放熱デバイスの研究が行われている。
放熱ファンは、電子デバイスの放熱において、重要な役割を果たしている。そのなかでも、放熱ファンの羽根が放熱ファンの風圧および風量に及ぼす影響が重要である。以下、従来技術を図面に基づいて説明する。図1を参照する。図1は、従来技術による放熱ファンを示す正面図である。図1に示すように、従来の放熱ファンは、羽根車100および羽根車100の周囲に設けられた複数の羽根200を具える。羽根200は、滑らかな表面を持つため、気流に対する迎角が大きいと、気流が羽根から大きく剥離してしまい、さらに気体回流が引き起こされ、静圧が低下し、騒音が大きくなる。
上記の放熱ファンの羽根構造の欠点をいかに解決するかが本考案の課題である。
特開2005−57092号公報
本考案の目的は、迅速で効果的に放熱を行う放熱ファンの羽根を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本考案は、放熱ファンの羽根を提供する。本考案の放熱ファンの羽根は、羽根車と、羽根車の周囲に設けられた複数の羽根とを備える。複数の羽根の表面には、突起または凹陥部の阻部が設けられている。羽根の回転する際、気流の流動において、羽根の表面における流速が異なり、気流が衝突し合うため、羽根の表面の付着層(boundary layer)の形成を効果的に遅らせる。
本考案の放熱ファンの羽根は、成型作業が容易で十分に放熱効果を有することができる。次に、阻部が羽根の強化および美観的効果をもたらす設計となっている。最後に、突起または凹陥部からなる阻部が羽根の表面の付着層(boundary layer)の形成を効果的に遅らせ、ファンの有効作動域を拡大させ、ファンの静圧を向上させることにより、騒音を減少させることができる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。図2〜4を参照する。図2は、本考案の第1の実施形態による羽根を示す正面図である。図3は、本考案の第2の実施形態による羽根を示す正面図である。図4は、本考案の第3の実施形態による羽根を示す正面図である。図2〜4に示すように、本考案のファンは、羽根車10および羽根車10の周囲に設けられた複数の羽根30を具える。複数の羽根30の表面には、突起または凹陥部からなる阻部20が設けられ、突起または凹陥部からなる阻部20が羽根30の回転すると、気流の流動中、羽根30の表面における流速が異なり、気流が衝突し合うため、羽根30の表面の付着層(boundary layer)の形成を効果的に遅らせ、圧昇に有効な二次分布を形成し、ファンの有効作動域を拡大させ、ファンの静圧を向上させる。また、騒音を小さくし、さらにファンの迅速な放熱効果を向上させる。
本考案の阻部20の形状は、羽根の片側が突起で、対応するもう一方が凹陥部である。また、羽根車10の中心に対して、同心円上に連続的または間歇的に配列されたり、突起の次に凹陥部が設けられたり、裏表で突起と凹陥部とが交錯または非交錯で配列されたりしている。
図3に示すように、本考案の第2の実施形態による羽根は、表面に少なくとも1つの連続した突起または凹陥部からなる阻部20を設けている。突起または凹陥部の阻部20は、羽根車10の中心に対して同心円上に設けられ、複数の各羽根30上の阻部20の数量は、同じであってもそうでなくてもよい。
図4に示すように、本考案の第3の実施形態による羽根は、阻部20が羽根30の屈曲する曲線に沿って突起または凹陥部を有する阻部20を設けている。突起または凹陥部の阻部20は、羽根車10の中心に向かって連続的または間歇的に延伸している。上述したように、本考案の羽根30の表面には、突起または凹陥部からなる阻部20が設けられ、突起または凹陥部の阻部20が羽根30の回転すると、気流の流動中、羽根30の表面における流速が異なり、気流が衝突し合うため、羽根30の表面の付着層(boundary layer)の形成を効果的に遅らせ、圧上昇に有効な二次分布を形成し、ファンの有効作動域を拡大させ、ファンの静圧を向上させる。また、騒音を小さくし、さらにファンの迅速な放熱効果を向上させる。
本考案では好適な実施形態を前述の通りに開示したが、これらは決して本考案を限定するものではなく、当該技術を熟知する者は誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の保護の範囲は、実用新案請求の範囲で指定した内容を基準とする。
10 羽根車
20 阻部
30 羽根
20 阻部
30 羽根
Claims (5)
- 羽根車と、前記羽根車の周囲に設けられた複数の羽根と、を備える放熱ファンの羽根であって、
前記複数の羽根の表面に突起または凹陥部からなる阻部が設けられ、前記羽根が回転すると、気流の流動作用に於いて前記羽根の表面における流速が異なり、気流が衝突し合うため、前記羽根の表面の付着層の形成を効果的に遅らせることを特徴とする放熱ファンの羽根。 - 前記阻部の形状は、前記羽根の片側が前記突起で、対応するもう一方が前記凹陥部であり、前記羽根車の中心に対して、同心円上に連続的または間歇的に配列されていることを特徴とする請求項1に記載の放熱ファンの羽根。
- 前記阻部は、前記突起の次に前記凹陥部が設けられ、または裏表で前記突起と前記凹陥部とが交錯または非交錯で配列されることを特徴とする請求項1に記載の放熱ファンの羽根。
- 前記複数の羽根は、表面に少なくとも1つの連続した前記突起または前記凹陥部からなる前記阻部を設け、前記突起または前記凹陥部の前記阻部は前記羽根車の中心に対して同心円上に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の放熱ファンの羽根。
- 前記複数の羽根は、前記阻部が前記羽根の屈曲する曲線に沿って前記突起または前記凹陥部を有する前記阻部を設け、前記突起または前記凹陥部からなる前記阻部は前記羽根車の中心に向かって連続的または間歇的に延長していることを特徴とする請求項1に記載の放熱ファンの羽根。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011043060A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-03-03 | Panasonic Corp | 軸流ファン装置 |
JP2013252146A (ja) * | 2013-08-05 | 2013-12-19 | Tsugumitsu Matsui | 施設園芸空調機用プロペラファン |
JP2015086803A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 株式会社日立産機システム | 羽根車及びこれを備えた軸流送風機 |
KR20180002924A (ko) * | 2016-06-29 | 2018-01-09 | 주식회사한국사이버닉스 | 축사용 공기조화시스템 |
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2008
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