JP3148417B2 - 化粧料組成物 - Google Patents

化粧料組成物

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JP3148417B2 JP30294192A JP30294192A JP3148417B2 JP 3148417 B2 JP3148417 B2 JP 3148417B2 JP 30294192 A JP30294192 A JP 30294192A JP 30294192 A JP30294192 A JP 30294192A JP 3148417 B2 JP3148417 B2 JP 3148417B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親油性のカチオン界面
活性剤を含有する化粧料組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カチオン界面活性剤は皮膚や毛髪に対す
る親和性が良好であるので、化粧料の分野においてはリ
ンスの主成分として使用されている。しかしながら最近
の化粧料は種々の機能が要求されるようになってきてお
り、これに使用されるカチオン界面活性剤も複雑な性能
が求められている。
【0003】特に、シャンプーの使用頻度が増加して広
範囲に普及するに従い、洗浄力よりもむしろ低刺激性が
重視されるようになってきている。またリンス一体型シ
ャンプー用には、アニオン界面活性剤との配合性の良い
ものが求められている。
【0004】カチオン界面活性剤に要求される特性は、
次のようにまとめることができる。 (a) 刺激性 無刺激性ないし低刺激性であること。 (b) 配合性(相溶性) シャンプーにリンス機能を持たせるためには、アニオン
界面活性剤組成物中にカチオン界面活性剤を配合するこ
とが求められるので、アニオン界面活性剤との配合性
(相溶性)が良好であることが求められる。また、エス
テル、炭化水素、シリコーン等の油性物質との配合性
(相溶性)が良好であることが求められる。 (c) 油性付与 トリートメント効果、その他の目的で、親油性を有する
カチオン界面活性剤であることが求められる。 (d) 水溶性 シャンプーなどに用いる関係上、上記のような性質を有
しているにもかかわらず水溶性を有することが求められ
る。
【0005】カチオン界面活性剤の改良のため、一般の
カチオン界面活性剤よりも長鎖アルキル基を多く導入す
るような工夫がなされている。その一例はジステアリル
ジメチルアンモニウムクロライドであり、この化合物
は、四級窒素に対する炭素数18のアルキル基が2個で
あり、親油性を有する。
【0006】米国特許第4220581号明細書には、
ヒマシ油脂肪酸(リシノール酸)由来のγ−リシノール
アミドプロピルジメチルベンジルアンモニウムクロライ
ド、γ−12−ヒドロキシステアラミドプロピルジメチ
ルベンジルアンモニウムクロライドなどのカチオン界面
活性剤が示されており、このものは低刺激性でかつ水溶
性がすぐれているとしている。
【0007】EP 0283994 A2には、ヒマシ
油のトリグリセリド構造のままの新しいカチオン界面活
性剤が示されている。
【0008】特公昭57−25251号公報およびその
第1国出願であるGB 1373660には、ポリ(ヒ
ドロキシステアリン酸)のようなヒドロキシカルボン酸
分子間縮合物を、3−ジメチルアミノプロピルアミンや
3−オクタデシルアミノプロピルアミンと反応させた
後、硫酸ジメチルのような四級化剤と反応させることが
記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】長鎖アルキル基を多く
導入したカチオン界面活性剤、たとえばジステアリルジ
メチルアンモニウムクロライドは、水溶性が著しく低い
ので一般的には含水アルコールの75%品としてペース
ト状の形態で取り扱われ、使用形態に制限がある。しか
も刺激性がある。
【0010】米国特許第4220581号明細書に開示
されているリシノールアミドプロピルジメチルベンジル
アンモニウムクロライドなどのカチオン界面活性剤は、
親水性−親油性バランスの点で、親水性はあるが親油性
とは言い難いものであり、また油性物質やアニオン界面
活性剤との相溶性が不充分である。
【0011】EP 0283994 A2に開示のカチ
オン界面活性剤は、水溶性の点で充分ではなく、また炭
化水素など極性の小さい油性物質との配合性が充分では
ないという問題点がある。
【0012】特公昭57−25251号公報およびGB
1373660には、オキシ酸の分子間縮合物を疎水
基とするカチオン界面活性剤が示されているが、その用
途は印刷インクや塗料の顔料分散剤であり、顔料分散剤
以外の用途については一切記載がない。
【0013】本発明は、このような背景下において、皮
膚や毛髪に対する親和性が良く、低刺激性であり、従来
品に比し機能および使い勝手が極めて好ましい化粧料組
成物を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の化粧料組成物
は、エストリド(A) 、一級または二級のいずれかのアミ
ノ基と三級窒素とを有するジアミン(B) および四級化剤
(C) の反応物からなるカチオン界面活性剤を含有するも
のである。
【0015】以下本発明を詳細に説明する。なおエスト
リドとは、オキシ脂肪酸同士またはオキシ脂肪酸と他の
脂肪酸との2量体以上の分子間縮合物、すなわちオリゴ
脂肪酸のことである。
【0016】エストリド(A) 、一級または二級のいずれ
かのアミノ基と三級窒素とを有するジアミン(B) および
四級化剤(C) の反応物からなるカチオン界面活性剤は、
好適には、次の3段階の反応を経ることにより製造され
る。
【0017】第1段階の反応はエストリド(A) を得る反
応であり、ヒドロキシ脂肪酸(または場合によりその低
級アルキルエステル)を単独であるいはこれと実質的に
OH基を有しない脂肪酸(または場合によりその低級ア
ルキルエステル)とを、加熱下に縮合反応させることに
よりエストリドを形成させる。このエストリド化反応は
次に述べるアミド化反応と同時に行うこともできるが、
アミド化反応に先立ちエストリド(A) を生成しておく方
が有利である。
【0018】このエストリド(A) の縮合の程度は2量体
から7,8量体までが適当であり、さらに多量体とする
ことが好ましい場合もある。なお1量体が混在していて
も差し支えないが、この場合でも全体を平均した場合に
は 1.3量体以上、殊に 1.5量体以上、さらには 1.8量体
以上、特に好ましくは 2.0量体以上となるように留意す
る。2量体以上のエストリドの割合が余りに少ないとき
は、刺激性が問題となったり油性物質との相溶性が不足
したりするなど、化粧料としての所期の効果が発揮され
ない。
【0019】ここでヒドロキシ脂肪酸としては、ヒマシ
油脂肪酸(主成分はリシノール酸)、水添ヒマシ油脂肪
酸(主成分は12−ヒドロキシステアリン酸)があげら
れるる。実質的にOH基を有しない脂肪酸としては、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、アラキン酸、ベヘン酸、モンタン酸、オレイン酸、
リノール酸、リノレン酸、ヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪
酸、オリーブ油脂肪酸、牛脂脂肪酸、水添牛脂脂肪酸な
どがあげられる。
【0020】第2段階の反応は、得られたエストリド
(A) を一級または二級のいずれかのアミノ基と三級窒素
とを有するジアミン(B) と反応させてアミド−三級アミ
ン中間体を得る反応であり、このアミド化反応は、通
常、不活性ガス雰囲気下に140〜230℃程度の温度
に加熱することにより行われる。
【0021】分子内に一級または二級のいずれかのアミ
ノ基と三級窒素とを有するジアミン(B) としては、N,
N−ジメチルアミノプロピルアミン、N,N−ジエチル
アミノプロピルアミン、N,N−ジエチルアミノエチル
アミン、N,N−ジメチルアミノエチルアミン、N,N
−ジエチルアミノブチルアミン、N,N−ジメチルアミ
ノエトキシプロピルアミン、N−アミノエチルモルホリ
ン、N−アミノプロピルモルホリン、N−アミノエチル
ピペリジン、N−アミノプロピルピペリジン、N−アミ
ノエチル−4−ピペコリン、N−アミノプロピル−4−
ピペコリン、N−メチルピペラジン、N−ヒドロキシエ
トキシピペラジン、2−メチルアミノエチルピリジンな
どが例示されるが、一級または二級のアミノ基と三級窒
素とを有する限りにおいてこれらに限定されるものでは
ない。トリアミン以上のポリアミンは副反応を生ずるた
め本発明の目的には適当でないが、上記のジアミンと共
にある程度併用することは差し支えない。
【0022】第3段階の反応は、得られたアミド−三級
アミン中間体を四級化剤(C) と反応させてカチオン界面
活性剤を得る反応である。
【0023】四級化剤(C) としては、ジメチルサルフェ
ート、ジエチルサルフェート、ベンジルクロライド、メ
チルブロマイド、ラウリルブロマイド、ラウリルクロラ
イドなどが例示される。
【0024】四級化反応は、通常、極性溶媒の存在下に
60〜100℃程度の温度に加熱することにより行われ
る。
【0025】上記の3段階の反応により、目的とする反
応物、すなわち目的とするカチオン界面活性剤が得られ
る。このカチオン界面活性剤は、エストリド(A) がヒマ
シ油脂肪酸の2量体、アミン(B) がN,N−ジメチルア
ミノプロピルアミン、四級化剤(C) がベンジルクロライ
ドである場合を例にとると、次の化1で示される。
【0026】
【化1】
【0027】このカチオン界面活性剤は、化粧料に用い
られるアニオン界面活性剤や両性界面活性剤との相溶性
も良好であるので、そのようなアニオン界面活性剤や両
性界面活性剤と併用する用い方をすることが望ましい。
アニオン界面活性剤の例としては、アルキル硫酸塩、ア
ルキルサルフェートテトラエタノールアミン塩、アミド
エーテル硫酸塩、ヤシ油脂肪酸メチルタウリン塩、N−
ココイル−L−グルタミン酸モノテトラエタノールアミ
ン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ア
ルキルスルホカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸
塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルリン酸塩などが例示される。両性界面活性剤とし
ては、ベタイン型(ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイ
ン等)、イミダゾリン誘導体をはじめとする化粧料用の
各種の両性界面活性剤があげられる。
【0028】化粧料の中では、毛髪化粧料、殊にリンス
機能を有するシャンプー(リンス一体型シャンプー)が
重要であり、そのほかヘアーリンス、ヘアートリートメ
ント、ヘアートニックなどであってもよい。
【0029】
【作用】本発明は、上述のカチオン界面活性剤が、低刺
激性であり、アニオン界面活性剤や両性界面活性剤との
配合性が良好で、油性物質との配合性も良好であり、水
溶性もすぐれていることを見い出して、これを化粧料に
応用することを考えた結果、到達したものである。
【0030】本発明の化粧料組成物は、皮膚や毛髪に対
する親和性が良く、低刺激性であり、従来品に比し機能
および使い勝手が極めて好ましいものである。
【0031】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。以下「%」とあるのは重量%である。
【0032】〈カチオン界面活性剤の合成〉 合成例1 ヒマシ油脂肪酸 621.6g(2.1モル)を反応容器に仕込
み、窒素気流下170〜200℃で系外に水を除去しな
がら中和価が90になるまで反応させた。これにより、
ヒマシ油脂肪酸2量体に相当するエストリド(オリゴ脂
肪酸)が得られた。
【0033】この反応物を80℃にまで冷却し、ついで
N,N−ジメチルアミノプロピルアミン 104.2g(1.02
モル)を加えて、窒素気流下150〜160℃で系外に
水を除去しながら9時間反応させた。その後、120〜
140℃で減圧下に脱水および過剰のアミンの除去回収
を行った。このものの全アミン価は85.0であった。
【0034】この反応物99.0g(0.15モル)を反応容器
に入れ、ここへイソプロピルアルコール43.0gを入れ、
80℃にコントロールしながら、ジエチルサルフェート
23.1g(0.15モル)を 0.5時間かけて滴下した後、80
℃で6時間反応させた。その後、この反応物から80℃
で減圧下にイソプロピルアルコールを留去し、目的物を
得た。
【0035】合成例2 ヒマシ油脂肪酸 651.2g(2.2モル)を中和価が62にな
るまで合成例1と同様に反応させた。これにより、ヒマ
シ油脂肪酸3量体に相当するエストリド(オリゴ脂肪
酸)が得られた。
【0036】この反応物を80℃にまで冷却し、ついで
N,N−ジメチルアミノプロピルアミン77.0g(0.75モ
ル)を加え、合成例1と同条件で反応させた。このもの
の全アミン価は56.3であった。
【0037】この反応物 707.0g(0.71モル)を反応容
器に入れ、ここへイソプロピルアルコール300gを入
れ、80℃にコントロールしながらラウリルブロマイド
177.0g(0.71モル)を 0.5時間かけて滴下して合成例
1と同様に反応させ、ついで80℃で減圧下にイソプロ
ピルアルコールを留去し、目的物を得た。
【0038】合成例3 水添ヒマシ油脂肪酸 388.5g(1.26モル)を中和価が6
0になるまで合成例1と同様に反応させた。これによ
り、水添ヒマシ油脂肪酸3量体に相当するエストリド
(オリゴ脂肪酸)が得られた。
【0039】この反応物を80℃にまで冷却し、ついで
N,N−ジメチルアミノプロピルアミン42.9g(0.42モ
ル)を加え、合成例1と同条件で反応させた。このもの
の全アミン価は78.0であった。
【0040】この反応物 215.8g(0.3モル)を反応容器
に入れ、ここへイソプロピルアルコール92.5gを入れ、
80℃にコントロールしながらベンジルクロライド38.0
g(0.3モル)を 0.5時間かけて滴下して合成例1と同様
に反応させ、ついで80℃で減圧下にイソプロピルアル
コールを留去し、目的物を得た。
【0041】合成例4 ヒマシ油脂肪酸 651.2g(2.2モル)を中和価が41.5にな
るまで合成例1と同様に反応させた。これにより、ヒマ
シ油脂肪酸5量体に相当するエストリド(オリゴ脂肪
酸)が得られた。
【0042】この反応物を80℃にまで冷却し、ついで
N,N−ジメチルアミノプロピルアミン52.0g(0.51モ
ル)を加え、合成例1と同条件で反応させた。このもの
の全アミン価は40.2であった。
【0043】この反応物 685.0g(0.49モル)を反応容
器に入れ、ここへイソプロピルアルコール300gを入
れ、80℃にコントロールしながらベンジルクロライド
62.0g(0.49モル)を 0.5時間かけて滴下して合成例1
と同様に反応させ、ついで80℃で減圧下にイソプロピ
ルアルコールを留去し、目的物を得た。
【0044】合成例5 ヒマシ油脂肪酸 651.2g(2.2モル)を中和価が41.5にな
るまで合成例1と同様に反応させた。これにより、ヒマ
シ油脂肪酸5量体に相当するエストリド(オリゴ脂肪
酸)が得られた。
【0045】この反応物を80℃にまで冷却し、ついで
N,N−ジメチルアミノプロピルアミン52.0g(0.51モ
ル)を加え、合成例1と同条件で反応させた。このもの
の全アミン価は40.5であった。
【0046】この反応物 676.0g(0.49モル)を反応容
器に入れ、ここへイソプロピルアルコール290gを入
れ、80℃にコントロールしながらジエチルサルフェー
ト75.0g(0.49モル)を 0.5時間かけて滴下して合成例
1と同様に反応させ、ついで80℃で減圧下にイソプロ
ピルアルコールを留去し、目的物を得た。
【0047】合成例6 水添ヒマシ油脂肪酸 670.1g(2.17モル)を中和価が3
7になるまで合成例1と同様に反応させた。これによ
り、水添ヒマシ油脂肪酸5量体に相当するエストリド
(オリゴ脂肪酸)が得られた。
【0048】この反応物を80℃にまで冷却し、ついで
N,N−ジメチルアミノプロピルアミン45.0g(0.44モ
ル)を加え、合成例1と同条件で反応させた。このもの
の全アミン価は35.4であった。
【0049】この反応物 221.9g(0.14モル)を反応容
器に入れ、ここへイソプロピルアルコール95gを入
れ、80℃にコントロールしながらベンジルクロライド
17.7g(0.14モル)を 0.5時間かけて滴下して合成例1
と同様に反応させ、ついで80℃で減圧下にイソプロピ
ルアルコールを留去し、目的物を得た。
【0050】合成例7 ヒマシ油脂肪酸 195.4g(0.66モル)とオレイン酸93.2
g(0.33モル)とを中和価が78になるまで合成例1と
同様に反応させた。これにより、ヒマシ油脂肪酸のOH
基にオレイン酸のCOOH基が縮合した2量体を主とす
るエストリド(オリゴ脂肪酸)が得られた。
【0051】この反応物を80℃にまで冷却し、ついで
N,N−ジメチルアミノプロピルアミン42.9g(0.42モ
ル)を加え、合成例1と同条件で反応させた。このもの
の全アミン価は69.9であった。
【0052】この反応物 240.8g(0.3モル)を反応容器
に入れ、ここへイソプロピルアルコール103gを入
れ、80℃にコントロールしながらベンジルクロライド
38.0g(0.3モル)を 0.5時間かけて滴下して合成例1と
同様に反応させ、ついで80℃で減圧下にイソプロピル
アルコールを留去し、目的物を得た。
【0053】合成例8 ヒマシ油脂肪酸 621.6g(2.1モル)を中和価が90にな
るまで合成例1と同様に反応させた。これにより、ヒマ
シ油脂肪酸2量体に相当するエストリド(オリゴ脂肪
酸)が得られた。
【0054】この反応物を80℃にまで冷却し、ついで
N,N−ジエチルアミノプロピルアミン 131.6g(1.01
モル)を加え、合成例1と同条件で反応させた。このも
のの全アミン価は81.0であった。
【0055】この反応物 623.4g(0.90モル)を反応容
器に入れ、ここへイソプロピルアルコール270gを入
れ、80℃にコントロールしながらベンジルクロライド
113.9g(0.90モル)を 0.5時間かけて滴下して合成例
1と同様に反応させ、ついで80℃で減圧下にイソプロ
ピルアルコールを留去し、目的物を得た。
【0056】合成例9 ヒマシ油脂肪酸 621.6g(2.1モル)を中和価が90にな
るまで合成例1と同様に反応させた。これにより、ヒマ
シ油脂肪酸2量体に相当するエストリド(オリゴ脂肪
酸)が得られた。
【0057】この反応物を80℃にまで冷却し、ついで
N−アミノプロピルモルホリン 145.4g(1.01モル)を
加え、合成例1と同条件で反応させた。このものの全ア
ミン価は73.5であった。
【0058】この反応物 687.0g(0.90モル)を反応容
器に入れ、ここへイソプロピルアルコール270gを入
れ、80℃にコントロールしながらジエチルサルフェー
ト 138.8g(0.90モル)を 0.5時間かけて滴下して合成
例1と同様に反応させ、ついで80℃で減圧下にイソプ
ロピルアルコールを留去し、目的物を得た。
【0059】〈合成条件のまとめ〉合成例1〜9で合成
したカチオン界面活性剤におけるエストリド(A) 、ジア
ミン(B) および四級化剤(C) の各成分の種類をまとめる
と次のようになる。
【0060】合成例1 (A) ヒマシ油脂肪酸2量体 (B) N,N−ジメチルアミノプロピルアミン (C) ジエチルサルフェート 合成例2 (A) ヒマシ油脂肪酸3量体 (B) N,N−ジメチルアミノプロピルアミン (C) ラウリルブロマイド 合成例3 (A) 水添ヒマシ油脂肪酸3量体 (B) N,N−ジメチルアミノプロピルアミン (C) ベンジルクロライド 合成例4 (A) ヒマシ油脂肪酸5量体 (B) N,N−ジメチルアミノプロピルアミン (C) ベンジルクロライド 合成例5 (A) ヒマシ油脂肪酸5量体 (B) N,N−ジメチルアミノプロピルアミン (C) ジエチルサルフェート 合成例6 (A) 水添ヒマシ油脂肪酸5量体 (B) N,N−ジメチルアミノプロピルアミン (C) ベンジルクロライド 合成例7 (A) ヒマシ油脂肪酸−オレイン酸2量体 (B) N,N−ジメチルアミノプロピルアミン (C) ベンジルクロライド 合成例8 (A) ヒマシ油脂肪酸2量体 (B) N,N−ジエチルアミノプロピルアミン (C) ベンジルクロライド 合成例9 (A) ヒマシ油脂肪酸2量体 (B) N−アミノプロピルモルホリン (C) ジエチルサルフェート
【0061】〈リンス機能を有するシャンプーの製造/
その1〉最も一般的に広く使用されているアニオン界面
活性剤としてポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸
ナトリウムを選択し、下記処方のシャンプーを調製し
た。得られたシャンプーの外観、発泡性、低温安定性を
評価すると共に、櫛通り、柔軟性、しっとり感について
も官能評価した。
【0062】処方 (1) 精製水 50.1% (2) ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム の27%水溶液 45.0% (3) パラオキシ安息香酸メチル 0.2% (4) ヤシ油ジエタノールアミド 2.0% (5) カチオン界面活性剤 1.0% (6) 香料 0.2% (7) 塩化ナトリウム 1.5% 計 100.0% (注)カチオン界面活性剤の配合%は、純度換算を行っ
て100%もので 1.0%含有させた。
【0063】調製方法 上記(1) 〜(4) を50〜55℃に加温し、溶解して均一
とする。次にこのものに同温の(5) を加え、均一に溶解
させる。その後(6), (7)を加え、均一になるまで撹拌を
行い、シャンプーを得る。
【0064】測定または評価方法 粘度は、No.3-12rpm、30秒の条件で測定。低温安定性は
4℃で評価。(○: 透明、×: 白濁または沈澱) 発泡性は、上記処方にて調製した各シャンプーの 0.1%
水溶液を50mlネスラー管に10mlとり、10秒間激しく20回
振とうし、静置直後の泡の高さを測定した。櫛通り、柔
軟性、しっとり感については、下記の基準で官能評価し
た。 ◎: 良い、○: やや良い、□: 普通、△: やや悪い、
×: 悪い
【0065】結果 カチオン界面活性剤として、それぞれ合成例1(実施例
1)、合成例2(実施例2)、合成例3(実施例3)、
合成例4(実施例4)、合成例6(実施例5)、合成例
7(実施例6)、合成例8(実施例7)、合成例9(実
施例8)で得たものを用いたときの結果を表1に示す。
【0066】また、カチオン界面活性剤として、セチル
トリメチルアンモニウムクロライド50%品(比較例
1)、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド6
3%品(比較例2)、ベヘニルトリメチルアンモニウム
クロライド82%品(比較例3)、ステアリルベンジル
ジメチルアンモニウムクロライド86%品(比較例
4)、リシノールアミドプロピルトリメチルアンモニウ
ムクロライド56%品(比較例5)を用いたときを表2
に示す。カチオン界面活性剤を配合しないブランクにつ
いても表2に併せて示す。
【0067】
【表1】 実 施 例 1 2 3 4 5 6 7 8 物性評価 外観 透明 透明 透明 透明 透明 透明 透明 透明 粘度 (cps) 520 460 250 60 50 120 450 410 低温安定性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 発泡性(mm) 25 25 25 25 25 25 25 25 官能評価 櫛通り ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ 柔軟性 ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ しっとり感 ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎
【0068】
【表2】 比 較 例 ブランク 1 2 3 4 5 物性評価 外観 透明 透明 透明 白濁 白濁 透明 粘度 (cps) 1150 7000 2200 - - 1650 低温安定性 ○ × × - - ○ 発泡性(mm) 25 25 25 25 25 25 官能評価 櫛通り △ - - - - □ 柔軟性 △ - - - - □ しっとり感 △ - - - - □
【0069】上記の結果より、通常のカチオン界面活性
剤でリンス機能を持ったシャンプーを作るにはベタイン
系の界面活性剤を使用しなければならなかったが、合成
例で得たカチオン界面活性剤を使用することにより、通
常では配合が不可能であったアニオン界面活性剤ベース
のシャンプーの中に配合することができ、しかも櫛通
り、柔軟性およびしっとり感などの官能評価においても
すぐれていることが確認された。
【0070】〈リンス機能を有するシャンプーの製造/
その2〉一般的なベタイン系ベースのリンス一体型のシ
ャンプーとしてアミドプロピルベタインを選択し、下記
処方のシャンプーを調製した。得られたシャンプーの外
観、発泡性、低温安定性を評価すると共に、櫛通り、柔
軟性、しっとり感についても官能評価した。調製方法、
測定または評価方法は上記と同じである。
【0071】処方 (1) 精製水 44.45% (2) ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインの26%水溶液 50.0% (3) パラオキシ安息香酸メチル 0.2% (4) ヤシ油ジエタノールアミド 4.0% (5) カチオン界面活性剤 1.0% (6) 香料 0.2% (7) クエン酸 0.15% 計 100.0% (注)カチオン界面活性剤の配合%は、純度換算を行っ
て100%もので 1.0%含有させた。
【0072】結果 カチオン界面活性剤として、それぞれ合成例1(実施例
9)、合成例3(実施例10)、合成例4(実施例1
1)、合成例6(実施例12)、合成例9(実施例1
3)で得たものを用いたときの結果を表3に示す。
【0073】また、カチオン界面活性剤として、セチル
トリメチルアンモニウムクロライド50%品(比較例
6)、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド6
3%品(比較例7)、ステアリルベンジルジメチルアン
モニウムクロライド86%品(比較例8)、リシノール
アミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド56
%品(比較例9)を用いた場合を表4に示す。カチオン
界面活性剤を配合しないブランクについても表4に併せ
て示す。
【0074】
【表3】 実 施 例 9 10 11 12 13 物性評価 外観 透明 透明 透明 透明 透明 粘度 (cps) 480 420 380 360 420 低温安定性 ○ ○ ○ ○ ○ 発泡性(mm) 18 18 18 18 18 官能評価 櫛通り ○ ◎ ◎ ◎ ○ 柔軟性 ○ ◎ ◎ ◎ ○ しっとり感 ◎ ◎ ◎ ○ ◎
【0075】
【表4】 比 較 例 ブランク 6 7 8 9 物性評価 外観 透明 透明 透明 白濁 透明 粘度 (cps) 500 580 760 - 550 低温安定性 ○ ○ ○ - ○ 発泡性(mm) 18 18 18 - 18 官能評価 櫛通り △ □ ○ - □ 柔軟性 △ ○ □ - ○ しっとり感 □ ○ ○ - □
【0076】上記の結果より、ベタイン系シャンプーベ
ースの中に合成例で得たカチオン界面活性剤を配合して
も、通常よく使われているセチルトリメチルアンモニウ
ムクロライドやステアリルトリメチルアンモニウムクロ
ライドと比較して、櫛通り、柔軟性およびしっとり感な
どの官能評価がさらにすぐれていることが確認された。
またリシノールアミドプロピルトリメチルアンモニウム
クロライドに比しても、櫛通り、しっとり感などの官能
評価が良好であることが確認された。
【0077】〈ヘアーリンスの製造〉下記処方のヘアー
リンスを調製し、得られたリンスの柔軟性、滑り感、し
っとり感について官能評価した。
【0078】処方 (1) 精製水 89.8% (2) プロピレングリコール 5.0% (3) パラオキシ安息香酸メチル 0.2% (4) カチオン界面活性剤 2.0% (5) セタノール 3.0% 計 100.0% (注)カチオン界面活性剤の配合%は、純度換算を行っ
て100%もので 2.0%含有させた。
【0079】調製方法 上記(1) 〜(3) を75℃に加温し、同温の(4), (5)の混
合物を加え、乳化する。乳化後、40℃まで冷却する。
【0080】評価方法 得られたヘアーリンスを毛束に5g均一に塗布して5分
間放置した後、流水で洗浄しタオルドライしてから、乾
燥機で10分間乾燥し、柔軟性、滑り性、しっとり感を
下記の基準で官能評価した。 ◎: 良い、○: やや良い、□: 普通、△: やや悪い、
×: 悪い
【0081】結果 カチオン界面活性剤として、それぞれ合成例2(実施例
14)、合成例3(実施例15)、合成例4(実施例1
6)、合成例6(実施例17)、合成例8(実施例1
8)で得たものを用いたときの結果を表5に示す。ま
た、カチオン界面活性剤として、ステアリルトリメチル
アンモニウムクロライド63%品(比較例10)、セチ
ルトリメチルアンモニウムクロライド50%品(比較例
11)、リシノールアミドプロピルトリメチルアンモニ
ウムクトライド56%品(比較例12)を用いたときの
結果を表5に併せて示す。
【0082】
【表5】 実 施 例 比 較 例 14 15 16 17 18 10 11 12 官能評価 柔軟性 ○ ◎ ◎ ◎ ◎ □〜○ ○ ○ 滑り感 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ □ □ しっとり感 ◎ ○ ◎ ◎ ○ ○ ○〜□ □
【0083】上記の結果より、従来汎用されているカチ
オン界面活性剤を配合した場合に比し、合成例で得たカ
チオン界面活性剤を配合して場合には、柔軟性、滑り性
およびしっとり感などの官能評価がすぐれていることが
わかる。
【0084】〈ヘアートリートメントの製造〉下記処方
のヘアートリートメントを調製し、得られたヘアートリ
ートメントについて柔軟性、滑り感、しっとり感を官能
評価した。
【0085】処方 (1) 精製水 78.3% (2) グリセリン 5.0% (3) パラオキシ安息香酸メチル 0.2% (4) カチオン界面活性剤 2.0% (5) セタノール 7.5% (6) スクワラン 3.0% (7) 白色ワセリン 1.0% (8) 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 3.0% 計 100.0% (注)カチオン界面活性剤の配合%は、純度換算を行っ
て100%もので 2.0%含有させた。
【0086】調製方法 上記(1) 〜(3) を80℃に加温し、このものに同温で溶
解させた(4) 〜(8) を加え、乳化する。乳化後、45℃
まで冷却して、ヘアートリートメントを得る。
【0087】評価方法 ヘアーリンスの項で述べた方法を採用した。
【0088】結果 カチオン界面活性剤として、それぞれ合成例2(実施例
19)、合成例4(実施例20)、合成例6(実施例2
1)で得たものを用いたときの結果を表6に示す。ま
た、カチオン界面活性剤として、ステアリルトリメチル
アンモニウムクロライド63%品(比較例13)、ベヘ
ニルトリメチルアンモニウムクロライド82%品(比較
例14)、ステアリルベンジルジメチルアンモニウムク
ロライド86%品(比較例15)を用いたときの結果を
表6に併せて示す。
【0089】
【表6】 実 施 例 比 較 例 19 20 21 13 14 15 官能評価 柔軟性 ○ ◎ ◎ ○ ○ ◎ 滑り感 ◎ ◎ ◎ ○ □ ○〜□ しっとり感 ◎ ◎ ◎ □ ○ □
【0090】上記の結果より、従来汎用されているカチ
オン界面活性剤を配合した場合に比し、合成例で得たカ
チオン界面活性剤を配合した場合には、柔軟性、滑り性
およびしっとり感などの官能評価がすぐれていることが
わかる。
【0091】〈ヘアートニックの製造〉下記処方のヘア
ートニックを調製し、得られたヘアートニックの柔軟性
およびしっとり感につき官能評価した。
【0092】処方 (1) エタノール 55.0% (2) 感光素301号 0.002% (3) L−メントール 0.1% (4) レゾルシン 0.1% (5) 香料 0.05% (6) ポリオキシエチレン(30)ポリオキシプロピレン(6) デシルテトラデシルエーテル 0.2% (7) ジプロピレングリコール 3.0% (8) 精製水 40.848% (9) センブリエキス 0.2% (10) カチオン界面活性剤 0.5% 計 100.0% (注)カチオン界面活性剤の配合%は、純度換算を行っ
て100%もので 0.5%含有させた。
【0093】調製方法 上記(1) に(2) を溶解する。次に(3) 〜(6) の混合物を
加え、均一とする。さらに(7) を加える。(1) 〜(7)の
混合物を撹拌しながら(8) を加える。均一になれば、
(9), (10) を加えて均一になるまで撹拌する。
【0094】評価方法 ヘアーリンスの項で述べた方法を採用した。
【0095】結果 カチオン界面活性剤として、それぞれ合成例1(実施例
22)、合成例3(実施例23)、合成例5(実施例2
4)で得たものを用いたときの結果を表7に示す。ま
た、カチオン界面活性剤を配合しないブランクについて
も表7に併せて示す。
【0096】
【表7】 実 施 例 22 23 24 ブランク 官能評価 柔軟性 ○ ○ ○ □ しっとり感 ○ ○ ◎ □
【0097】上記の結果より、ヘアートニックにおいて
も、従来汎用されているカチオン界面活性剤を配合した
場合に比し、合成例で得たカチオン界面活性剤を配合し
て場合には、柔軟性およびしっとり感を与えることがわ
かる。
【0098】
【発明の効果】本発明の化粧料組成物、殊にリンス機能
を有するシャンプーは、皮膚や毛髪に対する親和性が良
く、低刺激性であり、従来品に比し機能および使い勝手
が極めて好ましい。
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 芳幸 三重県四日市市末広町13番26号 伊藤製 油株式会社内 (72)発明者 川浦 清治 大阪府大阪市中央区道修町1丁目7番11 号 岩瀬コスファ株式会社内 (72)発明者 松田 憲雄 大阪府大阪市中央区道修町1丁目7番11 号 岩瀬コスファ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭48−79178(JP,A) 特開 昭63−132817(JP,A) 特開 昭63−317596(JP,A) 特開 昭62−138412(JP,A) 特開 平6−107525(JP,A) 特開 平4−327522(JP,A) 特開 平5−317687(JP,A) 特開 平5−331027(JP,A) 特開 平5−331028(JP,A) 特開 昭58−132049(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エストリド(A) 、一級または二級のいずれ
    かのアミノ基と三級窒素とを有するジアミン(B) および
    四級化剤(C) の反応物からなるカチオン界面活性剤を含
    有する化粧料組成物。
  2. 【請求項2】エストリド(A) が、ヒドロキシ脂肪酸の分
    子間縮合物またはヒドロキシ脂肪酸と実質的にOH基を
    有しない脂肪酸との混合物の分子間縮合物である請求項
    1記載の化粧料組成物。
  3. 【請求項3】請求項1のカチオン界面活性剤と、アニオ
    ン界面活性剤または/および両性界面活性剤とを含有す
    る化粧料組成物。
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