JP3148303B2 - 耐熱耐真空用光学繊維束の製造方法 - Google Patents
耐熱耐真空用光学繊維束の製造方法Info
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- JP3148303B2 JP3148303B2 JP27113291A JP27113291A JP3148303B2 JP 3148303 B2 JP3148303 B2 JP 3148303B2 JP 27113291 A JP27113291 A JP 27113291A JP 27113291 A JP27113291 A JP 27113291A JP 3148303 B2 JP3148303 B2 JP 3148303B2
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- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極めて高温または真空
の条件下においても使用可能な耐熱耐真空用光学繊維束
の製造方法に関する。
の条件下においても使用可能な耐熱耐真空用光学繊維束
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コア及びクラッド部を有してなる光学繊
維素線を用い、これを光軸方向を揃えて多数束ねて、光
の伝送を目的としたものは、イメージガイド、ライトガ
イドなどと呼ばれる。これらは医療用の内視鏡や、狭い
ところの照明、光モニター、光センサーなどに用いら
れ、光学機械、装置やその他の精密機械、装置等の重要
な個別光学部品となっており、その応用分野は非常に幅
広いものとなっている。これらに用いられる光学繊維束
としては、端部に固定部を形成し、中間部に可撓部を形
成したものが用いられている。ところで、こうした端部
の固定部は、主に有機系または無機系の接着剤により固
定することにより形成されており、有機系の接着剤を使
用したものとして例えば、特開昭55−111908号
公報、特開昭60−262105号公報等に記載の方
法、また無機系の接着剤、特にガラスを使用したものと
して例えば、特開昭55−65907号公報、特開平1
−114804号公報に提案される方法等が知られてい
る。
維素線を用い、これを光軸方向を揃えて多数束ねて、光
の伝送を目的としたものは、イメージガイド、ライトガ
イドなどと呼ばれる。これらは医療用の内視鏡や、狭い
ところの照明、光モニター、光センサーなどに用いら
れ、光学機械、装置やその他の精密機械、装置等の重要
な個別光学部品となっており、その応用分野は非常に幅
広いものとなっている。これらに用いられる光学繊維束
としては、端部に固定部を形成し、中間部に可撓部を形
成したものが用いられている。ところで、こうした端部
の固定部は、主に有機系または無機系の接着剤により固
定することにより形成されており、有機系の接着剤を使
用したものとして例えば、特開昭55−111908号
公報、特開昭60−262105号公報等に記載の方
法、また無機系の接着剤、特にガラスを使用したものと
して例えば、特開昭55−65907号公報、特開平1
−114804号公報に提案される方法等が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来公知の光
学繊維束端部固定用接着剤は、上記した公報等に記載さ
れるように、有機系接着剤ではその耐熱温度はエポキシ
系接着剤で150℃程度、ポリイミド樹脂系接着剤で3
00℃程度であり、より高温における使用には適さない
ものであった。また、耐真空の使用に際しても、有機系
接着剤を用いた場合、樹脂の接着反応プロセスで空隙が
生じ気密性があまり良くないこと、及び真空化の際にガ
スが発生して真空化に時間がかかること、等の問題を生
じていた。無機系接着剤、特にガラスを接着剤として使
用したものは、接着部の気密性が良く、ガスの発生もな
いため、耐真空の使用に際しては良好に適用できる。し
かし、接着剤として使用されるガラスが低融点ガラスで
あるために、その耐熱温度は有機系接着剤と同じく30
0℃程度しかなく、より高温での使用には適さないとい
う問題があった。
学繊維束端部固定用接着剤は、上記した公報等に記載さ
れるように、有機系接着剤ではその耐熱温度はエポキシ
系接着剤で150℃程度、ポリイミド樹脂系接着剤で3
00℃程度であり、より高温における使用には適さない
ものであった。また、耐真空の使用に際しても、有機系
接着剤を用いた場合、樹脂の接着反応プロセスで空隙が
生じ気密性があまり良くないこと、及び真空化の際にガ
スが発生して真空化に時間がかかること、等の問題を生
じていた。無機系接着剤、特にガラスを接着剤として使
用したものは、接着部の気密性が良く、ガスの発生もな
いため、耐真空の使用に際しては良好に適用できる。し
かし、接着剤として使用されるガラスが低融点ガラスで
あるために、その耐熱温度は有機系接着剤と同じく30
0℃程度しかなく、より高温での使用には適さないとい
う問題があった。
【0004】この耐熱性の問題に関し、光学繊維素線と
して石英系光学繊維を使用し、接着剤として有機バイン
ダー中に無機成分を溶かし込んだものを用いることによ
り耐熱使用温度を800℃という非常な高温に高める方
法が知られている。しかしながらこの方法は、接着プロ
セスにおいて、接着後熱処理することにより有機成分を
取り除いてしまうので、樹脂の接着剤の場合と同様に空
隙を生じ、気密性が良くないと共に、接着力が弱いの
で、接着部分が脆くなってしまうなどの欠点がある。ま
た、光学繊維素線として石英系光学繊維を使用している
ために、コスト面で非常に高価なものとなっている。さ
らに、上記公開公報等にみられるように、ガラスを接着
剤として使用した場合の作製方法に関しては、光学繊維
束端末部を溶融低融点ガラス中に浸漬して融着する方法
が知られている。しかし、こう方法では光学繊維束端末
部に多量のガラスが付着して膨らんでしまうと共に、す
ぐに固化してしまうので、端末部固定用の金属等のパイ
プ中に光学繊維束を引き込むことはかなり困難である。
本発明はこのような従来技術の諸問題に鑑みてなされた
ものであり、光学繊維束端部の気密性とより高温の耐熱
性を兼ね備えた耐熱耐真空用光学繊維束の製造方法を提
供することを目的とする。
して石英系光学繊維を使用し、接着剤として有機バイン
ダー中に無機成分を溶かし込んだものを用いることによ
り耐熱使用温度を800℃という非常な高温に高める方
法が知られている。しかしながらこの方法は、接着プロ
セスにおいて、接着後熱処理することにより有機成分を
取り除いてしまうので、樹脂の接着剤の場合と同様に空
隙を生じ、気密性が良くないと共に、接着力が弱いの
で、接着部分が脆くなってしまうなどの欠点がある。ま
た、光学繊維素線として石英系光学繊維を使用している
ために、コスト面で非常に高価なものとなっている。さ
らに、上記公開公報等にみられるように、ガラスを接着
剤として使用した場合の作製方法に関しては、光学繊維
束端末部を溶融低融点ガラス中に浸漬して融着する方法
が知られている。しかし、こう方法では光学繊維束端末
部に多量のガラスが付着して膨らんでしまうと共に、す
ぐに固化してしまうので、端末部固定用の金属等のパイ
プ中に光学繊維束を引き込むことはかなり困難である。
本発明はこのような従来技術の諸問題に鑑みてなされた
ものであり、光学繊維束端部の気密性とより高温の耐熱
性を兼ね備えた耐熱耐真空用光学繊維束の製造方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の耐熱耐真空用光学繊維束の製造方法は、その組成が
TeO 2 20.0〜30.0重量%、Bi 2 O 3 1
2.0〜30.0重量%、GeO 2 13.0〜23.
0%及びPbO 15.0〜35.0重量%並びにLa
2 O 3 5.0〜12.0重量%又はNb 2 O 5 8.
0〜20.0重量%であるガラスを接着ガラスとし、コ
ア及びクラツド部を有してなる光学繊維素線を束ね、該
光学繊維束の端部の上に接着ガラスを載置した状態で加
熱して該接着ガラスを光学繊維束中に浸透融着させるこ
とにより該光学繊維束の端部を密に融着し、続いて融着
した該接着ガラスを結晶化処理することにより耐熱性を
高めることを特徴とする。本発明において、上記コア及
びクラッドを有してなる光学繊維素線としては、そのガ
ラス転移温度(Tg)が500℃を越え、ガラス軟化温
度(Ts)が700℃を越えるガラス組成物からなるも
のを特に好ましいものとして挙げることができる。本発
明における上記接着ガラスとしては、700℃以下の温
度において融着し、500℃〜700℃の温度で良好に
結晶化すると共に、ガラス屈伏温度(At)が400℃
以上であるものが特に好ましい。
明の耐熱耐真空用光学繊維束の製造方法は、その組成が
TeO 2 20.0〜30.0重量%、Bi 2 O 3 1
2.0〜30.0重量%、GeO 2 13.0〜23.
0%及びPbO 15.0〜35.0重量%並びにLa
2 O 3 5.0〜12.0重量%又はNb 2 O 5 8.
0〜20.0重量%であるガラスを接着ガラスとし、コ
ア及びクラツド部を有してなる光学繊維素線を束ね、該
光学繊維束の端部の上に接着ガラスを載置した状態で加
熱して該接着ガラスを光学繊維束中に浸透融着させるこ
とにより該光学繊維束の端部を密に融着し、続いて融着
した該接着ガラスを結晶化処理することにより耐熱性を
高めることを特徴とする。本発明において、上記コア及
びクラッドを有してなる光学繊維素線としては、そのガ
ラス転移温度(Tg)が500℃を越え、ガラス軟化温
度(Ts)が700℃を越えるガラス組成物からなるも
のを特に好ましいものとして挙げることができる。本発
明における上記接着ガラスとしては、700℃以下の温
度において融着し、500℃〜700℃の温度で良好に
結晶化すると共に、ガラス屈伏温度(At)が400℃
以上であるものが特に好ましい。
【0006】本発明者等は、従来法の諸欠点を改良すべ
く種々考察・研究を重ねた結果、融着温度で変形するこ
となく、しかも500℃の高温で使用できる光学繊維束
を用いること、700℃以下で融着し500℃で使用で
き、しかも光学繊維束の間に十分に浸透するような接着
ガラスで融着後これを結晶化すれば、空隙等なく気密に
融着できた耐熱耐真空性光学繊維束が得られると考え、
このような特性を有する接着ガラスの組成を開発し、本
発明に達成できた。
く種々考察・研究を重ねた結果、融着温度で変形するこ
となく、しかも500℃の高温で使用できる光学繊維束
を用いること、700℃以下で融着し500℃で使用で
き、しかも光学繊維束の間に十分に浸透するような接着
ガラスで融着後これを結晶化すれば、空隙等なく気密に
融着できた耐熱耐真空性光学繊維束が得られると考え、
このような特性を有する接着ガラスの組成を開発し、本
発明に達成できた。
【0007】本発明のコアとクラッド部を有してなる光
学繊維素線としては、そのガラス転移温度(Tg)が5
00℃より高く、そのガラス軟化温度(Ts)は700
℃をこえる温度であるガラスからなるものを使用する。
ガラス転移温度(Tg)が500℃より高いので、50
0℃においても軟化変形は防止でき、500℃の高温に
おける長期間の使用にも耐え得る。また、本発明におけ
る接着ガラスによる融着温度は700℃を越えることは
ないので、軟化温度(Ts)が700℃を越える光学繊
維素線であれば、融着時に軟化変形することがない。本
発明の光学繊維素線としては上記の特性を満足できるも
のであれば、いずれでもよいが、例えばSiO2 系ガラ
ス、SiO2 −B2 O3 系ガラス、GeO2 系ガラス、
P2 O5 系ガラスを主成分とするもの、これらに更に数
種類の修飾酸化物を加えた組成のもの等が挙げられる。
学繊維素線としては、そのガラス転移温度(Tg)が5
00℃より高く、そのガラス軟化温度(Ts)は700
℃をこえる温度であるガラスからなるものを使用する。
ガラス転移温度(Tg)が500℃より高いので、50
0℃においても軟化変形は防止でき、500℃の高温に
おける長期間の使用にも耐え得る。また、本発明におけ
る接着ガラスによる融着温度は700℃を越えることは
ないので、軟化温度(Ts)が700℃を越える光学繊
維素線であれば、融着時に軟化変形することがない。本
発明の光学繊維素線としては上記の特性を満足できるも
のであれば、いずれでもよいが、例えばSiO2 系ガラ
ス、SiO2 −B2 O3 系ガラス、GeO2 系ガラス、
P2 O5 系ガラスを主成分とするもの、これらに更に数
種類の修飾酸化物を加えた組成のもの等が挙げられる。
【0008】本発明の特徴とする接着ガラスとしては、
融着温度における光学繊維の変形を抑えるために、70
0℃以下の温度において良好に融着し、且つ500℃の
耐熱性を達成するため、そのガラス屈伏温度(At)が
400℃以上のものを使用する。この理由は、通常結晶
化ガラスと呼ばれるものの耐熱温度は、結晶化処理時の
最高処理温度までに限定されるからであり、本発明では
500℃をこえる温度で良好に結晶化する接着ガラスを
使用する。そして、接着ガラスの屈伏温度(At)が4
00℃未満であると、その結晶化処理温度が500℃未
満となってしまうため、そのガラス屈伏温度(At)は
400℃以上のものを使用する。
融着温度における光学繊維の変形を抑えるために、70
0℃以下の温度において良好に融着し、且つ500℃の
耐熱性を達成するため、そのガラス屈伏温度(At)が
400℃以上のものを使用する。この理由は、通常結晶
化ガラスと呼ばれるものの耐熱温度は、結晶化処理時の
最高処理温度までに限定されるからであり、本発明では
500℃をこえる温度で良好に結晶化する接着ガラスを
使用する。そして、接着ガラスの屈伏温度(At)が4
00℃未満であると、その結晶化処理温度が500℃未
満となってしまうため、そのガラス屈伏温度(At)は
400℃以上のものを使用する。
【0009】また、一般にコア及びクラッドを有してな
る光学繊維は、主成分がSiO2 系またはSiO2 −B
2 O3 系のガラス組成であるため、同じガラス組成物系
の接着ガラスを使用した場合、接着処理時に光学繊維と
接着ガラスが融合して溶け合ってしまうので、接着ガラ
スが浸透しにくくなる。そこで、本発明の接着ガラスの
組成としては、光学繊維束への浸透融着性に富むTeO
2 系ガラスが好ましく、例えば以下に例示するような組
成が特に好ましい。すなわちその組成が、TeO2 2
0.0〜30.0重量%、Bi2 O3 12.0〜3
0.0重量%、GeO2 13.0〜23.0%及びP
bO 15.0〜35.0重量%並びにLa2 O3
5.0〜12.0重量%又はNb2 O5 8.0〜20.
0重量%であるようなガラスが挙げられる。この組成の
範囲限定の根拠は以下のとおりである。
る光学繊維は、主成分がSiO2 系またはSiO2 −B
2 O3 系のガラス組成であるため、同じガラス組成物系
の接着ガラスを使用した場合、接着処理時に光学繊維と
接着ガラスが融合して溶け合ってしまうので、接着ガラ
スが浸透しにくくなる。そこで、本発明の接着ガラスの
組成としては、光学繊維束への浸透融着性に富むTeO
2 系ガラスが好ましく、例えば以下に例示するような組
成が特に好ましい。すなわちその組成が、TeO2 2
0.0〜30.0重量%、Bi2 O3 12.0〜3
0.0重量%、GeO2 13.0〜23.0%及びP
bO 15.0〜35.0重量%並びにLa2 O3
5.0〜12.0重量%又はNb2 O5 8.0〜20.
0重量%であるようなガラスが挙げられる。この組成の
範囲限定の根拠は以下のとおりである。
【0010】TeO2 は、本発明に係る接着ガラスとし
ての特徴的な成分であり、SiO2 系またはSiO2 −
B2 O3 系の光学繊維との接着処理時の浸透融着性を増
すと共に、ガラスの網目を構成する成分である。しか
し、存在量が20.0重量%未満ではガラスが非常に不
安定となり、30.0重量%を越えると目的とする熱的
特性が得られなくなるので、上記の範囲とすることが好
ましい。Bi2 O3 は、TeO2 と同様にガラスの網目
を構成する成分であり、ガラスの低溶融化に有効な成分
である。しかし、その量が12.0重量%によ少ないと
ガラスが不安定となり、30.0重量%より多くなる
と、ガラスの屈伏温度(At)の低下をもたらすので、
上記の範囲とすることが好ましい。GeO2 もTe
O2 、Bi2 O3 と共にガラスの網目を構成する成分で
あるが、その量が13.0重量%より少ないとガラスが
不安定となり、23.0重量%より多くなると化学的耐
久性を悪くするので上記の範囲内とすることが好まし
い。PbOは、ガラスの低温溶融化に有効な成分であ
る。しかし、15.0重量%より少ないとその効果が少
なく、35.0重量%を越えると接着処理時の浸透融着
性を悪くしてしまうので、その範囲内とする。La2 O
3 は、ガラスの化学的耐久性の向上、結晶化処理温度の
上昇に有効な成分である。しかし、12.0重量%より
多くなると、ガラスが得られない。Nb2 O5 は、La
2 O3と同様の特性を持つが、20.0重量%より多く
なると、やはりガラスが得られない。但し700℃以下
の温度において融着し、500℃〜700℃の温度で良
好に結晶化すると共に、ガラス屈伏温度(At)が40
0℃以上である範囲において、上記成分の一部をLi、
Na、K、Cs、Mg、Ca、Zn、Sr、Ba、T
i、Y、Zr、Ga、In、Sn、Sb、Tl、As、
Al、Gd、Yb、Ta、W、P等の酸化物成分で置換
させてもよい。
ての特徴的な成分であり、SiO2 系またはSiO2 −
B2 O3 系の光学繊維との接着処理時の浸透融着性を増
すと共に、ガラスの網目を構成する成分である。しか
し、存在量が20.0重量%未満ではガラスが非常に不
安定となり、30.0重量%を越えると目的とする熱的
特性が得られなくなるので、上記の範囲とすることが好
ましい。Bi2 O3 は、TeO2 と同様にガラスの網目
を構成する成分であり、ガラスの低溶融化に有効な成分
である。しかし、その量が12.0重量%によ少ないと
ガラスが不安定となり、30.0重量%より多くなる
と、ガラスの屈伏温度(At)の低下をもたらすので、
上記の範囲とすることが好ましい。GeO2 もTe
O2 、Bi2 O3 と共にガラスの網目を構成する成分で
あるが、その量が13.0重量%より少ないとガラスが
不安定となり、23.0重量%より多くなると化学的耐
久性を悪くするので上記の範囲内とすることが好まし
い。PbOは、ガラスの低温溶融化に有効な成分であ
る。しかし、15.0重量%より少ないとその効果が少
なく、35.0重量%を越えると接着処理時の浸透融着
性を悪くしてしまうので、その範囲内とする。La2 O
3 は、ガラスの化学的耐久性の向上、結晶化処理温度の
上昇に有効な成分である。しかし、12.0重量%より
多くなると、ガラスが得られない。Nb2 O5 は、La
2 O3と同様の特性を持つが、20.0重量%より多く
なると、やはりガラスが得られない。但し700℃以下
の温度において融着し、500℃〜700℃の温度で良
好に結晶化すると共に、ガラス屈伏温度(At)が40
0℃以上である範囲において、上記成分の一部をLi、
Na、K、Cs、Mg、Ca、Zn、Sr、Ba、T
i、Y、Zr、Ga、In、Sn、Sb、Tl、As、
Al、Gd、Yb、Ta、W、P等の酸化物成分で置換
させてもよい。
【0011】本発明においては光学繊維素線を束ねた光
学繊維束を上記したような接着ガラスで融着し、次に該
接着ガラスを結晶化する。単に融着するのみではなく、
結晶化することによりガラスのままでは、ガラス転移温
度(Tg)までの耐熱性しか得られなかった融着部に、
更に高温度の耐熱性を持たせることができるいう効果が
得られる。すなわち、本発明においては、結晶化処理に
より、接着ガラスのガラス転移温度(Tg)より100
℃以上高い温度の耐熱性を持たせることができた。本発
明における融着の条件は、光学繊維束の軟化変形を抑え
るため、700℃以下の温度として、具体的な手段とし
ては、後記する実施例で示すように、光学繊維束の上部
に接着ガラスを載置した状態で外部から加熱し、融解し
た接着ガラスが自重により光学繊維束の間に入り込むの
を利用する方法がある。また、本発明における結晶化の
条件は、500℃の耐熱性を持たせるため、また光学繊
維束の軟化変形を抑えるため、500〜700℃の間の
温度とし、この間で接着ガラスが最適に結晶化する温度
で行なう。
学繊維束を上記したような接着ガラスで融着し、次に該
接着ガラスを結晶化する。単に融着するのみではなく、
結晶化することによりガラスのままでは、ガラス転移温
度(Tg)までの耐熱性しか得られなかった融着部に、
更に高温度の耐熱性を持たせることができるいう効果が
得られる。すなわち、本発明においては、結晶化処理に
より、接着ガラスのガラス転移温度(Tg)より100
℃以上高い温度の耐熱性を持たせることができた。本発
明における融着の条件は、光学繊維束の軟化変形を抑え
るため、700℃以下の温度として、具体的な手段とし
ては、後記する実施例で示すように、光学繊維束の上部
に接着ガラスを載置した状態で外部から加熱し、融解し
た接着ガラスが自重により光学繊維束の間に入り込むの
を利用する方法がある。また、本発明における結晶化の
条件は、500℃の耐熱性を持たせるため、また光学繊
維束の軟化変形を抑えるため、500〜700℃の間の
温度とし、この間で接着ガラスが最適に結晶化する温度
で行なう。
【0012】図を参照して本発明の方法をより詳細に説
明する。図1の(a)に示すように、金属パイプ1中に
光学繊維素線の束を挿入し、パイプ1より出た光学繊維
束端末部を切断して端面を平面にそろえる。次に同図
(b)に示すように金属パイプより光学繊維束2を接着
ガラス3を載置するに充分な長さに引き出し、同図の
(c)に示すように接着ガラス3を載置し、これを同図
の(d)に示すように加熱炉4内にセットする。ヒータ
ー5により700℃以下の温度で一定時間加熱すること
により、接着ガラス3を光学繊維束2中に浸透融着させ
る。引き続き炉温を500〜700℃の間の温度に下げ
て一定時間保持することにより、光学繊維束2中に浸透
した接着ガラスを結晶化処理する。この結晶化処理後、
さらに低温、例えば200℃程度まで徐冷して加熱部よ
り取り出す。同図の(e)に示すように、以上で得られ
た接着部6により固定された光学繊維束固定部を、矢印
の部分において接着処理部の一部を切断し、切断面を光
学研磨して同図の(f)に示す光導杆とする。
明する。図1の(a)に示すように、金属パイプ1中に
光学繊維素線の束を挿入し、パイプ1より出た光学繊維
束端末部を切断して端面を平面にそろえる。次に同図
(b)に示すように金属パイプより光学繊維束2を接着
ガラス3を載置するに充分な長さに引き出し、同図の
(c)に示すように接着ガラス3を載置し、これを同図
の(d)に示すように加熱炉4内にセットする。ヒータ
ー5により700℃以下の温度で一定時間加熱すること
により、接着ガラス3を光学繊維束2中に浸透融着させ
る。引き続き炉温を500〜700℃の間の温度に下げ
て一定時間保持することにより、光学繊維束2中に浸透
した接着ガラスを結晶化処理する。この結晶化処理後、
さらに低温、例えば200℃程度まで徐冷して加熱部よ
り取り出す。同図の(e)に示すように、以上で得られ
た接着部6により固定された光学繊維束固定部を、矢印
の部分において接着処理部の一部を切断し、切断面を光
学研磨して同図の(f)に示す光導杆とする。
【0013】図2に本発明の別の製法を示す。同図の
(g)は、前記の図1の(a)と同じにした状態を示し
ている。次に同図の(h)に示すように光学繊維素線の
束を積めた金属パイプ1より一回り大きい金属等のパイ
プ7を被せて、接着ガラス3を載置するに充分な長さを
確保できるように固定する。同図の(i)に示すように
上部に接着ガラス3を載置し、以下図1の(d)〜
(f)と同じ工程である(j)〜(l)を経て、光導杵
とする。図2の方法によれば光学繊維束外周部の断線が
抑えられるために、更に透光性の良好な光導杆とするこ
とができる。
(g)は、前記の図1の(a)と同じにした状態を示し
ている。次に同図の(h)に示すように光学繊維素線の
束を積めた金属パイプ1より一回り大きい金属等のパイ
プ7を被せて、接着ガラス3を載置するに充分な長さを
確保できるように固定する。同図の(i)に示すように
上部に接着ガラス3を載置し、以下図1の(d)〜
(f)と同じ工程である(j)〜(l)を経て、光導杵
とする。図2の方法によれば光学繊維束外周部の断線が
抑えられるために、更に透光性の良好な光導杆とするこ
とができる。
【0014】
実施例1 光学繊維素線として、コアが〔SiO2 34重量%、B
2 O3 18重量%、BaO 34重量%、残部:その他
微量成分〕の組成で、屈折率(nd)1.603、ガラ
ス軟化温度(Ts)750℃、ガラス転移温度(Tg)
623℃の特性を有するガラスからなり、クラッドが
〔SiO2 57重量%、B2 O3 19重量%、Al2 O
3 5重量%、残部:その他微量成分〕の組成で、屈折率
(nd)1.510、ガラス軟化温度(Ts)739
℃、ガラス転移温度(Tg)559℃の特性を有するガ
ラスからなる光学繊維素線を束ね、図1に(a)として
示すように、YEF29−17(日立金属(株)製、鉄
・ニッケル・コバルト系合金、膨張係数〔α〕≒50×
10-7)からなる金属パイプ1に束2とし挿入し、パイ
プ1より出た光学繊維束端末部を切断し、端面を平坦に
そろえる。次に図1の(b)に示すように、そろえた束
2をパイプより引き出し、その上部に下記表1に示す組
成及び特性値を有する接着ガラス3を挿入したもの〔図
1の(c)〕を、図1の(d)に示すように加熱炉4内
にセットする。ヒーター5により700℃で1時間加熱
することにより、接着ガラス3を光学繊維束2中に浸透
融着させる。引き続き温度を500〜600℃の間の温
度に下げて5時間程度保持することにより、光学繊維束
中に浸透した接着ガラスを結晶化処理する。結晶化処理
後、200℃程度まで徐冷して加熱部より取り出す。以
上で得られた接着部6により固定された光学繊維束固定
部を接着処理部の一部分において切断し、切断面を光学
研磨して光導杆とした〔図1の(e)〜(f)〕。この
ようにして製造した光学繊維束光導杆の端部構造は、気
密性が良く、500℃までの耐熱性を有していた。
2 O3 18重量%、BaO 34重量%、残部:その他
微量成分〕の組成で、屈折率(nd)1.603、ガラ
ス軟化温度(Ts)750℃、ガラス転移温度(Tg)
623℃の特性を有するガラスからなり、クラッドが
〔SiO2 57重量%、B2 O3 19重量%、Al2 O
3 5重量%、残部:その他微量成分〕の組成で、屈折率
(nd)1.510、ガラス軟化温度(Ts)739
℃、ガラス転移温度(Tg)559℃の特性を有するガ
ラスからなる光学繊維素線を束ね、図1に(a)として
示すように、YEF29−17(日立金属(株)製、鉄
・ニッケル・コバルト系合金、膨張係数〔α〕≒50×
10-7)からなる金属パイプ1に束2とし挿入し、パイ
プ1より出た光学繊維束端末部を切断し、端面を平坦に
そろえる。次に図1の(b)に示すように、そろえた束
2をパイプより引き出し、その上部に下記表1に示す組
成及び特性値を有する接着ガラス3を挿入したもの〔図
1の(c)〕を、図1の(d)に示すように加熱炉4内
にセットする。ヒーター5により700℃で1時間加熱
することにより、接着ガラス3を光学繊維束2中に浸透
融着させる。引き続き温度を500〜600℃の間の温
度に下げて5時間程度保持することにより、光学繊維束
中に浸透した接着ガラスを結晶化処理する。結晶化処理
後、200℃程度まで徐冷して加熱部より取り出す。以
上で得られた接着部6により固定された光学繊維束固定
部を接着処理部の一部分において切断し、切断面を光学
研磨して光導杆とした〔図1の(e)〜(f)〕。この
ようにして製造した光学繊維束光導杆の端部構造は、気
密性が良く、500℃までの耐熱性を有していた。
【0015】
【表1】
【0016】実施例2 実施例1と同じ特性を有する光学繊維束を使用し、図2
に示す本発明の方法に従い光導杆を製造した。実施例1
と同様に作製された光学繊維束〔図2の(g)〕を、よ
り大きな金属等のパイプに挿入して固定し〔図2の
(h)〕、繊維束の上部に接着ガラス3を載置し〔図2
の(i)〕、以下実施例1と同様に操作して光導杆を得
た。このようにして製造した光学繊維束光導杆の端部構
造は、気密性が良く、500℃までの耐熱性を有してい
た。本実施例の方法によれば、光学繊維束外周部の断線
が抑えられるので、実施例1の場合より更に透光性の良
好な光導杆が得られた。
に示す本発明の方法に従い光導杆を製造した。実施例1
と同様に作製された光学繊維束〔図2の(g)〕を、よ
り大きな金属等のパイプに挿入して固定し〔図2の
(h)〕、繊維束の上部に接着ガラス3を載置し〔図2
の(i)〕、以下実施例1と同様に操作して光導杆を得
た。このようにして製造した光学繊維束光導杆の端部構
造は、気密性が良く、500℃までの耐熱性を有してい
た。本実施例の方法によれば、光学繊維束外周部の断線
が抑えられるので、実施例1の場合より更に透光性の良
好な光導杆が得られた。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、光学繊維束端部の固定
に接着ガラスを用い、これを結晶化することにより耐熱
性を向上できるため、従来得られなかった500℃とい
う高温耐熱性を有すると共に、端部の気密性が良く、ガ
スの発生もないため、耐真空の使用に際しても良好に適
用できる耐熱、耐真空性を兼備した光学繊維束光導杆を
製造することができる。
に接着ガラスを用い、これを結晶化することにより耐熱
性を向上できるため、従来得られなかった500℃とい
う高温耐熱性を有すると共に、端部の気密性が良く、ガ
スの発生もないため、耐真空の使用に際しても良好に適
用できる耐熱、耐真空性を兼備した光学繊維束光導杆を
製造することができる。
【図1】本発明の一実施態様を工程順に示した概略図で
ある。
ある。
【図2】本発明の別の実施態様を工程順に示した概略図
である。
である。
1 金属パイプ 2 光学繊維束 3 接着ガラス 4 加熱炉 5 ヒーター 6 接着部 7 金属等のパイプ
フロントページの続き (72)発明者 山内 淳也 福島県南会津郡田島町字根小屋甲4247− 1 (56)参考文献 特開 昭55−65907(JP,A) 特開 平1−114804(JP,A) 特開 平3−109235(JP,A) 作花、境野、高橋編「ガラスハンドブ ック」(昭50−9−30)朝倉書店 p. 147−150 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03C 13/04 C03B 37/00 C03C 3/253 G02B 6/04 C03B 37/14
Claims (3)
- 【請求項1】 その組成がTeO 2 20.0〜30.
0重量%、Bi 2 O 3 12.0〜30.0重量%、G
eO 2 13.0〜23.0%及びPbO15.0〜3
5.0重量%並びにLa 2 O 3 5.0〜12.0重量
%又はNb 2 O 5 8.0〜20.0重量%であるガラ
スを接着ガラスとし、コア及びクラツド部を有してなる
光学繊維素線を束ね、該光学繊維束の端部の上に前記接
着ガラスを載置した状態で加熱して該接着ガラスを光学
繊維束中に浸透融着させることにより該光学繊維束の端
部を密に融着し、続いて融着した該接着ガラスを結晶化
処理することにより耐熱性を高めることを特徴とする耐
熱耐真空用光学繊維束の製造方法。 - 【請求項2】 上記コア及びクラッドを有してなる光学
繊維素線は、そのガラス転移温度(Tg)が500℃を
越え、ガラス軟化温度(Ts)が700℃を越えるガラ
ス組成物からなることを特徴とする請求項1記載の耐熱
耐真空用光学繊維束の製造方法。 - 【請求項3】 上記接着ガラスは、700℃以下の温度
において融着し、500℃〜700℃の温度で良好に結
晶化すると共に、ガラス屈伏温度(At)が400℃以
上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記
載の耐熱耐真空用光学繊維束の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27113291A JP3148303B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 耐熱耐真空用光学繊維束の製造方法 |
DE1992614400 DE69214400T2 (de) | 1991-10-18 | 1992-08-11 | Verfahren zur Herstellung eines wärme- und vakuumbeständigen Glasfaser-Bündels |
EP19920307343 EP0537886B1 (en) | 1991-10-18 | 1992-08-11 | A process for the production of an optical fiber bundle having heat resistance and vacuum resistance |
US08/332,044 US5472471A (en) | 1991-10-18 | 1994-11-01 | Process for the production of an optical fiber bundle for heat resistance and vacuum resistance by bonding fiber ends with a bonding glass |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27113291A JP3148303B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 耐熱耐真空用光学繊維束の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05105484A JPH05105484A (ja) | 1993-04-27 |
JP3148303B2 true JP3148303B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=17495770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27113291A Expired - Fee Related JP3148303B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 耐熱耐真空用光学繊維束の製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0537886B1 (ja) |
JP (1) | JP3148303B2 (ja) |
DE (1) | DE69214400T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101587209B (zh) * | 2008-05-23 | 2011-08-10 | 北京中视中科光电技术有限公司 | 光纤头的制作方法 |
EP2566826B1 (en) * | 2010-05-04 | 2016-11-30 | E. I. du Pont de Nemours and Company | Thick-film pastes containing lead-tellurium-lithium- oxides, and their use in the manufacture of semiconductor devices |
TWI745562B (zh) | 2017-04-18 | 2021-11-11 | 美商太陽帕斯特有限責任公司 | 導電糊料組成物及用其製成的半導體裝置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3681164A (en) * | 1969-04-07 | 1972-08-01 | Noma World Wide Inc | High temperature termination for fiber optic bundle |
DE3620368A1 (de) * | 1986-06-18 | 1987-12-23 | Schott Glaswerke | Faseroptischer lichtleiter, der in seinem stirnflaechenbereich hochtemperaturbestaendig ist, und verfahren zu dessen herstellung |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP27113291A patent/JP3148303B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-08-11 EP EP19920307343 patent/EP0537886B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-11 DE DE1992614400 patent/DE69214400T2/de not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
作花、境野、高橋編「ガラスハンドブック」(昭50−9−30)朝倉書店 p.147−150 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05105484A (ja) | 1993-04-27 |
EP0537886B1 (en) | 1996-10-09 |
DE69214400D1 (de) | 1996-11-14 |
DE69214400T2 (de) | 1997-02-20 |
EP0537886A1 (en) | 1993-04-21 |
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