JP3148085U - タイル状床材 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工時に床材がずれて目地が広がったり乱れたりせず、床上にこぼれた水が基床まで浸透しにくいタイル状床材を開発する。【解決手段】表面が床仕上面となっているタイル状基板の裏面に、該基板と同じ形状、大きさを有する緩衝板を、縦方向及び横方向に同量ずらせて貼着一体化する。タイル状基板と緩衝板に段差があるので、施工時に床材がずれにくく、タイル状基板と緩衝板の目地がずれるので、床上にこぼれた水が基床まで浸透しにくい。【選択図】 図1

Description

本考案は、プラスチックタイル、陶器タイルや磁気タイルのように、コンクリートスラブなどの基床面に、縦横方向に連続して貼付し、床仕上面を構成するタイル状床材に関する。
下記特許文献1に示されるように、表面が床仕上面となっているタイル状基板の裏面に、該基板と同じ形状、大きさを有する緩衝板を貼着一体化したタイル状床材が提案されている。
図4に示されるように、このような従来のタイル状床材10は、タイル状基板2と緩衝板3の側面が段差なく平滑になるように貼着されている。
タイル状基板の裏面に緩衝板を貼着一体化したタイル状床材で床を仕上げることで、滑りにくい、歩行音を生じにくい、落下物が損傷しにくいなどの効果を生じる。
特開2008−190145号公報
一般に、タイル状床材には、コンクリートスラブなどの基床上に多数を並べて貼る施工時に、貼った床材がずれて目地が拡がったり乱れたりしやすいという問題がある。また、施工完了後、床上に水をこぼしたり、拭き掃除を行ったりした場合、水が床材の目地から基床上に浸透し、基床にカビが発生したり階下に水漏れを起こすという問題がある。
前記特許文献1に記載されたタイル状床材にも同様の問題がある。
本考案は、施工時に床材がずれにくく目地の広がりや乱れが生じにくくすること、床上にこぼれた水が基床まで浸透しにくくすることを課題とする。
さらに、緩衝板のクッション性を高め、階下や隣室に音が伝わりにくくして遮音性能を高め、歩行者が転倒したときの衝撃を緩和して安全性を高めることも課題とする。
〔請求項1〕
本考案は、表面が床仕上面となっているタイル状基板の裏面に、該基板と同じ形状、大きさを有する緩衝板を、縦方向及び横方向に同量ずらせて貼着一体化したことを特徴とするタイル状床材である。
〔請求項2〕
また本考案は、前記タイル状基板が、プラスチックタイル、陶器タイル又は磁気タイルである請求項1のタイル状床材である。
〔請求項3〕
また本考案は、前記緩衝板が、ゴム板、スポンジ板又は発泡プラスチック板である請求項1又は2のタイル状床材である。
緩衝板は、このように弾性を有し、クッション性を付与するものであればよいが、特にゴム板、スポンジ板又は発泡プラスチック板、或いは後述の中空板が好適である。
〔請求項4〕
また本考案は、前記緩衝板が、プラスチック板の厚みの中に中空部を有する中空板である請求項1又は2のタイル状床材である。
〔請求項5〕
また本考案は、前記緩衝板が、プラスチック板の厚みの中に中空部を有する中空板の裏面にゴム板、スポンジ板又は発泡プラスチック板を接着したものである請求項1又は2のタイル状床材である。
〔請求項6〕
また本考案は、前記中空板が、プラスチック板の一辺の側面から反対側の側面まで貫通する多数の孔(中空部)を並列したものである請求項4又は5のタイル状床材である。
本考案の床材は、タイル状基板と緩衝板を、縦方向及び横方向に同量ずらせて貼着一体化したものであるので、タイル状基板と緩衝板に段差があり、この段差により隣り合って貼り付けた床材がずれにくく、目地が拡がったり乱れたりしにくい。したがって、床材を基床上に貼り付ける作業が容易となり施工性が向上する。
また、施工後に、タイル状基板の目地と緩衝板の目地の位置が重ならずにずれるので、床上に水がこぼれた場合でも、タイル状基板の目地から浸透した水が緩衝板上までは達するが、緩衝板から下の基床(コンクリートスラブなど)まで達することがない。したがって、コンクリートスラブなどの基床にカビが発生したり、階下に水漏れが生じることがない。
さらに、緩衝板として中空板を使用すると、クッション性が向上し、遮音性能及び安全性が向上するので、例えば病院や介護施設の床に施工した場合、看者などが転倒しても、看者に与える衝撃が少なく、怪我をしにくい。また、断熱性も向上するので、冷暖房効率が向上し、冷暖房エネルギーを節減できる。さらに、中空板の裏側にゴム板などを貼付すると、基床の凹凸が吸収されて基床と床材の間に隙間が発生するのが防止され、クッション性能、遮音性能、断熱性能も向上する。
以下、実施例に関する図面に基づいて本考案を詳細に説明する。
図1は実施例のタイル状床材1の平面図、図2は図1におけるA−A線断面拡大図、図3はタイル状床材1の施工状態の平面図である。
図1〜3のタイル状床材1は、タイル状基板2と、この基板2と同じ形状、大きさを有する緩衝板3からなる。
タイル状基板2は、大きさ30cm×30cm、厚さ2mmのプラスチックタイル(いわゆるPタイル)である。
緩衝板3は大きさ30cm×30cm、厚さ3mmの中空板4と、大きさ30cm×30cm、厚さ2mmのゴム板5を接着剤で張り合わせ一体化したものである。
中空板4は、プラスチック板の厚みの中に中空部8を有するもので、中空部8は、プラスチック板の一辺の側面から反対側の側面まで貫通する孔であり、この孔が多数並列して設けられている。
タイル状基板2の裏側に緩衝板3が貼着一体化されている。タイル状基板2と緩衝板3とは縦方向にb、横方向にaだけずらして貼着されており(図1)、ずらし量abは等しくなっている。ずらし量は3mm〜50mm程度が適当である。
このように、タイル状床材1は、タイル状基板2と緩衝板3に段差があり、この段差により隣り合って貼り付けた床材がずれにくく、目地が拡がったり乱れたりしにくい。したがって、床材1をコンクリートスラブなどの基床上に貼り付ける作業が容易となり仕上がりも美麗になる。
このような作用効果は、床材の側面に雄雌の「サネ」を設けた場合と類似するが、「サネ」を設けるためには側面を削り取る煩雑な作業を必要としコスト高となるが、本考案はこのような煩雑な作業が不要である。また、実施例のように薄い床材の場合や、中空板の場合は「サネ」を設けることが不可能であるが、本考案はこのような場合でも有効である。
図3は、タイル状床材1を基床上に縦横連続して貼付した状態を示している。同図において、実線6は表側のタイル状基板2の目地、破線7は裏側の緩衝板3の目地である。このように、施工後に、タイル状基板2の目地6と緩衝板3の目地7がずれて重ならないので、床上に水がこぼれた場合でも、タイル状基板の目地から浸透した水が下の基床(コンクリートスラブなど)まで達することがなく、基床にカビが発生したり、階下に水漏れが生じることがない。
本考案において、タイル状基板及び緩衝板の材質、大きさ、厚さは実施例に限定されるものではない。
例えば、タイル状基板はプラスチックタイルに限らず、陶器タイルや磁気タイルとしてもよい。
緩衝板は、中空板を単独で用いてもよいし、ゴム板、スポンジ板又は発泡プラスチック板を単独で用いてもよいし、これらのうちの適宜のものを複数枚重ねて用いてもよい。
実施例のタイル状床材1の平面図である。 図1におけるA−A線断面拡大図である。 タイル状床材1の施工状態の平面図である。 従来のタイル状床材10の側面図である。
符号の説明
1 タイル状床材
2 タイル状基板
3 緩衝板
4 中空板
5 ゴム板
6 タイル状基板の目地
7 緩衝板の目地
8 中空部
10 タイル状床材

Claims (6)

  1. 表面が床仕上面となっているタイル状基板の裏面に、該基板と同じ形状、大きさを有する緩衝板を、縦方向及び横方向に同量ずらせて貼着一体化したことを特徴とするタイル状床材。
  2. 前記タイル状基板が、プラスチックタイル、陶器タイル又は磁気タイルである請求項1のタイル状床材。
  3. 前記緩衝板が、ゴム板、スポンジ板又は発泡プラスチック板である請求項1又は2のタイル状床材。
  4. 前記緩衝板が、プラスチック板の厚みの中に中空部を有する中空板である請求項1又は2のタイル状床材。
  5. 前記緩衝板が、プラスチック板の厚みの中に中空部を有する中空板の裏面にゴム板、スポンジ板又は発泡プラスチック板を接着したものである請求項1又は2のタイル状床材。
  6. 前記中空板が、プラスチック板の一辺の側面から反対側の側面まで貫通する多数の孔(中空部)を並列したものである請求項4又は5のタイル状床材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013526661A (ja) * 2010-05-17 2013-06-24 タルケット・ゲーデーエル 基礎床及び床システム
JP2015194000A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 株式会社アンビエントホールディングス パネル

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