JP3147926B2 - ソレノイド用ステータ - Google Patents

ソレノイド用ステータ

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
    • H01F7/081Magnetic constructions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • Electromagnetism (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、電磁弁等に
使用されるソレノイド用ステータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁弁のソレノイド用ステータと
して特開昭63−203981号公報のようなものが知
られている。これは、図5に示す楔状にした磁性体の板
材(ラミネート)を多数用意し、これを図6に示すよう
に、ステータの中心に対し放射状に配置して円筒形のス
テータを形成したものである。このとき、磁性体の板材
を楔状に加工する場合、切削法やプレスや引き抜き法又
は焼結法等が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、磁性体の板
材を楔状にするときに、引き抜き法を用いると現在の技
術では加工の限界及び寸法精度の問題があり、焼結法を
用いると電磁弁での吸引力が多く必要な時に最大磁束密
度が低いため吸引力が切削法に比較して大きく低下して
しまう。又、切削法を用いると磁性体の板材の枚数が多
い場合非常にコスト高となってしまう。
【0004】この発明の目的は、製造が容易なソレノイ
ド用ステータを提供することにある。
【0005】この発明は、板厚が均一で、かつ、湾曲形
状をなすとともに同一材質からなる複数の磁性体の板を
積層させ、ステータの中心軸線に対し渦巻き状に前記磁
性体の板を配置することにより形成された円筒状のソレ
ノイド用ステータをその要旨とするものである。
【0006】
【作用】板厚が均一で、かつ、湾曲形状をなすとともに
同一材質からなる磁性体の板は、平板状の磁性体の板材
をプレス加工することにより製造される。つまり、従来
法での楔状とするための切削法やプレスや引き抜き法や
焼結法を用いることなくソレノイド用ステータが製造さ
れる。
【0007】
【実施例】図3にはディーゼルエンジンの各気筒の燃焼
室毎に設けられる燃料噴射弁を示す。この燃料噴射弁に
おいて本発明のソレノイド用ステータ26が用いられて
いる。
【0008】図3において、下部のケーシング部材1は
ボディロア2と連結部材3と弁ケーシング4とからな
り、リテーニングリング5により各部材2,3,4が一
体化されている。その弁ケーシング4内には弁体摺動孔
6及び燃料溜まり室7が形成され、先端にはその燃料溜
まり室7に連通するノズル孔8が形成されている。弁体
摺動孔6にはノズルニードル9の大径部10が摺動自在
に嵌合されている。このノズルニードル9の大径部10
には連結部11が形成されるとともに、下方先端部には
小径部12及び弁体部13が一体形成されている。そし
て、この弁体部13によりシート部xが開閉されノズル
孔8からの燃料噴射が行われる。
【0009】上記ノズルニードル9の連結部11の先端
には、フランジ14、ピストンピン15及びピストン1
6が一体的に連結されている。又、ノズルニードル9
は、バネ17により閉弁方向に付勢されている。前記ピ
ストン16はボディロア2に形成されたシリンダ18内
に摺動自在に嵌合され、又、シリンダ18内には前記ピ
ストン16の端部を臨ませる圧力制御室19が形成され
ている。
【0010】圧力制御室19上部にはオリフィスを有す
るプレート弁20が設けられるとともに、そのプレート
弁20を押圧するバネ21が配設されている。前記ボデ
ィロア2上には三方制御弁(電磁弁)22を有する上部
のケーシング部材23が密着接続されている。即ち、円
筒形状のボディアッパ24がボディロア2に螺着され、
そのボディアッパ24の内部孔に三方弁ボディ25及び
ソレノイド用ステータ26が配置されている。
【0011】ソレノイド用ステータ26は図1に示すよ
うに、円筒状をなすとともに下面には環状のコイル挿入
溝38が形成されている。このソレノイド用ステータ2
6は、多数の図2に示す湾曲形状をなす磁性体の板36
から構成されている。磁性体の板36には軟磁気特性の
よい方向性ケイ素鋼板が使用され、板厚が均一である。
この磁性体の板36は、平板状のケイ素鋼板をプレス抜
打形成することにより湾曲形状に形成されるとともに、
コイル挿入溝38となる切り欠き凹部37が形成されて
いる。そして、この板36を図4に示すように、治具等
でステータの中心軸線に対し渦巻き状に配置し、レーザ
等により外周部等を溶接することにより、図1に示す円
筒状のソレノイド用ステータ26が製造される。尚、磁
性体の板36は無方向性ケイ素鋼板でもよい。
【0012】又、図3において、前記三方弁ボディ25
内にアウタバルブ27が摺動自在に嵌合され、そのアウ
タバルブ27の内部孔にはインナバルブ28が配置され
ている。そして、コイル29が消磁されているときには
アウタバルブ27はバネ30の力により下方位置にあ
り、高圧側通路31と圧力制御室19とが油通路32を
介して連通される。又、コイル29が励磁されていると
きにはアウタバルブ27は上動し、圧力制御室19とド
レイン通路(低圧側通路)33とが油通路32を介して
連通される。前記下部のケーシング部材1には燃料供給
通路34が形成され、その一端がボディロア2の燃料入
口に螺入されたインレット35に連通し、他端が前記燃
料溜り室7に連通されるとともに、前記三方弁ボディ2
5の高圧側通路31に連通されている。
【0013】そして、コモンレール(高圧燃料蓄圧配
管)の高圧燃料がインレット35、燃料供給通路34を
介して燃料溜まり室7に供給されるとともに、三方制御
弁22に供給される。又、ドレイン通路33の燃料はド
レインタンクに抜くことができるようになっている。従
って、圧力制御室19に対して高圧の燃料が供給されて
いるときにはこの圧力を受けてピストン16からノズル
ニードル9に加わる閉弁方向の力が燃料溜まり室7の圧
力によって開弁方向に加わる力を上回ってノズルニード
ル9はノズル孔8を閉じている。この状態から三方制御
弁22が制御される圧力制御室19が低圧側のドレイン
通路33と連通して、圧力制御室19の燃料が低圧側に
流出することによりノズルニードル9が開弁方向に移動
して燃料が噴射されることとなる。
【0014】このように本実施例のソレノイド用ステー
タ26では、板厚が均一で、かつ、湾曲形状をなす複数
の磁性体の板36を、ステータ26の中心軸線に対し渦
巻き状に配置した。よって、板厚が均一で、かつ、湾曲
形状をなす磁性体の板36は、平板状の磁性体の板材を
プレス加工することにより製造され、従来法での楔状と
するための切削法やプレスや引き抜き法や焼結法を用い
ることなくソレノイド用ステータが製造される。その結
果、プレス打抜形成により現在の技術で容易に製造でき
ることとなる。又、軟磁気特性のよい方向性(又は、無
方向性)ケイ素鋼板、その他磁性材料が使用できるの
で、最大磁束密度が高く、吸引力が強いものとすること
ができる。併せて、ステータ26に流れる渦電流が低減
でき、電磁弁の高速応答性を得ることができる。
【0015】
【発明の効果】 以上詳述したように本発明によれば、製
造が容易な円筒状のソレノイド用ステータを提供するこ
とができる優れた効果を発揮する。又、本発明によれ
ば、板厚が均一で、かつ、湾曲形状をなす磁性体の板
は、平板状の磁性体の板材をプレス加工することにより
製造でき、従来法での楔状とするための切削法やプレス
や引き抜き法や焼結法を用いることなくソレノイド用ス
テータが製造できるため、プレス打抜形成といった現在
の技術で容易に製造できる。又、本発明によれば、加工
容易性が高いプレス打抜形成を使用することができるの
で、軟磁気特性のよい方向性(又は、無方向性)ケイ素
鋼板、その他磁性材料が使用でき、最大磁束密度が高
く、吸引力が強いものとすることができる。又、板厚が
均一な複数の材料を積層させ、渦巻き状に配置させるこ
とによりステータを形成できるので、渦電流を低減で
き、磁気特性が極めて良好のものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のソレノイド用ステータの斜視図であ
る。
【図2】実施例のソレノイド用ステータにおける磁性体
の板を示す斜視図である。
【図3】燃料噴射弁を示す断面図である。
【図4】ソレノイド用ステータを示す図である。
【図5】従来のソレノイド用ステータにおける磁性体の
板を示す斜視図である。
【図6】従来のソレノイド用ステータの斜視図である。
【符号の説明】
26 ソレノイド用ステータ 36 磁性体の板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板厚が均一で、かつ、湾曲形状をなすと
    ともに同一材質からなる複数の磁性体の板を積層させ、
    ステータの中心軸線に対し渦巻き状に前記磁性体の板を
    配置することにより形成されたことを特徴とする円筒状
    ソレノイド用ステータ。
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EP0795881B1 (en) * 1996-03-11 1999-06-09 Denso Corporation Electromagnetic device with stator displacement regulation
DE102005034486A1 (de) 2005-07-20 2007-02-01 Vacuumschmelze Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Herstellung eines weichmagnetischen Kerns für Generatoren sowie Generator mit einem derartigen Kern
DE102009038730B4 (de) * 2009-08-27 2014-03-13 Vacuumschmelze Gmbh & Co. Kg Blechpaket aus weichmagnetischen Einzelblechen, elektromagnetischer Aktor und Verfahren zu deren Herstellung sowie Verwendung eines weichmagnetischen Blechpakets

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