JP3147759U - 複合式清掃布 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造強度を高め、且つ吸水性を向上し、クリーナーの使用量を減少できる複合式清掃布を提供すること。
【解決手段】ベース材、清掃面、粘着面を含み、ベース材が不織布を主要な材質として成り、清掃布の材質密度を高め、且つ金剛砂、ガラス砂またはケイ砂等の材質でベース材の一面を被覆して清掃面を形成し、これにより清掃面の構造強度と使用寿命を向上し、且つ、ベース材の他方の一面を粘着面とし、複合式清掃布を巻いてロール状を形成する。
【選択図】図3
【解決手段】ベース材、清掃面、粘着面を含み、ベース材が不織布を主要な材質として成り、清掃布の材質密度を高め、且つ金剛砂、ガラス砂またはケイ砂等の材質でベース材の一面を被覆して清掃面を形成し、これにより清掃面の構造強度と使用寿命を向上し、且つ、ベース材の他方の一面を粘着面とし、複合式清掃布を巻いてロール状を形成する。
【選択図】図3
Description
本考案は複合式清掃布に関し、特に、全体の繊維強度と密度を増加すると共に、切り取って使用することができる複合式清掃布に関するものである。
日常生活において、一般的な食器や台所用品、及び洗いにくい壁面や床面、または汚れの蓄積が多いところは、掃除用具としてほとんどが清掃布を用いている。
清掃布は取得が容易であるほか、価格も低廉で選択可能な種類も多いため、普遍的に大多数の人々が使用する清掃用具の1つとなっている。
図1に示すように、一般的に使用される清掃布1は、その全体材質が多くは化学合成繊維、金剛砂繊維またはメルトブローン繊維から成る。
製品は廉価であるものの、清掃布1全体の材質密度が低く且つ膨らんでいるため、使用過程における吸水性が優れず、添加するクリーナーの量が必然的に増加し、クリーナーの無駄となるだけでなく、食器洗い時に過多のクリーナーを添加すると、化学成分の残留の恐れがある。
さらに、やはり清掃布1全体の材質密度が低く且つ膨らんでいるために、全体構造強度が弱く、使用寿命が極めて短くなり、経常的に交換が必要となる。
且つ、一般的な清掃布1は販売時の寸法が既定の大きさであり、使用時にはさみやカッターなどで自ら必要な大きさにカットしなければならず、使用上極めて不便である。
清掃布は取得が容易であるほか、価格も低廉で選択可能な種類も多いため、普遍的に大多数の人々が使用する清掃用具の1つとなっている。
図1に示すように、一般的に使用される清掃布1は、その全体材質が多くは化学合成繊維、金剛砂繊維またはメルトブローン繊維から成る。
製品は廉価であるものの、清掃布1全体の材質密度が低く且つ膨らんでいるため、使用過程における吸水性が優れず、添加するクリーナーの量が必然的に増加し、クリーナーの無駄となるだけでなく、食器洗い時に過多のクリーナーを添加すると、化学成分の残留の恐れがある。
さらに、やはり清掃布1全体の材質密度が低く且つ膨らんでいるために、全体構造強度が弱く、使用寿命が極めて短くなり、経常的に交換が必要となる。
且つ、一般的な清掃布1は販売時の寸法が既定の大きさであり、使用時にはさみやカッターなどで自ら必要な大きさにカットしなければならず、使用上極めて不便である。
本考案の主な目的は、清掃布のベース材が不織布を主要な材質とし、厚みが小さく繊維の被覆密度が高い不織布を利用し、ベース材の構造強度を高め、且つ前記繊維の高密度性により吸水性を向上し、クリーナーの使用量を減少することができる、複合式清掃布を提供することにある。
本考案の別の目的は、清掃布が金剛砂、ガラス砂またはケイ砂等の材質でベース材のいずれか一面を被覆して清掃面とされ、清掃面の構造密度、繊維強度及び硬度がベース材より高く、それにより清掃布全体の材質強度を高め使用寿命を延長するほか、清掃布の二面を異なる清掃効果を持つ接触面とすることができる、複合式清掃布を提供することにある。
本考案のさらに別の目的は、清掃布の清掃面の他方の面に一回限り使用の接着剤を添加して粘着面を形成し、それにより清掃布を粘着してロール状の保存状態を形成することができる、複合式清掃布を提供することにある。
本考案のさらに別の目的は、清掃面がベース材とは異なる色でベース材上を被覆して設けられ、使用者が自ら清掃布の二面から接触面を識別し、清掃動作を行うことができ、使用上の利便性を向上するという目的を達する、複合式清掃布を提供することにある。
本考案の複合式清掃布は、主にベース材、清掃面、粘着面を含み、ベース材が不織布を主要な材質として成り、清掃布の材質密度を高め、且つ金剛砂、ガラス砂またはケイ砂等の材質でベース材の一面を被覆して清掃面を形成し、これにより清掃面の構造強度と使用寿命を向上し、且つ、ベース材の他方の一面を粘着面とし、複合式清掃布を巻いてロール状を形成することができる。
すなわち、本願の第1の考案は、巻いてロール状を成した複合式清掃布であって、ベース材、清掃面、粘着面を含み、前記清掃布のベース材の主体が不織布であり、そのうち、前記不織布は厚みが小さく高密度の繊維を備え、構造強度を高めると共に、前記清掃布の使用時に過多のクリーナーを吸収しすぎないようにし、前記ベース材の一面が前記清掃面であり、金剛砂で前記ベース材上を被覆して構成され、前記ベース材の他方の一面が前記粘着面であり、一回限り使用の接着剤を添加して、その他清掃布の前記清掃面に付着させ、ロール状を形成したことを特徴とする、複合式清掃布を提供する。
本願の第2の考案は、前記清掃布間が切り取り線で相互に結合され、且つ前記切り取り線で必要な長さの前記清掃布を切り取ることができることを特徴とする、前記第1の考案の複合式清掃布を提供する。
本願の第3の考案は、前記清掃面が、金剛砂、ガラス砂またはケイ砂等の材質で被覆されたことを特徴とする、前記第1の考案の複合式清掃布を提供する。
本願の第4の考案は、前記一回限り使用の接着剤が、ラテックスまたは低密度ポリマーの少なくともいずれか1つで任意の割合で組成されたことを特徴とする、前記第1の考案の複合式清掃布を提供する。
本願の第5の考案は、前記一回限り使用の接着剤が、加熱ベーキングにより一回限り使用の接着剤の粘着性を回復できることを特徴とする、前記第4の考案の複合式清掃布を提供する。
本願の第6の考案は、前記清掃面にクリーナーを添加し、前記清掃布で即時に清掃を行うことができるよう構成したことを特徴とする、前記第1の考案の複合式清掃布を提供する。
本願の第7の考案は、前記清掃面が、前記ベース材とは異なる色の材質で設けられたことを特徴とする、前記第1の考案の複合式清掃布を提供する。
すなわち、本願の第1の考案は、巻いてロール状を成した複合式清掃布であって、ベース材、清掃面、粘着面を含み、前記清掃布のベース材の主体が不織布であり、そのうち、前記不織布は厚みが小さく高密度の繊維を備え、構造強度を高めると共に、前記清掃布の使用時に過多のクリーナーを吸収しすぎないようにし、前記ベース材の一面が前記清掃面であり、金剛砂で前記ベース材上を被覆して構成され、前記ベース材の他方の一面が前記粘着面であり、一回限り使用の接着剤を添加して、その他清掃布の前記清掃面に付着させ、ロール状を形成したことを特徴とする、複合式清掃布を提供する。
本願の第2の考案は、前記清掃布間が切り取り線で相互に結合され、且つ前記切り取り線で必要な長さの前記清掃布を切り取ることができることを特徴とする、前記第1の考案の複合式清掃布を提供する。
本願の第3の考案は、前記清掃面が、金剛砂、ガラス砂またはケイ砂等の材質で被覆されたことを特徴とする、前記第1の考案の複合式清掃布を提供する。
本願の第4の考案は、前記一回限り使用の接着剤が、ラテックスまたは低密度ポリマーの少なくともいずれか1つで任意の割合で組成されたことを特徴とする、前記第1の考案の複合式清掃布を提供する。
本願の第5の考案は、前記一回限り使用の接着剤が、加熱ベーキングにより一回限り使用の接着剤の粘着性を回復できることを特徴とする、前記第4の考案の複合式清掃布を提供する。
本願の第6の考案は、前記清掃面にクリーナーを添加し、前記清掃布で即時に清掃を行うことができるよう構成したことを特徴とする、前記第1の考案の複合式清掃布を提供する。
本願の第7の考案は、前記清掃面が、前記ベース材とは異なる色の材質で設けられたことを特徴とする、前記第1の考案の複合式清掃布を提供する。
上述した目的及び効果を達成するため、採用する技術手段及び構造について、以下、図面と本考案の最良の実施例に基づき、その特徴と機能を詳細に説明し、完全な理解を促す。
図2、図3、図4に本考案の立体外観図と部分断面図を示す。
これらの図からはっきりと分かるように、清掃布2は主にベース材21、清掃面22と粘着面23を含む。
そのうちベース材21は不織布を主要な材質とし、厚みが小さく繊維で被覆された高密度の不織布を利用することで、前記清掃布2の全体の構造強度を高め、かつ比較的高密度の繊維で清掃布2の吸水性と保水性を向上し、それにより清掃布2で清掃するときクリーナーの流失を減少し、クリーナーの補充量を減少することができる。
また、ベース材21の一側面を金剛砂、ガラス砂またはケイ砂等の材質で被覆して清掃面22を形成することで、清掃布2の強度を強化できるだけでなく、金剛砂、ガラス砂またはケイ砂等の顆粒が清掃布2の清掃と汚れ落とし効果を増進する。
さらに、ベース材21の別の一面にはラテックスまたは低密度ポリマー少なくともいずれか1つを添加して組成された一回限り使用の接着剤(即ち、剥がすと粘着性がなくなる)で粘着面23を形成し、かつベーキング方式で前記粘着面23をその他清掃布2の清掃面に付着させてロール状を形成し、ロール式清掃布4を形成する。
これらの図からはっきりと分かるように、清掃布2は主にベース材21、清掃面22と粘着面23を含む。
そのうちベース材21は不織布を主要な材質とし、厚みが小さく繊維で被覆された高密度の不織布を利用することで、前記清掃布2の全体の構造強度を高め、かつ比較的高密度の繊維で清掃布2の吸水性と保水性を向上し、それにより清掃布2で清掃するときクリーナーの流失を減少し、クリーナーの補充量を減少することができる。
また、ベース材21の一側面を金剛砂、ガラス砂またはケイ砂等の材質で被覆して清掃面22を形成することで、清掃布2の強度を強化できるだけでなく、金剛砂、ガラス砂またはケイ砂等の顆粒が清掃布2の清掃と汚れ落とし効果を増進する。
さらに、ベース材21の別の一面にはラテックスまたは低密度ポリマー少なくともいずれか1つを添加して組成された一回限り使用の接着剤(即ち、剥がすと粘着性がなくなる)で粘着面23を形成し、かつベーキング方式で前記粘着面23をその他清掃布2の清掃面に付着させてロール状を形成し、ロール式清掃布4を形成する。
また、清掃布2上には等間隔で複数の切り取り線3を設け、清掃布2でロール式清掃布4を形成した後、前記切り取り線3により使用者は自ら必要な長さの清掃布2を切り取って使うことができる。
図5、図6、図7に本考案の最良の実施例図を示す(図4もあわせて参照する)。
これらの図からはっきりと分かるように、ロール式清掃布4を使用するときは、清掃布2上に設けられた等間隔の複数の切り取り線3により自ら必要な長さの清掃布2を切り取ることができ、且つ、切り取った後は清掃布2の粘着面23により清掃布2をロールの状態に保持することができる。
そして清掃布2で清掃するときは、ベース材21が不織布を主要な材質としているため、厚みが小さく繊維で被覆された高密度特性を有する不織布を利用し、前記清掃布2の全体の構造強度が強化され、且つ清掃布2の吸水性が向上されるため、クリーナーの使用量を減少することができる。
且つ清掃面22が金剛砂、ガラス砂またはケイ砂等の材質で被覆されて成るため、前記清掃面22の構造密度、強度及び硬度はベース材21より高く、清掃布2全体の構造強度を強化し、使用寿命を延長するだけでなく、清掃布2の二面を異なる材質特性の接触面とすることができる。
また、清掃面22はベース材21とは異なる色でベース材21上を被覆しているためはっきりと識別することができ、使用者は清掃布2の二面のうちいずれかの接触面を自ら選択して清掃動作を行うことができ、使用上便利である。
これらの図からはっきりと分かるように、ロール式清掃布4を使用するときは、清掃布2上に設けられた等間隔の複数の切り取り線3により自ら必要な長さの清掃布2を切り取ることができ、且つ、切り取った後は清掃布2の粘着面23により清掃布2をロールの状態に保持することができる。
そして清掃布2で清掃するときは、ベース材21が不織布を主要な材質としているため、厚みが小さく繊維で被覆された高密度特性を有する不織布を利用し、前記清掃布2の全体の構造強度が強化され、且つ清掃布2の吸水性が向上されるため、クリーナーの使用量を減少することができる。
且つ清掃面22が金剛砂、ガラス砂またはケイ砂等の材質で被覆されて成るため、前記清掃面22の構造密度、強度及び硬度はベース材21より高く、清掃布2全体の構造強度を強化し、使用寿命を延長するだけでなく、清掃布2の二面を異なる材質特性の接触面とすることができる。
また、清掃面22はベース材21とは異なる色でベース材21上を被覆しているためはっきりと識別することができ、使用者は清掃布2の二面のうちいずれかの接触面を自ら選択して清掃動作を行うことができ、使用上便利である。
図8に本考案の別の実施例図を示す。
この図からはっきりと分かるように、清掃布2はさらに清掃面22上にクリーナー5を添加することができ、使用者が清掃布2を切り取った後、すぐに水と混合してクリーナー5を浸み出させて清掃効果を達することができ、別途その他クリーナーを添加する必要がなく、使用上の利便性を向上する目的を達することができる。
この図からはっきりと分かるように、清掃布2はさらに清掃面22上にクリーナー5を添加することができ、使用者が清掃布2を切り取った後、すぐに水と混合してクリーナー5を浸み出させて清掃効果を達することができ、別途その他クリーナーを添加する必要がなく、使用上の利便性を向上する目的を達することができる。
上述の構造により、本考案の清掃布はそのものの構造密度を高め、クリーナーの使用量を減少することができるだけでなく、全体の構造強度を高め、使用寿命を延長することができ、一般の従来の清掃布における全体の構造密度が低く、且つ孔隙が比較的大きく、使用寿命も比較的短いという欠点を持たない。
1 清掃布
2 清掃布
21 ベース材
22 清掃面
23 粘着面
3 切り取り線
4 ロール式清掃布
5 クリーナー
2 清掃布
21 ベース材
22 清掃面
23 粘着面
3 切り取り線
4 ロール式清掃布
5 クリーナー
Claims (7)
- 巻いてロール状を成した複合式清掃布であって、
ベース材と、ベース材の一面に形成した清掃面と、ベース材の残りの一面に形成した粘着面とを含み、
前記清掃布のベース材の主体が不織布であり、
前記不織布は構造強度を高めると共に、前記清掃布の使用時に過多のクリーナーを吸収しすぎないように、厚みが小さく高密度の繊維を備え、
前記ベース材の一面の前記清掃面は、金剛砂で前記ベース材上を被覆して構成され、
前記ベース材の他方の一面の粘着面は、一回限り使用の接着剤を添加して、前記清掃面に付着させて、ロール状に形成したことを特徴とする、
複合式清掃布。 - 前記清掃布間が切り取り線で相互に結合され、且つ前記切り取り線で必要な長さの前記清掃布を切り取ることができることを特徴とする、請求項1に記載の複合式清掃布。
- 前記清掃面が、金剛砂、ガラス砂またはケイ砂等の材質で被覆されたことを特徴とする、請求項1に記載の複合式清掃布。
- 前記一回限り使用の接着剤が、ラテックスまたは低密度ポリマーの少なくともいずれか1つで任意の割合で組成されたことを特徴とする、請求項1に記載の複合式清掃布。
- 前記一回限り使用の接着剤が、加熱ベーキングにより一回限り使用の接着剤の粘着性を回復できることを特徴とする、請求項4に記載の複合式清掃布。
- 前記清掃面にクリーナーを添加し、前記清掃布で即時に清掃を行うことができるよう構成したことを特徴とする、請求項1に記載の複合式清掃布。
- 前記清掃面が、前記ベース材とは異なる色の材質で設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の複合式清掃布。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3147759U true JP3147759U (ja) | 2009-01-15 |
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