JP3147635U - 歯科診療用バキュームチップ - Google Patents
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Abstract
【課題】口腔内において吸引箇所を移動する際にチップを回す必要がある場合であっても、チップ表面が滑り難くて、しかも、迅速・確実に回して、口内の唾液等を吸引排出させることができる歯科診療用バキュームチップを提供する。
【解決手段】歯科診療に用いる口内吸引装置における吸引パイプの先端部分に着脱自在に挿着可能な軟質樹脂材料から成る円筒状のアタッチメント部材であって、本体円筒部1における一方の開口端部には、嘴形の吸引口2を一体に突成し、かつ、この本体円筒部1の外周面における前記吸引口2の基端部近傍には凸部11を突成して、この凸部11に指を引っ掛けて、前記吸引パイプに挿着した状態における前記本体円筒部1を回転容易に構成するという技術的手段を採用した。
【選択図】図1
【解決手段】歯科診療に用いる口内吸引装置における吸引パイプの先端部分に着脱自在に挿着可能な軟質樹脂材料から成る円筒状のアタッチメント部材であって、本体円筒部1における一方の開口端部には、嘴形の吸引口2を一体に突成し、かつ、この本体円筒部1の外周面における前記吸引口2の基端部近傍には凸部11を突成して、この凸部11に指を引っ掛けて、前記吸引パイプに挿着した状態における前記本体円筒部1を回転容易に構成するという技術的手段を採用した。
【選択図】図1
Description
本考案は、歯科診療器具の改良、更に詳しくは、口腔内において吸引箇所を移動する際にチップを回わす必要がある場合であっても、チップ表面が滑り難くて、しかも、迅速・確実に回わして、口内の唾液等を吸引排出させることができる歯科診療用バキュームチップに関するものである。
周知のとおり、歯科診療においては、一般に診療時に口腔内における歯の切り屑や詰め物、唾液、血液などを除去するために吸引装置が使用されているが、これを吸引する際には、パイプの先端が歯茎や舌、口腔粘膜などに吸い付いて傷付けないようにするために、吸引パイプの先端開口部には、所謂「バキュームチップ」が挿着される。
従来、このバキュームチップとしては、円筒状の部材本体の一端部にU字型樋状を成す吸引口を突成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、このバキュームチップは、左右非対称であるため、診療の際に、口腔内で吸引箇所を左右上下に移動させる際には、このバキュームチップを回わして、吸引口の開口方向を変更する必要がある。
しかしながら、かかる従来のバキュームチップは、パイプの先端に挿着されていることから、パイプ表面と内周面とが固く密着しているため、吸引口の向きを回わして変更する際に摩擦抵抗が大きく、チップを回わし難いという問題があった。
さらに、外周面が平滑であったため、指が滑って空回りしたりして頗る作業性が悪く、適切に吸引作業が行えず、診療作業に支障を来すおそれがあるという問題がある。
特開2005−13394号公報(第3−4頁、図1−5)
本考案は、従来の歯科診療器具に、上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、口腔内において吸引箇所を移動する際にチップを回わす必要がある場合であっても、チップ表面が滑り難くて、しかも、迅速・確実に回わして、口内の唾液等を吸引排出させることができる歯科診療用バキュームチップを提供することにある。
本考案者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本考案は、歯科診療に用いる口内吸引装置における吸引パイプPの先端部分に着脱自在に挿着可能な軟質樹脂材料から成る円筒状のアタッチメント部材であって、
本体円筒部1における一方の開口端部には、嘴形の吸引口2を一体に突成し、かつ、この本体円筒部1の外周面における前記吸引口2の基端部近傍には凸部11を突成して、
この凸部11に指を引っ掛けて、前記吸引パイプPに挿着した状態における前記本体円筒部1を回転容易に構成するという技術的手段を採用した。
本体円筒部1における一方の開口端部には、嘴形の吸引口2を一体に突成し、かつ、この本体円筒部1の外周面における前記吸引口2の基端部近傍には凸部11を突成して、
この凸部11に指を引っ掛けて、前記吸引パイプPに挿着した状態における前記本体円筒部1を回転容易に構成するという技術的手段を採用した。
また、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、本体円筒部1の凸部11を軸方向に沿ってリブ状に成形するという技術的手段を採用した。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、本体円筒部1の凸部11を、外周面における対向位置に対称的にそれぞれ突成するという技術的手段を採用した。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、嘴形の吸引口2の内側面から本体円筒部1の内側面に連通する長手方向に亙り肉厚部21を成形して、前記吸引口2に弾力的な剛りを付与するという技術的手段を採用した。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、本体円筒部1および吸引口2を、シリコーンゴムで作製するという技術的手段を採用した。
本考案は、歯科診療に用いる口内吸引装置における吸引パイプの先端部分に着脱自在に挿着可能な軟質樹脂材料から成る円筒状のアタッチメント部材において、本体円筒部における一方の開口端部には、嘴形の吸引口を一体に突成して、かつ、この本体円筒部の外周面における前記吸引口の基端部近傍には凸部を突成したことによって、この凸部に指を引っ掛けて、前記吸引パイプに挿着した状態における前記本体円筒部を容易に回わすことができる。
したがって、本考案の歯科診療用バキュームチップを使用することにより、口腔内において吸引箇所を移動する際にチップを回わす必要がある場合であっても、チップ表面が滑り難くて、しかも、迅速・確実に回わすことができることから、歯科診療用バキュームチップとしての実用的利用価値は頗る高いと云える。
本考案を実施するための最良の形態を具体的に図示した図面に基づいて更に詳細に説明すると、次のとおりである。
本考案の実施形態を図1から図6に基づいて説明する。図中、符号1で指示するものは本体円筒部であり、符号2で指示するものは吸引口である。
しかして、本考案は、歯科診療に用いる吸引装置における吸引パイプPの先端部分に着脱自在に挿着可能な軟質樹脂から成る円筒状のアタッチメント部材であって、構成するにあっては、まず、本体円筒部1における一方の開口端部には、嘴形の吸引口2を一体に突成する(図1および図2参照)。
本実施形態では、本体円筒部1および吸引口2の使用材料を、軟質樹脂であるシリコーンゴムにすることができ、ホットプレス成形により作製する。このシリコーンゴムは、適度な柔軟性およびタック性を有しており、口腔内での当たりが良く、かつ、吸引パイプPの端部外周面に密着して気密性も高めることができる。
また、この本体円筒部1の外周面における前記吸引口2の基端部近傍には凸部11を突成する。本実施形態では、本体円筒部1の凸部11を軸方向に沿ってリブ状に成形することによって、回転方向に対して直交する方向となり、指を引っ掛け易くすることができる。
また、本実施形態では、本体円筒部1の凸部11を、外周面における対向位置に対称的にそれぞれ突成することによって、指で摘んだときの引っ掛かりを良くして、良好な回転操作性を得ることができる。
そして、図3に示すように、本体円筒部1を吸引パイプPの先端部分に挿着し、この凸部11に指を引っ掛けて、当該吸引パイプPに挿着した状態における前記本体円筒部1を回わし易くすることができる(図4および図5参照)。
本考案は、概ね上記のように構成されるが、本考案は図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、本体円筒部1の凸部11の形状は、リブ状に限らず、円形などの隆起状、突起状のものであっても良く、また、数量も外周面において任意に成形することができる。
また、図6に示すように、嘴形の吸引口2の内側面から本体円筒部1の内側面に連通する長手方向に亙り肉厚部21を成形して、前記吸引口2に弾力的な剛りを付与することができ、口腔内で吸引作業している際に、舌や粘膜に吸着してしまうのを効果的に防止することもでき、これら何れのものも本考案の技術的範囲に属する。
1 本体円筒部
11 凸部
2 吸引口
21 肉厚部
P 吸引パイプ
11 凸部
2 吸引口
21 肉厚部
P 吸引パイプ
Claims (5)
- 歯科診療に用いる口内吸引装置における吸引パイプPの先端部分に着脱自在に挿着可能な軟質樹脂材料から成る円筒状のアタッチメント部材であって、
本体円筒部1における一方の開口端部には、嘴形の吸引口2が一体に突成されており、かつ、この本体円筒部1の外周面における前記吸引口2の基端部近傍には凸部11が突成されており、
この凸部11に指を引っ掛けて、前記吸引パイプPに挿着した状態における前記本体円筒部1を回転容易に構成したことを特徴とする歯科診療用バキュームチップ。 - 本体円筒部1の凸部11が軸方向に沿ってリブ状に成形されていることを特徴とする請求項1記載の歯科診療用バキュームチップ。
- 本体円筒部1の凸部11が、外周面における対向位置に対称的にそれぞれ突成されていることを特徴とする請求項1または2記載の歯科診療用バキュームチップ。
- 嘴形の吸引口2の内側面から本体円筒部1の内側面に連通する長手方向に亙り肉厚部21が成形されており、前記吸引口2に弾力的な剛りが付与されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の歯科診療用バキュームチップ。
- 本体円筒部1および吸引口2が、シリコーンゴムで作製されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の歯科診療用バキュームチップ。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3147635U true JP3147635U (ja) | 2009-01-15 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014524804A (ja) * | 2011-07-08 | 2014-09-25 | エルゴメディ オサケ ユキチュア | 口腔および歯のケアに関連する器具 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014524804A (ja) * | 2011-07-08 | 2014-09-25 | エルゴメディ オサケ ユキチュア | 口腔および歯のケアに関連する器具 |
US9486563B2 (en) | 2011-07-08 | 2016-11-08 | Gunilla Taddeo | Instrument in connection with oral and dental care |
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