JP3147311B2 - アナログ秘話通信における同期方法及びその回路 - Google Patents

アナログ秘話通信における同期方法及びその回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声通信を盗聴された
場合でもその内容が互いに通信を行う者以外の第三者に
は解読困難となるようなアナログ信号の形式で相互の音
声通信を行おうとする秘話通信における同期方法及びそ
の回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アナログ秘話装置を用いて秘話通信を行
う際に、ディジタル処理された秘話音声信号を受信側で
正しく復号するためには同期が必要となる。従来のフレ
ーム同期方法の一つとしてFSK(周波数偏移変調)波
を用いる方法がある。この方法について説明する。ま
ず、送信側では図2に示すように同期信号としてf1と
f2の2つの正弦波をフレーム毎に切替え秘話音声信号
に重畳して伝送し、受信側では各フレームにおけるf
1,f2のスペクトルパワーを求めa1,a2と置き、
これらa1,a2の比により正規のフレームからのずれ
幅を推定し、フレームシフトを行う。a1,a2の電力
比が最大になるまでこのフレームシフトを繰り返し正し
いフレーム位置へ導いて同期をとる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法の欠
点としては、伝送路の状態によって受信レベルが低下し
た場合、a1とa2の電力比の検出が困難となり、正し
いフレーム位置に導くことができなくなってしまうこと
である。本発明の目的は、このような従来の欠点を解決
し、受信レベルが低下しても誤同期のないアナログ秘話
通信における同期方法とその回路を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のアナログ秘話通
信における同期方法は、アナログ秘話通信における同期
方法であって、送信側では、秘話音声信号の各フレーム
毎に、フレーム端で常に振幅が0になる2周波の同期信
号を重畳して伝送し、受信側では、前記送信側から伝送
される前記2周波の同期信号をフレーム毎に抽出しフ
レーム端での位相をそれぞれ高速フーリエ変換係数から
導き出し、その位相からフレームずれ幅を推定しそのず
れ幅がほぼ0になるようにフレームシフトを行って同期
をとるようにしたことを特徴とするものである。さら
に、本発明のアナログ秘話通信における同期回路は、送
信側でアナログ秘話音声信号の各フレーム毎に、フレー
ム端で常に振幅が0になる2周波の同期信号が重畳され
該送信側から伝送された信号を受信しディジタル変換し
た後フレーム毎にフーリエ変換した周波数領域の信号を
入力信号とし、同期をとって復号処理部へ出力する同期
回路であって、 前記入力信号の各フレームに含まれる前
記2周波の同期信号を抽出する同期信号抽出器と、抽出
された前記2周波の同期信号の位相をそれぞれ検出する
位相検出器と、該検出された位相の比によりフレームず
れ幅を検出するフレームずれ幅検出器と、該フレームず
れ幅がほぼ0になるように前記入力信号のフレームのず
れを補正して前記復号処理部への出力とするフレームシ
フト器とを備えたことを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】秘話通信を行なおうとする送信側では、図1
に示すように同期信号として1つのフレームにf1,f
2の2つの正弦波を秘話音声信号に重畳して伝送する。
f1,f2の周波数は互いに、フレーム周期の周波数
分、例えば8kHzサンプリングで1フレーム256サ
ンプルの場合32mSの逆数、すなわち31.25Hz
の間隔で2つの周波数を設定し、かつ、フレーム端では
常に振幅が0となる正弦波とする。また、伝送路上の群
遅延による誤同期を避けるために伝送帯域の中央付近に
設定する。前述の例の場合、f1=1968.75H
z,f2=2000Hzに設定することになる。秘話音
声信号を復号しようとする受信側では、受信した標本デ
ータ列をフレームに分割し、各フレームに対してFFT
(高速フーリエ変換)を施し、得られたFFT係数(ス
ペクトル群)中からf1,f2の成分を抽出する。抽出
されたFFT係数からそれぞれの位相を求める。ここ
で、FFT係数は実数部と虚数部より構成されており、
その性質としてそれらの値を複素平面に当てはめて得ら
れた偏角からそのスペクトルのフレーム端における位相
を求めることができるという点が挙げられる。図4
(A)に複素平面を示す。複素平面は複素数z=x+i
yに対して座標平面上で座標が(x,y)である点を対
応させると1対1対応になる平面である。複素平面のx
軸y軸をそれぞれ実軸,虚軸という。複素平面で原点を
極とし正の実軸を始線とする極座標を考え図4(B)に
示すように点zの極座標を(r,θ)とすると、Z=r
(cos θ+isin θ)で表される。このθを偏角とい
う。例えばFFT係数を複素平面上に当てはめた場合、
正弦波の場合は図5(A)のように(実部:0,虚部:
+の値)座標で表される。余弦波の場合は図5(B)の
ように(実部:−の値,虚部:0)の座標で表される。
従って複素平面上で余弦波の偏角は正弦波の場合を基準
としてπ/2進んでいることが分かる。これらの性質を
利用して、f1,f2の位相を比較する。検出された偏
角すなわち位相が、f1,f2とも(実部≒0,虚部:
+の値)であれば、送信側と受信側は同じフレームに区
切られていることとなりフレームのずれは0であり同期
がとれている状態である。しかし、上記のような値とな
らなければ送信側と同じフレームに区切られていないこ
とになるのでフレームシフトを行って同じフレームにな
るように導いて同期をとる。たとえばf1,f2とも
(実部≒0,虚部:−の値)であれば、正規のフレーム
から128サンプル分シフトを行うことになる。また、
f1のFFT係数の位相が(実部≒0,虚部+の値)で
あり、f2のFFT係数の位相が(実部≒0,虚部+の
値)でない場合は、f1に対しては区切ったフレームが
正しいが、f2に対しては正しくないことから、フレー
ムがずれていることがわかり、これはf1とf2の値が
共に(実部≒0,虚部+の値)になるようにフレームシ
フトを行う処理を繰り返すことによって正規フレームへ
の同期引込みが行われる。以上のように、f1,f2の
FFT係数の位相を調べ、フレームシフトを行う処理を
繰り返すことによって正規フレームへの同期引込みが行
われる。上記のように実部の値が≒0になるように導く
ことによって正規のフレームのタイミングに引き込むこ
とができるが、サンプルの同期がとれているとは限らな
い。そこで実部の値が=0になるようにすることでサン
プルの同期をとることができる。図3は本発明の方法を
実施した場合の同期回路の構成例図である。図におい
て、1はアナログ秘話音声信号をディジタル信号に変換
するA/D変換器、2はA/D変換器1の出力をフレー
ムに区切るフレーム化器、3はフレーム化器2の出力を
周波数領域に変換するためのフーリエ変換器、5はFS
K波の同期信号を抽出するための同期信号抽出器、6は
同期信号の位相を検出する位相検出器、7は同期信号の
位相の比によりフレームずれ幅を検出するフレームずれ
幅検出器、8は検出されたずれ幅を補正するるフレーム
シフト器である。これらの同期信号抽出器5からフレー
ムシフト器8までの回路によって同期処理部4が構成さ
れる。このようにして同期がとれた信号は復号処理部9
によって復号され、逆フーリエ変換器10によって逆フ
ーリエ変換が施され、D/A変換器11によって復号音
声信号が得られる。
【0006】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を実
施することにより、アナログ秘話通信を行う際に必要と
なる同期について、受信レベルが低下しても正確に同期
をとることができるので実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部をなす同期信号の波形図である。
【図2】従来の同期信号の波形図である。
【図3】本発明を実施するための回路構成例図である。
【図4】複素平面とその座標の説明図である。
【図5】複素平面に表した正弦波と余弦波の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 フレーム化器 3 フーリエ変換器 4 同期処理部 5 同期信号抽出器 6 位相検出器 7 フレームずれ幅検出器 8 フレームシフト器 9 復号処理部 10 逆フーリエ変換器 11 D/A変換器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ秘話通信における同期方法であ
    って、 送信側では、秘話音声信号の各フレーム毎に、フレーム
    端で常に振幅が0になる2周波の同期信号を重畳して伝
    送し、 受信側では、前記送信側から伝送される前記2周波の
    期信号をフレーム毎に抽出しフレーム端での位相をそ
    れぞれ高速フーリエ変換係数から導き出し、その位相か
    らフレームずれ幅を推定しそのずれ幅がほぼ0になるよ
    うにフレームシフトを行って同期をとるようにしたアナ
    ログ秘話通信における同期方法。
  2. 【請求項2】 送信側でアナログ秘話音声信号の各フレ
    ーム毎に、フレーム端で常に振幅が0になる2周波の同
    期信号が重畳され該送信側から伝送された信号を受信し
    ディジタル変換した後フレーム毎にフーリエ変換した周
    波数領域の信号を入力信号とし、同期をとって復号処理
    部へ出力する同期回路であって、 前記入力信号の各フレームに含まれる前記2周波の同期
    信号を抽出する同期信号抽出器と、抽出された前記2周
    波の同期信号の位相をそれぞれ検出する位相検出器と、
    該検出された位相の比によりフレームずれ幅を検出する
    フレームずれ幅検出器と、該フレームずれ幅がほぼ0に
    なるように前記入力信号のフレームのずれを補正して
    記復号処理部への出力とするフレームシフト器とを備え
    たアナログ秘話通信における同期回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した前記フレームずれ幅
    検出器と前記フレームシフト器は、抽出された前記2周
    波の同期信号の高速フーリエ変換係数の値が複素形式で
    実部が0となり虚部が正の値になるようにフレームシフ
    トを行って同期をとるように構成されたことを特徴とす
    請求項2に記載アナログ秘話通信における同期回
    路。
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