JP3147285U - キャラクター形態冷菓用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器に詰め込んだかき氷を変わった外観形状にし、容器から外観形状を崩さずスムーズに取り出して、食べれるさくさくかき氷が出来る容器を提供する。
【解決の手段】容器1の外観形状を装飾キャラクター仕上げの2分割でなる、上部ケース2と下部ケース3とをヒンジ4付き、或いはヒンジ4なしで開閉自在に密閉係合可能にし、これらに押し圧で詰め込まれるかき氷Aの出来上がりが、装飾キャラクター形状原形のまま、上部ケース2と下部ケース3を開成分割し、スムーズに取り出しが出来、個別に用意する受け皿Cに盛り付けして、食べることの出来る冷菓を作れる容器1の構成にする。また、容器1を、枠体で側面が開口部5でなるケース体6のその開口部5に係合可能な蓋体7によって、かき氷Aをケース体6に圧縮詰め込み可能で、これらの容器1の外観形状を装飾キャラクターにし、ケース体6から取り出す構成にする。
【選択図】図1
【解決の手段】容器1の外観形状を装飾キャラクター仕上げの2分割でなる、上部ケース2と下部ケース3とをヒンジ4付き、或いはヒンジ4なしで開閉自在に密閉係合可能にし、これらに押し圧で詰め込まれるかき氷Aの出来上がりが、装飾キャラクター形状原形のまま、上部ケース2と下部ケース3を開成分割し、スムーズに取り出しが出来、個別に用意する受け皿Cに盛り付けして、食べることの出来る冷菓を作れる容器1の構成にする。また、容器1を、枠体で側面が開口部5でなるケース体6のその開口部5に係合可能な蓋体7によって、かき氷Aをケース体6に圧縮詰め込み可能で、これらの容器1の外観形状を装飾キャラクターにし、ケース体6から取り出す構成にする。
【選択図】図1
Description
本考案は、家庭でかき氷を作り、このかき氷を個別に用意した容器に詰め込み冷凍室で凍結して作るさくさくかき氷の容器に関する。
此の種の従来の技術として、一般に、かき氷冷菓などの内容物を充填する為の容器は、主に合成樹脂製のシート材料或いは、ビニールコーティング加工紙材等からなる蓋突きのカップ体の開口部からかき氷が充填されて、開口部が蓋が被せられた状態で、店頭の低い温度の冷凍庫に収納保存され販売されているが、これらの販売用のさくさくかき氷の製法は、製氷ブロックを細かく砕いた状態(いわゆるミゾレ)にし、甘味料(糖液)をこのミゾレに噴射投入し攪拌し、容器に小分けされて開口部が蓋で密封されるか、又甘味料は容器にミゾレを小分け後に噴射投入する等して、カップに詰めこまれたミゾレは店頭の冷凍庫に入れて保存され凍結されたまま、消費者にさくさくかき氷として販売される。
そして又、最近では、家庭で安価に入手出来る手動式氷削り器を使い、店頭販売に近い、さくさくかき氷と美味しさに遜色の無いものが作られるが、作り方として、はじめに氷の固まりを作るため、ポリプロピレン合成樹脂製等の蓋付きでのカップに飲料水を8分目ぐらい入れ蓋で密閉し冷蔵庫の冷凍室に数時間放置し、カップでカチカチ氷を作り、カップから取り出したカチカチ氷を氷削り器のボックスに入れ、削り出してかき氷が作られ、作られたかき氷は、手元の容器を使って目一杯に詰め込み好みの糖液をふりかける等して積め込んだ容器に蓋をし、冷凍室に収納されて冷凍され、さくさくかき氷が作られる。
しかしながら上述で作られるさくさくかき氷は、カップ状の容器にかき氷に押し圧をかけて充填されるが、常温で削った綿状の冷たいかき氷をカップに詰め込んだ後に、液状の甘味料をふりかける為、部分的にかき氷が溶けて水ぽいかき氷に変わり、これらのかき氷が冷凍する間にカップの水ぽい氷片が部分的にカチカチ氷結し、消費者が食する際にスプーンが通し難く極めて食べ難いという課題がある。
又さくさくかき氷を容器から取り出し、他の受け皿等に盛り付け食するのに、容器内のかき氷が凍結のまま容器の内側に密着し形を崩さず取り出すのに難が有り、その為このかき氷の凍結付着が溶解して始めて取り出さなければ成らず、全体の形が解けて崩れたりすることで、つくりたてのかき氷のようにさくさく又はさらさらした食感を失い、ざらついた部分と水ぽい食感になってしまうという課題が残る。
そしてまた、容器のかき氷を個別に用意した受け皿に盛り付けて、食するさくさくかき氷は何の変哲もない単純な筒体の容器が一般的で、受け皿に盛り付けたさくさくかき氷は氷の塊に過ぎず、スプーンで冷たい氷をつつきながら少しずつ長い時間をかけて食するのが一般的で、そんなことから、例えば生物、植物、乗り物、等のように多彩な子供向きに好まれる装飾キャラクターの形をつくる容器を使い、更に、それらのかき氷をスムーズに容器から形を崩す事無く取り出すことの出来る構造でなる容器があれば、受け皿に形の崩れないさらさらかき氷を盛り付けて面白い形に出来た冷菓を観賞しながら食することの出来る家庭で出来るさくさくかき氷があればと、強く望まれていた。
この考案はかかる課題を解決する為に、請求項1での考案は、図1、図2、図3で述べるように、かき氷Aを容器1に入れる前に、糖液aをふりかけるか、粉末ジュースを拡散するか、又かき氷Aを容器1に詰め込んだ後に、糖液aをふりかけるか、粉末ジュースを拡散するかして、冷凍室に入れ、凍結して出来あがるさくさくかき氷Bの製法において、前記容器1の外観形状を装飾キャラクター仕上げの2分割でなる、上部ケース2と下部ケース3とをヒンジ4付き、或いはヒンジ4なしで開閉自在に密閉係合可能にし、これらに押し圧で詰め込まれるかき氷Aの出来あがりが、装飾キャラクター形状のまま、上部ケース2と下部ケース3を開成分割し、スムーズに取り出して、崩れぬ形のまま個別に用意する受け皿Cに盛り付け食することの出来るさくさくかき氷をつくる容器1の構成にする。
また、請求項2での考案は、図4,図5で述べるように、前記する容器1を、薄厚枠体で側面が開口部5でなるケース体6のその開口部5に着脱係合可能な蓋体7によって、かき氷Aをケース体6に圧縮詰め込み可能で、これらの容器1の外観形状を装飾キャラクターにし、ケース体6からスムーズに取り出して、崩れぬかたちのまま個別に用意する受け皿Cに盛り付け食することの出来るさくさくかき氷Bをつくる容器1の構成にする。
また、請求項3での考案は、前記する容器1の内部に手ごろな棒体8を差し込み可能構成にし、さくさくかき氷Bの出来あがりに当該棒体8付きにすることの出来るさくさくかき氷Bをつくる容器1の構成にする。
本考案は、上述の通り構成作用するので次ぎの優れた効果を奏する。即ち、請求項1での効果は、第一実施例を図1、図2、図3で示すが、ケース内に固めに詰め込んだかき氷はケースの内側の装飾形状に習い例えば、金魚の形に冷凍室の中で凍結し、食する際に両開き構成のケースによって分割して開くことで、形崩れのないかき氷を容器からスムーズに取り出すことが出来、受け皿に盛り付けて装飾形態のさくさくかき氷を観賞して食することの出来る、キャラクター形態冷菓用容器を提供出来る。
次ぎに、請求項2での効果は、第二実施例を図4,図5で示すが、ケース内に固めに詰め込んだかき氷は即座に形をくずす事無くスムーズにケースから抜き取り、受け皿に盛り付けたかき氷を冷凍室で凍結して、冷凍庫から取り出してそのまま、さくさくかき氷を観賞して食することの出来る、キャラクター形態冷菓用容器を提供出来る。
次ぎに、請求項3での効果は、図6、図7で示すが、前記するさくさくかき氷に棒体が差し込まれて凍結された冷菓として食することの出来るスプーンを使わずにアイスキャンデー風に食することの出来る、キャラクター形態冷菓用容器を提供出来る。
以下に図示の実施例に基づいて本考案を更に詳細に説明する。即ち本考案での第一実施例を図1で示す様に、容器1の開成体での全体斜視図を示し、更に、図2は第一実施例での一部断面での容器1にかき氷Aを詰め込んだ閉成体での斜視図を示し、更に、図3は第一実施例でかき氷を受け皿に盛り付けての食する形態での全体を示す斜視図である。これらの図面から、真夏の暑い一時、お子様などを中心に家庭だんらくに氷削り器を使い、さくさくかき氷を家庭で作るのに、用意されたポリポロプレン樹脂材等でなる密閉式の蓋付きのカップの開口部から飲料水を入れ、冷蔵庫に設けた冷凍室に収納し飲料水をカチカチに凍らせ、氷の固まりを作り氷削り器を使って、削ったかき氷Aを個別に用意した容器1に固く押し込んで詰め込んで冷蔵庫に設けた冷え込んだ冷凍室に入れて凍らせる。
前記するかき氷Aを入れる容器1は、合成樹脂製で例えばPP,やPS材等がそれに当てられ、即ち、薄厚の上部ケース2と下部ケース3との開口部が対向して整合するが、2分割する開口部側面の一部に折り曲げ自在のヒンジ4を介し密閉式に開閉自在に構成し、或いはヒンジ4無しの2分割ケースでも良く、これらの両開きでなる容器1は外観形状を装飾キャラクター形状構成例えば、実施例で示す様に金魚キャラクターの造形構成にし、これらの容器1に収納するかき氷は外観形状の内面に沿おった形に成形され固められ、外部にはみ出す事無く凍結し、それらの容器1内の凍結したかき氷の取り出しは、本実施例では双方の上部、下部ケース2、3、の開口部の双方の縁の一部にヒンジ4に対向して取っ手4aを一体化することで、これらの一対の取っ手4aを互いに引き離すように引っ張ることによりスムーズに開き、さくさくかき氷Bの形状を壊す事無く取り出し、個別に用意した受け皿Cに盛り付け、さくさくかき氷Bの造形を観賞し溶かしながら、さくさくとスプンで形を崩して、楽しみながら美味しく食することの出来るキャラクター形態冷菓容器を具現化している。
次ぎに、第二実施例を図4、図5で示すが、図4は容器1の一部断面での分解斜視図で、図5はさくさくかき氷Bを受け皿Cに盛り付け、食する際の全体を示す斜視図である。これらの図面から合成樹脂製でなる薄板状で外観形状を装飾キャラクターでなる枠体で側面が開口部5でなるケース体6でなり、その開口部5の片側面或いは両側面は、 着脱係合可能な蓋体7を設けた容器1とし、氷削り器で作られたかき氷Aをケース体6に蓋体7を使い圧縮詰め込み第一実施例に準じ冷蔵庫の冷凍室に収納し冷凍し、これらの造形上がりのさくさくかき氷Bを受け皿Cに盛りつけて食するのも良い。
しかし、もうひとつのさくさくかき氷の製法としての本考案の容器1の使い方として、本実施例は、容器1を蝶の造形でのケース体6に収納されたふわふわ氷を冷凍する前に、図5で示す様に個別に用意した受け皿Cにケース体6のの両側面の開口部からトコロテン風に造形の形を崩す事無くスムーズに抜き出して、受け皿Cに盛り付けたまま素肌のかき氷を受け皿Cごと冷蔵庫の冷凍室に収納し、冷凍したさくさくかき氷を受け皿ごと取り出し、即座に食することの出来るキャラクター形態冷菓容器を具現化してい。
次ぎに、第三実施例を図6、図7で示すが、図6は前記する第二実施例での容器1を基本体にし、これらを構成するケース体6の枠体の一部に例えば割り箸に似た木で出来た細長い手頃な棒体8を差し込み取り外しの出来る開口部を設け、(図示せず)これらの孔に差し込まれ、ケース体6に詰め込まれたかき氷に貫通して冷凍での、さくさくかき氷にするか、或いは、ケース体6に詰め込んで造形したかき氷を取り出し、其れに棒体8を差し込んだまま受け皿Cに盛り付けた状態で冷凍し、スプンなしでのアイスキャンデー式で食することの出来る、キャラクター形態冷菓容器を具現化している。
そしてたまた、第三実施例を図7で示すが、前記する第一実施例での容器1を基本体にし、これらを構成する2分割でなる上部ケース2と下部ケース3の一部に前記する棒体8を差し込み取り外しの出きる開口部を設け、(図示せず)これの孔に差し込まれ、このケースに詰めこまれたかき氷を冷凍し、スプンなしでのアイスキャンデー式で食することの出来る、キャラクター形態冷菓容器を具現化している。
前記するいずれの実施例もさくさくかき氷の形状が、変わった形状に冷凍が出来,更に、冷凍されたかき氷が形を崩す事無く、離型性に乏しい従来のカップ形状に無いスムーズに取り出せるだけでなく、容器1にスプンを差し込んで食することも出来更には、容器1から受け皿に盛り付けたさらさらかき氷を加工出来る構成からなる斬新な容器1に着眼し具現化したものであり、これらの容器1の装飾キャラクター形状は、特定する事無く乗り物や食べ物や植物や果物や野菜等限りなく多彩に造形することが出来る。
このように、キャラクター加工のさくさくかき氷Bは、容器1に詰め込んだかき氷Aに糖液aをふりかけて形状を装飾する着色からなる糖液aを使い模様などを付加したり、或いは、出来あがったさくさくかき氷Bに糖液aを使い模様などを付加することで高級感のある冷菓を作るなどに応用するのも面白い
A かき氷
a 糖液
B さくさくかき氷
C 受け皿
1 容器
2 上部ケース
3 下部ケース
4 ヒンジ
4a 取っ手
5 開口部
6 ケース体
7 ふた体
8 棒体
a 糖液
B さくさくかき氷
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Claims (3)
- かき氷Aを容器1に入れる前に、糖液aをふりかけるか、粉末ジュースを拡散するか、又かき氷Aを容器1に詰め込んだ後に、糖液aをふりかけるか、粉末ジュースを拡散するかして、冷凍室に入れ、凍結して出来あがるさくさくかき氷Bの製法において、前記容器1の外観形状を装飾キャラクター仕上げの2分割でなる、上部ケース2と下部ケース3とをヒンジ4付き、或いはヒンジ4なしで開閉自在に密閉係合可能にし、これらに押し圧で詰め込まれるかき氷Aの出来あがりが、装飾キャラクター形状原形のまま、上部ケース2と下部ケース3を開成分割し、スムーズに取り出しが出来、個別に用意する受け皿Cに盛り付けして、食べることの出来る冷菓を作れる容器1にしたことを特徴とする、キャラクター形態冷菓用容器。
- 前記する容器1を、枠体で側面が開口部5でなるケース体6のその開口部5に係合可能な蓋体7によって、かき氷Aをケース体6に圧縮詰め込み可能で、これらの容器1の外観形状を装飾キャラクターにし、ケース体6から取り出すさくさくかき氷Bが、装飾キャラクター原形の冷菓を作れる容器1にしたことを特徴とする請求項1記載のキャラクター形態冷菓用容器。
- 前記する容器1の内部に手ごろな棒体8を差し込み可能構成にし、さくさくかき氷Bの出来あがりに当該棒体8付きにすることの出来る請求項1又は2項記載のキャラクター形態冷菓用容器。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3147285U true JP3147285U (ja) | 2008-12-25 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101373232B1 (ko) * | 2013-04-08 | 2014-03-11 | 주식회사 동학식품 | 급속냉동 아이스바 및 아이스크림 제조장치 |
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---|---|---|---|---|
KR101373232B1 (ko) * | 2013-04-08 | 2014-03-11 | 주식회사 동학식품 | 급속냉동 아이스바 및 아이스크림 제조장치 |
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