JP3147150U - 冷却塔 - Google Patents

冷却塔

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JP3147150U JP2008006982U JP2008006982U JP3147150U JP 3147150 U JP3147150 U JP 3147150U JP 2008006982 U JP2008006982 U JP 2008006982U JP 2008006982 U JP2008006982 U JP 2008006982U JP 3147150 U JP3147150 U JP 3147150U
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洋一 辻
孝信 佐々
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株式会社大洋水研
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Abstract

【課題】薬品濃度の過剰な上昇を防止するとともに、安全性も確保しつつ水処理を可能とした冷却塔を提供する。
【解決手段】吸気孔を備えた冷却塔本体の下部に、冷却水供給管5が連結された下部水槽4を配置するとともに、冷却塔本体の中央上部にはファン7を備え、ファン7の左右側に散水板8を備え、散水板8の下方に充填材9を充填し、充填材9間に形成された通風空間10に、散水板8に水を供給するための上昇管11が配設された冷却塔1において、通風空間10内において上昇管11に分岐管12を連結し、下部水槽4の水位よりも上において、薬剤を溶解して排出するための溶解器13を分岐管12に連結し、冷却塔の運転中にのみ、上昇管11内を上昇する水の一部を溶解器13に取り込み、この取り込んだ水で薬剤を溶解して下部水槽4に落下させることを可能としたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本考案に冷却塔に係り、より詳しくは、薬品濃度の過剰な上昇を防止するとともに安全性も確保しつつ、水処理を可能とした冷却塔に関する。
周知の通り、ビル、工場等の空調、冷却などで使用する冷却水を循環して供給するものとして冷却塔が知られているが、この冷却塔は一般的に、角形あるいは丸形の箱物の冷却塔本体を備え、熱交換器等の空調設備とこの冷却塔本体との間で水を循環させながら、冷却塔本体の内部で水の水温を下げて熱交換器等に供給している。
ここで、図4を参照して一般的な冷却塔について説明すると、図4は一般的な冷却塔の構造を説明するための概略断面図であり、図において冷却塔31は、冷却塔本体32を有しており、この冷却塔本体32は、外気を取り込むための吸気孔が、正面視野における左右側の側壁に形成されている(図示せず)。
また、冷却塔本体32は、その底部に下部水槽33を備えるとともに、中央上部には34ファンを備えており、ファン34の左右側には散水板35が配置され、この散水板35の下方には充填材36が充填されている。
そして、冷却塔本体32の内部に配管された上昇管37を介して散水板35内に水を供給し、この水を充填材36に流下させるとともに、ファン34を駆動して、矢印で示すように、吸気孔および充填材36を介して、冷却塔本体32内に外気を取り込みつつこの取り込んだ外気を排気していく。
そうすると、散水板35から充填材36に流下した水は、その一部が流下の過程で蒸発して、これにより潜熱を奪われて流下している水の水温が下がり、この水温が下がった水が下部水槽33に供給され、その後、この下部水槽33に供給された水が熱交換器等に供給されていく。
ところで、一般的に冷却塔では、散水板や充填材に藻や細菌類などの微生物が付着し、これにより効率が低下するため、プール等と同様に、循環する水を殺菌する等の水処理が必要である。
そのため従来は、プールの水処理等に使用されている溶解器を用いて、この溶解器を下部水槽に沈めて下部水槽内の水の水処理を行なう方法や、冷却塔の運転中のみに水が流れる散水板の上に溶解器を載置し、これにより充填材に流下する前の水の水処理をする方法が採用されていた。
ここで、図5は、従来からプールの水処理や冷却塔の水処理に使用されている溶解器41の構造を示す断面図であり、この溶解器41は一般的に、溶解器本体42を有しており、この溶解器本体42は有底の容器としており、上方部分には水の取り込み口4201が形成され、下方部分には溶解液排出孔4202が形成され、上方は着脱自在とした蓋43で閉鎖されている。
そして、使用に際しては、溶解器本体42の内部に、除溶解性固形薬剤、例えばさらし粉、トリクロロイソシアヌル酸などのいわゆるカルキ剤を入れ、この状態の溶解器41を水の中に沈め、あるいは矢印で示す位置程度まで溶解器本体42内に水を入れる。そうすると、溶解器本体42内に水が入り込むとともに、この水により内部の除溶解性固形薬剤が溶解し、この溶解した薬剤が外部に排出され、これにより水処理を行なうことが可能となる。
そこで、従来は、冷却塔の水処理を行う方法として、前述したように、上記のような溶解器を下部水槽に沈めて下部水槽内の水の水処理を行なう方法や、冷却塔の運転中のみに水が流れる散水板の上に溶解器を載置して充填材に流下する前の水の水処理をする方法が採用されていた。
しかしながら、前述したように、溶解器は一般に、薬剤を入れた溶解器内に水を入れることで薬剤を溶解させて排出する構造のため、このような溶解器を下部水槽内に沈めて冷却塔の水処理を行った場合には、冷却塔停止中にも薬品が溶解供給され続けるため、薬品濃度が過剰に上昇してしまい、それにより、構造材に腐食や臭気発生などのトラブルが起こってしまうという問題点がある。
この点、冷却塔の運転中にのみ水が流れる散水板上に溶解器を載置する方法を採用した場合は、冷却塔停止中にも薬品が溶解供給されて薬品濃度が過剰に上昇することはないが、一般的に散水板は冷却塔の下端から2m以上の高所に位置するため、散水板上に溶解器を載置した場合には、薬剤補充が危険であるとともに、薬剤の残量を容易に確認することができないという問題点が考えられる。
そこで、本考案は、薬品濃度の過剰な上昇を防止するとともに安全性も確保しつつ、水処理を可能とした冷却塔を提供することを課題としている。
本考案の冷却塔は、吸気孔を備えた冷却塔本体の下部に、冷却水供給管が連結された下部水槽を配置するとともに、前記冷却塔本体の中央上部にはファンを備え、該ファンの左右側に上部散水板を備え、該散水板の下方に充填材を充填し、前記充填材間に形成された通風空間に、前記散水板に水を供給するための上昇管が配設された冷却塔において、
前記通風空間内において前記上昇管に分岐管を連結し、前記下部水槽の水位よりも上において、薬剤を溶解して排出するための溶解器を前記分岐管に連結した、ことを特徴としている。
本考案の冷却塔では、冷却塔本体内の通風空間内において、上部散水板に水を供給するための上昇管に、分岐管を連通し、この分岐管に、下部水槽の水位よりも上において、溶解器を連結しており、これにより、冷却塔の運転中に、散水板に供給される冷却水の一部を、分岐管を介して溶解器に取り込んで、この取り込んだ水によって溶解器内の薬品を溶解し、この溶解水を下部水槽に落下させて水処理を行うこととしている。
そのために、本考案の冷却塔では、冷却塔停止中に薬品が溶解供給されることがなく、薬品濃度が過剰に上昇して構造材に腐食や臭気発生などのトラブルが起こってしまうことを防止できる。
また、本考案の冷却塔では、冷却塔本体内の通風空間内において、上昇管に連通した分岐管に溶解器を連結しているため、薬剤補充等を高所で行う必要が無いために、薬剤補充等の際に危険が伴うことがなく、薬剤の残量も容易に確認することができる。
本考案の冷却塔では、冷却塔本体を有している。そして、冷却塔本体には、対向する側壁に吸気孔が形成されている。
また、冷却塔本体内において、底部には下部水槽が配置されており、この下部水槽には、下部水槽内の冷却水を外部へ供給するための冷却水供給管が連結されている。
更に、冷却塔本体の中央上部にはファンが備えられており、このファンを駆動することで、前記吸気孔を介して外気を冷却塔本体内に取り込むとともにこの取り込んだ外気を排気可能としている。
そして、ファンの左右側には上部散水板が備えられており、この上部散水板の下方には、散水板内の水を流下するための充填材が充填され、この充填材の間が通風空間とされている。
また、冷却塔本体内において通風空間には、散水板に冷却水を供給するための上昇管が挿装されており、この上昇管の先端は散水板に水を供給可能な配置とされ、基端側は冷却塔本体から外部に延出して空調設備等に連結されている。
そして、前記通風空間内において、前記上昇管には分岐管が連結されており、下部水槽の水位よりも上において、分岐管に、薬剤を溶解して排出するための溶解器が連結されている。
ここで、溶解器の連結位置は特に限定されず、下部水槽の水位よりも上であればいずれでもよく、例えば、前記通風空間内において分岐管を連結するとよく、これによれば、何らの措置を取ることなく、溶解液を下部水槽内に落下させることが可能である。
またその他、前記分岐管を冷却塔本体の外部に延出し、冷却塔本体の外部において分岐管に溶解器を連結するとともに、溶解器の下方に、冷却塔本体の内部に連通した受け具を配設し、受け具を介して、溶解液を下部水槽内に供給してもよく、これによれば、薬剤の残量を容易に確認することが可能である。
本考案の冷却塔の実施例について図面を参照して説明すると、図1は、本実施例の冷却塔を示す斜視図であり、図2は、本実施例の冷却塔の構造を説明するための概略断面図であり、図において1が本実施例の冷却塔である。
そして、本実施例において冷却塔1は、有底の箱状とした冷却塔本体2を有しており、この冷却塔本体2の左右側の側壁にはそれぞれ、冷却塔本体2内に外気を取り込むための吸気孔3が、多数個形成されている。なお、図において201は、冷却塔本体2の正面側に開閉自在に装着した正面扉であり、また、図において202は、冷却塔本体2の下部に装着した脚部である。
次に、冷却塔本体2内において、底部には下部水槽4が配設されており、この下部水槽4には、冷却塔1で冷却した水を冷却対象となる熱交換器等に供給するための冷却水供給管5が連結されており、更に、下部水槽4内に水を補給するための補給管6が連結されている。
また、図において7はファンである。即ち、本実施例において、前記冷却塔本体2の中央上部にはファン7が配設されており、このファン7によって、冷却塔本体2の中央上部が閉鎖されるとともに、ファン7を介して冷却塔本体2と外部が連通している。
次に、正面視野における前記ファン7の左右側にはそれぞれ、散水板が配置されている。即ち、図において8が散水板であり、本実施例において前記散水板8は、トレイ状であるとともに、図1からも明らかなように、10mm程度の孔が底面の全面に均等に形成されている。
そして、この散水板8の下方にはそれぞれ、冷却塔本体2の高さ方向全域に亘り充填材が充填されている。即ち、図において9が充填材であり、本実施例において充填剤9は、前記散水板8の下方に配置されているため、間隔を置いて一対個が充填されており、この一対となる充填材9の間は通風空間10とされている。そして、本実施例において前記充填材9は、凹凸のあるプラスチック製の薄板を用いており、この薄板を、10mm程度のピッチで無数に配列して構成されている。
また、前記ファン7を駆動したときに、外気が前記充填材9を通過して冷却塔本体2内に取り込まれるように、前記充填材9はそれぞれ、吸気孔3を冷却塔本体2の内部から閉鎖する配置とされており、従って、前記散水板8もまた吸気孔3側に配置されている。この関係を具体的に説明すると、本実施例においては、前述したように、冷却塔本体2の左右の側壁に吸気孔3が形成されており、前記散水板8は、正面視野におけるファン7の左右側に配置され、この散水板8の下方に充填材9が充填されている。従って、前記充填剤9はそれぞれ、冷却塔本体2内において前記吸気孔3に対向する位置に充填され、そのため、吸気孔3を介して冷却塔本体2内に取り込まれた外気は、図4に示した一般的な冷却塔と同様に、充填材9を通過した後に、通風空間10を通って上昇し、その後にファン7を介して排気される。
次に、図において11は、前記散水板8に冷却水を供給するための上昇管である。即ち、本実施例における冷却塔1では、前記通風空間10内に上昇管11が配設されており、この上昇管11の基端側は、外部の熱交換機等に連結され、先端側は、前記散水板8内に水を供給可能なような配置で、前記散水板8内、あるいは散水板8の上方で開口とされている。そしてこれにより、図示しないポンプ等の作用により、熱交換等により水温が上昇した水を、通風空間10内で上昇管11内を上昇させつつ散水管8に供給可能としている。
次に、図において12は分岐管である。即ち、本実施例の冷却塔1では、前記通風空間10内において、前記上昇管11に分岐管を連結している。そして、通風空間10内において、前記分岐管12に、前述した溶解器と同様の構成の溶解器13を連結している。
そのため、本実施例の冷却塔1では、運転中に上昇管11を上昇してきた水の一部が分岐管12を介して溶解器13に取り込まれ、それによって、取り込まれた水によって薬剤が溶解される。
そして、このとき、本実施例の冷却塔1では、通風空間10内において分岐管12に溶解器13を連結しているために、即ち、前記下部水槽4の水位よりも上において分岐管12に溶解器13を連結しているために、溶解された薬剤は、下部水槽4内に落下していき、これにより循環している水の処理を容易に行うことができる。
次に、このように構成される本実施例の冷却塔1の作用について説明すると、熱交換器等において熱交換により水温が上昇した水は、図示しないポンプ等により上昇管11に供給され、上昇管11内を上昇した後に、散水板8内に供給される。そして、この散水板8内に供給された水は、散水板8の底面に形成された孔を通って充填剤9に落下していく。
一方、ファン7を駆動することで、吸気孔3を介して冷却塔本体2内に外気が取り込まれて、この取り込まれた外気は、充填剤9を通って通風空間10に導かれ、この通風空間10を上昇した後に冷却塔本体2の外部に排気される。
そうすると、散水板8から充填剤9に流下した水は、その一部が流下の過程で蒸発し、更に外気の通過によってこの蒸発が促進され、その蒸発の際に潜熱を奪われるために、流下している水の水温が下がっていき、水温が下がった水が下部水槽4内に落下していく。そして、この下部水槽4内に落下した水は、冷却水供給管5を通って熱交換器等に供給され、熱交換により水温が上昇した後に再び冷却塔本体2に循環されてくる。またこのとき、蒸発により失われた水量は補給管6を介して下部水槽4に補給される。
そして、これらの過程において、上昇管11を上昇していく水の一部は、分岐管12に分流して溶解器13内に入っていき、この水によって溶解器13内の薬剤が溶解され、この溶解された薬剤が溶解器13から下方に落下して下部水槽4内に入り、これにより、冷却塔と熱交換器等の間を循環する水の水処理が行われる。
そしてこのとき、本実施例の冷却塔1では、冷却塔の運転中にのみ水が通過する上昇管11に分岐管12を連通し、この分岐管12に溶解器13を連結しているために、冷却塔1の運転中にのみ溶解器13内の薬剤を溶解されるので、冷却塔1の停止中に薬品が溶解供給されることで、薬品濃度が過剰に上昇して構造材に腐食や臭気発生などのトラブルが起こってしまうことを防止できる。
また、本実施例の冷却塔1では、冷却塔本体2内の通風空間10内において上昇管11に分岐管12を連通しているところ、一般的に冷却塔において、通風空間内に配置される上昇管は、冷却塔本体の外部に配置される配管と異なり、鉄製ではなくVP管であるため、分岐サドルを用いることで容易に分岐管を形成することができる。
更に、本実施例の冷却塔1では、下部水槽4の水位よりも上において溶解器13を分岐管12に連結しているために、水で溶解された薬剤を下部水槽4内に容易に落下させることが可能である。
また、本実施例の冷却塔1では、冷却塔本体2内の通風空間10内において、上昇管11に連通した分岐管12に溶解器13を連結しているため、薬剤補充等を高所で行う必要が無いために、薬剤補充等の際に危険が伴うことがなく、薬剤の残量も容易に確認することができる。
なお、前述の実施例では、通風空間10内において、かつ、下部水槽4の水位よりも上方において、分岐管12に容器器13を連結した場合を説明したが、下部水槽4の水位よりも上において溶解器13を分岐管12に連結してあれば、必ずしもこの構成に限定されるものではない。
例えば、図3は、本考案の冷却塔の他の形態を示した図であり、図3に示す形態の冷却塔1では、分岐管12を冷却塔本体2の外部に延出し、冷却塔本体2の外部において前記分岐管12に溶解器13を連結している。そして、溶解器13の下方には、前記冷却塔本体2の内部に連通した受け具14を配設し、溶解した薬剤を受け具14内に受け入れるとともに、この受け入れた薬剤を下部水槽4に落下させる構造としている。
そして、この構成によると前述の場合と同様に、冷却塔の運転中にのみ水処理を行うことができるとともに、薬剤の残量確認が容易となり、更に薬剤の補充作業等も容易になる。
なお、図3に示した形態では、溶解器13の連結を冷却塔本体2の外部で行った点を特徴としており、その他の構成等は前述の実施例と同様であるので、同一部品には同一符号を付するとともに、重複した説明は省略する。
本考案の冷却塔では、冷却塔において、冷却塔本体内の通風空間内において上昇管に分岐管を連結するとともに、この分岐管に水処理用の溶解器を連結し、これにより、運転中にのみ水処理を行うとともに、安全にも配慮した構成としているため、水処理を必要とする冷却塔の全般に適用可能である。
本考案の冷却塔の実施例の斜視図である。 本考案の冷却塔の実施例の構造を示す概略断面図である。 本考案の冷却塔の他の形態の構造を示す概略断面図である。 一般的な冷却塔の構造説明するための図である。 溶解器を説明するための図である。
符号の説明
1 冷却塔
2 冷却塔本体
3 吸気孔
4 下部水槽
5 冷却水供給管
6 補給管
7 ファン
8 散水板
9 充填材
10 通風空間
11 上昇管
12 分岐管
13 溶解器
14 受け具

Claims (3)

  1. 吸気孔(3)を備えた冷却塔本体(2)内の下部に、冷却水供給管(5)が連結された下部水槽(4)を配置するとともに、前記冷却塔本体(2)の中央上部にはファン(7)を備え、該ファン(7)の左右側に散水板(8)を備え、該散水板(8)のそれぞれの下方に充填材(9)を充填し、前記充填材(9)間に形成された通風空間(10)に、前記散水板(8)に水を供給するための上昇管(11)が配設された冷却塔(1)において、
    前記通風空間(10)内において前記上昇管(11)に分岐管(12)を連結し、前記下部水槽(4)の水位よりも上において、薬剤を溶解して排出するための溶解器(13)を前記分岐管(12)に連結した、ことを特徴とする冷却塔。
  2. 前記通風空間(10)内において、前記分岐管(12)に前記溶解器(13)を連結し、溶解した薬剤を溶解器(13)から下部水槽(4)内に落下可能としたことを特徴とする請求項1に記載の冷却塔。
  3. 前記分岐管(12)を前記冷却塔本体(2)の外部に延出し、冷却塔本体(2)の外部において前記分岐管(12)に前記溶解器(13)を連結するとともに、該溶解器(13)の下方に、前記冷却塔本体(2)の内部に連通した受け具(14)を配設し、溶解した薬剤を溶解器(13)から受け具(14)内に落下させ、該受け具(14)を介して、溶解した薬剤を下部水槽(4)内に落下させることとしたことを特徴とする請求項1に記載の冷却塔。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013210134A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Kurita Water Ind Ltd 冷却塔への薬注装置
JP2016211791A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 三浦工業株式会社 薬注装置
JP2016211792A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 三浦工業株式会社 薬注装置

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