JP3146787B2 - リモコン装置 - Google Patents

リモコン装置

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JP3146787B2
JP3146787B2 JP23620493A JP23620493A JP3146787B2 JP 3146787 B2 JP3146787 B2 JP 3146787B2 JP 23620493 A JP23620493 A JP 23620493A JP 23620493 A JP23620493 A JP 23620493A JP 3146787 B2 JP3146787 B2 JP 3146787B2
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博 安田
正義 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、離れたところから機器
にコントロール信号を送るリモコン装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、リモコン装置は離れたところから
機器をコントロールするために、多くの機器に使用され
ている。
【0003】以下図面を参照しながら、従来のリモコン
装置の一例について説明する。図5は従来のリモコン装
置のブロック図である。図5において、1はリモコンの
コードを発生させるための論理装置、2はコマンドを送
りたいときに押すスイッチ、3は電波のキャリアを発生
させるための発振回路、4は周波数変調をかけるための
周波数偏移回路、5は電波を送信するためのアンテナ、
6は電波を受信するためのアンテナ、7は送信データで
周波数変調された信号を復調して受信データに変換する
受信回路、11は電波が入力されたときに信号を発生す
る信号検出回路、12は立ち上がりエッジ検出回路、1
3はホールド回路、R1、R2は抵抗、9は比較回路、
10は受信した信号をデコードして機器を制御する論理
装置である。
【0004】以上のように構成されたリモコン装置につ
いて、以下その動作について説明する。
【0005】まず、スイッチ2が押されると論理装置1
によって発振回路3が動作状態になり、電波のキャリア
が発生し、わずかの長さの無信号部に続けてスイッチに
対応した送信データが周波数偏移回路4に入力され、そ
れによって発振回路3は周波数変調され、アンテナ5か
ら電波で送信される。
【0006】次に、その電波はアンテナ6で受信され、
周波数変調復調回路を有する受信回路7で受信データに
変換される。また電波が入力されると、信号検出回路1
1から電波の入力されたことを示す信号が発生され、立
ち上がりエッジ検出回路12でその立ち上がりが検出さ
れ、受信回路7からの無信号部に対応した出力がホール
ド回路13でホールドされる。また受信回路7の出力は
直流成分を含むため抵抗R1とR2で分割されることに
よりレベルシフトされ、ホールド回路13の出力と比較
回路9で比較され、デジタル値に変換されて論理装置1
0に入力され、論理装置10によってデコードされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のリモコン装置は、信号検出回路の立ち上がり
エッジでホールドするため、信号検出回路の感度に受信
感度が依存し、また構成が複雑になりコストが高いとい
う問題点を有していた。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、受信
感度が安定で、かつ安価なリモコン装置を提供すること
を目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のリモコン装置は、信号部の前に無信号部を有
する送信データを発生する送信装置と、送信データを受
けて受信データを発生する受信回路と、受信データを平
滑する平滑回路と、受信データと平滑回路のレベルを相
対的にレベルシフトするレベルシフト回路と、受信デー
タと平滑回路の出力差とレベルシフト回路のレベルシフ
ト値との大小を比較する比較回路と、比較回路の出力を
デコードする論理装置から構成し、無信号部の間にオフ
セットを収束させるようにしたものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、信号検出回路
を用いていないので、受信感度が安定で、かつ安価なリ
モコン装置を提供することができるものである。
【0011】
【実施例】以下本発明リモコン装置の実施例について、
図1〜図4を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の実施例におけるリモコン装
置のブロック図である。図1において、1はリモコンの
コードを発生させるための論理装置、2はコマンドを送
りたいときに押すスイッチで通常は複数個あるがここで
は1個のみ図示しており、3は電波のキャリアを発生さ
せるための発振回路、4は周波数変調をかけるための周
波数偏移回路、5は電波を送信するためのアンテナで、
1から5までで送信装置を構成している。また、6は電
波を受信するためのアンテナ、7は送信データで周波数
変調された信号を復調して受信データに変換する受信回
路、R1、R2、R3、R4、R5、R6は抵抗、C
1、C2はコンデンサーであり、8及び9は比較回路、
10は受信した信号をデコードして機器を制御する論理
装置であり、R1とR2でレベルシフト回路を、R3と
C1で平滑回路を構成している。
【0013】図2は本発明の実施例におけるリモコン装
置の送信データの構造図である。図3は本発明の実施例
におけるリモコン装置の送信データのタイミング図であ
る。図4は本発明の実施例におけるリモコン装置の受信
動作の波形図である。
【0014】以上のように構成されたリモコン装置につ
いて、以下その動作について説明する。
【0015】まず、スイッチ2が押されると論理装置1
によって発振回路3が動作状態になり、スイッチに対応
した送信データが周波数偏移回路4に入力され、それに
よって発振回路3は周波数変調され、アンテナ5から電
波で送信される。
【0016】その時の送信データの信号部の構造は、図
2(a)に示すように、ヘッダ、認識コード、反転認識
コード、コマンドコード、反転コマンドコード、トレー
ラのブロックに分けられる。ここでヘッダは信号の始ま
りを示すものであり、認識コードは他の機器と混信を防
ぐための8ビットのコードで、反転認識コードは誤り検
出のため認識コードを反転させた8ビットのコードで、
コマンドコードは押されたスイッチに応じた動作を指示
するための8ビットのコードで、反転コマンドコードは
誤り検出のためコマンドコードを反転させたものであ
る。
【0017】以下、それぞれのデータ構造を説明する。
ここでTは基準時間を示し、1Tは0.8mSである。
図2(b)はヘッダの構造で、9T(=7.2mS)の
Hレベル区間と3TのLレベル区間から構成される。図
2(c)と(d)はそれぞれ認識コード、反転認識コー
ド、コマンドコード、反転コマンドコードにおける0デ
ータと1データの構造で、0データは1TのHレベル区
間と1TのLレベル区間から構成され、1データは1T
のHレベル区間と3TのLレベル区間から構成される。
【0018】図2(e)はトレーラの構造で、トレーラ
とは連続で送信データを送るときに受信側の論理装置が
受信データをデコードする時間を確保する目的のもの
で、1回の送信データしか送信しないときは発生せず、
連続してデータを送信するときデータとデータの間に発
生するもので、1TのHレベル区間と64T(=51.
2mS)のLレベル区間から構成される。
【0019】また、その時のタイミングは、図3で示さ
れ、(f)は発振ON信号でHレベルが発振ONであ
り、スイッチ2が押されると論理装置1から発振回路3
に送られて発振開始する。(g)は論理装置1から周波
数偏移回路4に送られ周波数変調がかけられるデータ
で、Lの時は基準周波数が、Hの時は高い方に偏移した
周波数が発振するもので、発振ONからt1の間無信号
部をおいてからデータが送られ、t1は64T(=5
1.2mS)である。そしてt2の間データが送られ、
t2は109T(=87.2mS)である。スイッチ2
が押される時間が短いときは、ここで発振ON信号とデ
ータ信号は終了するが、長く押されたときは、トレーラ
部t3をおいてデータがt4の間送られる。t3は64
Tで、t4は109Tである。
【0020】次に、その電波はアンテナ6で受信され、
周波数変調復調回路を有する受信回路7で受信データに
変換される。また電波が入力された時の受信動作を図4
で説明する。
【0021】図4(h)の実線は比較回路8の+入力
で、直線成分を含む受信回路7の出力を抵抗R1とR2
で分割することによってその直流分を信号成分の振幅の
約1/3だけレベルシフトしたものであり、点線は比較
回路8の−入力で、受信回路7の出力を抵抗R3とコン
デンサーC1で平滑されたものである。ここでR3とC
1の時定数は10mSに設定されている。まず、図3の
t1区間の無信号部が入力されると、受信回路7の出力
は発振回路3の発振周波数のばらつきや受信回路7の受
信周波数のばらつきにより、無信号レベルと同じでなく
オフセットを発生する。
【0022】しかし、図4(1)区間の点線で示される
ように、t1区間の時間は51.2mSあり、時定数は
10mSなので、オフセット電圧をV0、10mS後の
電圧をV1とすると、V1/V0=EXP(−50*1
-3/10*10-3)=0.0067に収束し、ほとん
どオフセットは無視できるようになる。次に図4(2)
区間のヘッダが入力されると、ヘッダのH区間は7.2
mSなので、Hレベル電圧をVH、7.2mS後の電圧
をV2とすると、V2/VH=EXP(−7.2*10
-3/10*10-3)=0.49と約1/2だけレベルシ
フトする。
【0023】ここで、実線で示される信号は前に説明し
たように、下に約1/3だけレベルシフトしているの
で、ヘッダのH区間後の平滑された点線波形は、7.2
mS後にはデータ信号全体の約2/3のレベルになる。
その後は、信号のデューティーは、0データが1/2、
1データが1/4であり、認識コードとコマンドコード
の後ろには反転コードがあるので発生頻度は50%ずつ
であり、平均デューティーは1/3であるため、平均的
には全体の約2/3の位置を上下することになる。
【0024】次に、比較回路8の出力形式はオープンコ
レクターで、抵抗R4でプルアップされており、コンデ
ンサーC2がグランドに接続されており、比較回路9の
+入力(=比較回路8の出力)は、図4(i)の実線の
ように立ち上がりはR4とC2の時定数でゆっくりと、
立ち下がりは急峻な波形となる。比較回路9の−入力
は、電源電圧VCCが抵抗R5とR6で分割された図4
(i)の点線の波形になっている。ここで、図4(5)
区間に細いノイズが入った場合、図4(i)で示される
ように、実線波形は点線波形を越えないため、比較回路
9の出力波形である図4(j)のようにノイズ除去され
た波形になる。この図4(j)の波形が、論理装置10
に入力され、立ち上がりエッジ間の時間を測定すること
によって、0データと1データを判別し、デコードされ
る。ここで(i)及び(j)のハッチング部は不定領域
を示すものである。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、感度ばらつきの
多い信号検出回路を用いていないので受信感度が安定
で、かつホールド回路等が不要なため安価なリモコン装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるリモコン装置のブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施例におけるリモコン装置の送信
データの構造図である。
【図3】本発明の一実施例におけるリモコン装置の送信
データのタイミング図である。
【図4】本発明の一実施例におけるリモコン装置の受信
動作の波形図である。
【図5】従来のリモコン装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 論理装置 2 スイッチ 3 発振回路 4 周波数偏移回路 5 アンテナ 6 アンテナ 7 受信回路 8 比較回路 9 比較回路 10 論理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−284519(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル的に複数回のHレベルとLレベル
    を有する信号部と、その前に前記信号部の最長周期より
    も長い無信号部を有する送信データを発生する送信装置
    と、送信データを受けて受信データを発生する受信回路
    と、前記受信データを平滑する平滑回路と、前記受信デ
    ータと前記平滑回路のレベルを相対的にレベルシフトす
    るレベルシフト回路と、前記受信データと前記平滑回路
    の出力差と前記レベルシフト回路のレベルシフト値との
    大小を比較する比較回路と、前記比較回路の出力をデコ
    ードする論理装置を有することを特徴とするリモコン装
    置。
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