JP3146756U - 植物育成用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】土壌中の種又は球根の位置を保持することができる植物育成用容器を提供する。
【解決手段】植物育成用容器1は、種3又は球根と、肥料と、土壌4とを内在すると共に、生分解性であって、且つ、透水性で形成された容器2と、この容器2の底部には、穴がなく、種3又は球根の上は、土壌4により覆われているものであり、容器2の上端開口部を覆ってシールする蓋5と、最上位の土壌4の移動を阻止するために、蓋5と最上位の土壌4との間の空間の略全体に亘って設けられたスペーサー6とを備えているものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、植物育成用容器に係り、特に、土壌中の種又は球根の位置を保持することができる植物育成用容器に関する。
従来、生分解性で形成された容器に種、肥料、土壌等を内在したものがある(例えば、特許文献1参照)。
この容器は、移送時等にあって、容器内から土壌等が流出するのを防ぐために、上面開口部に蓋を設けている。
特開平10−127181号公報
ところが、容器の上面開口部と蓋との間に空間があるため、移送時の振動、容器の転倒等により、容器内の土壌が移動し、容器の包装前に設定した土壌中の種の位置までも移動してしまい、その結果、例えば、垂直方向の位置の変動により種の最適な深さの位置が変わったり、また、平面的な位置の変動により生育した植物の最適な位置が変更してしまうという問題点が生じた。
本考案は、上述した問題点を除去するようにした植物育成用容器を提供することを目的としている。
前記した目的を達成するための本考案の植物育成用容器は、種又は球根と、肥料と、土壌とを内在すると共に、生分解性であって、且つ、透水性で形成された容器と、この容器の底部には、穴がなく、前記種又は球根の上は、前記土壌により覆われているものであり、前記容器の上端開口部を覆ってシールする蓋と、最上位の前記土壌の移動を阻止するために、前記蓋と最上位の前記土壌との間の空間の略全体に亘って設けられたスペーサーとを備えているものである。
また、請求項2記載の植物育成用容器は、種又は球根と、肥料と、土壌とを内在すると共に、生分解性であって、且つ、透水性で形成された容器と、この容器の底部には、穴がなく、前記種又は球根の上は、前記土壌により覆われているものであり、前記容器の上方に開口する開口部を覆ってシールすると共に、最上位の前記土壌の表面の略全体に亘って当接する突出部を備えた蓋とを備えているものである。
また、請求項3記載の植物育成用容器は、底部に穴を有し、種又は球根と、肥料と、土壌とを内在すると共に、生分解性で形成された容器と、前記種又は球根の上は、前記土壌により覆われているものであり、前記容器の底部に設けられた穴を覆う蓋体と、前記容器の上端開口部を覆ってシールする蓋と、最上位の前記土壌の移動を阻止するために、前記蓋と最上位の前記土壌との間の空間の略全体に亘って設けられたスペーサーとを備えているものである。
また、請求項4記載の植物育成用容器は、底部に穴を有し、種又は球根と、肥料と、土壌とを内在すると共に、生分解性で形成された容器と、前記種又は球根の上は、前記土壌により覆われているものであり、前記容器の底部に設けられた穴を覆う蓋体と、前記容器の上方に開口する開口部を覆ってシールすると共に、最上位の前記土壌の表面の略全体に亘って当接する突出部を備えた蓋とを備えているものである。
請求項1記載の植物育成用容器によれば、容器は透水性で形成され、該容器の底部に穴を設けていないため、容器の上端開口部を蓋により覆うようにして、植物育成用容器の移送中、植物育成用容器内から土壌等が流出するのを防ぎ、
しかも、蓋と最上位の土壌との間の空間の略全体に亘って設けられたスペーサーにより、最上位の土壌の移動が阻止されるため、土壌中の種又は球根の移動をも防いで、土壌中の種又は球根の位置が保持され、土壌中の種又は球根の位置を変えなくても、容器の上端開口部を覆っている蓋をとって、そのまま、地植え、プランター等の他の容器へ移動することができ、手間がかからず作業性を向上させることができる。
また、請求項2記載の植物育成用容器によれば、容器は透水性で形成され、該容器の底部に穴を設けていないため、容器の上方に開口する開口部を蓋により覆うようにして、植物育成用容器の移送中、植物育成用容器内から土壌等が流出するのを防ぎ、
しかも、最上位の土壌の表面の略全体に亘って当接する蓋の突出部により、最上位の土壌の移動が阻止されるため、土壌中の種又は球根の移動をも防いで、土壌中の種又は球根の位置が保持され、土壌中の種又は球根の位置を変えなくても、容器の上方に開口する開口部を覆っている蓋をとって、そのまま、地植え、プランター等の他の容器へ移動することができ、手間がかからず作業性を向上させることができる。
また、請求項3記載の植物育成用容器によれば、容器の上方に開口する開口部は蓋で、容器の底部に設けられた穴は蓋体で、それぞれ覆うようにしているため、植物育成用容器の移送中、植物育成用容器内から土壌等が流出するのを防ぎ、
しかも、蓋と最上位の土壌との間の空間の略全体に亘って設けられたスペーサーにより、最上位の土壌の移動が阻止されるため、土壌中の種又は球根の位置が保持され、土壌中の種又は球根の移動をも防ぎ、土壌中の種又は球根の位置を変えなくても、容器の上端開口部を覆う蓋と容器の底部に設けられた穴を覆う蓋体とをそれぞれとって、そのまま、地植え、プランター等の他の容器へ移動することができ、手間がかからず作業性を向上させることができる。
また、請求項4記載の植物育成用容器によれば、容器の上方に開口する開口部は蓋で、容器の底部に設けられた穴は蓋体で、それぞれ覆うようにしているため、植物育成用容器の移送中、植物育成用容器内から土壌等が流出するのを防ぎ、
しかも、最上位の土壌の表面の略全体に亘って当接する蓋の突出部により、最上位の土壌の移動が阻止されるため、土壌中の種又は球根の位置が保持され、土壌中の種又は球根の移動をも防ぎ、土壌中の種又は球根の位置を変えなくても、容器の上方に開口する開口部を覆う蓋と容器の底部に設けられた穴を覆う蓋体とをそれぞれとって、そのまま、地植え、プランター等の他の容器へ移動することができ、手間がかからず作業性を向上させることができる。
本考案の一実施例の植物育成用容器を図面を参照して説明する。
図1及び図2において、1は植物育成用容器で、植物育成用容器1は、生分解性であって、且つ、透水性で形成された容器2と、この容器2に内在する種3(又は球根)と、肥料(図示せず)と、土壌4等を有している。
容器2が透水性で形成されているため、容器2の底部には、穴を必要としない。そして、種3(又は球根)の上には、土壌4により覆われている。例えば、種3の上に約1cm程度の土壌4がかけられている。
なお、上述した容器2は、例えば、油やしパルプ100%を原料として成形したもので、形状は、例えば、紙コップに類似したカップ型に成型されている。
また、5は、容器2の上端開口部2aを覆ってシールされる蓋で、シールは、例えば、超音波によるものであり、蓋5は、例えば、紙製である。蓋5と最上位の土壌4との間の空間の略全体に亘ってスペーサー6が設けられている。
このスペーサー6は、例えば、やし繊維で成形したもの、発泡スチロール、固めた紙等を挙げることができる。
従って、上述した植物育成用容器1によれば、容器2は透水性で形成され、容器2 の底部に穴を設けていないため、容器2の上端開口部2aを蓋5により覆うようにして、植物育成用容器1の移送中、植物育成用容器1内から土壌4等が流出するのを防ぐことができる。
また、蓋5と最上位の土壌4との間の空間の略全体に亘って設けられたスペーサー6により、最上位の土壌4の移動が阻止されるため、土壌4中の種3(又は球根)の移動をも防いでいるため、土壌4中の種3(又は球根)の位置が保持され、土壌4中の種3(又は球根)の位置を変えなくても、容器2の上端開口部2aを覆っている蓋5をとって、そのまま、図3及び図4に示すように、地植えをすることができ、また、図5及び図6に示すように、プランター等の他の容器2’へ移動することができ、手間がかからず作業性を向上させることができる。
なお、上述した実施例の容器2を、紙コップに類似したカップ型に成型したが、本願考案にあっては、これに限らず、例えば、図7に示すようような皿状のものにも同様に適用できるものである。図7に、上述した実施例(図1〜図6)と同一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
また、上述した実施例においては、底部には穴がない容器2としたが、本願考案にあっては、これに限らず、例えば、図8に示すように、生分解性で形成された容器2の底部に穴2bを設けたものにも適用することができる。
かかる場合、容器2の底部の穴2bは蓋体7で、容器2の上端開口部は蓋5により、それぞれ覆うようにし、植物育成用容器1の移送中、植物育成用容器1内から土壌等が流出するのを防ぐようにすることができる。
また、本実施例(図8)の容器2は、上述の実施例と同様、生分解性であって、且つ、透水性で形成されていても良いが、生分解性で形成される必要はあるが、必ずしも、透水性で形成されている必要はない。
なお、本実施例(図8)の容器2内には、図示しないが、上述した実施例(図1〜図6)と同様に、容器2内に、種又は球根と、肥料と、土壌とが内在され、蓋5と最上位の土壌との間の空間の略全体に亘ってスペーサーが設けられている。
また、上述した実施例(図1〜図8)においては、スペーサー6を設けるようにしたが、本願考案にあっては、これに限らず、スペーサー6を省略することもできる。
かかる場合、例えば、図9に示すように、蓋5は、容器2の上方に開口する開口部を覆ってシールすると共に、最上位の土壌4の表面の略全体に亘って当接する突出部5aを備えて、上述したスペーサー6を省略することができる。
図1は、本考案の一実施例の植物育成用容器の概略的断面図である。 図2は、図1の植物育成用容器を分解して示す概略的分解斜視図である。 図3は、図1の植物育成用容器の一使用形態を示すもので、地植えする前の状態の概略的断面図である。 図4は、図3の植物育成用容器を地植えした状態の概略的断面図である。 図5は、図3及び図4と異なる他の使用形態を示すもので、他の容器への移動前の状態の概略的断面図である。 図6は、図5の植物育成用容器を他の容器へ移動した状態の概略的断面図である。 図7は、図1の植物育成用容器と異なる他の実施例の植物育成用容器の概略的分解斜視図である。 図8は、図7の植物育成用容器と異なる他の実施例の植物育成用容器の概略的斜視図である。 図9は、図8の植物育成用容器と異なる他の実施例の植物育成用容器の概略的断面図である。
符号の説明
1 …植物育成用容器
2 …容器
2a …上端開口部
3 …種
4 …土壌
5 …蓋
6 …スペーサー

Claims (4)

  1. 種又は球根と、肥料と、土壌とを内在すると共に、生分解性であって、且つ、透水性で形成された容器と、
    この容器の底部には、穴がなく、前記種又は球根の上は、前記土壌により覆われているものであり、
    前記容器の上端開口部を覆ってシールする蓋と、
    最上位の前記土壌の移動を阻止するために、前記蓋と最上位の前記土壌との間の空間の略全体に亘って設けられたスペーサーとを
    備えていることを特徴とする植物育成用容器。
  2. 種又は球根と、肥料と、土壌とを内在すると共に、生分解性であって、且つ、透水性で形成された容器と、
    この容器の底部には、穴がなく、前記種又は球根の上は、前記土壌により覆われているものであり、
    前記容器の上方に開口する開口部を覆ってシールすると共に、最上位の前記土壌の表面の略全体に亘って当接する突出部を備えた蓋とを
    備えていることを特徴とする植物育成用容器。
  3. 底部に穴を有し、種又は球根と、肥料と、土壌とを内在すると共に、生分解性で形成された容器と、
    前記種又は球根の上は、前記土壌により覆われているものであり、
    前記容器の底部に設けられた穴を覆う蓋体と、
    前記容器の上端開口部を覆ってシールする蓋と、
    最上位の前記土壌の移動を阻止するために、前記蓋と最上位の前記土壌との間の空間の略全体に亘って設けられたスペーサーとを
    備えていることを特徴とする植物育成用容器。
  4. 底部に穴を有し、種又は球根と、肥料と、土壌とを内在すると共に、生分解性で形成された容器と、
    前記種又は球根の上は、前記土壌により覆われているものであり、
    前記容器の底部に設けられた穴を覆う蓋体と、
    前記容器の上方に開口する開口部を覆ってシールすると共に、最上位の前記土壌の表面の略全体に亘って当接する突出部を備えた蓋とを
    備えていることを特徴とする植物育成用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015139371A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 株式会社アイセロ 透水性樹脂からなる根鉢隔離用成形体

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