JP3146739U - 陳列棚等の支柱構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ワンタッチで固着することによって支柱のぐらつきを無くし、かつ、ワンタッチで分解できるようにした陳列棚等の支柱構造を提供する。
【解決手段】下方の固定部610は、基盤61がベース板に固着して構成され、この基盤は、有底短筒状の嵌合突起63を上向きに突設し、この嵌合突起の短筒底面ほぼ中央に細長い開口部64が穿設されるとともに、この開口部の両側に、夫々緩やかに傾斜する螺旋面Sが形成され、一方、前記上方の回動部620は、支柱1のほぼ下端内周部において径方向に天板65が橋絡して構成され、この天板のほぼ中央において逆T字状にロック棒67が立設されるとともに、このロック棒は棒状の掛止部671に脚部672が直立して構成され、前記固定部の嵌合突起を前記回動部における支柱のほぼ下端内周部に挿嵌するとともに、前記ロック棒の掛止部を前記短筒底面の開口部に挿通させ、かつ、前記支柱を軸周りに回動させることによって、前記掛止部が前記螺旋面に締付けられる。
【選択図】図4
【解決手段】下方の固定部610は、基盤61がベース板に固着して構成され、この基盤は、有底短筒状の嵌合突起63を上向きに突設し、この嵌合突起の短筒底面ほぼ中央に細長い開口部64が穿設されるとともに、この開口部の両側に、夫々緩やかに傾斜する螺旋面Sが形成され、一方、前記上方の回動部620は、支柱1のほぼ下端内周部において径方向に天板65が橋絡して構成され、この天板のほぼ中央において逆T字状にロック棒67が立設されるとともに、このロック棒は棒状の掛止部671に脚部672が直立して構成され、前記固定部の嵌合突起を前記回動部における支柱のほぼ下端内周部に挿嵌するとともに、前記ロック棒の掛止部を前記短筒底面の開口部に挿通させ、かつ、前記支柱を軸周りに回動させることによって、前記掛止部が前記螺旋面に締付けられる。
【選択図】図4
Description
本考案は、陳列棚等の支柱構造であって、支柱をワンタッチでベース板に立設し、かつ、支柱をワンタッチでベース板から取り外し可能な支柱構造に関する。詳しくは、支柱をベース板に瞬時に立設して陳列棚を組み立て、例えば特売場等を開店し、しかる後、期間が過ぎたら支柱を瞬時にベース板から取り外して支柱、ベース板、棚板に分解し、速やかに次の会場の準備をすることを可能にした陳列棚等の支柱構造に関する。
日本は土地が狭いこともあり、土地の広さや形状に合せて店舗が作られていく。そして、限られた広さの店舗にできだけ多くの商品を並べる。そのために、陳列棚を配置して立体的に商品を並べて単位面積当たりの商品陳列の効率を上げることになる。また、陳列も年中固定したものではなく、例えば季節ごと、月ごと、或いは週間ごとに特売場を開店する等店舗内のレイアウトが変わる。そのために、陳列棚の数が異なり、取り扱う商品アイテムも、陳列棚位置も必然的に変わらざるをえない。そこで、リースで陳列棚を配置して変化する陳列レイアウトに対応することになる。つまり、陳列棚は固定したものではなく、用が済んだら返却することになる。このような陳列棚には、組み立て或いは分解の容易性が求められる。しかも、組み立てが短時間でできることが求められる。そこで、従来は、陳列棚を立設するための一方のベース板にナットを溶接し、かつ、他方の支柱の先端にボルトを溶接して、ベース板に支柱を螺着する連結構造とする。そして、支柱の間に棚板を段積みして陳列棚を構成することが行われる。用済み後は、螺子を緩めてベース板と支柱に分解する。
一方、このような陳列棚には他に数々の工夫がなされ、その中で次のような支柱構造に関する考案が提案されている。この考案は、左右の支柱と、その対向面に横架される横連結材を、堅固に、かつ体裁よく固定しうるようにした陳列棚等における支柱と横連結材との結合構造に関するもので、支柱と横連結材との係合部に側方を向く突っ張り力を与えて互いに強く係合させることにより、それらを堅固に結合するとともに、ボルト等が外部に露呈して見栄えが損なわれるのを防止しうるようにした、陳列棚等における支柱と横連結材との結合構造 を提供することを目的としている(特許文献1)。
以上の通りであって、特許文献1に代表されるように、従来の陳列棚の支柱構造には、まとめると次のような問題点がある。
即ち、従来の支柱構造の問題点の第一は、陳列棚と支柱とを連結するにあたり、構造が複雑であり、支柱を取り外すことが簡単ではない。そのため、陳列棚がリース物件の場合、ベース板と支柱を分解して運搬し易くするという顧客のニーズに対応できない。或いは、特売場等で次のセールのための会場準備をする際に、陳列棚、支柱部とベース板を分解するのに時間がかかる。この他、陳列棚はベース板と支柱を溶接などにより固着して分解できないものもある。
第二に、支柱とベース板との連結構造がナットとボルトの螺着構造の場合、陳列棚と支柱部とを分解するに螺子を緩めるに時間がかかり撤去作業がスムーズに運ばない。また、何度も、ベースと支柱部とを分解を繰り返すうちに、螺子部の損傷あるいは摩耗によって螺子がゆるまず分解作業が容易でなく、組み立て或いは分解の際の即時性に欠けていた。
そこで、本考案の陳列棚等の支柱構造は、このような従来の抱える問題点を解決するためになされたもので、本考案は、ベース板に支柱を堅固に、しかもワンタッチで固着することによって支柱のぐらつきを無くし、かつ、支柱をベース板からワンタッチで分解できるようにした、陳列棚等の支柱構造を提供することを目的としている。
そこで、本考案者等は、支柱をベース板に瞬時に着脱自在に固定する手段としてピッチの粗い螺子締めの原理を応用することを着想し、この着想に基づき試作したところ、非常に使い勝手が良いという知見を得た。本考案の陳列棚はかかる知見を基に具現化したもので、請求項1の考案は、複数のベース板に支柱を対組に立設するとともに、これらの支柱間に棚板を多段に架設し、かつ、固定金具によって下方の固定部に上方の回動部が嵌設される陳列棚等の支柱構造であって、前記下方の固定部は、基盤がベース板に固着して構成され、この基盤は、有底短筒状の嵌合突起を上向きに突設し、この嵌合突起の短筒底面ほぼ中央に細長い開口部が穿設されるとともに、この開口部の両側に、夫々緩やかに傾斜する螺旋面が形成され、一方、前記上方の回動部は、前記支柱のほぼ下端内周部において径方向に天板が橋絡して構成され、この天板のほぼ中央において逆T字状にロック棒が立設されるとともに、このロック棒は棒状の掛止部に脚部が直立して構成され、前記固定部の嵌合突起を前記回動部における支柱のほぼ下端内周部に挿嵌するとともに、前記ロック棒の掛止部を前記短筒底面の開口部に挿通させ、かつ、前記支柱を軸周りに回動させることによって、前記掛止部が前記螺旋面に締付けられるとともに、前記固定部に前記回動部が堅固に掛合されることを特徴とする陳列棚等の支柱構造である。また、請求項2の考案は、請求項1の考案の上記特徴に加えて、前記支柱はスチール製の円筒管からなり、この円筒管の周方向に90度の等ピッチ角度で、かつ、軸方向に等間隔に、複数のスリットが穿設されることを特徴とする陳列棚等の支柱構造である。
本考案による陳列棚等の支柱構造によれば、以下に列挙した如き実用上の優れた効果を奏する。第一に、ベース板に支柱を取り付け固着し、又、取外すには、ベース板に固着された固定部の嵌合突起に、支柱の下端に設けた回動部の嵌合穴を嵌め込んだ後、支柱をその軸周りに正・逆回転させるだけで足りる。 そのために、着脱操作を簡単でしかもワンタッチ操作で行うことができる。第二に、 固定部と回動部とは、嵌合突起に形成した斜面による楔作用によって、連結が堅固となり、ロック棒が螺旋面に食い込むので支柱のぐら付きが無くなる。第三に、支柱には、軸方向に等間隔で、かつ、円周方向に等ピッチ角度に複数のスリットが穿孔されていので、陳列棚の棚板の段数及びピッチを自由に選択できる。また、棚板を一方向、表裏方向、或いは、前後左右の四方向に設けることができるので、商品の種類又は数量に応じて限られたスペースの中で商品の展示効率が高まる。
本考案の実施の形態を、添付図面に示した本考案の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
先ず、本考案の実施例1について、図1〜図6を参照しながら説明する。図1は、本考案の実施例に係る第一の陳列棚の斜視図である。図2は、図1におけるA−A矢視及びB−B矢視の断面図である。図3は、図1におけるC−C矢視の断面図である。図4は、支柱固着金具の斜視図である。図5は、第二の陳列棚の態様を示す斜視図である。そして、図6は、第三の陳列棚の態様を示す斜視図である。
本考案を適用して組立てられた商品の陳列棚を図1に示し、床にベース板2、2を載置し、これらに左右一対の支柱1、1を立設する。図中の下方左右のほぼ矢印6の位置に固定金具6(詳細は後述する)が夫々設けられ、支柱1は固定金具6によってベース板2に着脱自在に立設される。支柱1はスチール製の円筒管からなり、この円筒管の肉厚方向で、円周方向に等ピッチ角度に、かつ、軸方向に等ピッチ間隔に、スリット4が穿孔されている。左右の支柱1、1の間に所定高さ位置のスリット4を介して棚板3が架設され、必要に応じて棚板3は上下多段に設けられる。そして多段の棚板3の背面上下左右に亘って背板7が支柱1、1に取り付けられる。背板7は直立する支柱1、1を強度補強し、或いは商品が棚板3の背後へ落下するのを防止する。背板7は場合によっては設ける必要がない。棚板3がスリット4に掛止される状態及び固定金具6の構成についての詳細は後述する。
支柱1には軸方向に等間隔に、かつ、円周方向に等ピッチ角度に粗縦長矩形状のスリット4が穿設されている。これらの詳細を図2に示し、図(a)に軸方向に等間隔にスリット4を穿設した状態を、そして、図(b)に円周方向に90度の等角度ピッチにスリット4を穿設した状態を示す。棚板3には先端が鉤状に曲がるフック31、31を備え、これらのフック31、31を軸方向のスリット4、4に掛止し、この状態を図(a)に示している。このようにして、図1に示すように一方向に棚板3を多段に設けた陳列棚100が完成する。
次に、固定金具の断面を図3に示すように、固定金具6は下方の固定部610と上方の回動部620とから構成される。また、夫々の詳細を図4(a)、(b)に示し、上方の回動部620は支柱1の下端部に組み込まれる。固定部610は、図4(a)に示すように基盤61、その他短筒底面62、嵌合突起63、開口部64から構成される。一方、図4(b)の回動部620は、説明の都合上実際の方向とは上下逆の状態を示し、支柱1の下端部を構成部材として組み込んでおり、支柱1の内周部の嵌合穴66、その他天板65、ロック棒67から構成される。ここで、図3では固定部610の基盤61は螺子止めによってベース板2に固着された状態を示すが、固定部610の基盤61は溶接によってベース板2に固着されることでもよい。或いは、固定部610の基盤61とベース板2とを一体構造にすることでも構わない。例えばプレス加工によって凸状の嵌合突起63を備える基盤61をベース板2の面に成形することでもよい。
図4(a)の固定部610は、スチール製で方形の基盤61とその中央部において本図の裏側へ有底短筒状の嵌合突起63が突設し、基盤61の周縁部に複数箇所に螺孔を設けている。本図の裏側へ凸状の嵌合突起63が突設し、この嵌合突起63の裏面に当たる手前側凹状の短筒底面62において、即ち、嵌合突起63の内側底面において径方向に伸びる所定の長さと幅を有する細長い開口部64が穿設されている。そして、短筒底面62には、開口部64の両側に夫々短筒の内周方向に緩やかに傾斜する螺旋面Sが形成されている。即ち、上半円面の部位では方向T1の向きに緩やかに下がって傾斜し、下半円面では対角側の方向T2の向きに緩やかに下がって傾斜し全体として短筒底面62の面には螺旋面Sが形成される。
一方、図4(b)の回動部620は、説明上実際の方向とは上下逆さまの状態を示す。回動部620は長尺のスチール製の円筒管からなる支柱1のほぼ下端部分を、その構成部材の一部に組込んでいる。即ち、支柱1のほぼ下端内周部は、固定部610の凸状の嵌合突起63を嵌合させる嵌合穴66となる。天板65は、支柱1の下端部から所定寸法だけ離れた内周部において、直径方向に橋絡状に溶接されており、天板65はこの嵌合穴66の天井となる。天板65の中央には、固定部610と回動部620とを堅固に掛止させるためのロック棒67を突設している。
固定部610に回動部620を固定する状態を図3に示し、その詳細を説明する。固定部610のロック棒67は、細長い棒状の掛止部671と短い脚部672の二本の金属棒をT字形に溶接して固着した形態を備えており、脚部672側を図のように逆T字形に天板65に溶接している。逆T字の横棒の掛止部671は螺旋面Sに掛止されてロックされ、回動部620は固定部610に固着される。脚部672の高さ寸法は、掛止部671を開口部64に挿通させた状態で、掛止部671の上面が辛うじて螺旋面Sの溝側面と干渉しないように、この螺旋面S上に突出させ得る寸法に設定している。
ここで、陳列棚100の製品仕様の例を示す。支柱1はスチール製の円筒管で、外径50.8mm、肉厚1.9mmで、支柱の高さは1350〜1600mm、或いは1800〜2100mmである。外周表面はクロムメッキによる鏡面仕上げ、或いは黒色粉体塗装を施したものである。この支柱1のスリット4の孔の大きさは長さが30mmで幅3〜4mmであり、支柱1の軸方向に25〜40mmのピッチで穿孔される。スリット4の円周方向は90度ピッチであり、これらのスリット4を使用して、後述する図5或いは図6の多様な陳列棚のラインアップが可能である。ベース板2は厚さ4.5mmのスチール製板で、直径400mm、450mm或いは500mmの大きさである。ベース板2は表面が鏡面にならないように、ショットブラストを施して梨地模様とし、或いはヘアーライン模様とする。また、棚板3はスチール製の他、メラミン化粧板を使用することができる。
次に他の形態の陳列棚を図5に示し、この例は左右一対の支柱1、1の表裏両側に棚板を設けたものである。図2(b)の支柱の断面に示したように、円周方向に90度の等角度ピッチで設けられたスリットの中、180度方向の対向するスリット4、4を使用したものである。図2(a)に示す要領で棚板3のフック31、31を掛止し、表裏両側に棚板を設けることができる。また、支柱1、1の間に横木5を架設して、倒れ防止等陳列棚の安定性を図ることもできる。
更に、四方向に棚板を設けた形態の陳列棚を図6に示し、この例は前後左右2対の支柱1、1及び支柱1、1の前後左右に棚板を設けたものである。図2(b)に示す円周方向90度等ピッチ角度に穿孔したスリット4、4、4、4を使用して前後左右に棚板を設けることができる。
以上のように構成され、次に各部位の作用について説明する。
先ず、固定金具の作用について説明する。ベース板2に支柱1を立てるために、図3に示すように支柱1のほぼ下端の嵌合孔66を、ベース板2に固着した固定部610の嵌合突起63に嵌め込む。同時にロック棒67の掛止部671を細長の開口部64に挿通させ、螺旋面Sの下側に突出させる。そして、回動部620側の支柱1を回動させると、細長い掛止部671の回動に伴って、掛止部671の上面は、ボルトとナットの螺山の斜面の様に作用する螺旋面Sを次第に締め付けることになる。この結果、支柱1の下端部に一体に設けた回動部620は、ベース板2に固着した固定部610に堅固に掛合され、支柱1をベース板2に取付ける作業は、殆どワンタッチに近い操作で完了する。このように、螺子の締め付け原理でベース板に支柱を固着できる。しかも支柱1に螺子の半ピッチ以下の回動を加えるだけで瞬時に締め付け、かつ、緩めることができる。この場合、ロック棒67は雄螺子の作用をし、傾斜面Sが雌螺子の作用をする。ロック棒67及び傾斜面Sはスチール製なので、螺子山が損傷することなく堅固に掛合して支柱がぐらつくようなことがない。固定金具6を使って陳列棚100を容易にしかも瞬時に組み立てることができる。
例えば特売期間が過ぎて用済みになった陳列棚を、コンパクトにして保管したい場合には、支柱を取り付ける時とは逆向きに廻せば、支柱を極めて簡単、迅速にベース板から外すことが出来る。また、支柱の回動操作を軽い力で行うためには、支柱の下端近くに小孔(図示なし)を設けて置き、この小孔に挿し込んだドライバーや梃となる棒等を廻すとよい。このように、本考案による固定金具を備えた陳列棚によれば、特売場等を開店し、しかる後、期間が過ぎたら支柱を瞬時にベース板から取り外して支柱、ベース板、棚板へと速やかに分解し、次の会場の準備をすることを可能にする。
次に、棚板の掛架方向について説明する。支柱1には軸方向に等間隔で、かつ、円周方向に等ピッチ角度でほぼ縦長矩形状のスリット4が穿孔されている。これらのスリット4を使用することによって多様な陳列棚をラインアップすることができる。即ち、図1で示したように棚板を手前側のみに、高さ方向の間隔を自由に選択して多段に設けることができる。或いは、図5に示すように、対向する円周方向180度のスリット4、4を使用して支柱の表裏の二方向に棚板を設けることができる。また、図6で示すように、円周方向90度ピッチの4箇所のスリット4、4、4、4を使用して前後左右の四方向に棚板を設けることができる。このように、支柱1の外周面に円周方向90度ピッチのスリットを穿孔しておくことによって手前側のみ、表裏の二方向、或いは前後左右方向の四方向に棚板を掛架し、三種類の陳列棚を企画することができる。売場の限られたスペースに、商品の種類、数量に応じて三種類の陳列棚を有効に活用できる。
なお、本考案の固定金具の使途は、陳列棚、ディススプレイ等に限るものではなく、固定金具を机の天板に固着し脚部を脱着する機能として使用することでもよい。机のように天板の上で作業する作業台、或いは天板の上で食事するテーブル等に用いても勿論よい。
100、200、300 陳列棚
1 支柱
2 ベース板
3 棚板
31 フック
4 スリット
5 横木
610 固定部
620 回動部
6 固定金具
61 基盤
62 短筒底面
63 嵌合突起
64 開口部
65 天板
66 嵌合穴
67 ロック棒、671 掛止部、672 脚部
7 背板
S 螺旋面
T1、T2 方向
1 支柱
2 ベース板
3 棚板
31 フック
4 スリット
5 横木
610 固定部
620 回動部
6 固定金具
61 基盤
62 短筒底面
63 嵌合突起
64 開口部
65 天板
66 嵌合穴
67 ロック棒、671 掛止部、672 脚部
7 背板
S 螺旋面
T1、T2 方向
Claims (2)
- 複数のベース板に支柱を対組に立設するとともに、
これらの支柱間に棚板を多段に架設し、
かつ、固定金具によって下方の固定部に上方の回動部が嵌設される陳列棚等の支柱構造であって、
前記下方の固定部は、基盤がベース板に固着して構成され、
この基盤は、有底短筒状の嵌合突起を上向きに突設し、
この嵌合突起の短筒底面ほぼ中央に細長い開口部が穿設されるとともに、
この開口部の両側に、夫々緩やかに傾斜する螺旋面が形成され、
一方、前記上方の回動部は、前記支柱のほぼ下端内周部において径方向に天板が橋絡して構成され、
この天板のほぼ中央において逆T字状にロック棒が立設されるとともに、
このロック棒は棒状の掛止部に脚部が直立して構成され、
前記固定部の嵌合突起を前記回動部における支柱のほぼ下端内周部に挿嵌するとともに、
前記ロック棒の掛止部を前記短筒底面の開口部に挿通させ、
かつ、前記支柱を軸周りに回動させることによって、
前記掛止部が前記螺旋面に締付けられるとともに、
前記固定部に前記回動部が堅固に掛合されることを特徴とする陳列棚等の支柱構造。 - 前記支柱はスチール製の円筒管からなり、
この円筒管の周方向に90度の等ピッチ角度で、かつ、軸方向に等間隔に、
複数のスリットが穿設されることを特徴とする請求項1記載の陳列棚等の支柱構造。
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JP2008006548U JP3146739U (ja) | 2008-09-17 | 2008-09-17 | 陳列棚等の支柱構造 |
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