JP3146739B2 - 自動車燃料配管用ホース - Google Patents

自動車燃料配管用ホース

Info

Publication number
JP3146739B2
JP3146739B2 JP07401893A JP7401893A JP3146739B2 JP 3146739 B2 JP3146739 B2 JP 3146739B2 JP 07401893 A JP07401893 A JP 07401893A JP 7401893 A JP7401893 A JP 7401893A JP 3146739 B2 JP3146739 B2 JP 3146739B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
layer
inner layer
polyamide resin
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07401893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06286036A (ja
Inventor
昭彦 高橋
一史 可須水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP07401893A priority Critical patent/JP3146739B2/ja
Publication of JPH06286036A publication Critical patent/JPH06286036A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3146739B2 publication Critical patent/JP3146739B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガソリン等の燃料配
管用、特に高燃圧化に対応した超高圧フューエルホース
等の自動車燃料配管用ホースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の燃料効率を上昇させるた
めに、ガソリンタンクから超高圧でガソリンを送り、ノ
ズルからガソリンを微粒子化して噴霧させることが行わ
れている。このようにガソリンを微粒子化すると完全燃
焼するため、少量のガソリンでも効率よく燃焼され、燃
費の向上が図られる。この超高圧によるガソリンの微粒
子化の際には、通常、100〜200kg/cm2 程度
の圧力がかかる。そして、ガソリンタンクからガソリン
を供給する際に用いられるフューエルホースとしては、
当然、超高圧に耐えうるものでなければならず、例えば
航空機用の超高圧燃料ホースが用いられている。上記超
高圧燃料ホースは、通常、厚み0.8〜1.0mmのフ
ッ素樹脂製管状物の外周に金属ワイヤーでブレード編み
された金属補強層が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成からなる航空機用の超高圧燃料ホースを、そのまま自
動車燃料配管用ホースとして使用すると、エンジンの振
動が吸収されず、上記ホースを介して車体にまでその振
動が伝達され乗り心地が不快なものとなる。また、上記
内層の形成材料に用いられるフッ素樹脂は、耐ガソリン
透過性に優れてはいるが、コストが高く、曲げ剛性が高
い。このため、使用するフッ素樹脂量を抑えてフッ素樹
脂製内層を薄肉にすると、上記構成では製造時にホース
が潰れたり、またエンジンルーム内に設置する際にホー
ス自体が折れるという耐キンク性に問題が生じる。しか
も、耐圧性にも劣るという問題を有している。
【0004】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、高い耐圧性を有し耐ガソリン透過性,振動吸
収性および耐キンク性に優れ、しかも適度な曲げ剛性を
有した低コストの自動車燃料配管用ホースの提供をその
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の自動車燃料配管用ホースは、内層と、上
記内層の外周に形成された中間層と、上記中間層の外周
に形成された外層とを備えた自動車燃料配管用ホースで
あって、上記内層がフッ素樹脂によって形成され、上記
中間層がポリアミド樹脂エラストマーによって形成さ
れ、上記外層が金属ワイヤーのブレード編みによって形
成され、かつ内層の厚みが0.05〜0.5mmに設定
され、内層の厚みを基準とし、内層の厚みを1として上
記中間層の厚みが1〜10に設定されているという構成
をとる。
【0006】
【作用】すなわち、本発明者らは、所期の目的を達成す
るため一連の研究を重ねた。その結果、薄肉のフッ素樹
脂製内層の外周に、所定の厚みのポリアミド樹脂エラス
トマーからなる中間層を形成し、さらに上記中間層の外
周に特定の曲げ剛性を有する金属ワイヤーのブレード編
みによる外層を形成すると、高耐圧性であって振動吸収
性に富み、しかも適度な曲げ剛性を有し耐キンク性に富
んだ低コストのホースが得られることを見出しこの発明
に到達した。
【0007】つぎに、この発明について詳しく説明す
る。
【0008】この発明の自動車燃料配管用ホースは、フ
ッ素樹脂からなる内層と、上記内層の外周に形成された
ポリアミド樹脂エラストマーからなる中間層と、上記中
間層の外周に形成された金属ワイヤーのブレード編みか
らなる外層により構成される。
【0009】上記内層の形成材料としては、フッ素樹脂
が用いられる。上記フッ素樹脂としては、特に限定され
るものではなく従来公知のものが用いられる。具体的に
は、ポリビニリデンフルオライド(PVDF),ポリク
ロロトリフルオロエチレン(CTFE),エチレン−ク
ロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE),エ
チレン−テトラフルオロエチレン共重合体,ヘキサフル
オロプロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体(F
EP),フッ化アルコキシエチレン樹脂(PFA),ポ
リテトラフルオロエチレン(PTFE),エチレン−テ
トラフルオロエチレン共重合体(ETFE)等があげら
れる。また、これら成分にカーボン等を配合して導電性
を付与することも可能である。
【0010】上記中間層の形成材料としては、ポリアミ
ド樹脂エラストマーが用いられる。このポリアミド樹脂
エラストマーを用いることにより柔軟性が付与される。
しかも、上記ポリアミド樹脂エラストマーは、導電機能
を有しているため、帯電防止が図れる。上記ポリアミド
樹脂エラストマーは、ポリアミド樹脂とゴム成分とを主
成分とするものである。上記ポリアミド樹脂としては、
ナイロン6,ナイロン11,ナイロン12等があげられ
る。また、上記ゴム成分としては、エチレン−プロピレ
ン−ジエンゴム(EPDM),水素添加アクリロニトリ
ル−ブタジエンゴム(以下「水添NBR」と称す)等が
あげられる。これらは単独でもしくは併せて用いられ
る。上記水添NBRは、アクリロニトリル−ブタジエン
ゴムの分子中の二重結合部分に水素原子が付加されたも
のであって、この水添NBRを用いることにより上記ポ
リアミド樹脂の柔軟性を向上させることができる。この
水添NBRとしては、一般的に使用されているものを用
いることができるが、通常、結合アクリロニトリル量が
25〜55重量%(以下「%」と略す)程度のものであ
って、また二重結合部分の90%以上が水素添加されて
いるものを用いるのが好ましい。そして、上記ポリアミ
ド樹脂(X)とゴム成分(Y)の配合割合は、重量比
で、X/Y=30/70〜90/10の割合に設定する
ことが好ましい。すなわち、ポリアミド樹脂の配合割合
が30未満(ゴム成分が70を超える)では、ホース全
体の特性バランスに劣る傾向がみられ、ポリアミド樹脂
の配合割合が90を超える(ゴム成分が10未満)と、
柔軟性および耐キンク性が低減する傾向がみられるから
である。
【0011】なお、上記ポリアミド樹脂エラストマーに
おいて、ポリアミド樹脂と上記EPDMおよび水添NB
Rのゴム成分の相溶性が悪い場合には、上記EPDMお
よび水添NBRとして、10%を超えない割合でマレイ
ン酸が付加されたもの(マレイン酸変性されたもの)を
用いることにより、両者の相溶性を効果的に向上させる
ことができる。このように、10%以下の割合でマレイ
ン酸が付加されたゴム材料を用いることが好ましく、E
PDMおよび水添NBRに含有されるマレイン酸が10
%を超えると押出成形時にゲルが発生してしまい、成形
できなくなる場合が生じ好ましくない。
【0012】さらに、上記ポリアミド樹脂およびゴム成
分以外に、上記ゴム成分を加硫させるために、加硫剤を
配合することもできる。上記加硫剤としては、イオウ,
過酸化物,フェノール樹脂,キノイド,ポリアミン等が
あげられる。また、可塑剤を配合することもできる。上
記可塑剤としては、ベンゼンスルホン酸アミド等があげ
られる。そして、上記加硫剤を配合する場合、その配合
割合は、ゴム成分100重量部(以下「部」と略す)に
対して0〜5部の割合に設定することが好ましい。ま
た、上記可塑剤の配合割合は、ポリアミド樹脂中0〜2
0%の割合に設定することが好ましい。すなわち、可塑
剤の含有量が20%を超えると、管内を流れるガソリン
により可塑剤が抽出され、この抽出物が配管系中のイン
ジェクター等を詰まらせる傾向がみられるからである。
【0013】また、上記加硫剤,可塑剤以外に、必要に
応じて老化防止剤,加硫促進剤,加工助剤等の各種添加
剤を適宜に配合することができる。
【0014】上記外層は、金属ワイヤーをブレード編み
することにより形成される。上記金属ワイヤーとして
は、特に限定するものではなく従来公知のものが用いら
れる。
【0015】この発明の自動車燃料配管用ホースは、例
えばつぎのようにして製造される。すなわち、まずフッ
素樹脂およびポリアミド系樹脂エラストマーを用いて同
時に押出成形して二層構造のホースを作製する。つい
で、上記ポリアミド系樹脂エラストマーからなる中間層
の外周に金属ワイヤーをブレード編みして外層を形成す
る。このようにして三層構造の自動車燃料配管用ホース
が製造される。
【0016】上記自動車燃料配管用ホースを図1および
図2に示す。これらの図において、1はフッ素樹脂から
なる内層であって、2はポリアミド系樹脂エラストマー
からなる中間層であって、3は金属ワイヤーのブレード
編みからなる外層である。そして、この自動車燃料配管
用ホースでは、内層1の厚みを0.05〜0.5mmの
範囲内に設定する必要がある。さらに、内層1の厚みを
基準とし、上記中間層2の厚みを内層1の厚みを1とし
て1〜10の範囲内に設定する必要がある。このように
内層1および中間層2の厚みを設定することで、内層1
の薄肉化による低コストが実現し、中間層2により振動
吸収性,耐キンク性が向上し、内層1の薄肉化による耐
圧性の低下を防止することができる。具体的には、各層
の厚みは、内層1が厚み0.05〜0.5mmの範囲
内、中間層2が厚み0.5〜1.0mmの範囲内、そし
て外層3が厚み0.5〜1.0mmの範囲内に設定する
ことが好ましい。特に好ましくは、内層1は0.1m
m、中間層2は0.9mm、外層3は0.7mmであ
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明の自動車燃料配
管用ホースは、所定の厚みに設定されたフッ素樹脂から
なる内層の外周に、上記内層を基準に厚みの設定された
ポリアミド樹脂エラストマーからなる中間層が形成さ
れ、さらに上記中間層の外周に特定の曲げ剛性を有する
金属ワイヤーをブレード編みしてなる外層が形成された
三層構造を有するものである。このため、内層の形成材
料であるフッ素樹脂に起因する優れた耐ガソリン透過性
はもちろん、内層が薄肉に形成され低コスト化が実現さ
れる。しかも、上記ポリアミド樹脂エラストマーからな
る中間層を設けることにより、フッ素樹脂の薄肉化によ
る耐キンク性の低下,耐圧性の低下を防止することがで
きる。さらに、上記中間層を設けるために、エンジン等
から発生する振動を効果的に吸収することができる。ま
た、上記ポリアミド樹脂エラストマーが、低温特性に優
れているため、寒冷地等の低温雰囲気下での使用におけ
るひび割れ等の発生を防止することができる。そして、
上記外層が特定の曲げ剛性を有するため、ホース全体が
適度な剛性を有するようになる。したがって、この自動
車燃料配管用ホースは、耐圧性に優れており、超高圧用
フューエルホースとして最適であり、従来の航空機用の
燃料ホースに代わって用いることができる。しかも、低
コストであり、かつこのホースを用いることでエンジン
等の振動が吸収されて快適な乗り心地が実現する。
【0018】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
【0019】まず、実施例に先立ってポリアミド樹脂エ
ラストマーを作製した。 〔ポリアミド樹脂エラストマーの作製〕下記の表1に示
すポリアミド樹脂(PA),水添NBRおよびEPD
M、さらに各種添加剤を用い、同表に示す割合で配合し
て加熱溶融しポリアミド樹脂エラストマーを作製した。
なお、下記の表1中において、PA6はナイロン6、P
A11はナイロン11である。
【0020】
【表1】
【0021】
【実施例1〜7、比較例1〜2】下記の表2〜表4に示
す各原料を用いて押出成形機により内層および中間層を
同時に押出成形した。ついで、中間層の外周に金属ワイ
ヤーのブレード編みによる外層を形成した。このように
して内径6mmの三層構造の自動車燃料配管用ホースを
得た。なお、内層および中間層の厚みは下記の表2〜表
4に併せて示した。
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】
【表4】
【0025】
【従来例】厚み1.0mmのフッ素樹脂製内管の外周
に、金属ワイヤーのブレード編みによる補強層が形成さ
れた自動車燃料配管用ホースを作製した。
【0026】このようにして得られた各自動車燃料配管
用ホースについて、振動吸収性,耐ガソリン透過性,曲
げ剛性,耐キンク性,柔軟性および耐圧性を測定し評価
した。その結果を下記の表5および表6に示す。なお、
上記各特性の測定は下記の方法に従って行った。
【0027】〔振動吸収性〕図3に示すように、加速度
ピックアップ20,マス21,ゴム22からなる受側治
具23の加速度ピックアップ20に試料24の一端を取
り付け、試料24の他端に振幅起動装置(図示せず)か
ら延びる取付具25を取り付ける。そして、試料24の
他端側(振幅起動装置25)を一定振幅(矢印方向)で
加振(正弦波)させる。このとき、試料24の一端の受
側治具23で振動加速度を測定し伝達力を測定する。こ
の振動加速度の値により振動吸収性を評価した。ただ
し、試料24であるホースは直線状のホースを用い、横
方向加振とする。
【0028】〔耐ガソリン透過性〕図4に示すように、
規定長さ(自由長500mm)に切断した試料(ホー
ス)10を、燃料タンク12の2個所のパイプ13,1
4に嵌め込みクランプ15で固定した。ついで、上記燃
料タンク12内に、タンク容量の85%まで試料用燃料
(規定ガソリン)11を充填し、試料10内全面に燃料
11が接触している状態にして40℃の恒温槽中に16
8時間放置した。ついで、放置した後、上記試料10を
燃料タンク12から取り外し、図5に示す燃料タンク1
6の上面に形成された2個所のパイプ17,18に試料
10の両端部を嵌め込みクランプ15で固定した。つい
で、燃料タンク16内に、新品の規定ガソリン11を約
100cc充填し、試料10内をガソリンベーパー状に
した。そして、この状態で40℃の恒温槽中に24時間
毎,3日間全体の重量を測定した。そして、下記の式に
よりガソリン透過量を算出した。
【0029】Θ=〔Wn−W(n−1)〕/S 〔上記式において、Θは一日毎の透過量(g/m2 /d
ay)、Sは試料500mmの外表面の面積(m2 )、
Wnはn日後の試料セット状態の質量(g)であり、n
は0〜3の整数である。〕
【0030】〔曲げ剛性〕長さ150mmの試料(ホー
ス)を準備し、プラスチックの曲げ試験方法における3
点曲げ試験方法に基づいて測定した。すなわち、図6に
示すように、2個支持台30にホース31を架け渡しホ
ース31の中心部から加圧くさび32を30mm/mi
nの速度で下降させ、このときの変位と加重の関係を測
定した。
【0031】〔耐キンク性〕図7に示すように、長さ1
mの試料(ホース)19を用いて輪を作ってその交叉部
を手で持って、矢印の方向に試料19を引っ張り1分間
保持した。保持した後、R部の試料19の外径D1 (m
m)を測定し、保持率を求めた。ついで、さらに輪の径
を小さくしていきキンクしたR部の輪の径を求めた。な
お、上記保持率は、下記の式により算出した。
【0032】保持率(%)=(D1 /D)×100 〔上記式において、Dは初期の試料(ホース)の外径
(mm)である。ただし、D1 およびDとも試料(ホー
ス)外径の短径である。〕
【0033】〔耐圧性〕長さ300mmのホースを破裂
試験機に取り付け、試料(ホース)の中に加圧液(水ま
たはオイル)を充満させた。ついで、毎分70kgf/
cm2 の昇圧速度で加圧し破裂するときの圧力を測定し
た。
【0034】
【表5】
【0035】
【表6】
【0036】上記表5および表6の結果から、比較例品
は柔軟性もしくは振動吸収性,耐ガソリン透過性,耐キ
ンク性,柔軟性,耐圧性のいずれかの測定結果が悪い。
また、従来例は振動吸収性に劣っていることがわかる。
これに対して、実施例品は振動吸収性,耐ガソリン透過
性,曲げ剛性,耐キンク性,柔軟性および耐圧性の全て
に対して優れた評価結果が得られた。
【図面の詳細な説明】
【図1】この発明の自動車燃料配管用ホースの一実施例
の構成を示す切り欠き図である。
【図2】上記ホースの縦断面図である。
【図3】自動車燃料配管用ホースの振動吸収性の測定方
法を示す説明図である。
【図4】自動車燃料配管用ホースの耐ガソリン透過性の
測定評価方法を示す説明図である。
【図5】自動車燃料配管用ホースの耐ガソリン透過性の
測定評価方法を示す説明図である。
【図6】自動車燃料配管用ホースの曲げ剛性の測定評価
方法を示す説明図である。
【図7】自動車燃料配管用ホースの耐キンク性の測定評
価方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 内層 2 中間層 3 外層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 F16L 9/00 - 11/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内層と、上記内層の外周に形成された中
    間層と、上記中間層の外周に形成された外層とを備えた
    自動車燃料配管用ホースであって、上記内層がフッ素樹
    脂によって形成され、上記中間層がポリアミド樹脂エラ
    ストマーによって形成され、上記外層が金属ワイヤーの
    ブレード編みによって形成され、かつ内層の厚みが0.
    05〜0.5mmに設定され、内層の厚みを基準とし、
    内層の厚みを1として上記中間層の厚みが1〜10に設
    定されていることを特徴とする自動車燃料配管用ホー
    ス。
JP07401893A 1993-03-31 1993-03-31 自動車燃料配管用ホース Expired - Fee Related JP3146739B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07401893A JP3146739B2 (ja) 1993-03-31 1993-03-31 自動車燃料配管用ホース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07401893A JP3146739B2 (ja) 1993-03-31 1993-03-31 自動車燃料配管用ホース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06286036A JPH06286036A (ja) 1994-10-11
JP3146739B2 true JP3146739B2 (ja) 2001-03-19

Family

ID=13534957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07401893A Expired - Fee Related JP3146739B2 (ja) 1993-03-31 1993-03-31 自動車燃料配管用ホース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3146739B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1010655A3 (fr) * 1996-09-30 1998-11-03 Ucb Sa Compositions de polyamides plastifies.
WO2009119747A1 (ja) * 2008-03-27 2009-10-01 ダイキン工業株式会社 バイオディーゼル燃料用成形体
JP5671782B2 (ja) * 2009-03-13 2015-02-18 株式会社ブリヂストン 燃料輸送用ゴムホース
HU230824B1 (hu) * 2015-10-21 2018-07-30 Contitech Rubber Industrial Kft. Vegyszer- és gázálló nagynyomású, nagy átmérőjű, kötött szerkezetű gumi flexibilis vezeték, és eljárás annak előállítására

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06286036A (ja) 1994-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4984604A (en) Rubber hose
US5941286A (en) Composite fuel and vapor barrier tube and process for making same
KR960006172B1 (ko) 호스
EP1974902B1 (en) Heat-resistant rubber hose for diesel engine
JPH0697076B2 (ja) 低透過性ホ−ス
JP2004262244A (ja) 中空体形状の熱可塑性多層複合体
JPH0455590B2 (ja)
JP2007292303A (ja) 燃料輸送ホース
EP0716632B1 (en) Composite fuel and vapor barrier tube and process for making same
JP3809069B2 (ja) バキュームホース
JP3146739B2 (ja) 自動車燃料配管用ホース
JP3419160B2 (ja) 燃料ホースおよびそれに用いる樹脂組成物
JP2002103412A (ja) 積層ゴムホースの製造方法及び積層ゴムホース
JP2004285905A (ja) 自動車用燃料ホース
JP2009006575A (ja) 多層ホース
EP1156251A2 (en) Fuel transporting hose
JP5604807B2 (ja) 燃料ホース
JP3166390B2 (ja) 自動車燃料配管用ホース
JP3166382B2 (ja) 自動車燃料配管用ホース
JPH08104806A (ja) 燃料ホースおよびそれに用いる樹脂組成物
JP2007270877A (ja) コネクター一体型燃料用ホースおよびその製法
WO2017207306A1 (en) Light weight, high performance tubed fuel line
JP3139198B2 (ja) 自動車燃料配管用ホース
JPH08103986A (ja) 燃料ホース
JPH06286060A (ja) 自動車燃料配管用ホース

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees